
クトゥルフ神話生物解剖図鑑
山田剛毅、朱鷺田祐介/秀和システム新社
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総合評価
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powered by ブクログ昭和の怪獣や妖怪、UMAの勝手な解説本を思わせる解剖図鑑。 勿論その体を意図して取ってはいるのだろうけれど、邪神心臓とか生贄袋とかのわかりやすく思いついたままに書いたのだろうと思わせる名称と説明文、そして浮世絵として描かれるしょうもない場面、基準のよくわからないグラフとか、それ風がてんこ盛りの書籍。 流石に昭和の頃のように無茶苦茶ではないけれど、その空気をクトゥルフで味わえたのはよかった。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログクトゥルフ神話に登場する生物の解説図鑑。相関図や家系図、それぞれの生物のイラストや能力、生息地なども書いてある。ラヴクラフトは一応読んだことはあるが全体的にモヤモヤした印象だったので、整理されていてわかりやすかった。後半は用語解説、作品解説でこちらもしっかりしていて読みごたえあり。もう一度ラヴクラフトを読みなおしたくなった。
0投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログクトゥルフ神話に登場するクリーチャーの解剖図鑑。 今更、大伴昌司のパロディか・・・ と僕などは感じてしまうのだが、同人誌でヒットしたものの商業出版版とのことなので、 最近の若い人達には3周ぐらい回って面白く感じられるようになっているのだろう。 大伴昌司的怪獣図解のパロディとしては良くできていて、同人誌で売れたというのも理解できるクオリティではある。 また、書籍の後ろ半分は文字ベースの用語解説が占めているが、この用語解説が用語解説の域を超えた読み物となっており、 各クリーチャーが登場する作品のあらすじや書かれた経緯などがコンパクトにまとめてあって読み応えがある。 ラブクラフトは昔一通り読んではいるけど、ダーレスやスミスはほとんど読まずといった人間にはありがたい。 何だか、ラブクラフトを読み直したくなる。
1投稿日: 2024.06.04
