![伏竜 蛇杖院かけだし診療録[1]](https://ebookstore.sony.jp/photo/LT00020410/LT000204108002451978_XLARGE.jpg)
総合評価
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powered by ブクログ江戸時代の医療小説。医療メインというよりはキャラクターメインなもので、続刊もあるようである。 穢れというものがおそらく現代ではウイルスなのだろうが、現代の医療知識が江戸時代にあてはまっていくのを、神の視点で読むのは楽しい。キャラクター設定にはまれれば、シリーズを攻めていくことになるのだろう
0投稿日: 2023.10.14
powered by ブクログ医師を志す瑞之助。強烈なメンバーの中で、苦労しながらも成長していくのだが…。次は、どんな難題が待ち受けているのか? これから、二巻目に入ります。
0投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっと、コロナの感染者数が、減少傾向になって来た現在。 この本を読みながら、昔の人は、このようなパンデミックな疫病をどのようにして克服して行ったのか?と、思っていたいたのだが、・・・ 作者 馳月基矢(はせつきもとや)氏の本は読んだ事が無かったのだが、読んんでいてこの本は、、旗本の次男坊である、主人公の長山瑞之助が、性格の良さを持ち前に、医師になることを目指して行く姿が、好感の持てる人物に描かれていて、ついつい、応援したくなるような内容にしている。 漢方医の真樹次郎、蘭方医の登志蔵、拝み屋の桜丸、蛇 杖院の女主の玉石。 主だった医師の面々も、どこか心に痛みがある者ばかり。 今、必須になっている事が、この頃の疫病を沈静化して行く術が、行われつつあったのだと。 山本周五郎氏の赤ひげ先生を思い浮かべそうな、表紙を見ながら、そして、奇妙な名の蛇杖院の謂れが、ギリシャ神話の名医アスクレピオスからだとの由来も、時代小説で、このような事柄が、この時代に知り得ていたのかとも、思いながら、先達たちの知恵や知識の豊富さが、あれば相得る事かも・・・と、思いながら、読み進んで行く。 人参騒動の第三話は、主人公と登志蔵の2人の腕の立つ所も描かれており、頼もしくなる。 果たすべき大願で、自分が、何に向かって医師への道へと、進むべきかを、考えさせてくれている。 小児科などという言葉のなかった言葉であり、衛生面の大事さも、描かれて、今の時代に則した内容であった。 このおっとりとした旗本の次男坊、母君も姉上も素敵に描かれて、武士という、堅苦しさが無い所がより素敵であった。 続編を期待したい! 又、あとがきの末国吉己氏の名文も、なるほど!と、詳しく解説されていて、素晴らしかった。 時代小説で、医師を描いた作品、山本周五郎 藤沢州へ、佐藤雅美、藤沢緋沙子、和田はつ子、あさのあつこ、朝井まかて、を上げられていたのは、読んだ事のある者ばかり。 この安住洋子「春告げ坂」と山本一力「たすけ鍼」を読んでいない事に・・・ 図書館へ行ってみよう!と、思った次第である。
0投稿日: 2022.10.05
powered by ブクログ疫病にかかった旗本次男坊瑞之助が担ぎ込まれたのは得体の知れない診療所 九死に一生を得た彼はそのままそこで医師になる決意をする成長物語 江戸期の医療の現状と進歩を瑞之助と共に追体験できます
0投稿日: 2022.09.22
powered by ブクログ202111/物語で語るというより、ラノベ的なキャラ設定(全員美形・優秀・変わり者・過去に秘密や傷があり…)ありきな感じが強かった。命を助けてもらったので医者になりたい端之助が主人公なんだけど、強引に師事依頼してわりとあっさり受け入れられ。過去のトラウマから遠慮がちという人物像ともちょっと違和感。医療小説なので、病気→治療の展開フォーマットはあるけど、それに絡めて描写されるワケあり登場人物達が気になる。シリーズ1作目ということなのでとりあえず次巻も読んで判断かな。
0投稿日: 2021.11.24
