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全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
全員犯人、だけど被害者、しかも探偵
下村敦史/幻冬舎
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総合評価

228件)
3.2
21
50
110
29
8
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    自殺した社長の関係者7人が何もかにより幽閉される。生き残れるのは社長を殺害した犯人だけというデスゲームに巻き込まれた7人は生き残るために自分が犯人であることを証明しようと競い合うというミステリ。 以下に自分が犯人であるかを競い合うというアイデアは面白いが、メインの仕掛けがちょっと非現実的で強引に過ぎるのが残念。ああいう設定にする必要があったのか疑問。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当にタイトル通り 前半の推理バトルロワイヤルが押し付け合いのように思えて長く感じたが、設定等は面白くて良かった。 ただ、最後の一卵性双生児はどうなんだろう……

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルのまんまのお話。 なんだかしっちゃかめっちゃかな展開で混乱した。推理バトロワみたい。 犯人が唯一生き残れるからみんな必死になって主張するけど、反対の意味だと知れば引き下がる。人間の嫌な部分が出てて誰にも感情移入できなかった。 多分ゲームマスターは死を擬装した社長だと思ってたけど、そこまでにいたる双子とかいう後付け要素があったりしてちょっと予想だにしない展開にもそれいるか?ってなった。あんまり推理でワクワクはなかったかな。 やっぱりクローズドサークルは用意された仕掛の一室とかより、どデカイ館で天災にて孤立するパターンのストーリーが自分にはあってると再認識した。

    23
    投稿日: 2025.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルがストーリーを言い得て妙。 どこからこんな展開を思いついてたんだろうと思うくらい、全員が犯人で被害者で探偵役だった。 フェイクで動画も作れる中、何が真実で何が偽造なのか、どれが正しい情報なのかは難しい。ましてやSNS等の情報は宛にならない。でも振り回される。 最後にそういうことかと思ったけど、これだけ大掛かりに再現までして犯人を見つけない警察ってあるか?というくらい警察の関与が薄かった。 でもストーリーはとてもおもしろかった。

    22
    投稿日: 2025.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルで読みたくなった本。 最初に廃墟の見取り図があってよかった。 なんとなく途中からゲームマスターが誰か予想がついてしまい、その予想が私としては珍しく当たってしまい、笑 拍子抜け。 証拠を捏造したり、虚偽の告発をしたり、ひどい登場人物ばかりだったけれど、これからの時代、AIの進歩もあるので、ますます罪のでっち上げは起こりそうだなと思い怖くなった。 直接的な社長殺人の自白は、みんな自分が助かりたいための嘘だったけれど、命が惜しいとはいえ、よくそんなに素人がトリックを思いつくなと違和感があったのが、最後にそういうことかーとわかってスッキリした。

    11
    投稿日: 2025.11.09
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    奇抜な設定。ただ、デスゲーム要素は少なく、8割以上登場人物たちの会話だったので、ちょっと想像していたものとは違いました。所謂デスゲーム系を求めて読むと、ちょっと違ったとなると思います。ライトめなミステリーとして面白いし、タイトル回収もちゃんとされていて良かったですが、個人的な好みとしては、もっとデスゲームを見たかった…!

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    初読み作家さん。 長い割には面白みに欠ける感じがしました。 途中で頭がごちゃごちゃになってきたし。 そして読み終えた後に見取り図に気づいたという失態。

    8
    投稿日: 2025.11.01
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    社長室そっくりの廃墟に閉じ込められ、生き残れるのは社長を殺した犯人のみ。 関係者たち7人が生き残りをかけて、自分こそが犯人だと自供し、他のメンバーの矛盾を突いていく多重推理もの。 犯罪の自供をしても外部には漏れないという前提を踏まえて、自分が犯人である根拠が、時間を経つにつれ変わっていくのが面白かった。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    登場人物が「俺の謎を解いてみろ!」言わんばかりに次々と謎(嘘)を重ねていく。王道のミステリー小説。 残念ながら、心震える事はなく、「やられたぁ」という様子もなく終わってしまった。 嘘をつかなければならない理由がもっと深ければ、もっとのめり込めるのだろうか?

    17
    投稿日: 2025.10.22
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    うわぁうわぁうわぁ!!! と、途中から何度も心の中で叫びながら読んでいた。 セリフの応酬、しかも仮定と否定の繰り返しなので、ずっと読んでいると頭が痛くなってくるが、それでも面白い。 合間にチラ見えする奇妙な違和感のある『多分伏線』が気持ち悪すぎて(褒め言葉)、早く結論を知りたい!と思いながら読んだ。 竜胆が一瞬志賀川か?と推理したが違った(笑) なんかもう、緻密すぎてため息が出る。ミステリー作家には毎回「どんな頭してるんだ」って思わされるけど、本当どうなってるんだろ。かといって、難しいわけでも複雑なわけでもなく読みやすい。 一章目(プロローグ除く)のタイトルが 『結末であり、始まり③』なのがとにかく「あっ、これ好みの作品だわ、間違いない」と確信させてくれた。 『ただの過去』 の使い方もうまいなー。 そして、誰にも文句を言わせない、 『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』 という盛大なネタバレタイトル。 こんなにネタバレを含んでるのに、結末がわかった人はいたんだろうか。 この作者さんは先に逆転正義を読んだけど、この方のテーマが『正義とは?ひっくり返せばそれは悪』『加害者にもなりうる被害者』みたいな感じで、時事ネタも挟まれるため自分も気をつけないとな…と胸が痛くなる。 ★5つけたあとに他の方のレビュー見たら、低くて笑ってしまった。 あれかな、ミステリーメインと考えて読むと長話やトリック、オチが思ってたのと違う!!なんだそりゃ!!となるのかな。 個人的には人間心理の薄汚さとか、「いや、でも」「そこがおかしい!」みたいな重箱の隅つつく議論とか、現代の風潮への警鐘とか「いや!そんなんありかよ!」みたいなの好きなので読んでて楽しかったけどなー。そういうの好きな人にはいいかもしれない(歪んでるのか?)。 ちなみに表紙デザインについて考えてたけど、『状況は見る角度によって色(加害者?被害者?探偵?)が代わる』って意味かなーと。 以下ネタバレ 読みながら、「リアルマダミス※ーーーー!!!」と思った(笑) ※マーダーミステリーのこと。 ただ感想にあげるとそれこそネタバレになりかねないのでここで叫んでおこう。 マダミスっぽい小説はいろいろあるが、ここまでリアルマダミスな作品はないんじゃないだろうか(笑) 探偵たち、ある意味すごすぎる。みんな元演劇部か?(笑) そんな集められたリアル探偵たちなのに、真相にたどり着けなかったのも面白い。 リアル探偵よりも探偵、そして被害者で共犯者となった、神嶋と志賀川。 終わり方もスパッときれいで嫌いじゃない。 しかし唯一無二感… 賛否両論ありそうな双子ネタ、個人的には古典的でニヤニヤしてしまった。 ちゃんとマスクとサングラスという伏線、会社を引き継ぐことになったーみたいな話(兄だから普通じゃない?と一瞬違和感はあったけど、双子なら納得)は出されてたもんなー悔しい。 あと物理殺害方法の自白がすべて嘘(志賀川が殺したので)だとして、序盤の間接的殺害(それぞれの罪)はすべて本当なんだろうか?もし犯人となるために虚偽の罪を告白した人がいたとしたら完全なる被害者だし、それで集められて死ぬのは可哀想すぎるなーと。まあみんな本当っぽいけども。 だとしたら個人的には 神嶋 林 竜胆 倉持 夫人 夢子 石和田 の順で罪が重く感じるなー と打ったところで、 きっとこうやって第三者のくせに罪を審判する読者自身が作者が伝えたい『加害者』なのかもしれないなとハッとした。 うーん、気をつけよう。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    全員犯人、だけど被害者、しかも探偵 下村 敦史 メインの舞台は密室デスゲーム ジェットコースターのような作品だった。じわじわと期待や緊張感そして違和感が積み重なっていき、最後の最後に落とされ、回され、宙返りさせられる 各キャラクターと氏名のイメージが一致してて、"全員"が登場していても読みやすさがあり、これは著者の工夫なのかなと想像。物語の主観も細かく切り替わるが、そこにも分かりやすさの工夫がある。ただ、こんなにも切り替える必要はあるのか疑問に思ってしまったが…が、これは読み返したくなる タイトルの意味、散りばめられた謎、 「結末であり、始まり③」という節から始まる本編。ワクワクしながら読み進められる。 そしてこの本にもフロア図がある!!ありがたい

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    2025/10/01 読了。 途中すっごい没頭。 最後オチに翻弄。 オチのために面白さを削った感があります。

    1
    投稿日: 2025.10.02
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    凝すぎかなぁ。え!と思わせる展開ではあるのだが、頭の中で情景を想像しにくいというか。あたしがポンコツなだけかもしれないけれど。

    1
    投稿日: 2025.09.29
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    会話が多過ぎて、全然物語が進行しない。中盤から飽きてきてしまった。 そして、クローズド・サークルの設定なだけで面白みがない

    5
    投稿日: 2025.09.23
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    ちょっとこれは退屈だったなぁ。 これまでに読んだ下村さんの作品がとても良かったので期待が大きかったのもあるかも。 誰も本当のこと言ってないよね?と思いはじめたら誰の話も入ってこなくなってしまった。途中何度か含みのある表現がでできて、なになに?ってなるんだけど、最後まで読まないとわからないし、そこに辿り着くまでが長くて飽きてしまった。

    58
    投稿日: 2025.09.20
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    途中までは楽しく読んでたんだけど、こういう展開って騙された⋯とも違うんだよなぁ。前に別の作者さんで似たような展開の小説読んだことあるけど、どちらも自分には合わない。下村さんの作品は好きなものも沢山あります。

    2
    投稿日: 2025.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    電動自転車で死亡者を含む事故が起き、欠陥報告を隠ぺいしたとして苛烈なバッシングを受けていた社長が引きこもっていた社長室で自殺をした。 その後とある廃墟に7人の人間が集められる。社長夫人、会社の社員2名、運転手、清掃員、被害者遺族代表とバッシング記事を書いた記者。社長室を模した廃墟の部屋でスピーカーから声が流れてきた。「48時間後に犯人だけが助かる」と。7人は必死で自白合戦を繰り広げる… 犯人だけが生き残れるということで、各人が犯人だと自白しほかの人物が探偵となり穴を指摘…6人の死体が発見されたという描写もはさまれるので、クローズドサークルでのバトルロワイアルの様相を呈してくる。何人かは計画に加担しているようだし、明らかになり替わりの人物もいて、ちょくちょく引っかかる箇所があったのだが、描かれていたのは探偵たちによる再現劇だったことが判明。そもそも自殺した社長が双子の替え玉だったし。 動機は納得いくものではなかったけれど、ヒントはきちんと提示されていたし、最後まで読ませる展開ではあったと思う。

    2
    投稿日: 2025.09.13
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    面白かったー!! 本当に犯人で被害者で探偵だったww 登場人物全員なにかしらやってるのは予想した通りだったけど、なるほどなーってなった。 最近この、SNSなどの世論が人を殺す系の問題提起は多い印象。

    1
    投稿日: 2025.09.11
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    読むまで題名の意味が分からなかったけど、読んでなるほどと思いました。読んでみないと分からないドキドキがあって面白かったです。

    5
    投稿日: 2025.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ????? 頭に?が並んでる。 何が言いたい本なのかよくわからなかった。 エンタメとして楽しむには冗長で間延びする。 しかも全員嘘っぽいなと思ったら嘘だし、死んだとされてる人は死んでないだろうとはじめから想像できたし、ぎょっと驚く大どんでん返しでもないし、途中も退屈だった。 高いお金を払って損した気分。 私にしては辛口コメントですいません。 追伸 劇場でやっているらしい。 そういうことか、劇だからこんなに 大袈裟なセリフ回しなのか。 劇には疎いけどきっとうってつけなのかもしれない! 小説だと冗長さが否めないので、評価は変わらず。

    2
    投稿日: 2025.09.01
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    なかなかあり得そうもないタイトルだけど、読み終わった時にそういう事かー!!となります。 何を言ってもネタバレになるので気になったら読むしかない。

    2
    投稿日: 2025.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台装置で演技する俳優みたいだなと思ったら…。 途中で挿入される説話から謎が深まるし、推理することで自分が殺人犯であることの証明するという逆説的発想面白い。 騙される心地よさと、頭脳戦が楽しめる。

    4
    投稿日: 2025.08.29
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    あらすじ リコールを隠して販売した電気自転車で死亡事故が起こり、遺族や記者からのバッシングで製造会社社長が自殺。 社長を自殺に追い込んだであろう、遺族や記者、妻や社員などが脅迫めいた文言で呼び出され、「社長を殺した者のみが生き残れる」新たな傾向のデスゲームが始まる。 かんそう デスゲームが起こりうる世界線のお話。 社長が自殺した社長室を完全再現した建物が舞台な時点で、ミステリを愉しむ世界で起こったお話なんだなと受け入れて楽しく読めた。 やりたい放題詰め込まれた感じが好きな人におすすめ。 その世界線の中では、筋は通した!という書かれ方をしているが、紛れ込んだ子供に関しては、話の展開に関わるので、もう少し計画的に作り込んで欲しかったな。

    1
    投稿日: 2025.08.28
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    ・ 読書記録25-33 『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』 下村 敦史 作 これがデスゲームというものか 変わり身の速さ 騙し合い ちょっと都合良すぎる展開かな 子供の使い方はよかった

    3
    投稿日: 2025.08.26
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    犯人だけ助かるっていうなら、全員が犯人になってしまえるようにすれば、皆生還!って展開にもしやなるのでは!?という推理をしていた。 作中で『’』みたいな強調マークがしょっちゅう出てきて、なんでこんなわざわざ強調させたいのがいっぱい出てくるんだ??ってのがチラつきすぎて、それがどういう意味合いがあるかまでは考えずに読了。 答えを全て書いてくれてるけれど、スッキリ感はあまり感じられ無かったのもあるからか、驚きやスカッと感は少なかったように感じる。 表紙のあの四角は何を模していたんだろう?なにか意味があるのかと思って気にかけて読んでいたものの、これだ!というものがなく読了してしまった。

    12
    投稿日: 2025.08.26
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    廃墟に閉じ込められて自白を繰り広げるストーリーだが、長くてどんどん飽きてしまった。場面がほぼ廃墟だけで話し合いのシーンが大半。その上あまりにリアリティがない。真実がもっと衝撃的だったならまだ良かったけど、結末まで特におもしろみはなかった。

    9
    投稿日: 2025.08.22
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    えっ、って思う展開とタイトルの意味が分かった時、それまでのモヤモヤした感情が一旦ゼロになった。登場人物全員に全く共感できない、スッキリすることがない作品だった。

    24
    投稿日: 2025.08.20
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    犯人のみ命が助かるデスゲームの中で、生きていく為に必死になっていく参加者の姿は圧巻でした。被害者ポジションになったり探偵役になって他人を追求したり、嘘をついてでも犯人なったり、この世の縮図を見せられてるような感覚になりました。メディアの報道、SNSでの罵詈雑言、正義を盾に暴力をふるう人など現代の病理にも言及されていて良かった。この小説のタイトルが綺麗に回収されていく様はお見事でした。

    3
    投稿日: 2025.08.14
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    長い。 面白くて長いのなら苦じゃないんだけど、私にとってはそこまでではなかったようだ。 合わないだけか? この方の別作品も、前になんか読みにくくて挫折した。

    5
    投稿日: 2025.08.11
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    思った以上に現代への皮肉、警鐘が詰まった作品。誰しも犯人で探偵で加害者(被害者ではない) 犯人は想定ついたけど真相はちょっと意外。文章の端端の違和感がそれだったのに納得。

    2
    投稿日: 2025.08.10
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    読みながら推理するタイプじゃないと読むのがつらい本かな ほぼほぼ会話劇だけでここまで書けるってすごい

    1
    投稿日: 2025.08.09
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    ほんタメ文学賞たくみ部門を受賞したので読了! 欠陥商品を販売して死傷者が出た自転車会社の社長が自殺をし、その社長を殺した犯人だけを助けてやると言われて密室に閉じ込められた社長の知り合いたちが、自分が犯人だ!とトリックを告白しあい、生き残るためそのトリックを否定する探偵にもなるというタイトル通りの面白いミステリー。 前半は正直、ネットで良く見るタイプのクズたちが罵り合いをしているだけのミステリーでもない話が続く。もっとトリックを披露しあって多重解決?みたいな雰囲気を思っていたので、ちょっぴり拍子抜け。しかも出てくるキャラクターみんなクズなのは良いけど、全部ネットで聞きかじったプロトタイプなキャラクター性でなんかリアリティなくてがっかり。読み進めるのが少し苦痛でサクサクとは言えませんでしたね。 後半はやっと推理のターン!トリックを披露して否定して…のところから最後まで一気読みしました! それまで「ん?」と思っていたところも解消され、繋がる感じも気持ちいい。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    廃墟に閉じ込められたクローズドサークル。 人は、誰しも「探偵」であり「被害者」であり「犯人」になり得る世の中だなぁと、考えさせられました。 もしかしたら自分も、人から糾弾されないように演じて立ち回りながら生きているのかもしれないなぁ‥ 題名でめっちゃ惹かれて読み始めたけど、 なんか「12人の死にたい子どもたち」とか「6人の嘘つきな大学生」とかと重なってきてしまいました‥ これはこれでおもしろかったですが。

    32
    投稿日: 2025.08.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    廃墟に閉じ込められた人々のうち、犯人だけが生き残れるクローズドサークルもののデスゲーム。 設定は面白いと思ったが、みんなが犯人になるため自白する内容がつまらなさすぎる。なおかつ名前が“”書きだったり、キャラクター描写が今一つだったりするので模擬ゲームのようだなと思ったら、その通りでますますつまらなくなった。 最後のどんでん返し?も今一つ。結局現実にはどういうことが起こったかはっきり説明ないし、その中に犯人もいない。 ただただ残念。

    1
    投稿日: 2025.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすかったのでスラスラいけたけど、急な双子トリックや状況の再現だったりとか、設定が今一な感はあったかも。 ミステリ初心者だったら楽しめるかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.07.31
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    製品の欠陥により死亡事故を起こした「SHIKAGAWA社」の社長が自殺した。その後、七人の関係者たちが山奥の廃墟に集められる。そこにあったのは社長の死亡した社長室を再現した部屋、そして謎の声が社長の死は殺人であったと告げる。そしてこの廃墟から出られるのは、社長を殺した「犯人」のみ。自らが生き残るため、七人は自らの「犯行」を立証しようと舌戦を繰り広げる。 不思議なタイトルですが、なるほど確かにその通り。誰もが自分が犯人だと名乗りを上げ、しかし社会的制裁を拒むために自らも被害者だと訴え、他人の「自白」を潰すために探偵となる。当人たちには鬼気迫る状況ではあるものの、傍目から見ればとんでもなく滑稽です。誰もが秘密を抱え、「犯人」になるため仕方なく明かすものの、なるべくダメージを減らそうと足掻くさまがだんだん哀れになってきました。しかし穴のある犯行方法が次々バージョンアップされて磨かれていくさまは、純粋にわくわくしちゃいます。 とはいえこの真相は予想外。手掛かりには気づいていたのに……単なる間違いかと思ってスルーしてしまっていました。そうか、あれを突き詰めなければいけなかったんだ。探偵になるのは難しそうです。

    1
    投稿日: 2025.07.31
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    微妙でした。7人が生き残るために自白と他人の供述を潰し合うという設定は面白いのですが、その部分が長すぎて同じパターンの二番煎じ、三番煎じを繰り返し見せられて飽きます。結局夢オチみたいな展開でしたし。真犯人もなんだか無理がありました。どうせなら実際に起きた事件の方でデスゲームを展開した方が面白かったのでは?と思いました。

    2
    投稿日: 2025.07.30
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    「6人の嘘つきな大学生」風のおいしそうなおにぎりと思って食べたら食品サンプルだった そんな感じのお話し すごく賛否ありそう でも僕は駄目でしたね、だって警察が必要性なく無能すぎるもん。日本が舞台なもんだからなお有り得ない。タイトルは100点

    7
    投稿日: 2025.07.28
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    タイトルに惹かれて読んでみた。 最後の方は"え?え?え?"と驚きの連続。 途中ちょこちょこあった違和感は最後で全て納得できた。 しっかりと読み応えがあって満足の1冊だった!

    14
    投稿日: 2025.07.27
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    美容整形をするのは整形外科ではないし、 施設には入院しないので、医療知識に少し 勘違いがあるようだったけど、 全体的には面白かった。 人間って弱くて強かな生き物だと思った。

    3
    投稿日: 2025.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルほどのインパクトがなかった。被害者になりきって最初から最後まで事件を再現するってあり得なさ過ぎ。

    10
    投稿日: 2025.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    電動自転車のブレーキ不具合で事故が起き、電動自転車を販売する会社の社長が自殺した。妻、開発課長、営業部長、清掃員、運転手、記者、被害者遺族の関係者7人が社長室を模した廃墟に集められた。48時間後に毒ガスを注入するが、社長を殺した「犯人」のみを助けるという謎の声。生き残りたい7人は自らの秘密を自白していく…。 タイトルに釣られて読み始めたけれど、正直うーん…。なかなか読み進まなかった。読み終えてみると確かに作中の状況を正しく表現しているのだけれど、正直タイトルの期待値には届かなかったかなという感じ。 はじめにデスゲームの生存者が明かされ、そこから当時の状況を振り返る形で進むと思いきや、途中で不自然な展開が出てくる。自殺とされている社長は本当に自殺なのか、「犯人」は誰なのか、デスゲームの黒幕は誰なのか。ごちゃごちゃっとして最後にぎゅっと展開をまとめたような印象だった。でもその結末もなんとなくすっきりしない。私がミステリーを読む時に期待するのは、最後にどんでん返しとかきれいにまとめがあって読み終わった後のすっきり感なので、その点でもちょっと合わなかったかな。

    2
    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!一気に読んでしまった。他人を差し置き自分が、と主張する人々、死を前にすると本性が出る、それを利用した壮大な舞台。結局は関係なかったのか。 それぞれが、本人ではないような書き方がされていたのはなぜか、最後のネタばらしが心地いい具合だった。どんでん返しではあるものの、ちゃんと頭が追いつくレベル(なにせ一部ではなくほぼ全てだったから)で、あぁそれでか、と納得感も得られた。 ものすごくスッキリした読み物だった。

    1
    投稿日: 2025.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん、期待しすぎたかな。 自白合戦のところは、そうくるかー!とおもしろく読める部分もあったけど、結局何が言いたいのかよくわからない。 みんなで寄って集って攻撃する最近の風潮を揶揄してるのかなとも思ったけど、結局犯人悪い人だしね。 それに、正直「あ、双子使ったんだ」というちょっと残念感もあったな。

    2
    投稿日: 2025.07.10
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    結構好きな下村さん。今回のは楽しめた。 タイトルもおもしろいけど読み進むと”だからね”ってうなずける。少しむりくりな設定も後半は許せるエンドなのでまあいいか。それにしても罪の告白をすると助かる!ってなるといとも簡単にみんな打ち明けるのね。

    12
    投稿日: 2025.07.08
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    期待しすぎたかな〜、、「なるほどそういう意味での『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』なのね」となりました。

    2
    投稿日: 2025.07.07
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    途中まで面白かったです。 物語がどんどん進んでいくたび面白く無くなっていきます。笑 動機も微妙だし、ゲームマスターになれる人物はもうその人しか残ってないし、なんともいえないです。 人狼みたいな感じです。

    7
    投稿日: 2025.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーーーん、結構つまらないかも。真相が分かってもすっきりしないし令和の時代に双子オチなのも個人的には萎えポイントでした。 でも切羽詰まった状態なのに登場人物がやけに頭冴えてるなーって思って実際そんな頭まわらないだろと冷めて読み進めてたけど、それに理由があったのはちょっとホッとしました。

    4
    投稿日: 2025.06.20
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    簡単に言うと、人狼ゲーム。しかも狂人村。 自殺と思われた電動自転車会社の社長を殺した犯人をみつける、犯人だけが優勝! 皆が犯人アピール、そして皆が矛盾を指摘する探偵。 途中これは伏せんか?と思われた場面はしっかりラストで回収してくれる。 「真実は重要ではなく、被害者になって同情を誘い、探偵になって吊し上げ、ある日突然犯人になって吊し上げられる」誰もが犯人であり被害者にもなる。 最近のSNSの闇みたいなのには、納得でした。 韓国映画で実写化ならおもしろそう。

    19
    投稿日: 2025.06.18
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    皆が口にする殺人方法。 犯人になれば助かるというからこそ、何がなんでも自分が悪のように振る舞って筋書きを必死に作ったのだろう。 直接手を出したのは誰か証明はできないが、精神的に追い詰めていったのは全員だったのではないか。

    1
    投稿日: 2025.06.16
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    合わなかった。私の読解力の問題もあるが、複雑な状況が理解しづらい。オチもあまりすっきりしない。登場人物に魅力も感じづらかったのも残念。

    3
    投稿日: 2025.06.15
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    現代ならではの意欲作、読みたくなる仕掛け、読み進めたくなる展開、アイデアは⭕️ しかし、無理がありすぎるし、最後もう〜ん。何よりあのトリックは❌

    2
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※とてもネタバレです 社長は社長室で首吊り自殺。 集められたメンバーは皆SHIKAGAWA社に関係する人物たち。 最初に違和感があったのはトイレ。和式って出てきたはずが「フタを閉める」「便座に手をつく」「座る」って表現が出てきて、あれ?和式じゃなかったの?と思った。 あと途中で入ってきた男の子。さすがに意味不明だし無理やり感。あんな山奥に親とはぐれた男の子いるわけないww 加奈恵と竜胆の不倫も読み通り。若いイケメンとおばさん出てくるときは大抵不倫^^ 実際に廃墟で起こったことと回想が入り混じるのも、ミスリード誘ってる感じがあった。 生き残ったのは神嶋。死んだのは社長の恭一じゃなくて、双子の弟恭二。恭一を脅していたので、逆手にとって殺した。 廃墟でのシーンは途中から「探偵たちによる再現劇」。 すべてを仕組んだのは恭一。神嶋役を演じていた探偵も恭一。 ------------------------------ ビブリオバトルの3世代3大会のグランドチャンプ本にも選ばれた『同姓同名』の著者が新たに仕掛ける、 多重推理しかも密室しかもデスゲームだけど…… 下村ミステリはフツーじゃ終わらない! 「私が犯人です!」「俺が犯人だ!」、全員犯人です! 社長室で社長が殺された。それに「関わる」メンバーが7人ある廃墟に集められる。未亡人、記者、社員2人、運転手、清掃員、被害者遺族ーー。やがて密室のスピーカーからある音声が流れる。「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる」。犯人以外は全員毒ガスで殺す、と脅され、7人は命をかけた自供合戦を繰り広げるがーー。

    1
    投稿日: 2025.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話題作なので読破 終盤辺りのトリック合戦がだれてくるがそれも伏線 ワクワクというよりなるほどよく出来ている、という感想 終わり方が好き

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    ある不祥事で糾弾されていた会社の社長が社長室で亡くなった。関係者7名が廃墟に集められ「社長を殺した犯人のみ助ける」とのアナウンスが。 次々に自白を始める関係者達だが… 最後までタイトルに偽りなしの、特殊状況ミステリー。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ページをめくると現場となった廃墟を模った真っ黒な正方形が現れる。 しかし最後のページには真っ白な正方形が… 読み終わった後になぜ色が変わったか考えるのがとても面白かった。 一度、毒ガスで無惨に人が死んでいった地獄のような黒い場所。終わりを示しているように思う。 しかし再現劇を行ったことで、真実を共有した犯人であり、被害者であり、探偵である2人の共犯者にとっては、脳裏からこれからも消えることのない、終わりのない始まりの場所となってしまった。 それを色で表しているようでなんとも悶えざるを得ない。素敵な作品でした。

    2
    投稿日: 2025.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【ネタバレなし感想】 ミステリー好きがゾクゾクするようなタイトル。 電動自転車の品質不良により世間から非難の声を受けた挙句自殺した社長。その関係者がある廃墟に集められ、ゲームマスターから、「48時間後に社長を殺した犯人だけ生き残ることができる」と言われる。 王道のクローズドサークルの中で、どのような結末が待っているか… 【ネタバレあり感想】 犯人だけが生き残れるという奇抜展開、犯人でなければ殺されてしまう「被害者」であり、各自が生き残るべく自供をし「犯人」となり、その自供の隙をつくべく各自が「探偵」となる、よくできた設定だなー 実は、実際に起こった事件を、その真相を暴くべく探偵達がその役になりきって再現したものであった。 そこでまず驚かされるが、さらに社長は探偵である双子の弟をすり替えて殺害し、社長自体が弟になりきって探偵役として再現に参加。唯一の生き残りのジャーナリストの神嶋役をする中で、再現では暴かれなかった、神嶋が他の被害者を殺害した結末に気づく。ジャーナリストの神嶋も、再現の映像を見る中で社長がすり替え殺人をしていることに気づく。 神嶋と社長は、真相がバレると二人とも捕まるという状況。真相は闇に葬られるのか… 読んでいく中で、違和感を感じるところが多々あるがどれも伏線になっているすごさや、構造の深さに二重三重にも騙される。構成がとても素晴らしく、もう一度読みたいと思った! ミステリー好きにはたまらない傑作!

    1
    投稿日: 2025.05.27
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    ジャケ買いしました。 ワンシチュエーションものなので難しいところですが、どうしても中弛み感があったものの、舞台化したら面白そうなどと思いつつ読み進めました。やっぱりしてるんですね。気になる。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    なんだこの興奮するタイトルは!?と図書館でみかけて即手に取った本。 こんなわくわくするタイトルなかなかないだろ笑 どんなどんでん返しな仕掛けが仕込まれてるんだろうと期待しかなかったね。 でもそう思うと本文一文字も読む前からめっちゃハードル上がってるから、作者大変だなという気も笑 人物設定にあんまり入り込めなかったのが残念。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    いやぁ上手い!やられた〜って声が出る感じの面白さでした。そういうことね、ほんとにタイトル通りなのもビックリ。お見事!!

    1
    投稿日: 2025.05.21
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    タイトルだけだと⭐︎5 装丁もかっこいい! 会話が多く、(というか長ったらしく)するするーっと読みました。 途中、国会で議員たちが「あーだこーだ」言ってるみたいな感覚を覚えて、変な面白さがありました笑 自分の発言をすぐ変えたり、上乗せしたり、こっちにフラフラあっちにフラフラ そんな感じで、私もあまり深く考えずに見てしまってました。 結末がどーとか、もうどうでも良いかなと思いました。 小説の中の現実には起こり得ない、面白い世界に入らせてもらいました、という感じでした。 読後は、なんやなんやー、おいおーい、みたいな、酔っ払いのおじさんみたいな感想が思わず出ました笑

    2
    投稿日: 2025.05.21
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    自白合戦が長すぎて結構飽きていたけど、全く予想せずに読んでたからなるほど〜!となって良かった。しかも探偵 そういうことね

    1
    投稿日: 2025.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルがピークの作品。 忙しかったからか、隙間で読んだからかわからないけど、全体的に長ったらしく感じた。 全員犯人で被害者で探偵だから叙述トリック上必要だとはわかるんだけど、中弛みしていまいち話に入り込めなかった。 人数を減らして、も少しスッキリしてもよかったかも、煩雑にさせるためだけのような人物もいるし。 あと、実は双子とかはちょっと勘弁してほしかった、一気に冷めた。

    9
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    設定や仕掛けが見慣れなくて面白く手に汗握る気持ちで一気読みしたー!! 途中から明らかに匂わせ始まったけどなるほどそういうことだったのか笑 ゲームマスターは察しがついたけど、共犯者になった人たちえげつないことしてるよね〜。 そのまま一生秘密を共有なんて絶対無理そうだけど。 双方裏切りそう笑

    1
    投稿日: 2025.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中作のような設定で中核のストーリーは、推理と言うより告白によって新たな事実が次々に判明される感じで物足りなかった。が、登場人物が次々に自分が犯人だと食い気味にまくしたてる様子は三谷幸喜のコメディを見ているようで面白かった。 全体的にはミステリーとしてうまくまとまっていました。

    5
    投稿日: 2025.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    廃墟に集められた7人は、自殺したとされる社長の死に関係しているらしい。 廃墟に閉じ込められた7人のもとに、スピーカーから謎の声が流れる。「社長を殺した犯人だけ生きて帰してやる。」犯人以外は毒ガスで殺すと。 タイトルにやられました。どういうこと!?と思いましたが、話が進めばまさにそのとおりの状況に。しかも命がけで。 7人それぞれの犯行手口や動機を聞くたびに、SNSや報道で叩かれまくっていた生前の社長の立場と心境に同情してしまう。 そして、タイムリミット。 ここからは圧巻のどんでん返しの連続でした。一気に話が加速して、「えぇっ?どういうこと!?」と少し振り落とされてしまいました。

    61
    投稿日: 2025.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルもデスゲームネタも、キャッチーで読みました。 タイトル通りだし、確かにデスゲームでした。 ただ、途中の「自分が犯人説」のところは、正直どれを聞いても…という感じでした。みんな乗っかりすぎて、何を読まされているんだろう、どこに繋げたいんだろう…と思って読んでいました。 最後のタイムリミットが来た後の部分はハラハラしながら読みましたが、その後の展開が方向転換しすぎてついていけなかったです。たしかに初めから不思議な伏線ばらまかれてはいましたが、そういう回収ですか、と思いました。 ゲームマスターも予想は付きますが、最後の最後のオチが個人的には拍子抜けでした。 あんなに登場人物要らなかったんじゃないか。みんなして裏事情ありすぎる。その裏事情が結末につながるけど、なんか単調というか、ありがちというか、盛り上げた割には感が否めなかったです。

    10
    投稿日: 2025.05.03
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    タイトル通りにかなり複雑なストーリー。エンディングはちょっと肩透かし。でも、百年後くらいに、奇書みたいな感じで発掘されそう。

    14
    投稿日: 2025.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルを繰り返すデスゲーム。 ゲームマスターの正体は正直早めに分かるし、現実と実際の齟齬も気付きやすい。 最後に反転していくものの、全てタイトルが物語るミステリーだった。

    1
    投稿日: 2025.04.28
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    今までにない読書体験 タイトルにある設定が成り立つわけがない。成り立っても、納得しきれないだろうし、醜いだろうなと思ってました。 結果、ちゃんと予想しながら読めて、「そういう事!?」と楽しめた。 頭を硬くせず、楽しんで読んでほしい!

    15
    投稿日: 2025.04.26
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    最後まで読んで、タイトルの意味理解。 社長を殺した「犯人」だけが生き残れるデスゲームで、全員が自分が犯人である推理をしあう、っていう設定は面白かったなー

    2
    投稿日: 2025.04.25
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    2025.04.24 エンタメとして楽しく読む一冊。 あまり硬いことは言ってはいけない。 設定をこうしないと楽しめないのだなと読み終わりにわかるところがよいです。 「そう来るか!」と何回も感心と苦笑いを繰り返しました。

    5
    投稿日: 2025.04.24
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    タイトルからどんな話かと思ったけど、なるほどなるほど。 社長が自殺したが、そこまで追い込んだ犯人は誰か。もしくは他殺か。そしてその会社の電動自転車の不具合で起きた死亡事故の被害者がいて。 犯人だけ助かるというルールで生き残るために犯人になりたかったり、それを阻止するために探偵になったり。 ややこしさはあったけど、ラスト良かった

    1
    投稿日: 2025.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全員の役割がコロコロ入れ替わり犯人なるべく自白するという奇妙な空間。だがその空間を支配していたゲームマスターの正体を知った時予想外の人物だった。お互いに罪を背負い秘密を共有する中になってしまう。面白かった

    44
    投稿日: 2025.04.19
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    設定は面白く、何食べたらこんなこと思いつくんや!という感じでした。 終盤もそうだったの?とびっくりする展開が待っているものにすこしインパクトは薄めかなぁ… 全員が被害者で犯人で探偵で、そこにこだわりすぎた展開だったかも。タイトル回収は重要ですが、こだわりすぎてもいけず、あっさりしていてもいけず…これは面白い本が世に増えたからこその悩みですなぁ

    2
    投稿日: 2025.04.18
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    密室の社長室で起こる事件の真相。 ビックリするほど表題のまま。 イレギュラーもイレギュラーとして片づけられる。 正直、誰が犯人か、どうでもよくなる。

    2
    投稿日: 2025.04.14
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    テンポがよくて読みやすかった。確かに、全員犯人で、被害者で探偵だった。次々に犯人を名乗り出て、その矛盾点を誰かが指摘して推理合戦がおもしろかった。最後に生き残ったのは誰か?そして衝撃のラストとは・・・

    10
    投稿日: 2025.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ""がついているのはなぜなのか気になっていました。途中でそういうことだったかと思いつつ、でもデスゲームの勝者を被害者とするのは、間違いではないものの、そういうことねと納得するのは私にはすこし難しかったです

    1
    投稿日: 2025.04.12
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    序盤は、これからどうなるのだろうという期待感があったものの、中盤以降の中弛みがすごくて、飽きてしまった。 最後は、驚きもしたものの、あまりスッキリする読後感ではなかった。

    4
    投稿日: 2025.04.09
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    オーディブルにて読了 タイトルをみると どういう状況?? どんなふうにお話が進むの?? と全く検討がつかなかったですが… 読んでみると なるほどな〜、そういうことね! と納得でした 終盤、一気に展開しますが 状況を理解するのにちょっと手間取りました 今まで読んできたのは…? みたいになりつつ無事理解。笑 お話の展開の仕方はとても新鮮でした

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんか典型的な人たちが、典型的な台詞回しでデスゲームしてんな?と思ってたらそういう話だったという。こういう作りの作品だったら、少し前に読んだ違う作品の方が練られていたなと思ってしまいました。 あとノックスの十戒がなぜ定められたかがよく分かった作品でした(笑)。双子ものだとやはり『殺しの双曲線』は高い壁ですねぇ。こちらもそうだと1ページ目で宣言して欲しかったです。

    2
    投稿日: 2025.04.06
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    密室に呼び出された関係者7人。社長を殺した犯人以外は、全員毒殺と脅され、それぞれの告白が始まる。SNS、風評被害、捏造報道など、今どきの話題も入れつつ展開。途中、少し長く感じたが、普通に先が気になり最後までそれなりに面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    心理描写や小難しい情景の説明などがなく、登場人物の会話がメインの作品でスラスラ読むことができた。 どんでん返し的な要素もあるので、あまり難しく考えずミステリーが読みたいという方にはおすすめ。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    オーディブルで読了。 今の時代に合わせたデスゲーム。 近々のニュースもあり、時代に沿ってわかりやすかった。 また音声ということもあり、その場に自分も参加しているような普段にはないワクワクドキドキ感 初見のオーディブル作品だったので3の評価 読書マスターになるしかない笑

    0
    投稿日: 2025.04.04
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    「犯人だけ助けてやる。残りは全員毒ガスで死亡する。」 現在、過去、未来―。 嘘か本当か。 何が真実なのか。 正にタイトル通り。 こんな展開、誰が予想出来ただろう? 翻弄されまくりだった。 とにかく今までに読んだことのない本だった。 書き方が変わっている。 あまり見ない書き方な気がする。 犯人は予想通りだったが、展開が想像を超える。 前半は正直うーん…って感じだったが、後半から終盤にかけて伸びがすごかった笑

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    社長を殺した犯人だけ生き延びることができるとされるデスゲーム。 そのため後半まで自分がやったと言い合うので若干バカらしくなってくる。クソばかりだな…と思いながら読んでいて最後にやっと動きがあったといった感じ。

    3
    投稿日: 2025.04.03
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    図書館の返却期限がせまり、焦りの中で読み飛ばしてしまったからかもしれないが 犯人の自白、探偵の追及など目まぐるしく変わる展開についていけなかった…

    2
    投稿日: 2025.04.01
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    本当に最高に下世話で 素晴らしくよかった 良い意味での 足の引っ張り合い? デスゲームとして 非常に 気持ち良い! 素晴らしいし 展開が全く読めなかった 本当にいい作品に出会えた

    0
    投稿日: 2025.04.01
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    めっちゃ凝った仕掛けと巧妙に描かれた事件と謎といわゆるデスゲーム要素で混ぜながらとんでもない地平へ向かう。 なかなかな作品です。 2862冊 今年90冊目

    0
    投稿日: 2025.03.31
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    自白の多さに困惑しましたが、この状況を作られてそういう設定なら仕方ないよなと思いました。 最初の方で理解していたことと後の方になって読み進めていくと最初となんか違ってるなっていう疑問みたいなものが湧いてモヤモヤしましたが終わってみればそういうことだったんだ!ってスッキリでした。 ただ、自白が多すぎて頭の整理を追いつかせるのが大変だったので星4です。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    魅力的なタイトルですが、タイトル通り!先が気になって2日ほどで読んでしまいました。読み終わった後にプロローグを読むとより味わい深い。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    タイトルに偽りは無いね。 ラストは賛否両論間違い無いだろうし本筋にリアリティは求められないけど、なかなかおもしろくて一気読みでした。

    0
    投稿日: 2025.03.29
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    死亡した電動自転車社長の関係者が集められ監禁!犯人しか脱出できないサバイバルゲームww 最初は自殺の真相をあれやこれやで理由つけて社長の死は私が追い詰めたからって展開が、実は私が殺しましたって証言から一転、殺害方法のトリック合戦へww30秒の空白よう見つけたなあ~ってか冷蔵庫に隠れるのは無理ない?結局最後は殺し合い っでこれがこれがまさかの展開! 犯人やけど被害者で探偵そして俳優ww 双子っのは強引やなぁ~流石に奥さんおかしいって気づくやろ!

    32
    投稿日: 2025.03.25
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    おぉ、個人的にはかなり新しいカテゴリーで面白かった。多重推理を重ねに重ねまくる感じ。 キャラが濃すぎる部分はあったけど、途中から気にならなかった。

    9
    投稿日: 2025.03.24
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    すごく面白かった!!けど評価がそれほど高くなくて不思議。 犯人だけが助かるデスゲームのため、7人が命懸けの自供合戦をする。 今までこんな設定ないし、コミカルな部分もあって笑えた。 audibleで聴いたので白々しく自供していく様子や口調で、より面白かったのかもしれない。 (社長夫人を筆頭に、7人が情緒不安定でイライラ口調なので少々やかましかった^_^;) 誰にもバレずにみんなを監禁するそんな施設作れないだろ、という点は考えないことにして、7人が必死で考える自分を犯人とするトリックや、ラストへのもっていき方は感心&納得できた。 気になる一文がちょこちょこ出てくるので誰もが怪しく思えて、誰を犯人とするべきかを考えながら最後まで楽しめた。

    37
    投稿日: 2025.03.22
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    オーディブルで聞いた。 自分が犯人だとそのトリックを言い合い、その穴をぶつけ合うところが普通じゃなくて面白かった。最後も意外性があって良かった。

    1
    投稿日: 2025.03.22
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    全員犯人、だけど被害者、しかも探偵 著者:下村敦史 **あらすじ:** ビブリオバトル三世代三大会のグランドチャンプ本『同姓同名』の著者・下村敦史による、常識破りの最新作。 社長室で起きた殺人事件。被害者は社長、容疑者は7人。それぞれ異なる立場ながら、事件に「関わる」彼らが廃墟に集められ、突如密室のスピーカーから流れた声が告げる。「社長を殺した犯人だけ、生きて帰してやる」。 毒ガスという極限状況の中、7人は互いに自供を始める。全員が「自分が犯人だ」と語る中、明かされていく真実と嘘。果たして本当に犯人は一人なのか?全員が犯人で、被害者で、探偵でもあるという異色の多重推理ミステリーが幕を開ける。 **感想:** 『同姓同名』でも感じた下村作品特有の複雑で緻密な構成は、本作でも健在です。とにかく“ややこしい”!ですが、それがこの作品の醍醐味でもあります。誰もが嘘をつき、誰もが真実を隠し持っている。まるで『LIAR GAME』を彷彿とさせるような心理戦と騙し合いの応酬に、ページをめくる手が止まりませんでした。 登場人物たちは死を目の前にしながらも、保身と猜疑心に駆られて次々と「自白」していきます。その姿がどこか滑稽であり、人間の本質的な“臭悪さ”がじわりとにじみ出ているようにも感じました。 そして、最後にはやはり下村ミステリらしい“どんでん返し”。ただ驚かされるだけでなく、伏線が巧妙に張られていたことに後から気づかされる構成力に唸らされました。 「ややこし系どんでん返しミステリー」と呼ぶにふさわしい、読者を揺さぶる一冊です。

    19
    投稿日: 2025.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白すぎて徹夜でいっき読み。 度々違和感はあったんだけど、普通に騙された。 叙述トリックの部類に入るのかな…?? 読み返し必須。 他の人が言ってるとおり、話に入り込んでいたゆえに、演じていた設定は少し残念だった。 にしても本当に全員が犯人、だけど被害者、しかも探偵とは… 廃墟や、双子トリックは流石に無理がありそうだけど、発想や読んでる時のドキドキ感がすごいので、フィクションしては高評価◎ 登場人物がクズすぎる。全員クズでした。

    3
    投稿日: 2025.03.22
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    タイトルから興味をそそられるし 読めば読むほど混沌とする中 ラストはそう来るのかと 意表を突かれた 楽しく読ませて頂きました。

    2
    投稿日: 2025.03.22
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    Audibleで少し前に読んだけどレビューしてなかった。 クローズド・サークル。 「私が犯人です!」「いや、俺が犯人だ!」 みんなが犯人になりたがるという斬新な展開。ダチョウ倶楽部のネタみたい。 タイトルに偽りはなかった。 エンタメとして割り切って読んだけど、それでも結末でう〜ん。。。 もう少し本格だと思ってたので、自分の好きなミステリーではなかった。 Audibleに読みたい本がなくなったので解約。 毎回書いてるけど、Audibleは海外ミステリーをもっと増やして欲しい!!  Audibleで読みたい本がもうなくて、あまり興味がないのに読んだら全く合わなくて、がっかりするということが最近多かった(_ _。)・・・ 合わない作品のレビューも書いた方が良いのか悩んで、7冊レビューできてない本がある。。。

    88
    投稿日: 2025.03.21