前作でヨモツタメシを経て生き返った坂本龍馬が活躍する、シリーズ第二弾 とはいえ舞台は時間が狂った江戸の中 人と人でないものが跋扈する、賑やかな江戸模様 帯に書いてあるからネタバレにはならないとおもうけど、仲間として一緒に行動する遠山の金さんがめちゃくちゃかっこいいです 龍馬に対しては「まったく男ってのは……」とはなりつつ、まあ龍馬だしな！ 伏線やヒントは結構わかりやすいけど、そこからそう捻るか！みたいなドライヴの効いたストーリー展開 おもしろかったです！

　1巻とはまた違った日本史の混沌具合。色んな時代の人物が交わるのは前回と似た状況なんだけど、今回はどちらかといえばファンタジー具合の方が高めなのかこれまた意外なメンツが多かったような気がする。まあ要するに想像もつかないような展開が沢山あったということで。舞台の性質もあって関わりながらも少し距離を置くような関係性がまたサッパリしていてカッコいいい。これぞ夢のコラボ。 　また2巻目といえばやはり女性陣の活躍ではなかろうか。両者ともカッコいいのは勿論、ふとした時に挿入される恋愛描写の火力が高いのなんの。