
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ノー情報で見たため、始まりはサスペンスっぽさもあるのか?と思いましたが、ちゃんとホラーでした。 びっくりや、ゾッと感というよりは、自身の倫理観の通じない宇宙人モノ、コズミックホラーに近い感覚の怖さだと感じました。好きです。 語り手は3視点あり、語り手同士が出会うタイミングもあるのですが、それぞれ見えてる印象が本心と少しズレがあるように感じた所は、なんだかリアルだなと感じました。 白石さんは個人的に好きなキャラでした。明るさと強さ故に、人を追い詰めるというタイプの方ですね。いるいる。 白石さんは今回の物語の中で、かなり良い味を出してくれた人です。この人の対比で人物のコントラストがハッキリするし、彼女のあまりにも愚直すぎる所がいい。最後はちょっと予定調和ではあるものの、どこで絶望するのかとワクワクしてしまいました。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ「カクヨム」からの芦花公園さん 最近のホラーは贅沢になってきて サイコでオカルトで因習で土着でデスゲームで ラストに人怖でおとしてくる 私なんか美少年枠で読んでるし いろんな要素を取り込んで読ませるなあと思いましたけど、マレ様は稀様でおとしても良かったのではと思うのです 太宰治も書いてます「美しいものが嫌いなのではない。美しすぎると怖いのだ。」by斜陽(たぶん) 美しいことへの畏怖は過去文学でも数多く残されてます 私は、少年達の高校時代の美しいことへの憎悪と畏怖を感じるところが好きでした。
86投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログとらすの子 著者:芦花公園 ナレーター:浅井晴美 都内無差別殺人事件は人の手での殺害かと思いきや、人ではない何かが下す殺人で悲惨なものだった。 とらすの会では憎しみの相手の名前を告げるとマレ様が相手を亡き者にしてくれる。 会の参加者は常軌を逸している様に思えたが、憎む相手を確実に殺してもらえるのならばのめり込んでしまうのではないだろうか。 マレ様は異常に美しいとされていたが、人々の憎しみが糧となっていたのだろうか。 マレ様の性癖はなぜそちらになったのか。 最後の女性刑事は真相を知ったが為に殺されたのか。 オカルトホラー系は初めて読んだので色々と気になってしまった。 ------------- サマリー(あらすじ)・コンテンツ: みんな、みんな、みんな、みんな、みんな 嫌な奴はマレ様が殺してくれる 相次ぐ凄惨な死の中心で 嫣然と佇む、美しい異常。 時間がないです、私、殺されます──錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の眼前で突然、爆発するように血肉を散らして死んだ。スクープを狙った美羽は少女が通っていたという「とらすの会」を訪れるが、マレ様と呼ばれる人物と出会うことで、想像を絶する奈落へと突き落とされる──。デビューから次々に話題作を発表し続ける注目の著者が描く、美しい異常。 ------------- 読了日:2025/06/22
7投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログ嫌な人間はマレ様に頼めば殺してもらえる。それがとらすの会。グロ描写も上手かったけど、会でそれぞれが恨み言を話す異常さが怖かった。後半はオーメンとかエクソシストのようなノリで、そういう立ち位置の小説なんだな、と割り切って読むことが出来た。
2投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログジャパニーズホラーっぽい表紙だったので覚悟してよんだけど、どちらかというと悪魔や魔女の要素が多くて拍子抜け 夜中にトイレ行けなくなるってことはなかったし、部屋でひとりで読んでも平気 イジメや虐待のところは読んでてしんどくなるけど、続きが気になってスルスル先に進めた
2投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ現代日本版のエクソシストって感じかな とらすの子という宗教団体にいるマレ様にお願いをすると、その人を殺してくれる 日本各地で起こる謎の死 見るだけで思考が止まるほど美しすぎる少年というのが想像しにくいという部分以外は、熱中するおもしろさ 不気味さもありつつ、まるでミステリーのように先が読めない感じで没頭してしまった とりあえずラストの鳥肌はやばい!
13投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログクズ人間がたくさん出てくる。身近にいそうな感じが怖い。そんなリアリティのある人間が、生きていくために特殊な力のある宗教的な会を頼る。この行動もまたリアル。そこから更に欲望を貪る様もリアル。特殊な力だけが、ファンタジーだがそれ以外は私たちが少なからず感じてしまう感情が表現され、ある意味怖い。
2投稿日: 2025.05.13
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常軌を逸した顔の美しい男が出てきて最悪なことが起こりまくる、The芦花公園!! という感じの話。被害者と加害者がオセロのように入れ替わるミステリー的な要素もありつつ、人間にはどうにもできない得体の知れない恐ろしいものの気配が一貫して物語の中に流れている。あまり日本に住んでいると悪魔の恐ろしさについてピンとこなかったりもするのだが、その片鱗が感じられる話だと思う。
2投稿日: 2025.03.21
powered by ブクログTHEホラーといった内容。 憎んだ相手が死ぬという展開。 叙述トリック的な部分もあり、最後はアッと言わせる。 読み応えはあり。
3投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログハイ!ホラー! お願いすると相手が亡くなる! しかも、爆発! グロい… タイトル忘れたけど、コミックで、人が裏返って死ぬ気持ち悪いのがあったけど、そんな感じか… 「とらすの会」ってとこで、恨みある人の名前を言うと次の日には、ドカーン(人爆発!) 仕事人か! デスノートか! この会は、何やねん! 怖すぎるやろ! マレ様に頼めば〜 この人、人外の美しさ (,,• •,,)キュン♡ (秋せつらみたいなもんか) 真実は違うんやけど、こういう美しさは、何かあるねんな… イケメン禁止やな!!!(異論続出か!w) →かなさんの意見により撤回!!! しかし、これオーメンやん! なんぼ、退治しようとしても、邪魔入るし。 他シリーズの人も出てくるけど、人外の強さを持ってる人達の力は借りれず、普通の人らで追い込んでいく〜! オーメンに普通の人では、キツいんとちゃうの? ちょっと期待してたけど、オーメンの最後とは違い、嫌〜な終わり方… 神も仏もありませんでした〜♪ オチは、文中から、 『見た目のとんでもなくいい奴は、望まない苦労を引き寄せやすい』 それぐらい諦めろや!(心の叫び) *************************** イクサガミの影響か、時代もんで、更に読んだ本が仕事人っぽいので、 アマプラで、 「仕掛人・藤枝梅安」 池波正太郎さん、100周年記念らしい。 豊川悦司さん、片岡愛之助さん、菅野美穂さんと豪華俳優陣! まぁ、パターンとしては同じで、 -------------- 「あれ〜!何にをなさるんですか〜!旦那様〜!」 (帯を引っ張って、シュルシュルシュル〜!) 「ここであった事は、忘れろ〜!ニアリ」 「誰や!ゲッ!」 ブスっ!(針でやられる) -------------- まぁ、これがええんやけど!(^◇^;) 二部作なんで、また、週末に、第二部観よ!
84投稿日: 2025.02.16
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「ほねがらみ」と全然ちがう!ちゃんと筋道だっていてストレスのない読み口で、さすが創元推理文庫。 ひらたく言えば悪魔ものなんだけど、人間の嫌なところに対する解像度が高すぎて、よくある悪魔ものとは違うジメッとしたジャパンホラー感があるところがいい。 期間限定の特別掌編もお得感がありました。
4投稿日: 2025.01.13
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ちょっと百合っぽい。刑事の人が弟見て絶望するシーンがよかった。エロ同人なら闇堕ちしてる。オチが消化不良。
1投稿日: 2024.12.29
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ホラー・サスペンスものは描写が苦手であまり読まないけど、友人の紹介により購入。ストーリーが面白くて、文章も読みやすかったので一気に読んでしまった。現実にありそうだけどなさそうな絶妙な塩梅が恐怖を緩和させてくれた。最後の展開には驚いたけど、まれひこの苗字にもっと驚いた。お父さんは井坂くんだったってことなのかな、、? _ 24.12.12
1投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ本当にこういった人智を超越した存在がいるのか気になりました。 また、それぞれ人には正義の形があるのだと感じました。 「人に頼りにされている間は、自分が価値のある人間だと思える。」
6投稿日: 2024.11.25
powered by ブクログ出てくる人間の感情や行動が生々しくて動物的で、救われないから余計にしんどい。マレ様が何者なのか、勘の良い方はピンとくるかもしれないけど、それも最後の方でひっくり返されるから最後まで掴めない話だった。ネタバレになるから書けないのがもどかしいけど、最後はもう理不尽すぎて苦しかった。
9投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ殺される、と錯乱状態に陥った少女は、オカルト雑誌のライター・美羽の目の前で突然爆発するように死んだ。 スクープを狙う美羽は、少女が通っていたという「とらすの会」を訪れたが、マレ様と呼ばれる人物と出会うことで、想像を絶する奈落へと突き落とされる……。 事件を解決しようと奮闘する女性警察官とライターの女性。友人へのいじめに悩む中学生という3人の視点でストーリーが進行していき、交錯していくホラー小説。 連続する猟奇的な殺人事件。虐げられた人々に手を差し伸べる「とらすの会」とその中心となる「マレ様」。マレ様の美貌ととらすの会が与えてくれる救いに心酔して行く人々の狂気と悪意が、生々しくぞっとします。 ホラー小説だとどうしても、結局本当に怖いのは人間、という所に着地しがちですが、人の理解が及ばない超越者には敵わない。結局のところ、人間はどうしようもなく弱く卑小な存在であり、どんなに強い心を持っている人だとしても異常の前では取るに足らないものである。そんな無力感を味わえます。 恐ろしさと共に、そんな美しい超常の存在に狂わされてみたいという気持ちが少し湧いてきてしまうのがまた怖い。 2025年の6月末までは、帯についているQRコードからアクセスで期間限定掌編も読めますのでぜひ。
25投稿日: 2024.11.08
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ライターの坂本さん、最初はほんと好感持てなくてしんどかったけど、白石さんとの交流と、最期のシーンはなんかたまらない気持ちになった。
2投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ「嫌な奴はマレ様が殺してくれる」 オカルト雑誌ライターの女性、男子中学生、女性警官の3人の視点で物語は進む。 グロテスクな話が苦手な方は要注意かも。 芦花公園さんの本はほとんど読んでいるので最後の一行まで気を抜かず、お腹に力を入れながら衝撃に備えていたけれど、それでも読み終わった瞬間「あぁー……」と声が漏れてしまった。QRコードの期間限定とカクヨムに後日談があるらしいので、もう少しとらすの子の呪いを浴びることが出来る。
4投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログこちらの作者さんの本は3冊目でした 読み終わったらどっと疲れてしまいました 理由は面白くて1日で読みきったのもありますが、後半になるにつれて人の感情が 重くのしかってくる気がしました 前半と後半で読んでいる印象が違いましたが、最後まで読みきりました 途中過激な表現があったので 読む方は注意してもらえたらと個人的に 勝手に思ってしまいました
19投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半は面白かった。 後半からストーリー的に雲行きが怪しくなって、ホラー、魔女とか呪い的な感じになって、あまり読まないジャンル、苦手な分野だった。 事件解決もしないし、警察も動かない、動けないし…。 希彦の力は、全く衰えていない、危ない存在が世に放たれてしまった、動き出した先は気になるけれど…。
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ面白かった。マレ様と希彦、妖しい雰囲気に皆が魅了され、異常な事がおこり、とても気持ちの悪い悲惨な死に方。終わり方も「えっ!」っていう感じで…希彦が気になる。特別掌編が期間限定で公開されていたので少しお得な気分!
24投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ嫌いな人間や自分を虐げた人間はみんなマレ様か殺してくれる、そんな異常な事を盲目的に信じる集まり『とらすの会』を発端にして起こる惨劇の凄まじさは勿論、人間の力ではどうしようもない怪異の存在というホラーと共に人間の醜悪な部分を嫌という程克明に描写することで、独特の陰鬱な雰囲気の中に「美しい異常」がひしひしと感じられた。
4投稿日: 2024.07.21
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人の生死を掌握する万能感って、善悪のバランスの人間性をどこかおかしくしてしまうんだろうな。 利用されているように見えて、本当の悪魔はその人間の愚かさを実は高みから優雅に嘲笑ってる。 希彦は結局何がしたいのかよくわからなかったけど、トラスの魔女たちが悪魔と目合っていたことを振り返ると、純粋に目合い相手を求めていたとしか…。最後も純愛のハッピーエンドに感じた自分の酩酊心理が恐ろしい。あなどれない“美しい異常”の中毒性。 本編では味わえなかった、カクヨムの火花散る番外編の緊張感がたまらなくよかった。
1投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログ2024.7.18 読了 すごい面白さだった。 なんかもう、独特のいやぁ〜な読後感が最高ですし、途中のとらすの会の全貌が明かされるまでとか、希彦とはなんぞや?とりあえず絶世の美少年なのはわかったけどなんなの?と希彦の正体に辿り着くまでとかほんと面白いの。やっぱり芦花公園先生の作品は間違いないですね!
2投稿日: 2024.07.19
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解説には「結局人間が一番怖い」説に否定的で、それ以上に理不尽をもたらす存在の方が怖いとあったけれども、正直理不尽に訪れる惨たらしい死、そしてそれをもたらす存在そのものよりも、ここに描かれたキャラたちの生々しすぎる人生の方がよほど怖かった。 結局超常的な存在はフィクションの中でしか存在できないから。 読み手である自分たちが経験することは、恐らくはない。 だから、どこまでも他人事として読める。 例え血肉が吹っ飛ぼうが、全身から血を吹き出そうが、骨が剥き出しになろうが、そういうことをもたらす(この作中なら◯◯と称される存在)太刀打ちできない存在による攻撃にびびることはない。 でも、キャラたちが生きてきた人生は違う。 報われない人生、いじめ、他人を呪う気持ちなどなど、これはフィクションで描かれたとしても、読み手である自分たちが経験できる、もしかしたらもう経験したことだ。 自分に起こりうる話だ。 その生々しさ、遠慮なく書かれたその展開の方が余程堪えた。 そういう意味では気持ちのいい話ではなかったし、ちょっと鬱々もした。 中盤以降に訪れたトンデモ展開で宇宙猫になるまでは。 いや、本気で「???」となったので。 あとラストが割と、うん、そうですね……上げといてそう来るかの展開で、そちらも初読時は「???」となり、最後の一文で結局納得させられるという。 そういう存在でしたね。 なら、あのラストは致し方ないのかも。
2投稿日: 2024.07.13
powered by ブクログ仕事の昼休み中に読み進めましたが、休憩が終わる度に続きがとても気になってしまいました。 おかげさまでこの数日間は充実した昼休みを過ごせました! 芦花公園先生の作品は聖者の落角の『僕のヒーローアカデミア』や今作だと『ハリー・ポッター』など、実在する作品の名前がたまに出てきますが、下手にそのような作品名を出すと作品の雰囲気を損ねてしまいそうなものですが、むしろリアリティや没入感が増す、とても上手い出し方をされている印象を持ちました。 こちらの作品を読まれた方は芦花公園先生のカクヨムにあるとらすの子の後日談?的な話もぜひお読みください。 文句なしの星5です!
2投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初の芦花公園さん。 人間の視野の狭さ、人間は見たいものしか見たがらない、という人の性を個々に描くのが巧みで、読んでいるこちらにもグサグサ刺さってきました。 一見するとライトノベルになるような設定が、重厚な描写や生々しい心理描写や展開で引き込まれました。 次々先が気になり、一日で読了。ホラー小説を読んだ独特の嫌な後味が尾を引いています。(褒めてます) 一体何が起きているのか、真相へ近づいていく様が鮮やかで蠱惑的でもあり、とても面白かったです。
2投稿日: 2024.07.07
