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詩人なんて呼ばれて(新潮文庫)
詩人なんて呼ばれて(新潮文庫)
谷川俊太郎、尾崎真理子/新潮社
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総合評価

8件)
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    思っていたのと違った。  でもそれは、谷川さんの「ことばあそび」的な柔らかいイメージで読んだからだと思う。    谷川さんの詩の一面しか知らずにいたんだなぁと思いました。  もっとどろどろして、世俗的で、商業的な部分もあったんだなぁと。  でもそれもいいんだとしっくり。  若い頃は受け入れられなかったのかもだけど 「浮世離れ」したものだけが美しいわけではない...と思いました。    地に足ついた宇宙人。なのかな?

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    谷川俊太郎という詩人を理解するには、格好の書となっています。 文中に、「谷川俊太郎に日本の現実はいつも遅れてついてきた」とありましたが、まさしくその通りの詩人だったと思われました。 ご冥福を心から祈ります。

    0
    投稿日: 2025.02.03
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    圧巻の600ページ超え。 谷川俊太郎という物語。 父子関係、 佐野洋子さんとの別れの真相、 老いと死への想い。 小説や物語について否定的な詩もあったけど、 人生そのものが物語だった。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島崎和歌子さんが出てきませんが、というか島崎和歌子さんが出てくる本は滅多にないのですが、なんてことを言い出したらもう終わりなのですが、もう終わってもいいくらいに面白い本と出会えて幸せです。

    1
    投稿日: 2025.01.14
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    詩人谷川俊太郎についての評伝のまとめとインタビュー。両親の話から2024年まで 作品や背景について濃度濃く綴られている。 本人の自伝を読みたいと思ったけど、これまでの作品そのものが、その時々のものを詩集にしたものであるように感じた。

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    谷川さんのことをまとめて記録に残してくれてよかったと思います。 彼が詩壇でアウトサイダーだったとは知りませんでした。沢山の詩を読んできたわけではないけれど、一番身近に感じる詩人だったから。 桂冠詩人が日本にいるとしたら谷川さんだろう、との筆者の評価に同意します。そして誰に引き継ぐのでしょうか、その代弁者の地位を。

    0
    投稿日: 2024.08.13
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    面白い構成 自分には早いなと思ったのでもう少し谷川さんの詩集を読み直してからリベンジしようと思います

    5
    投稿日: 2024.08.07
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    石井桃子さんのすごい評伝をまとめられた尾崎真理子さんが谷川俊太郎さんを取材した本というので、迷わず手に取った。2017年の単行本刊行後も続いた取材を第6章として増補・改訂したもの。 夏の100冊にははいっていなかったけど、キュンタのステンドグラス栞がついてきてうれしい。

    3
    投稿日: 2024.08.02