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白薔薇殺人事件
白薔薇殺人事件
クリスティン・ペリン、上條ひろみ/東京創元社
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総合評価

55件)
3.4
7
13
22
5
2
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    ミステリー作家志望のアニーと、血塗れで、傍に白薔薇が落ちている状態で亡くなっていた資産家の大叔母フランシス。登場人物がめちゃくちゃ多いので、何度も最初の一覧を確認しながら読んだ。魅力的なキャラクターがいないのが残念。

    13
    投稿日: 2025.12.14
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    昼メロっぽさのあるフーダニットミステリー。 ケイトモートンや原田マハが好きな人にはうけがいいかも。 女性作家は色恋を事件に結びつけたがるのなと思って読みました。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞 海外部門第2位を獲得した作品。 海外作品特有の登場人物の多さと淡々と進む話に読みにくさを感じつつも、骨太でかつ60年前の過去の事件や遺産相続にかかる捜査バトルなど多くの要素が絡み合っていて面白かったです。60年前に殺人を犯したのは誰なのか、大叔母のフランシスを殺害したのは誰なのか、脅迫状の意味とは、容疑者たちが隠す秘密、etc...。様々な伏線が一つに収まっていくところがとてもスッキリしました。過去(日記)と現代の章を行き来していくこと、人間関係が複雑でかつ呼び名が複数あること、長いストーリーと独特な言い回しで進めずらいところも多々あると思いますが読んでみてください。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 アナベル・アダムズ:黒沢ともよ フランシス・アダムズ:雨宮天 ラザフォード・ローレンス・グレイヴズダウン:津田健次郎 エミリー・スパロウ:内田真礼 ローラ・アダムズ:日笠陽子 ウォルター・ゴードン:茶風林/武内駿輔 オリヴァー・ゴードン:松岡禎丞 サクソン・グレイヴズダウン:山寺宏一/下野紘 エルヴァ・グレイヴズダウン:朴璐美 アーチー・フォイル:西村知道 べス・タカガ・フォイル:小松未可子 ミユキ・タカガ・フォイル:安野希世乃 マグダ:くじら ジョー・リロイ:安元洋貴 ローズ・リロイ:島本須美/東山奈央 ローワン・クレイン:諏訪部順一 エシー・オウス:湯屋敦子 ジョン・オクスリー:三木眞一郎/島崎信長

    33
    投稿日: 2025.11.03
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    日本大学図書館生物資源科学部分館OPAC https://brslib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1000347722

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    没交渉の親戚から、遺産相続人に指定されるところから始まるミステリー。いや、サスペンス?そして顔を会わせる前にその大叔母は死に……。 間違いなく主人公も命を狙われる話だ! お前の未来には乾いた骨がある、で始まる予言。重要だけど重要ではない。 細かい描写に鍵が散りばめられているのだけれど、翻訳がいまいち分かりづらいところもあるため、手がかりかそうでないかが判別しにくいかも。 謝辞にこれはヤングアダルト小説とあり、納得。魅力的なキャラが多い。 クレイン刑事を好かずにいられる人っている? 終わりなき夜に生れつくが読みたくなったので、読んできます。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    会ったことのない大叔母が殺され、殺人犯人探しをする羽目になる主人公。発見した大叔母の日記から、彼女が16歳当時に失踪した友人の謎も併せて推理することになる。過去と現在が交互に語られるのだが、うまく組み合わせてあり、また、登場人物の若い頃と現在が並べて語られることで、こんなふうに成長したのかという面白さもある。もちろん推理小説としても面白い。

    1
    投稿日: 2025.09.16
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    謎が謎を読んで最後まで一気に読んだ。色々疑問も残るし、ミステリーとしてはちょっと設定に無理がないかい?と思う部分もあったが、祖母の過去の話と、孫の今の話がクロスしてわくわくした。 現代パートの主人公と、その母親の背景があまり描かれず、ちょっとぼんやりしてたのは、海外小説ゆえに想像できない私の知識不足なのか、著者の力量か。もしくはストーリー展開上、わざとそうしていたのかは、わからない。

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    不思議とハマらなかった 登場人物たちに魅力を感じなかったのもある。今まで重視してこなかった点だったけど面白いと感じてきた本は無意識のうちに惹かれていたんだとこの本が反面教師的に教えてくれた気がする

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    ミステリー作家志望のアニーは資産家の大叔母から遺言の件で呼び出され、 会ったこともない大叔母に会うため彼女の住むキャッスルノール村へと向かう。 大叔母のフランシスは16歳の時に占い師から告げられた予言を信じ続けていた。 『いつかおまえは殺される』という不吉そのものでしかない予言を。 そしてアニーが村を訪れたその日、大叔母のフランシスは 屋敷の図書室で死んでおり、そばには白薔薇が落ちていた。 大叔母が約60年をかけた調査記録を手掛かりにアニーは犯人探しに挑む。 そんなあらすじ。 犯人当てミステリーの大傑作という帯の触れ込みだったが、 それは言い過ぎかなというのが読んで受けた印象。 ちょっとハードルを上げすぎたせいか、 世間の評判というやつは意外に低かった。 まぁ良くも悪くもないといった評価。 とは言え、目にした評価の低さほど悪くもなかった。 多分登場人物の出方が一つのネックになっているかもしれない。 ミステリーものとして特段登場人物が多いわけではないのだが、 アニーの現在とフランシスの過去を交互に行ったり来たりする構成なので 過去と現在で同じ人物でも全く違う性格だったりして、 そういった点が登場人物の数を倍に感じさせ、 さらに現在と過去の関係性が60年の時を経てるので だいぶ変わっていたりして、その辺で混乱は確かに生じるかも。 初見ではハードルの高いその難関をクリアできれば割と楽しめる内容。 そして結末というか真実は物悲しいものでもあった。 こういう犯人当てのミステリーものは、 事件を解決した後のエピローグが薄いものになりがちだが この作品に関してはその辺の回収もしっかりしていたので よりその切なさが胸に沁みた。

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    面識のない大金持ちの大叔母に遺産相続について、と突然招かれたアニー。その大叔母は16歳のときに占い師から告げられた、いつかおまえは殺されるという予言を信じ続けており、奇妙な老婦人として知られている。 屋敷に到着すると図書室で大叔母は何者かに殺害されていた。 うーん・・・1966年の事件と現代がリンクしたりとかそういうのは好みではあるんですが、なんか・・・しっくりこなかった。最後まで読むといろいろと手がかりみたいなものが散りばめられてたらしく「なるほどなあ」と感心することしきりでしたが、そこに至るまでがどうもこう退屈で。先が気になってどんどん読み進める!の逆な感じ。物語に展開というか起伏がゆるやかだったからかな。「本格っぽさ」こそ感じたもののそれ以上食指が動くことなく終了。 おもしろくなかった、わけではなくあくまでも自分の好みではなかったという話です。

    0
    投稿日: 2025.08.21
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    登場人物が多くて把握するのが大変。ネットにあったイラスト付きの相関図を横に置きながら読み進めた。1966年当時のフランシスをめぐる人間たちの関係性がポイントで、華やかでドロドロした感じが面白かった。

    11
    投稿日: 2025.08.14
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    推理作家志望のアニーの大叔母が死んだ。 少女時代に「いつか殺される」と予言されて 強迫観念の中で生きてきた大叔母フランシス。 本当に殺されてしまった彼女は 謎を解いたものに遺産を贈ると言い残していた。 うーん。 ちょっと波にのれなくて、残念。 アニーが巻き込まれる現在パートと フランシスの少女時代の話が交錯するのですが なんか…どっちのパートの登場人物も 気持ちが寄り添えない…。 アニーもフランシスも 思考回路が感情的に変わるので ちょっと信用できない語り手か?と 疑ってしまったわ。 本当に気分屋なだけで ちゃんと犯人は別に存在します( ̄▽ ̄)

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    私にはダメだった。半分まで行くか行かないかとのころで途中放棄の本。 現在形の語尾が慣れない。ひじょうに読みにくい。 はじめは翻訳者がわざとそうしているのかと勘繰ったが、今の時代の翻訳家がそんなことをするはずもなく、原書を確認したところ原書がそういう書き方になっていた。 で、英語圏のミステリでは得てしてその手法は好んで用いられるそうで、「ジャンル特有の緊張感や心理的な駆け引きを強調するために非常に戦略的に選ばる(以上Copilot)」だそうだが、それがこの本でとくに効果が出ているとは私には思えないんだよなあ。 それよりもずっと続くこの現在形の語尾のせいで、落ち着きがないというか、語尾が座らない状態がずっと続いて苦痛感が半端なかった。 また誰が誰なのかよくわからないキャラクター造形がどうにも、ねえ。 海外ミステリあるあるで冒頭の人物表を見ないとキャラクターを掴みきれないというのもあるんだろうけど、とくに日記部分に出てくる若い時代の男の子たちが、誰だっけ? 何だっけ? の連続で、読むのが辛い。 この辺はキャラクター造形はもちろんなんだろうけれど、印象に残る登場のさせ方とかもっと書き方でどうにかできるだろうし、どうにかしなくちゃならない部分なんだと思う。そこはこの作者さんの技量の問題なのかな。まだミステリは駆け出しのようだから。 日記の中に出てくるけっこうつるんでるガールズ3人組だけど、この関係性でなんでわざわざフランシスはこんな人たちとつるんでいるのか、まあ、フランシス自体も私にはよくわからない人なんだけど、どうにも同調できない部分が多くてそのへんも読み続けるのに苦痛だった。べつにこの人たちに秘密があったとして、それほど知りたいと思えない、知りたい興味が失せてしまった感が半端なかった。 ということで、私には「合わなかった」ということでございます。 あくまで私には合わなかったということで、本国では高い評価も得ているし、日本でも注目されているフーダニットだということは最後に書いておきます。 ====データベース=== *第2位 2025年本屋大賞 翻訳小説部門 手がかりはすでに集められている。 殺されると予言された、被害者本人によって。 ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者による犯人当てミステリ! ミステリ作家の卵であるアニーは、大叔母の住む村に招かれた。大きな屋敷に住む資産家の大叔母は、16歳のときに占い師から告げられた、いつかおまえは殺されるという予言を信じ続けており、奇妙な老婦人として知られている。アニーが屋敷に到着すると、大叔母は図書室の床に倒れて死んでいた。両手には血がついていて、そばには白薔薇が落ちていた。予言が的中したときのために大叔母が約60年をかけて調査した記録を手がかりに、アニーは犯人探しに挑む。犯人当てミステリの大傑作!

    1
    投稿日: 2025.08.12
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     16歳の時に自身が殺される予言を突きつけられた大叔母、屋敷の図書室で発見された彼女の死体と添えられた白薔薇、過去と現在の事件のフーダニットなどアガサ・クリスティー作品をを彷彿とさせる犯人当てミステリーで、60年分の調査記録と現在の主人公の視点がどこまでもフェアでありながら意外性抜群の犯人という古き良き本格ミステリーを踏襲している作品だった。

    0
    投稿日: 2025.08.08
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    やっと面白くなると思った頃に物語が終わる。創元推理文庫で、イギリスが舞台だとあんまり当たりないんだよなぁ。

    0
    投稿日: 2025.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多分、ミステリーの後ろの広告で見て。 資産家の大叔母の弁護士から、会合に出席するように手紙が来る。 現在無職で作家志望のアニーは大叔母の住む村、 昔からの知り合いがほとんど住み続けるような田舎の村へと向かうが、 屋敷の図書室で大叔母フランシスは死んでいた。 白薔薇のかたわらで。 大叔母は十六歳の頃に告げられた占いが、 自分の死を予言しているものだと深く信じていた。 クイーンを片手のひらににぎった、とある一節を信じて、 義理の甥の結婚式場を変更させるぐらいに。 大叔母の遺言は、自分を殺した犯人を探し当てた人に全財産を渡すとあり、 アニーは自分と母親が住んでいる家を守るためにも、 大叔母の殺人を調べることにする。 だが、その背後には大叔母の友人が十七歳で行方不明になった事件がからまっていた…。 過去と現在を行ったり来たりするミステリーはよくあるが、 過去の方が重苦しく過剰に謎めいていたりすることなく、 両方がバランスよく興味深くて面白かった。 アニーの家の地下室からお屋敷に送ったトランクに、 死体が入っていたという展開には驚いた。 知らずに送ったということだったが、異臭はしないものなのか? 「乾いた骨」だから? アニーと「おしゃれでありながらたくましくみえる」刑事が 安直に恋に落ちないのも良かったし、 フランシスを裏切ってしまった元恋人が牧師となり、 長年友情を持ち続けるのも良かった。 残念なのはタイトルがそぐわない感じがすること。 原題の直訳は難しかったとしても、 せめて死の占いの一節から採用するとかにしてほしかった。 「裏切りの鳥」とか、「正義の娘たち」とか。 今風なら、 「私が殺されたので、犯人を捜してください」かな。

    0
    投稿日: 2025.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正に王道の翻訳本らしいタイトル。 翻訳物でいちばん戸惑う(私の場合)登場人物が多すぎて、(姓、名、呼び名とバリエーション多すぎ)なんども巻頭の人物リストを見返しながら、把握する。 とはいえ、誰でも犯人になり得る中での展開で、意外な展開に。でも、犯人が判明すればすべてが腑に落ちたようで、なかなかに難しい人間模様。 それにしても、なんで大叔母は資産家と結婚したんだろうと・・・ここが私にはミステリー。

    6
    投稿日: 2025.07.04
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    面識のない大叔母から突然舞い込んだ遺産相続話。直接会う為に屋敷に行くと大叔母は何者かに殺されていた… 会った事も話したこともない大叔母について、過去を記した日記を頼りに事件と犯人を追う事になったアニー。 現代と大叔母の日記を交互に読んでいくスタイルが面白い。情景が頻繁に変わるからじっくり読み進めないと混乱しそうだけど、没入感がとても楽しい。 女子の仲良し三人組って、仲良く見えてても実際はドロドロしてる事もあるよね…アニーと母親に幸あれ

    0
    投稿日: 2025.06.20
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    イギリスを舞台にしたミステリーで、ミステリー作家のアニーが殺された祖母の事件解明に挑む物語。殺人事件を追ううちに、祖母の遺言書によって遺産を巡る推理対決が始まったり、敵対する何者かに部屋に侵入されるような緊迫感のある展開があったり、命を狙われて戦うようなアクションシーンがあったり、いろんなことが起こって映画を見ているようで楽しかった。 祖母の日記の内容が小出しにされて過去が明らかになるけど、そこではフランシス、ローザ、エミリーという3人の美少女とそれぞれのパートナーを巻き込んだドロドロの愛憎劇が赤裸々に書かれていて、それを読み進めているところが一番おもしろかった。ティーンエイジャーの登場人物が恋人とすぐに性行為をしたり、ドラッグに手を出したり、浮気したりされたり、予期せぬ妊娠をしたり、恋愛に積極的すぎる人ばかりで海外小説の醍醐味を感じて面白かった。 物語に深く関わるグレイブズタウン家は富豪で、邸宅の描写として広い庭やそこで働く庭師、庭園に咲く薔薇や、豪邸の調度品の描写なんかに英国小説っぽさを感じた。夏に亡くなった人の葬儀を秋に執り行ったり、遺族のスピーチのあと高級シャンパンを開け、名刺を配ったりする社交パーティの場にしたりする描写も出てきて、そういう何気ない文化の違いが面白いのでミステリーだけじゃない楽しみ方ができてよかった。

    0
    投稿日: 2025.06.18
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50368044 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2025.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞翻訳部門2位。 久々に、フェアでオーソドックスなミステリ読んだ感じがして幸せでした! 最近の奇をてらう感じも面白いけど、こういうのがやっぱり好きだなぁ。

    2
    投稿日: 2025.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仲良し三人組の女子が内面ドロドロとかあるやつ~~ 人のまねをして人のものを欲しがる子いるねえ 過去の日記と現在が並行で描かれていく構成が好きだった

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞の翻訳部門第2位ということで普段敬遠している海外ミステリにチャレンジ。しかし読めども読めどもはまれない。裏表紙の紹介文に「犯人当てミステリの大傑作」とも書いてるし、どう傑作なのか気になり最後まで頑張って読んでみたけど結局面白さがよくわからないままだった。いろんな人の名前が出てくるたびに、どういう人だっけ?といちいち考えてしまったし、何よりフランシスの日記!半日もあればすぐ読めるボリュームなのに、手がかりが詰まってる重要資料だってわかってるのに、なかなか読み進めないからイライラした。すぐ読めばいいのに!!!

    2
    投稿日: 2025.04.22
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    大叔母フランシスが少女時代に書いた日記パートと、主人公アニーの現代パートを交互に繰り返しながら、大叔母を殺害した犯人を見つけ出すフーダニットミステリ。 よかった! 設定から魅力的… ・主人公のアニーは“推理作家志望”の女性 ・大叔母は大富豪で田舎の“屋敷”に住んでいる ・屋敷を訪れたら大叔母が“図書室”で亡くなっていた ・大叔母が少女時代に占い師に「あなたは殺される運命にある」と言われ、それを信じて図書室の隣の部屋に篭り60年以上にわたり、誰が自分を殺すのか村人を観察・記録し続けていた フランシスの日記パートは特に没頭して読みました。 当時の人間関係だったり心情が細かく伝わってきてハラハラドキドキ。 (恋愛小説のように読んでしまった) 登場人物はそこまで多くないですが、日記の人物の息子や孫たちが出てくるので、ネットの相関図を見ながら読み進めました。 本屋大賞2025 翻訳小説部門第2位も納得の作品でした!

    17
    投稿日: 2025.04.19
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    ミステリーランキングに入っており気になった作品。 主人公の大叔母が自身が殺される予言を受け、本当に亡くなってしまう。 叔母が予言を信じ、調査記録をとり続けそれをもとに捜査していく過程は良かったが、海外ミステリー特有の登場人物の分かりにくさで若干読みにくい! 公式あらすじに犯人当てミステリーの大傑作と書いてたがそれは言い過ぎかも・・・

    15
    投稿日: 2025.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バースの再来とか レッドツェッペリンの後継者とか 令和のダウンタウンとか そういうの大体大外れなんだけど。 この作品はクリスティテイストがばっちりがっつり満喫できる、犯人捜しの王道かつ古典的本格推理小説。ホロヴィッツと比較されることも多いだろうけど、こっちの方がより在りし日の本格ミステリーの味わいをしっかり残している感じ。それを古さと感じるか伝統と感じるかは好みだろうな。俺は伝統美と感じたが。 あえて難点を言えば、名前の憶えづらさ。ローラとローズとか、エミリーとエルヴァとか、ジョーとジョンとジェニーとか、最初それもトリックかと感じたくらい。日本人には分かりにくいのかなぁ。俺もまぁまぁ翻訳小説は読んできたと思うねんけど。

    2
    投稿日: 2025.03.26
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    海外ミステリって登場人物の名前が覚えられなくてあんまり読んでなかったんだけど、すごくおもしろい。 現在の主人公視点と過去を書いた日記が交互に描かれるからどんどん引き込まれていった。 もっといろいろな海外ミステリ読みたいな。

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    登場人物が多く、しかも現在と過去にまたがっているので把握が大変。ネットで相関図を探して見ながら読みました。 人物さえ頭に入れば、没頭して読める面白いストーリーです。ちょっと表現がまどろっこしい所もあるけれど…。 主人公の成長や新しい出会いなどもあって、犯人探しだけど殺伐としてないのが良かった。

    1
    投稿日: 2025.02.22
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    あらすじを読んでおもしろそう!となったものの、いざ読み始めるとリーダビリティがよいとは言えず、こねくり回した独特の言い回しで状況が掴めない場面が所々あり、流れに乗るまで少し苦労した。 アニーが主人公の現在と数十年前のフランシスの日記が交互に展開するのだが、日記自体も回想が書かれていたりするので実際の時系列がわかりにくいというのもある。 でも中盤を過ぎた頃からコツが掴めてきてユーモアのある文章を楽しめるようになり、苦い結末ではあったけど読後感は悪くなかった。ミステリとしては中途半端。あと日本版のタイトルがいまいち。 もう少しアニーのその後を見てみたい気もするけど、殺人を娯楽にするタイプの作風ではないし難しいかな。あるとしたら父親絡みの何か事件か。

    1
    投稿日: 2025.02.12
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    文章がごちゃごちゃしていて、頭にスッと入ってこない。謎解きもわくわしないし。版元が推しているほどの作品ではないですね。。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.3くらい。ややがっかり。まあまあだけど、謎解きとしては物足りない。 過去パートと現在パートで行ったり来たりするので飽きは来ないが、ミステリーとしてのトリック的面白さがイマイチ。結局どのタイミングで注射したのかよくわからない。 過去パートのエミリー殺しも、読めばわかってしまうものでちょっと残念。 あとフランシスとフォードがどうして結婚したのかもよくわからなかった。 フランシスが美人で気が合うからというゴリ押し?気が合うというのも、他よりマシという相対評価的で、ロマンスとしてあんまり燃えなかった。

    2
    投稿日: 2024.12.19
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    大叔母を殺害した犯人は誰なのかをミステリ作家が推理するというストーリー。 登場人物が多くて区別を付けにくく感じた。 序盤から全員がそれなりに殺害動機を持っていそうな描写ではあるものの、「注射器を使った毒殺」と序盤に検死結果が出た時点で「皮下注射ではなく血管への注射に手慣れた人物が犯人か」と容疑者を数人に絞れそうではある。 そもそも、犯人はどこで被害者に注射をして、そこから被害者は遺体発見現場までどんな様子で歩いて行ったのかが想像できない。それとも、絶命してから犯人が搬送したのだろうか。 「大きな屋敷に住む富豪が死んで遺産争い」という舞台の設定が、いかにもな懐かしき古典ミステリっぽくはあるが、内容はあまり楽しめなかった。

    0
    投稿日: 2024.12.13
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    英国の片田舎。若き日の占いに囚われ続ける大叔母。彼女に呼び出されたアニーが訪れた時、大叔母は占い通りに殺されていた。 魅力的な謎に素人探偵が挑む王道の本格ミステリで、派手さはないですが、読み応えがありました。 過去パートと現在パート、同じ人物がよく出てくるのですが、少し立ち位置が変わったりしていて、冒頭の登場人物一覧に大変お世話になりました。 帯等にもある通り、クリスティを彷彿とさせる雰囲気もgood!

    7
    投稿日: 2024.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024/12/1読了 約60年前の自分は殺されるという予言を信じ続け、実際に殺害された大叔母、フランシスの死の謎に挑む、ミステリ作家志望のアニー。関係者が狭いコミュニティ内に限られるという設定は、D・M・ディヴァインっぽいともいえるが、主人公で語り手で探偵役のアニーは外部の人間であり、被害者である大叔母に会ったこともない。その大叔母の遺言の所為で、財産を相続する者の候補として事件を解決しなければ相続権を失うし、かといって普通に警察が解決すると地所は開発業者の手に渡るという地元が望まない事態になる。一応、関係者たちは協力してくれるが、彼らは容疑者でもあり、駆け引きもしなければならないetc. 中々にサスペンスフルな設定だった。明かされた真相の意外性はあったけど、目眩まし的な出来事の説明が些か雑だった印象あり。 しかし、ある人物がフランシスのためにしたことが、彼女に“予言”を確信させ、その確信の下にフランシスが行なったことが60年も後の今回の事件に繋がることになるという、運命の皮肉というか恐ろしさというか。そもそも、占い師が「お前は殺される」なんて物騒な予言をするからこうなるんだ、商売なんだからもっと当たり障りの無いことを言えよ、とか身も蓋もないことを言ってはイカンのだろう。“お話”が成立しなくなるし。

    17
    投稿日: 2024.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み物として、本当に面白い!でも個人的にはミステリじゃない 良かった点 ・"フランシスの日記"(早く続きが読みたくなる素晴らしい筆致) ・登場人物は多いけど、親族で固めているから把握しやすい ここはどうなのか?と思う点 ・とにかく中途半端な描写が多い ・アニーの恐怖症の数々(これは要るのか?) ・現在のサクソンが余りにも小物 帯とかで“ホロヴィッツと並ぶクリスティの後継者”って書かれてあったけど、それは本当なの? 推理小説として、放置してある事象多くないか? 細かいけど、 ・フランシスの紫色のカーディガンを何故かローズが持っていくが、それについては触れてない (多分、ローズのフランシスへの強迫観念の現れ?) ・何故エミリーは、ローラという最大の切り札を手放したのか ・フォードの元妻オリヴィアの真相 ・エルヴァがローラを嫌う理由 (↑3つは推測での理由付け有り) ・サムの調査ファイルをわざわざ回収させる必要性 こういうのが至る所にあって、でもそれに対しての答えは推測とか憶測が多い。 まじで細かいと自分でも思うけど、クリスティとホロヴィッツはこういう細かい全ての事象にちゃんと答えをくれるから、本作もそうだろうと、ちょっと期待してしまった。 著者のクリスティン・ペインさんは元々児童書を書かれている作家らしい。だからか、先を読みたいと思わせる力が卓越してると思ったし、最初に書いた通り、読み物として、面白かった!

    1
    投稿日: 2024.11.29
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    CL 2024.10.28-2024.10.31 登場人物が3代に渡っていて、年代の違いがわかりにくかった。 過去の、フランシスたちが10代の頃の物語は面白かったけど、現在のアニーのパートは、関係者の人物像がなかなか浮かび上がらなくて読みにくかった。

    1
    投稿日: 2024.10.31
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    クリスティの雰囲気満載。登場人物たっぷりでしかも名前も一般的なので誰だったっけ、とすぐ忘れしょっちゅう冒頭に戻るのでクリップ挟んだほど。入り組んだ構成で展開も複雑で読み応えありました。展開が緻密だったのに比して、この人が犯人?なんて気がしたのは確か。非常にハードで命張らないといけないけれど、大叔母の莫大な遺産を継ぐ、なんていかにもイギリス的体験をしてみたくなりました。

    4
    投稿日: 2024.10.30
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    登場人物が多く、また過去と現在をいったりきたりするので誰が誰だか……という感じで慣れずに読み進めるのに若干時間が掛かってしまった印象。 それでも、書かれているエピソードはどれも丁寧で情景が浮かんできてからはサクサク読めるようになり、気づけば主人公と一緒に犯人探しに没頭していた、という感じです。

    1
    投稿日: 2024.10.15
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    タイトルと装丁に惹かれ、手に取った。 英国を舞台にしたミステリーではあるものの、 作者はアメリカ人だそう。 資産家の大叔母が亡くなったことから 25歳、作家志望のアニーがその事件の犯人探しをすることに。 その死には大叔母が16歳の時に占い師から告げられた予言が大きく関わっていた?? 海外ミステリーで登場人物多数。 現在と過去が交互に繰り返され、その関係性は複雑! かなり読むのに集中力が必要とされるのに、 その集中力がなかなか保てず、苦労した。 結末は納得行くものだったけど、 いかんせん情報量が多すぎて、もう少しシンプルにまとまっていたらもっと純粋に楽しめたかも。 謎解きをする時の、主人公とその親友とのやり取りに好感が持てた。

    30
    投稿日: 2024.10.04
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    #読了 #白の殺人事件 #創元推理文庫 #読書好きな人と繋がりたい 登場人物が多くて時間が、かかってしまった

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    とても良質なフーダニット。 小さな村で老婦人が死ぬ。 彼女は、ティーンエイジャーの時に宣告された「予言」にとらわれ続けた人生を送った。 「予言」が現実となり、彼女は殺されたのか。いったい誰が……? 主人公アニーの視点と、老婦人フランシスの日記が交互に語られ、徐々にフランシスを取り巻いてきた人々や出来事が明らかになっていく構成。 アニーが日記を読むスピードと同じタイミングで過去の出来事が知れるので、謎解きの臨場感がものすごかった。すぐに没入して読んでしまった。 犯人当ての部分はもちろん手に汗握るが、フランシスの半生がとてもドラマティックで、哀しくて、心に残った。 閉ざされた狭い村のなかの複雑な人間関係をめぐる悲喜交々が事件に絡んでくるさまはクリスティを彷彿とさせる。

    8
    投稿日: 2024.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても話題になっていたので。 主人公アニーの大叔母フランシスが殺されるこの物語は、犯人探しをする現代のアニーの視点と、ティーンエイジャーの頃に書いたノートのフランシスの視点が交互に描かれる。 現代でまともに見える人も、昔の姿を知ることによって、どんどん怪しく思えてくる。 面白くて一気に読めた。徹夜本としてもおすすめしたい。登場人物も結構多いし、細かな描写を覚えているうちに推理したほうがいい。 エミリー殺しの犯人は、途中でわかりやすいが、フランシスのほうは難しかった。特に動機。 あと、とても稚拙に伏線も回収してきたのに、サクソン絡みの残った謎2つがモヤモヤしたまま… 本当は寄宿舎学校に行っていた? 本当はノートPCなどを壊した? どちらも多分サクソンの嘘だろうで片付けられ、オリヴァーの最後の話も結構雑。 私の見落とし?どなたかの考察を読んでみたい。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人の動機がわかるようで、本人の独白がないので想像するしかなかったのが残念。 フランシスがなぜ夫と結婚したのか、二人の夫婦生活がどんなものだったのか、もっと知りたかったかな~

    0
    投稿日: 2024.09.09
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    若い頃、殺されると予言された大叔母が急死。遺産をかけて、姪の娘が親類らと捜査合戦を繰り広げるが…というフーダニットで、けっこう欺かれたのでプロットはよろし。しかし、10人くらいの登場人物が現在と50年くらい前を入り混ぜて登場し、名前も平凡なので、なかなか苦労しちゃった(^_^;)

    0
    投稿日: 2024.09.01
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    ミステリ作家志望である25歳のアニーが主人公。 いつか殺されるという予言を信じる大叔母の財産についての会合に参加するため、アニーが彼女の屋敷を訪れる。そこにはフランシス大叔母の遺体があり、財産を受け取るために犯人を探すことになっててんやわんやするお話。 現代のアニーの話と、大叔母であるフランシスの記録が交互に出てくるので、登場人物を把握するのに時間がかかった。 とくに、記録にはやんちゃなティーンエイジャーとして出てくる人物が現代ではすごくいい人のようになっていたり(これもある意味伏線なのだが)してちょっと混乱した。また記録の日付と、季節の描写とが一致していないところもあるがそれは特になんの伏線でもないようだ。 全体的にはとても面白い。サスペンスの要素もあって読了するのは難しくない。ボリュームもちょうどよい。 ただ、なんとなく没頭できないところがある。 もう少し、心理的な描写や説得力が欲しいような。 序盤まで遡る伏線もあり、謎解き自体は満足でした。 伏線は全てちゃんと描かれていて、もう少し読めていれば気付けたかも…(まあ無理ですけど)、というところもよし。 ラストについてはなんとなく「アメリカっぽい…」という感じ。懐かしいけれど、映画の『プリンセス・プリンセス』みたいな…。アメリカンドリームなのか…。イギリスが舞台だけどそれっぽくないなと思ったらビンゴでした。 凝った作りのミステリで読み応えあり。 次作が出たらチェックしたいです。

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    主人公が探偵じゃないのが原因だと思うが、こういった類のミステリーなら必ずある犯人を指し示すための説明が薄くて物足りなさを感じた。

    1
    投稿日: 2024.08.29
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    過去の日記を手掛かりに、現代で起こった謎を解け! スモールタウン本格ミステリー #白薔薇殺人事件 ■あらすじ 作家を志す25歳のアニーは、資産家である大叔母の弁護士から相続について話し合いたいと連絡をうけた。弁護士や相続関係者と一緒に大叔母の家を訪れると、彼女は図書館で亡くなっていたのだ。 大叔母は若い頃、占い師から殺害される予言がされており、60年間にわたって調査していた。アニーは大叔母の調査記録を手掛かりに、殺人事件の捜査を始めるのだった。 ■きっと読みたくなるレビュー がっつり本格ミステリーすね、クリスティ作品を思い出させます。 ストーリーとしては現代でおこった事件の捜査を進めていくんですが、それと並行して60年前の出来事を大叔母の日記という形で提示されていく。過去の出来事の謎が解明されていくうちに、現代の事件も真相が見えてくるという流れです。 遺産相続、スモールタウン、過去の日記、怪しい占いのメッセージと本格ファンにはワクワクが止まりません。 さらに登場人物が大量で、かつ親族や友人など繋がりも多い。さらに過去と現在で関係性が変化してたりするのでしっかり把握しなければいけません。本格ミステリーの醍醐味っすね~、多少手間でもノートなどに人間関係図を書いて理解することをおすすめします。 主人公はミステリー作家志望のアニー、思いもよらず相続問題に巻き込まれ、大叔母の過去の出来事と事件を調査することになる。決して派手ではないんですが、じっくりと着実に捜査を読ませてくれる。村人や刑事とのやりとりも探偵小説っぽく会話の妙が楽しいんです。 人間性もどこにでもいそうな女子で愛着があって、前向きなところが好きですね。きっとこれから彼女の作家人生が始まると思うし、めいっぱい応援したくなっちゃいました。 本作の影の主役は、過去パートに登場するエミリー。これはもう彼女が悪いんじゃないと思うんだよなぁ。時代や環境に恵まれず、成長もままならないと人間ってこうなっちゃうよね。自身でも気が付いているのに、なぜ生き方の方向性を修正できなかったのか。きっと幸せになれるはずなのに… 親世代の自分としては未来世代が苦しむ姿は切なすぎるよ。 ミステリーとしては難易度は高いですね。かなり情報は提示されますが、論理性はもちろん想像力が必要です。重厚感のある謎解きで読み応えはあるのですが、個人的にはもう少しエンタメ性があると、より広く楽しまれる作品になると思いました。 とは言え、久しぶりに王道設定の翻訳もの本格ミステリーで面白かったです! ■ぜっさん推しポイント 本作、血筋がテーマのひとつだと思います。 ・大叔母フランシス、母ローラ、主人公アニー ・大叔母の友人エミリー、ローズ、ジョン、ゴードン、夫フォードと義理甥サクソン、兄のピーターとその妻タンジー まだまだ人がでてきて、それぞれ関係性があるのですが、これが奇妙で面白いんです。特にフランシスとアニーって、頭の良さや意思が強いところだったり、不安定なところが似てるんですよ。物語が進むと色々あるんですが、しかし人の縁って不思議ですよね、生き方を学ばせてくれるところがあるんです。 親族や先祖って、結婚式や葬式でしか繋がりがなかったりするので、少しずつ縁遠くなってしまう。涼しくなったらビールでも片手に、親戚のおっちゃんの家に遊びにいこうと思いました。

    94
    投稿日: 2024.08.18
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    見事なフーダニットのミステリ!おもろかった! 謎解きの手がかりは、死亡した被害者が集めている。これだけでとても魅力的。 この作者は、読ませる力がすごい。 ずっと面白いとか、ノンストップハラハラドキドキとかそんな事ではなく、情景とか心情とか動きがスッと頭に入ってくる感じ。 物語の中に、現代と60年前の二つの時間軸があり、そこに共通して出てくる人物と、そうでない人物がいる。共通する人物の青春時代と老後の姿。どんな人生を歩んだのか想像させてくれながら、謎解きのヒントが出揃う。 とにかく、読みやすい!おすすめです!

    2
    投稿日: 2024.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アメリカの作家、クリティン・ペリンのイギリスを舞台とした作品。おそらくデビュー作? 10代の頃に受けた予言を信じ込み、村人全員の秘密を60年以上集めた老女フランシス。大叔母に当たる彼女から連絡を受けたアニーは、訪問した矢先フランシスの死体を発見する。遺産を相続するためには犯人を見つけないといけなくて。。。 うーーーん、正直期待外れか。凄くプッシュされている割には、ストーリーも真相もそこまでという印象。 アニーを視点とする現代パートとフランシスの日記という体裁の過去パートからなる。フランシスの死の真相と、フランシスの友人の失踪事件を解くという体裁自体は非常に良いのだけど。 何より登場人物が多い割には、そこまでキャラが立っていないため全体的に薄っぺらく。ミステリ的にも、まぁそうか、という感じ。 クリスティ的な雰囲気は出ていたので、読んでて面白くはあったが、もう一押し欲しかった作品(エリー・グリフィスに似た雰囲気。訳者が同じだからかもしれないが)。

    11
    投稿日: 2024.08.12
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    久しぶりに、本格的な犯人探しのミステリを読んだ。犯人、最後まで分からなかったなあ。 大叔母フランシスが殺され、突然遺産争いに巻き込まれたアナベル。フランシスが17歳の頃に失踪したエミリーの事件も遡りつつ、犯人探しを始める。昔の関係者もまだ村に住んでいて、皆んなが何か隠しているし全員怪しい。殺されたにも関わらずフランシスが魅力的。でも占いの言葉が呪いのように縛りつけ、その一生が左右されてしまった彼女が悲しかった。

    2
    投稿日: 2024.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予言込みのミステリだったので、かなり期待して読んだのですが(・・;) 今回は合わなかったようです。

    24
    投稿日: 2024.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・あらすじ ミステリー作家志望のアニーは大叔母から遺産管理について話があるとキャッスルノールに呼び出される。 会ったことがないその大叔母は、16歳の頃に占い師から「おまえは殺される」と予言されていた。 アニーが村を訪れると、予言通り大叔母は何者かに殺害されていた。 大叔母が集めていた村人達の知られたくない沢山の秘密。 アニーは彼らの秘密を暴き大叔母を殺害した犯人を見つけだそうとする。 ・感想 予言とか村人の膨大な資料とか事件にどう関わってくるのか楽しみにしてたんだけど正直イマイチだった…。 私の苦手なマウント取り合う不健全な関係の女の子達…彼女らの思考回路も情緒も動機も理解不能。 フォードやサクソンも田舎の謎めいた有力者みたいな描写だったけど作者がなんでこんな要素入れたんだろう?と不思議に思うキャラ設定だった。 あのキャラ設定必要だった? 自分がいつか誰かに殺されると被害妄想に陥り、殺された時のために村人全員の秘密(弱み)を握ってやろう!ってその論理おかしくないか? フランシスは村人に不当な扱いをうけてたと主張してるけど、隠してる秘密を探ろうとする変な被害妄想女がいればそりゃ大抵の人は距離を置くのでは。 予言を自分の都合の良い(この場合は悪い様に、だけど)ようにこじつけて解釈し、どんどんその世界観から抜け出せなくなった陰謀論者みたいな人だった…ってこと?! 確かにローズがエムに送った脅迫状がフランシスの手に渡ってしまったことでその妄想を強固にしたっていうのは運が悪かったなとは思うけど。 所々で「なんでそうなる?」とちょっと理解できない論理展開や登場人物の言動が多くて(おそらく私の作品への没入度のせいかも)ついていけない所があった。 犯人は割とわかりやすかった。動機などを整理してる時に出てこない人間が犯人なんだよなーってすぐぴんとくる。 なんか全体的に登場人物の言動全部がチグハグな感じがして物語に入り込めなかったな。 最後の方は若干流し読みした。

    3
    投稿日: 2024.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「犯人当てミステリの大傑作」というあおり、まさに! 莫大な遺産を残して亡くなった大叔母フランシスの、その財産を賭けた犯人当て。 16歳の時の占いを信じ、60年間自分を殺す相手を調査し続けた大叔母は、狂気の人だったのか。 若きフランシスに起こったこと。そして現在、二つの謎を追うアニー。 誰も彼もが怪しい。怪しさに全て根拠がある、動機もある。正しく読んでいけばたどり着けるはずのミステリ。 なのにたどり着けない自分の頭を恨む。血走った目で、沸騰する頭で、必死に追うヒントのカケラ。 読み終わった後に残る心地よい疲労感と満足感、そして漂う切なさ。

    4
    投稿日: 2024.07.15
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    プルーフを読む企画で当選したので先に読ませていただきました。 シンプルに主人公のキャラクターが好ましく、舞台であるイギリスの空気が行ってもいないのに凄く感じられてミステリだけどお出掛けしたようなワクワク感があって面白かった。犯人当てのミステリとしても楽しめるけれど、友情と愛情の絡みや家族のあり方について色々考えさせられた。ミステリの王道タイプ。映像が浮かんでくる文章で読ませるなと思った。

    2
    投稿日: 2024.06.30
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    正確にはプルーフ版の先読みに当選したのでそちらを読んだ。 現代と60年前を行ったり来たりしながら手掛かりを探す。なかなか面白い趣向だった。 過去の消息不明の方はなんとなく想像がついたが、現代の方は動機が全く分からず、いつもの通り犯人は分からず。

    2
    投稿日: 2024.06.20