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塞王の楯 上
塞王の楯 上
今村翔吾/集英社
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総合評価

77件)
4.1
22
40
12
1
0
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    石垣職人からの視点で見る戦国とは? 自分の中で新たな目線でした。 大変興味深い。下巻が楽しみ。 大津城あとにも行ってみようと思います。

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻まで読了。 関ヶ原前夜、西軍に囲まれた大津城を舞台に、石垣を組む穴太組と、火砲を産み出す国友衆、ふたつの職能集団のぶつかり合いを描く歴史小説。 関ヶ原周辺を捉えた作品は政治の比重が多くなるイメージがあるけれど、本作は職能集団が主役だからか、まるで往年の少年漫画のような熱いバトルと、理想を追う観念的な葛藤が主題となっていた。それだからか読み口も颯々としていてとても読みやすい。 匡介も彦九郎も高次も、物語を動かす登場人物たちが皆、何らかの負い目を感じながらも理想を追おうとする姿が生き生きと感じられ、青さや甘さも感じさせるけれど爽やかな読後感の小説だった。

    1
    投稿日: 2026.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにいい作品だったので買いました。 彦九郎のいう砲は核の考え方と同じ。 匡介も彦九郎も泰平を願うのに反対のやり方。 多くを語らない源斎と通じ合い、響きあう匡介。 京極高次の人柄。 匡介の実力をちゃんと認める玲次。 魅力的な人物ばかり。 どのシーンも画が頭に浮かぶ。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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    現存する石垣を見るたびに、どうやってこんなに美しく石を積んだのだろう、とは思っていたが、これだけの技術、センス、そしてチームワークが裏にあったとは。 戦国を石積みの視点から描いた非常に面白い作品だった。 大津城が現存していないのが残念。琵琶湖に浮かぶ姿を見てみたかった。

    0
    投稿日: 2025.12.30
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    日々の生活でもこんなこと考えなあかんなぁと思いました。どんなに小さな石でもいびつな形の石でも役割がある、適材適所、それがないと強固な楯にはなり得ない。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価は下巻にて。 戦乱の世に石積みを職とする飛田屋。数々の城の基礎を築き、戦乱の世に名を馳せる。秀吉により泰平の世が来たかと思えば、間も無く没し天下分け目の関ヶ原が目前に迫ります。 戦国末期の飛田屋の活躍が記され、並行して戦国の動乱が重なりあいます。盾を築き続ける飛田屋と矛で挑む国友衆の世紀の戦いのにおいで上巻終了。下巻への期待がかかる上巻でした。

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    戦国時代、朝倉義景の城下 一乗谷で家族を失った匡介は運命の師である飛田源斎と出会う。彼は石垣職人「穴太衆」の一員としてメキメキ頭角を現していく。一方、鉄砲職人「国友衆」の国友彦九郎は火縄銃「鉄砲」で戦争のない平和を目指す。 京極高次など大名だが、職人に対して礼を欠かさず共に石垣を完成させようという人間性は魅力的です。東西の対戦が近づいており、石垣と鉄砲という矛と盾の戦いがどうなるのか。 人間の描きかたというか、その人のバックグラウンドの描き方が上手だなぁと思います。 2025年12月8日読了

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    4.1 石垣職人を主人公とした歴史小説で、とても面白い作品。 石垣自体の種類や魅力を伝えつつ、それぞれの登場人物の生い立ちから性格を上手く引き出しており楽しめた。 穴太衆の石垣を見たくなったし、城自体にも興味が膨らんだ。 面白いがどんどん読み進められなかったのでこの点数。

    0
    投稿日: 2025.12.03
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    今村翔吾氏の圧倒的傑作。 城を守る石垣職人と城を落とす鉄砲職人の物語。 テーマは無論「矛盾」 戦国時代を舞台に武将メインではなくその裏側の職人にフォーカスしたこの作品はそれぞれの職人の技巧や組織体制、そして葛藤が圧倒的解像度で描かれている。 その職人たちの視点で展開される実際の歴史をベースにした戦乱描写も至高。 その時々で色を変える戦況とそれぞれの心情描写に感情移入し常に鳥肌でした。 現代にも通ずる矛と盾を担う者たちの葛藤、それでも譲れない信念をもった男たちの戦の行方をぜひ貴方に見届けてほしい... 今最も語り合いたい本のうちの一冊、是非に。

    1
    投稿日: 2025.11.30
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    『イクサガミ』から来て直木賞受賞作品ということで、読んでみました。 焦点が面白いなと最初は思っていたのですが、他の読者さんも書かれているようにどの登場人物も魅力的で面白いです。下巻からが「さぁ、ここから」という感じがして下巻の読破が楽しみになりました。

    6
    投稿日: 2025.11.19
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    単行本で読んだが、あまりにも登場人物が魅力的なので文庫でも読んでみました。文庫の良いところはあとがきや解説がついているところ。上巻は北方健三との特別対談。下巻も楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い!!!盾VS鉄砲 登場人物がみんな魅力的だし、グッとくる台詞も多い。職人魂(すらも超えてる想い)に胸打たれる

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    戦国末期の城の石垣をつくる石垣職人の男たちと、そこを破る鉄砲鍛冶たちの戦いのはなし。こんな人達がいたのか、こんな技があったのか、という発見と、いろいろな小説でとりあげられている戦国末期を新しい切り口で見せてくれたというところが新しい。登場人物もいい感じで描かれていて感情移入もしやすい。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    初めて時代ものの小説を読んだけど、面白かった! 同じ信念を持ちながらも対立する銃職人と、石垣職人の話っていう設定が良い

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の匡介は、幼い時に一乗谷の城下で織田信長に攻められ、両親と妹を喪った。 その時に出会った石垣職人の飛田源斎に命を救われ、いつかは彼のような鉄壁の石垣を造りたいと思いながら日々修行を積む。 彼ら”穴太(あのう)衆”は、最強の石垣を造る集団として有名だが、秀吉の世は太平へと向かい…。 読みやすくてサクサク読める。 なので、気がついたらクライマックスにたどりついていなかった。 だって上巻なんだもん。 最強の楯(石垣)と至高の矛(銃)作りの二つの集団。 どちらも最高のものを作ることによって、戦のない世の中を作れると思っている。 一瞬、銃で「戦のない世」を作るって何だ?と思ったけれど、これが高じると核抑止論になるんだね。 上巻で匡介は、大津城の石垣の補強を頼まれ、大津城を完全な水城にするのだが、下巻の舞台はここではないのだろう。 大津城主・京極高次がなかなかいいキャラクターで楽しかったので、残念。 『のぼうの城』ののぼう様や『とっぴんぱらりの風太郎』のひさご様みたいな感じ。 下巻にはもう出てこないのかなあ。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    関ケ原の前哨戦の一つ、大津の籠城戦を描いた歴史もの。 武将や忍者などを主人公とする歴史作品が多いなかで、本作は石工の技術集団である穴太衆を中心に据えて、武将を脇役に回してしまっているところがユニークです。 ライバル役にはこれまた鉄砲職人集団である国友衆をおいて、主人公の石垣とライバルの大砲という、矛盾(ほこたて)の技術勝負を魅せるというシンプルな構成で、なんとも分かり易い。 脇役の武将たちも、ちょっと盛り過ぎ感はありますが、敢えてキャラを強く立てて、いい味を出してくれています。 創作部分が多く、エンタメに大きく寄せているのは読者の好みの分かれるところでしょうが、割り切って読めば単純に面白く、上手くできていると思いました。

    10
    投稿日: 2025.10.23
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    買ったはいいけど、もったいなくて手を付けていなかったこの本。 おもしろく読んでいたけれど、最後の方はこの先の流れが分かっているので読んでいて心臓が苦しくて… 下巻も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    歴史ものでありながら、現代人にも理解しやすいキャラクターとストーリーテリング。漫画のような印象が残った。 戦国の世の刀でない戦い方、もっと知りたくなった!

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    (前編)飛田京介は一乗谷の戦いで家族を亡くし塞王源斎と会うことで「いつか世の戦いは途絶える」と石垣職人として鉄壁を作る決心をする。同じ様に国友彦九郎は鉄砲職人として頂点を目指す、互いライバルを意識し秀吉死後の世を戦いで渡り歩くことになる。人は偶然の出会いを好機と見るか、生涯の職とするか一大決心する心の中を探る前編だ。その志を決める一つのきっかけは、ライバルがいる事で職に対する意気込みがまるでは違う事だろう。

    9
    投稿日: 2025.09.19
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    詳しい感想は下巻にて。 個人的に、上巻は少し退屈感がありなんとなく読む感じ。石積みという動きがどうしても地味だからかな。 でも、下巻で全ての伏線が回収されつつ最高に面白いので、ぜひ下巻まで読んで欲しい。私は上巻で辞めずに下巻読んで良かった!!

    4
    投稿日: 2025.09.18
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    絶対に破られぬ石垣を築くことに、すべてを懸けた石工たち。戦国時代を石積みという異色の視点から描き出す物語に引き込まれていく。 下巻、ついに最強の鉄砲との決戦へ

    6
    投稿日: 2025.08.21
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    面白い。 自分から調べようとしたりしない限り、この本の世界観と出会うことはなかっただろう。 信長や秀吉、歴史に名前を残す戦国大名達を影で支えた人たち。 自分が知っていた歴史はほんの一部分だと感じた。 下巻も楽しみ。

    11
    投稿日: 2025.08.19
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    今村さんの作品はジャンプ漫画みたいだよなあと思ったりするけど、ジャンプ漫画みたいだってことは面白いわけで。 下巻ではきっと京極高次がかっこいいかっこ悪さを見せてくれるんだろうと期待してます

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    下巻を読んでからの感想だと、上巻はクライマックスに向けて登場人物それぞれの思想や、バックボーンが丁寧に描かれており、来るべき決戦に向けて少しずつ輪が収束していく様が期待感を煽っていく。 今度お城巡りしたくなります!

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    戦国時代に名を馳せ今にも続く石積み技を持つ“穴太衆”の頭・飛田源斎とその後を継ぐことになる匡介の出会いから始まるお話。 まずは伏見城の移築にまつわり石積みの仕事を概観した後は、小手調べという感じで、日野城での戦いから始まり、大津城の修復の話が中心となる。 一時期、大津に住んでいたことがあり、膳所のあたりだったので、城跡が公園にもなっている膳所城のことは知ってはいたが、同じく水城である大津城についてはあまり記憶に残っていない。 調べてみれば、ミシガンに乗る浜大津港の前のだだっ広い空き地が本丸の跡のようで、そう言われると、なんか見たことあったような気もしてくる。 そういうことも含め馴染みがある地名がたくさん出てくることもあり、戦国の世でどこにも降らず頼まれれば誰の下でもその力を発揮する技能集団の話を興味深く面白く読むことができた。 匡介ら“穴太衆”とともに、同じく近江の地に根付く鉄砲職人の集団“国友衆”とそこで鬼才と称される彦九郎の姿も描かれる。 誰にも破られない城を築くことで戦をなくそうとする匡介と、抗う気力を失せさせるほどの銃を生むことで戦をなくそうとする彦九郎だが、その抑止力をもって泰平を生むという考え方やり方については、今にも続く戦争の歴史をも考えさせられた。 大津城を統べる京極高次とその妻・初の姿がとても魅力的だったが、短い泰平の後、秀吉が没し、世情はめぐるましく動き始める。 さてさて、どのようにお話が運ぶのか、★はまとめて下巻にて。

    69
    投稿日: 2025.05.17
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    『幸村を討て』が面白かったのでこの本を手に取った。これもとてもアツくて好みな作風。 ミステリではなく、とにかく漢たち(女達も含む)の熱い想いと、戦争の熱量たっぷりの描写がドラマチックで一息に読める。

    0
    投稿日: 2025.05.03
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    歴史ものは読みずらいみたいな昔のイメージは、まったくなくなったなー。とても読みやすいし、面白かった。まだ上巻ですが。 心に残った一文を 「互いに支えあって一つのものを造るということ、目立った功績の裏には目立たずとも礎となる者がいること、ふと石垣と人は似ているのかもしれないと思った」

    10
    投稿日: 2025.05.02
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    凄い盾や矛を持つ事で争いがなくなるの考えは、現代の核兵器や軍事力増強に相当。 下巻でその結末がわかるかな?

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    【2025年42冊目】 時は戦国時代。匡介は戦火の中にいた。浅倉家の統治する一乗谷城が、敵襲を受けたのだ。家族と離れ離れになった匡介は、死の間際に一人の男と出会う。それが「塞王」と呼ばれる石垣作りを生業とする穴太衆の頭、飛田源斎だった。源斎の元で研鑽を積む匡介だったが――。 上巻は物語の設定と、登場人物達の関係性などが丁寧に描かれた一冊でした。城を支える石垣作りを題材にしているところが、まず着眼点として面白く、石を割る役目、石を運ぶ役目、石を積む役目の三者にわかれていたことなども、非常に興味深かったです。 物語は冒頭から過酷な状況なのですが、とにかく文章の上手さに圧倒されました。ひとつの城が落ちて、一人の少年の運命が変わってしまう様を、情景が易々と描ける容赦ない表現で書かれていました。 下巻からは上巻で積み上げてきたものを回収しながらの展開になっていくのではないかと大いに期待をしているところです。 鉄砲職人の人の考え方、全く相容れないんですけど、匡介とどうぶつかるのか、今からハラハラしています。

    1
    投稿日: 2025.04.15
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    第166回直木賞受賞作品。乱世の世、織田信長の襲撃により故郷一乗谷を追われ、「塞王」と呼ばれた飛田源斎に師事する石垣職人匡介の生涯を描く。 最強の石垣で「完璧な防御」を持って平定の世を望む飛田匡介と、最強の鉄砲で「圧倒的な攻撃」を持って牽制の平和を求む国友彦九郎、ふたりの若き天才の対決も見もの。 戦国時代というダイナミックな歴史の変遷期において、石垣職人というテーマを選び、エンターテイメント作品として仕上げる著者の凄さ。面白い。

    1
    投稿日: 2025.03.31
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    石垣を積み楯を作る穴太衆と銃を分析し敵を倒す矛を作る国友衆。互いに求めるのは世の安寧だが、相反する考え方で衝突しあってきた。どうすれば戦は無くなるのか。 主人公側が後手に回る楯であるが、どのようにして匡介が破られぬ楯を築いていくのか。下巻が気になります。登場人物も魅力的です。

    0
    投稿日: 2025.03.26
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    久しぶりに、目で活字を追うよりも気持ちが先に行きたがる。 そんな本に出会いました。 レビューは下巻でまとめて。

    1
    投稿日: 2025.03.14
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    高校の時日本史を選択したはずなのに、なぜか城に関する知識が全くない。多分興味なかったんだろうけど、まだ上巻ながら本作を読んで城巡りしたくなってしょうがない。穴太衆(あのうしゅう)なんて聞いたこともなければ漢字も読めなかったけど、城造りに関わる人たちの技術や想いがギンギンに伝わってくる作品だった。下巻では最強の矛を有する国友衆も沢山関わってきそうだし、絶対面白い。早速読みます。

    0
    投稿日: 2025.03.14
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    上巻を読了。 穴太衆と国友衆。 飛田源斎と国友三落。 飛田匡介と国友彦九郎。 塞王と砲仙。 鉄砲と築城。 互いに見方が違えど泰平を願って技を極めるという構図にワクワクが掻き立てられた。どちらも譲れない正義。だから負けられないし、打ち負かしたいという気持ち。そこに大名が関係して歴史が動いていく。 最後の付録に北方謙三と著者今村翔吾の対談があったのですが、人が動いてダイナミックになるんじゃなくて、人の心が動いてダイナミックになる。という言葉に感銘を受けました。 また、下巻が楽しみな終わり方でした♪

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    2/21〜2/24 石垣の作り方など、文章だけではなかなか想像が難しい場面が多く、読むのに体力が必要だった。

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    期待度かなり高い状態で読みました。 いきなりの落城シーンから、さすがは今村翔吾、迫力満点です。 師匠とのからみ、親友との切磋琢磨、いいですね。 30年ぐらい前の自分を思い出します。 また、大津城といういい現場に、いい人々、そう私もそういう現場に何回か遭遇しました。 そのときは本当に幸せな気持ちになります。 京極高次ってこんなだったけ? かなり面白く下巻に期待。

    0
    投稿日: 2025.02.14
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    妻の本棚から。 先日読んだ垣根涼介「涅槃」と並ぶ戦国小説の傑作。 米ロ冷戦から今も続く核の抑止に通じる戦争の論理。 攻める側にも降参しない側にも正義があり守る人がいる。 時に武士より怖い存在となる混乱した民衆。 小説最後半にタイトルが意味すること。 令和になってやっと戦国小説はビジネスマンの組織論的テキストから解放された。

    10
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 最初は人が死にまくる怖い話だったらどうしよう、と思っていたんだけどそんなこともなく。 石垣を作る主人公の匡介と、最強の銃を作る彦九郎。 お互いに戦国の世を終わらせたい気持ちはあるのに、真逆の道を進む2人。 京極高次が、すごくいいキャラクター。 評判では暗愚な君主と思われていた高次の人柄が、いい感じ裏切られた(笑) 高次が登場してから、硬い感じの物語がいい感じに緩んだかも。 上巻では、豊臣秀吉が死去して、きな臭くなってきたところで終わるんだけど、匡介と彦九郎、そして高次のいる大津城はどうなるのか、また、そこに匡介はどう関わってくるのか。 下巻読むのが楽しみ!

    1
    投稿日: 2025.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻までの感想を含みます。胸熱!そしておもしろかった!戦国の世を終わらせるためには、を突き詰めた対極の天才2人が対峙するくだりが熱すぎた。賽の河原がここで繋がるのか!という伏線も気持ちよかった。主人公はじめ、登場人物も魅力的な人が多いのです。なので読みながら死んでくれるな…!と何度も祈ってました。そういう意味では戦国時代の物語なのに比較的人が死なないし、割とハッピーエンド的な最後が個人的に好みでした。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    時代ものは苦手だが、読みやすい。直木賞。ロジックがしっかりしている。登場人物たちそれぞれに大義名分が明確にあり、それらがしっかりと読者に伝わり、感情移入ができる。導入が圧巻でハマった。戦闘シーンは少ないです。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    "石垣を積む技とは、突き詰めれば人を守る技。さらに飛躍させれば泰平を築く技だと、かつて源斎が言っていた。長い泰平が訪れればその技を振るう機会も失われる。つまり穴太衆の職人とは、 自らがいらない世を、自らの手で築こうとする。 という矛楯した存在であるともいえる。" 最強の城を作る者。最強の火縄銃を作る者。 どちらが太平の世を招くのか。まさしく「矛盾」を考える歴史小説。 一乗谷の落城から関ヶ原の戦い前夜まで、目線が当時の職人たちに合わせて描かれる。このリアリティが面白すぎた。 浅井三姉妹の次女、お初の嫁ぎ先京極家が出てくることで一気に「あの時代か!!」もわかる仕掛けも本当に面白かった。下巻も楽しみ。

    4
    投稿日: 2025.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数ヶ月ぶりの歴史物。こういうの読むたびに自分の歴史知識の浅さを痛感しちゃいますね。 実家が某世界遺産のお城の街なので石垣なんかは割と身近なものだったけど、まあこんなに石垣について深く考えることなんてなかった。石垣にもいろんなドラマがあるもんだな。 話自体は矛と盾と明確に分かれてきてどう決着するのか楽しみになるところで上巻終了。

    11
    投稿日: 2025.01.08
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    直木賞文庫化。別のシリーズを読破中だったけど、旅行先に持参するのを忘れてしまい、急遽こちらを現地調達。宿泊先の温泉などで読み耽った。凡そ1週間で読み切った。冒頭の迫力で引き込まれて、そのた、合戦シーンの迫力に魅せられた。大名夫妻のエピソードも魅力的だった。さぁ下巻に進もう。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    戦国時代の石垣職人の話で、石垣を組む技術や城の構造など所々説明的にならざるを得ないにも関わらず、気づけば物語に没頭していてさすがだなと思いました。 どうしても主人公に肩入れしがちですが、相反する鉄砲職人の考え方にも頷ける部分があり。最終的にどうなるのか……引き続き下巻も楽しみたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    上下巻通して、 人物像や時代背景や状況が、 生き生きと描かれており 久しぶりに読み応えがある作品。 時代小説が好きな方なら、 絶対に読んで損しない。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    評価が高い作品だったので、手にとって読みはじめたのですが、期待が高すぎたせいか、読み進めて行くうちに、歴史背景の説明くどくないか⁈と思ったり、どんな石垣を作っているのか言葉だけではイメージできな〜い、と挫折してしまい、2ヶ月放置。 しかし、年末になり、今年中にかたをつけようと、再読。 そしたら、大津城主の京極高次と妻のお初が登場したあたりから、一気に面白くなり出し、さらに、鉄砲職人の国友衆が相対する立場として出てきて、作品の魅力が加速。早く読んでおけば良かった! 大津城の戦は有名ですが、武将を主人公にせず、その石垣職人と鉄砲職人を柱にして史実の物語を語るのは上手いですね。 下巻、楽しみです。 因みに、京極高次とお初夫婦のお茶目なキャラクターが最高です。一気にファンになっちゃいました。

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    久しぶりに歴史小説が読みたくなって、 積読だったこちらを読んでみました。 著者の今村さんの本は、本職のご本人の歴史小説ではなく、 歴史小説ガイド本だけ読んだことがありました。 ※教養としての歴史小説 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478118523#comment 今回、一番人気?の「塞王の楯」が 文庫化されたこともあって、読んでみました。 上巻を読んでみての感想は、 下巻に向けてクライマックスを感じさせるような展開なものの、 上巻だけで言うとやや盛り上がりに欠け、 また「石垣を積む」という設定が 頭の中でイメージすることが難しく、 専門的な場面になると場面を頭の中で ありありと描くことが難しかったです。 ですが、途中で気が付く「矛盾」の設定は非常に興味深く、 「そういえば、ホコタテってTV番組が昔流行ったよな~」と 思い出しながら、ページを読み進めていきました。 まさしく本小説は、歴史小説版ホコタテといった内容で、 さらにタテ側の主人公もホコ側の敵役も 壮大なビジョンを持ち仕事にあたっている プロフェッショナルであることが途中で分かり、 段々と引き込まれていきます。 下巻も読みたくなってしまう上巻でした。 ※塞王の楯 下 https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4087446573#comment

    27
    投稿日: 2024.11.26
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    戦国時代の武士ではなく、「石垣職人」を描いた時代小説にして2022年の直木賞受賞作の上巻。 まだ上巻では大きな展開はそこまで無いものの、 矛(拳銃など)と楯(城壁など)は、現代の核問題にも通ずるものがあり、また、漫画のような熱い展開や読みやすさも持ち合わせているので、下巻で待ち受けているであろう盛り上がりが楽しみです。 (出来れば、休日にまとめて一気読みしたいところ。) 余談ですが、同年に同じく直木賞受賞の米澤穂信さんの「黒牢城」と時代が重なっていて、その作品に出てくる「荒木村重」や「有岡城」にも本書では少し触れられており、「黒牢城」も読まねばと思いました。

    15
    投稿日: 2024.11.24
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    メディアへの露出が多い作家さんで、生き様もやっていることもユニークで、それじゃ一冊読んでみるかと思い購入です。 歴史小説ってそもそも読まないんですが、これで直木賞なんですか!? というのが正直な感想です。 読んででワクワクするのは、戦の描写くらいで、主人公が天才的な感覚を持っているのもよくわかんない。 しかし、石垣の知識は得ました。 自分には合わなかったということで、よくあることですよね。

    9
    投稿日: 2024.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと読めました。 どんな話か気になって仕方なかったけど、ようやく文庫本を手に入れまして。 さいおうと聞くと、はてどんな話になる?と思ったりしたけど、塞王、守りの神技、カテナチオです。 戦乱に翻弄される民、それを守るためとの信念で最強の守りと攻めがせめぎ合う、職人の戦い。 熱いです。 ポジティブかどうかは置いといて熱い。 とにかく上巻は、その舞台が整った、といったところでしょうか。 下巻の展開が気になる。早く読みたい。

    2
    投稿日: 2024.11.05
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    石垣造りを生業とする主人公。この石垣造りについて、自分は全く知識が無いし、地味な仕事だと思っていたけど、それをメインに据えてスケール感の大きいお話に仕立てているのが本作の魅力。 下巻に向けていよいよ話が盛り上がってきたので非常に楽しみ。上巻で紡いできた人間関係がどう進展していくのかも気になります。

    29
    投稿日: 2024.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の登場シーンで心が掴まれる。 道具を手で遊ぶところが、イケメンにしかできない所作。 登場人物の身体的な特徴ではなく、動きや考え方、喋り方でかき分けていくのがすごいと思った。

    0
    投稿日: 2024.10.27
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    一見読みやすくとっつきやすかったが、話が冗長でドラマ性がなく途中飽きてきた。城の作り方とか延々に語られても読者はつまらないと思う。とりあえず、ここまで来たから、下巻も読むけど……

    2
    投稿日: 2024.10.24
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    歴史物の小説は何となく小難しいイメージが強いせいか、なかなか読み進められないですが、この作品はとても読みやすかったです。臨場感溢れるシーンは映像が浮かび上がり、登場人物の心情もわかりやすいのでどんどん読み進められます。 戦国時代の中ではいわゆる裏方、影の存在である職人たちの熱い想いと戦い。とてもおもしろいです。

    0
    投稿日: 2024.10.20
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    序/石工の都/懸/矛盾の業/湖上の城/泰平揺る 匡介は炎に包まれた一乗谷で家族を喪った その時出会ったのは飛田源斎 城や土地のために石を積む穴太衆の棟梁は 匡介の面倒を見る 戦国の世に積む 城の石垣 彼らの目指すものは……

    1
    投稿日: 2024.09.23
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    最強の石垣! 最強の鉄砲! 匡介と彦九郎 思いは同じであっても 進む道は真逆であるがうえに戦に巻き込まれてしまう!どっちが勝つのか?

    0
    投稿日: 2024.09.22
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    以前に城巡りをしていたこともあり、歴史物も好きなので、ワクワクして手に取った一冊。物語は期待通りで、普段読む歴史小説とは少し異なる立場から描かれた戦国時代の戦いの様がとても興味深く描かれていた。ただ、何となく期待を裏切られるような展開はなく、上下巻通して、個人的には少しだけ間延びした感がなきにしも…という感じでもありました。

    0
    投稿日: 2024.08.28
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    今村氏の作品を初めて読んだが、スルスルと入ってくる感じが心地よい。 石の声とは、少し突飛な氣もするが、石の目を見分けるのが優秀な職人の証左であるなら、その上を行く人の才の表現としての声かぁ〜とはなっている。 下巻に期待。

    0
    投稿日: 2024.08.27
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    今村先生の直木賞受賞作として期待値が高かったせいか、少しガッカリな感じ。上巻は穴太衆や穴太積みの説明が多く少し間延び感あり。 下巻の盛り上がりに期待。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    塞王というのは石垣作りの名人のことなんだね 盾とは、城を守る盾すなわち石垣のこと すごいねえ 実際、数百年後の今も残っている石垣があるんだからきっと塞王と呼ばれる人は実在したんだろうねぇ このお話のおもしろいところは 盾にたいして矛を登場させているところだね どんな攻撃にも負けない石垣vsどんな守りも打ち砕く鉄砲 最強の武器を持っていれば、誰も恐れて攻撃してこなくなる だから戦さが無くなる という信念は、現代の核保有と同じだと感じた 昔も今もみんな平和を願っているのに 考えかたの違いで、武器は進化し、戦争は無くならない 悲しいことだ

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    京極高次という大名がとっても好きになりました。 人間的な魅力がある人を書ける作者さんなのだなあと思い、安心して読み進めることができました。下巻も楽しみです。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    まさに現代歴史小説の旗手らしい一冊。 読み応えは充分。 ただ、もうちょっと敵を倒した時、石垣を作った時のやったー感があってもいいかなぁ。 下巻で、元塞王はどうなる?色恋は?京極家は? 気になるよね〜

    6
    投稿日: 2024.08.23
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    感想は下巻にて✐☡ ✎︎____________ お前が死ねば、家族を知る者はこの世にいなくなる。それでよいのか。それこそ真に死ぬということではないか。家族の誰がお前に共に死んで欲しいと望んでいる(p.23) 人が何と言おうが、破られないものが最上。人の命を守るものが醜いはずはないだろう(p.65) いい機会だから覚えておけ。完全無欠の石垣なんてものはねえ。何としても家族を、この地を守りたいという人の心が、石垣に魂を吹き込む(p.103) 石を知るだけでは半人前。石積みを極めるためには、人の心を知らねばならぬ(p.116)

    25
    投稿日: 2024.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「盾」である穴太衆と「矛」である国友衆…いずれの立場にもそれぞれの矜持があり、魅力的である。天下分け目の決戦に向けて、下巻がどのように展開していくのが楽しみでもあり、胸騒ぎがするようでもあり…。個人的には京極家の温かい笑顔が守られて欲しい。

    11
    投稿日: 2024.08.14
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    直木賞受賞作 石垣を積む穴生衆と鉄砲鍛冶の国友衆の戦い。 主人公が穴生衆なのでこちらが勝つかと思われるか、鉄砲の進化も早く予想がつかない。

    1
    投稿日: 2024.08.12
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    下巻が楽しみです。 また、知識がないため城の情景が思い浮かびづらいですが、それでも楽しめる小説です。 「人の命を守るものが醜いはずはないだろう」 「自らがいらない世を、自らの手で築こうとする。」

    9
    投稿日: 2024.08.11
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    石垣職人が主人公という他に類を見ない、第166回直木賞受賞の歴史エンターテイメント。 落城の一乗谷で家族を失い路頭に迷う匡介は、石垣職人の頂点に位置する塞王・飛田源斎に出会う。 石の聲が聞えるという匡介は、石工として修練を重ね、その才能を認められて塞王後継者となる。 己の石垣で二度と戦の起こらない真の泰平を生み出したいという夢を持つ匡介。 彼が責任者となって、京極高次が城主の大津城の作事に取り組む。 京極高次については、閨閥の力によって出世したと見做され蛍大名とも揶揄され、人物評価は芳しくないが、本書では妻の初とともに飾り気のない魅力的な人物として描かれている。 匡介との面談の折にも、「皆にも生きて欲しい。儂も死にたくない。大切な者と共に生きたいのだ。たとえ愚将の誹りを受けようとも」と語り、その心の優しさを表出させる。匡介たちの作業現場にも、夫婦揃って立ち入り、周りの者を驚愕させる。 この第4章「湖上の城」は、読者をも和やかな気分にさせる章となっている。 匡介に対立する人物として、驚異の鉄砲で戦無き世を目指すという相反する方針の信念で闘いを挑む鉄砲職人の国友彦九郎が現れる。この二人の対決が下巻のメインテーマとなることだろう。

    15
    投稿日: 2024.08.10
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     戦国時代、戦の世を終わらせることを願う石垣職人と鉄砲職人の運命の対決が描かれる。  戦国時代を武将の立場からではなく、職人の視点から描かれているところがとても新鮮で、この物語に惹き込まれました。  共に同じ理想を掲げながらも、相反する手段を信じて闘う男たちの姿に胸が熱くなりました。  そして、石を取り出し、運び出し、積み上げるという職人の技術の深さにも感銘を受けました。  また、これまであまり注目されて来なかった武将にも焦点が当てられ、魅力的な人物として描かれており、歴史の醍醐味を感じました。  この後、二人の職人がどのような対決を迎えるのか、とても楽しみです。

    50
    投稿日: 2024.08.06
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    第166回直木賞受賞作で、2作目の今村 翔吾作品。 冒頭の描写から引き込まれて、ワクワクドキドキしながら読み終えました。戦国時代の名だたる武将を主役に置くのではなく、鉄壁の石垣を造るという発想がとても斬新で、歴史小説にありがちな読み辛さもなく、歴史小説ビギナーにもオススメできる作品となっています❗ 特に京極高次と初の夫婦の登場は、ピリピリと緊迫した戦場において、癒しのひと時を提供してくれます。 下巻はどのような展開になるのか全くわかりませんが、一つ注文をつけるなら、北方 謙三VS今村 翔吾の特別対談は正直下巻に掲載して欲しかったです❗

    20
    投稿日: 2024.07.23
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    上下巻まとめて感想書きます。 豊臣秀吉が亡くなった直後、東西に分かれて武将たちが戦った時代の話。史実では、その後東の家康が勝つのだけれど、このお話のクライマックスは東西がぶつかる前夜、西軍が大津の城を落とそうとする戦。なんと、そこで活躍する石工たち職人にフォーカスを当てたお話。 彼らは頑丈な石垣を組めるだけではない、攻撃を受けて崩れる石垣を、なんと戦中にリアルタイムで修復しちゃう。武将や侍たちとともに城に入り、民を守るために石垣という最強の楯を作って作って作りまくる。そんな戦い方が本当にあったの?! 彼らの技能は口伝らしく、史実がどうかは実はよくわからないらしいけれど、著者今村翔吾の語り口が素晴らしくてスルスルと話が入っていき、本当にあったんじゃないか、あったらいいなと思いながら読んだ。塞王と呼ばれた天才、伝説の師匠の跡を継ぐこれまた才能あふれる主人公。戦中の戦術も面白く軍師のような一面も。作戦を追うだけでも面白い。 さてそんな天才職人軍団の敵は、これまた天才が率いる鉄砲をつくる技能集団。絶対に崩れない石垣があれば攻め手は諦めて戦争は終わるのではないかという主人公に対し、どんな盾でも破れる最強の銃があれば恐れをなして戦はなくなるのではないかというライバルの集団。どちらも戦争をなくしたい!しかし、信念に基づきお互いが技能を高めれば高めるほど、戦争は長引かせているのは実は自分たちではないか?信念と葛藤の間で揺れるライバルの2人。さて、この戦い、勝者はどっち? 歴史小説は普段読まないけど、これはあっという間に読めちゃいました。素敵なキャラクターたちもたくさん。映画になりそう。あぁ面白かった!

    6
    投稿日: 2024.07.13
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    上巻終了。熱い作品ですね。みんなが知っている時代の物語を石工という新鮮な視点で描く時点でもう面白いのですが、この作者の熱さが伝わってきて下巻楽しみです。

    1
    投稿日: 2024.07.13
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    これから下巻を読むので感想はまとめようと思ってますが、今はとりあえず、お城行きたい!って気持ちになってます。

    0
    投稿日: 2024.07.08
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    恥ずかしながら、これまで石垣って凄いなというくらいにしか思っておらず、そこに職人がいて商売であった事にまずは驚きを感じた。 その上でその職人の生き様を上巻で読み魅了されている。下巻の展開に期待。

    0
    投稿日: 2024.07.05
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    まずは匡介の成長の物語で、これから時代が戦乱に入っていくことで盛り上がっていくのが感じられる。 敵も仲間も好人物ばかりで気分良く読める。いまいち知識のなかった、京極高次もだめっぽさの中にも大名らしさを感じ人物についても興味が湧いてきた。 大津城の水堀のカラクリが今イチ分からず読み進めてしまった。こういう時自分の想像力の無さに実感してしまうな。それでも面白い。 後編は矛と盾の対決なんだろう。どの舞台がメインになっていくのか楽しみ。

    19
    投稿日: 2024.07.02
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    穴太衆(あのうしゅう) 城の石垣をつくる集団 依頼があれば断らない そして、泰平の世をつくるための城(穴太衆) 迎え撃つは 泰平の世を作るための銃(国友衆) 城好きな人がいるのは知ってたが 想像以上に、城に込められた作戦を具現化する工程の緻密さに驚きました 歴史エンタメにおいて 武将が主人公ではないところのここにフォーカスすると、戦国時代がどう見えるか。 民の暮らし、政がつくりたかった世界とは何か この視点が非常に面白いです あとは今村さんの登場人物は かっこいい人が多いので 石工の源斎(塞王)、甥で同い年の玲次 匡介を育てて、支えて、託すところは気持ちよかった 一方 匡介と彦九郎のどちらも間違ってない理想のぶつかり合い、どうなるのか非常に楽しみです さぁ、伏見城の下巻へ

    17
    投稿日: 2024.06.30
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    祝文庫化!2021年の直木賞受賞作品(どーでもいいけど2024年6月に直木賞作品の文庫化集中したね)。文庫版帯の「エンタメ戦国小説」に偽りなし、一気に上巻読了。

    21
    投稿日: 2024.06.25
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    戦国時代の戦の中心となる武将を下支えにする、最強の楯(石垣)を築く穴太衆と至高の矛(鉄砲)を創出する国友衆とでの裏の戦いも中々面白い。 いよいよ、関ヶ原の戦いの初戦となる伏見城を舞台にその裏の戦いが始まる。また、次期塞王が約束されている匡介が完全水城化した大津城での戦いもどうなるか。下巻が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2018.02.19