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ヤマケイ文庫 ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記 増補版
ヤマケイ文庫 ヒルは木から落ちてこない。 ぼくらのヤマビル研究記 増補版
樋口 大良、子どもヤマビル研究会/山と溪谷社
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総合評価

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    ちょっと残念な内容だった。 子供が科学的な見方を身につけて発表できるまでスキルアップする様子を伝える。この主旨はうまく出来ている。ただ自分はヤマビルが木から落ちない理由を実験だけではなく科学的に追求するような内容を期待していた。

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    投稿日: 2025.10.18
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    子供たちによるヤマビル研究の顛末記。研究題材になっているヤマビルについて知ることが出来るのはもちろんだが、この本はどちらかというと子供の科学教育について考えさせられる本になっている気がする。このヒル研を巣立った子供たちは良い研究者になりそうだ。

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    投稿日: 2025.01.29
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    三重の山にはヒルがいる だから、夏の間には行かない と決めている そこでヒルの生態を研究している子供たちがいる その研究の過程を綴った本 私もヒルは木から落ちてくると思ってたひとり 子供たちが研究に夢中になっている姿が想像できて こういうものに出会える子は幸せだと思った 先生の指導というより子供と一緒に研究するという姿勢も素敵だと思った でも山に登る者としてはヒルには会いたくない だからやっぱり夏には登れないかな

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    投稿日: 2024.12.09
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    ヒルは山道で木の上から降ってきて首筋につき、そこで血を吸う。これは本当のことか? 小中学生が自然の家で行っている様々なヒルの研究。 彼らの研究によって、木から落ちているように思えるヒルが、実は足下から這い上り、首筋まで辿り着いて血を吸っていることがわかる。 木からヒルは落ちてこない。 本書は、そのようなヒルに関する様々な知識を更新するための本ではない。 ヒルを研究する彼ら、ヒル研がどのようなアプローチで研究をしているか、それを記録し紹介している。 科学に対するアプローチ方法を、彼らが編み出していく面白さが、本書のキモ。 学校の先生、親など、子供たちに直接接する機会が多い人に、ぜひ手に取ってもらいたい。 そして、子供たちの自由な意志による研究への糸口を、自分が関わる子供達にも提示してあげたら、それはとても面白い。 とはいえ、本書には実際にヒル被害を減らすヒントが多く含まれる。私はさっそく本研究のバックアップもしている忌避剤メーカーの「ヒル下がりのジョニー」を購入した。 ヒルが出てきそうなエリアに入る時は、足回りをヒル下がりのジョニーで固めて防備していきたいと思っている。

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    投稿日: 2024.08.22