
総合評価
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プロット中の漫画の中のモブ妃に入り込んでしまい、命の危機の中、作品を描きあげていく。 作中、編集者大豆生田さんの評価が乱高下するのには笑ってしまった。 そして皇帝の中身は……!?(笑) 正直、喜咲先生にしては土台が薄すぎて表面的な世界観しかなく拍子抜け。 売れ筋流行りモノに寄せられてしまった印象でイマイチでした……。 そういう意味でも、作品とリンクしていてちょっと胸が痛い。 私の想像ですけど。
0投稿日: 2024.05.28イエベ春...
崖っぷち漫画家な由里な事故に巻き込まれ自分が書こうとしていた漫画の世界、しかもモブ妃に転生(憑依かも?) 不在のヒロインの代わりに悪事を暴く!それを「私の漫画で!」ってお話。 イエベ春とかブルベ夏とか...人物紹介とかの度にあんまりよく出るからググって調べた。 そしたら確かに知ってればイメージしやすいのかな?とは思いました。 知らない私が悪いのかとも思し、知らない事が知れる機会に恵まれて良かったと思うが、そこは文章でちゃんとした描写が欲しかった。 お話はまあ、王道展開(王道が悪い訳ではない)で、それ故にこの「イエベ春、ブルベ夏」等々の表現だけが印象に残ってしまった... タイトルが面白かったので買ってみたが、続きは読まないかな~と。 評価は★2.5くらい。
0投稿日: 2024.05.23
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転生ものだが、転生に至るまでの前振りが長い。 前世をここまで細かく、何だったら生々しく描くとは。 元恋人とのこと、売れない漫画家の苦悩、担当さんとの打ち合わせ時の実体験入っていそうな細かな描写。 この打ち合わせの内容自体は荒唐無稽で、沈鬱な前世の内容に対して「???」となったが。 これが後々転生後の伏線にはなるので、笑っていられない展開という。 拷問道具を漫画道具として使っていたり、本来のヒロインがヒーロー並に活躍したり、主人公が自身の作品に転生しているにも関わらず、その知識をアドバンテージとして活かせなかったりと面白い部分はある。 一方で、事故死して転生したにも関わらず、あの絶望だらけだった日本へ帰るのを望んでいたり(何でも叶う宝玉はあるけれども)皇帝との恋も、その宝玉の件も解決しきらず、打ち切り漫画のような「俺たちの冒険はこれからだ」エンドだったり、ツッコミどころやモヤモヤするところもある。 最後まで読んでも、あまりすっきりしないので、読後の満足感が低いのが……うーん。 一応敵を退けはしたものの完全勝利でもないので。
1投稿日: 2024.05.16
