
総合評価
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powered by ブクログいつも通り続きが気になって仕方がない面白い作品なんだけど、上下巻に分かれたことによって、上巻ではあまり話が進まなかったように思える。 その分下巻への期待は募るのだけれど、ページ数的に1冊で出版してくれても良かったのでは感。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ刑事ワシントン・ポーシリーズ第5弾。 手口の見えない連続殺人事件と、殺人容疑で逮捕された友人―二つの難事件に翻弄されるポー。追い詰められていく姿から張りつめた緊張感が伝わってくる。下巻も楽しみ。
28投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ今作のポーはとても厄介な2つの事件を同時に追うこととなる。 1つ目の事件はポーが絶対の信頼を寄せる病理学者のエステル・ドイルが父親殺害の容疑で逮捕されてしまった事件。 そして2つ目の事件はボタニストと名乗る犯人が行っている連続毒殺事件。 どちらの事件もどうしても解決出来ない謎がありポーたちは頭を抱えている。 エステルのために奮闘するポーを応援したくなるし、この2つの事件が交わってくることはあるのか、どう解決に導くのかすごく気になる。 下巻も楽しみます(∩ˊ꒳ˋ∩)・*
11投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズで一番面白い! ここが好き ・とにかくポー、ティリーの会話が楽しいし嬉しい ・無駄のない描写、読みやすい ・エステルとくっついたの最高 ここは残念 ・いつもの“残り数ページで明かされる真実”は前作の方が好き 文庫の酒井さんの解説で今作は「M.Wクレイヴンの一つの到達点」って書いてあったけど、まじでそう思う。シリーズも5作目なのに、ここにきてなんでこんな面白い作品出せるん。 エステルを2作目から登場させてたのも巧い。これで最初からエステルとポーの関係値も把握できてたし、エステルがポーに助けを求める理由も察することができる。だからより没入感を深めることができた。 本当に日本ではあまり知られていないシリーズなのが勿体無い。推理小説好きだけじゃなくて、小説好きにも薦めたい!!!
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ生放送中に対談相手が死亡、毒殺。精密な植物画と詩の脅迫状が届いていたことから別のターゲットが見つかるが、保護下で毒殺される。対象は社会的な悪人、次のターゲットはネット投票。刑事ポーの操作仲間が父親殺害の容疑で逮捕される事件と同時進行。 操作能力の高いポーのチームとユニークなメンバーたち。不可思議連続殺人、密室の謎。その中から、キーとなる人物の過去や関係性などすこしずつ全貌が見えてきて、双方の事件もつながり、解決、そしてその余韻、たしかにうまいです。
0投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
手に取れた順で、ストーンサークルの殺人の次にこちらを読んでる。一作目よりさらに会話の新鮮さや空気感が読んでいてそのまま届く感じで(説明感、読みにくい重さがないというか)とても面白い。 二つの事件が並行して捜査されるので、行き来するポーも大変。読んでいても複雑だけど、混乱はない。 ティリーの台詞訳がキャラにぴったり。 このシリーズ表紙のセンスも好き。
0投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログ※オーディブルにて聴了 (ナレーターの藤井剛さんが良いのでこの先もシリーズが出るたびに彼にナレーターをし続けていただきたい。) 先延ばし先延ばしにわざとしていた作品。やはり楽しくてついつい聴いてしまう。フリン警部の職場復帰はやはり心から嬉しいし、相変わらず少しズレているティリーは最高に素敵。ポーは我が道をいくぜ!スタイルでこれまた良い人物。今回は、メインではないが大事な登場人物が逮捕されてしまい、初めからどうなる!?とハラハラ。2つの事件を抱えながら奔走する、ポー、ティリー、フリンに今回も耳が離せない状況。いつ聴いても引き込まれる内容なので本当に楽しい作品。 今作品はどのようにして二つの事件の犯人を捕まえるのか本当に気になって仕方ない。
1投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログさすがワシントン・ポー シリーズ。やっぱりとても面白い。事件が2つあるので色々ややこしい。しかし、2つの事件現場、結構な距離なのに行ったり来たりしてポーは大丈夫なのか?と心配になったりする。 フリンが復帰して、また3人の掛け合いが見れるのが本当に嬉しい。母乳事件は思わず吹き出してしまった。
10投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ久々のポー&ティリーシリーズに加えて西表島が登場して、テンションが上がる。今回は、日本も事件に関係するらしい。 鼻持ちならない輩が次々と登場し、ボタニストの標的になるのだが、よくも、こんなにヘンテコなキャラばかり考えつくなと感心すると同時に、殺害の手口もタイミングも全く見せないボタニストが不気味すぎる。
12投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログしまった。 シリーズ物だったのか。 「ストーンサークルの殺人」から読むべきだったあ。 翻訳物なので、日本語にはない会話のはこびやジョークに違和感を感じたが、だんだん気にならなくなってきて、どんどん面白くなってきている。 下巻も楽しみです。
10投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ感想は下巻の方に。 ここ最近、集中力が続かなくて読書がなかなか進まなかったのだけど、このシリーズのリーダビリティの良さのおかげで一気読み。久しぶりに本に没頭できた。
3投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログエンタメ小説として高水準のこのシリーズ、今回も最高に面白かった。 今回は主要キャラクターの関係性に大きな変化があるのも嬉しい。 表紙が相変わらずオシャレで電子派の自分でも紙本を集めたくなる。
0投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログポーのシリーズ久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。 海外作品ながらの言い回しやジョークも面白い。 ボタニストは植物学者ね。 どうやったか全くわからない殺人事件と、友達のエステルドイルの容疑と二つの事件がどうなるのか
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログMWクレイヴン待望の新作。 期待通りの面白さである。 ワシントン・ポーシリーズは、ポーの周辺のキャラクターたちが大きな魅力だが、本作でもバッチリ描かれている。 何より、ポーの協力者でありミステリアスな監察医として登場していたエステル・ドイルが父親殺しの被疑者として収監されてしまうのだ。 仲間のピンチに相変わらずアクセル全開のポーを楽しめる。
0投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ワシントン・ポーシリーズ5作目。 今回はドイルの父親の殺人とボタニストの殺人の2か所の殺人事件を捜査。下巻でどう絡んでくるか楽しみ。
0投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログシリーズもだいぶ増えてきて、前半に少し人物紹介が挟まるんだけど、ものすごーーくありがたい。 そうそう!最初ティリーとポーの出会いってこんな感じやったよね!ドイルのセクシーアピールに対してのポーの感じ方もわかりやすい!ありがとう!登場人物増えてきたから、すごく助かる! エステル・ドイルが勾留されて、弱弱なシーンがとにかくいいわー。ポーに対して見せる弱さがたまらない。こんなん惚れてまうやろー。 ティリーとフリンのコンビと事件解決するのもほんとに頼もしい。フリンの采配が冴え渡るし、ティリーら相変わらずティリーで最高。 ドイルの生家がすごいことがわかったのも、予想外の驚きでした。 早く下巻読まないと謎が解決されてなくて、モヤモヤするー。なんで簡単に殺人を起こせるの?!エステルはどうなるの!? アルコール依存症の新聞記者は、この後どう動くようになるの!??!
19投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的に面白かった。特にエステルドイルが逮捕される演出は素晴らしいね。 ただ、殺人犯が金庫に潜んでいたというのは興醒めだなぁ。そのくらい調べろよ
0投稿日: 2025.07.04
powered by ブクログ下巻未読。 2つの事件が交錯するのか?犯人がどんな手段を使ったのか?まだ話が広がっている所でどこに向かっていくのかは全然分からなくて、今の所面白い。 海外作品で日本が出てくると少し嬉しくなる。
1投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ新刊が出た時に急いで買ったものの積読になってしまっていた。週末に一気読み。もっと早く読めばよかった。上巻の最初の50ページを読みきれば、エンジン全開で物語が動き出す。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ破天荒刑事ポーと超天才テリーのコンビのシリーズ5作目。 今回はボタニストと名乗る犯人が世間で嫌われている著名人を手段不明の方法で次々と毒殺していく。 ポーの悪態やテリーの天然感にすっかり馴染んでしまい、もはや映像で想像できます。 今作はこれまでのシリーズで一番読みやすく、かつオールキャストで挑む展開が面白い。 久しぶりに下巻が楽しみだ〜
18投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログんもー!! 今回も冒頭から心鷲掴みにされましたー!! 読むごとに 前作を超えていくの本当にすごい!! 日本のファンに向けてなのか 日本の地名が出てきたり 日本人がよく食すものが出てきたり… ポーとティリーが日本のことを語っているだけで キャーっっと嬉しくなりました 連続毒殺事件が起こり 不可能な状況での毒死で 序盤は重大犯罪分析課チームも翻弄されるばかり… 閃きの刑事ポーや データを駆使し ポーの最高なコンビであるティリーによって 徐々に事件の輪郭がみえ始めます んも〜鼻息荒くなるくらい!笑 ふたりのコンビが面白くて 最高で たまらない!! 毒殺事件以外にも ポーやティリーの大切なチーム仲間が 逮捕される事件も勃発します 男らしさ限界突破なポーが 仲間のためにも奔走します ポーカッコ良すぎるよ!! ふたつの事件が どのように交錯してくるのか めちゃくちゃ楽しみです 下巻早く読まなきゃ!!(*'ω'* Ξ *'ω'*)笑
0投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログあんなにカタカナの登場人物覚えられない病だったのに、このシリーズ読んでるうちに自然に覚えれられるようになってきている不思議。。。 せっかく登場人物表まで付いてるけどこのシリーズで使ったことないという、我ながらの驚き。 (それよりニューロマンサーにこの表つけてほしかった…というか全部の小説につけてほしい)
8投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ西表島が最初に出てきたから日本が舞台になるのかと期待したら、それきり出てこなかったので日本のファンへのサービスだったのかな。今回はポーvsボタニスト、同僚のエステル・ドイルが父親の殺人容疑で逮捕されたり毒殺犯も狡猾!いつも楽しみにしているティリーとの掛け合いがちょっと少なかったけど、フリン警部との紅茶事件ではちょっと笑わせてもらいました。下巻へ。
9投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ古典的な設定も設けられていて 盛りだくさんの内容で飽きさせない ジョン ディクスン カーの名前が出てきたり 往年のファンも嬉しいのでは 一部、日本が舞台になっており 日本のファンとしては嬉しいところ
0投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ワシントン・ポー」シリーズ第5作。 上巻なのであらすじだけ。 プロローグ、日本の西表島が舞台になっていた。何の伏線だろう? 18ヶ月後、ポーの数少ない友人料理学者エステル・ドイルが逮捕される。容疑は自分の父親の殺害。実はエステルは貴族の出身で、父親は広大な敷地の古い屋敷の中で殺害されていた。最近親子関係を修復していたエステルは、父親を訪ねるがすでに死んでいた。外にはエステルの靴跡しかなくほぼ密室。 一方ロンドンでは女性蔑視で評判の悪い男性がテレビのトークショー中に毒殺される。男性は事前に詩と押し花が入っていた脅迫状を受け取っていた。同じく下院議員の男性も殺害されたが、彼は保護下にいた。続けてネット投稿者の女性も毒殺される。彼女はポー達も保護に関わっていた。 犯人は植物学者(ボタニスト)と新聞で名付けられ、被害者がいずれも評判の悪い人たちばかりだったことから、世間でもてはやされる。そして、警察に接触。元ジャーナリストで今は落ちぶれたアルコール中毒者ヘニング・シュタールとの面会を求めていた。
4投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログ大切な仕事仲間で友人のエステル・ドイルは父親殺しを疑われ、また別の場所では、思想や発言に問題があって嫌われている人間ばかりが狙われる連続殺人が発生。ポー部長刑事はどちらも追うことになるが、警察が目下動いているのは連続殺人の方で、ドイルは冤罪を着せられそうになる。どっちが大事とかじゃない、どっちも大事!両立できるのか?
0投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ流行りの単語がいくつか散らばっていたけどわざとかな?偶然か? 毎回マーダーが知能犯で相変わらず面白い 下巻に行ってきます…
0投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ展開がスピーディーで読んでいてワクワクする。ポー、フリン、ブラッドショーのコンビも安定感がある。まだ、上巻ではあるが、謎解きの結末も期待が持て、楽しい。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログある作家を追って読むことの醍醐味は、作家が脱皮するさまを目の当たりにすることだ。 M・W・クレイヴンはまた脱皮をした! ワシントン・ポーシリーズの5作目である。 4作目『グレイラットの殺人』でも、私は面白さを感じていたが、今作『ボタニストの殺人』はそれ以上だ。 作者C・W・クレイヴンが脱皮して、さらなる面白さを見せてくれたからだ。 脱皮を感じた理由は以下の3つである。 ・次の章への引きの強さ ・皮肉やユーモアがレベルアップ ・密室殺人 まずは、一つ目「次の章への引きの強さ」である。 話は細かい章立てで描かれる。 たとえば「なんだこれは?」とポーらがあるものを見つけて、見つかったものが描かれるのは次の章といった具合だ。 次の場面に進ませる力のことを「引き」と呼ぶ。 「引き」のあるこまかな章立ては以前からだが、今作はその力が強い。 「ここまで読んだからおやつをとりに行こう」 「ここまで読んだら本を閉じて寝よう」 なんてよいキリを読者に与えないのだ。 「引き」の強い短い章がいくつもあって、結果、読者は次々と章を読まなければならなくなり、つまり、ぐいぐいと本を読み進ませる推進力となる。 二つ目の理由は、皮肉やユーモアがレベルアップしていることだ。 どの本にかぎらず面白い場面や皮肉、ユーモアがあると、私はしばしば朗読して夫に聞かせている。 しょっちゅう聞かされた夫も同じ印象を持ったらしい。 色々聞かされた夫は言い、私もまったく同じ意見だ。 「作者はなんだかレベルアップした気がする」 最後三つ目の理由は「密室殺人」をテーマにしていることだ。 ミステリーの読者としては「密室殺人」は魅力だが、作家となると大いに魅力を感じるものらしい。 『作家になって以来、密室ミステリを書く機会をずっとうかがっていたが、・・・・・・。』(下381頁) M・W・クレイヴンはさらに『とても楽しい作業』だったと語る。 読者もとても楽しかった。 私だけではなかったらしく、Amazonなどのレビューも高評価なのはもちろん、巻末の書評家酒井貞道氏の解説はタイトルから『楽しい! 楽しいぞ!』と手放しだ。 読み終える頃、まさかこれでシリーズが終わるのではと一瞬感じたが、心配ご無用、解説には6作目、7作目の情報がある。 M・W・クレイヴン脱皮の様を、心置きなく楽しもうではないか。
2投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ世間から顰蹙を買っている人物が次々に殺される事件と同僚のエステル・ドイルの父親が銃殺され、彼女に容疑がかけられ逮捕される事件という別々の事件をポー&ティリーが捜査するミステリーで、不可能犯罪に雪密室といったこれまでで一番本格ミステリー色が強く、エンタメ要素も抜群で続きが気になる構成だった。早速下巻も読んでいきたい。
0投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログシリーズ5作目 冒頭の出来事と抱えている2つの事件が、どこでどうつながるのか全く分からず最初の方は結構訳が分からない印象。 それでも、このシリーズってこんなに読みやすかったかな?というくらい章立ては短くてストーリーとしてはすんなり頭に入ってくる感じ。 後半でやっとだんだんと繋がりがみえてきたものの、まだどうなるのか分からないので、下巻にも大いに期待しています。
0投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ2024年の各種ランキング上位に顔を出しているシリーズ第5作はハウダニット。ポーが不可能犯罪に挑む。連続予告殺人、密室の謎、ドイルの危機もある。冒頭の西表島とはどう繋がるのか…いやがうえにも期待が高まる下巻。
7投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
冒頭、日本の西表島が出てきて嬉しかったが、フグ毒使いたかっただけでは?と思ったり。良かったけど。漢民族表記なんかちょっと面白い。中国人という表現じゃないんだ。 漢字のニも出てきたけど、一番目、二番目というだけか? 押し花と詩は面白かった。シャレてる。予告状を送った時点で毒の仕込みが完了してるのは面白い。 雪の密室はズコーだよ。隠し部屋がありました、ってなあ~~。ロープ伝って入ってきたとか考えてたよ。 ドイルと毒の事件が関係してるのは面白い。犯人頑張ったなあ。
2投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ〈ワシントン・ポー〉シリーズ第5作。初の上下巻のプロローグは日本の西表島から始まる。ポー達も日本に来ちゃったりするのだろうか、ワクワクしながら読み進める。〝ボタニスト〟と称される毒物を使用した連続殺人犯が登場し、ターゲットに予告状を出し周囲は万全の警戒態勢ながらみすみす殺害を実行されてしまう。時を同じくして病理学者のエステル・ドイルが別事件で殺人の容疑で逮捕されてしまう。2つの事件を行ったり来たりするポー。上巻ではまだまだ進展なしでもやもやしちゃう。下巻で気持ちの良い収束が待っていることを期待して。
3投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ボタニスト(植物学者)と名乗る連続殺人犯の事件と、ポーの数少ない友人であるドイルが容疑者となっているドイルの父が射殺された事件の2つを同時進行で捜査。 もちろんポーはドイルの容疑を晴らすために全力を尽くしたいのだが、仕事をなげうつわけにはいかない。 相変わらず車で遠距離を行ったり来たりする羽目になる。 ボタニストの事件は、世の中にはびこる「嫌なやつ」(女性蔑視だったり、汚職政治家だったり、人種差別主義者だったり)を成敗するという建前になっているので、世論はボタニストの味方だ。 犯人からかかってきた電話を受けた巡査の「判事、陪審、死刑執行人を務める権限がご自分にあると考える理由をうかがったつもりですが」というセリフが、この事件を端的にとらえている。 直接手を下さなくても、ネットニュースなどで知った情報をもとに、安易に正義の味方になった気がしてしまうことの独りよがりぶり。 そして、過激な言葉で大勢の人々を煽り、信じたいことしか真実と認めないインフルエンサー。 不都合な事実はすべて「フェイクだ」と断罪して終わり。 自分こそフェイクニュースに踊らされているのかも?とは絶対に思わない。 ポーとティリーの信頼関係が、非常にナチュラルでありながら強固になっているのが、会話の節々から感じられて嬉しい。 下巻ではボタニストの事件とドイルの事件がつながっていくのだろうと思うけれど、今のところ話がどこに向かっていこうとしているのか、全く予想ができない。わくわく。 出だしが日本の西表島だったので、もしかしたら日本につながる話になるのかしら。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ面白いはずなのに、何度か読んでて眠たくなった。 会話や展開のテンポが良いのでページは進み、読んでる感があるけど…いまいちまだ気持ちが乗ってこないまま下巻へ
22投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ冒頭が西表島の探検ツアーなので驚いた。次が女性蔑視が持論のジャーナリストのTVトーク番組。これは読むのがきつかった。次にポーたちの張込み。ここらで放り投げそうになったが、病理学者ドイルが父親殺しで逮捕されたあたりからぐいぐい読み進められた。 押し花と詩の入った殺人予告状をよこす、殺人者「ボタニスト」。ジャーナリスト、ドイルの父、議員、差別主義者、それから、それから、と次々に殺人予告と殺人が行われ、対するポー、分析官ブラッドショー、病理医エステル・ドイルとのやりとりがおもしろい。 後半になり再び西表島が出て来て、そこで最初を読んでみると、なるほど、と今度はしっくり読めた。 下ネタの修飾語のセリフはいるのだろうか。 2022発表 2024.8.25発行 図書館
11投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ワシントン・ポー シリーズ第5弾。 密室毒殺殺人事件と、病理学者エステル・ドイルの父親殺人容疑で逮捕、という二つの事件を抱えることになるお話。 ポー、ティリー、フリンの関係性、会話のテンポ、が読んでいて楽しい。 事件も謎が深まり、面白くなってきた。 下巻が楽しみ。
1投稿日: 2024.12.18
powered by ブクログ多くの人に嫌われ憎まれる著名人が毒殺される事件が発生。ボタニストと呼ばれる犯人は押し花を添えた脅迫状をあらかじめ被害者に送っており、厳戒な警備態勢を敷いたにも関わらず、被害者は何らかの方法で毒を盛られ殺された。その一方では、エステル・ドイルの父が殺害され、その容疑がエステルにかかることに。ふたつの奇妙な事件の謎を追うミステリです。 片や密室殺人。片や不可能毒殺事件。どちらかひとつでも難題なのに、一気に二つの事件が楽しめる豪華な作品です。でも捜査する方はたまったもんじゃないですね。ポーとティリー、フリンの会話に笑わされ和まされますが。それがなかったらやってられません。特に毒殺の不可解すぎる状況にお手上げです。上巻読み終わったけど、なにひとつ取っ掛かりすら見当たらなくて呆然としてしまうのは私だけなのでしょうか。
1投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログ今回は毒殺魔が相手だが、それとは別にエステル・ドイルが実父殺しの嫌疑を掛けられて拘束されてしまう。 ストーリーの展開スピードが速く、ユーモアもあり、楽しく読み進められた。
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログ「ワシントン・ポー」シリーズ第5作。仲間が殺人の嫌疑をかけられてしまい、なかなかのピンチ。安定した面白さ
0投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログシリーズ第5弾。 ポーとティリーのコンビネーションは絶好調、フリン警視も完全復帰でよりコンビ強化に!2つの殺人の捜査を同時進行する形だけど前作までのようなスリルは1番ないかな。。下巻に期待。
8投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ポー部長刑事の友人の病理学者エステルドイルが父親の殺人事件の犯人として拘束されポーはニューカッスルに向かう。が、同時にロンドンでは詩と押花による殺人事件が発生。毒物による完全犯罪で全くわからないまま3人目の被害者が。 2つの事件がどちらも謎で、ポーとブラッドショーのコンビの活躍を下巻で期待して上巻を読了。
1投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログシリーズ初の上下巻だし、中身の詰まった重厚な話が読めるのでは!?という期待で胸が膨らむ。 相変わらずテンポ良く話は進むし、キャラ同士のウェットなやり取りにはクスッとさせられる。 ホント読みやすいんだよな、このシリーズ。 毎回あっという間に読み終わってしまう。 ノーサンバーランドでの殺人事件とロンドンでの毒殺事件を追うポー達。 二つの事件を並行して調査するも、今のところ真相は掴めていない。 下巻で事態がどう転ぶのか楽しみだわ。
1投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024/10/22 読了。 待ってたー新刊! 繁忙期終わるまで楽しみに積んどいて、 やっと読めたー。 初手から日本が出てきてちょっとテンション上がったよ!
0投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログ2件の殺人事件が同時期に起こる。どちらも(真)犯人はおろか手口も不明。これらの事件に繋がりはあるのだろうか…。上巻にも関わらず冗長になっておらず、つまらないと思う部分が全くなかった。これで下巻に期待するなと言う方が無理だろう。
0投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログこの作品も文句なしに面白かった。シリーズを通じて登場人物が成長、関係が熟成してとても感情移入がしやすい。次の作品が待ち遠しい。今作は非常に凝った展開だったが、やはり小さなきっかけで犯人を見つけ始めることになり、非論理的な所は少ない。一カ所だけ気になる所はあったが、全体に影響するものではなかった。本作はシリーズ最初から読むべし。
0投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログ素晴らしく読みやすい!ほぼ一日で読めました。久しぶりにポーとティリー、フリンに会えてもう古い友達のよう。そしてカンブリアは故郷のように思えてます。西表島、フグ毒の登場は勝手に日本ファンへのサービスかと思えて嬉しくなりました。とんでもない事件が並行しているけれど、おそらく下巻で収束するのでしょう。ワクワクしたまま下巻へ突入。
3投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログワシントン・ポーシリーズの5作目。ついに上下巻になっちゃったけど、展開が早くて一気読み。 テンポを維持するために短い章立てになっているのも巧みなところ。欲を言えば、ポーとティリーの絡みがもっと欲しかったな。 すでに6作目は発表されていて、7作目も間近らしい。ハヤカワにも頑張ってもらいたい。すぐにでも次回作が読みたいぞ。
3投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ「ボス、まずいことになった。ティリーに助けを頼んでしまった」 「で、思うに、彼女はすでにそっちに向かってるんでしょ」 大、大、大、大、大好きなポー&ティリー&フリンの最新刊! もう、気持ちいいほど面白くて吐きそう(体内の何かしらの回路がおかしくなってる) 国家犯罪対策庁重大犯罪分析課の部長刑事で岩のような固い正義感でどこに行っても揉め事を起こすポー 超絶天才分析官だがコミュニケーション能力皆無のティリー 二人の上司で息子を産んだのちにあっという間に職場復帰したフリン この三人のチームの結束力がもう気持ちいいのよ お互いを完璧に信頼しあっていて、全く疑問を挟まないやりとりに掴まれまくりです 二つの事件を同時進行で捜査するポー まぁこういうぜんぜん関係ない事件はだいたいどっかで繋がるんでしょ?という邪推を胸に下巻へ!
66投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログCL 2024.10.23-2024.10.25 ロンドンのボタニストの事件とエステル•ドイルの事件。ポーは掛け持ちで捜査する。 一作ごとにパワーアップするティリー最高。 上巻は複数の事件が起きたところまで。 下巻でどう解決に導くか期待大。 今回は特に読みやすい。東野さやかさんの訳文がいいね。
0投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログまだまだ起承転結の承あたりなのに、もうおもしろい! 解決困難な事件が、大筋でふたつも同時進行。 これをひとつの小説にしてしまって、もったいなくないですか?くらいの濃密度。 はい、下巻もよみまーす。
21投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ大好きな部長刑事ワシントン・ポーシリーズ。今回は植物由来の毒を使った殺人事件をポーの右腕のティリー分析官、フリン警部と共に追って行く。ポーの数少ない友達のエステルが捕らわれたり、と、なかなか思う様にならず苦悩するポーも描かれるが、ティリーの会話が私達にも癒しを与えてくれる。下巻が楽しみ。
5投稿日: 2024.10.11
powered by ブクログやっと読めました待望のシリーズ最新刊。 安定と安心の面白さ。怪しいオープニングに始まり、いつもどおりの先の見えなさと、主要キャラどうしのイジりあい。 下巻まで一気読みしました。
5投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ〈ワシントン・ポー〉シリーズ第5作 はいきなり西表島から話が始まって、 おー! 今回は日本が題材なの~と期待大〜 そしていきなり事件は起こる 生放送のトーク番組中に女性差別主義者のジャーナリストが突然倒れ、死亡… さらに下院議員のカミングズ ネット投稿者のKRCが狙われる 3人はいずれも詩と押し花が入った封筒を受け取っていた と、同時におなじみのポーの友人で、事件解決に協力してもらっていた病理学者のドイルが父親殺害の容疑で逮捕された… ワシントン・ポーは同時に2つの事件の真相解明に奔走することになるが… すっかり元気になったフリンとポーの会話が最高に楽しい〜 そしてやっぱりそこにちょいちょい絡んでくるティリーがかわいい…(笑) とりあえず今回の事件はポーたちと犯人の頭脳戦…というところか! 今のところわね… 西表島がどう事件に繋がってくるのかも、楽しみ!
1投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ傑作 ワシントン・ポーシリーズで1番テンポがよく、ワクワクする 重厚なミステリーのようで軽快な雰囲気が出せるのは本当に凄い 作家はもちろんだが、翻訳者が優秀すぎる さて続きが楽しみだ
5投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ワシントン・ポー刑事の第五弾。 いきなり西表島から話がはじまってびっくり。 でもいかに西表島がイリオモテヤマネコを長年隠していた秘密の島だとしても、 漢民族を人体実験するのは難しいと思うけど。 (そもそもどこから連れて来た?) テレビの生放送中に毒物による殺人が起きたのを発端に、 緻密な植物の絵を封筒に描き押し花を同封した脅迫状を受け取った人物が 殺される事件が発生する。 ポーたちが厳重に警備をしているにも関わらず、 どのように毒殺されたかわからない。 同時にいつもポーに挑発的な態度をとっていた欧州一の法病理学者のエステルが、 父親殺しで逮捕されてしまう。 こちらはも雪による密室殺人で、 当然ポーはこちらの事件も解決しようと動く。 (下巻に続く)
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログ海外小説初心者にはちょっと難易度が高いか 登場人物が多く、混乱気味 シリーズの前作から読んだほうが良いか
0投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログうわーん、面白かったよー。寝不足になったよー。 1.5日で上下巻読み終わってしまう圧倒的テンポ感。 人が殺されてワクワクしてしまうのほんとダメなんだけど、どうやってこんなふうに殺されちゃうの⁉︎いつ⁉︎というびっくりが立て続けにでてきて、この謎回収仕切るんかいなと心配になるくらい。 でも仕切ります。仕切る上に、騙してきます。 あーもう次のものを書き終わってるらしくシリーズ第六作が待たれる!
2投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログえ?! 雪の日の密室殺人? (裏表紙に書いてあるのでネタバレにはならない) 下巻はどうなるやら。
0投稿日: 2024.09.12
powered by ブクログワシントン・ポーシリーズの五弾目。 女性差別者、どうしようもない政治家など世間での鼻つまみたちが殺されていく。それと並行して起こるエステルへの殺人容疑事件。 まだまだ全貌は見えてこないけれど、多分いい感じに二つの事件が噛み合うんじゃないかな〜? という感じの上巻。三人目の犠牲者が出たあたりで終わった。続き読むのが楽しみ。 フリンが帰ってきたので、またポーとティリーとフリンのコントのようなやり取りが見られて嬉しい。緊迫した状況でもこのやりとりは清涼剤のよう。相変わらずポーとティリーの友情がいい。グレイラットは国家とかテロリストとか色んな大きなものが関わっていたので全体的に硬いイメージだったけれど、ボタニストはわりといつもの雰囲気が戻ってきていてこっちのほうが好きかもしれない。 エステルどうなるんだろう。優秀な彼女がまた帰ってこられるといいな。
0投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
待っていたシリーズの最新刊! おや、二冊。 ボリュームがあるのには理由があった。 毒による連続殺人と仲間が巻き込まれた不可解殺人事件。 この作家さんの畳みかけるように急かされるように読み続けたくなる章立てが気に入ってる。たちまち引き込まれてしまう。 感想は「下」で。 終わってしまうのがもったいなくて、手を付けないでいる。
12投稿日: 2024.09.09
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章ごとに展開が変わるスピード感がすごい。 次の章をすぐ読みたくなり一気に読んでしまった。 今回は、ドイルが主役なのも良い!
0投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ超★5 病理学者エステルが逮捕されちゃうの? 人気ワシントン・ポーシリーズ新作 #ボタニストの殺人 ■あらすじ テレビ番組に出演していたジャーナリストが突然倒れ、病院で亡くなってしまった。彼には脅迫状が届いており、しかも原因は毒殺でどんな手段を用いたか全くわからない。 一方、重大犯罪分析課のワシントン・ポー刑事のもとに、病理学者エステル・ドイルが逮捕されたとの連絡がはいる。世話になっている彼女を助けるために現場に向かうポーだったが、すでに十分すぎる証拠があがっており、エステルが犯人としか考えられない状況だった… ■きっと読みたくなるレビュー みんな大好き、ワシントン・ポー刑事シリーズ。いよいよ第五弾です。いつものとおり強敵な犯人と難解な事件に挑んでいくミステリーで、これがすんげぇ面白いのよ。 今回はチームメンバーの女性病理学者、エステル・ドイルが逮捕されちゃっていきなり大騒ぎ。そして発生した事件もクレイジーで、殺害方法は毒殺なんです。しかも不可能な状況での殺害。本来犯罪なんて低俗なはずなのに、めっちゃハイレベルな設定や背景で物語を楽しませてくれる。そりゃ大人気にもなるわってシリーズなので、まだ未読の人はぜひこの機会にチャレンジしてみて下さい。 ●二つの大きな事件 1)エステル・ドイルの逮捕 いきなりのトンデモ展開で一気に物語に引き込まれます。しかも雪の足跡が残る密室なんかも出てきちゃって、本格ミステリーの様相を呈してくるんです。えーこの謎を解決できんの? というほど容疑が明確で、序盤から頭かかえちゃう。うーん。 そして逮捕されちゃったエステル教授。セクシー美女担当で頭脳明晰で切れ味抜群な彼女、実は私隠れファンだったんです。でも今回は弱々しさやプライバシーが露呈されちゃうんですよ、守ってあげなきゃ… なーんてそんな必要はなく、男らしさ限界突破のポーが彼女のために奔走するんです。これがカッコイイんですよ、男性が目指す姿はコレですよね。もはや本作の一番の読みどころと言っても過言ではない。 2)連続毒殺事件 送られてくる手紙、ターゲットとなる人物像、不可能な状況での毒死。これでもかってくらいミステリーが襲ってくる。重大犯罪分析課のチームも序盤は右往左往するばかりなんですが、ポーの洞察力とティリーの分析力で徐々に事件が見えてくるんです。これがたまらん!おもろい! そして下巻に入り、事件の全体像が見えてきてからの怒涛の展開ったら、もう読む手がとまりませんよ。これまでのさっぱり分からなかった謎とストーリーがビチッと結合して、一気に筋道が見えてくる。ホント夢中になって読んじゃうから、深夜に読むと次の日の仕事に支障が出兼ねません。気を付けてください。 続きのレビューは下巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/415184256X
99投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログワシントン・ポーのシリーズ5作目。 上下巻。 安定の面白さと読みやすさ。 今回はひとつ新たな展開があり、驚かされた。
0投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ生放送のトーク番組で、女性蔑視の持論を展開していた自称ジャーナリストの男性が突然倒れ、搬送先の病院で死亡した。男性は脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開始する。そのころ、ポーの元に電話が入り、同僚のドイルが父親を銃で殺害した容疑で逮捕されたという。ポーはロンドンから500キロ離れたノーサンバーランド州にいるドイルの元へ向かうが…。“刑事ワシントン・ポー”シリーズ第5作。 とうとう上下巻で刊行。快調なペースで読み進める。
6投稿日: 2024.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつも凄い分厚さでワクワクしてたけど、 読者のことを考えてか上下巻になり、だいぶ軽くなった。 安定の面白さ!どうすればこの事件を解決出来るか最初はまったくわからないのに、細かく証拠が積み重なって最後には全貌がわかる手堅いストーリー展開。 ふたつの事件を並行で処理するから若干慌ただしく感じるけど、全く関係ない事件でもないだろうしどこで繋がるか楽しみ。 やっぱりティリーがかわいい〜 ポー、フリン、ティリーの3人というキャラが何かしてるだけでもう満足。
36投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ#読書記録 #ボタニストの殺人 上 いつもエキセントリックで孤高の存在のエステル・ドイルが殺人事件の容疑者として逮捕される。同時に、ボタニストと名乗る犯人による密室・連続殺人事件を抱え、ポーは彼女を救うことができるのか。自分のエステル・ドイルのイメージはPSYCHO-PASSの志恩さん。実写化の暁には吹き替えは是非沢城みゆきさんで。 #読書好きな人と繋がりたい #読了
10投稿日: 2024.08.29
powered by ブクログ面白かった。今までに比べてはるかに読みやすくなっていた。続きが気になるので、全体の感想は下巻に書きます。
0投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ楽しみにしてた新作。とても面白い。個人的に波長が合うのかスラスラあっという間に読める。 謎が謎を呼ぶし、冒頭のシーンのつながりもとても気になる。早く下巻を読まねば。
0投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ上巻読み終えました。 どんどん分厚くなるシリーズで、今回は上下巻! ほくほくして読み始め。 ポー以外の正義に仕える優秀な人材は女性、 ぼんくら警察官や犯罪者は男性の傾向が強いシリーズの中、 登場人物表に「女性差別主義者」が。 1ページも読まない段階から、この人は酷い目に遭うに違いない、、!と斜め読みする楽しみも。 疾走感のある展開、後半も楽しみ。大事に読みます。
0投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ図書館と書店が好きな子どもだった。 本がたくさん並んでいる光景はうっとりする。 しかし、私には本に関して子どもの頃からの悪い癖がある。 図書館で借りた本、書店で買った本を家に帰るまで待ちきれず、途中で全部読んでしまうのだ。 図書館の帰り、バス停に突っ立って本を読みふけり、何台ものバスをやり過ごし、すでに読んでしまった本をえっちらおっちら家に持ち帰る。何のために借りたのか。 そんな癖は今に至っても続いており、今日配信された上下巻を一気に読んでしまったのだ。ああもったいない。 ****** いきなり西表島である。 おどろおどろしい雰囲気だが、このシリーズには何となくミスマッチな感じ。 そこで何が見つかったかが判明するのはだいぶ後になる。 肝心の主要登場人物たちといえば、ポーが紅茶を吹き出すシーンから始まるのは、いかにも「らしい」感じ。 前作ではまだ弱っていたフリン警部がすっかり元気そうでほんとによかった(搾乳してるらしいのでかなり早く復帰できた様子)。そして愛すべきわれらが天才・ティリーは相変わらずの調子。 飛び込んでくる衝撃のニュース。 あの(クセ強)法医学者のドイルが実父への殺人容疑で拘束されたと。 大事件だ。 取るものもとりあえず駆けつけるが、管轄外のためドイルに会うのにも一苦労するポー。そこへ何と「重大事件が起きたので戻ってこい」とのお達しが。謎の詩とドライフラワー、そして封筒には植物の精密画が描かれた手紙を受け取った人物が、衆人環視の中毒物による突然死を遂げたというのだ。 振り回される(主に)ポー。 そんな中同じ手口で殺人が起きる。 厳重に警戒し、対象者に近づく人間を細心の注意を払いながら最小限に抑えて保護していたにもかかわらず。そして、どうやって毒物を摂取させたのががわからないのだ。 ドイルの事件とどこかで絡んでくるはずだが、この上巻ではそれは明かされない。 これは早く続きに行きたくなるよね!!!! ****** 気になったらいてもたってもいられないのは性分だが、それはフットワークの軽さと裏表であろう。 偏りを愛すべき特質としてお互いに受け入れられる世界っていいよねって思うし、せっかく借りた(買った)本を帰る前に読み終えてしまう私を笑ってくれる友人たちがいることでけっこう幸せな社会生活を送れている気がする。本書の登場人物たちのように。 〈下巻に続く〉
1投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログワシントン・ポーシリーズの第5作目。 今回はボタニスト、毒の使い手が相手となる。 そしてシリーズでは初となる上下巻二冊の大長編。 買った当日、一気に読み終えてしまったがやはりこのシリーズは面白い。 ミステリー好きにはたまらない一作であることは間違いない。 トーク番組の生放送中、女性蔑視の持論を展開するケイン・ハントが 突然倒れ、搬送先の病院で死亡。 ケイン・ハントは脅迫状を受け取っており、警察は殺人事件として捜査を開始。 そしてそれを皮切りにボタニストと呼ばれる殺人者による犯行が相次ぐ。 不可能と思われる状況からの毒殺を繰り返すボタニスト。 一方、同タイミングでポーのもっとも信頼する病理学者であるエステル・ドイルが 父親を銃で殺害したという容疑で逮捕されたという知らせがポーの元に届く。 どちらも不可能と思われる状況で犯行。 この二つの難事件を軸に物語は進行していく。 今回の敵も相当厄介な敵だが、 今回はあのエステル・ドイルに掛けられた殺人容疑という 二重苦の捜査を強いられるポー。 下巻でこの物語がどう転がるのか楽しみである。
4投稿日: 2024.08.21
