
総合評価
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powered by ブクログいろんな言葉にまつわる短編小説。 「帰り道」は教科書に載ってたから知ってる。思い入れもあって好き。 「あの子がにがて」、赤さんのイラストで嬉しかった!話は別に…でも、思春期の子が読んだら「馬が合わなくてもいいんだな」と気持ちが楽になりそう。 「富田さんへのメール」、言いたいことは分からんじゃないけど、イライラする。「ウチ」の一人称までイライラする。これは単に好みの問題。 「羽」が好き。この子の未来を思うと少ししんどいだろうけど、それを乗り越えていわゆる「普通」になってしまったしょうちゃんの父。そして、きっと今の自分と同じ気持ちだったんだろうと、自分の父に思いをはせる姿に泣いた。 「遠いまたたき」、言えなかった言葉に意味はあるのかな、なんてフレーズをどこかで読んだことを思い出す。遠い宇宙で輝いているかもしれないと思ったら、言いたいけどあえて言わなかったことも、勇気がなくて言えなかったことも、少しは報われて心が軽くなる気がする。
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ小学生を主人公にした、学校での出来事や友達との関係性をテーマにした短編集。 教科書にも掲載された話が収録されてるとのことで興味を持ち、購入。 各編は短く、文章も読みやすいですが、個人的には少し物足りなさを感じてしまいました。 こういうテイストの話は割と好きなのですが、言語化できないです・・・ でも総じて好きです笑 個人的には、富田さんへのメールが好きでした。 モヤモヤしたことをきちんと相手に伝えるのって相手に真剣に向き合ってる証拠だし、とても勇気がいることと思います。 僕自身苦手意識があるので見習いたいと思いました。 以下、各編の感想や心に残ったフレーズ。 ◾︎あのこがにがて 「馬が合わない」という言葉って悪い意味に捉えられがちですが、本編においては自分を守る言葉の意味合いで使用されています。 自分の歩み寄りが通用しない人は世間に一定数いますし、妙な納得感があったストーリでした。 ◾︎富田さんへのメール 「言葉ってこわいけど、でも言葉がないとほんとのことがわかんないまま終わっちゃうこともあると思います。ウチらを縛ってる言葉をほどくのも、やっぱり言葉を使わなきゃできないって気がします。」 →すごく勇気のいるメールを送った美里さんのこの言葉は誰もが共感しうると思いました。 ◾︎風と雨 p156おいらよりさきに逝くなと言ったのに、7年も前に逝っちまった。娘と孫が来てにぎやかになったが、かみさんのいた場所は、かみさんにしかうめられねえ。どんなに部屋を賑やかしても、おいらのなかにはしんとした穴がある。 それでも、無心で謡曲をうたってるときだけは、夢とうつつの分け目を飛び越えて、かみさんのそばに近づける気がする。 →わかる。変えがきかないものはたしかにあって、その喪失感は一生埋まらないものってたしかにある。でも想像だにしないことや夢中になれることで、その喪失感を一時的にでも忘れることはできる。その喪失感を薄めることはできると信じたい。
17投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ何もなかったみたいにふるまえば何もなかったことになる?ちょっとした行き違いから気まずい雰囲気で下校していた周也と律に起こったことは?(『帰り道』)など、言葉をテーマにしたあたたかくて短いお話を集めた一冊。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ#あしたのことば #森絵都 #新潮社 #YA #読書記録 言葉にまつわる短編小説。 言葉は大切にしたい。 出すことも 出さないことも 大事な場面がある。 言葉に救われることも 傷つくこともある。 小説を読むことの良さの一つに 誰かの人生を擬似体験できることがある。 ゲームやSNSでは 代わりにならない良さが 小説にはやはりある。 時間をかけてじわじわと 自分の中に言葉を育み続けたい。 #Tomorrow'sWords #MoriEto #Shinchosha #YA #ReadingLog A short story about words. I want to cherish words. There are important times when it's important to speak them or not. Words can save us or hurt us. One of the great things about reading novels is that they allow us to virtually experience someone else's life. Novels have a quality that games and social media can't replace. I want to continue to nurture words within myself, little by little, over time.
4投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ短編で読みやすい ”ぽっ“と心が温かくなるお話しがつまってる一冊。 私自身はパラパラめくった時の絵に惹かれた。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ「やさしいがあふれだす」この本の帯の言葉が読んでやっと分かった気がする。 やさしくて痛くてもろい、言葉が染み渡ってくる素敵な本だった。言葉がどう伝わるのか、相手はどう思っているのか、大切なことを教えてくれる本。 特におばあちゃんの言葉に私は涙しました。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログぽんぽん言葉を話してしまう気持ち、話せない気持ちどっちもよくわかるなあー。他人から学びを得ていく各主人公がかっこよくてキラキラして見える
1投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ小学生ならではの言葉を飲み込む瞬間が、あるよね〜と思いながら読んだ。けれど舞台が学校、目線が小学生なだけで、大人社会にも当てはまると思った。子ども目線だからこそよりシンプルで、ほっこりする話ばかりだった。 学校が嫌な時期は、「またあした」って言葉は憂鬱だったけど、大人になると「またあした」っていう機会がほとんど無いから、学校は「またあした」が保証されている貴重なコミュニティだったんだな。たとえ言葉を飲み込んでも、言い過ぎて後悔しても、また伝えるチャンスがあるっていうこと。 社交辞令じゃない「また」が保証される居場所がいくつかあったら幸せなのだと思った。
24投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ童話のような短編集。小学生から中学生くらいの少年少女のことばに関わるつまづきや葛藤の物語。最後の、%は男の子の質問の仕方が気になったが、少女も同じ点が気になったとわかり、面白かった。 読後感はよい、爽やかな短編集。中学受検にでそう、という別の観点の感想も。
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ短編が9つだが、どの話もほっこりした感じで楽しめた.瑠雨ちゃんと風香が出てくる「風と雨」が良かった.喋らない瑠雨ちゃんを何とかして取り込もうとする風香だが、ターちゃんの謡曲が瑠雨ちゃんを魅了したという奇想天外な話で、心の中でいろいろ感じている瑠雨の描写が素晴らしかった.子供たちは大人が想像もできないことで、躊躇したり苦悩したり葛藤したりしているようで、それに気が付いてやることが必要だと感じた.
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ「言えなかったこと」が 「なかったこと」になるわけではない、 ならないであってほしい、と願うように 一人一人を見守りながら あたたかい気持ちで読み終えた。 子どもにはもちろん 大人にも響く言葉たちが紡がれているから 森絵都さんファンのあなたには読んでほしい。 お気に入りは「遠いまたたき」
2投稿日: 2024.12.17
powered by ブクログ「言葉」をテーマに据えた短編集。メインの読者層は少年少女を想定しているのだろうけど、もちろん大人も楽しめる。 著者の作品は人物の動かし方がとても自然で、登場人物たちの行動や心情に共感できる場面が多く、とても読みやすいんだよね。読み終えて優しい気持ちになる人もいるだろうし、大人の読者であれば小中学生時代を思い出して懐かしい気持ちに浸れるのでは。 その中でも個人的一押しはラストの「%」。これまでありそうでなかったようなネタで、テンポの良さと男子のおバカさんっぷりの描写に読んでいて楽しくなった。 もう夏休みは終わっちゃったけど、読書感想文を書くにはもってこいの一冊。っていうかどこかで課題図書になってるかも?
1投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ小学生が主人公の短編が9つ。 最初のお話は小学校国語教科書に掲載されたということで、おおむね小学校高学年向けと思われるが、どの話もとても佳い話。 そこはかとなく温かくて、大人のささくれだった日常に何気にささる。 表題作「あしたのことば」が一番好き。 「あの子がにがて」の馬や虫もいい。 教科書に載ったという「帰り道」や「富田さんへのメール」は大人でも同じようなシチュエーションになる時はあるよね。 文庫化にあたり書き下ろされた「%」もほのぼのして、本の締めくくりに相応しかった。 色んな方が描かれている挿絵も楽しい。
64投稿日: 2024.11.04
powered by ブクログことばにちなんだショートストーリーが9篇。 国語の教科書にも載っているストーリーあり。 個人的にはこりす物語が好みだった。
1投稿日: 2024.10.30
powered by ブクログ「また明日」 って、良い言葉なんだ… と、改めて気付かされました。 「言えなかった言葉はどこへ行く?」 わかる〜、めっちゃわかる。 言いたいことはすぐに伝えなきゃ、言えなくなるし、 会いたい人にはすぐに会わなきゃ、会えなくなる… わかるよ、なんか言えなかった言葉、読んだら泣きそうになったよ…
17投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログ「ことば」をめぐる短編集という感じ。 どれも良かったけど「風と雨」が一番好き。この後、どうなったんだろう。長編で読みたい。
0投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ毎日は言葉で溢れているけれど、どんな言葉を選んで、どんな言葉で人と接するか、もちろん自分に対してもどんな言葉をかけるかで、毎日は彩られていくのだと再認識しました。 毎日を楽しく、幸せに過ごしたいのなら、楽しく幸せになれる言葉を選んでいく。 言霊って大切です。 短編集で読みやすく、「あしたのことば」と「%」が特に好きで、全体的にもやさしい気持ちを思い出せるような素敵な1冊でした。
8投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ言葉について考えさせられる短編ばかり。 最初の作品が、小学校の教科書に載ったというのも納得。 言葉はキャッチボールの手段だし、 一度出したものは取り消せない。 一つ一つの話で納得。
2投稿日: 2024.08.27
powered by ブクログめちゃくちゃよかった 言葉どおりのことば、言葉にならないことば、言葉にできないことば 色々なことば(しかも小学5年生というのが絶妙)がテーマになっていて、どの話もよかった 「風と雨」もよかったけど、 「%」もよかった
4投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ森絵都さんだけど、国語の教科書に採用されたというように、小学生たちが主人公の短編集。ふたりの友人の話で、語り手が変わって、どんな気持ちだったか描かれる「帰り道」ど「雨と風」が好き。
6投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ森絵都『あしたのことば』 2024年 新潮文庫 2020年、小峰書店刊行作の文庫化の短編集です。 最初の「帰り道」は小学校国語教科書に掲載されているそうです。 全てのお話が子どもたちも読める物語ということですが、大人が読んでも十分に心に訴えかけてくる物語です。逆に大人が読まなければならない作品だとも思いました。 大人になるにつれ、心や優しさが摩耗してしまっていると考えさせられました。言葉の重みと大切さをひしひしと考えさせられました。 こんな大切なことを気にもかけずに過ごしていたなと思うばかりです。 改めて向き合うことができて本当に良かったと思える作品でした。 #森絵都 #あしたのことば #新潮文庫 #読了
1投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ「あしたのことば」森絵都著、新潮文庫、2024.07.01 189p¥781C0193(2024.07.18読了)(2024.07.16拝借) かみさんが読んで「すぐ読めるから」と回してよこしました。いったん積んでしまうと忘れてしまうので、すぐ読んでしまうことにしました。 短編集で、作品ごとに違うイラストレータの方が挿絵を描いています。 単行本は、小峰書店からということなので、小学生向けですね。 ちょっと息抜きにいいかもしれません。 【目次】 帰り道 あの子がにがて 富田さんへのメール 羽 こりす物語 遠いまたたき 風と雨 あしたのことば % ☆関連図書(既読) 「風に舞いあがるビニールシート」森絵都著、文芸春秋、2006.05.30 「カラフル」森絵都著、文春文庫、2007.09.10 「おいで、一緒に行こう」森絵都著、文芸春秋、2012.04.20 (アマゾンより) 今、言わなきゃ、きっと二度と言えない――言葉をめぐる9つの物語。 子どもからおとなまで、すべての人に贈る珠玉の短編集。 思っていることが、なんで言えないんだろう。おしゃべりな周也と寡黙な律が、ちょっとした行き違いから、気まずいまま下校していると――小学校国語教科書に掲載された「帰り道」をはじめ、口に出せなかった思いをめぐる「遠いまたたき」、転校先で新たな一歩を踏み出す「あしたのことば」、文庫化に際して新たに加えられた書き下ろし「%」など、言葉をテーマにした9つの物語。子どもからおとなまで、すべての人の心に染みる珠玉の短編集。 人気イラストレーターとの豪華コラボも実現し、しらこ、赤、長田結花、早川世詩男、100%ORANGE、植田たてり、酒井以、中垣ゆたか、阿部海太、今日マチ子のイラストを収録。
7投稿日: 2024.07.18
