
総合評価
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powered by ブクログすごい偶然が重なって命拾いした。本人の力ももちろんある。失敗してもいい、好きにやれば何かしら得るものがあるということかも。いけいけゴー。
1投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログASDの子が1週間も森でどのように過ごして無事でいられたのか、どんどん気になっていく一方、正直、進展するまでに時間がかかるので読み進めるのが大変だった。けど、最後数ページのラストスパートが良すぎて全て報われた気持ちになった。子どもに優しくなれる大人になりたいと思った。笑顔の国の王子様。素敵すぎる。
1投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ自閉的傾向にある5歳の男の子が、小樹海と呼ばれる森で行方不明になる。1週間経ち男の子は元気に戻ってくる。その1週間、何があったのかを解明していくお話。 いろんな人がいろんな事情で森に入っていくが、いろんな事情から男の子を救出出来ない。記憶力抜群の男の子の説明が面白くて悲しくて…ハッピーエンドで良かった。
1投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ子どもって子どもというだけでなんか無敵で強力で神秘的な存在になり得る。 チビでわがままで弱っちいくせに。 でもそれはフィクションの世界限定。 実際に同じような事件があったので、か弱くて小さなあの子にもこんな奇跡が起こればよかったのに、と現実的な自分はなんだかしょぼんとなった。 おもしろい話だったのに。 途中、わくわくドキドキもあったのに。 ASDの5歳児、真人くんは信じられないような成長を遂げて森から生還した。 お母さんの岬さんも、強く逞しくなった。 武闘派の谷島さんが、どこかの森に隠れていていつかカイラさんと莉里花ちゃんに会えるといいな。 SNSの危うさ、無神経さ、残酷さも盛り込み、 おもしろくて、虚しさが残る、なんとも言えないストーリーだった。
19投稿日: 2025.03.17
powered by ブクログピースが少しずつ揃っていく系のお話。圧倒的な読後感はない。 前にあったこどもの失踪事件が発想のヒントになっていて、そこに今の時代の空気がたっぷり吹き込まれている感じ。 躾も何もない無邪気な子犬を前にすると、多くの人が何とか面倒を見てやろうとしてしまうわけで、あの子はそんな感じの、動物的なかわいさゆえに生き残れたのかもしれない。
0投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「神森」で迷子になったASD児の真人君の1週間の冒険と、その1週間の間に我が子になにがおきたのかを探っていく元ボクサーの岬ママと叔父の冬也君の探偵ぶりと、その森で真人君にであった人たちの人生のお話。 色んな事情の大人に森の中で出会うも、誰にも救出してもらえずな真人君。でも、その経験が彼を成長させた。ご都合主義的な展開ではあるが、嫌いじゃない。 最後の「楽しかったよ」がとても良い。 ASDであることが、彼を助けたし、障害とされる彼の特徴が強みになった展開は、非常に好感がもてた。 子どもってすごいよね。 で、5人目の「くまさん」はある意味本物だったっていうオチも嫌いじゃないです。絵本みたいで。 大人の現実世界の汚くて切ない部分も、真人くんの目に映る世界はまだ絵本の世界みたいに優しくて楽しくて、その対比が最後に表れていて、なんか感動した。 子どもの強さを感じた。 幼少期にそういうキラキラな体験に、どれだけ出会うことができたかで、大人のちょっとキツイ世界でも、生き抜いていけるんじゃないかな?って思った。 丁寧に練られたプロットが、とてもよかった。 SNSの誹謗中傷する輩を突き止める展開も面白かったし、スッキリした。
2投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ自閉症の5歳男児が、母親が目を話した好きに森で行方不明に。消防団やボランティアも動員し探したが、なかなか見つからず、1週間後にようやく見つかったとき、男児は元気な状態で、くまさんに助けてもらったと証言した。同じ頃、数人の男女がそれぞれの理由で森を彷徨っていた。その1週間、彼らに一体何があったのか。 一人ひとりの物語をしっかり描き、少しづつ真相に近づいていくところは、さすが多くの賞を受賞している著者の筆力で、引き込まれます。最後はファンタジー?みたいになるけど、嫌じゃない、爽やかな結末でした。
14投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ森で迷子になったASDの5歳児の真人。森で出会った4人の男女。あらすじを読んだ時は、シリアスでちょっと不思議なお話?と思っていたのだけれど、ものすごく現実的で軽いタッチのお話でした。(いい意味で。映像化にピッタリだと思う) でも!でも!ラストは泣いてしまったー(T-T) 迷子になって発見されるまで1週間。誰もが生きて帰ってくるとは思っていなかったのに、どうも誰かに食べ物や防寒具を与えられていたようだ。だけど、ASDの真人にはそれを説明できない。その真相を探っていこうというお話です。 真人の母親・岬の育児における苦労や、真人を迷子にさせたことに対するSNSでの批判。これは本当にしんどいことです。上辺だけしか見ないで匿名で文句を垂れ流してくる輩に、これを読んで学べ!と思ってしまいました。現実はもっと厳しいとは思うけれど、少しでも頭の片隅に引っかかってくれたらな、と。 そして、森の中で出会った5人めの存在!(いや、6人?)なんだかもう、その辺から変な声を出しながら涙を拭きつつ読み進めましたよ( ; ; ) 岬のこれからの育児、応援したいです!
119投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ昨今はネット中傷を扱う小説が多い。いかに匿名の心ない言葉が人を深く傷つけるか、知らない人はいないはずなのに現実に汚い投稿は後をたたない。これは荻原さんらしいコミカルな話の運びだが、辛い場面も多かった。森の中で起こったことと、それを調べる過程が交錯する構成がおもしろい。森に現れたそれぞれにわけありの人々にも感情移入してしまうが、ラストにはびっくり!すてきなお話でした。
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ読み終わるのが寂しくなった。 幼児で、さらにある発達障害があったから現実味が増した!というか… 幼児の行方不明が、こんなふうに困った大人の人生の転機になってたらいいのに、と思ってしまう。 最後の出会いが、本当にあったら嬉しすぎる。
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ神森で5歳のASD児真人が行方不明になった。 無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみ。 行方不明になった一週間。神森で何が起きていたのか。 序盤はちょっと怖い話かな?と思っていたがサクサクと読めた。読了後にあったかい気持ちになれる本だった。 最後に一緒にいたのが...もうビックリ! 凄く面白かった。
2投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログ最初の方はよく訳が分からず、めんどくさそうな話と思ったけど、途中から面白くなって、最後の最後にはやられたわ。いや、こんな構成あるんだ。これ、絶対ドラマ化して欲しいな・・・
0投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予備情報なく読み始めて、しばらく読み進んでも、一体どういう話なのか、さっぱりわからなかった。 簡単に要約してしまうと、ASD児の5歳の少年、真人(まひと)が神森という小樹海で行方不明になった一週間、何があったのかを探していく物語だ。 真人は7日間の間に、複雑な事情を抱える多くの人に出会い、助けられ、経験を積んでいく。 行方不明の子どもが戻ってきたところから物語が始まり、7日間に何があったのかを探っていく中で、人と人とが絡み合っていく。一見すると、サスペンス的に開幕するが、ネットの無責任な事実無根の誹謗中傷問題などを絡めつつ、他にはないような、不思議な別のストーリーが展開していく。登場人物は、それぞれに事情はあるものの、いくぶん単純で考えが浅い。そのため、その場しのぎで、自分勝手な解釈をしたり、すぐ気が変わったりする。 真人が、純粋で、可愛い。誰を相手にしても、まさに、邪気がない。 托卵されて生まれたヒナを、別の種の親鳥が育ててしまうように、みんな、ただ小さな真人を助けたかったんだろう。きっと、くまさんも。 一人の子どもを、多くの袖すり合った大人たちが、それぞれに助けるというのは、良い言い方をすれば、子どもを社会で育てる、ということの象徴にも思える。 面白かった。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ森に迷い込んだASDの4歳児、死体遺棄のギャル、ソロキャンユーチューバー、自殺未遂の中学教師、組の金を盗んだヤクザ。 この座組で面白くないわけない。漫画を読むみたいに楽しく読めた。漫画化したらぜひ読みたい。
1投稿日: 2025.03.04
powered by ブクログASDを患っている5歳の真人は森で行方不明になり一週間後に発見された。森の中で4人の男女に出会った真人の一週間の大冒険。家族のもとに戻った真人から発せられる言動などで誰か大人が傍にいてくれたことを確信した叔父がその足跡を探る。そして最後の最後に5人目の存在が明かされる。面白かった。そして温かった。真人が一生懸命話し出した時は泣けた。
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男の子が関わった登場人物がみんないたって普通の人たちで、なのにそれぞれちょっとずつずれてて酷い人たちっていう、怒っていいのかほっこりしていいのか感情が迷子になった。 最初からクマさんクマさんって、本当に熊がお世話してたんじゃ?とかファンタジーなこと考えながら読んでたら最後まさかの結末だし。 テンポよく読めて最後まで飽きさせない、真人くんのコップから水があふれたきっかけ、理由に本当によかったね〜って、その場に立ち会っているかのような気持ちになった。面白かった。
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログ最初から引き込まれてしまった。面白かった!偶然が重なりすぎて奇跡の子だな、真人くん。最後までほっこりしました。
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログ怖い話かと思って読み始めたが、たのしかったよ。 出てくるやつはだいたい酷いが、飽きない展開で読後感も良い。
0投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ読みやすくて面白かった。 いろいろな人と出会ってたくさんのことを吸収しながら、森の中を大冒険するお話。
0投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ久しぶりの荻原小説で、この温もりとユーモアとスカッと感が懐かしい。陰キャラもそれなりに救われる。ま、谷島哲は救われんかったけど、カネがカイラと莉里花の元に届いたからね。心亜の両親はクズにて、特に父親は岬にボコられてスカッとした。リリーベルの田村武志も残念野郎で、まして妻の百合こそいけ好かんわ。一番気に入ったのは拓馬かな。胡乱なYouTuberだし、真人を置いてくなんてとんでもないけど、きちんと詫びて責任とった。真人よ、この先長い人生「お尻しー拭こう」はいつやってくるか分からんぞ。偶然は救いばかりじゃない。
0投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後感がとても良い作品で、すっきりした気持ちになれた。 登場人物1人1人のキャラが立っていて、みんな後ろ暗い事情を抱えているけれどどこか憎めない人たちばかり。 1番真人に手厚く接してくれた谷島のくだりは切なくて少し泣けた。娘の心臓移植がうまくいきますように。 真人は終始かわいかったし、森で4人(+1頭)と出会った事によってものすごい成長を遂げてて立派。読んで良かった。
0投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ“神森”で行方不明になった真人が出会う4人の大人たち、そしてさらに、まさかのお助けが! 偶然が積み重なって思わぬ方向へ向かう物語、とても面白かった 匿名での誹謗中傷、学級崩壊、家庭内暴力など問題が様々起こる中、岬さんの真っ直ぐさが格好いい(物理的に強いところも素敵) 心臓移植がうまくいっているといいな
0投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログこれ、あり??ストーリーは面白かったけど、引っかかる部分も多くあってスムーズな読書とは言い難かった。5歳の男の子が樹海の森で行方不明に。一週間後に無事発見されたが、意外と元気な模様。男の子はASDであるために何があったかあまり上手く伝えられない。男の子の足取りを追ってみると様々な関係者が浮かび上がってくる。途中までは怒りは覚えたもののかろうじて納得はいったが、最後の関係者がちょっと酷い。何もこんなファンタジー仕立てにしなくても。でも全ての不満は男の子の可愛さで帳消しにしてやるぜ。
4投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ荻原さんは久しぶりに読んだ。こんな作風だっけと戸惑う。 神森という樹海で母親とはぐれたASD児の真人は1週間後に発見されるが、食事も取っているようで元気だった。言葉がハッキリ言えず、「クマに助けられた」というだけ。言動も大きく変わっていた。 これと並行して、恋人を殺した女性、樹海を映すyutuberの男性、ヤクザの金を盗んで追われる男性、生徒に虐められて自殺を企てる女性教師の4人の物語が進行する。 どれが「クマさん」かと読み進めると、次々と接点が。これを調べて行くのが真人の叔父さんの冬也。何故、真人は直ぐに発見されなかったのか。4人だと1週間に足りないが、、? 母親に寄せられるSNSでの誹謗中傷を解析しての犯人追及などもあり、今時の話題満載。 最後に判明した驚愕の事実。「クマさん」の真相に辿り着いた時にはメルヘンも感じられた。推理小説のような展開に、あっという間に読んでしまった。
69投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ途中で眠くなっちゃった そんなに上手くいかない(꜆꜄꜆・ヮ・)꜆꜄꜆ コトコトコトコトコトコトコトコト
0投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で予約したものの、すみません、なぜ予約したのか忘れてました。初めての作家さんだったし。ですが読み始めたら一気読みしてしまいました。 ASDがある真人が森で行方不明になるが衰弱することなく発見される。でもなぜ…?と言うところから始まるストーリー。 もちろん物語だから偶然が重なり合うのですがそこがしっくりくる。 森は全てを知っているのだと。怖いのは森じゃなくて人間ですね。本当。 他の作品も読んでみたくなりました。 また楽しみが増えました。
0投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ割と分厚く、文字も小さめの長編でしたが読み始めると物語に引き込まれ、ほんの数日で読み終えました。 ASDの5才児・真人が小樹海と呼ばれる神森で迷子になるも1週間後に無事保護される。 真人には食べ物に飢えていた様子がないが、行方不明だった1週間の出来事を本人から聞き出すことはできない。 母親・岬と岬の義弟・冬也は真人が発見された時に身に付けていた大人物のマフラーや行方不明中に覚えてきた言葉や歌などから真人に接触した人物を特定していくーというあらすじ。 ストーリーは、岬と冬也の視点と森の中で真人と関わった人物の視点で交互に進みます。 恋人を殺害し、その遺体を遺棄しに来た美那、原始式ソロキャンプ(実際は文明の力に頼っている)の様子を投稿するYouTuber拓馬、病気の娘のため組への上納金を奪い逃走しているヤクザの谷島、職場で同僚と生徒から苛めに遭い自殺しようとする中学教師の理実。 それぞれのキャラクターが活きた展開でエンターテイメント性たっぷりでした。全てが明らかになったとき、さすがにそれはと思いましたがリアリティだけを求めては野暮なのかもしれません。真人くんの魅力を持ってすればあり得そう、そうであってほしいと思わせるものがありました。 荻原作品、久しぶりでしたが読書時間を純粋に楽しめました。誉田さんと文体が似ているなというのが私の中での新たな気付き。
21投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ少しずつ謎が明らかになりながら、最後の最後まで謎を残し、連載小説だったらしいが、さすがプロのエンタメはお見事。 5歳の男の子が、母親と訪れた樹海のような深い森で消えた。秋も深まる季節で、日に日に無事発見の可能性が小さくなるも、一週間後に元気なようすで保護される。衰弱したようすは無く、むしろ体重が増えた姿で。こどもは、ASD(自閉症スペクトラム障害)で、森での出来事を聞き出すことが難しいが、以前よりも成長し、症状が改善されたところも。 多くの出来事が同時に進んでいたことが、読者には明らかになるが、そんなに都合よく、と思いながらも、エンタメ小説なので、話の行方を楽しんだ方がいいみたい。 ASDの他に、匿名でネット上で母親を誹謗中傷する人たち。現実社会も、小説の中でも、本当にたちが悪い。
10投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログ一気読み。ありえないシチュエーションのバタバタ感はあるけど、ほっこり読了。 どのキャラクターも多角的な面をきたんなく発揮して、人間味が濃くておもしろかった。 どんなに泣いても喚いても助けに来てくれない冷たく厳しい自然のなかで、5歳の大冒険を支えたのも、雄大な森。 先入観や疑心暗鬼、マウントや名声とか見栄、人間のちっぽけさを、森は笑ってるのかな。
1投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ASDの5歳の少年が一人樹海で迷子になる。この帯だけで読みたくなった本だけど、タイトルがよくわからない。不明の7日間を過ごした少年が無事保護されるもどうやって過ごしてきたのか?なにより遭難前と帰還後では明らかにASDの症状が改善され、好き嫌いをなくし、そして謎の発言をするようになる。「なくようぐいすえいあんきょー」、「あるひ、もりのなか~」と歌まで歌い出し、誰かといたの?と問うと「くまさん」と答える少年。 その遭難時、別々の出来事が時間を並行しながら進んでいた、といった構成で一つ一つのパズルを解き明かしていくたびに森の中での奇跡があり、読む手が止まらないほど集中してしまった。”くま”というキーワードがいくつも散りばめられておりついついにやけてしまう。終盤に差し掛かるとネットにあふれる誹謗中傷についても犯人を追い詰めていく爽快感ありページのボリュームに合った内容だ。少年がずーっと行っていた石並べの謎が解けたときの感嘆は、久しぶりに来たって感じだった。そして、何より衝撃の結末はもう読んで感じてください!ってやつ。 物語はそれぞれ登場人物の一人称視点で描かれているのも面白さの一つ、それが最後の一人称ときたら! ☆5にはなんだろう、ちょっと足りない。そんな感じでごめんなさい。タイトルの「笑う森」は終盤ようやく意味が解説され、ああ、やっぱりそうかって感じだったけどちょっと内容とは違うんじゃないかな?ってひっかかりが減点だったのかなぁー
3投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ面白かったです。 読みやすかったし、ほぼ一気読みしました。 最初、森の中だしホラーな展開かと思いきや 行方不明になった5歳の真人くんを 様々な理由から神森に来た人たちが、 なんだかんだと助けてあげた話で、 結果的にほっこり系かな。 真人が森で会った大人たちは、 真人を助けてくれるし きちんと謝らなくては、 と思う大人ばかりで読んでて好印象でした。
6投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログすごくよかった。点と点がつながって真相が浮かびあがるタイプの本が好物なので、おもしろかったです。無垢な存在の子供の持つ周囲を変えていくパワーにひきこまれ、あたたかい気持ちになれる本でした。
1投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログホラーかなと思ったら可愛くて面白かった。 ASD児やヤクザや婚活やイジメとか売れないユーチュバーとか、色んな悩みを抱えている人達も大自然の前では喜劇だなと。 真人くんがめっちゃ可愛いし、谷島さんも生きててほしかった。きっとカイラさんの言うように空気が抜けたらひょっこり帰ってくると信じてる。 ただ自分が、シングルマザーになったらこんな風にはまずならない。 冬也君みたいに支えてくれる人もいないし。 実際の5歳児はもっと生意気だし。。
1投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ本を選ぶ時、書評はチラ見。あとは読むまでなるべく情報をシャットアウトする派。 タイトルと書影で勝手にホラーだと予想してたw読み始めてすぐに「あ、これはぜんぜん違う!」なんだろう?何がどうなってる?? 一つ一つのかけらを拾って並べていくように進むストーリー。最後はぴったりはまる心地よさ。 いろいろツッコミどころはあるけれど、これがフィクションの楽しさよ、と一気読みの1日でした。楽しかった〜。やっぱり事前情報を減らすのは正解。
1投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
社会での立場や考え方が様々な人達それぞれの視点で読み進められて楽しい。特に、畠山さんという女性の話が面白かった。畠山さんには、少し自己愛が強い面や、軽い知能障がいを持つような特徴が描かれていたが、本人には自覚がなく、そして社会にうまく適応できずに自殺を考えていた。この話で自分は人の性格や行動に対する考え方が改まったように思う
1投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ「笑う森」というタイトルを見た時、 笑う、という言葉がポジティブなものなのにも関わらず、なぜか逆に神秘的な恐ろしいイメージが頭をよぎった。 さて、その内容は。。 自閉症の男の子、5歳の真人が森の中で行方不明に。 1週間後に発見されて以降、これまでの彼にはなかった行動や嗜好が。 いなくなっていた間に何があったのか、 真人の叔父にあたる冬也がその足跡を辿る。 森の中にいっぺんにこんな個性的な面々が集まる? と思うぐらい、いろいろ抱えた人たちが登場。 ある意味これは喜劇でファンタジー? 最初に抱いた怖いイメージは早い段階で消し飛んでしまい、それぞれの登場人物がコミカルでシニカルに描かれつつ、真人の大冒険とも言える、この一週間の出来事に大きく関わっていく。 最後はちょっと泣きました…。 この愛すべき少年になら 奇跡は起きたかもしれない。
42投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ自閉スペクトラム症(ASD)の5歳の男の子、真人(マヒト)が小樹海の有名な木を見に訪れ、母親が一瞬目を離した隙に居なくなってしまう。 1週間後に発見されたが、衰弱している様子もなく元気。それ以来、教えてもいない歌を歌ったり、不思議な言葉を話し出す真人。一体、樹海で1週間何があったのか? 読む前に、タイトルや表紙絵で何だか恐ろしいイメージを持ってしまったが、いろんな登場人物が個性的で、真人の純粋な愛らしさでグイグイ読み進められ、結構なページ数だがイッキ読みできました。 偶然の繋がりでこんなことが起こるなんて。 真人は森の精なのかも。
18投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ一時ニュースになったボランティアおじさんを連想させる感じで、ストーリーは始まる。初めは、バラバラな事が知らないうちに、思いがけないラストに収束していく。満足いく作品です。
2投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ面白かった〜! 点と点が少しずつ繋がっていく感じ。あるいは少しずつ靄が晴れていく感じ。 分厚い本だったけど、場面の切り替えがあるので飽きずに読めるので読書初心者にも読みやすいかもしれない。 映像化しても面白そうだな。
10投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ自閉スペクトラム症(ASD)の5歳の少年真人が、母親が目を離した瞬間、樹海とも言われる神森で姿を消す。 1週間後に姿を現した少年は、しかし、飢えた様子もなく、失踪前には知らなかったフレーズを口にし、食べ物の好き嫌いも改善されていた。 真人の伯父冬也はその1週間の謎を解き明かそうとする。 神森で真人が出会っていたのはいずれも訳ありの男女4人。 それぞれが過去や心に傷を抱えるが、愛くるしい真人に惹かれ真人を守ろうとする。(それぞれの事情で保護まではしない) 4人の親切に触れた真人は4人がくれる食物を口にし、4人に心を開く。 真人のシングルマザー岬は親切に感謝しながらも、保護しなかったことに憤る。 ネットに広がる岬に対する誹謗中傷。 亡夫の弟冬也は4人の一人、ソロキャンプユーチューバーの拓馬と協力して犯人を突き止めるが、犯人もそれぞれ闇を抱えていた。 元プロボクサーの岬は自らを鼓舞し、どんな相手にも敢然と立ち向かう。 それが真人に対する罪滅ぼしになると思うから。 真人はそんな岬の想いを知ってか知らずか、神森での経験を楽しそうに話す。 冬也が探り当てた残る2晩の謎。 冒頭の記事で引用された真人の言葉がそのまま真実だった。 だが真人を本当に守ったのは鵺の木を始めとする合体樹をそこここにいただく、豊かな森そのものだったのだろう。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログかなり前にこの作者の「噂」読みました。「噂」は最後にゾッとさせられましたが、こちらはハートフル。読み終わってじわっと涙させられました。 出会ったくまさん達それぞれが卑しい面がありつつも、結果的には命を紡いだし、真人くんが助かって良かったなぁーっと思いました。 「噂」も読んでみてください。
2投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ分厚い〜!ようやく読み終わった! 5歳の子供が森で1週間遭難。ニュースで見たら死んじゃったかな、と思うところだけど奇跡の生還。 そこにどんな奇跡があったのか。 どのようにして生き抜いたのか。 よくある「奇跡」のキラキラしたストーリーとは違う、1人ひとりの嫌な部分、情けない部分が見えた展開だったけど、それぞれの人たちが少しずつ子供を手助けしたからこそ生きて帰ってきた。 結果としてハッピーエンドでよかったけど、最後の「くまさん」は読んでいても笑ってしまった。
1投稿日: 2025.01.08
powered by ブクログ自分は一体何を読まされているのか。 サスペンスなのか、エンターテインメントなのか、人情話なのか。 色々な要素が詰め込まれ、作者が本当に伝えたかったのはストーリーそのモノではなく、背景として出てくる欺瞞に満ちた現実社会の下らなさ、愚かさと、本来の人間の持つ生命力だったのではなかろうか。 ちょっとテーマとトーンが統一されてなくて混乱。長いお話でした。
20投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログなんかいろいろてんこ盛りだったけど、何が主眼のお話なのかうまく掴めなかった。深刻な話もあまりにも軽い筆致のためにすべてが上滑りしているような感覚になりながら読み進めた。悪いことしていた人もいつの間にか善人になったかのように描かれたり、ひどい現実もまるで現実感のないエピソードにしか見えなかったり、話のオチがまさかの信じがたいほどの拍子抜けだったり。 読んでいる間中、なんとなく「スラムドッグ$ミリオネア」みたいな構造だな、というのが頭から離れなかった。
2投稿日: 2024.12.27
powered by ブクログある日森の中クマさんに出会ったぁ〜 (ちょい怖いかも………………) ラスト10ページぐらいは( ; ; ) やっぱ子供は天使ダァ!!!
11投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログ荻原さんの2年ぶり長編作、『笑う森』とは何なのだろう? 春の季語”山笑う”とだぶり、山歩きが好きな私は物語の展開が気にかかる。”山眠る”(冬の季語)から、春が訪れ草木が息吹き山が一回りぐらい大きく膨らみ、視界に迫り出す感覚は良くわかるのだが・・・。たぶん荻原さん特有のアイロニーから生み出されたタイトルなのだろう。 準備無しに山中で一晩過ごすだけでも考えられないのに、神森で行方不明になった5歳の真人は1週間ぶりに見つかった。しかも真人はASDで「くまさんに出会った」と言っている。真人が森で出会った一人目は死体を遺棄しにやって来た美那、次は「タクマのあくまで原始キャンプ」というユーチューブチャンネルでソロキャンプを配信している戸村拓馬、そして3人目は組の上納金を盗み、逃走中の谷島、最後は神森を死場所と定めた教師の畠山理実だった。4人がそれぞれ抜き差しならぬ事情を抱えているのは承知しながらも、すんなり受け入れられない。特に理実先生のキャラは最後まで首を傾げる人だった。真人の母親であるシングルマザーの岬さんが元プロのボクサーだったという(リング名はタスマニアデビル黒川)設定は、果たして必要だったのだろうか? 荻原さんは読者にサービス精神が旺盛な方とは分かっていても、今回は登場人物も多くコミカル過ぎたのではと思いながら読み進んだ。 真人は樹海での体験を通して著しい成長を遂げる。そして、樹海で真人に出会った4人も影響を受け変わっていく姿を描いてあるのは良かった。私的には(想像できていたが)最後に登場した○○さんとの出会いに救われ、素敵な作品に仕上がった気がする。 読み始めてすぐ、未だ記憶に新しい山梨キャンプ場女児失踪事件を思い出した。(残念ながら3年後に死亡が確認されている)。SNSによって被害者家族への誹謗中傷がなされている。どうしようもない人間界に、森が笑って当然だろう。ひどかったら怒りを買う時だってある。 読後に萩原さんが応えるインタビューを読んだ。人間という生き物はどこか弱いところを持っており、ついつい魔が差して罪を犯してしまうということがある。『人間があれこれごちゃごちゃしているのを、最後まで森は笑っているんじゃないかな?そのような意味を込めました』 そうかとやっと得心がいった。
27投稿日: 2024.12.15
powered by ブクログ母親と小樹海に遊びに行き迷子となったASDの真人 行方不明だった5日間に出会った人々 その人たちはそれぞれが連れていけない理由がありそうたくないの所に連れては行かなかった 話さない真人に対し5日間の間のことを知りたいと探し始める母親と叔父 母親に向けられる誹謗中傷の発信源を辿り知ったこと 様々な思いと真人と出会ったことで変わった人生
0投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログいろんなくまさんに出会い別れ助けられた真人 空白の1週間が一日一日埋まっていくので どんどん引き込まれた ラストはとっても良い終わり方 よかった
6投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログそこそこのページ数。半分位までいつ止めよう、いつ止めようと思いながらも読む。後半は一気に面白くなった。発達障がい、SNSの注意点などが少しわかる
68投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログASDの子を持つ母親の奮闘、葛藤がよく綴られている。 森や自然の描写も目に浮かび、匂いも想像できた。 SNSの誹謗中傷から犯人を見つけるところは、個人情報があらゆるところに潜んでいる怖さを改めて考えさせられる。
7投稿日: 2024.12.02
powered by ブクログ「クマさん」のおかげで、森で生き抜くことができた少年の話。 最後のクマさんだけは、特に納得がいかない。
0投稿日: 2024.11.29
powered by ブクログ森の中で行方不明になった5歳の真人君。1週間後に無事見つかるのだが、その間どうやって森の中で過ごしていたのか? 真人君が偶然にも森の中で出会った人々や真人君の母に誹謗中傷を浴びせ続けた人々は、それぞれに闇の部分を抱えていて自分への言い訳やずるさがあって、暗い展開になりそうなところがたくさんあった。 なのに、案外軽妙さがあって、その謎を追っていくミステリー要素とあいまってどんどん読み進められた。 真人君が純粋な存在でずっとあり続けたからかな。 真人君、大冒険だったね。 出会った人々が、少し前を向けるようになっていくのが希望があってよかった。
11投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ451ページあるのだが、今日中に図書館に返さなければならない…その中で読んだ。あっという間に読めた。森の中に迷い込んだ発達障害のある5歳児が5日間どうやって過ごしていたのか…小説らしいあまりにも鮮やかすぎる展開だが、人の温かさや子供を思う気持ちを感じられ、読後感がよい。
7投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ発達障害(ASD)の5歳児・真人が小樹海と呼ばれる森の中で行方不明になった。1週間後無事保護されるが、「クマさんが助けてくれた」というのみで詳細がわからない。クマさんは誰?その後の真人の不思議な言動の意味は?真人の叔父・冬也の調査で明らかになる森の中での一週間の出来事とは。 真人が出会った四人の大人たちが抱えたそれぞれの事情。ソロキャンプを配信するユーチューバー、死体を遺棄する女、金を奪って逃げるヤクザ、自殺を試みる中学教師、誰もが真剣なんだけどどこかユーモラスな書き振りが物語全体を軽妙に仕立てる。 それぞれの事情の描写がやや冗長なところはあるものの、一週間の最後の2日間のエピソードにやられた。最後の最後でぐっときました。 単なるエンタメとしてだけじゃなく、障害を持つ子供への思いが込められた愛ある物語で読後がとてもいい。 谷島には妻子に会わせてあげたかったな〜。
2投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ発達障害(ASD)の5歳児・真人(マヒト)が、神森という樹海で迷子になったところから物語は始まる。そして、さまざまな目的で樹海にやって来る人びとのそれぞれの事情と樹海での行動が交互に描かれ、真人と出会った経緯や過ごした時間が描かれる。一週間後に真人は無事見つけだされ母・岬のもとに帰ることができたが、岬と亡き夫の弟の冬也は、その一週間に何があったのかを知ろうと調べ始める。戻ってきた真人の言葉は、彼の特性もあって意味がよくわからない。それとは別に、岬や冬也に対してネット上で誹謗中傷を繰り返すアカウントを特定し、謝罪を求める作業も進めていた。根気よくひとつずつ解きほぐした結果見えてきた事実によって、真人の一週間の行動がほぼわかり、それとともに彼の言葉の意味も判明する。そこにひとつも矛盾はなかったのだ。 一時も目が離せない物語で、その時々で読者の興味はどんどん広がり、どんどん先を知りたくなる。著者の巧みさにどっぷり浸かった幸せな読書時間だった。
2投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「小樹海」と言われる場所で、5歳のASD児・真人が行方不明になった。1週間後無事に保護されるが「クマさんが助けてくれた」と語るのみで全容を把握できない。夫亡き後シングルマザーとして真人と暮らす岬がSNSで執拗なバッシングに遭うのを見かねた義弟・冬也が調査すると、4人の男女と一緒にいたことがわかる。 真人が無事だったからいい感じで終わっているが、4人ともそれでいいのかという気もする。 SNSで誹謗中傷する人は、現実に満たされていない人だろうが、匿名の陰に隠れていられるわけではない。
11投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ『11月13日午後4時ごろ、神森のトレッキングコースに来ていた男児(5)の行方が分からないと母親から11 0番通報があった。警察と消防合わせて約40人が捜索をしているが見つかっていない。男児は身長105センチくらいで黄色いダウンジャケットを身につけていた。神森付近の昨日の最低気温は摂氏2度で、男児の安否が気づかわれている。』 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 軽い知的障害を持つ真人(まひと)は、母親が少し目を離した隙に『小樹海』と呼ばれる森で行方不明となる。 行方が分からなくなってから一週間後、町の消防団員によって無事に保護された真人。水も食料も取れていたようで、衰弱した様子もなく、発見時には本人の物ではないマフラーをしていた。 真人は誰に食料を与えてもらっていたのか、誰が真人にマフラーを渡したのか…。 真人の口から出てきたのは「くま」という言葉 真人の母親でシングルマザーの岬と 義理の弟の冬也は、行方不明になってから見せるようになった真人の行動や数少ない言葉を手がかりに 空白の一週間の出来事を調べ始める。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 真人が森で出会った4人の男女 それぞれが何かしらの悩みを持ち、真人と関わることで少しづつ心境が変化していく。 この4人の自分勝手な言動や行動にめちゃ腹はたつけれど!!あとシングルマザーの岬を「自作自演の鬼母」とネットで叩くやつらにもめちゃくちゃ腹たつけれど!! コミカルでリズミカルな文章でさくさく読み進められた 真人、とんでもない冒険の日々だったね ほんとに無事に帰ってこれてよかったね( ノД`) そして、岬もまさかの元プロ○○○○でカッコいい!! もっとやつらをボコボコにしてもよかったのに! 悪質なネットの書き込み犯を張り込みする冬也が 喫煙所で吸えない煙草の代わりにポッキーかじってるのも可愛い笑 しかし、ネットで誹謗中傷してたのがアイツだったとは( ・᷅-・᷄ ) でもやっぱり何がいいって イケメン兄弟から好かれる設定って羨ましすぎてもう!ってとこです。
53投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログ笑う森 荻原浩さん 読み終わった時、 読んで良かったーと思える作品。 心が暖かくなりました。 おもしろかった。
3投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自閉症スペクトラムの5才児が森で遭難し、その1週間を補完してゆく物語。関わる人物がみな少し滑稽でもの悲しいダメ人間で、変な意味で魅力的。話の展開もテンポ良く飽きさせない。「話したら恐ろしいことになる」と言われたから真人は黙っていただけというのがぐっとくる。最後の2日はおぉ…と思わなくもないが、大冒険の最後としてはこのぐらいでないとなのかな
2投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ懸命に子育てしてるシングルマザーに、辛辣、無責任な言葉を投げつける第三者達 行方不明になった息子は無事戻って来たが、一体樹海でどう過ごしたのか? 訳ありの4人の大人に関わる事で、 また障害を抱えた不思議な子供と関わる事で それぞれの人生に変化が起きる 散りばめられた現代の問題にも考えさせられるし、出会いって大事だと思った
4投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログ初めての作家さん。 森で少年が行方不明になり、一週間後に見つかる。 かなり面白そうと期待値大で読み始めました。 小樹海のような森ということで、今まで、廃墟や樹海を舞台にした小説と重なりました。ユーチューバー、自殺志願者…既視感があり、長く感じました。 もっと面白くなりそうなのに、正直言うとつまらなかった。台詞や言葉選びも、本当にプロの作家さんなのか?と首を捻ってしまいました。 5歳の行方知らずになった真人が、森で数々の体験をして成長したのは感動して心が温かくなりました。
36投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログ図書館本。神森で5歳のASDの真人が行方不明になり、1週間後に無事保護される。くまさんが助けてくれたと証言する。森の中で何があったのか? 森の中での出会いを解き明かすべく調査に乗り出すと、次々と人との出会いが明かされていく。 1週間の間にどんな出会いがあったのか、ラストの真人と真実にはビックリ。
1投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ帯だけ読んだらミステリーかと思っていたけれど… 読み進めていくうちに笑いの要素もでてきて 最後の最後にそれはないなぁとは多少思ったけれど 良い終わり方でよかった
0投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログ伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズのように、複数の人間とのコメディのような偶然の出会いが重なり、馳星周さんの少年と犬のように、会う人それぞれの人生にかけがえのない大きな影響を与えながら物語は進んでいく。
1投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ荻原さん、読んだ作品は多くないですが新作が出たとのことで手に取りました 5歳の幼児、真人が神森で行方不明になる。 懸命な捜索にも関わらずなかなか発見されず、一週間が過ぎ誰もが諦めかけていた頃、無事発見される。 ASD児でもある真人は「くまさんに助けてもらった」と言います。一体この一週間に何があったのか、という物語。 森の描写は不気味で、物語自体が暗い印象になりがちですが、真人の行動が可愛らしく上手く中和されている気がします。 最初は転々と場面が変わる為、どんな物語なのか全体が掴めなかったのですが、読んでるうちに真人に一体何があったのか!?といつのまにかのめりこんでました。 発見後の真人に謎の行動が増えていたり、苦手なものを克服できたりしていて、その謎の行動の辻褄が少しずつ合っていくのが面白かったです(´∀`) 森で過ごした真人くんの気持ちや、探していた親の気持ちを思うと胸が締め付けられますが、子供に対する辛い描写はほとんどないのでご安心を。
104投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログ早く読み進めたくて手が止まらなかった。 クマさんがクマさんだった。 それにしても人は勝手な生き物。けれど優しい。
0投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ神森で行方不明になったASD 5歳児と迷い込んだ4人の男女。1週間後に保護され「クマさんが助けてくれた」としか言わない。 クマの意味は? ちょっと長いが面白い。
1投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ始めに行方不明の子が助かっているのは分かっているんだけど、途中ハラハラした。 身勝手な大人が何人も出てくるが、子供の生命力は凄いなぁと思う。 何度も「クマさん」が絡んでくるが、最後に納得する。 途中のあの人も最後に出てきて欲しかった。スピンオフあるといいな。
2投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ森で一週間遭難した子供に何があったのか探っていく。イメージでホラーやサスペンスと思っていたが、良い意味で裏切られた。最後の子供の言葉に「よかったね。」と声をかけてあげたくなった。
5投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ星四つでも良いかなー.でも人にはおすすめしない気がするから星3つ。 岬さんの立場だったら、そんな事は言えないけど、真人くんの一週間の大冒険は楽しかっただろうな。 大人はみんなそれぞれの事情で置き去りにしてるから、許されないだけど、それでもみんな(畠山先生以外)幸せになって欲しいと思った。 鹿児島の方言でも祖母をアンマーって言うのに驚き。 オレオを牛乳につけると、食感がサクサクになって美味しかった(畠山先生、デブになっちゃう知識をありがとう)
2投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログ最初の方は、視点が唐突に変わるのに馴染めず話にも引き込まてなくて、読むのに時間がかかった。中盤からは、せっかく面白い展開になってきたと思ったのに、最後のファンタジー要素が個人的にはちょっとな〜。 「お尻しー拭こう、ない?」真人くんの健気さが可愛くて、遭難体験を通しての成長した姿にほっこりした。
3投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログ●なぜ気になったか 岩手生まれなので『愛しの座敷わらし』を読み荻原さんを知ったが、その後は1冊読んだだけ。今回、図書館の新刊紹介で知り、2024年第19回中央公論文芸賞受賞作品だし、ストーリーも面白そうだし、アマゾンでも高評価なので読みたい ●読了感想 うーん、ちょっとここは合わないなぁ、という部分もあったけれど、途中で断念したくなることもなく読み続けることができた。脳内にイメージを作りやすい表現は、内容が若干好みでない点があっても楽しめる。なんらかの受賞作ならばまた読みたい #笑う森 #荻原浩 24/5/30出版 https://amzn.to/4eQM0Co
9投稿日: 2024.10.09
powered by ブクログ樹海で失踪したハンディがある男の子、真人が、こんな奇跡的な出会いのバトンで、1週間後に無事に生還するなんて、素敵なお話だと思った。そして、助けた方も、気がつくとそれぞれに抱えていた事情が落ち着くという、事態が好転する連鎖に心が和んだ。 現実はそう甘くはないけれど、世の中捨てたもんじゃないという気持ちになった。
24投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
行方不明だったASDの5歳児の7日間の行方を追う話でした。 いろいろなくまさんに出会ったり、最後にはまさかの本物の熊さんに出会っていたというびっくり仰天でした。 無事に見つかって良かったっていうことと、人との関わり・優しさって大事だなと思いました。 最後はほっこりします。 真人はほんとにいい子だな~という印象を持ちました。子どもって、ほんと純粋ですね。
7投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後がファンタジーになってしまったのは、私的には残念。クマさんは置いとくとしても。。。スダジイはよいとしても、マテバシイだってアク抜きしないと食べるのは厳しいのでは。ナラの実は、ポリフェノール(渋、アク)がさらに多くて、ネズミだって、いきなりそれだけ与えると体重が減る(たまに死ぬ)って研究者の方に聞いたことがある。耐性のない小さい子が食べたら、お腹壊すと思う。脱水症状で命の危険があるかも。それだけで飢えをしのぐっていうのは、現実的でない。森で生きるのは、そんなに簡単じゃないのでは。 さらに細かいこと言わせていただけば、マテバシイの実は、殻が硬くて歯で割るのは難しいと思うけど、その分産卵管が刺さらないから,虫が入っていることは滅多にない。 なまじ樹種が詳しく書かれているので、引っかかる。まとめて「ドングリ」くらいなら許容範囲かもしれないけど。
0投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ何故か読むのに時間がかかった。面白くない訳じゃないのに。森で子どもがいなくなって、1週間後に見つかった。1週間その子が森でどう過ごしていたかを追っていく物語であり、誹謗中傷を受けた子の母親が謝罪を求める話でもある。 でもなぜだか読み終わってもああ、そうだったんだ…見つかって良かったという感想しか出てこない。 そもそも森で犯罪を犯している者や死のうとしている者、追われている者が見ず知らずの子どもを助けるか…助けるだろうな、可愛くて幼気な子どもだもの。まだ会話もまともにできないから、自分が見捨てたら死んでしまうと思うだろうし。 意外な者が5人目の救世主だったというところは置いておいて、さほど興味がそそられない上にやたら長い小説で飽きてしまった。 「失って初めて、大切な存在だと気づく」という使い古されたテーマも何だか好きではなかった。 ただ、誹謗中傷をSNSに書き込んだ者をどう辿っていくかは面白かった。些細な風景から住んでいる大体の場所が特定される様は見ていて痛快。悪口雑言をたたくネット上の奴らは皆捕まってしまえば良いのにね。
2投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ面白いです。時間も忘れて一気読みでした。 タイトルからの印象で初めはホラーサスペンスかと思っていたけど、実際はミステリー要素はありつつの温かいお話でした。ASDの5歳児が主人公なのがストーリー的にかなり効いていて、また個人的にASDの家族がいることもありグッと引き込まれました。 晩秋の樹海の描写が詳細で、まるで映画を観ているように脳内で映像が広がり、自分まで深夜の森に迷い込んだような気になりました。 ぜひ秋の夜長に静かに読んでほしい一作です。
3投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ5歳の子どもが森で行方不明になった。 どんな恐ろしい話になる事かと思ったが、嫌、恐ろしい事件、怖い事も起きているのだけど、どの事件も違う展開に進んでいって、途中からは手が止まらなくなった。 こうゆうの嫌いじゃないです。 最後の真人のひと言がいい!
19投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ最初の混乱した進み方は、真人君の中で起こっていることを、体験してもらおうという作者の企みかなと感じた。いろいろなことが、他の人にはよくわからない感じで、同時に起こる。 少しずつ解きほぐすことができたら、とても良い話の詰め合わせになっていた。
1投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ⭐︎4.0 ・図書館にて ・タイトル、表紙から勝手に怖い作品なのかなと思い込んでいたけど、むしろほっこり系のストーリーだった。 ・5歳のASD児である真人が「神森」という森で迷子になるところから始まり、自殺しようとする女性、キャンプユーチューバー、彼氏の死体を埋めようとする女性、ヤクザから逃げる男性、色んな人の「神森」での様子が描かれる。やってることは置いといて(笑)、憎めない魅力的なキャラクターばかりで読んでいて楽しかった。 ・可愛い真人と愉快な仲間たち、そして神森の神秘的なロケーションが肌で感じられるような作品。真人が無事に生還するまでの5日間の真相が分かった時、心地の良い気持ちになれる。5日目に助けてくれたのはまさかの…という可愛らしいオチもあったりする。かなりのボリューム感ある一冊だったけど、あっという間に楽しく読めてしまった〜。
0投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり荻原さんの小説は面白い! ASDという問題を抱えた子・真人の一週間の大冒険とどんな奇跡なのか、同じ日、同じ時間帯に彼と関わった人々の人間模様がとても面白かった。 真人が発見されてからは、あの一週間をどのように過ごしていたのかと謎を解き明かすところがさらに面白くて、最後の最後はまさかの読者も知らなかった、“森のくまさん”と本当に関わっていて、しかくまさん側のストーリーもあるとは! その話はちょっと切なくってかなりしんみりした… メインは行方不明の子供の足取りの謎を追うところだと思うけれど、現代の問題であるSNSでの誹謗中傷なども上手く絡ませていて考えさせられるところもたくさんあった。 畠山先生のような思い込みの激しい人の描写は、読んでてリアルだなぁとかなり感じた。 なんやかんやで刈山さんとは分かり合えていきそうな感じ。笑 あのヤクザの谷島さん、好きだったなぁ、、 実は生きてました、ってことにはならなかったか…涙
5投稿日: 2024.09.30
powered by ブクログ行方不明だったASD児の空白の時間を叔父が明らかにしようとする推理小説。なんだけども、発達問題、個々の価値観、バイオレンス、ファンタジーなど様々な要素が盛り込まれていました。子どもは5歳ということでしたが、年中さんで5歳になった児です。発達絡みの物語では同じ5歳でも年長さんか年中さんかは大事。特性は濃いけど、人への親和性もあるので今後の成長が期待できるお子さんです。で、この子との接触した事情ありの大人たちがどう影響されていくかがみどころの一つ。
0投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログASD児について詳しいなという印象。真人君の5歳というのは年中さんで5歳になっているという年齢。年長さんじゃないよ。子どもの一年は大きいのでここ注意。とはいえ軽度ならもう少し疎通良いのでは?と思いながら読んだけど、なるほどねという感じでした。特性や受診について話していたりすれども主治医は出てこないところがASDがメインではなくあくまで人間模様がメインなんだなって思わせる。 世の中こんなにも人に話せない事情のある人がいるのだなとか、人は見えないところで関わり合ってるもんだなとか、色々思いながら一気に読んだ。 発達障害、誹謗中傷、バイオレンス、ミステリー、ファンタジー、盛りだくさんです。本筋とは関係ないのだけど保育士である叔父の、保育士としての話も読みたい。対応良さそうだったので。それから途中で休憩入れながら読みましょう。一気に読んで腰と首に来ました(笑)
0投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログ一人目の時点でこれは面白くないお話かもしれないと感じてしまったが、次々に訳ありな人が登場し、不思議にしっかり絡んでとても楽しかった。 舞台や設定が見事。 最後も良かった。
19投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024/06/09リクエスト 75 発達障害の5歳の真人(マヒト)が森で行方不明になる。1週間後に無事保護されたが別人のようになった、と母親は感じる。マヒトが他人と関わって成長していく森での1週間。 彼の母、岬はシングルマザーだがSNSのバッシングにあい、それに立ち向かう姿。 なかなか物語に入り込めず、最後までそれが続いてしまった。 私の集中力がたらないのだろう…ごめんなさい
0投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ森で行方不明となった五歳児がどうやって生き延びたのか。色々なわけあって森に入り込んだ人たちとの関わりが良かった。
1投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ文句なし星5つ 久々に読んだ作家さんだが、やはり面白く愛がある 長く、登場人物が色々と出てくるがそれぞれに物語があり、最後の「森のくまさん」がほんと可愛い! 次は?次は?と気になり分厚いがあっという間に読み終わった。色々あってもほっこりできるのがこの作家さんのいいところ!社会風刺も含まれる考える必要のある事だらけ。それでも人の愛が嬉しい。 神森で母と逸れ迷い込んでしまった真人マヒト5歳。 1週間の行方不明で出会った人々?と何をして過ごして誰に会っていたのか、解明していく叔父の冬也、の物語。 マヒトは無事に発見されたものの、ASDへの理解のなさ、SNSの誹謗中傷、学校教育の中での無秩序… 母の岬はシングルマザー、夫の弟冬也、途中から仲間になるユーチューバーの拓馬、たっくま笑 ある〜日森の中♬ 歌う、マフラーをくれた美那 理実は、あっくまのおばさん笑 タクマのあくまで原始キャンプで火おこし 谷島はたにくま…笑 暗く不気味な森の中の話なのに怖さよりも笑いがあり、人の愛があり… 面白かった! 折しも紅葉の季節。 そうだ、冥土行こう。 p. 93 猫みたいに猫撫で声を出す。猫を撫でる時の人の声だと思ってるヒトが多いけれど、「猫が人に撫でられた時に発する声」なのだ。ここ、テストにでますよ。 p.304 ケンムン、木の上に棲んでるの。私の島では大きなガジュマルを棲家にして、魚の目玉が好きで、漁師の目を盗んで、とれたての魚の目玉をくり抜いて食べちゃったり、森のなかで迷った人を道案内するふりをして、もっと奥に連れ込んじゃったり。 p.337 ずっと聞いていると、甲高い笑い声に聞こえてくる。なんだか森に笑われているみたいに。人間のちっぽけさに対する嘲笑だ。 p.438
5投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ思わずウルッときた。 5歳の子供が母親とはぐれて過ごした森で過ごした7日間のことを小説にしたもの。 登場人物がいきなり出てきて最初は面食らったが、それも一つのテクニック。この子が発達障害であるということも相まって、7日間の足取りがなかなかつかめない。SNSによる誹謗中傷の現代の話題も織り交ぜながら、真相が明らかになっていく。 いい話である。しばらく余韻に浸りたい。
2投稿日: 2024.09.12
powered by ブクログ人の数だけ人生があり、それが何処かで交錯することから起こる偶然は、確かにありますね。人は、それを「運命」とか「奇跡」と勝手に呼びますが、本作は、余りにも稀な偶然が重なった故に起こった、人間ドラマと言えるでしょう。 自閉症スペクトラム障害の5歳男児が、深い森の中で行方不明になるものの、1週間が過ぎ、絶望的な雰囲気の中、奇跡的に発見されます。 生還した男児は状況説明もできませんが、痩せてもおらず、誰かと接していた形跡がありました。この1週間の空白を辿るように物語が展開します。 小さい子が辛い思いをする話は勘弁!という方も多いでしょう。安心してください、履いてますよ! いや違った、大丈夫ですよ! ヤバイ事情を抱えた大人がたくさん登場しますが、子どもには皆優しかったんですよ! 母親への誹謗・中傷が進む現在と、空白の1週間の過去が交互に描かれ、早い段階で誰が子どもと接触していたか明かされます。ミステリー要素も含め、人間の身勝手さ、エゴ、保身など、重く深いテーマを扱っていますが、ダークな印象はありません。おそらく、最悪の展開にならない安心感、適度なユーモアなどが支えとなっているからでしょう。 1週間の謎を紐解いていくことが、自ずと人間の弱さや醜さ、罪の心、葛藤など、リアルな内面描写につながっており、さらに神秘的な森が舞台となることで、揺れる心情描写と上手くリンクしている気がしました。 ハラハラしながらも楽しく読み終え、再生と希望を感じさせる優しい結末に、余韻が残りました。子どもは森の精だったんでしょうか?
95投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ神森で、発達障害を持つ五歳の真人が行方不明になった。一週間後に真人は無事発見されるが、衰弱した様子もない。どうやら誰かが助けてくれたとしか考えられないものの、その人物はなぜ姿を消したのか。死体を遺棄する殺人者、ソロキャンプをするユーチューバー、組織の金を持ち逃げしたヤクザ、そして樹海に踏み入った自殺志願者。それぞれに訳ありな大人たちが真人との触れ合いを通して何かを得ていく、ユーモラスで温かい物語です。 あらすじだけを説明するととってもシリアスな物語だけれど、読み口は非常にユーモラスで笑いが止まりません。真人が語る「くまさん」が誰なのか、というのは徐々にわかっていくのですが、どの人もキャラクターがいいんだよなあ。決して大人物ではなく、むしろ欠けている部分の方が多いと思える人たち。でもそれこそが親近感というか、そのような欠点や弱さは誰でも持ち得るものだと思えるので、共感しやすい気がしました。小さな子供を心配し気遣う優しさを持ちながらも保身も捨てられず、結果として見捨てる形になってしまったことも、一方的に非難する気にはなれないかも。もちろん真人が無事だったからこそ言えることだけど。そして岬さんがあまりにカッコいいの! 一方で真人の成長っぷりも微笑ましいです。発達障害はいろいろ大変だとは思うけれど、だけど彼が森で出会った大人たちもある意味では普通から外れたところがいっぱいあるし、そもそも完璧な人なんていない。なにも特別なことではないのかもしれません。
10投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログ富士の樹海よりも広い“神森”で5才男児•真人(まひと)が行方不明になった。真人はASD(自閉症スペクトラム障害)で、同世代の子に比べて言葉が遅かった。不明から一週間が経過し生存が絶望的かと思われた最中、真人は奇跡的に生還する。火おこしの真似、「森のくまさん」を歌う、夜中に叫ぶ、教えてない言葉を話す等、生還後の真人は明らかに変化していた。果たして彷徨う森の中で何が起きていたのか? 生還後の現在パートと行方不明時の過去パートが、交互に入れ替わりながら物語は進行する。過去パートでは、YouTuber、殺人犯、ヤクザ、自殺志願者らも同時期に“神森”を訪れており、徐々に真人の身に何が起きていたのか?の謎が明らかになっていく…というプロット。 ネタバレになるので詳細には触れないが、私は本書を社会派ミステリとして読んだ。読み始めて真っ先に思い浮かんだのは、実際に起きた“山梨キャンプ場女児失踪事件”。あの時もSNSによる根も葉もない誹謗中傷が横行したのは記憶に新しい。パリ五輪の時もそうだったけど、インスタやTwitter(今はX?知らんけど)等のSNSで誰もが言いたい放題発言できる今の世の中に、警笛を鳴らしたい。作者にはそんなメッセージを込めたかったのではなかろうか。 某人物達の身勝手な自己中すぎる行動原理はアンビリーバボーだが、終盤の格闘シーンでスカッとした。半ばコミカルなやりとりがわざとらし過ぎて、リアリティには欠けるけど。 どうでもいいけど、“ライブ•エイドのフレディ•マーキュリーになった気分”という例えがツボ。エーーーオッ! 中央公論文芸賞 受賞(2024年)
31投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログ好きな作家さんの一人、荻原浩氏の待望の新作だった。 神森で5歳のASD児の真人が行方不明になった。 一週間後に無事に保護されたが、健康状態は良好。 誰かが真人を助けてくれたのだ。 叔父の冬也が、真人がどうやって一週間を過ごしたのか調べていく。 真人の、愛すべきキャラクターが物語の魅力のひとつだ。
4投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログASDの5歳児真人が森の中で行方不明になり、7日後に無事に発見される。5歳児はその間どうやって命を繋いだのか。 日替わりで関わる、それぞれに事情を抱えた大人たちが、保身のため、誰一人として迷子の5歳児を連れ帰ってくれない。連れ帰ってはくれないのだが、それなりに水や食べ物、暖を取る手段を提供する。 真人が無事に戻った後に、関わったうちの一人の手を借りながら空白の1週間の足跡を辿る。その過程で繋がるはずのなかった彼らが繋がってゆく。意外なところでミステリーでもある。 最後の一日はご褒美のおまけ、ってところかな
5投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ職場の先輩に勧められ、ホラーとミステリーはあんまり得意じゃないんだけど…と、戸惑いつつ読み始めたものの、結局一気読み。 行方不明になった子どもが、こんなにタイミングよく訳ありの大人達ばかりに出会うはずもないよな〜。と思う一方で、大人達が自分の欲望に耐えきれず犯してしまう罪の数々とその言い訳にやけに惹き込まれる。 そして最後は心温まる結末でホッとさせられた。 子育てはなかなか思い通りにならないし、発達障害を持つ子どもであればなおさらだろう。 でも、思いがけない出来事で子は成長していく。 大人が辛かっただろうと察する出来事も、子どもなりに消化して糧にできる能力があるのかもしれない。 大人には嘲笑うように聴こえる森の音も、真人にとっては人間の声よりよほど心地よかったのかもしれないな… 子どもの潜在能力、恐るべし。
20投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログブランチの紹介でストーリーが気になり図書館で予約。森で行方不明の5歳児がなぜか助かって、他の登場人物がかなり特殊。どうしても読み終えたかったので、1日返却遅れてしまった。ありえないけど面白かったです。最後の1人まで関わった人とのエピソードを解き明かしていくところが面白いです。
8投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ5歳児が一週間森で迷子となるが、元気な姿で現れる この一週間に様々な事情を抱えた4人の大人が次々と彼に関わることとなる 彼にとってはそれぞれが『森のくまさん』なのであった また、母親に対してネット上での誹謗中傷をした人を突き止めていく様子は見えない相手と戦う辛さや大変さが伝わった
2投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ心がなごむいい本でした 争いやSNSでの誹謗中傷など毎日嫌なことばかり見聞きする毎日ですが、こういう本を読んだら心がすくわれます
2投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ神森で行方不明になったASDの5歳児(真人)が1週間後無事に保護される。その間どう過ごしていたのか? ミステリー&ファンタジー要素ありの成長ものがたりでした。
20投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログすごい本に出会ってしまった! サスペンスなのか、ミステリーなのか、と想像をふくらませながら読み進めると、それは想像を超えた結末でした。 『神森』というところにある、富士の樹海よりも広く深い森。 母とトレッキングに来ていた5歳児が行方不明になる。発達障害のひとつASDである真人(マヒト)くんは1週間後に無事見つかるが、事件の前とは様子がかわっていて… 森で出会った男女4人。 彼らはそれぞれに秘密や闇を抱えていて、真人くんと出会うことで運命が変わっていく。 本当に真人くんが愛おしくて、最後まで目が離せませんでした! そして、最後の最後に、、、 このオチがすごい。 ぜひ、森の中へ迷い込んでみてください。
15投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログホラーテイストで始まって珍しい展開になるかと思いきや早めにいつもの雰囲気っぽくなって良くも悪くも荻原浩作品
0投稿日: 2024.08.25
