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星が人を愛すことなかれ
星が人を愛すことなかれ
斜線堂有紀/集英社
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総合評価

97件)
4.0
24
43
22
1
1
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    地下アイドルやVtuberが出てくる物語。連作小説といっていいのかな。ちょっとこれにハマる人たちと私の世界が違うので、途中で読むのをやめました。表題の物語は、結婚なんかよりVtuberとして生きていく人の物語で、面白かった。新しい今の生き方。

    0
    投稿日: 2025.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【感想】 朝井リョウさんが出版区のYouTubeでお勧めされていたので初めて斜線堂有紀さんの本を読んだ。 メガインザチャーチで描かれているような線密なファンダム経済というよりは、1人のアイドル赤羽瑠璃とその周りで彼女が影響を与えている人達の物語。 推す側、推される側の恋模様や人間模様が描かれており、アイドルと人間としてどのように折り合いをつけながら生きているのかなどが描かれていて面白かった。 朝井リョウさんのコメントにもあった【人生を使い切る】というワードが現代人の生きる糧なのか。 またこういう世界で生きる事の大変さやメンタルの保ち方など描かれていたり、相手を炎上させる手段など今のSNS時代の怖さや女同士のやり取りもリアル感があった。 東京グレーテル、赤羽瑠璃という世界の中ではあるが、4つの短編のような描かれ方になっており、非常に読みやすく、あっという間に読めて、他の作品読んでみたい。 【あらすじ】 解散寸前だった地下アイドル「東京グレーテル」を、ひとりのカリスマ―赤羽瑠璃―が躍進させた。 人気グループとなり輝きだした「東グレ」。しかし光の中のアイドルたちも、ステージを降りれば人生が待っている。推される側の"恋"と"生"の物語。 「見ててね。私が最高の人生、使い切るところ――」 『ミニカーを捨てよ、春を呪え』 冬美は結婚を意識している恋人・渓介がいる。けれど、恋人は赤羽瑠璃というアイドルを推しており、全てにおいて彼女を優先する。推しと恋人、本当に愛されているのはどっち? 『星が人を愛すことなかれ』 「東京グレーテル」の元メンバー・雪里は、Vtuberとして活動している。生活時間のすべてを配信のために捧げる彼女は、いまや百万人に愛される人気Vのひとりだ。その代わり、雪里は次第に恋人との時間すらとれなくなっていく。 『枯れ木の花は燃えるか』 「東京グレーテル」のメンバー・希美は地下メンズアイドル・ルイと付き合っている。ある日、ファンとのベッド写真が流出してルイのSNSが炎上。希美は復讐の為にルイと関係を持ったファンと会い、炎上を加速させてルイを叩き潰そうとするが──。 『星の一生』 「東京グレーテル」のカリスマ・赤羽瑠璃。かつて自分のファンである渓介に恋をし、ストーキングのあげく部屋まで侵入した女。それでも渓介を諦められない瑠璃は、彼のSNSアカウントを監視し続けてしまう。そしてある日瑠璃は、渓介が恋人と結婚式を挙げることを知る――

    2
    投稿日: 2025.12.01
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    いろんな視点で描かれるアイドルと恋愛の物語。 好きな人の好きなものは、応援したいけど、アイドルを推すとなると、少し身構えるところがある。 互いの考え方も価値観も違うから難しい。 どこまで許容できるか?そもそも「許容」という言葉の時点で違う気もするけど、お互いの妥協点を探さないと折り合いがつけられない。 付き合っているのに、アイドルを推すことは、浮気とは違うのか? 男性と女性で価値観が大きく異なっていて、これが男性アイドルを推す女性なら、また違った考え方になるんだろうなと思った。 恋愛とアイドルを両立させることは可能なのか? 現に週刊誌にリークされる人もいるなかで、私生活を投げ打って、アイドルにすべてを注ぐ人は実際にはどれくらいいるのだろう。 そしてその人たちは、第一線でずっと輝き続けられるのだろうか。 すごくワークライフバランスを考えさせられた。 ↑おそらく本筋とは違うけど アイドルの裏側みたいなのが知りたくなった。

    11
    投稿日: 2025.11.27
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    2025.11.15 読了 どのおはなしも少し不穏で、でも美しくて脆い。 斜線堂さんの文章て読みやすいんだけど、グサっと刺さる言葉が散りばめられてるよねぇ。 読後に残ったのが孤独の余韻で地味に辛かったなぁ。 みんな、自分の人生を楽しんでほしいよー。そして、幸せになってくれぇー!

    7
    投稿日: 2025.11.15
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    地下アイドルから人気アイドルになった、ばねるりにまつわる連作短編集。 地下アイドルでありながら恋愛してて、ファンに手を出してて、ファン目線としては知りたくない不都合な真実ばかり。アイドル側で読んだら、そんなもんだよって感じなんかな?

    12
    投稿日: 2025.11.11
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    アイドル/芸能人という星と、一般である人の恋愛模様について綴った短編集。 ・星は星であるから手が届かないと思っている人たち。 ・人から星になれた為に人との繋がりを消した星。 ・隣に星がいるのに人に手を出した星。 ・人が見てくれているから輝けている星。 様々な恋愛模様が見れて面白かった。 途中に出てきた「この世に幸せな人なんていない」というフレーズが刺さった。 この世に苦労していない人なんていないし、輝いている星だってずっと輝いていないといけない。 捉え方次第では幸せになれるが、本質ではみんな100点満点の幸せではないんだろうなと感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.08
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    推しもアイドルも日常も、すべてがきらめく“星”として描かれながら、その裏では誰にも言えない孤独や承認欲求が燃えている。語り手の冷めた視線に引きずられるように、彼らの日常も闇も刺さってくる。好きであることも、愛されることも、普通であることも──どれも“簡単なものじゃない”と静かに教えてくれる。軽やかな文体なのに胸に残るセリフが多く、読み終えた後も余韻が広がっていく。

    4
    投稿日: 2025.10.23
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    ストーリーも面白く、文章も読みやすいので、サクッと読めた。 私にも「推し」がいるが、彼らもこの小説の登場人物たちと同じような思いや苦しみを抱えているのかなあ…と想像しながら読むのが楽しかった。

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    推し、ファン、彼女、アイドル…それぞれの視点から描かれてておもしい。 恋愛はいつ、どこにいても、どの立場でも悩ませるものだと感じた。 アイドルが恋によって狂ってく様子や、逆にファンがアイドルにとって遠い存在だったり、自分には分からない表舞台にいる人の苦しみがあった。 アイドルやVTuberに人生を捧げる事で本来の自分の生活が決まってくる事に辛くなった。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    自分と境遇が似ているからか、1番はじめの話が刺さった。最後の話はあまりに起こりえないだろうと思ってしまった。一貫してアイドルとはファンとは愛情とはを描いた、まさに自分の読みたかった作品だった。

    0
    投稿日: 2025.10.02
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    アイドルの裏側を描いた作品。 短編集だが1つのアイドルグループの話なので、それぞれ独立していても、人間関係が繋がっていたりして面白かった。 スルスルと紐解かれていく感じで楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    日常の恋愛と推しの恋。 全4つの物語の点が徐々に線に繋がっていく。 200ページとちょっと、言葉一つ一つに一切の無駄がない。現代の推し文化を上手く融合し、共感とフィクションの中で人物がいきている。 人間の感情や情緒はこんなにも身近で難しく、とても尊いが滑稽であることを描いた傑作なのでは。 自身久しぶりのヒット作。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    朝井リョウさんが「本ツイ」で紹介されていた本。 初めて斜線堂有紀作品を読んだが、文章は読みやすいし面白くて一気に読めた。 アイドル、オタク、推し活…といったものに無縁の私には、新鮮な世界だった。 地下アイドルからカリスマアイドルへと成長した"ばねるり"を取り巻く4つの短編。 同じファンダムをテーマにしていても、朝井リョウの『イン・ザ・メガチャーチ』よりもかなりディープな世界だった。 ばねるりの熱狂的ファンの男性の話から始まり、最後はばねるり視点での話へ。 最後はなんか鳥肌立つ感覚。 推す側も推される側も、アイドルだって、一人の人間。 「人生を使い切る」ってそういうことか…と。 ミステリも書かれているようなので、次はそれを読みたい。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    地下アイドルの話。短編集。章ごとに主人公が変わる。推しを推す彼の彼女がモヤモヤしている話やアイドル自身がVtuberに転身する話など。 アイドルが真剣に仕事をするあまり私生活に大きな影響を与えている。ものすごい独りよがりな気もするが。誰にも話せないがゆえに行き詰まって結局仕事をがんばっていく姿がなんとも言えない。

    0
    投稿日: 2025.09.18
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    作家の朝井リョウさんが出版区で手に取っていたところを見て興味を持ち、図書館で借りてみた。 アイドルを取り巻く恋愛の話。すごく面白かった。2時間で一気読み。 不特定多数の唯一無二の存在になることが求められるのがアイドル。アイドル側では、特定の恋人と関係を続けている自分として許せなくなったり、自分を推してくれる男性に恋をして気持ちを止められなくなったり。一方、押す側では恋人との関係がギクシャクしたり、いずれにしても苦悩が渦巻く。 推しとの距離が物理的にも精神的にも近くなった今、推す人も推される人も自身が望む幸せな生活を手に入れるためにはどのような距離感を保つべきなのか、私とは全く違う世界の話なのに考え込んでしまった。

    1
    投稿日: 2025.09.14
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    面白すぎた!! 心の中ではこう思ってるけど、ぶつける相手には心の中で思ってることではないことを言ってしまう。あるあるだし、恋愛においてはありすぎる話でわかる!!と思いながらあっという間に読み終わってしまいました。 語彙の破壊力がすごい。言葉の選び方が秀悦でとても、好き。 あと、赤羽瑠璃が推しなので彼女の話がいつも一番心震えます。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    連作短編集。「愛じゃないならこれは何」の続編にもなっている。 恋愛小説のような恋愛小説じゃないような作品で不思議な感覚になった。

    0
    投稿日: 2025.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京グレーテルにまつわる話が多く、個人的には面白く読めました。このシリーズはどの女性も報われないのが常ですが、なぜか赤羽瑠璃だけには報われて欲しいと思ってしまうのは私だけでしょうか?笑 赤羽瑠璃と長谷川雪里のお話は共に恋愛と仕事どっちが大事かといったことがテーマになっており、非常に現代人には刺さるのではないかと思いながら読み進めました。 結論どっちが大事なのかは人によるのでしょうが、なかなか考えさせられる一冊でした。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    2時間弱で一気読み!めちゃくちゃおもしろかったです! 推しとかアイドルの心模様に興味ありまくりなので、実際のあの人もこんな風に思ってるのかなぁとか、こんな辛いことがあるけど頑張ってるのかなぁとか、想像しまくりながら時には涙も流しながら読みました。 一話の段階では冬美目線で、そりゃ彼氏がアイドル推しまくりだったら寂しいし嫉妬もするよねー、なんて気軽に読んでたのに、四話の瑠璃を読んじゃうと、んもーーー!早くめるすけ奪いにいけーーー!とばねるり応援しまくりで、自分の変わり身の早さにびっくりでした笑 文章がうますぎて、アイドルを疑似体験できた気持ちで、実際のアイドルたちにこれを読んで実態に合ってるのか答え合わせを是非聞きたいです。 帯の『見ててね。私が最高の人生、使い切るところ』ってなんて素敵な言葉なんでしょう。胸が熱くなります‼︎ そんな覚悟で臨んでくれるなら一生推す! 笑 前作あるの知らなかったので、すぐ読みます!

    2
    投稿日: 2025.08.02
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    推す人と推される人の関係性の話 ・推しがいる恋人(vs推し) ⭐︎恋人がいるVtuber(vs仕事) ・推される人×推される人(vsプライド) ・自分を推してくれる人にね恋人がいる(vs恋人) ⭐︎が表題作『星が人を愛することなかれ』で 1番面白かった。仕事に全力であるがために 絶対に離れないほうがいいであろう最高のパートナーとの関係性との天秤で揺れるお話。 推しと恋は全くの別物だけれど、「1番は誰?」というところに注目すると途端にバチバチになる。誰かの1番になりたいし、1番にされている人を羨ましく思う気持ちは共通なのだと思いました。

    5
    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本を選んだきっかけ: 本の表紙、ツインテールの可愛い女の子が映ってて、また帯の「アイドルの恋」と現代風かつ恋愛ものだから選んだ 読前と読後の気持ちの変化: そもそもタイトルの「星が人を愛することなかれ」から悲恋だとはわかっていたが、思ったより主人公達は悲しい運命をたどってて、こんな恋愛の形は現実にはなければいいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・タイトル買いしたけど面白くて一気に読んでしまった。こっちが続編と知り、即前作も買っちゃった。 ・性格や行動によって他者の星になる存在と、その星に魅了される関係性が好きなんだけど、星側にとっても星がいるっていうのが「好きの永久機関で芋蔓式に全員好きなってまう!!」状態だった。 ・渓介、罪な男。でもばねるりが告ったとして受け入れるかどうかはちょっと想像できなかった。推しと結婚したいって思うタイプじゃなさそうだなって。ばねるりのアイドルとしての輝きに焼かれてそうだし。 ・「依存でも執着でもない、お綺麗な恋を出来ている人間が」っていうのが何だか印象に残っている。それだけがお綺麗で、叶うだけが恋じゃないんだ・・・それはそう・・・ ・「人が星の燃える由縁を知ることはない」まさにこれだったな〜〜。星として輝きを放つ人にも、その輝きを生むための薪があるっていうのが叩き込まれた感じ。

    0
    投稿日: 2025.05.31
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    「ミニカーを捨てよ、春を呪え」 彼氏が推しにハマっていたら。アイドルだって女性で、その女性のためにグッズを買ったり、ライブに行ったり、お金と時間を使っているのは事実。私にもし彼氏がいて、アイドルにぞっこんになっていたら、少し嫌な気持ちになるかもしれない。相手の好きなことは制限したくないし、好きなことはとことんして欲しいが、何故だろう。自分と同じ性別の、自分より可愛い女の子にときめいていると思うと複雑な気持ちと、劣等感に苛まれる。推し活が好きな人は、好きな人同士でしか分かり合えないのかなとも感じた。冬美は、渓介から離れ、もっとアンテナを張ればいくらでも自分を一番に愛してくれる人と出会えたのかもしれない。相手の嫌なところを許すことも大切だが、許すことで自分が傷つくのなら、相手の笑顔が煩わしく感じるのなら。それはもう、関係が破綻し始めているのかもしれない。 「星が人を愛すことなかれ」 東京グレーテル時代では、瑠璃の引き立て役の存在だった雪里は、VTuberになった途端、東京グレーテルというかつての名を利用し、瞬く間に人気になった。羊星メイメイでいる間は世界中の人から愛され、承認欲求が満たされているが、現実世界では、瑠璃には叶わないという劣等感と、自分の過去を恥じている。愛されることで、膨れ上がった承認欲求はもっともっと膨れ上がり、爆発するまで自分では分からない。恋人や友達との時間より、目に見えない人との関係を大切にしてしまう。私もそうだが、Instagramは最高の承認欲求が満たされる場だ。そこに逃げ込むしか承認欲求を満たすところがないなんて少し寂しい生き方をしているな、と自分で思った。だけど、辞められない。麻薬みたいなもの。 「枯れ木の花は燃えるか」 「東京グレーテル」のメンバーの希望はメンズ地下アイドルのルイと付き合っている。ルイから何回も好きだと言われていたのに、ルイには他にも関係を持っている女性がいた。自分にくれた言葉は嘘なのか、SNSに流出したスキャンダル写真を晒しあげ、彼をとことん地獄に突き落とすのか、しかし、彼と過ごした時間と思い出が邪魔をし、とことん突き落とすことができない。私だったら同じ言葉を他の人にも言っていたのかと思うと、一緒に過ごした時間を無駄にされた感じがして許せないが、晒して地獄まで陥れようとするなんて多分、できないと思う。 「星の一生」 「東京グレーテル」の1番星である瑠璃は、渓介のSNSの言葉でアイドルを続けられていた。推しにガチ恋するとは聞いたことあるけれど、アイドルがファンに恋をするなんて聞いたことがない。アイドルという人間ではない存在だと思うから、崇めたり、推したりするのだと思うけれど、アイドルだって所詮、人間である。恋もするし、誰かを愛することもある。それが顔も見たことがないファンの言葉に惹かれていたとしたら、渓介の言葉は瑠璃の人生に影響を与えていた。この人の言葉に救われた、この人の言葉が好きだ、と思うほど内面に惹かれていくが、惹かれた先に恋人がいて、しかも結婚すると分かると、一気に崩壊する。アイドルの私がファンに告白すれば絶対成功するだろうという自負が逆に自分を締め付けていた。

    22
    投稿日: 2025.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アイドルの世界というのがあまりにも自分とかけ離れすぎており、1番共感できたのが「ミニカーを捨てよ春を呪え」だった。 渓介の、恋人以外にも熱中することがあって、時間もお金もかけたいという気持ちはよくわかった。 一方で美冬の渓介(というより誰かに)に愛されたいいう気持ちにも共感できる。 美冬は自分肯定感が低いが故に他人からの愛でしか自分を肯定できない。理想の彼氏を渓介に押し付けようとする。 美冬はさっさと渓介と別れて、自分を肯定してくれる居場所(彼氏でも仕事でも)を見つけないと辛いだろうなと思って読み進めていた。 お互い譲り合えるところは譲り合うしかない。でも絶対に譲れないところが美冬と渓介で食い違っていて、美冬は自己肯定感の低さや理想の高さ、経験不足故にそれを見過ごしてしまった。 渓介に関しては彼女いるのにアイドル追いかけてるのはどうなの?と思いつつ、言葉だけでなく行動で美冬のために愛情を表現しているのは健気に思った。 自分も誰かに愛されたいという気持ちは強く、一つ間違えば美冬のようになってしまうかもしれない(というかなった)。そうならないように、色々な経験を積んで自分を愛せるように成長していきたい。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作があることを知らずに読んじゃったパターン。それでも結構面白かった。 表題と「枯れ木の花は燃えるか」が特に好き。 「星の一生」は濃厚すぎてちょいきつかった。 めるすけのテディベアに関しては安心した。そこまでクズではなかった。

    4
    投稿日: 2025.05.11
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    Xか何かで表紙をよく見かけたので、読んでみました。 キラキラした世界の住人の“闇”を描いた短編集。 ……性格が悪いせいか、こういうストーリー、けっこう好きなんです。笑 光を放っているからといって、その人のすべてが輝いているとは限らない。 むしろ、光が強ければ強いほど、その裏にある“影”は濃く深くなっていく気がします。 最近だと某女優さんの逮捕劇がありましたが、彼女にも同じような闇を感じてしまいました。 隠していた部分が表に出るとき、それはもう本人の意思では抑えきれないのかもしれません。 この小説を読みながら、そんなことをぼんやりと考えていました。 私はアイドルになろうと思ったこともなければ、推し活をした経験もありません。 だからこの世界のことはよく知らないのですが、 “ちやほやされていいなぁ”と、どこか遠目から見ていた気がします。 でも、実際はそんな簡単な話じゃないんですね。 アイドルになったらなったで、見えない制限やプレッシャー、そして何より“飽きられない努力”をずっと続けなければならない。 最も衝撃だったのは、一度ついたファンを引き留め続けることの難しさ。 承認欲求が原動力になっている分、ファンが増える喜び以上に、“去っていく痛み”の方が大きいのでは……と思ってしまいました。 時間という、誰にも抗えないものが最大の敵になるんですね。 ファンも一人の人間。人生があり、年齢とともに興味が移ろうこともある。 それを個人の努力だけでどうにかしようとするのは、あまりに過酷です。 本当に、水物商売。 自分ではどうにもできないことが増えていくほど、 心の奥底に抱える闇も、きっと深くなっていくのでしょう。 この小説を読んでから、アイドルを見る目がちょっと変わってしまいました。 どこか痛々しく見えてしまって――。 あの輝きの裏にあるものを、想像してしまいます。。。

    41
    投稿日: 2025.05.03
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    斜線堂有紀で1番好きかも。タイトルの通り、アイドルを取り巻く恋愛が不協和を呼ぶ連作短編集。東京グレーテルが地下出身で瑠璃だけが売れてるのが余計に辛い。推しと彼女の話「ミニカーを捨てよ、春を呪え」が身につまされたので「星の一生」で刺された。

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    一言で表すと、怖い話だった。 小説だから誇張されてたり、ありえない設定だけど、もし世の中の女性の大半が冬美や瑠璃のようなヒトだったら、とても怖い。 あと、最期の章が書き下ろしで追加されたのも怖い。

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    完璧に幸せな人生って実はないのかなと思いました。色々な視点で物語が進んでいくのでとても感情移入しやすかったです。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    アイドルを熱心に推している恋人がいる女性、売れない地下アイドルから人気Vtuberに転身した女性、結婚を約束した男性に浮気され彼を炎上させるアイドル、自分の熱心なファンに恋しネットストーカーを続けるカリスマアイドルの話の短編小説集。 読んでいる最中もずっと思っていたんだけれど、各章の主人公達が皆それぞれ恋(と依存とか執着)に囚われていて救われなくて、読んでいて心が重かったし、登場人物誰にも感情移入も共感も出来なかった。 でもそれでいて嫌な読後感ではなくて、最後まで読み手に読了させてしまう力の有る小説だったと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    嫉妬 復讐 執着 黒い感情を孕みながら 悶えながら、それでも輝きながら 誰かの星になるべく生きる人々が描かれていました 共感とはまた違う気もしますが、読むのが苦しくなる程にその感情に直に触れることの出来る1冊です

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ミニカーを捨てよ、春を呪え」は…冬美がブサイクで性格が悪くて全く共感できる部分が1つもなく、初っ端から読むのやめたくなりました。 むしろステージに出る人は更に可愛くなるために毎日頑張って努力してるってのに!! 冬美には嫌悪感と怒りしかないです。 「星の一生」では最後にばねるりがめるすけに告白して冬美が泣く物語でスッキリ終わるのかと思っていたら、期待はずれで努力しているばねるりが泣く悲痛な物語でした。 努力は報われない…辛! 好きだった話は、星が人を愛すことなかれでした。少し前の自分を見ているようで共感できるところが多かったです。 あまりにも冬美が嫌いすぎて星2が精一杯でした、ごめんなさい。

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    色んな方向からアイドルが描かれていて面白かった。 個人的に一番共感できたのは冬美さん。 自分の幸せのためには自分の立場を弁えないといけないっていう考えにすごく共感できた。 世の中には色んな考え持ってる人がいるってことと、アイドルも一人の人間なんだってことを改めて認識した。 今の日本はアイドルにクリーンなイメージを押し付けすぎてるところがあるのかなと感じた。 アイドルって魅力的だから入れ込んじゃう気持ちも分からなくはないけど、あくまで一人の人間っていう考えを持つことも必要なのかもなと思った。 ー ガラスの靴は、相応しいお姫様にしか与えられない。 人間には相応の身分があり、そこからはみ出るところから不幸が始まる。 冬美が人生をうまくこなす為には、諦めなければ。 自分の手に掴める範囲を理解して、弁えなければ。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    アイドルと恋愛、ファンの相互関係を描いた短編集。リアルにここまで影響を受けているアイドルはどれくらいいるだろうかと考えると結構いるんだろうなとリアルさがうかがえた。 それでもアイドルという道を選べるのは、アイドルという職業がそれだけ魅力的であり、同時に制約の多い職業であるからなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    東京グレーテルという地下アイドルグループを軸に、愛と承認を求める女の子たちの恋の物語、4篇。 彼女たちの渇きは誰に愛されれば満たされるのか? 「ミニカーを捨てよ、春を呪え」 彼氏がドルオタの主人公の飢えと渇き。注がれたいと願う愛と熱が自分でない他の誰かに注がれてると知ったら、それがアイドルであろうと嫉妬してしまうことを誰がバカにできるだろう? 「星を愛すことなかれ」 人生の全ての時間を配信に捧げて彼氏を振るVtuberの話。こんなんVオタによる理想のVtuberすぎる。既婚の配信ジャンキーVtuberは居るでしょ。 「枯れ木の花は燃えるか」 地下アイドルとメン地下の恋。 この二人がお互いに求めてたのは、「地下アイドルで一番美人なアイドルと付き合える俺」と「人気メン地下と付き合える私」だったのかもしれない。 「星の一生」 一人のファンに執着するアイドルの話。 ファンが見てる彼女は生身の彼女ではなくて、手の届かない星であり理想化されたアイドルとしての彼女。 結局どんなにたくさんの人間に愛されようが、たった一人の承認を求めてしまうのかな。

    0
    投稿日: 2025.03.21
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    読み終わってから、赤羽瑠璃が登場する前作があることを知ったので途中?と思う場面があったのも納得。 アイドルも人間だし、私たちの見えないところでこんな風に恋したり、苦しんだり、色々あるのかもなと考えさせられた。 私にも推しがいるけど、何も言わず見守ってくれる夫に感謝。本当は冬美みたいに思ってたら怖い…

    1
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルがあまりに強すぎる。 オタクがアイドルに身勝手に願うようでいて、 本当はアイドルが人間としての幸せに背中を向けるための、自分への優しい嘘。 何度も目頭が熱くなり、自分のオタクとしての人生の断片が何度も見えて喰らった。

    1
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼氏が地下アイドルオタク、元アイドルのVTuber、地下アイドルとメン地下の浮気話、アイドルがファンを好きなこと。と1つの地下アイドルのそれぞれのメンバーとファンに関する話だった。ファンとアイドルくっついてほしかった~

    0
    投稿日: 2025.03.13
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    大好きな斜線堂さんの話題作! 推し、アイドル、地下アイドル、ドルオタ… 様々な視点の4作が詰まった本。 個人的にも至る所で刺さったな… 面白かった

    5
    投稿日: 2025.02.25
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    個人的な感想すぎますが。 私にとっては、アイドルでもこういう辛さがあるのか、と客観的に見る物語ではなく、ひとりの赤羽瑠璃の立場として、辛いなあと思って読みました。どんな立場の人でも持ち得る心情だなーと。というのも、自分はいまも似たような心境すぎて。たった1人、代わりがきかない人がいて、一緒になれずに終末をむかえる、そしてきっとずっと苦しむ。 今までで1番読むスピードがはやかったんじゃないかと思います。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アイドルのライブに全通したり、SNS(しかもリア垢)で感想を呟いたりする気持ちが理解できなかった。嫌がっている彼女を差し置いて推しの曲を結婚式のBGMにするような男はろくな奴ではないからさっさとリリースした方が良い。 アイドルの皆様は本当に存在に感謝。いつもありがとうございます。 地下アイドルなのに「手の届かない偶像としてのアイドル」と評されているところが違和感しかなかった。ファンとの距離が近いアイドルは「偶像」ではない。

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    アイドルとその推しの両方の視点から物語が進んでいきます。アイドルを推したことのない自分には、理解できない点もありましたが、売れっ子のアイドルの私生活を少し覗き見たような感覚になりました。アイドルといえども、嫉妬や執着など一人の人間としての当たり前の感情があるんだなと思いました。どこかマンガ「推しの子」にも通ずるものがあったように感じました。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    アイドルだって人間だ。アイドルだって恋をすることもある。そういう脆さが、不完全さが、危うさが、私たちを引き付けてやまない。そのくせ私たちはアイドルに完璧を求めたりもする。変なの、と思う。変なのにやめられない。 この作品のなかで、アイドルたち(元、を含む)は恋愛をするものの、その恋愛の存在をファンに悟らせることは決してない。それが双方にとっての理想的なあり方なのかもしれないと思う。アイドルには自由に生きてほしい、でも、私たちには完璧な姿だけを見せていてほしい。逆に言えば、私たちから見えないところでなら、何をしていてもかまわない。マジックミラーみたいなあり方。このいびつさが私たちを熱狂させている。 【読んだ目的・理由】アイドルをテーマにした本が読みたかったから 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.1 【一番好きな表現】冬美の投げた石は、スポットライトの熱で溶けてしまうだろう。そのくらいが精々だ。(本文から引用)

    1
    投稿日: 2025.02.08
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    相思相愛とはどのような形が最も素敵なのか。 ジレンマの中でもがくアイドル達。 愛と幸せとは何なのかを、少し考えさせられるお話。 ある曲の一説「愛ってやつは自分勝手でどうしようもない俺たちだって」という歌詞が思い出されました。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    今まで気づいてなかっただけで、アイドルもの?というジャンルがあるのかもしれない。 ないかそんなジャンル。 いっきに読めたよ。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冬美の恋愛は共感できる気持ちが大いにあり、読んでいて少ししんどかった… 恋人と理解し合えない、分かってもらえない部分て辛いよね。多分お互いに 人や仕事、趣味などなんでも良いが 好きや、愛について考えてしまう。登場人物たちと同じ熱量の好き… 自分にはしばらく持っていないものでした。 それぞれの章や登場人物に感想はあるけれど 村雲菜月さんの「コレクターズ・ハイ」の次に読んだため、登場人物全員が「コレクターズ・ハイ」な人々に見えてしまいました!

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    痛々しくて見ていられない。 ホント心臓から血が出るような四篇だった。 一般人でもアイドルでも、恋をすればどこかおかしくなる。 狂おしいほど何かを渇望する人間は、少しずつ壊れていくのかもしれないな。 なんでそこまで?と言いたくなるほど、完全に振り切れていて怖いくらいだった。 でもちょっとその気持ち、分かってしまいそうなのが嫌なんだよねえ。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    前作を未読で著者の作品に興味があり購入しました。第1章の彼氏にモヤモヤしながら読み進めていました。結末は自分が思い描いていた最悪の結末の逆になって良かったです。

    0
    投稿日: 2025.01.14
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    愛を願い乞うことはこんなにも苦しくみっともなく切実なのか…斜線堂さんの書く恋愛小説を読むといつも、胸が苦しくてキリキリする。むき出しで赤裸々な美しくない「愛」が愛おしい。

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    若年層に関心がありそうな事象を上手く扱っている。こういう題材は取材等どのようにしてるんだろうか?制作過程にも興味が持てる。内容に合わせた装丁だが、もう少し別の雰囲気ならもっと読者層もひろがったのでは。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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     アイドルグループ・『東京グレーテル』を軸にした4人の女性の恋愛模様が描かれた短編集で、推しを優先する彼氏に不安を募らせる女性や元『東京グレーテル』のVTuber、彼氏に浮気された現役『東京グレーテル』のメンバーに『東京グレーテル』のカリスマ・赤羽瑠璃の、「もうやめて。」と言いたくなるぐらい感情をぐちゃぐちゃにされる話ばかりで、それでも自身の恋愛と真正面から向き合う彼女たちから目が離せなかった。『愛じゃないなら~』も是非読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2024.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みながらずっとしんどい気持ちになっていた。読み終わった後には思わずヒェーと声が出てしまった。 前作の記憶がぼやけたまま読んでしまったのが勿体ないと思うほど、ずっと現実味のある苦しみを感じた。 今作はばねるりの熱狂的ファンのめるすけの彼女からの視点もあり、しんどさから逃れたい私は思わず「もうめるすけと、ばねるりでくっつけよ」と思ってしまったけど、そういうことじゃないんだよな。アイドルとして一線を引いているばねるりだからこそ、めるすけは狂おしいまでに推してるんだろう。ばねるりも、めるすけしかないと言いつつも、めるすけが愛しているアイドルの自分を捨てきれない以上こうなるしかなかったんだろうけど、誰も彼もが報われない印象。 表題作も別のアイドルの話だったけど、どうしてこうなってしまったんだ…という気持ち。二兎追うものはということなんだろうか。 彼女が選びとれたことが彼女にとってのいちばんの幸せなんだと思いたいけど、そう思えない自分もいる。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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     皆さま、本当に書物は大切なものでございますねぇ。 まひろ様も、「米や水のように書物も人になくてはならないものですわ。」とおっしゃられておられました。  さて、この書物は、バーチャルYou Tuber、つまり、Vtuberのお話を書いた書物でございます。  羊星めいめい(ひつじぼし めいめい)こと、Vtuber長谷川雪里(はせがわ せつり)は、日本のバーチャルYou Tuber。所属事務所は、きだプロ。そして、羊星めいめいは、頭部に羊の角を持つ。十二支をモチーフにした守り神ユニット・トゥエルヴァクロスターズの一人であり、未年の神です。天然でドジだが何もかもに一生懸命なキャラクターなのです。  雪里は、『みなさ~ん! こんにちめいめい、天然かわいいあなたの守り神。羊星めいめいでーす!』と今日も明るく配信を続けています。200万人のチャンネル登録者がいて、配信には2万人がくる人気Vtuberです。  雪里はかつて、東京グレーテルという地下アイドルグループに一期生として所属していました。イメージカラーは緑で、パッとしない役回りだったのですが、26歳の時、一期生は全員卒業となり、雪里はアイドルをクビになってしまいます。  そんな中、東京グレーテルは、赤羽瑠璃(あかばね るり)をカリスマセンターに配し、ブレークします。一期生で、元は冴えないピンクの衣装を着ていた瑠璃は、黒い衣装に変わり、カリスマとなっていたのです。同じ一期生の雪里は、自分同様にパッとしていなかった瑠璃に親近感を持っていましたし、ブレイク後も好感を持ち続け、理想のアイドルだと思っています。その後、雪里は29歳の時、木田社長からのスカウトを受け、すすんで羊星めいめいになったのでした。  雪里には、細谷龍人(ほそや たつと)という5年付き合ったカレシがいましたが、雪里は龍人と別れました。でも、雪里は龍人を失い寂しい思いが消せません。けど、雪里は、羊星めいめいの配信で日常生活がほとんど無くなっていましたし、めいめいに一生をかけるつもりでしたから、別れは仕方ない決断だったのです。スターは恋などしてはいけないと思っているのでした。  めいめいをやってから3年。ある日、木田社長が、雪里に瑠璃とのコラボ対談企画を持って来ました。さあ、この企画は、どうなるでしょうか? 瑠璃には、ある秘密があるようですが。。。 詳しくは、この書物をお読みください。  さて、みなさんが雪里の立場だったら、どうしたでしょうか? 恋人と別れたでしょうか? Vtuberアイドルに一生をかける気持ちになったでしょうか? 毎日、一日のほとんどをめいめいの配信維持のために費やしていく決断をするでしょうか?  真面目な真面目なVtuberアイドルのお話です。お読みいただいて、この年末年始に、ご自身のワークライフバランスや、生きがいについて、ご一考なさる機会にすると良いかもしれません。  は~い♪ お届けしたのは、みのみのでしたぁ♡

    100
    投稿日: 2024.12.15
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    読了、75点 東京グレーテルシリーズ3作目? 2作目未読のためどの程度絡みがあるか不明ですが、1作目→3作目の順で読んでも十分楽しめました。 でこの小説の良さを説明するの凄く難しいです、感動する話でもなければ読んでスカッとする話でもない、でも頑張ってる人の話を読んで自分もさあ明日頑張ろうって思えるそういう小説だと思います。 一応小説の評価としてはやはり斜線堂有紀さん、テーマ選定とその切り込み方が上手く読者としては一気に惹きつけられる書き方が素晴らしいといったところ。 テーマ選定の上手さの具体例としては時節柄VTuverの中の人の実生活のお話、 切り込み方の上手さはアイドルオタクを彼氏に持つ女性のアイドルだって女だろ、と言う冒頭の発言ですね。

    2
    投稿日: 2024.12.08
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     まさか、愛じゃなければ、、、の続編が出るとは!?ばねるりやめるすけのその後が、気になっていたので、嬉しかった。  二人とも一途で、自分の信念や使命を最後まで貫く姿勢がカッコいい。たとえ報われなくても、頑張れるのはどうしてなのだろう?当事者にしかわからない意義をそこに見出しているのかな、、、

    18
    投稿日: 2024.12.02
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    全4話からなる連作短編集。 アイドルグループ「東京グレーテル」に所属する「ばねるり」こと赤羽瑠璃。地下アイドルからトップアイドルに登りつめたカリスマだ。 ばねるりを推すドルオタの恋人、Vtuberに転身した元“東グレ”メンバー、メンズ地下アイドルと付き合う“東グレ”メンバーの視点でそれぞれの“推し活”や恋愛事情が赤裸々に語られ、最後にばねるり視点で完結する構成。 第一話「ミニカーを捨てよ、春を呪え」と最終話「星の一生」のコントラストがエグい。 アイドルといえばキョンキョンな私(古っ!)。ジェネレーションギャップがありすぎて、登場人物らに共感することは一切なかった。一方、メンズ地下アイドル推しの“ぱふぇぱふぇぱーふぇくと”なる人物のしゃべりが今風?でへんちくりんで笑った。 本書が初読の作家•斜線堂有紀。ペンネームは島田荘司『斜め屋敷の犯罪』が由来とのことなので本格ミステリを期待していたが、上記の通り恋愛小説だったので肩透かし。「東京グレーテル」関連本は本書が3冊目の模様。ばねるりが初登場する「愛じゃないならこれは何」を先に読んでおいた方が良かったのかもしれない。 本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞 受賞 《東京グレーテル》シリーズ? 1.愛じゃないならこれは何 2.君の地球が平らになりますように 3.星が人を愛すことなかれ

    21
    投稿日: 2024.11.23
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    それぞれが愛しているものに対してどのように身を捧げていくのか丁寧に描写されているぶん、異常性を感じさせながらもキャラクターの個性として魅力に感じるようなバランスが良かった。

    2
    投稿日: 2024.11.17
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    第4回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」受賞作。 「愛じゃないならこれは何」「君の地球が平らになりますように」という短編集と三部作になっており、最初から読んだ方が楽しめます。トキメキ恋愛ラノベ好きな私から言わせれば、これらは恋愛小説に求める内容ではないです、が、とにかく斬新でヒヤヒヤするので(なんせ登場人物が全て犯罪を犯しそうな危うさを持つ)文学要素も持ち併せた目新しい物を試したい方にオススメします。中高生にはとてもオススメします。なんならコミカライズあるので、そちらから始めてみて欲しい。今ならLINEマンガに電子無料版もあるようです。 今回は地下アイドルグループ、東京グレーテル所属メインの短編集です。 大人の男女関係も出てくるので中学校から。

    3
    投稿日: 2024.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アイドルを推す人への呪いみたいな恋愛小説。前2作とつながりがあって、特に『愛じゃないならこれは何』収録の「ミニカーだって一生推してろ」を前提としていたからそっちを先に読む想定がされてる(重大な事件がそこでしか語られない)んだろうけど、こちらを先に読んだから新鮮な驚きがあった。Twitterの仕様が変わって少し古くなっちゃったのは残念。「ミニカーだって〜」を今作の終盤に収録してくれていたら1冊で完結して完璧だったのに! ところどころで遥川悠真が出てきてファンサービスだった。(名城渓介の好きなタイプの話かはあんまり納得できなかった) ・ミニカーを捨てよ、春を呪え 彼氏が冴えないドルオタ、しかも地下に本気、歩み寄りも優しさもほぼなくて食の好みも合わず、いったいどうして冬美はこんな相手と付き合っているのか、なぜというのは作中で語られてはいるものの不思議になった。これが前作で鮮やかに反転するのがすごい。アイドルの方から合わせに行ってると思わないじゃん……。呪いながら生きている時点でそれは愛じゃないのかな。それにしても渓介の感情が見えなくて怖い。テディベアは本当にだめだよ。 ・星が人を愛すことなかれ 表題作。地下アイドル引退してVtuberの羊星めいめいになった話。最近ありがちなコースを、めいめいのプロ意識?承認欲求?使命感?で塗っててよかった。現実ではこっそり結婚してたり遊んでたりが日常なのに、V見ない私ですらこうなんだからこれはV好きな人には呪いでしかない。推しが輝くために推しの人生を犠牲にする姿を喜べるのか?でも、私生活を諦めたんじゃなくてめいめいを選んだんだって。じゃあ輝いてくれている限り全力で応援しないと。「一生配信するからね。見ててね。私が最高の人生、使い切るところ」最後の一文に痺れた。 ・枯れ木の花は燃えるか 箸休め。地下アイドル同士が恋愛して複数浮気されてて暴露して泥沼!ってアイドル感は薄い。メン地下はゴミだけど我慢していい女ぶってる希美が助長させてるからどっちもどっちなんだよな。与えられたものは多分愛じゃない。 ・星の一生 「ミニカーを捨てよ、春を呪え」のアンサーでありながら「ミニカーだって一生推してろ」が前提すぎて戸惑った。赤羽瑠璃にとって、相手が価値を感じてくれた自分=アイドルだからその価値を優先したくてその姿を愛していて、相手の関係ないところにある自分の感情を優先して相手が愛してくれたアイドル像を壊せないの詰んでてつらかった。でも結局アイドルは人生のBGMであって伴侶じゃないし、責任がないから日々愛を伝えられるし、星は星だから輝いていて、降りてこられたら同じようには暮らせないんだろうな。最後にBGMであることを受け入れてアイドルを演じきると決めた苦しさの中の清々しさがとてもよかった。=LOVEの「絶対アイドル辞めないで」が頭に流れてた。 赤羽瑠璃はめいめいや黒藤えいらになるべきだったけれどなれないし、今後も一生呪われて黒い衣装で生きていくんだな……。触れて遊べる身近な愛玩物であるミニカーに例えられたアイドルが、空に輝いて崇める遠い星になって終わって、キラキラして見えた表紙まで苦しく感じた。恋人を作りながら最終的に切り捨てて人を愛すことなかれと星になることで自分を縛っためいめいと、ひとりの心を望みながら感情を決して相手に観測させずミニカーに対しては推してろと言えたのに星に対しては他人事の「星の一生」で済ませる赤羽瑠璃の差がお互いを引き立たせてる。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛小説なのに?文章がキレキレでカッコ良くてくせになる。タイトルのとおり地下アイドルグループにまつわる女の子たちの恋愛譚。(タイトルもいい) 彼女がいながら推し活に身を捧げてたり(結婚式で自分が嫌ってる女の曲流すとか、私ならまず結婚しない)、同業者とつきあいつつファンを食いまくってたり、出てくる男がクズばかり。SNS の使い方や出てくるスラングは現代そのものなのに、惚れたほうが弱い(悪い)のが真理というのはいつの時代も同じ…。そんな中、潔く将来性のない決断を下す2作目(表題作)が一際力強く輝いてる。

    0
    投稿日: 2024.11.16
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    続き物だったみたいだけれど、普通に読めた。YouTuberとかTik Tok投稿者とか日々大変なんだなぁという感想。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    女性目線で描かれた恋愛の話なので共感と言う意味では難しいですが、新鮮さと言う意味では興味深く読めました。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    愛じゃないならこれは何。前作のタイトルをまたも踏襲するようなシャープでスパークな恋愛短編集。前作の登場人物、アイドルのばねるりを中心としたストーリーなので既読であるとより楽しめる。ただ前作のほうがバリエーションに富んでいてキレッキレだった。今作はアイドルカテゴライズオンリーで好みはわかれそうだ。お気に入りは『ミニカーを捨てよ』→彼氏がアイドルの熱烈ファンで心境は複雑。その気持ちはちょっとわかる。『星の一生』→1人のファンをひたすらストーカー的に愛してきたアイドル。その気持ちはわからないがうーんストイック。

    0
    投稿日: 2024.11.08
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    今回も面白かった。 いろんな登場人物がいたけど赤羽瑠璃が本物のアイドルみたいな感じで終わってよかった!

    0
    投稿日: 2024.11.07
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    若い子向きで何を言っているのか全然意味不明な言葉の羅列。 これからどんどんわからない日本語が増えて時代の変換点を迎えるのかも知れない。 そして老人になったら若者との会話が困難になってくる怖さをこの本を読んで思った。 今の目まぐるしく変わる時代の荒波に置いて行かれているけど立ち会って見届けれるのは今生きている特権かも。AIが進んで人が仕事をしなくてもいい時代が来ると言っていたが言葉と同様に変化を目の当たりにできるのかも知れない。

    1
    投稿日: 2024.11.05
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    ばねるりは覚えてたけど、何やらかしたかまでは覚えてなかった…。『愛じゃないならこれは何』読み返したい。

    0
    投稿日: 2024.11.03
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    地下アイドルと推す人々のことはほぼ何も知らない私ですが、知識なんか要らない、(ぱふぇちゃんの言葉ほぼ理解不能の世代)ただ人間の妄執の恐ろしさがズドーンときましたから! 場面的には血が流れるわけでも火に焼かれるわけでもないのに、痛い、怖い、グロい…で、愛おしくて美しくもあって、哀しくて、泣けてしまいます。地獄は死後にあるんじゃなくて、冬美、雪里、希美、瑠璃(ばねるり)の生きる現実そのもの。それをよーく知りつつ生きるつもりなのですね。 「愛じゃないならこれは何」「君の地球が平らになりますように」が未読の皆さま、ぜひぜひお読みください! エグさが何増倍になりますから!

    10
    投稿日: 2024.10.31
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    ファンからアイドルへの妄執とアイドルの自分自身への執着…怪物も超常現象もないのにホラー要素満載で、怖いもの見たさでページをめくらずにはいられない。

    2
    投稿日: 2024.10.29
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    全4篇の作品集。「東京グレーテル」という地下アイドルグループに関わる人たちの心情を詳らかにした内容。 嫉妬、執着、愛憎が入り混じる内容は怖さよりも哀しさを感じさせる内容でした。人生を捧げるほど没頭するものに出会えた彼、彼女らを少し羨ましくも感じました。 個人的には作者の所々の表現も印象的でした。残された飲みかけのグラスを墓標と例える発想に惹かれます。

    2
    投稿日: 2024.10.22
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    前々作「愛じゃないならこれは何」収録の「ミニカーだって一生推してろ」、前作「君の地球が平らになりますように」収録の「彼女と握手するなら無料」に続く、地下アイドルグループ「東京グレーテル」シリーズ完結?編。 女の情念の恐ろしさがこれでもかと詰まった読み応えのある一冊。 ドルオタの皆さんは超えてはいけないラインというものをもう少し勉強されたほうがいいんじゃないですかね。刺されますよ。

    1
    投稿日: 2024.10.21
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    帯の"見ててね。私が最高の人生、使い切るところ─"という一文に何か惹きつけられるものを感じて手にとってみた 結果、大正解。こんなに心に突き刺さる台詞として置かれているだなんて想像もしなかった。下手なホラーより怖ろしい、紛うことなき名言 今後現実世界で同業を見るたびにこの本が頭をよぎってしまうかもしれない、まさに悪魔のような小説だ

    1
    投稿日: 2024.10.16
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    『恋愛は可処分時間を食い潰す、悪魔のようなメジャーコンテンツ』という帯に描かれたコピーが刺さった。 自分語りだけど、やりたいことがあって別れを選択したばかりだったので2本目は読んでいて苦しかった。 『推し』という軸でこんなに多彩かつグロい恋愛を描ける才能、凄まじいと思った。また好きな作家さんが増えて嬉しい。つらい。

    0
    投稿日: 2024.10.13
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    斜線堂有紀は恋愛小説こそ至高!!!!!! 『楽園とは名探偵の不在なり』ではミステリ 『本の背骨が最後に残る』ではファンタジー 色んなジャンルで活躍している作者さんではあるけど、私は恋愛小説を強く推したい とにかく恋愛の地獄、女の心の汚い感情の書き方がうますぎる 10ページ目、主人公は冬美の先輩が後輩に冬美を紹介するシーン 「先輩が語る自分の売りが『良い子』であることに、冬美の心が少しだけささくれ立つ」 わかるわ〜〜〜 女の子が自分の容姿が優れていない事に気づくのって、「美人」「きれい」っていう形容詞を使われた事がないって気づいた時だと思う どんな子?って聞かれたけど、『かわいい子』とは言えない、それに代わる都合のいい言葉が『良い子』なわけだ じゃあ何て言やいいんだよ、外見が良くないんだからせめて内面は『良い子』であれよ、って言われたらそうですねスミマセンって納得するしかない、そういう『良い子』 恋愛を「クソダルい代物」「可処分時間を食い潰す悪魔のようなメジャーコンテンツ」と罵りながらも恋愛に溺れる彼女たちは本当に愛おしくて美しい 作者が天才、これに尽きる 読みながら「うわ……」「うわ……」ってなりたい人は必読 『愛じゃないならこれは何』 『君の地球が平らになりますように』 は関連する物語が入ってるので、読んでからの方が100倍楽しめる

    8
    投稿日: 2024.10.13
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    連作短編集4編 アイドルでいること注目を浴び続けることの悲喜交々を描いている.地下アイドルの世界も大変だと(特に恋愛に関しては)つくづく思う. めるすけと赤羽瑠璃ことばねるりのその後がわかって興味深かった.

    0
    投稿日: 2024.10.12
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    アイドル三部作目おもしろかったです。 全ての関係に地獄を感じました。 これが人の業ということですか。

    7
    投稿日: 2024.10.10
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    読みやすく面白かったです。推しという言葉が最近流行りなので手にとってみましたが良かったので前の作品も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    アイドルとして推される側、推す側の苦悩が書かれていて面白く読めました。 私にも推しはいるけど、 私は推しにも推しの人生があるしその人生を大事に後悔しないように生きて欲しいって言う思いが強いから『推しの恋愛』についてはそこまでピリピリしないけど。。。 やっぱり依存度の強い方だと燃えるよねー。 ファンがピリついている時は情報を入れすぎず 適度な距離をとるのが精神安定上、一番!

    1
    投稿日: 2024.10.06
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    読み始めてから続編であったことに気づいたが、問題なく読めた。 わたしは至って一般的な普通の女なので、冬美の感情に共感できる部分が多かった。 ☆冬美 「それは愛ではなく、当然の権利を与えられないことに対する怒りである。彼女として必要十分なものを、ちゃんと与えてほしい。」 「お前らの寛容さを示す為の踏み台にすんなよ…!」 「あのテディベアさえ貰えれば、きっと冬美は救われるだろう、と思った。」 ☆雪里 「いつかこの決断を後悔するかもしれない。恋愛とかいうクソダルい代物が、可処分時間を食い潰す悪魔のようなメジャーコンテンツが、かけがえのないものだと思うのかもしれない。」 「それでも、この命の使い途は呪いでいい。後悔するかもしれない十年後二十年後を、まやかしの永遠の先に置く。」

    0
    投稿日: 2024.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こちら、斜線堂有紀さんの『愛じゃないならこれは何』の続編短編集となりますが、これだけ単品で読んでも、まったくOKです。 うん。 これは大人気マンガ『推しの子』、斜線堂さんバージョン、ですね☆ 星、とは、アイドルのこと。 地下アイドル、売れっ子アイドル、ファン、その周囲の人々、それぞれの視点の恋愛物語です。 ミステリじゃない斜線堂さんの「恋愛もの」は、とにかく拗れまくってる! そこがいい!w 今回も、第1話から、まーよくそこまで拗れられるねぇ、とあきれるほどだが、最後まで読むと、もう拗れてない恋愛なんか存在しないんだろうな……と遠い目になる。 この内容で、文章はよみやすさ抜群♪ 拗れ恋愛ものがお好みの方は、ぜひどうぞ♪

    0
    投稿日: 2024.10.02
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    ★5 美しくも恐ろしい情愛、溢れ出る妬み嫉み!完成度が高すぎな恋愛短編集 #星が人を愛すことなかれ ■きっと読みたくなるレビュー 斜線堂先生の恋愛をテーマにした短編集。これまでも読んできましたが、先生の恋愛感情は鬼気迫っていて大好きなんですよね~ 今回も楽しみにしてました。 ★5 完成度高すぎじゃないですか、ちょっと極まった領域まで来ましたね。 話の筋だったり人間関係がメインではなく、また芸術性でもなく、エンタメで読ませるんですよ。恋をしているその人の心情やセリフだけで強く読者をひっぱっていく。プロットひとつひとつの引力が強く、それだけでめっちゃおもろいんですよね。 恋愛小説っていうと駆け引きとか関係性だけじゃねぇの?と思いがちなんですが、これが様々な種類の感情の揺れを表現されてるんすよ。恋愛小説でこんなにも熱くなれるとは思いませんでした。 ちなみに私は相応の年齢を重ねている男で結婚も家庭も持ってます。すっかり恋愛なんて縁遠く、好きだの嫌いだのなんてとっくに卒業してます。それでも惹きつけられちゃう恋愛小説ってエグくないすか。ターゲットドンピシャ世代の皆さんにとっては、もっと楽しめるんだろうなぁと羨ましい限り。 今回はアイドルの恋愛というテーマ。過去作『愛じゃないならこれは何』の「ミニカーだって一生推してろ」が関連作ですね。こちらも破天荒な設定と狂った展開が大好きだったので、できればこちらもあわせてどうぞ。 ■各作品のレビュー ●ミニカーを捨てよ、春を呪え アイドル推しの彼氏をもつ女性の物語。アイドルに愛情を注ぐ彼氏を持った彼女は何を思うか… ガチ恋ファンのめるすけ登場ですよ。ガチ恋勢って若干のキモさを感じちゃうんですが、天使や妖精を偶像崇拝するような感覚は確かにわかる。推しが自分の活力に帰ってくるんすよね。 しかし私は主人公冬美を応援したい、嫉妬心のカタマリって感じがパワーいっぱいで好きだわー。ただ彼女を幸せにする自信はないです… ●星が人を愛すことなかれ Vtuberと彼氏の物語。Vtuberアイドルとしての仕事の価値と彼氏… どっちが大事? 「私と仕事、どっちが大事なの!」って、昭和時代は男は言われたもんですが、令和時代では立場は真逆ですね。腹の底にある情熱と葛藤をめっちゃ豊潤に描いてて、ズバズバ胸に刺さるのよ。これまで何もなしえなかった自分への希望が眩しすぎる感覚、わかるわー。 もちろん仕事と恋愛は別の領域ではあるんだけど、自分の信じた道をいく主人公の選択は正しいと思う。 ●枯れ木の花は燃えるか 地下アイドル同志の恋愛、彼氏の浮気が炎上し… これが噂のマウントの取り合いですか! ここまで露骨な罵詈雑言はむしろ気持ちがいいですね。これまで同担OK/NGって、何故こんなすみ分けがあるのかさっぱり理解できなかったのですが、なるほど腹に落ちました。しかし愛情がひっくり返ると、如何に恐ろしいことになるかというホラーですね。この力強い妬み嫉みは必読ですよ! ●星の一生 トップアイドルが自身のガチ恋ファンに片思い?! さらに彼が結婚すると知って… 純粋な愛情をたっぷり表現した作品。人を思う気持ちは美しいんだけど、バランスのなさに怖さがある。どんな立場であっても、悩み多きひとりの人間。自己規律を全うするために、寄り添える何かが必要ですよね。かつて独身な貧乏時代、好きな子に告白することを目標にして、ひたすら働いてたことを思い出しちゃいました。 ■ぜっさん推しポイント 恋する女性のパワフルさってカッコイイですね、優男なんて簡単に凌駕しちゃいます。彼女たちの半ば狂った感情を見てると、なんとなくこれまで自分がモテなかった理由が見えてくるんですよね。 何でも夢中になる、必死になることで、その人の価値や性質が確立されていく。結果それが魅力になって、周囲の人が惹かれていくんすよね。生きる学びになるなぁ、できればもっと若いときに知りたかったです。

    99
    投稿日: 2024.09.28
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    地下アイドル「東京グレーテル」を主軸に展開していくアイドルたちとそのオタクの恋愛事情。ファンにとって推しは生活の一部どころか全てであって楽しいも悲しいも感情は全部推しの言動に左右される。現在の推し文化はSNSの普及も相まってとても激しい。プロとしてのアイドル道を極める彼女たちの精神も危ういものがあるのね。そうだよね、きっと中の人は普通の年頃の女の子なんだものね。サクッと軽く面白く読んだ。

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冬美の話が共感できすぎて辛い。 結婚式の日、ルリがめるすけに告白してたら、めるすけは冬美を捨ててルリを選んだと思う。 偏見かもだけど、男の人の方がそういう選択をしそう。 ルリがなんでめるすけに気持ちを伝えないのか、前作から不思議だったけど、自分のアイドルとしての価値が大切だから身動きが取れないのだと、えいらの言葉で分かった気がする。 全部の話苦しい…

    1
    投稿日: 2024.09.26
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    「ミニカーを捨てよ、春を呪え」 「星が人を愛すことなかれ」 「枯れ木の花は燃えるか」 「星の一生」 4話収録の連作短編集。 斜線堂有紀氏の恋愛小説は熱い。 アイドルオタクの彼氏に不満を抱く冬美、恋愛よりVTuberとして輝きたい雪里、地下アイドル同士の恋愛に固執する希美、『東京グレーテル』のカリスマアイドル・赤羽瑠璃。 四人の女性たちから溢れ出す傲慢さと承認欲求。 だが、それを凌駕する愛の深さに胸がギュッと締め付けられる。 もどかしくて切なくて痛くて愛おしい。 読みながらそんな彼女達を応援し続けた。 一途な想いがひたすら尊い。

    6
    投稿日: 2024.09.26
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    アイドルにまつわる重たくてどろどろで狂おしいほどの愛の短編集。 執着の強さに読んでいてしんどいところもあったが、 でも、いっそここまで何かを好きになれるなんて苦しそうだけど羨ましい。 ☆3.5

    1
    投稿日: 2024.09.25
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    拗れた気持ちと歪んだ愛と執着と依存が綯い交ぜになった感情書くのうま〜と思った。拗らせた人間の話大好き。

    1
    投稿日: 2024.09.24
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    めっっっっっっっっちゃ!良かった!語彙力無くなるような尊い愛が沢山詰まってた。世にいう尊さとは違うんだろうけど私にとってはご褒美に食べるデザートみたいな尊さだった。 個人的には「愛じゃないならこれは何」も最高だったけど超えてくれた作品。うーん。純粋にどタイプな作品なんだな。これから先も斜線堂先生の作品を追い続けようと心に決めた。 ばねるり…( ; ; )

    38
    投稿日: 2024.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼氏がアイドルにドはまりしていることが気に食わない女性。自分だったらどう思うだろうか。趣味の一つなのだから、とやかくは言わないだろうな。だが、全面的に「いいね!」とは思えない気もする。アイドルが彼氏に振り向く可能性が絶対ないとは言い切れない地下アイドルなら猶更だ。ただ、表立ってドルオタ活動を辞めてくれと言うと、周りから反感を買う。いやぁ、やりづらいね。アイドルおたくを認めるのと同等に「アイドルおたくを認めない彼女」も認めてあげても良いんじゃないだろうか(ちょっと自分でも何言ってるか分からない)。 そんなこんなで無事、彼氏と結婚できて良かったねと思いきや最後、少しびっくり。 まさかのアイドルがファンをちゃんと見ていて、しかも大事な存在だと認識していたとは。ドルオタの彼女の敵対心は正しかったということか。もし彼女が何もせずにいたとしたら、まったく異なる展開になっていたかもしれない。 アイドルとファンの距離感が近いというのは、良いことなのか悪いことなのか。一般人との境目がなくなってくれば、それはもうアイドルではないのだろうか。

    3
    投稿日: 2024.09.21
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    読みやすさ★★★★☆ 誰かにあげたくなる★★★☆☆ 満足度★★★★★ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ドルオタ彼氏を持つ女性、元アイドルのVTuber、アイドルの恋人が炎上した現役アイドル、自分を推してくれるオタクに恋するトップアイドル……多種多様の『アイドル』に纏わる短編集でした。 最初から最後まで重く苦しく、心の奥底にあるなにかがズタズタに切り裂かれていくような痛みさえ感じるような呪いの話。 でも、そんな痛みもなんだか癖になってしまうような気がしてしまうから不思議でした。 同じ作者さんの『愛じゃないならこれは何』と同じ世界線のお話だと、読んでいる途中で知ったのでらその作品も絶対に読もうと思います。

    1
    投稿日: 2024.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    星として生きるアイドルなどの姿が描かれている。 「人が星の燃える由縁を知ることはない。」という一文が物凄く印象に残った。 個人的には2話目と4話目の東京グレーテルの2人の話が特に面白かった。 サクッと読める。

    1
    投稿日: 2024.09.18
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    ドルオタ、Vtuberの中の人、アイドルと様々な立場にいる人たちの物語。 『星が人を愛すことなかれ』のVtuberの中の人の心情はあまりにもリアルでしたし、『星の一生』のアイドルの心情もまた…。 こんなことあり得ない、でももしかしたらこんなこともあるかもしれないというバランスが絶妙すぎます。 今の時代だからこその物語であり、共感したり、少しでも思いあたったり、そんなこと起きるわけないと思ったり…読む人それぞれの受け止め方がある作品だと思います。 とても面白かったです!

    4
    投稿日: 2024.09.10
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    全短編全てがズシンと重い呪いのようで読んでいて苦しいが、面白い。恋愛小説だけどアイドルがメインテーマなのでかなりフィクション味を感じて、それでいてどこかで起きているのかもしれないなという微妙なバランスが良い。オタクだって何かの責任を負うべきなのかもしれないとすら思わせる鋭い書き口が染みた。赤羽瑠璃に関しては前日譚が別の本にあるらしく、一冊のストーリーとしてのまとまりに欠けていてそれがちょっと残念。

    5
    投稿日: 2024.09.09
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    「愛じゃないならこれは何」で描かれていた世界線のその後の物語。めるすけと赤羽瑠璃のその後、そして、前作で描かれなかった冬美の物語まで描かれており、まさに「愛じゃないならこれは何」にふさわしいラスト。

    1
    投稿日: 2024.09.08
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    斜線堂さんの本を読んだあと心が重くなる感じが本当に大好き。 主人公それぞれただひとつが欲しくてひたむきなだけなのに一般的には歪んでいると称される生き方の選択をしていて読んでいてずっと苦しかった。 純粋に抱く思いや感情がアイドルとしてだと汚点になってしまうの辛すぎるし、他人の見えない部分を憶測で判断して勝手に苦しくなるのあまりにも現代の女の子でずっと救われない...と思いながら読んでいたらいつの間にか終わっていた。本当に大好きです

    4
    投稿日: 2024.09.01
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    脇役でも主人公と言われたら主人公。 相手の事を考えてるようで、 結局自分の事しか考えてないお話。 気持ちは分からなくもない。 続きが気になって一気読みしました。 何だかんだ最後は理性が勝ってしまう。 欲を言うと、もっと全員狂っててもよかったかも。

    3
    投稿日: 2024.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珍しく、ミステリーではない小説。 推しとアイドルとドルオタとの崇拝され崇拝し、嫉妬され嫉妬する物語。 ・ドルオタの平凡な男が策略的な女と付き合う。女はアイドルの方があってる!とアイドルに嫉妬する。 ーーー 積極性の使い方はここだと思った。渓介に心惹かれるものがあったわけじゃない。けれど、条件が良い。この大学の院に行くくらいなら、多分それなりのところに就職出来る。見た目だって良くはないけど悪くはない。 ーーー なんでもいいけど、この女の子の積極性、ウチの嫁を彷彿するぞ… ・元アイドルのVtuberが、Vruberに専念するために長く付き合い、サポートしてくれた彼氏を捨てる。悲しい話。 ・地下メンズアイドルに騙されて繋がりを持った女の子たちが協力して炎上させまくる。本命彼女は同じアイドルでその子も繋がりの一人なのか本命なのかゆれる。 ・トップアイドルは、ドルオタの男の投稿を見てそれに相応しいように頑張ってきた。ドルオタが結婚して悲しみに暮れる。

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    一本目から残酷や。これがずーっと続きますっていうやつ。優しい不愉快。 二本目も厳しい! vtuberとどう向き会えばええのか。 え、待って。三本目もめちゃくちゃ苦しんですけど? あ、4本目は最後まで読めないかもしれない。

    1
    投稿日: 2024.08.27
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    感想 人を愛してはいけない。たくさんの人に愛されているから、愛すべき1人がいるから。手が届かないから美しい。手が届くと気付かれてはいけない。

    2
    投稿日: 2024.08.27