Reader Store

総合評価

102件)
4.3
45
45
11
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楯の塞王と矛の砲仙が近江の大津城でどちらが太平の世をつくるかを掛けて戦う。楯は城の石垣、一方の矛は鉄砲となる。しかし、その矛楯が持つ力だけでなく、それを扱う人や更には彼らを纏める武将の人間力もが勝敗を分けるのだと思った。 この時代に関する本を読んできた割には、蛍大名と揶揄された京極高次に家臣や民を惹きつける人間力があったのかと思うと、彼の視点で書かれた別の作品を探して読んでみたい。

    0
    投稿日: 2026.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    15 矛盾。 お互いが全力を出し合ったからこそ、 匡介は要石を見つけ、彦九郎はその石に砲弾を命中させることができた。 想定以上の納得感ある結末で後味が良かった。 面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大体、作家さんの話し方や話す内容が好きというのがあって久しぶりにこの歴史小説を読んだ。大体、流れの中である程度、先が読める場面も多いがエンタメ性は高く、最期はいい塩梅な感じで終焉。歴史的事実と絡めながらここまで膨らませるのは凄いと思った。小説においては職人が技で共に平穏を願っての戦いってとこが核だが、現代の戦争も新型兵器に対しての考え方において似たような一面があるのかな。

    1
    投稿日: 2025.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最高!! 今村さんの作品はほんっとうに人物が魅力的。 だからと言って人物メインではなく、 あくまでも歴史小説らしく史実に基づく背景があり、 日本人なら一度は聞いたことのある歴史上の人物が、命を吹き込まれて登場するのも本当に引き込まれる大きな要素になってる。 そしてなんと言っても、穴太衆の技術の魅せ方たるや。 河原で何気なくやったことのある石積みを、気の遠くなるような長い時間をかけてやっと、あの石垣は出来上がってるというのは、月並みな表現しか出来ないけどすごいな、と。 しかもこの令和の現代も穴太衆の技術を継ぐ方がいらっしゃるとは、、、 より物語が生きている、と実感させられます。 ネットにあったインタビューを拝見したところ、その方のお祖父様のお話が、 石を見る力とか、性格が出る、とか まさしく物語の通りで、感激。 面白かったです。

    2
    投稿日: 2025.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり前に買って積んでたもの。 下巻で盛り上がってきたー!と、思っていたらさらにムネアツ展開。 名もなき民が絡んでくるのに弱いのです…。 どちらが正しいとかではないし、状況によって答えが変わるけれど、武器は使いたがる馬鹿が必ず出てくる事も考慮する必要があるように思う。 京極夫妻がかわいかった。

    1
    投稿日: 2025.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻あって結構なボリュームと思ったけど、ストーリー展開も面白くハラハラドキドキして一気に読み終えてしまいました。

    1
    投稿日: 2025.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    圧倒的に良かったわけではない。矛・盾がテーマなことが題名でわかるため、ストーリーも大凡予想はついた。人物描写も概ね予想通り。謎解き要素やミステリー要素が欲しかった。塞王たる主人公の性格が直線的すぎるのでは。女性をもっと絡めるとよいと思う。

    1
    投稿日: 2025.12.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4.3 石垣職人の後半。 大津城を守る穴太衆の匡介と鉄砲の彦九郎の互いの矜持と技術の戦いが素晴らしく書かれている。 また京極高次、初の描き方も気持ち良い。

    1
    投稿日: 2025.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    太閤秀吉が病没し、大乱の気配が近づく。下巻では琵琶湖畔に立つ大津城の京極高次から石垣改修を依頼された飛田匡介と鉄砲職人の国友彦九郎の石垣対鉄砲と大砲の戦いが描かれる。 関ヶ原の戦いの前夜、矛である鉄砲と盾である石垣のどちらが勝つのか。 京極高次やお初や夏帆など魅力的な人物のもとで、こころを一つにして天守を守ろうとする匡介ら穴田衆らの働きが、「人は石垣」だと思った。 戦争を続けるのも終わらせるのも、人の気持ちなのだ。 2025年12月13日読了

    1
    投稿日: 2025.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦国時代の末期の近江周辺の国取り絵図を背景に書かれた上巻から、関ヶ原間近の大津城の戦いが中心の下巻。 東軍方の大津城主側に付く石積み穴太衆飛田屋と、西軍方の攻め方に付く鉄砲鍛冶国友衆が白熱の攻防を展開します。人情ドラマあり、根性節あり、歴史的背景ともタイアップして、スリル満点の歴史小説でした。 石積みの細やかな表現が少し難しいので、星4つです。

    1
    投稿日: 2025.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    mariさんにおすすめ頂いて、Amazonでポチったのだったと思うのですが、記憶があやふやに。。。 違ってたらごめんなさいm(_ _)m そして、最近Amazonに勝手にキャンセルされていたことに気づき、ムキーo(`ω´ )o となって、メルカリで購入しました♪ 時は戦国時代。 主人公、匡介は幼い頃に家族を織田軍に殺され、「穴太衆」の飛田源斎に救われる。 源斎は塞王と呼ばれ、崩れない石垣を作る職人だった。 石の声を聞く能力のある匡介は次第に頭角を表す。 対する鉄砲鍛冶の彦九郎。 誰も使いたがらないほど強力な銃を作れば、逆に戦はなくなると信じ、鉄砲作りを極める。 どちらも人を守るために己の技術を尽くして立ち向かう。 絶対に壊れない盾と、何でも壊すことの出来る矛。まさに矛盾です。 聖闘士星矢の龍星座の紫龍のお話です! 違うって( `・д・)っ)) まず初めに言っておきますが、私は関ヶ原の戦いが誰と誰の戦いだったのか、つい去年くらいまで知りませんでした(^◇^;) そのくらいの歴史音痴です! 会社の部長に、 『まきちゃん、関ヶ原の戦い、誰と誰の戦いか知ってる?』 と訊かれ、 『うーん、徳川家康!?』 『当たり。じゃ相手は?』 『相手!?相手誰!?』 はい。このレベルです(-。-; 情けないのですが、何度読んでも頭に入ってこないんです(-。-; が!そんな私でもしっかり読めました。 頭の中に行ったこともない大津城の画が広がるんです。 今村翔吾さん、やっぱり天才ですね!ほんと凄いっ! これ映像で観たいです! 歴史無理な私でも★5なので、関ヶ原の戦い付近を熟知している皆様なら突き抜けてお星様10個くらいいっちゃうんじゃないでしょうか!? -------------- 私の息子は、多分ちょっと普通ではない子です^^; 今なら何らかの名前がつきそうな、まぁ皆さんと同じことをしろと言われても出来ない子だったんです。 おかげさまで、小さい頃は色々苦労をしまして^^; でも今は立派に?毎日元気に働いております(∩ˊᵕˋ∩)・* 土曜、息子は休日出勤で、そう聞いていたのでお弁当も作る気でたくさんご飯を炊いておりました。5:30に目覚ましをセットして起きると、既に息子の姿はありませんでした。 リビングの机に書き置きがあり、 『しごといってくる 4:50』 と残されていました。 職場から呼び出しがあったのかな??と思っていましたが、帰ってきた時に聞くと、 『母さん寝たいだろうから、最初から早く行くの決まってたけど言わなかった』 って言われました。 皆さんの家では当たり前なことなのかもしれませんが、私にとっては凄い衝撃的なことで、、、 たったこれだけのことで涙が溢れそうでした。 あんな、何にも出来ない息子が、母に気を遣ってくれるとは、、、、。゚(゚´ω`゚)゚。 そんな些細なことで胸がいっぱいになりました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

    110
    投稿日: 2025.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    火縄銃や大筒を作る国友衆を率いる彦九郎と穴生積で名高い穴生衆の匡介のそれぞれの想いがぶつかる。同じ近江で、矛と盾の双璧が存在したことに、改めて驚きと納得を感じる。蛍大名と呼ばれた京極高次のために、守りの盾でありながら、攻めているかのような働き。水城大津城での合戦描写に引き込まれ、これぞ時代小説とうならされた。

    14
    投稿日: 2025.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20251123055 下巻。大津城攻防で楯と矛があい見える。どちらにも正義があり、どちらにも想いがある。戦争とは矛盾のなかにある。

    1
    投稿日: 2025.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    職人同士の意地とプライドのぶつかり合い、上巻よりも更に、登場人物、みんな引き立っていたように思います。イクサガミの時にも感じましたが、今村先生の作品では、戦いの臨場感、その場にいるような息を呑むスピード感じます。

    15
    投稿日: 2025.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻で実に魅力的なキャラクターとして心に残った京極高次が、再び穴太衆とタッグを組む! いや、実際は何もしないけど。 存在が楯、という気がしましたよ。 前線で戦う武士、城を守る穴太衆、そして暮らしを支える民衆のそれぞれに、生き延びることを願う宰相・京極高次。 そのためなら自身はどんな汚名をかぶっても、蔑まれてもかまわないという覚悟。 闘いに倦み疲れ、戦国の世を終わらせるため、絶対に落とされない石垣を組む匡介。 闘いに倦み疲れ、戦国の世を終わらせるため、圧倒的な強さの鉄砲を作る国友衆の彦九郎。 守りながらも攻めなければならないときがある。 攻めつつも守らなければならないものがある。 その矛盾を抱え持つのが人間であり、その矛盾を抱え持ちながら平和を希求するのだ。 何度も何度も石垣に打ち込まれる大砲の弾。 崩されるたびに命をかけて修復していく作業は、きっと平和を守るってこういうことなんだと読者に示しているかのよう。 それが本当の『塞王の楯』なのだと思う。

    1
    投稿日: 2025.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京極高次と妻の初が素晴らしく良いキャラクターで魅力的。とにかく登場人物の書き方が上手いので、ストーリーに引き込まれてしまう。そしてまた一気読み(笑)

    1
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長く続く攻防戦にハラハラ。 彦九郎側からの目線も、仕事や平和に対する気持ちが分かって、最初の印象が変わっていった。 最後の匡介と彦九郎のやり取りがよかった。

    1
    投稿日: 2025.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今村翔吾はほんとに。息をつく間もなく戦いが続く。だからずっと休憩できず、読み続けるしかなくなる。そして泣く。イクサガミ程の悲しみはなかったけど、イクサガミよりも、歴史上の人物をもっと調べて知りたくなった。時代小説が好きになってきた。

    1
    投稿日: 2025.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の決戦は手に汗握る展開でした。お互いを認め合った至高の戦いは読む手が止まりませんでした。久しぶりに睡眠時間を削って読んだ一冊です。

    1
    投稿日: 2025.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の決戦攻防のところ、絵としての想像がやや難しかった!大砲が城壁に当たるとどうなる?数十秒の間に石を組み直すとは? 挿し絵とかあればもっとイメージしやすいが、蛇足だろうか。

    1
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下巻は一気読みでした! ラストも良かったし、久し振りの歴史小説を堪能しました。 高次も、お初も、飛田屋の皆も、とてもかっこ良かったです。 さすが直木賞受賞作でした!

    14
    投稿日: 2025.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    守る盾攻める矛、目の前で戦が起こっているような思いでハラハラドキドキした。読む事が止められないという本に久々に出会った。

    2
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (後編)城を、城主を、御方様を、農民を、仲間を石積みで絶壁等を駆逐し守る方と鉄砲と大筒で攻める方、石積職人と鉄砲職人との魂が競い合い、駆け引きの戦乱で判断を問われ、決断していく様は厳しい環境で最後に己を信じるしかないと必死に戦う姿は美しく見えた。現代でもライバル同士の駆け引きは多く、そこでの決断は迷いも多いはずだ、だが己を信じて皆を説得し断行できるかが勝負師の生き様だ。「泰平は、矛でも楯でもなく決めるのは人の心である。人の心の矛盾の象徴意こそ、己たちなのだろう。人の愚かさ、醜さ、哀しさを気付かせ、そして人の強さ、美しさを思い出させる。そのために決してどちらが突出せぬように切磋琢磨する。己たちもまた矛盾の存在ではなく、ゆきつくろころは同じではないか」

    12
    投稿日: 2025.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    秀吉が天下を取るあたりから太閤秀吉が病没、その後のゴタゴタまでの時代を生きる男たちの物語。 石垣職人「穴太衆」から見る戦国の世とは……第166回直木賞受賞作。 上巻は世界観に入るためのチュートリアル。下巻に入ってからが本番!最高にのめり込める物語! 下巻後半のバトル描写!いやいや?こんな戦国小説あるんかいってツッコみたくなるけど、めちゃくちゃ手に汗握る。すっげぇかっこいい。泰平の世を願う気持ちがチカラになる……これは直木賞取るわ。受賞時はミステリ読みでノーマークやったのでびっくり。こんな骨太なお話だったのか。 全編通じて京極高次がとても良い。実在する人物をこんなに魅力的に描いてくださる今村翔吾氏に感謝。歴史小説の良さなんよなぁ。立花宗茂も良き。好き。 上巻の巻末に北方謙三氏との対談が、下巻の巻末に加藤シゲアキ氏の解説があるのも嬉しい。巻末がとても充実してる。ありがとう集英社さん。

    7
    投稿日: 2025.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最強の楯たる石垣が守り抜くのは、城か、民か、それとも人の心か。 息詰まる攻防戦はただ感動を呼ぶだけでなく、読む者に城の魅力を教えてくれる。 お城好きのきっかけとなる一冊ではないでしょうか。

    7
    投稿日: 2025.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高評価が多かった為、読んでみたのですが、物語のテンポが悪く、正直なところ途中で飽きがきてしまった。石垣の知識や技術等にあまり興味を最後まで持てなかったので、私にはあわなかったのかなぁ 勿論良い本だとは思いますが。

    1
    投稿日: 2025.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1600年、関ヶ原の前哨戦となる大津城の戦いを、石垣造りのプロ集団 穴太衆の視点で描いた作品。とても面白かった。 前半は主に匡介の視点で戦に至るまでのことが語られているが、後半の戦の段になると、匡介の視点と敵の国友彦九郎の視点とが交互に描かれるようになる。どちらも武士ではなく職人ではあるが、それぞれに正義、信念そして葛藤を抱えて戦いに臨んでいることがよくわかる。また、彦九郎視点で描かれていたこれは、匡介視点では実はこういうことだったのか(逆も然り)というちょっとした謎解きっぽい要素もあり楽しい。 また、横山久内、京極高次、立花宗茂など、敵味方関係なく魅力的な将が登場してくる。特に西国無双 立花宗茂には度々その器の大きさを見せられて、敵ながらも好きにならざるを得ない。雷破(大筒)で城門を狙う彦九郎の葛藤に気付いた場面や、開城後に匡介と邂逅した場面が特に印象的。やはり敵が魅力的だと物語が一気に面白くなる。 そしてなんと言っても最後の懸。互いに死力を尽くし限界を超えてなお戦う楯と矛の攻防は手に汗握る。日が暮れて夜になってようやく終わるかと思ったがそんなことはない。彦九郎の攻撃は止まらない。「もう勘弁してくれ」と思っているところに徳三郎ら平民たちが松明を持ってやって来た場面で泣きそうになる。 匡介と彦九郎の勝負の終わり方も秀逸。これ以上は考えられない。終章で語られる戦のその後は、史実も匡介たちもハッピーエンドでよかった。

    3
    投稿日: 2025.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    穴太衆が主人公の小説と聞いて買った本。穴太衆は司馬遼太郎の本で知って興味を持っていたのて。 戦国の城を守る穴太衆と鉄砲鍛冶の対決、殿様と庶民、などが絡まって、とても面白い小説。

    3
    投稿日: 2025.07.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    鉄砲職人の矛と石垣職人の楯とが戦でぶつかり合う。矛楯。どちらも泰平を願う思いは同じ。 戦に職人も参加して攻撃を受けながらも石垣を組み替える懸というのがあるのに驚く。職人の矜持が熱く伝わり、人物がとても魅力的に描かれていた。 歴史が苦手なので途中まで中々読み進められなくて読み切れるかなと心配だったが、下巻で戦が始まってからはスピード感があり攻防戦の様子が面白く読めた。 読んで苦手意識のある歴史にも興味が出てきたし、城を見学する機会があったら石垣に注目すると思う。

    3
    投稿日: 2025.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとなくは知っていた大津城や穴太衆。関ケ原の戦い前夜の局地戦を描く、さすがの直木賞受賞作。秀忠遅参の功労者、真田の話は有名だが、鳥居城の激戦の陰に隠れ印象が薄かった史実を膨らませ、見事な作品に

    2
    投稿日: 2025.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    盾と矛の壮絶な戦いにハラハラさせられた 今まで城の石垣を見ても見事だ、としか思わなかったが、それを武器に出来るほど熟練した人達がいる事を初めて知り、これから城跡を見る視点が変わるだろう 穴太衆、国友衆、どちらも埃高く、緻密な鍛錬を積み重ねたからこその技 そして、両者とも安寧の世を願うからこその技 先人達の想いは現代の私達に問われている 物語の最後に、城壁から棚田への石積みへと変わった匡介の笑顔を想像し、戦の無い日々を願う気持ちは、いつも変わらぬ尊い物だと思った

    3
    投稿日: 2025.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当の最強の盾とは何なのか? 盾と矛の対決、 手に汗を握る展開だが、戦いの内容はこれしかないという、大砲の弾を石垣が防ぐという単純なもの。 だからこその作者の読ませる力が大切。 先人たちが描いた未来の中を私たちは生きているのだろうか?

    2
    投稿日: 2025.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごく面白かった。戦国時代、戦火にのまれ家族を失ったところを城壁職人(塞王)に拾われた主人公。独り立ちするまでが上巻で描かれ、鉄砲職人との対立と大きな戦での様子が下巻で描かれていた。最後まで息を飲む展開。京極家が、大好きになりました。

    2
    投稿日: 2025.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さて、下巻。 国友の最新銃を見極めて源斎が伏見城の戦いに散った後は、まるまる大津城の戦いが描かれ、“蛍”京極高次&穴太衆vs.“無双”立花宗茂&国友衆の一進一退の攻防には手に汗を握る。 あのあたり住んでいた頃はよく散歩していたが、長等山から浜大津までは結構な距離があるぞ。そこから天守を狙える大筒を操る国友衆も凄ければ、至近に移動した大筒から弾が撃ち込まれる度に石垣を修復していく穴太衆もまた見事。 双方が人知と気力と肉体を使い果たしての天晴れな戦い振り、とりわけ城主から民までがひとつになった大津城の姿は胸熱もの。 領地の民を護るため戦いを始め自らの死を覚悟しながら終わらせた高次、その戦いぶりを認め一命を許した攻城の将、美濃の決戦に間に合わず帰った自領で力尽き浪人になりながら大名への復帰を宣言する宗茂。それぞれの武将たちの高潔な立ち振る舞いにも心を洗われた。

    84
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「男心」というものがあるのならば、今村さんは本当によくわかってらっしゃる。心を掴まれました。 私は高次が特に好きです。今日一番の大音声で言い放った。「儂は塞王を信じる。皆もその儂を信じてくれぬか」痺れます。 あの三田村吉助が「どうか助けてやってけれ‼︎」と叫んでいたというところも「かっこよ!」てなりました。

    12
    投稿日: 2025.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん これ面白いかな 評価が高すぎやしないか 歴史小説は、特に戦国ものなら もっと面白い本がいっぱいあるし 標準的な歴史小説でも中の下ぐらいの出来 石を積む職人という設定は新鮮だが それ以外は、平坦で真に迫る件もなく 言動も青臭くて、ちょっと恥ずかしいぐらい

    0
    投稿日: 2025.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく全ての描写に込められた熱量がとんでもなくて、ずーっとキングダムの合従軍戦を読んでる時のような興奮。 石垣、城をきちんと見てみたくなった。

    2
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    矛盾、矛と楯に見立てた石垣と鉄砲のお話。上下一気に読んだが、上はちょっと盛り上がりきらず、やはり読みどころは大津城の攻防。ひとの心の強弱が揺れ動く様がハラハラ読ませてくれました❗

    3
    投稿日: 2025.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    歴史が苦手で、さらに戦争や戦さに全く意味も共感も理解も持てないためか、イマイチのまま終わった。職人の凄さはわかるし、格好良いとは思うが。

    0
    投稿日: 2025.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【2025年43冊目】 東軍と西軍の戦の要となった大津城。匡介も宰相高次からの依頼を受け、飛田屋の職人たちと共に入城する。迎え撃つのは、鉄砲を極めし国友彦九郎。関ヶ原前夜の大津城を舞台に盾と矛がぶつかり合う――。 いやー、すごい。端的に言うと、怒られそうなんですけど、石を積んでるだけなんですよ。なのに、ここまでドラマチックに描けてしまう、今村翔吾さんが怖い。 崩れても崩れても積み上げる執念と、崩さんと猛攻をかけてくる妄念。どちらも戦国を生きながら、人が死ぬことや乱世になることは望んでいないという矛盾。 関ヶ原の戦い前夜が舞台なのに、東軍と西軍がぶつかるところは一切描写されることなく、それでも戦国時代を戦い抜いた人々の思いや荒々しさを描き切っている見事さ。 筆力がないとこんなの絶対書けない。感想の語彙力がなくてごめんなさいですが、すごかった。

    1
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    忙しさもありなかなか読む時間がとれず3週間ほどかけて読みました。 それもあってか敵味方関係なく登場人物へ愛着が湧き、読み終わるのが寂しかったです。 矛盾である銃と石垣。大名目線だけではなく職人目線で描く戦の結末に目が離せませんでした。

    2
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んだ本 塞王の楯 下 今村翔吾 20250415  石垣職人の匡介と鉄砲職人の彦九郎の楯と矛の戦いがいよいよ大津城で始まる。上巻読む限りは、匡介の作った石垣が彦九郎の鉄砲に耐えうるかってのが展開なのかなって思ってたんですが、まさか直接的な対決になるとは。ちょっとリアリティに欠けるんだけど、なんか面白く読んじゃうんだよな。  どこか影を負っていながら、暗く成り切れない主人公たち。優しさ、情みたいなのをまとってるところが、作家のキャラクターなんだろうな。  次は「イクサガミ」だな。

    0
    投稿日: 2025.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    敵からお城を守る鉄壁の石垣か、お城を落として戦なき世を目指す鉄砲か。 石垣の職人・穴太衆と鉄砲職人・国友衆。 まさに矛と盾。 息子が中学生の時の自由研究が藤堂高虎の築城で、その時に石垣について一緒にかなり研究したので、穴太衆の物語ということでかなりわくわくでした。 こんなふうに石垣を作っていたんだという想像ができて、とても興味深かったです。 そして、最後の大津城での戦い。 手に汗握る石積みと鉄砲の攻防。 どっち!どっちが勝つの! 途中で私は諦めそうになったけど、諦めないって大事。 死力を尽くした後には、想像もしなかった結末が待っているはず。 大津城跡のある滋賀の街には今も野面積みの石垣があちこちに残っているようなので、是非見に行きたいです。

    6
    投稿日: 2025.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下巻の舞台は関ヶ原の戦いの前哨戦、伏見城の戦いと大津城の戦いを描く。乱世の世を生きる石垣職人「穴太衆」の頭目飛田源斎と鉄砲職人「国友衆」の国友彦九郎。 方法は違えど志を同じくするふたりの天才の激闘の臨場感が見事。また、登場人物の描き方も魅力的で、特に京極高次の民への口上の場面は感動的。 職人にスポットライトを当て、源斎と彦九郎のみならず当主らの葛藤と苦悩を描き、何のための戦か、平和とは何かを問う。直木賞も納得のエンターテイメント作品。

    1
    投稿日: 2025.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    "戦のない国という理想は同じ。だがそこにいきつくまでの道程は大きく異なる。どちらが正しいのか。彦九郎との戦いの果てに、その答えが落ちているような気がしていたのだ。" ラスト50ページが面白い小説はとにかく面白いんだ!! 最後の最後まで「どっちだ……?」と思わせる転換がとにかく飽きさせなかった。 勝つこと、負けることは結果でしかない。職人が仕事を全うし、農民が田を耕し、殿様はその命を守るために決断する。その先に残念だけれど暴力があって、人が亡くなる。 でも、人が理不尽に亡くならないようにするためにできることはある。 「賽王の盾」の意味がわかる一文で震えてしまった。こういう意味だったのか!!盾も矛も必要とされた。だから存在した。 近江の職人さんも農民たちもこれからどうやって生きていくんだろうなと考えた。実際お初様のその後はわかっているわけで……同じ登場人物の目線から見た大坂冬の陣と大坂夏の陣が見られないかな……と思うくらい、キャラクターたちに心が掴まれていた。面白かった!!

    8
    投稿日: 2025.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最強の盾・穴太衆と至高の矛・国友衆が、互いの正義をぶつけ合う戦いが描かれる下巻。まるで自分もそこにいるかのように感じられる描写がエグい。近いうちに必ず大津城に行くと決めました。直木賞受賞納得の1作でした。

    2
    投稿日: 2025.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    信長、秀吉、家康 この時代の戦国物は「書き尽くされて草も生えない」と言われて久しいですが、まだまだこんな名作が出てくるんですね。嬉しい驚きです。 石垣を積む技能集団「穴太衆(あのうしゅう)」の話です。タイトルになってる〝塞王〟は、その集団の棟梁(頭)において優れた者のみが名乗ることが出来る称号。こちら側が「盾(たて)」 対して、鉄砲や大砲を作る集団が「国友衆」こちらにも同じく〝砲仙〟と呼ばれる称号があり、「矛(ほこ)」 この盾と矛の話です。 時代の中心は、本能寺の変の後。 メインの舞台は琵琶湖に位置する「大津城」 城主は蛍大名と呼ばれる京極高次。 妻は、織田信長の妹の娘「初」 城を守る京極家と穴太衆飛田屋。その城を一刻も早く落として、豊臣方西軍に合流したい毛利と国友衆。 めっっちゃ面白い。 先が読みたくて、気持ちが目を追い越す。そんな感覚は久しぶりでした。

    1
    投稿日: 2025.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    直木賞受賞作。ベテラン作家のような安定感がある。 城の石垣職人集団と鉄砲作り職人集団の対決を軸に物語が進む。親代わりの師匠、仲間たち、好敵手、敵味方となる殿様たちと登場人物がとても好ましい。終わり方も好き。

    1
    投稿日: 2025.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めましての今村翔吾作品は直木賞受賞作を。関ヶ原の前哨戦・大津城攻めで展開される、石垣積みのプロ対鉄砲・大砲作りのプロの対決。テーマが良すぎる…! 主人公は勿論、登場人物皆が魅力的。職人、武士、農民それぞれの心理描写も素晴らしい。最後までとても面白かった。次は「じんかん」を読む!

    5
    投稿日: 2025.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2/24 下巻は大津城での懸(懸は造語らしい)の話が中心となっており、終始ハラハラドキドキ。 結末が気になりすぎてあっという間に読了。 戦の最中に穴太衆が石垣を組み替えたりするなんて……驚き。 戦って、登場人物は武士だけかと思っていたけれど、穴太衆のような縁の下の力持ちが沢山居たんだな〜〜。 石垣職人・鉄砲職人・土木職人などなど… 歴史はまだまだ知らないことだらけ。 京極高次、好き!

    0
    投稿日: 2025.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは面白い!! クライマックスの城塞攻防戦は空気、というか温度を感じた熱くなりました。 穴太衆の物語は、佐々木譲「天下城」があるが、迫力、スピード、登場人物すべてにおいてこちらの方が面白かった。(個人の感想です。)天下城もすごく面白かったですけどね。 ぜひお薦めです。

    0
    投稿日: 2025.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    私の中で、京極高次の評価がめっちゃ高まった本だった。 って言っても全く知らない人だったけど(笑) 終盤までめっちゃ面白く読めたんだけど、最後、彦九郎と匡介の一騎打ちみたいなところになってしまったところは、仕方ないのかもしれないけど、少し絵面に華がないかも…と思ってしまった。 匡介が石垣職人だから、そうせざるを得ないけど。 大津城のみんなはそれぞれ活躍してたけど、戦国無双の高橋さんとか完全に空気感すごかったし。一応名前出てたけど。 毛利家とかいました?って感じやったな。 …それにしても、領民手のひらクルックルやな。 最後、夏帆ちゃんが嫁入りしてきた描写があったけど、これから仕事が減る予定の飛田家に嫁いで大丈夫なんかと余計な心配をしてしまった(笑) 妹の花代、もしかして何処かで生きてて、匡介とバッタリ逢うのでは?と思っていたけど、そんなことはなかった。 師匠の源斉も、直接死んだという表記はなく、多分死んでるんだろうけど、何かもやってしまった。 あと、史実と違ってしまうんだけど、小説での京極高次は「民を守るのが一番!」で、戦を起こす気なんか全くなかった人だったから、西軍は大津城をスルーして関が原に向かってたら勝ってた可能性があったのでは、とちょっと考えてしまった。

    0
    投稿日: 2025.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    上下巻併せて、700ページほどにもなる長編だが、飽きることなく、ずっと引き込まれた。 銃などの鉾ではなく、城壁などの、守る盾側の天才石積職人が主人公とは着眼点が面白い。 果たして石積みで話を盛り上げられるのかと思ったが、びっくり意外な方法を駆使しながら戦う匡介がとてもかっこいい! ただ、石ってあんなに素早く積めるの?そんなに1夜で重い石を7メートルの高さの城壁に仕上げらるのか?と疑問に感じる。しかも戦さをしている真っ只中で…。 最後の大津城の戦いは、ちょっと話しが長いような気はするが結末がどうなるのかハラハラしながら読んだ。戦いが終わった段階でこの小説は終わるのだろうなと思っていたらなんと。 最後はロマンスの彩も添えてグッドでした。

    19
    投稿日: 2025.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    城と人を守る石垣(盾)を作る石垣職人の匡介、城と人を倒す鉄砲(矛)を作る彦九郎。 これからを担う若い2人が、自分の信念を信じてぶつかり合う。 匡介は「倒せない」と思わせる石垣を作ることで戦争をなくし、彦九郎は「使われたくない」と思うような鉄砲を作ることで戦争をなくしたい。 同じ目的のために、正に矛盾した道筋に沿って2人は進んでいく。 織田信長が世襲していた時代から、関ヶ原の戦いまでの戦争の裏側で奮闘した職人たちの物語。 壮大でいて緻密で、戦争の裏側で命懸けで奮闘した人たちに熱くなる。

    1
    投稿日: 2025.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    攻城戦の裏では互いの信念をかけた戦いが行われてた。 飛田屋の懸には胸が熱くなりました。 今村さんの未来を感じさせる終わり方が好きです。

    1
    投稿日: 2025.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最強の楯たる石垣を組む穴太衆飛田組、至高の矛たる鉄砲を造る国友衆。天下分け目の関ヶ原の勝敗に大きく影響したであろう大津城での決戦が大迫力で描かれている。戦の緊迫感、立場の違う人々の想い、職人たちの鬼気迫る仕事ぶりにつられ、一気読み。登場人物もみな魅力的。大津城は関ヶ原の後、1601年に廃城となった模様。 (追記)匡介と全太、ともに王を守る名

    0
    投稿日: 2025.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    関ケ原直前の大津城における城壁の専門家集団穴太衆と火器(鉄砲と大砲)の製造を専門とする国友衆の攻防を描いた作品。そのいきさつは作家の創造からきたフィクションだと思うが、その迫力はすさまじい。 結局大津城を守っていた高次氏は十分時間稼ぎに成功し、攻めていた毛利氏は時間を取られすぎて関ケ原で西軍に参加できず、東軍の勝利となったとしている。史実は小早川の裏切りや、毛利がなかなか動かなかったためとされていると思うが、この作品の設定も面白い。

    1
    投稿日: 2025.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻も一気読み。攻城戦の臨場感があふれ、ドキドキしながらあっという間。 色々不穏な流れはあったものの最後はハッピーエンドの綺麗な終わり方で綺麗な読了感。

    9
    投稿日: 2025.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻通してとても面白く、引き込まれました。 戦国時代の時代小説は、ほぼほぼ武士がメインで語られているのに対して、この物語は石垣職人と鉄砲職人の最強の盾と矛の話。それだけで他の時代小説とはまた違った面白さがありました。 魅力的な登場人物がたくさんいる中でも、私は玲次に惚れました!笑 学生の頃はただただ暗記させられた日本史が、全教科の中で一番嫌いだったため、史実に疎い私ではあるけれど、面白い時代小説を読むたびに改めて日本史を勉強し直したくなります。

    2
    投稿日: 2025.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    石積みの職人集団である穴太衆と、鉄砲職人の集団である国友衆の宿命の対決。手に汗握る攻防戦が繰り広げられ、一気読みでした。 それぞれの技と意地がぶつかり合う中で、大津の民や家臣の拠り所となっている京極高次や西国無双と呼ばれた立花駅宗茂などの武将たちも、魅力的なキャラクターとして描かれていて、「味方」「敵」に分かれて戦うものの、悪役が出てこないので、どちらも応援したくなるようなストーリーに感嘆しました。 矛と盾の結末も上手いです。 さすが、今村翔吾さんです。

    1
    投稿日: 2024.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の最後までハラハラしっぱなし。 特にライバルとの決戦においては、描写が見事で読んでいるこちらにも緊張感が伝わってくる。 そのうち映画化された際、決戦シーンがどう描かれるか期待

    1
    投稿日: 2024.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一級の職人達が織りなす、楯と矛の物語、下巻。 終始、大津城での壮絶な戦いが描かれており、 人の想いのぶつかり合いに目頭が熱くなる小説。 細かい戦闘描写や展開は圧巻で、まるで読者側も戦場にいるかのようなドラマチックな臨場感があり、また、日の当たらない脇役が活躍する本作は、少年マンガの如く熱を帯びており、歴史小説のハードルを下げ、より身近なものに感じられました。 余談ですが、成瀬といい、今年は滋賀が熱いですね。いつか行ってみたいものです。

    12
    投稿日: 2024.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻に続いて、下巻も読んでみました。 ※塞王の楯 上 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4087446565#comment 上巻と異なり、下巻はとてもスリリング。 お互いの化かし合いというか、相手の出方を読み、 それに対して対抗策を打つ、そして相手も更に打つ、 みたいな展開が続き、ページをめくる手が止まりません。 「ホコタテ(矛盾)がテーマのこの本、 どういう終わり方を迎えるんだ!?」と 気になって仕方ない感じですが、 読み終わってみたら 「まぁこういう終わり方になるよね…」という 結構妥当な結末を迎えます。 あっと驚く展開ではないですが、 読み応えのある下巻でした。 面白かったです! 他の歴史小説も読んでみたくなりました。 ちなみに、著者の歴史小説ガイドも中々ですよ。 ※教養としての歴史小説 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478118523#comment

    25
    投稿日: 2024.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    戦国時代の石垣職人のお話ということで、正直地味なイメージしか湧きませんでしたが内容はまったく逆でした。上下巻ともにドラマチックで躍動感満載のお話ですごく引き込まれました。

    8
    投稿日: 2024.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わりました。 主人公びいきの私は、途中までヒヤヒヤ、モヤモヤの連続で、先が気になる読みにくい展開でしたが、何とか読み続け、匡介が覚悟を決めてからの怒涛の展開のところは一気に読み切りました。 そして最後、なるほど奇跡というか巡り合わせというか、何か大きなモノの差配を感じる戦の終結。 そして後日譚。整いました。 一方、京極様だけでなく、立花様、横山様など武士の方々の、その矜持を存分に披露したカッコよさもよかったです。 漫然と生きる人々の中で、泰平を願って「盾と矛」を扱う者達は覚悟を貫き、それによって心の結束に結びつく。「諦めない」、ポジティブで大切なことだと再確認です。そして、諦めるなと励ましてくれた感じです。はい、とにかくポジティブに諦めません。 絶望せずに石を積み続ける妹御の姿が印象的でした。

    1
    投稿日: 2024.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お互い総力を振り絞った大津城を巡る最後の戦い。守りきれるか攻め落とせるか。 最高の矛と最高の楯。勝敗を超えた二人の思い、どんな結末に行き着くのか。最後まで読む手が止まらない

    0
    投稿日: 2024.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻ともとっても読みやすく引き込まれてしまった。 敵だから悪と言う訳ではなく、どちらにもしっかりとした物語がありとても面白い作品でした。

    5
    投稿日: 2024.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    遂に矛と盾が衝突。手に汗握る展開が続き、一気読み。 ちょうど石垣を見る機会があり、まじまじと見てしまった。ここの小石が意外に重要なのかなと思ったり。この小説読んでなければ一瞥もしなかっただろうなと思うと面白い。 描写が匡介と彦九郎に集中していたので、もう少し他の人物達の活きた描写が見たかったな〜というのは心残りかも。でも総じて面白い歴史物でした。

    30
    投稿日: 2024.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アニメや映画の場面として、読みながらも頭の中で再生されていく。 壁を作るという地味な作業かもしれないが、それがここまでスピード感と絵力を持って描かれているのが素晴らしい。 映画化も近いかも。

    1
    投稿日: 2024.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    手に汗握るとはこのことか。 その場に居る様な臨場感で今にも大筒の轟音が聞こえて来そうな。 一つになれば人も石も同じ様に強靭になれるのだ、と。

    12
    投稿日: 2024.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白い時代小説だった。伊予丸を舞台にした楯と矛との最終攻防は、まるで目の前で見ている起かの如く、鮮やか描き方であった。また、匡介が、塞王として、師である源斎を超えていく過程は、熱い想いを感じさせられる一方で、心中に静けさを感じさせられた。とにかく後半の、伊予丸での攻防は、手に汗握りながら一気に読み進めることができた。それにしても魅力的な存在は、京極高次でありお初だと思う。リーダーの一つの在り方を見させられたように思う。

    0
    投稿日: 2024.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    〈 どんな攻めをも、はね返す石垣。 どんな守りをも、打ち破る鉄砲。 「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説! 〉 直木賞受賞後、図書館予約 ものすごい予約数で諦め文庫購入 大迫力で石垣と鉄砲に圧倒された そこいるように描かれ  うーん、うまいなあ と 戦いはどのようにして生まれ続き終わるのか 不幸の連鎖を断ち切れるのか 矛と楯 むじゅん ラストが静かで救われました 城跡の石垣を見るのが好きです これを積んだ人に思いを馳せて ≪ お互いを 塞王、砲仙 えぐりだし ≫

    25
    投稿日: 2024.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    礎/蛍と無双/雷の砲/塞王の楯 匡介は頭となって飛田屋を率いる 彦九郎が率いる鉄砲造りの国友衆は敵方につく 矛が勝つか楯が勝つか…… 壊れない石垣の積み方 対する大砲の性能 人々の心中などなど 夢中で読み進んでしまいました

    1
    投稿日: 2024.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    穴太衆の里 滋賀県坂本訪ねてしまいました! 石垣を見る目が違うのか感慨深かったです。 塞王の盾 さすが直木賞です!

    0
    投稿日: 2024.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最強の武器vs最強の防備ついに激突 それだけでもワクワクするのに 石垣って、そう積むとそういう効果があるんだ という発見 城のマップを見ながら読めば おお〜っ なるほど〜 となる 今の時代からすれば、ゲームのなかの戦みたいだけど、当時の人はそうやって戦っていたんだよね 主君の気持ちひとつで、敵になったり味方になったり、死ぬとわかっているのに突っ込んでいったり 大砲vs石垣はとても良い終わり方だったと思う 結局、戦争を終わらせるのは何か 答えを見つけて終わる最後も良かった

    4
    投稿日: 2024.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 さすがに直木賞を取るだけあって、ラストスパートの盛り上がりは良かった! ただ、タイトル通り、盾側が主役であり、コテンパンにやり返すという事はなく、性格的に粗暴な私的には爽快感はもう一声、欲しくなる。 2024年現在の世相もあり、「核の抑止力って何だろう」と考えさせられる。 キャラ的には、京極高次が一番魅力的。香川照之さんあたりが演じてくれるとピッタリくるんだけど、いなくなっちゃったからなぁ。 解説の加藤シゲアキくんの文章も分析力があって、彼の本も読みたくなったw

    10
    投稿日: 2024.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2022直木賞。 戦国の石積み職人の話。 最強の盾と矛の対決! 戦争中も石を組み直すとは知らなかった。

    0
    投稿日: 2024.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻に比べると大津城の戦いが大部分を占めているので盛り上がりはあったかなと。 ただ、矛と盾の1対1の対決描写のため同じような内容や表現の繰り返しが多く読んでいると既視感を抱き入り込めなかった。 直木賞受賞作とハードル上げすぎたせいかなと少し反省。

    0
    投稿日: 2024.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと読みたかった今村翔吾さん。 ぼろ鳶でデビューする予定だったけれど、ナツイチで見かけたこちらを先に読むことに。 家族を落城で失った石垣職人、飛田匡介。 戦を絶やし、泰平の世をつくるため、誰にも打ち破られない城を築こうとする。そんな彼の前に立ちはだかるのは、どんな敵をも貫く鉄砲をつくる、鉄砲鍛冶、国友彦九郎。 大津城を舞台に職人同士の決戦が繰り広げられる。勝つのはどっちだー…? 匡介をはじめとする、穴太衆飛田屋の職人たち。飛田屋と深く関わることになる京極家の人々。飛田屋と敵対することになる国友衆、立花宗茂たち。敵味方関係なく、登場人物みんなが魅力的。各々の人柄、生き様、矜恃が最高にかっこいい。 そして、一番の読みどころはやはり大津城での決戦。職人同士の矜恃のぶつかり合い、志半ばに潰える武将の姿、職人、武将、民が一丸となって城を守ろうとする様に心が震え目頭が熱くなり、涙が溢れた。戦国の世は儚い。 人の心を動かすのは人の心。人の心、人の想いは何よりも強い。 時代小説を読み慣れていない人(私がそう)、苦手な人にこそ、おすすめしたい作品。 ✎︎____________ 誰かを守るということは、時に誰かを傷つけること。(p.106) 一つだと何の変哲もない石も、寄せ合い、嚙み合って強固な石垣になる。人もまた同じではないか。(p.328) 世に矛があるから戦が起こるのか、それを防ぐ楯があるから戦が起こるのか。いや、そのどちらも正しくなく、人が人である限り争いは絶えないのかもしれない。 だが、それを是とすれば人は人でなくなる。ならば矛と楯は何のために存在するのか。 人の愚かしさを示し、同じ過ちを起こさせぬためではないか。(p.336)

    27
    投稿日: 2024.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    矛と盾、それぞれの立場で知略と死力の限りを尽くす両雄。そしてそれぞれの頭を信頼して力を尽くす職人の集団。力を発揮する場が命を懸けた戦いの場であることは残念だが、職人の矜持には憧れるものがある。そして上巻から気になっていた京極家…やはり魅力的な家中だった。

    13
    投稿日: 2024.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    将軍でも武将でもなく技能集団にスポットを当てているにもかかわらず、臨場感溢れる戦闘を感じられました。 方法は違えど、目指す場所がそれぞれ同じなのも良かったです。 「常にそれを使う者たち。つまり俺たちよ」

    12
    投稿日: 2024.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上巻に比べると、左程熱心に読むことができませんでした❗(個人的には上巻での北方謙三さんとの対談でネタバレがあったのが、一番の要因です。) ただ『第九章 塞王の楯』からは、俄然楯と矛の攻防が面白くなり、時間は掛かりましたが、最後まで読み切ることができました。 戦国時代の武将ではなく、その闘いに関与した職人達に焦点を当てて描き切った今村 翔吾という作家に感服します❗文章のテンポが良く、時代小説特有の読み辛さを感じさせない作品なので、時代小説ビギナーの方にも強くオススメ出来ます。 最後まで京極 高次の振る舞いがとても印象に残った素敵な作品でした❗

    15
    投稿日: 2024.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     戦国時代、戦の世を終わらせることを願う石垣職人と鉄砲職人の運命の対決が描かれる。  ついに二人の対決が描かれる下巻、これほど熱く盛り上がるとは予想していませんでした。  関ヶ原の決戦前夜に、こんな熱い戦いが繰り広げられていたとは、歴史の奥深さを改めて感じました。  最後まであきらめることなく、新たな難題に知恵を振り絞って戦い抜く二人の職人の姿に、胸が熱くなりました。  また、この二人の職人を取り巻く仲間や武将たちの人物像もとても魅力的で、さらに夢中になりました。  読後は、とても爽快な気分になりました。   さらに、現代の世界の状況を振り返った時に、未だ矛と盾の戦いが繰り広げられていることに、思いが馳せました。    矛と盾が必要のない世界が来ることを信じたいと思う今日この頃です。

    54
    投稿日: 2024.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高次ですね。 「のぼうの城」、「鬼滅の刃」の気配を感じました。 歴史小説の世界に明るくないので知りたいのだが、どの程度ノンフィクションなんだろう?作者次第?教養ない私にとって、現時点ではこれがフィクションになってしまうんだが。まぁ、それでいいのか。な。

    2
    投稿日: 2024.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    関ヶ原の戦いの前に起きた大津城の戦い。 心優しき城主、京極孝次、その妻お初を守るため 主人公の匡介は石垣を積み続ける。 幼いころ、戦で家族を失った経験を胸に 最強の石垣があれば、戦はなくなると信じて 壊されても壊されても石垣を積んでいく。 想いを1つにして戦い抜くラストは、もうずっと泣いていた。 史実を知っているからこその切なさに苦しくなる 思いでいたが、私自身も心優しき京極孝次に救われてしまった。 登場人物たちも熱い人間が多く最高だった。 匡介の才能を認め跡継ぎに指名する源斎。 匡介を認めて支えてくれる玲次。 この2人の匡介に懸ける思いと行動には 泣いてしまうからもう止めてと思いながら泣いていた。 そして、最強のライバルの鉄砲を作る彦九郎。 彼もまた、最強の武器となる鉄砲を皆が持てる世の中になれば、戦はなくなると信じている。 最強の盾と最強の矛、そこにかける人々の想い。 しっかり受け取った!という気持ち。

    39
    投稿日: 2024.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    盾と矛 どちらも戦いをやめさせたいと願う気持ち そのやり方の違い 目指すことは同じ それにしても 石垣の見方が変わった

    3
    投稿日: 2024.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊臣秀吉の死後から関ヶ原の戦いまで。 大津城に入った主人公は城を守り切れるのか。 石垣を使った戦い方は初めての経験。 面白い。 最後に勝つのはどちらでも無いというあっけらかんとした終末。主人公の幸せの予感が気持ちよい。

    2
    投稿日: 2024.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者の熱量が好きで、本作も激熱であったことは間違いないが、ファンタジー感というか盛られすぎだろうなというところが気になってしまった。優れた職人がいてライバル関係もあったのかもしれないが、さすがに大名に意見して戦術にも関わるとはやりすぎかと個人的には思えた。 小説なので盛るのが悪いわけではなく、戦国時代に職人にフォーカスをあてるのは斬新で面白くはあった。

    1
    投稿日: 2024.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間の、社会の、解決することのない矛盾に、石垣職人と、武器職人の対決の姿を通じて、読者に提示している。そうであっては欲しくないものの、賽の河原の石積むのように積み続けずにはいられない人の宿命。

    0
    投稿日: 2024.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下巻は、関ヶ原の戦いを目前にし、京極高次の大津城での攻防が主舞台となる。 旗幟ををなかなか鮮明にしなかった高次が東軍に着いた途端、西軍の熾烈な攻撃が始まる。 大津城の石垣の改修を任された匡介は、石積み職人としての己のすべてを懸けて、迫り来る敵と対峙する。 匡介に立ちはだかるのは、最新の鉄砲を有する彦九郎率いる国友衆。彦九郎の鉄砲tという矛と、匡介の石垣という楯、宿命の対決の行方は。 さらに西国無双の異名を持つ立花宗茂が出陣し、味方にも次々と犠牲が出、まさに手に汗握る攻防。息つく暇も無くただ読みふけるばかり。 そんななかで、の、一服の清涼剤ともいえるのが高次のユーモア溢れる言葉や行動。 危機的状況のなかで「目を引きつけるのは大の得意じゃ。何といっても蛍大名故な」 匡介と彦九郎の対決ばかりでなく、高次の存在が、作品をより魅力あるものとしている。

    13
    投稿日: 2024.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    矛盾の先にあったのは人の想い 上下巻通して読みやすく テンポも良くとても楽しめた ココはもっと頁数をかけて読ませて欲しい...と 思うところもあったけど

    2
    投稿日: 2024.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今村さんの小説はとにかく熱いですね。 シンプルな話ながら、後半につれての盛り上がりが、かなり素敵で、味方共に仕事っぷりというかプライドをかけた感じがかなりかっこいい。今の時代ではないところでの命を懸けた感じに引き込まれます。 良作。

    8
    投稿日: 2024.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    矛盾。大切なもモノを守るための行動が、人を攻撃する行動となる。人の歴史で繰り返されていること。この繰り返しは寂しさ、悲しみしか残さない…。この悲しみを止めるたい。

    1
    投稿日: 2024.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    上下巻、あっという間に終了。 手段は異なるが、戦争のない世界を作りたいという同じ信念を持つ二人の男。 それが関ヶ原の戦い前段の大津の地で雌雄を決する攻防が行われる。 彼らを取り巻く人物達も信念を持った颯爽とした傑物揃いで読んでいて心地よい。 時代の本流の傍らに視座をずらした秀逸な物語の世界観を堪能し楽しく読了しました。

    1
    投稿日: 2024.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは面白い!!僕は、最近、なんか体がだるくて、本を読む気力が減退していたのだけれど、この作品は、2日で読んでしまった。盾と矛との知略の粋を極めたやり取りに、なんか映画を観ているようだった。とくに、石を使ってそんなことが出来るのか?!と、驚きの連続だった。

    8
    投稿日: 2024.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大傑作を読んでしまった。 もっと早く読んでおくんだった、と後悔するレベルの大傑作。 戦乱の世、石垣作りを担う穴太衆の話。 戦国大名たちの人間関係はよくわからなくても読めます。 関ヶ原の戦いの話か、と思ったら、関ヶ原まではたどり着かなかった。それでこの満足感。すごい。 石垣で守るのか、鉄砲が打ち砕くのか。 矛と盾をこう描いてくるとか、本当天才かよ。 守るのか攻めるのか。どちらが泰平の世の中に必要なのかを問いかけてくる。 ハードボイルドすぎる歴史小説。 登場人物みんな愛おしくて魅力的なところがすごい。

    2
    投稿日: 2024.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    塞王の楯、ずっと気になってた。文庫版になってすぐに読んだ。感想は上巻の方に書きました! 追加するとすると、下巻の巻末に載っている解説が、加藤シゲアキによるものということ。こちらも最新作が気になっている。すっかり作家ですよね。すごいなぁ。

    6
    投稿日: 2024.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても面白かった。ハラハラしながら読んだ最後の章は胸熱でした…。読みおわってしまうのが勿体無い。もっと匡介の仕事ぶりが見たいと思いました。

    1
    投稿日: 2024.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    伏見城での戦いを経て 大津城の戦いへ 匡介(穴太衆)、彦九郎(国友衆)、玲次 京極高次(大津城主)の想いがつまった 壮絶な戦いでした これでもかというぐらいの矛盾のせめぎ合い 素晴らしかった 最後の石垣の要石が壊れるあたり 穴太衆に百姓が命を顧みず篝火をもってきてくれるところ、べただけど、勝手に情景を想像して感動してしまった。 降伏した後の 匡介、立花宗茂、彦九郎の会話が全てなのだろう 泰平の形、泰平の質は矛が決める訳でも、楯が決める訳でもない。決めるのは人の心であると。 ここにつきるのだと。 最後はほんわか終わってしまいましたが 匡介と夏帆は幸せになってくれたのであろう 改めて歴史において 京極高次、立花宗茂あたりの活躍は もっと調べようと思いました 楽しかったぁ〜 大津城の後地を見に行こう

    16
    投稿日: 2024.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やはり守る側の方が不利なイメージがあったが、下巻はすでに苦戦続き。上巻で苦労した作った水路が壊されたことにも悲しくなった。 その後も雷破にやられ続け、これからどう逆転するのか絶望感しかなかった。 しかしようやく盾の意味がわかるようになる。なんで城の石垣が最強の盾なのか始めは分からなかったが、そういうことなのね。 盾と矛の結末はやはりそうなるか、と何となく予想はできてしまった。矛盾のエピソードはどうしても、自分達世代は聖闘士星矢のドラゴンの聖衣を思い出してしまう(笑) そうなると、やっぱり単純な結果は想像してしまうなあ。 とはいえ両陣営ともやりきった感があり、悲観することなく終焉を迎え、サッパリとした結末に。 また改めて、京極高次と立花宗茂に興味が湧いた。立花宗茂については全く知らなかった人物だったので後でまた調べたくなった。

    17
    投稿日: 2024.07.05