
オブローモフの夢
ゴンチャロフ、安岡治子/光文社
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総合評価
(3件)3.3
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powered by ブクログ「ああ、生活か!」 「煩わしいんだよな。平安ってものがないじゃないか!ごろりと横になって眠りたいよ、ずっとね、」
3投稿日: 2026.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怠け者オブローモフは悪い人ではない。ただ、生まれてこの方甘やかされて育ち、世話を焼かれるのが当然だと思っただけのお坊ちゃんであった。世間知らずなので騙されることもあるけれど、とても誠実で無垢な人なので人々からは愛される。勿論、あくせく働く人からしたらとんだ情けない人間に思えるかもしれない。しかしオブローモフは貴族でありながら高慢なところは何もない。結局何をしでかしても悪い人ではないからと擁護に回りたくなる魅力を持っている。
2投稿日: 2024.09.11
powered by ブクログ長編『オブローモフ』の中から、「オブローモフの夢」部分だけ独立させて文庫化。全編の抄訳付き。 先行して発表されていた「オブローモフの夢」だけ独立して楽しむのも、発表順を考えれば問題ないだろうと。なるほどね。 とにかくこの一篇は村の情景描写が素晴らしいです。彼のゆりかごだった村の様子がこれほど生き生きと描写されているとは。 全編の抄訳と解説も充実で『オブローモフ』がどんな話かはざっくり理解もできるので、これで興味をもって長編へ挑むとっかかりにもなりそう。
1投稿日: 2024.09.10
