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ブルーマリッジ
ブルーマリッジ
カツセマサヒコ/新潮社
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総合評価

136件)
4.0
36
52
34
4
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    婚約し、結婚を控えている青年・雨宮と離婚を言い渡された中年男性・土方が主軸の物語で、2人の視点で話が交互に進んでいきます。 先が気になり、スラスラと読むことができました。 大きなテーマはハラスメント。そこに結婚と日々の生活も付随しています。 自然と出てしまった言動が相手にとってはハラスメントと受け取れてしまい、発言側は思い出すのも難しいことがある。 それは自分の価値観を世間で言う当たり前だと思い込んでしまい、相手にもその価値観を押し付けてしまったが故の言動であることが多い。 自覚をしないで相手を傷つけていること…自分にもあるだろうなと思い、ドキッとしました。 誰かを無意識のうちに傷つけることがないよう、自分の当たり前だと思っていることを一度見直すいい機会になったと思います。

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    なんともリアル。 心にずしっ、とくる感じ。 ブルーマリッジになるには理由がある。ただそれを主人公は全く気づいていない。同じ職場のおっさんをキッカケに気づいていくのだが、、 その場面がびくっとする。もしかしたらこれって自分も知らずのうちにやってんじゃないか、、 キラキラキャピキャピの話ではない。等身大のお話。非常に感情を揺さぶってくる。 文章も描写も綺麗だと思いました。 あと余談ですが、この本の半透けカバーも素敵。

    1
    投稿日: 2025.12.24
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    最初は嫌な人だと思っていた、土方さんのパートでは心が痛くなった。環境のせいもあるけど、気付けなかった彼にも責任がある。でも人間らしくて、三条さんみたいな友人がいて、ほっとした。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    最初は短編集なのかと思ったけど、複数の登場人物の人生の交流する様子が面白くて一気に読めた。 私はまだ結婚につながる恋愛を経験したことがないので、どこか少し未知の世界のようだった。結婚願望はあるけどなかなかうまくいかず、既婚者の人たちのことを羨ましく思っていたけど、彼らには彼らなりの苦労があることを感じられた。

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚と離婚、男と女、上司と部下、昔と今では随分と印象が変わった事柄が多い。しかし、昔の価値観で接すると現代では大きく取り上げられ標的の的になり今の生活を続けることはできなくなってしまう。昔はなぜかそれが許されていたという意味では改善されたという反面、価値観のアップデートがうまくできない人は老後の人生に不安を覚える怖さもあると感じた。無自覚の加害は誰しも大なり小なりあるはずで、今後の人生では同じ過ちをしないよう思いやりをもって生活していきたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=zaHfuF9jSagcxTlXLscrAA%3D%3D

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    この作者さんが綴る言葉は、いつも心をグッと掴まれる! 感情描写、情景描写が繊細かつ言葉選びが散逸で、 読んでいると、本当にその人が、その物が、その景色が、実際に存在しているんじゃないか、その世界線が続いているのかなと思ってしまう。 今回の話は、風刺っぽい鋭さを感じた。 明日は我が身。もしかしたら自分も、気付いていないだけで誰かを傷つけていて、傷ついた人は今も心に深い傷が刻まれているのかもしれない。表面的な情報に触れて、考え方を変えたつもりになることは簡単だけど、根本的な人間性を変えることってきっと難しい、、。そもそも自分のことさえ100%理解できてない、まずはもっと自分と向き合ってみようかなと思えた一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚って何のためにするんだろう そう思い始めていた時に読んだ一冊。 結婚を決めた青年と、離婚を言い渡された中年男性の話。 違う立場に置かれた対比だと思いきや共通点もあってお互いの視点を交互に感じられる構成が面白かった。 結婚を軸としつつも無自覚の加害に関する話がメインで、私もどこかで未だ無自覚の加害をしているかもしれないと思うと、何とも表現し難い気持ちになった。 特に翠さんの「覚えてないの?」という一言からは、何だか苦しかった。 土方さんに対する嫌悪を持って読み進めていたこともあり、守と同じ気持ちを感じたような気がする。 長谷川さんに対するハラスメントをしていた土方さんを守が裁く一方で 守も実は無自覚のうちに翠さんにモラハラをしていて、主犯ではないと見て見ぬふりをしていた学生時代に加害していた相手は土方さんの娘だった (そのことに守も土方さんも気づいてはいない) 「もしも病気になって、大きな手術とかが必要になったとして。そのときに夫婦じゃなかったら、僕らはただの他人で、大事な決断は、両親とかがすることになる。・・・中略・・・その人の一番大事なときにそばにいてあげられず、もしかすると、看取ることすらできないかもしれない。そんなの絶対に嫌だなあって思って。これは、この感情は、恋とはまた別のものが引き継いでいる感じがするなってずっと思ってた。それで、きっと、夫婦になるのがいい。これからもそばにいるために、そうしたいって思ったんだよ。」

    0
    投稿日: 2025.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    土方課長が全てを失って三条に助けを求められたあたりのシーンがよかった。 全てを失ってボロボロになって、自分は誰かに認められたかったのだと、その手段が仕事だったのだと気づいて、無自覚な加害に気づき始めて、少し人として変化した(成長した)場面が特に。 “男は外で働いて女は家庭を守る”今日では時代錯誤な考えだとされ始めている中で、でもまだその考えが蔓延っているこの時代で、生活を楽しむのって簡単じゃ無いよなー。 「人間というのは他者との関係性の中で成長していく生き物」 「エプロンはつけたほうが服も汚れないし、便利ですけど、何より気合が入る。そのための装備です。」 「日々の買い出しも、義務感ではなく、探究心とか好奇心を持って生きると、なんだか生活自体が楽しく思えてくる。わかります?」

    3
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気付かぬうちに自分が加害者になってるのかもしれないって考えを巡らせながら読んだ。逆に、向こうは無意識なんだろうな悪気ないんだろうなって思うけど、私はすごく傷つくこともたくさんあったなぁと。関わりって難しいな。

    1
    投稿日: 2025.10.21
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    結婚の話かと思いきや、ハラスメントや価値観の押し付けをはじめとする‘無自覚の加害’が主軸の小説。 グサグサ刺さった、自分の父親に似てる気がする土方課長。翠さんの言葉、良かったなあ

    1
    投稿日: 2025.10.13
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    プロポーズをして結婚しようとしている雨宮守と 妻から離婚を言い渡されている土方剛。 この2人は部署は異なるが同じ会社で働いている。 守の婚約者である翠さんの言葉がとても刺さった。 昔の傷ついた経験はずっと残るし、 自分の言動をしっかりと見直してみようと思った。 気付かぬうちに他人を傷つけているかもしれないと思うと怖くなった。 セクハラ、モラハラ、パワハラについて 書かれていることもあり とても現実味のあるお話で一気読みでした! 誰しも加害者になりうる。

    11
    投稿日: 2025.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1年前に購入した本。 仕事に疲弊してた当時はページが進まなかったがふと気になって再開したら止まらず嬉しい気持ちになりました。(本ってやっぱり自分のメンタリティが整ってないとちゃんと楽しめない) 離婚と結婚のコントラストを付けつつもどこか共通点のある土方課長と守。 人って被害された印象は強く残るのに、加害に対しては無頓着だなって改めて気付かされた。 今まで自分がしてきた加害は被害されたことと同じくらい心に留めないといけないと思った。 最後の翠の言葉。 結婚や離婚は幸せになるための選択肢。 はっきり物事を言って自分の言葉を正当化しがちな自分が翠と重なって少し憂鬱になりました、、

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    去年の夏、病院に行ってる間に恋人が買ってくれた本。自分用と二冊。 カツセさんが書く文章は読みやすいから、とオススメしたらすぐに読んでくれた。 知らぬ間の加害っていうのは、ものすごく恐ろしいものなんだなと。なにせ自覚がないってのが怖い。 僕も知らぬ間の加害してないだろうか。してそうで嫌かも。 態度や言葉、された側・言われた側ってのはどうしようもなく覚えているもので、した側・言った側はどうしても忘れているもの。 気をつけるって言ったってどう気をつけるのか分からないけれど、気をつけたい。

    7
    投稿日: 2025.09.10
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    小説はあまり読まないから、ずっと積読してたけど、読み始めたらこの本の世界観に戻ってきたくて、どんどん読み進めてた! 無意識って怖い。分からない間はどれだけほのめかされても分からない。でも人間ってそんなものなのかも。許されない、信じてみたい、積み重ねが人間関係なんだろうと思った。離れられない場合、信じれなくなって一緒にいるのはつらいな。 立ち止まって考えることを大事にしたい。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    確かに知らぬ知らぬうちに加害者になってるかもしれない。被害妄想が激しいから、被害者ヅラしてしまってるかもしれない。でもみんなも困惑して傷付いてるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    おすすめ度 ★★★☆☆ 男性側の恋愛価値観が描かれてるのは珍しいと思った。 パワハラ上司には腹が立つけど 最後はいい人になってほしい、ただ男性ってずるい 過去が悪いくせにいい人なって美化されるなんておかしい

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    価値観とは怖いなーと思った。 自分の価値観を人に押し付けるつもりはないけど、でもそれが自分を作るもので軸となるものだから、そこを責められたりすると途端に揺らぐ。 守と土方の二人の男性の価値観に焦点をあてた本作。 ブルーマリッジとはよく言ったものだな。 本作では女性が男性の古い価値観を押し付けられるけど、逆もまた然り。 日本の結婚の価値観がそもそもって話しだったんだなー

    9
    投稿日: 2025.08.10
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    私も無自覚で誰かを傷つけてきたかもしれないし、無自覚じゃなく傷つけてしまった過去があります。被害者の傷は永遠に残る。そのことを忘れてはいけないと思う。傷つけてしまった過去は変えられないけどそれを抱えながら、未来を、今を変えていくことはできる。 過去の自分と重ね合わせて、読むことができました。

    5
    投稿日: 2025.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    男性同士が心の傷をケアすることについて書かれていると聞いて手に取った。確かにこういう関係性は、いわゆる男の友情的なものと異なると感じた。 ただテーマの中心は「加害」について。人は知らないうちに加害をしていて、それに気づいた時にどう生きていくべきなのかを問われる。

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    カツセさんの本は自分に合っている! とても読みやすく考えさせられる文章が多い。 誰かの無意識・無自覚の発言は誰かを傷つけているかもしれない。 もしくは傷つけているかもしれないとうっすら分かっていても気づかないようにしている。 昨今、日常に溢れかえったハラスメントたち。 どう向き合っていくか。 そして、過去の加害と向き合い自ら向き合っていくこと今後の人生に必要と思いました。

    2
    投稿日: 2025.07.06
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    カツセさん初読。さくさく読めた。 パワハラ上司にはムカつきすぎて気持ち悪かったけど、こうなるまで気付けなくて可哀想な人だね。でもちゃんと頼れる人が居てよかったよ。 無自覚の加害がテーマなんだと思うけど、カップルの方は特に、ちょっと取ってつけた感を感じてしまったな…。

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    結婚生活の話かと思って手に取ったら、ハラスメントについて多くを割いていた。 パワハラ、モラハラ、セクハラが主だった。世代間の意識の違い、男女間の意識の違い、そして、された側とする側の印象の違いなどなど…。 婚約者の彼女に、過去の言動をきつく戒められた主人公の男性は、自分が半ば無意識に相手を深く傷つけていたことに唖然とする。そして、彼女とのこれからの関係に悩み始める。 この二人がこの先結婚してもうまくいきっこないのになぁ… 仕事場でのハラスメントより、私は家庭内でのハラスメントが怖い。家族は距離も近いし、なかなか縁を切ることができないから。職場でのパワハラはこちらの立ち居振る舞いで、ある程度避けることができるけれど、家庭内ではなかなかそうはいかない。若くして亡くなった父はフキハラ(不機嫌ハラスメント)が酷かった。父が亡くなってやっと息がしやすくなったと思っていたら、それを受け継ぐ家族がいた。毎日のフキハラに胃が痛くなるし逃げ出したくなる。 結婚生活を長く送れる人はすごいと思う。 「もともと別の人間であるニ人の人生を一時的に重ねてみることに、大きなロマンと義務を背負わせすぎたのが、この国の結婚観の正体だ。」 と書かれていた。確かにそうだなぁ。

    49
    投稿日: 2025.06.18
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    自分の正しさを貫いて無自覚に人の心を萎縮させてしまうことって、誰にでもあるだろう。 無自覚なのだから、自分では気づけないし誰かに言われないと分からない、傲慢なひとにはどれだけ他者から助言があれど変わろうとしない。 少なくとも、誰かが上手に掬い取って対話できる相手がいるならば気づけるし変わろうとは試みる。 対話ができる環境にあるって幸せなことだなとつくづく感じた。

    46
    投稿日: 2025.06.02
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    カツセマサヒコさん2冊め。 タイトル的には恋愛小説かと思ってたら、人間関係(世代間)の価値観の違いを描いた物語の認識でした。 土方課長のパワハラ発言、雨宮守が婚約者・翠から指摘されたサークルメンバーへのいたずら。そして両親からの「男は働き、女は家を守る」「子どもは何人ほしいか」。 自分も社会に出た20代ころから感じた違和感があったし、むず痒さは40代の今でも感じる。 親の言う事、上司の言う事(年配世代)は正しいと植え付けられた立ち位置でもあったこともあるが、今、その考え方から変化していることは親も上司も気づいて欲しいところ。 すべての人間が同じレールにそって歩いて成功するとは限らないのに、押し付けるのは違う。そうはいかないのが年配世代の男尊女卑がまだまだくすぶってるからかなと。 各々がもつ価値観を大事にし尊重あう今の時代であり、デリケートになった。 年配世代・自分たちの世代・若い子の世代が、価値観の共有をお互いにできる時代になれたらいいなぁと思う…。

    14
    投稿日: 2025.05.14
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    あんまり評価よくないみたいだけど、セクハラ・パワハラ・性差差別、マイクロアグレッションなどが散りばめられていて、読み物として面白かった。さすがに今どきここまではないと信じたいけど、地方とかならあるんかな。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    無自覚の加害。 あるなぁ。悩むほど重いものじゃなくても、積み重ねで呪いのように心に存在するやつ。 考えさせる且つ話がドラマとして面白い。サクサク読めた。 “結婚も、離婚も、幸せになるためのただの選択肢” 確かにそうだな、離婚は良くないものと思い込みすぎていると思った。

    0
    投稿日: 2025.05.02
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    無自覚に行っていること。 たしかに、自分はそのつもりがないってだけで 人にはそれは伝わってないことを学んだ。 反省をさせられる本であり、これからの行動を意識させられる本である。

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    パワハラを主軸とした「加害性」をテーマにした本。 明らかな加害。無意識な加害。 ちょうど夫がパワハラ上司と戦った後だったので、他人事とは思えなかったなー。

    0
    投稿日: 2025.04.20
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    結婚=幸せ、だとまだまだ考えてしまう女なので、読んでいてしんどかった。 愛情があったら、思いやりがあったら、相手を傷つけないのか、、? 男と女の考えの違い、だけではもう終わらせられないよ〜〜〜〜 妥協も大事って言うけれど、妥協する、という選択も大きな決断すぎるよ〜〜〜

    1
    投稿日: 2025.04.18
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    初めて読んだ作家さんです。 なんの前情報もなしに読んだのですが、とても読みやすく、スルスルと読み終えることができました。 かといって、何も私の心に残らなかったわけではなく、ちゃんと考えながら読めた本です。 日常のある部分を切り取って、たまたま私はこの部分を知ることができたけど、彼らの人生はまだまだ続くし、嫌なことも大変なこともこれから起きるんだろうなぁ、その中で日々なんとかやってくんだろうなぁと感じるお話でした。 無自覚で人を傷つける人って、周りがいくら何を言ったところで、直せない、それって怖いです かといって、周りを気にしすぎて自分を無くすのも違うし、 そういう、嫌な人間だけど、弱い人間、の良し悪しを改めて知ることができた一冊でした。 結婚って… ある程度大人になって色々考えられるようになってからするのは、すごく難しいことだ思いました。 幸せとは、この人と生きるとは、 なんてこと考え出したら、決断なんて出来ないですよ。 結婚…他人と暮らすなんて…すごいよ 勢いが大事なんてのは、本当にそうだと思いました。

    0
    投稿日: 2025.04.17
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    noteにレビュー https://note.com/yuuka_n_/n/n3db9a9d2710b

    0
    投稿日: 2025.04.10
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    すごく現代的なお話だと思った。 時代とともに価値観は変わっていくし若気の至りなんかでは到底片付けられないようなこともある。 だからこそ他人に優しく誠実に生きていたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    実家の本棚より拝借。 雨宮と年代が近かったこと、カツセマサヒコさんの文字が読みやすかったこともあり、スルスルと読めた。 印象的な言葉は「結婚は幸せになるための選択肢」という翠のフレーズ…。独身の私にドンピシャ刺さった。結婚という形に拘りたい年頃だけど、本当の幸せを常に考えないと結婚なんて意味のないものかもしれないな。綺麗事かもしれないけど、自立しないと真の結婚の楽しさとか意味に気付けないんだろうなって感じた。 ジェンダー、ハラスメント、結婚観など、昭和と令和に挟まれた平成の私達が悩んでいることが赤裸々に書かれていると思ったのと同時に、この感想を書いている私も時代にかなり囚われていて、柔軟な考え方はなかなか難しいな…と思ったり。 人間は間違いを起こさないことなんて不可能だから、自分の犯した罪に対して、認めて向き合って、はたまた人に頼って、乗り越えていくしかないんだなと改めて痛感した物語だった。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    サクッと読めて、『無意識に加害者になっていること』について考えさせられた。 誰でも、意図せず誰かを傷つけてしまった経験も傷ついたこと経験もあるんじゃないかな。自分も、自分から離れて行った人も自分から離れた人もどちらも思い当たる。 雨宮も土方も、どちらも加害者になっていた。違ったのは、雨宮はそれを指摘してくれる恋人やパワハラの撲滅に努める新しい上司おかげでそういう自分に向き合えて、変わろうとしていった。 一方の土方は、家族や部下が何度もサインを出していたのに全く気がつかず、すべてを失ってもなお自分の何が悪いのかが分からなかった。 歳を重ねるにつれて指摘してくれる人は減っていき、黙って離れていく。 自分で自分を客観視する目と、私のためを思って指摘してくれる人を大切にして、人をなるべく傷つけないように、周りの人を大切にできる人でいたいと思った。 翠が守の加害の過去を一つひとつ挙げて責める場面。 「昔から善人でした、みたいな顔だけはしないでよ。私や誰かを、傷つけてきた過去まで消そうとしないでよ。」 加害者は忘れる。自分の過去の過ちに蓋をするんだろうけど、絶対に忘れるなと思う。変わろうとしたとして、どこかで自分にそんな最低の過去があることを一生抱えて生きて欲しいと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    印象的な一言は、 謝りたい気持ちと、 赦されたい気持ちを一緒にしてはいけない ということ。 家族や恋人、 当たり前のような存在だからこそ、無意識に傷つけていることに気づかず、自分の一部のように思うからこそ、わがままに扱ってしまう。 守も翠も、結局自分のことは棚に上げていて、嫌気がしたけど、こんな人どこにでもいて、やりとりはどこか既視感のあって、 読みながら自分の経験を重ねてる自分に気づく。

    0
    投稿日: 2025.03.18
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    人は皆、悩みを抱えてる それが人によって解釈が変わる 分かってても、理不尽に思えることもある でも毎日はやってきて、それを乗り越えないといけない そんなことを感じた一冊

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    タイトル通りマリッジブルーな主人公の話かと思っていたけど、読んでみたらイメージと違った。 自分が無意識に誰かを傷つけていないか、改めて考え直した。 定期的に読み返したい本です。

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    難しいですよね。変わる必要が無いと思っている人間に、変化を促すのは 人ってそんなに簡単に変われないし、変わったからといって、オセロみたいにこれまで黒かったものが白に裏返ることもないよ。 罪は、ずっとそこに留まってしまうし、善行によって過去が覆るなんてこともない。罪はずっと罪のまま、被害者が傷を忘れる日まで、いや、傷をたまに思い出す限りは、そこにあり続けると思うんです。 結婚も、離婚も、幸せになるためのただの選択肢でしょ?

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    無自覚な罪を自覚したときの罪悪感に塩をすり込むような、、 誰にも人を傷つけたり、身勝手だったと思うような経験はひとつやふたつあるだろう そんな傷がヒリヒリするような本 職場でも家庭でもパワハラ、モラハラを分かりやすく繰り返す土方と無意識にしてきた雨宮のコントラスト、交互に描かれてだんだん自分だってそうだよって苦しくなる

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    ブルーマリッジ カツセマサヒコさん パワハラ セクハラ 加害者の、忘却 被害者の痛みはずっと続く なんだか、とても重いお話でした。 人の痛みに鈍感になりたくない。 けれど、 なかなか難しい。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    無自覚の加害と無自覚な傷 誰もが傷つけたり傷つけられながら生きてるんだろうけど少しでも気づいてあげられる人になれますように

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・ 打ち上げ花火のよぬな刹那的な喜びよりも、少しずつ土に雨が染み込むような半永久的な安堵を選んだ ・体の関係をなくし、お互いを理解しきったフリをして日々を過ごしている ・恋が終わったら、その先は、愛が引き継ぐんじゃないかなって思う

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    無意識の加害がテーマの一つ。 自身のこれまでを振り返ると、あの日の言葉や行動たちが思い浮かぶ。改めて失敗を思い返しては落ち込むばかりだ。 その一方で、部長の言葉で大なり小なり誰にでも加害の過去はあるようにも思え、その過去を自分の中だけで抱え続ける必要もないんだなって、少し気持ちが楽になった気がした。 また、価値観というのは移り行くもので、当時の「当たり前」と今の「当たり前」の狭間に取り残されてしまった人は生きづらいだろうなって思う。一見すると過去の価値観を押し付ける、考えが古いと揶揄されるような人々は、知らないうちに生まれた新しい価値観を押し付けられている「被害者」としての側面もあるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    結婚を控えた20代の人事部社員。 彼は古い体質の職場で、ハラスメントを匿名で投稿できる社内ページを立ち上げる。 しかし、そんな彼自身も婚約相手から、過去にあった性加害について問われている最中であった。 大事なポイントは、彼がそれに「無自覚」で、言われてもピンときていないところ。 それは私も含め、誰にでも当てはまる可能性があるもので、私自身頭を金槌で叩かれるような衝撃を感じました。 その加害を受けた本人の傷は一生癒えないもの。 加害した側は、それに気づいた上で一生その罪は背負ったままで生きていくことになる。 その中で唯一救いがあるとすれば、本作の人事部長(彼の相談相手)が言う、「加害した事実は一生背負って生きていく必要はあるが、それについて誰にも相談していけないわけではない。許されるわけではないが、周囲の人に吐き出して、少しでも前を向いて進んでいくことができる」ということ。 本作のストーリー展開に対する個人的な感想として、件の社内ページでハラスメント被害が明るみに出た男性社員が、家庭でも離婚を求められ、少しずつ改心していく部分は少し出来すぎなきらいはありました。

    11
    投稿日: 2025.02.01
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    無自覚の加害、同じような状況を経験したり見かけたことのある人は多いのではないだろうか...面白かったけど、心が苦しくなった。相手の気持ちを読み取る、相手の立場になって考えるのは確かに大事。でもそれでも及ばない事もあるだろうか。お互い傷つけ合って支え合って生きていくものなのかな。周りにいる人を今まで以上に大切にしようと思った。

    0
    投稿日: 2025.01.27
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    無自覚に加害していたことや、加害されていたことに気が付いてしまったら、その後はどうしたらよいのだろう。正しいこと、差別がないことは素晴らしい世界なのだろうけれど、何だかいたたまれなくなる。

    0
    投稿日: 2025.01.25
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    新世代? 令和世代? 多様性? なにか新しい風が吹くようなお話でした。 あらためて小説って自由だなあって思った。

    0
    投稿日: 2025.01.24
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    できるだけ謙虚で、良い人でいようとする努力を怠ってはいけないなと強く思った。指摘してくれる人ってありがたいなとも思った。誰かを傷つけることに慣れちゃいけない。 土方が「結果出してるから」「成績を上げてやったから」「養ってやってるから」なんでも言っていいと思ってるの、もう、人として怖い。プラスがあればマイナスがなくなるみたいな、人間関係ってそんな算数みたいに簡単にいかないに決まってるのに…… 土方根は良い人説は私はそんなに思えないな。「寝てでも仕事を取れ」「お前に選択肢があると思うな」「お前らは人間じゃない」、根が良い人から出てくる言葉じゃないでしょう。

    4
    投稿日: 2025.01.15
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    恋愛小説と見せかけて「想像力の欠落」と「無自覚の加害性」を取り上げた本を立て続けに読んだ。これらを面白い、とまでは思わずとも、何かしらの気付きと苦しさを覚えるひとに、たぶん、わたしは安心感と仲間意識を覚えるんだろうな、と。

    1
    投稿日: 2025.01.13
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    軽い気持ちで呼んだら、結構重い話だった。 無意識の加害、きっと自分もしたことがあるし、されたこともある。だからこの本を呼んでハッとさせられた。 土方さんも無自覚すぎて、何で俺がって感じで根は悪い人ではないからこそ可哀想。 簡単には変われない、過去も変わらない。 でも過ちに気づければ変わっていける。そうも信じていたい。 一歩歩き出すための手がかりは案外身近にある。 自分の人生は誰も代わってくれない。 結婚、、今隣で何も考えず寝ている彼はこれからここまで考えてくれるかな?って思って読んでて辛くなった。 恋が終わったら、愛が引き継ぐ もっと楽に生きれたら良いんだろうけどね

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    *結婚をしたことない私にとってマリッジブルーは未知の領域。 *知らないうちに加害者になっているかもしれない怖さが描かれている。想像していた内容とはここがかなり違った。今の時代には珍しいくらい威圧的な態度の登場人物や、発言が目立つ。こんな人いるかな!?リアルさに欠けるとまで思ったのは自分の環境が恵まれているからだろうか。しかし一方で、びっくりするくらいのハラスメント発言をされた経験があるのでやっぱりこのようなことを言う人はダメ。しかし私の傷はもう癒えてるなと、思えたのは、被害者の様子を見て共感できる気持ちが薄れたからだ。。これは良いのか悪いのかわからない。

    1
    投稿日: 2024.12.27
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    「叱責なんかしていない、指導しただけ」どこかで聞いたセリフが出てきた。作中では第三者が介入、証拠の録音を聞かされて、加害側は自らのハラスメントに気が付く。現実では、命を絶った方が居られるのに、「道義的責任が何かわからない」人間が居る。御遺族が、本当にお気の毒。自分の言動が誰かを傷付けたり、不快にさせたりしないか、気を付けねば

    54
    投稿日: 2024.12.25
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    自分自身が知っている感情や、今までの経験を擦り合わせて読み進めたからとても苦しかった。 無自覚な加害。私自身恋人や友人、家族に対して行ってしまい相手を潰しかけてしまったこともある。逆もまた然り、された経験もある。 だからこそ注意を払っても無自覚はコントロールが難しいことはよく分かっているし、それら全てを背負うのが苦しいこともわかっている。 意識することは大切だとしても、あまり背負いすぎずお互いに傷つけあって生きていくしかないのだと思った。

    1
    投稿日: 2024.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    無自覚な加害。それを思い出して気付かされるまで時間はかかったけど、その重荷をみんな背負って生きている。みんな誰かを傷つけて、傷つけあってぶつかり合って生きている。価値観の押し付け合いや普段の自分の言動、行動も気をつけないとなあと思わされる。 途中重くて本を閉じそうになったけど、逃げずに読了。最後はお互いが理解しあえてよかった〜!

    0
    投稿日: 2024.12.12
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    大人になって感じる家族、職場環境、同僚、恋人、友人への感情が重なって、苦く感じることもあれば共感できて救われた気持ちにもなり、結果的に癒されました。人と人の営みの中で生きてるってことが凝縮されてる本だと思います。

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    無意識のうちに誰かを傷つけていることもあり、その逆もある。 その可能性があることを知るだけで、少しは変わるのかも知らない。 男だから、女だからは考えず人として捉えたい。

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    無意識に人が人を傷つける。その可能性を知ってるか、考えるか、その違いはとても大きいと思う。いろんな情報が目に入って、何が正しいかわからなくなってる 自分の言動には責任を持って、無意識に人を傷つけないような、そんな人になりたい

    1
    投稿日: 2024.11.23
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    加害者視点と被害者視点で捉え方が全く違っていて、加害者側は自分の都合の良いように捻じ曲げるけど、被害者は自尊心を傷つけられたり、怖くて惨めなんだろうな。自分も加害者にも被害者にもなる。ちゃんと考えて行動しなきゃ。怖くて発言もできなくなるな。

    30
    投稿日: 2024.11.21
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    話のテーマはおもしろいし、どんどん読みたくなるような感じだがとくにこの本から得られるものもなく……。 響くものもなく、漫画をよんだような感覚に近い。 本を読んで、 こんな考え方あるんだ。 とか 自分と違う考えを知れるのが本の好きなところでもあるのでちょっとペラかったです。 装丁はお気に入り。

    2
    投稿日: 2024.11.21
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    今どきの若手社員 雨宮とパワハラ・モラハラ全部載せみたいな古株社員 土方の成長物語。雨宮の方はこういう人いるなよ〜と思えるけれども、土方の方は地に足ついてないというか、物語から浮いている気がした。別次元から借りてこられた人みたいで、パステル画の中に新聞の四コマ漫画のキャラがいる感じ。

    0
    投稿日: 2024.11.08
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    無自覚のハラスメント……………… たぶん俺も………………反省m(_ _)m いくつになっても反省反省多いかもなぁ まあ、それでも前向いて頑張りましょう!

    5
    投稿日: 2024.11.05
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    結婚の話かと思いきや、様々なハラスメントや価値観の押し付けをはじめとする‘無自覚の加害’が主軸の小説でした。 読んでいて結構苦しくなる場面が多い。特に土方の話はずっと最悪で、こんな思考の人がまだいるのかと思うとフィクションでも恐ろしい。そしてこれはどこかの誰かにとってはフィクションではないことがまた辛い。 両家顔合わせのシーンでの親たちの言葉は自分が言われているようでひたすらに気分が悪い。 でも、章が細かく区切られていて、スポットライトの当たる人物がころころ変わり、 それでいて登場人物はそこまで多くないのでとても読みやすかった。 たぶん誰しも、自分の加害は都合よく頭から追い払い、他者から受けた被害だけをずっと心に刻んで生きている。 かといって一度自分の加害を認めてしまったら、ずっとその罪悪感と、叫び出したくなるような後悔の想いと付き合っていくことになる。謝罪なんて自己満足にしかならない。   主人公雨宮が自らの加害の記憶に苦しみながらも翠さんときちんと向き合い、2人のラストが希望のある終わり方をしたからまだよかったものの、 私が翠さんだったら耐えられただろうかと思うと…どうだろう。 人と関わりながら生きていくのは痛みを伴うけれど、それでも向き合うことで生まれる希望を大事にしたいな、と思いました。

    2
    投稿日: 2024.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 出逢って八年。付き合って六年。同棲を始めて二年。もう僕らのあいだに、新鮮な出来事はほとんど残されていない。 いつものスペインバルで3歳上の彼女にプロポーズした青年・雨宮守。 長年連れ添った妻に離婚したいと告げられた中年・土方剛。 世代も価値観も正反対だったふたりの人生は、社内のある疑惑をきっかけに変化し始める。 夫婦であること、家族であること、働くこと、生活すること、傷つけること、生きること。 過去からも未来からも逃れることのできない世の中で、それでも光を求めて彷徨う者たちの物語。 【個人的な感想】 これまでに自分も無自覚に人に加害しているのではないか、と思うと怖い。 ハラスメントとジェンダー観について書かれている作品。 読む年代によって感じ方も変わるかも。

    0
    投稿日: 2024.11.03
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    身近にあるできごとのようで、一気に読み終えました。共感できる部分がたくさんあり、自分の立場と比べてしまったり、感情移入して涙しました。 自分もこういう場面に出くわしたら、こんな態度や言葉を発しているかもな…と思い、その時に気づくことができるか不安になりました。この本に出会えて良かったです。

    1
    投稿日: 2024.10.23
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    読みやすくて一気読みしました。 ページ数の割には、とても深い内容で考えさせられるところも多くありました。 『加害者は意外と認識してないものだ』と怖くなってしまいます。 もしかして自分はどうなんだろう??と問いかけるのではないでしょうか。 読んでよかった一冊です。

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    すっごいおもしろくて一気に読み終わりました 加害者側、被害者側どちらも思い当たる節があり読みたくね〜〜って気持ちで読んだところもありました 土方さん根は悪い人ではないのね、  無意識ってこわいよね

    0
    投稿日: 2024.10.06
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    無自覚の加害。 無自覚の傷。 ぼんやりと自分にもあるかもしれないことを認識。 被害者も、はっきりと伝えることが大切なのだと感じた。 無自覚の加害故に、土方は、長谷川さんからの申告がなければ、パワハラの自覚ないまま、被害者を増産させていただろう。 してしまった罪を受け止めて、まだ続くこれからの人生を憎しみではなく、 何かを慈しみ丁寧に生活をしていけたらいいなぁと思った。

    1
    投稿日: 2024.10.05
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    気軽な気持ちで読んだが、テーマがはっきりとしていて、重量感のある内容だった。 「加害」についての話。 ここまで男性の加害を鋭く描いているのが男性の作者ってことに驚き。 自分のした「加害」を自覚し、抱えていくことは、難しく辛いもの。 そこに男女の差はないことも書かれている。 難しく辛いけれど、自覚して、抱えて、未来を変えることが最も大切で、一人一人が向き合わなせればいけないもの。 それに向き合えていない人も多いのが現実だけれど。 1度読んだだけでは消化しきれない。 少し期間を空けてまた読み返そうと思います。

    1
    投稿日: 2024.10.01
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    あなたの身近にハラスメント野郎はいない? 土方剛、こいつが会社でも家庭でも気持ちいいぐらいのハラスメント野郎! (褒めてはないです) だけど、仕事に対しては真っ直ぐで本物 無茶を言うけどきちんと結果も残している 仕事はできる男なんです (ちょっとだけ褒めてしまってます) だけど、いくら仕事ができても今の時代、ハラスメントはダメでしょ! (やっぱり褒めてないです) とは言ってみるものの、会社のためにはこのような強引な人物もやっぱり必要なのではないかとも思う (おーい、どっちだよ) ただ、誤解しないでくださいね! もちろんハラスメントを認めているわけではないですよ! (当たり前だ!) ただ、会社の利益の為、部下や後輩の育成の為には時として厳しさも必要なのでは… その厳しさが度を過ぎて暴言や暴力、ハラスメントになることはもちろんダメ! (その通り!) 言動としてあきらかにハラスメントとわかるものもそうだが、厄介なのは加害者が覚えていないこと また気づかないうちに加害者になってしまっていること いずれも被害者には傷として永遠に残る記憶となってしまう さぁ、みなさん復唱してみよう やっぱりダメ!ハラスメント〜♪ かっこ悪いぞ!ハラスメント〜♪ けど、最近なんでもかんでもハラスメントにしてないか? 〇〇ハラ多すぎ〜(^.^;

    38
    投稿日: 2024.10.01
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    『人ってそんな簡単に変われないし、変わったからといって、オセロみたいにこれまで黒かったものが白に裏返ることもないよ。』 題名からマリッジブルーに陥ったカップルの話かと思っていたらハラスメントの話でびっくりした。 自分が気づかないうちに加害者になっているかもしれないと思うとゾッとする。自分は加害者じゃないと思っている人ほど罪を自覚させるのが難しいというのが伝わってきた。 装丁がすごい素敵。カツセマサヒコさんのTwitterに「結婚という一見煌びやかなヴェールを外したとき、そこには美しさだけじゃない生活と現実がある」と伝えたくてこの装丁にしたと書いてあって素晴らしいアイデアだと思った。大事に飾っておきたい。

    1
    投稿日: 2024.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだ後に胸がぎゅっとなる、翠さんがそのまま結婚を決めたことに驚きが隠せなかった、今までされた罪の告白のシーンは特に心が痛く、また娘がモラハラな父に対して決別を言い渡すところもなかなかしんどかった、、 私も知らない間に人に加害を加えてしまっているんじゃないかと怖くなった、すごく考えさせられる。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    加害者に自覚なし。自分が思っていることが全てではない。何事にもこの人ならどう思うか?の視点が大事。取り返しがつかなくなる前に。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    図書館の本53 タイトル的にマリッジブルーなストーリーなのか、と思っていたが、思っていたよりも「加害」、「ハラスメント」といったテーマがはっきりとした小説だった。 加害者は加害したことを、思っているよりも覚えていない、という描写がはっきりしていて怖くなる。 被害者は傷を抱えて生きていくことになるが、それが時間経過で癒えたとしても傷跡がなくなることはない。 知らないうちに誰かを傷つけてしまっていることもあると思うし、「傷つけた」という自覚がある場合もあるし、どちらにせよ人は傷つけることも傷つくことも避けては通れないのだな、と改めて思った。 避けて通れないのなら、なるべく傷つけず、傷つかず生きていきたいと思った。

    0
    投稿日: 2024.09.14
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    付き合って8年,同棲もしている翠さんに結婚を申し込んだ雨宮守視点とパワハラモラハラの最低男の土方視点で物語が進む.パワハラ問題に係る守も今まで加害行動をとってきたと翠から言われ,反省し自分の行動を変えていく. 部長の「この社会で男性として生きることは,それだけで加害性を帯びている,,,」という言葉,心に沁みます. そして,装丁も素敵です.

    3
    投稿日: 2024.09.13
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    結婚、恋愛がテーマかと思ったら、無自覚の加害のほうがメインのテーマだった。 誰もが大なり小なり無自覚に人を傷つけて生きてるんだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2024.09.11
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    『無意識のうちに自分がやっていたハラスメントに気付かされた時、どうするのか?』 その罪の意識との付き合い方について、部長が主人公に伝えた言葉が心に残った。 「1人で抱えるにはあまりにも大きすぎる罪の意識については、時折誰かと共有しながら日々戒めて暮らす。そんなふうに生きられるなら、まだ希望があるんじゃないかと、僕は思いましたよ」 「誰かに自分の気持ちを話すことで、気持ちも少しは楽になるし、新たな加害に加担せずに生きられるんじゃないかと、僕は思います」 自分の価値観を押し付けることが、ハラスメントにつながっていて、すごく今の時代にマッチしている話だと思った。 いろいろ辛いこともあるけど、周りの人と頼りあって、いろいろ話して進んでいけたらいいなと思う。

    3
    投稿日: 2024.09.10
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    マリッジとはあるが結婚の話というよりは加害の話である。 我々は生きる上で、無意識に人を傷つけることがある。それに自覚的になれたと言って、その罪は精算されるわけではない。じゃあどうなればいいのか。会社のパワハラなら左遷されれば万事解決なのか。そういうことに向き合わさせてくれる一冊であった。 価値観や振る舞い、他者と関わること、過去と未来、様々なものに振り回されながら生きている自身を見つめ直すきっかけになるだろう。

    0
    投稿日: 2024.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カツセさんほんとにリアルなんだよなあ。 細かいけど、スーパーでの翠さんと俺のやりとりの間合いと描写が本物のそれすぎて読んだ時にちょっと鳥肌たちました。 表紙のトレーシングペーパーの装丁もすきだし小さく書かれているbreak away (from the past)も。 無意識に人は人を傷つけているんですよっていうのを節々で念押しされた感覚。 でも、そういう傷の付け合いのリスクは違う人間である以上避けては通れないから、人間関係って本当に難しい。 ただ、同じように違う人間同士の関係なのに、友人関係、恋人/夫婦関係、親子関係と、関係性の名前によって難易度や攻略方法が異なるのと不思議だなとつくづく思う。 無自覚の加害がテーマになっていて、加害者の忘却と本文にあったけど、忘却すらしていない、気づいていないことも往々にしてあるわけで。 こうやって守くんが僕は加害者だったんだ、とある意味素直に受け入れる人はどれだけいる?守だって、受け入れたふうになっていないか?と思ってしまう。 側からみるとわかりやすい悪でさえ、自分だけが被害者だと思う土方課長みたいな人もいる。でもそもそも、それは側からみているから気付けるだけで、自分自身が土方課長だとはつゆ程にも思わない人もたくさんいるだろう。 何か悪いことをして堂々と責め立てることができる悪と、日常の無自覚の言動で積み重なるささくれ傷たち、どちらが深い傷って言えるんだろうか。 あと、カツセさんのサイン会は、最近どう?って近所のお話聞いてくれるお兄さんみたいな場なので、ますます好きになりました。 メモ_φ(・_・ ・この謝りたいという気持ちは、赦されたいという気持ちとどれほど違うものだろうか ・一人で抱えるには大きすぎる罪の意識については、時折誰かと共有しながら日々戒めて暮らす。そんなふうに生きられるなら、まだ希望はある ・私は幸せになるので。 あなたは不幸でいてください、そう言われた気がした。 ・無自覚な加害があれば無自覚な傷もどこかにあるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    "無自覚な加害"にどう向き合って生きていくのか。 希望と絶望が隣合わせなまま、結婚を選んだカップルと離婚を選んだ夫婦。どちらを選択しても結局苦しみが終わることはなくて、相手を傷つけたり自分が傷つけられたりすることに怯えながら幸せを探していくんじゃないかなって思った。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛の話でもあるけれど、ハラスメントの無自覚な加害性の描写がとてもリアルだった。 奥さんに家を出て行かれた土方と同棲している彼女と結婚する雨宮。 どちらの二人も自覚がないまま加害者として人を傷つけていた。 女性目線で読んだので夫で上司で彼氏がこんなんだったらと腹が立ったけど、もしかしたら奥さんで部下で彼女も無自覚で相手を傷つけてるのかもしれないな〜とも思った。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    してくれる事が当たり前になってくると、⁡次第にありがたみが薄れ、気にも留めなくなってしまう恐ろしさ。常に感謝の気持ちを忘れず、言葉にして相手に伝えることは、非常に大切なことだと感じた。⁡⁡ ⁡ ⁡現代でも⁡「凝り固まったジェンダー観」は存在する。それも、気付かないうちに自分の意識の中に刷り込まれていて、身近な人を傷付けているかもしれない。⁡ ⁡⁡ ⁡誰が被害者だとか、加害者だとか⁡、重要なのは⁡白黒つけることではなく、⁡客観的に自分自身を見つめ、日々の行いを改善していくことだと思った。

    0
    投稿日: 2024.09.06
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    出逢って八年、付き合って六年、そして同棲をはじめて二年経ち、三歳上の彼女にプロポーズする雨宮守。 雨宮が勤める会社の営業課長の土方は、娘の結婚式の翌々日に妻から離婚を切り出された。 土方のパワハラが問題になり、人事の雨宮もその対応で日々疲弊していたが、彼女から過去の話をされて知らずに自分が加害者になっていたことを気づかされる。 何気なく放った言葉は、確かにモラハラであり、知らずに人を傷つけていたことを指摘された。 誰かに言われないとわからないという感覚は、土方も雨宮にもあった。 夫婦だからって横柄であっていいわけがない。 家事は、女がするものと決めてかかるのはいかがなものかと。 家族だからって、わかりあえるわけでもないし、言いたいことが言えないのは苦しい。 職場でも上司だからと命令口調でいいわけがない。 あたりまえに生活することにしんどくなってはいないか? ヒリヒリするような日常など過ごしたくはないけれど…過去は消せないけれど…それでも光を見たいと思いながら生きていく者たちが見えた。

    55
    投稿日: 2024.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっぴり大人な恋愛小説を読みたくて、手に取りました。実際読んでみると、恋愛というよりも無自覚な加害性について考えさせられる描写がとても多いと感じました。本来の個人的な目的とは少し違ったテーマだったけど、沢山考えさせられました。きっと無自覚な加害は誰にでも起こりうることで、だからこそ他人と関わってお互い気付かされて償いながらも成長していくのだろうなと思いました。マリッジブルーとブルーマリッジがなぜ反対になっているのか、読み終わってからよく考えさせられ、これから結婚する夫婦と、離婚した夫婦の二つのエピソードが同時に織り込まれていることと関係しているのだろうなと感じました。とても面白かったです。

    1
    投稿日: 2024.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ会社に勤めている、土方、雨宮がそれぞれのパートナーとすれ違っているのが苦しい。 無自覚の加害が恐ろしいものであるということを考えさせられたと同時に、自分に当てはめて考えても無自覚の加害は指摘されるまで気付きようがないと考え、いつどこで他人を傷つけているかわからないことに恐ろしさを覚えた。俯瞰で見れば気づくことのできる加害を、その時の感情に任せて放った言葉、その後自分都合に記憶してしまっていることで気づけなくなることも恐ろしいと感じた。

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    裁く側の人事にも無意識の加害を指摘することで安っぽい勧善懲悪を感じず、誠実だった。 p157 一部抜粋 「一人で抱えるにはあまりに大きすぎる罪の意識については、時折誰かと共有しながら日々戒めて暮らす。そんなふうに生きられるなら、まだ希望はあるんじゃないかと、僕は思いましたよ」 鋭く容赦ない描写の中に救いがあってよかった。

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    50代パワハラ親父と、アラサー人事課男子の対比で連作短編のような感じで話が進んでいく 続きが気になってサクサク読めたが、最後がどうなのか、救いはあるのかなぁ、、、考えさせられる

    8
    投稿日: 2024.08.22
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    ハードカバーの本を数年ぶり?10数年ぶり?に読みたくなって、買ってみた。読み出したら止まらなくて2、3時間くらいで読み切った。ボリュームも少なくて読みやすい。 内容は「結婚」について考えされられた。わたしは、結婚はしてないけど、恋愛でうまくいかなくて、この半年いろんな人から意見聞いて考え方を広げてるので、刺さりまくった。固定概念や凝り固まった思考で、無意識に加害者になっていないか。この何十年かで無自覚に人を傷つけ、わたしの記憶からは忘れ去っていても、その人にとっては残るほどの言動もあったかもしれない。ハッとさせられた。人それぞれの考え方を柔軟に大切にしていきたいとわたしは思いながら生きてるけど、改めて感じた。不意に思い出して読み返したい。

    0
    投稿日: 2024.08.19
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    雨宮サイドの感情描写が素晴らしい分、土方サイドの解像度の低さが目立つ。 たしかにハラスメントをする側の気持ちを理解できる人の方が少ないし、わたしもそちら側ではないけれど、それでもちょっと浅くて読み飛ばしたくなる。 過去は、背負えるときに背負え。 自分が犯した罪で自分の未来が、人生が終わってしまうとしたら、それは自分が被害者になっているということだ。 変わると決めたなら、努力しているなら、振り向くな。壊れたら、全く同じには治らない。被害者も、加害者も。 何度も思い出させてくる人とは一緒にいるな。失敗や後悔を背負って前を向かせてくれる人と一緒にいろ。 無自覚に人を傷つけていないかどうかなんて、もっとずっと前に悩んで苦しんだ後だから響かなかったのかな… 期待してたんだけど自分にはカツセ作品は合わないかも

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    無自覚な加害があるなら、無自覚な傷もある 自分は、誰かを知らずに傷つけていないだろうか 誰かに傷つけられた過去に蓋をしていないだろうか 大切な人を、ちゃんと大切にできているんだろうか カバー外す前はボヤけた景色、外すと鮮明な青 元々は鮮明に見えていたものを、お前が勝手に見えないようにしたんじゃないのか?

    0
    投稿日: 2024.08.17
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    帯が違和感たっぷりだった。まるで20代後半の様々な人達の物語の様な書き方。 内容は考えさせられる。加害側が100%男性である。

    1
    投稿日: 2024.08.17
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    「結婚」とは、どのようなものだろうか。私は未婚なのでよくわからない。し、あまり想像がつかない。 世間では、結婚は勢いだ、とか、異文化交流みたいなもんだ、とか言われているのを聞いたことがある。 この本を読み、「結婚」というものを意識して考えるより、普段の日常に目を向けることが婚姻関係を結ぶことにつながるのかもしれないと感じた。他人(本の中)の「結婚」「離婚」「パワハラ」というものを通して、『自分は相手にどんなことをしているか?してしまっているか?』ということをすごく考えた。されたことはよく覚えているが、したことは覚えていないことが多いのだと思う。というか、意識しないように追いやっているのだと思う。 「ブルーマリッジ」というタイトルから想像していたよりはるかにたくさんのことを考えることができた。 カツセさんの本は、自分と向き合うきっかけをくれる。そして、読書っていいな、と思わせてくれる。

    0
    投稿日: 2024.08.16
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    無意識のうちの加害性について考えさせられる話。 本人は無意識で自覚なしなものが本当に多い。それでも受け入れていく、気付いていくことが大事。

    0
    投稿日: 2024.08.16
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    土方のハラスメントがリアルすぎて息苦しくなった。 ああいうことしてるひとの心理が理解できなかったけど本人は本気で何が悪かったのか分かってないんだな、ああいう凝り固まった価値観の人、頑固な古い世代の人たちを変えることは本当に大変だと思った。 そう思う反面、自分も無意識な加害者になっていることがあるって雨宮と同じ恐怖を感じた。 でも、これまでもこれからも誰も傷つけずに生きていくことなんて不可能なんだから、その意識を持っていることが大切。 そばにいたいから結婚するってシンプルで素敵だ。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日々を生きている中で、私自身も無意識に、無自覚のうちに、誰かを傷つける言葉を発してしまっているかもしれないと気付かされた1冊。 自分が被害者だと思い込んでいる出来事や、他人事だと思って第三者視点から勝手に評価してる出来事も、ある側面から見れば、自分が加害者であったり、当事者であったりするんだろうなあ。 過ぎた出来事はもうどうにも出来ないし、言ってしまったことはもう無かったことにはできない。当たり前のことだけど、残酷だなと思った。

    2
    投稿日: 2024.08.13
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    長い同棲を経てプロポーズをした雨宮守と離婚を突きつけられたいかにも昭和な親父土方剛。 結婚のお話しではあるけれど、根底にあるのは無自覚の加害。よりもまだ根が深いかな。 雨宮くんが過去に言ってた言葉は確かに酷いけど、あの時こんな酷い事言われたを羅列されるのもまたキツい。 自覚がなくても、誰かを傷つけてしまうことは往々にしてあるよね。 実際「ありがとう」の言葉にさえ傷つく人がいるんだから、難しい。

    3
    投稿日: 2024.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/06/30リクエスト 3 マリッジブルーではなくブルーマリッジ。 年上の彼女にプロポーズした26歳の雨宮守と、妻に離婚を要求され娘にも見限られた中年・土方剛。 超ハラスメント男の土方、ハラスメントの自覚がないばかりか自分が被害者だと言い張る、話し方も何もかもイヤな男に描かれてる。 対して今時の若者、雨宮は人事部にいる有望な若手という役どころで登場するが、途中で無自覚な加害者であることを婚約者の翠に指摘され、初めて気づく。 読んでいて、苦しく辛かった。 翠のように過去の嫌だったことをハッキリ伝えることも、私だったらできるか自信がない。 辻部長も過去の辛かったことを忘れないでいく、それが正しいと信念に生きるタイプの人間。 時代によっても価値観は変わる。 変わったことを受け入れる柔軟さが必要なんだろう。 『互いの大事な時にそばにいるため 押し付けられた責任から抜け出すため 周りを黙らせるため』 守は結婚しようと思う。 そういう考え方もあると思うけど、私はそうは思わなかった。 それなりに人生経験を積んでも、尚、正解はわからない。 読んでよかった。

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    投稿日: 2024.08.11
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    話の内容は少し重いはずなのに、なんだかサラッと読めた。典型的な昔(昭和とか)の夫婦と現代の夫婦(?)の関係性や発言が印象的だった。現代の夫婦は昔よりはマシになったとはいえ、まだまだ意識の差が男女の中であるように感じた。私自身も女なのでどうしても女側に意見が偏ってるのかなとも思えてしまい、本を読んでいるだけなのにこんなにも色々考えるのか。。とびっくりした。

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    投稿日: 2024.08.11
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    今現代の問題をリアルに捉えている パワハラをして部下を追い込んだ課長 過去の言動や行動で恋人や同期を傷つけた 人事部の青年 交わらない様な2人だけど無自覚のうちに誰かを傷つけていた事には変わりなくて、誰でも生きていれば 起きる事。 それに気付けるか忘れないでいられるか 加害者の時は進むが被害者はその時の傷で止まっている事を忘れてはいけないと感じた。

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    投稿日: 2024.08.10
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    ブクログのフォロワーさんのレビューを見て気になって読んだ本。 人事課で働く雨宮守は付き合って6年の恋人、翠にプロポーズをし、婚約。一方、営業部の土方剛は娘の結婚式を機に妻から離婚を切り出される。物語はこの二人の主人公の視点を交互に進んでいく。 ホワイトボックスというパワハラ、セクハラなどのハラスメントに関する告発を匿名で投稿することができるシステムで、営業部の土方の名前が上がる。人事課の守は投稿者の長谷川と会い、話を聞く。土方本人とも面談も行ったが土方はハラスメントではないと一点張り。結果、土方は降格、異動、謹慎が決まる。一方、守は恋人の翠にホワイトボックスで集まったハラスメントの話をすると、翠も守から今までいくつかの傷を受けたという。翠からすれば、守も加害者だったのだ。 すごく考えさせられる本だった。とは言っても難しいわけではなく、ストーリーを読み進めていく中で自分のことも振り返れる良い機会だった。 土方も最初はとにかく怒鳴るし自分勝手だし、こんな上司無理!!と思ったけど読み進めていくと、すごく仕事に熱心だったのかなと思って、この後は幸せになってほしいなと思った。でもやっぱり怒鳴る上司は怖くて嫌だなぁ。。 個人的には翠さんが好きだった。自分の考えをはっきり伝えられるのも素敵。そんな翠さんの言葉で心に残ったのが守に対して言った『ネットで仕入れた情報など表面的なものだけを掬い取って、大切なことはわからないまま動いている』という言葉。確かにその情報の奥まで理解していないで自分の考えを決めてることって少なからずあるな、と思った。 無自覚な加害もあれば、無自覚な被害もある。気にしすぎると何もできなくなってしまうけど、これは相手を傷つけないか?ということを心をおいて言葉を発したいと思わせられた。

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    投稿日: 2024.08.07