
総合評価
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powered by ブクログ第30回鮎川哲也賞・優秀賞受賞作。主人公の青年が叔母の私的な頼みで、ある殺人事件の調査を始めます。 各関係者の証言を元にキーパーソンである立原志史の本当の姿が明らかになってきますが、謎が明らかになるとまた別の謎が浮かび上がる展開で読み応えがありました。真犯人の動機が切なくて良い読後感でしたが、謎解きが憶測でしかない部分があり、推理物として少々残念に思いました。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終盤まで淡々と調査が進んでいくが、志史の本当の感情が明かされるところが圧巻だった。周りの大人たちがあまりにも身勝手で、彼らがどれほど壮絶な過去を送ってきたか、そして彼らの聖域がどれほど希望だったかが想像できた。審判は委ねられたまま。どうか彼らをそっとしてあげてほしい、彼らが心穏やかに過ごせますように。祈らずにはいられなかった。
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログプロットだけを読まされた印象。出来事が起きて、また別の出来事が起きて、その繰り返し。長いあらすじを読んだ、といった方が良いかも。
0投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ一人の有能な弁護士が殺されたところから物語はスタート。殺された理由は恨みによる犯行か、他の理由か。 叔母の依頼を受け調べ始めた悠紀は養子の志史とその親友の理都が関係してくる複雑な家庭環境と大人による様々な虐待へとつながる深い闇が。二人の少年たちの壮絶な人生は読んでいても苦しかった。しやりきれなさ大人の身勝手さが憎たらしい。
3投稿日: 2024.09.21
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友情と初恋のもの語り。中心人物の二人はあまりに繊細で周りの大人は分かりやすくクズばかり。 探偵役を務める人物はなんというか、実際にも精神的にも良くも悪くもお坊っちゃんという欠陥品だと思う。過去にも誰も救えなかったし、寄り添ったところで多分今後も救えない人なんだろうなと思う。結局理都くんには会えてもいない。最初に青春ミステリかと軽い気持ちで読んだので心が重くなる内容で読後なんともいえない気持ちだった。 結局、最後生きるか死ぬか多分死ぬと思うけど結末は読者まかせか。どんな結末でもすっきりさせて欲しい病なのでモヤモヤする読後だった。
0投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おーいい本を読んだ。 なんかすごい透明で静謐というか、独特な世界観だった。 志史に対する祖父母や母親の態度ひどすぎる。 本当に暴力だけが虐待ではないのだなと悲しくなった。 悠紀の詮索も高子からもう調べなくて良いと言われてるのに、自分の気持ちだけでどんどんと暴いていく過程もこのボンボンが!と良い気分ではなかったし、何もしないでほしいと願ってしまった。 志史と理都の辛い境遇を理解したのなら、どうかこのまま何もせずにと思ってしまった。 これで2人が自首とか自殺とかしたら最悪だなと思っていたら、ラスト物語は予想外の方向へ。 そして完全に逆恨でびっくりした。 理都の生死がわからないまま物語は終わってしまうのが残念だけど、余韻が残りこれはこれでよい終わり方なんだろうな。
6投稿日: 2024.06.19
