
総合評価
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powered by ブクログ都会で暮らす人々がふるさとを懐かしむ。それは自分の生まれ故郷でなくてもいいのか。最後はやっぱり人は人が恋しいのか。都会の問題、過疎化地域の問題、それぞれ考えさせられた。 方言の表記が少し難しかったです。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログまた凄い話を書いてくださいましたね。考えさせられることがいっぱいあって、思考回路はショート寸前です。でも、やっぱり自分だったら行かないと思いますよ。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログ浅田次郎氏の小説を読むのは数年ぶりだが、本書は最近の作品でベストセラーのようだ。大人にとってのふるさとがテーマか。 ネタバレをしたくないので詳しいストーリーは書けないが、社会的に成功はして経済的には恵まれているものの家族の縁が薄い人たちが、ふるさとを体験するサービスに申し込む。完璧に用意された田舎のふるさとで自分の人生を振り返る。 さすがの浅田次郎だな~(←生意気ですみません)と感心して読んだ。構成も文章力も素晴らしく、安心感がすばらしい。お涙頂戴かと身構えて読んだが、本書はそうでもなかった。出てくる人々がいい。母ってこういうもんだよな、と思い出させてくれた。 じんわりと温かい読後感。仕事に疲れた人にお勧めしたい。
0投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作中のユナイテッド・ホームタウン・サービスの利用者とは似たような年齢で、同じように母を亡くしている身として作品に入り込んで読んだ(利用は考えていない) テレビドラマで視聴して本書を借りた、上手い観想などいえないがコノ世界に首までつかり堪能したい
1投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログとても素敵な物語でした。 あまり書くとネタバレになるのでかけないのが寂しい。 母が語った最後の物語が悲しすぎて泣けた泣けた。
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良い。 ドラマはよく出来てたと思う。キャストが素晴らしかった。読んでると思い浮かぶ。 作者は、独特の哀愁の様な人間描写が素晴らしい。
0投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログNHKドラマをきっかけに原作を手に取りました。実際には起こりえなさそうなフィクションでありながら、不思議と心に響く物語です。 主に3人の内面に焦点が当てられていますが、その揺れや迷いに思わず共感してしまう場面が多かったです。風景描写も印象的で、静かに物語へ引き込まれていきました。
0投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ文章力がやはり半端じゃなくて、言葉の文字で田舎感が急に出るのは凄い。ストーリーは淡々と進む感じだが、ふるさとの需要や過疎化については、深刻な問題である。
0投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ自分が東京生まれ東京育ちでいわゆる「故郷」と呼べるような地がどんなところであるかがあまり想像できないからか、はたまたまだまだ若いからかなかなか共感がしにくかった。 実家は出ていても、同じ東京都内だからか、故郷を憂うこともあまりない。 でも、「故郷がない」ことが寂しいことだというのはなんとなくわかる。 自分も同じ年頃で親をなくすと、想う郷里がないことに寂寥感を感じるのだろう。 田舎の故郷はなくとも、親が健在で帰るところがあるうちは当たり前だと思わずに大切にしたいとと思った。
0投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログNHKのドラマで,放送され、最終第4話を見ることができた。中井貴一、佐々木蔵之介、松嶋菜々子、宮本信子がキャストとして出ていた。 その後,原作を読んだ。よかった。
0投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマをちょっと見て気になったから読んでみた。最後の終わり方、母の人生についてはドラマの方がわかりやすかった。私にはふるさとはあるのだろうか、と考えさせられる1冊だった。
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ非現実的と言えばそういう設定ではあるけれど それだけでは割り切れない現代人の刹那を描いた作品? 故郷や帰る所がある人には分からない事かも 最後に母の真実が分かるくだりが何とも…
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ母の待つ里という作品名からてっきり時代物か戦争時の話かと思ってましたけど、まさかのサービスびっくりです。現代社会に少し逆行した感じの故郷という話と進化を遂げようとしているAI、そこに微妙な人間心理も加わって面白かったです。
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログTVドラマになって興味深く読んだが、本はさらにずっしりと重い。そしてキャストもぴったりだったことを感じる。風景描写、食べ物の豊かさ、言葉のニュアンスもさらによく伝ってくる。
2投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
浅田次郎さんの心情表現が、とても好きです。 都会の孤独と、過疎地域の孤独が、カード会社による民泊を通して、温かなヒューマンドラマとして描かれていて、とても感動しました。結婚したくないと思う事もあるけど、還暦手前の孤独はつらい...原作を読んで、特に考えさせられたのは、医師の娘が、母の延命治療を止める時、自らが最期を迎える時は、延命治療をするかしないかの、決断をする家族がいないこと...出来れば老後も、温かな愛情に包まれて、生きていきたい。色々と深く考えさせられました。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログNHKのドラマを見たのがきっかけで 本を読みたくなりました。 ドラマに出てくる俳優さんのセリフがそのまま出て来て、ドラマをまた見ているような気持ちになりました。 お母さんが語る昔話も味があり、記憶に残りました。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログNHKのドラマをみて、手に取った作品。ドラマの方はだいぶはしおってた気がする。 大手食品会社の社長として孤独を抱える松永徹。定年と同時に妻から離婚された室田精一。母を看取ったばかりのベテラン女医の古賀夏生。 『ふるさとを、あなたへ』を謳い文句に帰郷するサービス。あくまで疑似体験なのだが、母と過ごす時間が三人を少しずつ変えていく…。
34投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログNHKのテレビドラマ版を第3話まで見て、面白そうだったので、最終回第4話を見る前に原作を読了。 あんがいあっさりと終わった。 落語の速記にも似た、東北弁の文字表記が面白い。 音で聞く方がわかるかもしれないな。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ2025.9.19 平和な時代が続いたゆえに消滅してしまう 親と縁のない子供は、さっさと結婚せな居場所がないさけ 繁栄すなわち幸福と規定した原理的な過誤によって、多くの人が自然を失い、不自然な生活をしなければならなくなった 幸福の基準はけっして「便利」と「不便」ではない
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログNHKのドラマを見ていたら原作を読んでみたくなりました。 最初はクレジットカード会社のあまりに突飛なサービスに、金額的にも過疎の村を利用している所にも胡散臭さを感じてしまいました。 しかし、故郷を欲している還暦前後男女3人の姿とその思いに応えるちよさんの姿を見ていると、こういう物があっても良いのでは?と思えてきました。でもいつか終わりが来るんですよね。 ちよさんの事情と恐れていた結末に最後は泣けました。ドラマの最終回もきっと泣いてしまうでしょう。浅田次郎さん初めて読みましたが他の作品も読んでみたくなりました。
16投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ大企業の社長 定年と同時に妻に離婚されたサラリーマン 親を看取ったばかりのベテラン女医 人生に疲れた3人の里帰り… 囲炉裏端に並ぶ素朴な手料理、不思議な昔話 母と過ごす時間が3人を変えていく… NHKでドラマ放送中なので、簡単な感想を… いい意味で思っていた内容とは違っていた! ちょっと不思議な世界観 そして浅田次郎さんの文章はとても美しい 恥ずかしながら知らない言葉もあって、調べてノートに書き写す…(笑) 体力が衰え、孤独を感じ、自分の限界を感じた時にこの作品を読めば、また感じるものが違うんだろうな… 「ふるさとを、あなたへ」 これから、少しずつ浅田次郎さんの作品を読もうかな… これから先、いや、もうちょっと先かな? 自分の読書時間が楽しくなりそう… 素敵な作品に出会えました!
9投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログ泣かせの浅田次郎だから、最近 避けていたけど。 やはり、上手。 若い頃は、毎日精一杯忙しくて、それを通り抜けると何をしていいかわからなくなる。 すごく、よくわかる。時間はあっても、前ほど買い物や旅行や飲み会に興味がなくなってきているから。 長いその後に寂しさが忍び寄る感じ。よくわかる。
0投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ昨日からNHKで始まったドラマには間に合わなかったけど、とても楽しめた。先日65歳になった自分には、昨夜夢で見たことだったかなと自問したくなるような、あるいは自分の現実と小説の世界がどっかで交差してるんじゃないかと疑ってしまうような感触を味わった。録画したNHKドラマを観るのがとても楽しみになった。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ中井貴一が主演を務める全4話のテレビドラマ 40年ぶりにふるさとに帰ると――。感動の傑作長編! 「きたが、きたが、けえってきたが」 40年ぶりに帰ってきたふるさとには、年老いた母が待っていた――。 大手食品会社社長として孤独を感じている松永徹。退職と同時に妻から離婚された室田精一。親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。還暦前後の悩みを抱えた3人が、懐かしい山里の家で不思議な一夜を過ごすと……。 家族とは、そしてふるさととは? すべての人に贈る、感涙必至の傑作長編。(解説・赤坂憲雄)
7投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログ現代人の孤独な心のうちを穿つストーリー。短編集のようでいて絡み合う登場人物の心理。古き良き時代への懐古をバブル入社時代の中年世代の現代視点で描く巧みさ。AIの登場もリアル。私にとって大ヒット!
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログうさぎ追いしかの山、小鮒釣りしかの川〜 10代、20代にはもう無いのかもしれないが、50代以上には明確な故郷のイメージが存在すると思う。 そんなふるさとを母親を、実生活では持てなかった定年を越えた3人が、あるサービスを使って実現させた話。たった数回の訪問で、こんなにも偽母親を慕うのは、今の都会にでて、がむしゃらに突き進んできた我々が、どれだけイメージのふるさとを心で渇望していたのか。遠野物語をバックグラウンドにした、母親からの語りに、残されたものの悲哀がある。 「戦前は兵隊として戦場に、戦後は労働者として東京というブラックホールに連れ去られた」という一節が、心に刺さる。
49投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログふるさとの母から日本の故郷の美しさを享受する。 そう単に美徳や桃源郷の様を受け取れれば良いが、背景には日本の変わりつつある様や深く抉られた傷跡が残る。 室田精一よろしく、私も田舎への移住を絶賛検討している。 が、儚く終わりゆくふるさとに身を委ねることができるだろうか。 室田の場合は、その悲劇に自らを重ねているようにも感じ取れる。 人がいなくなれば、インフラは手を引く。生活、生命を維持することも簡単なことではない。 一方、都市部はどうだろうか。摩耗するように生命を、精神を削り生きる。 そんな揺らぎを、与えられる一冊だった。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログお金はあるけど東京で孤独を抱えるアラ還の男女3名が、1泊2日50万円で里帰りをする 需要と供給に基づいたビジネスと言ってしまえばそれまでだけど、社会情勢や幸福への考察も含まれ、心に響いた 日本人の遺伝子レベルに組み込まれた望郷の想いに切々と訴えかけてくる物語でした
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ想像の斜め上を行く設定、展開で読み始めは面くらったけど、結果読んでよかった いろいろと重いテーマが含まれてました…
0投稿日: 2025.07.22
powered by ブクログ浅田次郎さんの作品が好きで、この本も読んでみました。 人として大切にすべきことはなんだろうと深く考えさせてくれた作品です。
1投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ素直に母の待つ里に帰るっていうお話しと思って読んだが やはり浅田次郎だった ありそうでありえないような悲しい物語だと思う
1投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログNHKでドラマ化され8月から地上波放送決定 「母の待つ里」 私はどこかで勘違いしていて 久しぶりに故郷に帰省したら 母親が別人らしいというミステリーだと思い込んでいました。思い込みって怖い。 中高年以降あたりの日本人が想像する一般的な “ふるさと”を具現化してビジネス化する試行サービス「母の待つ里」 この小説に共感される方が多いのは 貧しさや寂しさも優しさで包み家を守る母親像を理想としている事、そして、そうさせてしまった自分の過去の行動への後悔を感じるからかなと思いました このサービスを受ける方々は きっとほどほど幸せな人生を送ってきているんでしょう。親に苦労していないんでしょう。
107投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ人が心のバランスを取りながら生きていくことの難しさを考えさせられる。突き詰めると、金や名誉でバランスは保てず、誰かに尽くすことで安寧が得られるように思える。
0投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログ東北の交通も不便な過疎の村。そこを舞台に'ふるさと'をテーマにした人間模様が繰り広げられる。 大手会社で勤めあげ社長まで上り詰めた松永。若くしてふるさとを後に上京、独身で過ごし、生活に不自由はないが、心に空虚さが忍び込む。次に純朴なサラリーマンを全うし、定年を迎え、これからの余生を前に、突然妻から離婚を宣言された室田。理由もわからず、復縁を夢見るが叶わず、先行きの人生に虚しさを感じる。最後に女医として数々の他人の死に直面するが、実母の死を契機として来し方人生を振り返る古賀。この三人それぞれのドラマが、ふるさとへの帰郷という共通項で収斂していく。読み進むうちに、物語の全容がわかるが、それでも、なぜ?と思いながら引き込まれていく。本書の裏表紙には、「感涙の物語」というキーワードがあり、その瞬間を待ち望みながら、答えを探して辿り着く結末。失われてきた生き方について、再考を促される、現代への警鐘。
16投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京から3時間、東北の寒村・相川村にある「故郷」。毎年35万円の会費を払うクレジットカードの特典で、1泊50万円で田舎に住む年老いた「母親」との時間を体験できる。「懐旧すらも許さぬ喪失の連続が都会生活の正体にちがいない」という生活に疲れた男女3人は相川村での時間で、今後の人生を再び見直そうとしている。 2020年3月から2021年2月にかけて小説新潮に掲載。ちょうどコロナで外出が制限された時期で、遠く会えない肉親を想って読み終えた人たちも多かったことだろう。
1投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ出身地を問われると[横浜]と答える。中華街生まれ中華街育ち。深夜まで人通りが絶えない街が故郷。 登場人物たち同世代。父母はもういない。母の待つその場が、故郷ならば、今私がいるこの街が子等の故郷。 この本を過疎化だ少子化だとのこの国の明日を憂う問題作と読むか、[おめはよぐやつた。誰がほめてくれなぐても、母は力いっへえほめてやる。]と今一度母から聞きたいとするか。 明日は子の好物でも作るうか。
4投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ実によく出来た…というのが率直な感想。 現代まさに直面している社会的な課題も含め、それらを哀愁と多くの人が人生の終盤に差し掛かったときに思うであろう、どうしようもない後悔と、それを打ち消そうとする自分なりの言い訳。 そして誰かを想う気持ち。 それらをなんとも絶妙な配合で織り交ぜられた作品でした。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ上京し、電車が1時間に1本あるかないかくらいの地元(ただ国道沿いではある)には年に2回絶対に帰りたい!と思っている自分にはとても刺さり、寂しくなってしまった。 ふるさとの景色の描写が素敵で、風景が目に浮かぶようだった。 もし似たような状況の人がいたらこの話は絶対刺さってしまうと思う。 おばあちゃん子だったが、おばあちゃんとこのお話に登場する母が似ていて… 元気なうちに会っていっぱいお話ししなくちゃ!とあらためて思った。 そして都会に住んでいたが、ふるさとは必要、自分にもあればよかった、と思う人も、実際年を取れば取るほど多くなるんじゃないかなと考えさせられた。 そこを突くようなサービスって今あるのかな?とも関心が持てた。
103投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログクレジットカードの特典って様々だ。年会費が高いカードになるとそれはもう会員が満足できる特典もいろいろ揃ってる…ただ、だいたいは空港ラウンジや旅行保険の充実の類い、ホテル予約などコンシェルジュがつくようなものだが、もしもリアルな田舎で母親と接することが擬似体験できるなら、あなたは利用しますか? この話は故郷を持たない松永・室田・古賀の三氏が、それぞれユナイテッドカード・プレミアム倶楽部という年会費35万円の最高級のクレジットカードを持ち、その中の特典…故郷を疑似体験するという物語。ちなみにこの特典は一泊二日で50万円で利用できるという。 それぞれ三氏には事情がある。 仕事に邁進し、「独身」を貫いてきた大企業の社長。 認知症になった母に、娘として「別れ」を告げられなかった女医。 定年後、妻に離婚を突きつけられ「居場所」を失った男。 それぞれが“孤独”を抱えている。 この特典を申し込み、招待状が届き、誘われるまま田舎の村へ行ってみると、彼らを待ち受けるのは、ふるさとの訛りで自分を呼ぶ村民と、ひとりの年老いた「母」だった…そんな不思議な話である。表紙のイラストにも味わいがある。 最後は…泣きました。まだ僕の母は93歳で存命ですが、親に対する感謝の気持ちは言葉では言い表せない。返したくても返せない…僕らの年代の琴線を鷲掴みにするようなテーマ。こういう話を書かせたら、涙腺崩壊、さすが浅田次郎さんです。 この『母が待つ里』は8月にNHKのBSで4話でドラマ化される予定とのこと。 主演は中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介。母親役は宮本信子だ。想像するだけで面白そうです。めちゃくちゃキャスティングもいいので楽しみです。
1投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ一泊二日50万円で故郷を味わいに行く話。本当ではない母のもとで本当の母といるような気分を味わった4人の男女が母の死を知り集まります。故郷ってなんだろう?と考えさせられました。
2投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ生きることに疲れた大人のために用意された故郷。 そこには子供を優しく、温かく迎える母が待っていた。 だが、その故郷に帰れるのはプレミアムカードを持つ人だけ。 しかも一泊で50万もの費用が掛かる。 故郷の母を訪れたのは大企業の社長として孤独を抱える松永徹。 退職と同時に妻から離婚された室田精一。 親を看取ったばかりのベテラン女医・古賀夏生。 故郷で母親と過ごす時間は満ち足りたものだった。 では、現実の母親と過ごした時間はどうだったのだろうと思わざるを得ない。
4投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ表題だけで、なんの情報も無く読み始めました。こういう設定でいくのか!気持ち悪い!と、2日ほど放置。んでも気になり、読み進めるうちに,複雑な思いに駆られ、いつの間にか、自分ごとになっていました。涙
3投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログとても久しぶりの浅田次郎、ゴツゴツした突拍子もないぶっ飛んだプリズムホテルにポッポやに変わらずの劇場。3人のそれぞれの回の切り替えが絶妙で、順番なわけではなくて、ヅラしが効いててさすがだなぁって。ホロホロと泣いたお母さんの場面でじんわりしたよう。メトロに乗ってとか何度も読んだけどまた読みたくなってるってこと
20投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ登場人物のキャラクター作りや 言葉選び、 さすが手練れの浅田先生! と平伏です。 そして第一章を読み終わった時に 本当にびっくりした、 こんな設定になってたのね! このあとの展開が知りたい、 是非スピンオフ作品を。
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログ母の待つ里へプレミアムサービスで訪れる設定に、それほど感動しないだろうととりあえず読み進めると、そうではなかった。 母や和尚さんなどの元で、自分の人生や暮らしを振り返るきっかけをもらう。 便利さや豊かさが、しあわせとは言い切れないと。 プレミアムサービスの利用者、サービス提供側も線引きを超えた深い心のつながりがあったと思う。 方言は、確かに読みづらかったものの、方言あつてこそ、何倍も豊かに描かれている。
2投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログ大企業の社長として活躍しながらも孤独を感じる松永。リタイアした途端、妻から離婚を言い渡された室田。女医として命と向き合い続けて古賀。 東京で暮らし故郷を持たない彼らが訪れた相川村には、数十年振りに再会する「母」がいた。 最初はあまり理解せず読み始めたので、 松永さんとちよさんの距離感を不思議に思いつつ…でした。 母というのはやはり心休まる存在の象徴なのですね。 ちよさんが、これまた「里帰りした時に迎えてくれる母」としてなんとも理想的すぎて。実母を亡くした彼らがちよさんの元へ何度も訪れ、そのぬくもりに触れたくなる気持ちがわかるような気がしました。 最後の最後の昔話、ちよさんのご家族の話は切なかった。。ちよさんもまた、孤独を訪れる人々によって埋めてもらっていたのでしょうね。 私も子供らにとって、ちよさんのような存在でありたいです。
1投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
里山の古民家で「母」を演じる人がもてなしてくれるというサービスは、わかりやすく言えばメイド喫茶の「お帰りなさいませご主人様」の究極版みたいなものだと思う。 ゲストはかりそめの世界と分かっていてその世界の人となるわけだ。 大手のカード会社がまずアメリカで始めたサービスを日本にも取り入れたということだけれど、アメリカ人にとっての「ホームタウン」と日本人の中の「ふるさと」は、同じではないだろう。 日本人の中に共通してあるふるさと像。自分の生まれた土地ではなくても、これこそがふるさとという感じだなあ、と詠嘆したくなるような「日本の原風景」というものが厳然として存在する気がする。 一泊二日で50万円というこのサービスを何人の人たちが利用したかは不明だが、松永徹、室田精一、古賀夏生の三人は、架空の設定だと頭で分かっていても、「母」ちよに心から惹かれてしまう。 三人とも、家族に対して何がしかの負い目を持っていて・・・そして「戸籍には筆頭である自分一人しか載っていない」という孤独な立場にある。 松永徹は、会社社長で、部下は自分に遠慮して誰も本心を言ってくれない。両親はこれから老後という年齢で、親孝行をする前に亡くなってしまった。 室田精一は、定年退職した途端、妻に離婚され、財産の半分を奪われる。離婚の理由はいまだによく分からない。両親は完璧な昭和の悠々自適を満喫してすでに亡くなっている。 古賀夏生はベテランの女性医師で、父親が30代で夭逝した後、看護師の母に育てられた。その母を見送ったばかりだが、認知症のひどかった母を施設に入れたまま、満足に介護してやれなかったという負い目を抱いている。母娘の間には、葛藤があり、関係も良くなかった。 そんな彼らを、「母」は無条件で受け入れてくれ、許してくれて、叱ったり励ましたりしてくれる。まるで何もかも知っているように、まさに欲しいと思っていた言葉が紡ぎ出され、それは彼らの心に深く沁み入るのだ。 なぜ彼らがこんなに心まで取り込まれてしまったかといえば、彼らが母の元に帰りたいと思う気持ちと呼応するように、ちよの方もいつも子の帰りを本気で待っていたからだろう、と最後の寝物語を読んで理解する。 「子供たち」が、こうしてあげたかったと思うと同じように、ちよの方にも、子どもたちが帰ってきたらこうしてやりたかったと思うことをしていたのである。 カード会社の意図は最後まで不明だった。色々な方向のサービスで顧客を楽しませたい(儲けたい)という企画の中の一つに過ぎなかったのだとしたら、思いがけないことに、いくたりかの人の生き方に大きな影響を与えてしまったことになる。
4投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ40年ぶりの帰郷。訳ありの話なのだと思って読み始めると、それはプレミアムカードの会員のみが参加できる一泊50万円の究極のふるさと体験。村に到着すると現れる幼馴染、家で待っている母。優しいお母さんに心を救われて、演じている彼女も仮の子供達によって癒されているように感じました。ここを訪れた3人の物語。最後は涙、涙でした。 サークルの友達から勧められて手に取った一冊。NHKでドラマ化されていて、主演の宮本信子さんの演技が素晴らしかったそうです。再放送されないかなぁ〜
19投稿日: 2024.11.21
powered by ブクログタイトルで想像したものとは違った深いお話でした。浅田さんの展開する心をつかむ、あったかい気持ちになれるストーリーでした。
2投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ本を手にした日にドラマ化を知って、数時間で一気読み放送何分か前に読み終わりそのままドラマ見ました。 原作の暗くて重たい雰囲気を ドラマではほのぼのと描いていてまた別物を見てる感じでした。 1松中徹の場合 最後で松永がカード会社に連絡を入れた時の??の衝撃は活字のほうがインパクト大 予想外の展開で面白かった。
2投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログドラマが初見の為キャラが俳優さん達に引っ張られ、原作設定とのズレを脳内で訂正するのが少し大変だった。 が、私はドラマ先行で良かった。 宮本信子が最高だったので。 岩手弁のニュアンスが分からない人はドラマを見てからでもいいのでは? 一泊50万円でふる里を提供するというカード会社のサービス。それにのめり込む都会の成功者と言われる人達。 都会でなければ稼げない人、都会から田舎に逃げ込みたい人、都会でも田舎でも稼げる人。一番強いのは、身に付けたものの多さだなぁと感じた。知識、技術、そして人柄。ちょっと考えさせられた。 とは言え、多分この小説は民話をやりたかったんだろう。故に舞台は遠野かな。
4投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ浅田次郎さんの作品は大好きなものが多いが、この作品は自分にはイマイチだった。 あまりにも、設定がバカらし過ぎるのと、方言がすごく読みづらかった。
15投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ浅田次郎さんの作品読むのは久しぶりです。作品が出たのは知ってました…想像したものとは全然違いました。この発想は流石です! 読み始めは、セレブな人が次々出てきて、ちょっと…と思いましたが、嫌味なところもなく、都市と地方の格差を際立たせる設定となっています。 少し前に三陸を旅行したばかりで、風光明媚なところを堪能出来たのですが、確かに一歩外れると、淋しさが蔓延しているように思ってしまいました。 でも、都会に住むものが淋しそうとか、荒廃してるとか言うのは、勘違いなんですね…不自然なのは、確かに都会人ですね。 色々考えさせる一冊となりました。
1投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ浅田次郎らしい人の営みとその交錯、自然の香りが匂い立ち、何年か経ってもう一度読んだらまた違った感想になるんだろうな、と、何度でも読んでみたい気持ちにさせる素敵な作品でした。
0投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログ教員をしていた十数年前の修学旅行で、「民泊」をした。生徒を二、三人ずつのグループに分けて、田舎の一般のお家に泊めてもらう。昼間はアクテビティをして夕方以降はまるで家族のように過ごすプログラムだ。2泊3日後には本当の家族のようになって、涙ながらに別れを惜しむ場面をいくつも見た。そんなことをこの小説を読みながら思い出していた。こんなに完璧に親子に扮しなくてもいいから、一泊50万円もかけなくてもいいから、こんなサービスあったら良いと思うよ。
1投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ普通に郷里に帰る家族の話かと読み進めると、思いがけない設定に驚き。そのまま進むのかと思いきや、徐々にその裏側も明らかになっていく。 現実と物語を行ったり来たりするゲストとキャスト。お母ちゃんは聡明で自然で温かい。複雑な計算などなく本当に帰ってきた娘息子を迎い入れていたのだと思う。 久々の浅田次郎さん。やっぱり登場人物が魅力的で、それぞれの心情が垣間見える描写が絶妙。改めて好きな作家さんです。
18投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ自分の生活における幸せとは何なのか考えさせられる一冊だった。誰かと鍋料理を囲むときのようなあたたかさを読者に与えてくれた。いかに自分が幸福とはこういうものだ、と凝り固まった考えを持っていたのか気づかせてくれる本だった。今よりもっと歳を重ねた後で読んだらまた少し違った感想を抱くだろうと感じた。
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
浅田次郎の小説は好きだ 少し不思議系なのが特に好き 本書もありそうでなさそうな感じに惹かれて読み始めた 偽装世界とはいえ、母とのやりとりはごく自然で そうとは知りつつものめり込んでしまうゲスト達 母から聞かされる昔話も実は現実も含まれていて なんともシリアスなお話へと進んでいく 私には故郷があるので、登場人物たちほど故郷への憧れはない ただ、戦争で亡くなった人の遺影を見てゲストの一人が語っていた 「彼らが命をかけて守りきったはずの故郷が、平和な時代が続いたゆえに消滅してしまう」 という言葉には震えた 確かに平和であるがために若者は故郷を捨てて都会に出て田舎はどんどん寂れていく そればかりでなく人口減少に伴い街中でもシャッター街が増えていく 日本はこれからどうなっていくのだろう なんてことまで考えてしまった読後である
5投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとも不可思議な設定。 ちよさんの方も、実は偽りの子ども達と会うことによって、癒されていたのかな…。 ちよさんの真実に涙。 私も故郷と、母に会いたくなったな。亡くなったので二度と会えないけれど…。
3投稿日: 2024.09.21
powered by ブクログ浅田次郎『母の待つ里』新潮文庫。 浅田次郎の作品自体は余り読んだことは無いのだが、行きつけの本屋で暫く品切れになるほどの人気作ということで気になっていた。余りにも気になっていたところ、隣街の本屋でたまたま発見し、購入した。 NHKのBS放送でドラマ化されるようで、それもあって売れているのだろうか。 作中に登場する相川橋は岩手県であることは間違い無いが、どこだろうか。東北新幹線で2時間余り、花巻の先、在来線に乗り継ぎ1時間余り、慈恩院、『〜なはん』という方言、ひっつみ、曲がり屋とヒントは多い。ひっつみと言う表現は岩手県でも旧南部藩のものだ。花巻の先ならば、曲がり屋で有名な岩手県の遠野か大迫、宮守辺りがモデルなのかも知れない。 タイトルからして訳あって、長年離れていた故郷に帰省するといった現実的な物語かと思っていたら、予想外のストーリーが展開する。社会的地位を獲得し、年会費35万円のユナイテッドカード・プレミアムクラブというカード会員となった還暦前後の3人が、カード会社からの一泊二日50万円のホームタウン・サービスへの招待で故郷に帰り、年老いた母親と一夜を過ごす疑似体験をするのだ。 都会の人にとっては田舎の故郷は憧れなのかも知れない。田舎暮らしが長く、今現在、限界集落のポツンと一軒家に住んでいる自分にとっては日常のことである。 帯には『感涙の傑作長編!』とあったが、それほどでもなく、こうした疑似体験がビジネスとして描かれることに寂しさを覚えた。 独身のままに大手加工食品会社社長まで登り詰めた松永徹は40年振りに故郷に帰り、年老いた母親のちよと一夜を過ごし、母親の手料理を振る舞われ、母親の寝物語を聞かされる。実の母親かと思えば、カード会社の企画ホームタウン・サービスの疑似体験だった。 退職と同時に妻から離婚された室田精一もまた、カード会社からのホームタウン・サービスへの招待で故郷に帰り、年老いた母親のちよと一夜を過ごす疑似体験をする。 親を看取ったばかりのベテラン女医の古賀夏生。彼女もまたカード会社のホームタウン・サービスを利用する。彼女もやはり年老いた母親のちよと一夜を過ごす疑似体験をするのだ。 本体価格750円 ★★★
60投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ設定が現実的で面白い。田舎を持たない人と会話を楽しみたい高齢者と上手くマッチングしたら本当に商売として成り立つのではと思えてくる。
0投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ著者の作品を読んだのは大学時代に読んだ "鉄道員 (ぽっぽや)" 以来でした。本当にこんなカード会社のサービスあるのかなと思いつつ読み進め、それぞれの登場人物の故郷、母親に対する思いにひきこまれました。
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ家庭も故郷もない還暦世代3人が訪れた理想の故郷。どことなく星新一の作品のような世界観を感じる物語でした。
1投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログふるさと=実家、もしくは親の出身地であったり親の親族が住む田舎、という私のなかでの定義を勝手に作って読み始めました。 非常に考えさせられる内容かつペアレンツの姓が明らかになったとき、私の姓と偶然に同じだったこともあって他人事に思えなくなってしまい…最後の最後にこれまで以上に感情移入してしまいました。
1投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ最後に大泣きしてしまった 心の中の古里 成功しても満たされない生活 大枚払っても再び帰りたくなる様な古里 お母さん(ちよさん)がみんなを救ってくれたね
3投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ実在する仮想現実の世界、法外な費用払ってまで都会で疲れた人々を引き付ける古里。 そこにいるのはテーマパークと同じような古里の人々を演じるキャスト。それでも移住まで考える登場人物たち。今まさに問題になっている限界集落、最終章で明される"ちよ"の過去。ハートウォーミングながら考えさせられる一冊
1投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても良かった❗️ 仮の母であるはずの存在が主人公3人の中でどんどん大きく、かけがえのない母になっていく様子に引き込まれた。
7投稿日: 2024.08.11
