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誰も知らない のら猫クロの小さな一生
誰も知らない のら猫クロの小さな一生
なりゆきわかこ、酒井さね/学研
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総合評価

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    こんな猫の本をはじめて読んだ。人間目線の本はたくさんある。お涙ちょうだいの猫の主人公の本もある。 ノラネコたちに言葉があれば、こんなふうに考えるだろうなと思わせてくれる本だ。シビアであるけれども愛のある本。読んでよかった。

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    投稿日: 2025.10.13
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    過酷な毎日を生きるのら猫たちの物語。 人間の勝手な行動から、傷つき、命を落とす猫もいる一方、地道な保護活動により、救われる命も。 保護猫や地域猫の現状も伝えてくれる、猫目線のショートストーリー。

    0
    投稿日: 2025.01.12
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    のら猫たちの生きざま、そして見守る人間たち。 6匹ののら猫の生死の物語。 * つらい。 のら猫たちのくらしはこんなに過酷なんだ。 また、それを守ろうと活動している人間たち、壊そうとする人間。 自然は厳しい。そして人間社会は勝手だ。 生きることは相応の覚悟が本当は必要だ。 守られてばかりでは強く生きられない。 と言っても、どの猫も選んで生まれてくるわけではない。 生きることにまっすぐだから、のら猫は美しいのかもしれない。 なりゆきわかこさんの作品は、猫を題材にしているものが多い。だから説得力があるのだと思う。 猫を愛している人、飼おうと思っている人すべてに読んでほしい。

    15
    投稿日: 2024.10.14
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    野良猫の現実を分からせてくれる一冊。 決して良い話だけではなく、救われない現実を叩きつけられる(特に前半は心折れそうになる) ただ、実際問題、野良猫を取り巻く環境というのは、こうした側面も強く抱いているということを、あらためて気付かせてもらった。 猫好きであればこそ、理解しておくべきだろう。 児童書ゆえ、文字が大きく行間も広くすぐ読める。 ただ、やたらと説明くさい会話も多い。

    1
    投稿日: 2024.09.09