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女の国会
女の国会
新川帆立/幻冬舎
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総合評価

294件)
4.1
88
130
53
0
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性の国会議員に秘書、政治記者、 地方議員等々が国政や地方行政等を 真剣に取り組もうと思っても女性だからって だけでものすごく遠回りな事を やらされてる感がすごく伝わってきた。 性別問わず能力のある人が政治をすればいいと 思ってもなかなか難しいもんだなと読んでみて 思ったし、たまたま「女性総理」誕生か! って時に読んだので少し感情移入しつつ、 あぁ~やっぱり政治は男社会なのか? なんて思ってしまった。まぁ性別問わず ダメな国会議員はいるのでそこは結局 有権者の私達にかかってるってことですよね。 作品自体の死の真相は作品終盤で えぇ~そんな展開なん!ちょっと強引じゃない なんて思いつつも面白く読めました。

    3
    投稿日: 2024.10.16
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    2024年58冊目 「身近な人を助ける。その範囲を少しずつ広げる。うんと広げる。日本中の人を助ける。それが国会議員だ。」 そんな志しの国会議員が1人でも増えてくれれば…と思わずにはいられなかった。 現実世界でもしかしたら女性初の総理大臣が誕生するかも?!のタイミングで読み始める。政治でこんなにワクワクした事がなくて見事に物語とリンクして夢中になって読んだ。 最後の大逆転はそれはもうビックリ。 これは続編希望の1冊だ!!!

    3
    投稿日: 2024.10.14
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    書評家の三宅香帆さんがSNSでおすすめしてたので初新川さんです。 憤慨おばさん達を最後まで応援してました。 本当HOTで私もおすすめです。

    5
    投稿日: 2024.10.14
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    タイトルから想像する内容とは少し違ったが、国会の周りで女4人が奮闘する様は読み応えがあった。先日の総裁選ではイイ線まで行ったけど女性首相はもう少し先になりそう

    5
    投稿日: 2024.10.13
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    うーーん面白かった!さわりではあるけど、なんとなく国会内部のことや選挙のことはうっすらとわかった。 先月の自民党総裁選は初の女性総理誕生なるか?と言う際どい戦いだったので、この本は実にタイムリーであった。 読む進むにつれなんとなく筋が見えてきたのだが、荒唐無稽すぎないか?と疑問に思ったことは確か。でもそれは私の頭が固い証拠だ。この本は現代日本のジェンダー問題に鋭いメスを入れたと言っても過言ではない。 いつか日本初の女性総理誕生を目にしたい。それまで私は生きていられるだろうか・・・?

    3
    投稿日: 2024.10.13
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    表紙の絵、タイトル、 読み終わって、しみじみ眺めると、とても意味深。 最初の1ページ目のひらがなばかりの文章は、 この物語のすべてを語っていた。 この本を読み終わったタイミングで、 石破国会の解散のニュースが流れた。 アメリカで女性大統領が誕生するのどうかも話題だ。 女性であるがため、男性中心の理不尽な社会では、 男性の倍以上に努力をしないといけない。 女性はある意味、マイノリティである。 「性同一性障害の性別の取り扱いの特例に関する法律」 2024年の7月に裁判で「違憲」となっていたような。 生まれ持った体にメスを入れねばならない辛さはどんなものだろう。 ありのまま、受け入れてくれるのが人権ではないのか。 派遣社員から野党議員になった高月、 自殺とされるマドンナ「お嬢」の朝沼、 ロースクールを出ている秘書の沢村、 新聞記者の和田山、 朝沼の地元で市議会議員をしている間橋、 様々な思いや苦労を重ねた、面白いキャラの絡み合いが、とっても楽しかった。 「ガンバレ~」と、心の中で叫びながら読んだ。 それにしても、国会議員の裏側垣間見たような、 表の顔、裏の顔、まるっきり違うことも。 清濁併せ吞む・・・それができないと闘っていけないのかも。 「何もできない正義」だけでは、周りを動かせないのかも。 人も、「いい人」だけでは魅力が無いのと一緒かも・・・

    42
    投稿日: 2024.10.10
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    本屋大賞のある小説の重要なギミックと同じネタがあったけど、政治家がバレねーわけねーだろ!と思ってしまった。ジェンダー絡み、特にこの小説のような構造だとエンタメ小説の評価が甘くなるのはどうなんですかね。政治周りは女性であっても「このハゲー!」だったり不倫したりやべー団体と絡んだり支持者たちのほうが暴走したりと曲者だらけの海千山千だと思うんですがコミカルミステリー政治家バージョンがキャッチフレーズだからいいのかな。 この世界の様に悪いもんはおっさん政治家が牛耳ってるからで政治参画する女性が無謬なら、人口の半分いる市井の女性たちは何してるんですかね。なぜ小池都知事はこういう時にカウントも評価もされないんでしょうか。 超頭のいい著者が「この読者層にはこのレベル」という風に解像度を下げてる感じがして、逆に女性を低く見積もってるように読めてしまう。 これが山本周五郎賞受賞の傍で伊東市の女性市長が学歴詐称を追求されてるのを眺めている。

    2
    投稿日: 2024.10.07
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    男女比で圧倒的に女性の数が少ない職業はいくつかあるだろう そのひとつは政治家 参議院議員のうち女性は25%程度、衆議院議員になると10%未満 女性首相なんて生まれたことはない 100回以上組閣されているのに女性首相はゼロ そもそも今の時代、政治に男も女もないでしょ! ついでに言えば年齢も! 結果がすべて、政策を実現し、国のため、国民のために働ける人がなるべきでは!? 偉そうにふんぞり返っているだけのじーさん議員なら能力のある女性や若い世代にバトンタッチをしていけばいいのにと思っちゃう まぁ、言いたいことだけ言うのは簡単でしょうけど希望と現実は違うんでしょね… 私は政治なんて全然わかりませんから偉そうな事は言えませんけど…(ーー;)

    54
    投稿日: 2024.10.05
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    面白かったです。 政治を舞台にしたミステリーですが、背景にある差別や利害関係など、どの社会でも同じで共感する所も多かったです。作者の帆立さん、聡明で素晴らしいです。また読んでみたいと思いました。

    10
    投稿日: 2024.09.25
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    わーこれは女性はもちろんいろんな人に読んでほしい…… 物語はもちろんめっちゃおもしろいし、メッセージも納得だし、オチもすっきりだし、どこから見ても素敵すぎる (扱うテーマやらに賛否はあるかもしれないけど) メインのキャラクター以外の人たちも、いい面と悪い面、本音と建前、いろんな顔が書かれてるのが印象的だった 強気な「(いわゆる)フェミニスト(と言われがちな女性)」だって、戦略として昭和的な愛嬌を武器にする日はあるし、不正を働く悪徳政治家だって、つい惹かれてしまう魅力がないわけじゃないんだよね そこが人の複雑なところで、感情が入ると、冷静に善悪・白黒がつけられなくなったり、ダメな奴だとわかってても誰かを嫌いになれなかったりする理由なんだと思う 二項対立でなにかを語るのは楽だけど、どんな人・もの・ことも、ひとことでは表せない複雑な成り立ちやグレーな部分があるのだとわかった上で、考えたり行動しなくてはなあと深く考えさせられた こんなふうに思った本はめちゃくちゃ久しぶりな気がする、夏休みの読書感想文書きたいくらいだ 政治だけに当てはまる話ではないけど、選挙イヤーにこれはすごすぎる

    3
    投稿日: 2024.09.23
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    タイトルもテーマも、拒否反応が出る男性もいるんだろうな。奇をてらったものが多かった印象の新川作品の中で、いちばん心に響きました。国会に限らず、どうしてこんなにも戦わないとならないのだろうか、とあらためて思わされる。読み応えもありました。 2024/8/4読了

    11
    投稿日: 2024.09.22
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    男性中心の政治の世界。 その世界で女性の議員や秘書、新聞記者が奮闘する。 男性と同じ事をやっても女であると言うだけで、色眼鏡で見られたり、とやかく言われたり。 つくづくと大変だなぁ〜と思わさせられる。 そんな中にもミステリー的な要素もあり、惹きつけられて楽しんだ。

    3
    投稿日: 2024.09.19
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    本当に早く女性だ、男性だと言わない政治になればいいと思いました。物語は国会議員、市議会議員、秘書、ジャーナリスト等全て女性の視点で書かれていて、面白かったです。

    3
    投稿日: 2024.09.18
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    同性として読むと理不尽さに憤りを感じずにはいられない。ただ丁度時期的に総裁選をやっているところで、政治の知らなかった部分を垣間見れて現実の政治にも少し興味が湧いた。いつか女性総理が出て、更にいつかわざわざ女性ってつけないのがあたり前に総理が男女関係なく選任される日が早くくればいいなと思う。

    37
    投稿日: 2024.09.14
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    女性の立場から見た、国政、地方議会、またそれを報道する記者たちを描いたミステリーエンターテイメントである。 国会議員、議員秘書、国会議員を取材する記者、そして地方議員、描かれる主人公、全てが女性であり、それぞれの視点で国会や地方議会、そこに暗躍(?)する男性議員や秘書たちが登場し、実際もこんな感じかなと推察してしまう。 国会や地方議会のシステムも、あまり政治に興味のないものにもわかりやすく、ストーリー内で描かれている。また、著者らしく重たくならず、軽やかにミステリーを踏まえながら描かれ、スカッとした読後感を味わえる。

    3
    投稿日: 2024.09.14
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    政治家の人間関係構築というのは本当に大変なんだなあと思わずにはいられない。それが女性というだけで生じるさらなる難しさの描写も多々描かれている。「党の公認」が生命線となる背景などもなるほどと思いながら読むことができた。朝ドラ「虎に翼」や総裁選などやっている時期に選挙の話を読んだので、ついついリンクさせて考えてみたくなる。

    3
    投稿日: 2024.09.14
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    結末が意外な結果だった。国民のために働くにはまず選挙に勝つこと。選挙は頭脳戦。いかに周りを固めていくか、攻防が面白かった。

    3
    投稿日: 2024.09.11
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    政策で対立する二人の女性議員 一人が毒により亡くなりもう一人が避難の渦の中 真相究明に乗り出す 派閥や男性議員からのパワハラ、セクハラの中 どう選挙で戦っていいくのか 現実もこんなもんなのかと思ってしまう作品でした

    14
    投稿日: 2024.09.10
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    国会議員の女性が女に生まれてごめんなさい、という手記とともに急死。直前に論争した憤慨おばさん議員に謝罪を要求する圧力。政治記者、地方議員、政策秘書の女性たち。国をまともにするため、世話を焼くための政治家。 おじさん世界である政治や国会の旧態依然がこれでもかと語られます。まだまだ女性はパイオニア。がんばってください。

    2
    投稿日: 2024.09.09
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    デビュー作から追ってるけど一番好き!政治の世界、記者の世界を知れて面白いのと、真相が知りたくて止められない展開。満足です。

    6
    投稿日: 2024.09.07
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    いつもの痛快さよりも少し回りくどさを感じて星4に。 国会、政治の世界で闘う4人の女性、お嬢と呼ばれる女性政治家、朝沼侑子が亡くなる、お嬢と最後に言い合っていた、高月馨、が党内で疑われ謝罪をと。秘書である沢村明美、記者の和田山怜奈、市議会議員になった、間橋みゆき、元アナ、最後は協力体制に。 女はすぐ女を使う、枕だ、言いたい放題のセクハラ、モラハラ、気分が悪い。でもこれが現実なんだろうな、と思うと性差別、まだまだだ。 確かに日本の政治社会で女性がトップにはなれず、最近でこそ隠さなくなってきた、性同一性障害の重さ。 裏テーマとして、男性に生まれたかった政治家、女性よりも男性として生きていきたかった女性、政治の世界ではまだまだ男性優位だ。 作者本人も日々戦っているのだろうか… 女というだけで足を引っ張られる。女が政治の場へ出ていくのが我慢ならない人たちが、どういうわけか、いるようですね。 p. 360

    2
    投稿日: 2024.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    BSテレ東の「あの本読みました?」のプロデューサーの方がXで投稿していたのを見て、気になって購入しました。 ミステリー▶読まない、敬遠しがち。 政治▶数学と同じくらい分からない。 ですが、面白くてあっという間に読んでしまいました! 今、総裁選が話題になってますが、この本のようにそ知らぬ顔で探り合いしてるのかな?と思いました。 ひとつ気になるのが、365ページの最後「井坂は毒を使って朝沼を殺した」とあるけど、朝沼は顕造に殺されたんじゃないの??と思ってそれが★マイナスでした…( ´・ω・` ) どういう事なんだろうか…

    2
    投稿日: 2024.09.03
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    おもしろい。予想しない結末。 政治家というのは絶対向いてないな。やりたがる意味がわからない。 世の中にはいろんなマイノリティがある。政治は民主主義だからマイノリティの権利を守るのは難しい。

    3
    投稿日: 2024.09.01
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    2024.8.22読了 仕事柄女性であるということで何か大変だったということはない人生だったけれど(幸い出産した時の職場は非常に理解のある職場でマミートラックとかもなかった。産後4ヶ月で業務復帰は体力的にきつかったけれど、女性だから大変というのとはまたちがった)、でも職業によっては非常な困難が伴うのだろうなと 同性の政治家に対して良くも悪くも何の思い入れもなかったけれど、この本を読んでいろいろ考えを改めました 年齢的にも一度自分のきた道を振り返らなければならない時期であり、仕事にいろいろ行き詰まりを感じている時に、この本に出会えて良かったと思った本です

    3
    投稿日: 2024.08.31
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    議員は私たちの代表なのに、構成員の性差がありすぎる。評価軸や働き方を決めるトップを高齢男性が占めているのだから、そりゃあ男性が有利になるわな。 そんな不利な状況で女性議員や秘書、記者が対立したり協力したり、たまにえげつない事もしながら、信念を持って働くお仕事小説。と思った。 現実の政治家も信念を持っているんだろうか…?多くの国民が政治家に期待していない悲しい時代だけども、政治家には信念を持っていてほしいと思う。 オチに関しては、ちょっと不自然に感じるくらいヒントが散りばめられていて、途中でわかってしまう人も多いだろうけど…、展開が面白いし一気読みできる!

    3
    投稿日: 2024.08.24
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    性別によって戦わざるを得ないことがこんなにも違うのか、と改めて思った。多くの業界で、女性は正当に評価されずに苦しんでいると思うと、憤りを感じてしまう。 今回の新川帆立さんの作品は、政治の世界が舞台。本作品に出てくる男の政治家たちにイライラするが、最後はスッキリとした気持ちになる作品。 これまでの新川帆立作品を楽しめた人、新川帆立作品を読んだことがない人におすすめの作品。

    6
    投稿日: 2024.08.24
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    女性政治家・女性政策秘書・女性政治部記者が立場をこえて、ジェンダーが絡む事件の謎を解くミステリー小説。展開・設定はかなり荒唐無稽だが、そこは帆立さんらしく抜群のエンタメ筆力でぶった切る。面白い小説だが、結局何を描いているのかブレブレの感もある。まあごった煮としてのエンタメ小説として読めば問題ない。

    3
    投稿日: 2024.08.23
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    題材が扱いが難しいものだったが、 話の内容はとても面白かった。 お腹のそこから力が湧いてくるような作品だった。 ストーリーもわかりやすく各人のキャラクターが立っているので、とてもおもしろい。

    5
    投稿日: 2024.08.23
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    政界関連の小説はあまり読んだことがなかったので、人間関係や政治活動の概要が分かって面白かった。性同一性障害の法案がキーになっているが、それを最後のトリックに使っちゃうのかぁとは思った。女性の議員がもっともっと増えると良いな。

    2
    投稿日: 2024.08.20
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    国会のマドンナ"お嬢"が遺書を残し自殺した。敵対する野党第一党の"憤慨おばさん"は死の真相を探り始める。 この小説はある議員の自殺から始まります。主人公が真相突き止めていくミステリー要素を軸に、国会議員を取り巻く様々な職種の女性たちが男社会の中で戦い抜く物語です。 ジェンダー指数の政治分野で世界から遅れをとっている日本。政治の世界でいかに女性が戦いにくいか、またそれに関わる女性記者の苦悩や葛藤をこの本を通して学べた気がします。また葛藤おばさん誕生の瞬間は少しテンション上がりましたね。国会議員の裏での立ち回りなど新鮮に感じる内容に加え、この本の軸であるミステリーと合わさって飽きずに読み進めれる作品だと思います。

    10
    投稿日: 2024.08.17
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    この著者の本はほとんど読んでいるので、今回も読んでみた。 国会議員、地方議員といった政治家や新聞記者など、男社会で奮闘する女性たちが登場人物で、政治の世界を描いている。 政治のことはわかっているようでわかっていない。政権を執るとか政策を通すための根回しなどリアルなんだろうなと思った。もっとフラットに政治はできないものなんだろうか? 最後の謎解きのようなのが唐突過ぎて、違和感があった。 そのうち映像化されるんだろうな。

    2
    投稿日: 2024.08.14
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    語り手が変わるごとに、「あ、この人にはあの人のことがこういうふうに見えてたのか」というのが見えてきて面白かった

    3
    投稿日: 2024.08.12
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    新川帆立さんの作品は 『元彼の、遺言状』を読んでから 好きで何作か読んでます 今回 国会を舞台として 女性の立場を中心に 旧来の議員から若手の議員 種々様々な立場を切り取って それぞれの思う大切さ それでも知らず巻き込まれる渦 爽快に駆け抜けると そんな風にはいかない感じでしたが それでもこれから先に 望みをつないでいける そんな物語に ミステリな部分はありますが そちらの事を 考えることが薄くなってしまう 感じで読みました

    2
    投稿日: 2024.08.12
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    政治の世界は男性社会、その上高齢者の政治家の多いことを日頃から感じていた事である 女性というだけで不利になる事がある 議員を続けるには気力・体力・覚悟が必要だ 政治家と記者の駆け引きはなかなか難しいが面白い 何度も『性同一性障害特例法』という言葉が出てくる後半のキーワードとなる

    2
    投稿日: 2024.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    国会のマドンナ「お嬢」浅沼が遺書を残し自殺した。敵対する野党第一党の高月が死の前日に浅沼に叱責したことが原因になったのではと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。長年のライバル関係の高月には浅沼の自殺に納得できず真相を調べることになった。女性新聞記者の覚悟にエールを送っていた。地方議員の女性候補者に対する嫌がらせに憤った。女性という修飾がなくなる世の中にまだならないのがもどかしい。ミステリーとしてはひらがなが多い遺書が鍵だとは思ったが、親が気づかないわけがないからその辺がモヤモヤした。

    2
    投稿日: 2024.08.09
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    野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」死の前日の浅沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに。 3人の女性が主人公で、それぞれ抱えるものや立場は異なるけれど、差別とすら認識されないような不自由な社会の中で闘っていくスタイルが清々しい。政治の世界に興味があるだけに、今の日本の女性が極端に少ない、いても客寄せパンダとして使われてしまう(本人に政策や法案に対する情熱があっても、そういう人を立候補させない党や県連のおじさんたちが占める世界)状況そのものが歯がゆい。有権者である市民の意識改革がなされないことが一番問題なんだと思うけど。小説とはいえ考えさせられた。ミステリとしても何となく怪しいなとは思えるものの、性別トリックは見破れなかったなあ。

    2
    投稿日: 2024.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性の国会議員に立ちはだかる様々な壁、野次や妨害、いわれなき反対派工作、そして殺人。政治の深い闇を知ることができた。挙げ句に性同一性障害の悩みまで。 視点を秘書、記者、地方議員と変えながらも疑惑に立ち向かう女性たちの心意気というか、もう戻れない所まで来てしまった〜という感、政治の世界は恐ろしいけれど端で見る分には面白い。無責任な感想でごめんなさい。

    11
    投稿日: 2024.08.07
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    女性にスポットを当てた政治家の話は今まであまりなかったように思う。 何人かの女性が出てくるのだが、誰もが男社会の中で必死に戦っている様に応援したいような気持ちで読み進めた。 これまで新川帆立作品を何冊か読んでいるが、色々な職業を取り上げていて面白いと思った。

    9
    投稿日: 2024.08.07
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    三宅香帆さんがおすすめしていたので読んでみた。 ドロドロした人間関係だけだとページを捲る動きが鈍くなりそうだけど、高月の快活な言動、行動のおかげでサクサク読み進めることができた。 国政で生き残るには、そもそも当選するには周りに恵まれ、是々非々で生きてくことが大事なことがよーく分かった。 綺麗事だけじゃどうしようもないけど、利権に縛られない快活な若い政治家が現実世界にも現れてほしいなあ。

    14
    投稿日: 2024.08.06
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    とある事件が議員内で起こった。国会議員は圧倒的に男性が多い中、女性議員が信念を持って頑張る姿だったり、時にはしたたかに立ち回っている。そして主人公を支える女性たちの奮闘振りが凛としており良かったです。

    2
    投稿日: 2024.08.05
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    与党の政治家一家に生まれお嬢先生と呼ばれた朝沼侑子の服毒死事件。 対立する構図にあった野党代議士高月馨に非難が集中する中、高月、政策秘書の沢村明美、政治部記者の和田山怜奈の女性3人が侑子の死の謎を解き明かそうとする。 圧倒的な男性社会である政界やマスコミでガラスの天井に苦しみながら自己実現を目指す女性たちには理不尽な障害が押し寄せるが、正面突破しようとする彼女たちには意外な味方も現れる。 沢村が主人公の第二章、第4の主人公である市会議員間橋みゆきが活躍する第三章は展開の速さと高揚感に一気読みだった。 結局は狭く閉じた世界である政界で中高年男性が再生産される構図は本書に書かれた通りで、それが世の中全体の閉塞感にも繋がっているのだが、女性であれば誰でも良いわけでもなく、本書に出てくるような問題意識と志を持った人材に出てきて欲しいし、そう思わせるのが本書の魅力でもある。 結末は大いに意外だったが、性的超マイノリティとマイノリティが是々非々で組めば、閉塞感が少しでも晴れるかもとの期待を抱かせるものだった。

    3
    投稿日: 2024.08.05
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    著者の小説が好きで読了。 今回も斬新な、そして法律も絡まってのストーリーで面白かったです。最初は登場人物の多さに戸惑いもありましたが、 最後の方では物語がどうなるのか気になって一気に読み終えました。 物語のオチが単純ではなく、 著者の小説では毎回ですが、 今回も相変わらず考えさせられる内容でした。 昨今の性の多様性をこのように小説に落とし込む発想に感嘆してしまいました。 また次作も楽しみです。

    2
    投稿日: 2024.08.02
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    色々あっていつもりより時間をかけて読了。政治が舞台なだけにいつもより硬い印象を受ける。誹謗中傷、足の取り合いというドロドロした世界だけれど、一旦権力を手にすると辞められなくなるのだろうか。テレビで観る裏側にはこんな駆け引きが行われているのかなーと思いながら読んだ。

    2
    投稿日: 2024.08.01
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    政治の世界には興味ないな〜と思いつつ、少しは関心持てるかな、と手に取った本。 はじめの5、6ページ目に出てくる、思いを成し遂げるためになんでもやる姿勢の例があまりに気持ち悪くて、読みたくなくなりそうなところを、面白さがぐいぐい押してきて、次第にやめられなくなった。 議員さんや、議会、党の力争いや人事、報道されていることでは読み取れないことが山ほどあるのかなと思った。 今までの政治家への見方が少し変わるかも。

    2
    投稿日: 2024.07.28
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    凄く面白くて一気読み。「国会」「政治記者」「地方議員」「選挙」と章毎にメインになる女性のキャラが描き分けられ、しかも周囲の人々もリアルに描写されているので女性の私も痛い程首を縦に振った。海外は当たり前に女性がトップにいるので、その格差を思うと後進国なんだな、と感じた。

    13
    投稿日: 2024.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルの通り、まさに女の国会でした。 男性優位の政財界。そこへ女性が入る事がいかに難しいか。財界の大物は古い人間ばかりで、なんか想像がつきます。そこへ食いつく高月と秘書の沢村。同じ女性だからこそ高月のやり方に最初は辟易していた沢村が、どんどん覚悟を決めていく姿が格好良かったです。 お嬢こと朝沼の死の真相にも驚きました。大どんでん返しでやられました!まさかそうくるとは… 政治記者の和田山や地方議員の間橋、高月議員には女性として頑張って欲しいです。

    5
    投稿日: 2024.07.23
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    読んでいるとお嬢が好きになった。 男気溢れて世話焼きだった。 社内政治にも弱い私には政治家なんてとても無理だけど、魅力ある女性達に、日本を変えて欲しい。 女たちの国会というタイトルがピッタリだった

    1
    投稿日: 2024.07.19
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    #女の国会 #新川帆立 24/4/17出版 ●なぜ気になったか SNSで本にまつわる発信をしている方がおすすめしていたので読みたくなった。ミステリー色を含んだ政治エンタメ小説のよう、どんなストーリーで楽しませてもらえるか期待してしまう ●読了感想 よく作り込まれたと感じる作品で、表現やストーリー展開の速さが相性よく一気に読むことができた。得られるものとかは考ることなく、おもしろさだけに集中できる小説を読めることは僕にとって最高の娯楽 https://amzn.to/44unoLO

    12
    投稿日: 2024.07.17
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    LGBTQと国会議員を絡めたミステリであるが、事件自体やトリック(トリックといえるほどのものではなく設定程度)は最初の100ページ程度でなんとなくわかってしまいます ミステリー作家というよりは、法律を題材にした小説なので、設定が・・・なのは目をつぶります 設定や謎解きの部分は・・・でも、作家に勢いがあるのか面白く読めました

    1
    投稿日: 2024.07.16
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    与党議員の朝沼が自殺した。その前日に朝沼を叱責していた野党議員の高月は、彼女の自殺の責任を押し付けられることになる。しかしそんなことで朝沼が自殺するはずがないと信じる高月は、彼女の死の真相を調べることにする。 まだまだ男性社会な世の中で、特にその傾向が強い政界。女というだけで見下され、足を引っ張られるそんな世界で奮闘する女性たち。国会議員の高月、秘書の沢村、記者の和田山、市議会議員の間橋、彼女たちの闘いが熱いです。むしろ卑怯な手段を取る男性たちが随分と小物に見えてしまいました。そしてそんな奴に負けるな! と応援したくなります。 さらに、女を前面に押し出した態度で女性からは嫌われ、「お嬢」と揶揄されていた朝沼もまた闘っていた人なのだな、ということを強く感じました。やがて明らかになる真相は悲しいものではあるのですが、この秘密が明かされることなく、あの人たちの野望が果たされるであろうことを期待します。

    2
    投稿日: 2024.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あーなるほど 女性国会議員さん同士の女の確執ね と思ってたらいきなり一方の議員さんの謎の自殺  テンポいい展開にグイっと惹き込まれる 新川帆立さんはこの辺りがほんとに上手いなぁ と思わされる 女性故の理不尽な苦労をこれでもか!とみせてくれたあとのLGBT絡みの伏線回収からのオチ 面白かったけどラストは少し弱いかなって感じた

    2
    投稿日: 2024.07.15
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    読みながら理不尽な女性の立場・地位に憤慨してたけど、テンポ良い流れからラストまでの着地点は痛快! 政界のドロドロだけじゃなく、しっかりミステリ。 帆立さんの小説に間違いなし。次作も楽しみ。

    8
    投稿日: 2024.07.14
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    たくさんのブク友さん、そしてアールグレイさんのレビューを見てついポチってしまった((´∀`)) おもしろかったあぁぁ おっしゃるとおりこの表紙は意味深ですよね 帯より〈国会のマドンナ”お嬢”が遺書を残して自殺。敵対する”憤慨おばさん”は死の真相を探りはじまる〉 永田町がどす黒いのはなんとなく臭っている それがムンムンと伝わってきた フィクションだということを忘れるくらい 与党、野党、新聞社、市議会 それぞれの場で活躍する女性たち それぞれの苦しみがこたえた 間橋さんはどうなるのでしょう? もっともっとトップの座に女性を! 居座るオッサンを乗り越えて! ≪ 言いなりに なるのは嫌だ 強くなれ ≫

    28
    投稿日: 2024.07.09
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    男社会でもあり、魑魅魍魎が暗躍跋扈する政治の世界。そんな政治家の世界での女性たちの熱き戦いが痛快に押し寄せてきます。でもその裏にあったのは・・・ 単なる政治屋小説に終わらない深さもありました。

    2
    投稿日: 2024.07.08
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    政治を舞台とし、様々なジェンダーの問題も折り込んだミステリー。浅沼議員が死んだ。議員会館での自殺のようだが、ライバルのようにいわれている、高月はその死に疑問を抱き調べ始める。しかし、世間では最後にハデな言い争いをし、浅沼を泣かせていたので、自殺の原因のように言われていた。遺書のような画像が届いた和田山とともに、真相に迫り、予想もつかなかった結末へ。 野党民政党国会議員高月、秘書沢村、記者和田山、与党国民党ドンの三好顕造、その息子の参議院議員顕太郎、その婚約者で衆議院議員浅沼(お嬢)、浅沼の地盤で起こる補欠争いに出馬する元アナウンサー間橋(市会議員)。さまざまな立場の目線から語られ、飽きさせず読み進められた。かつ、日本の社会に普通にはびこる問題も読み終わるとしこりのように残る。また、選挙があるのだが、その結末も良かった。 特に問題となる描写はなかったが、人が死ぬので、積極的に小学生に読ませる本ではないかな。中学校以上。

    7
    投稿日: 2024.07.07
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    どの女の人も自分の意思や思いが丁寧に描写されており、応援したくなるようなところがよかったのと、話が最後までどうなるのかよめないところが面白かった。

    2
    投稿日: 2024.07.06
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    典型的な男性社会の政治の世界。 そこで戦う女性達。国会議員、秘書、記者、地方議員…仕事は違えど、みんなプライドを持って理不尽なことにめげる事もなく頑張っている。 カッコいいなぁ。 それぞれのキャラもたっていて、頭の中に映像が浮かんでくるようだった。いつか映像化される予感。 ミステリー色は弱めな印象だけど、ラストはしっかり予想を裏切られ…楽しませてもらった。

    42
    投稿日: 2024.07.04
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    新川さんの作品がテレビドラマ向きなのは、月9に2クール連続で映像化されたことでも判りますが、今回もかなり脳内映像化しながら読みました。 でも、今回の作品は、かなり良いです。何と言うか、ワンランクアップした印象を受けました。物語の足腰が確りとして、驚きました

    1
    投稿日: 2024.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルまんま、国政周りで生きる女たちの奮闘記。 よかった点 ・心無い仕打ちに傷ついてもまた立ち上がり、転んでもただじゃ起きない、女たちの意地と奮闘が面白かった。ピュアで強かな高月が一番生き生きしてたかな。理不尽に対して正しく怒る、その気持ちをずっと持ち続けて足掻けるのってすごく大変で稀有なんで、彼女にはこれからも「憤慨しています!」って台詞と共に、全力でかっ飛ばしていって欲しいと思う。 よくなかった点 ・お嬢の堀り下げが甘い?気がした。婚約者が彼女にとってどれだけ大事な人だったかが書かれてないんで、普段の享楽的な人物像と「そこまでやるか」な献身がブレる。そもそも最初から顕太郎にピンチを相談してたら、彼女が直接手を汚さなくても済んだんじゃ?という気もするし。 過去作でも思ったけど、殺人を納得させるだけの動機と過程がもっと欲しい~!けども多分向いてないかそういう葛藤を描くのに興味がないんだろうね。 <総評> (金にも利権にもならない)議員立法ってそんなに大変なんだ~というのが知れてよかった。あと老若男女(若くても29歳ですが)の身勝手で血の通ったキャラもよかった。殺人ミステリはきっかけというか小道具程度に思っておいた方がいいけど。日本の総理を目指すのに常用漢字がちゃんと使えないとか、ちょいちょい「そりゃないやろ」的なツッコミ入れたくなる所もあるけど!

    1
    投稿日: 2024.06.30
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    政治の話だけど、女の闘いの話だった。 想像とは全然違って、先が読めなかった。 女だからこそすごく共感するし、苦しいし、ムカつくな!って思うところもあったけど、読んでいるうちに仲間意識が芽生えてるはず。 政治のこともよくわかったし、これからもっと興味を持って見れる気がする。 最後はまさかの展開だし、女の闘いに気づいたら涙が出てた。 女性におすすめしたい。

    1
    投稿日: 2024.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    弁護士を目指していた沢村明美29才。諦めて政策担当秘書の資格をとる。憤慨おばさん、高月薫46才に雇われる。地元では高月は懇親会で着物をきて踊る。沢村は地元有力者に膝を触られる 男社会にうんざり。 ウソ泣きお嬢、浅沼侑子46才が自殺。父は総理大臣、双葉東大法財務省エリートだが頭はからっぽ 都合が悪くなるとすぐ泣いた 遺書を女新聞記者和田山怜奈33才にメール 女に生まれてごめんなさい。議員宿舎自室のワイングラスから青酸カリ発見。化学系の支援団体から入手していた 婚約者三好顕太郎42才に自殺の理由を問い詰める 学歴詐称、遺書の存在をちらつかせるが答えない 朝沼の空いた議席に参議院の顕太郎がでる 裏で動いたのは父謙造83才三好派ドン? 和田山記者がスクープを狙って地元懇親会に深酒つきあう。異臭がする。謙造が倒れる。刑事がらシアン系の処置をきいていた。救急隊員にそれを伝えたのが幸いして謙造助かる。和田山は同じ病院に入院。謙造に呼び出されて褒美に何が欲しい 朝沼を殺したんですか?朝沼に部屋に呼ばれた。 特別な記念ワインをあけた。毒をもられることに気がつきワインを入れ替えた。結果、朝沼死亡 朝沼が謙造を殺す動機が? 謙造は高齢で逝去。息子顕太郎が弔い選挙出馬 朝沼に世話になった元女子アナ市会議員、間橋みゆき39才が朝沼の議席の選挙に出場。 高月が応援し当選。 顕太郎は実は顕太郎の双子の妹由香里。性同一性障害だった。自分が男なのは知っていた 顕太郎はサンフランシスコ地震で死亡。その時に入れ替わった。男性ホルモンをとりながら男として生きることにした。 母と姉は顕造には秘密。男性ホルモンを朝沼が代わり買っているのは男になろうとしている? 真実を隠す為に朝沼は謙造殺害を計画するが返り討ちにあう。

    1
    投稿日: 2024.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっつきにくい政治家の世界を政治家秘書や政治担当新聞記者、市議会議員等政治に関わる職業の女性たち視点で描いてくれている。 女性だと言うだけで、ちょっと目立った発言をすれば「ヒステリック」だの、ただの「議員」ではなく「女性議員」と冠をつけられたりだの。着物を着て大物政治家をもてなすだけでも「性を使って仕事している」と言われたり...ああ、面倒くさい世界。 さぞや大変だろう。 ライバルの死を悼み、その真相を探っていく物語は面白く、主人公の女性たちは時に脅されたり、仕事で窮地に立たされたりするが、彼女たちはバイタリティがあり、なかなかへこたれなくて格好良い。 冒頭から気になっていた手記の謎も最後に全て明らか(しかも予想外の事実で驚いた)になり、読後は清々しさが残る。 ただ、根幹には、政治社会で生きていくには自分の性を隠した方が良いと考えてしまうような環境の悪さが横たわっている。 別に女性をもっと議員にしろと言ってる訳ではないが、男性優位のこの風潮は本当にどうにかならんかね。

    3
    投稿日: 2024.06.26
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    政治の勢力関係が苦手で最初はちょっと読むスピードが上がらずでしたが、だんだん物語が進むにつれて一気にのめり込み読み終えました。スッキリ爽快というより、なんだか重たい課題がずっしり残る、そんな物語でした。

    5
    投稿日: 2024.06.26
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    なかなか厳しい状況なのね。そこをうまく立ち回り抜け出すってやるなぁ。やりたいことがハッキリしているからこそか。

    1
    投稿日: 2024.06.25
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    図書室。司書さんにおすすめいただいて。 前半〜後半手前までは、政治はやっぱりくどいというか血の味がするというか泥臭いというか…と半ば冷めた目で読んでたけど、最終章の後半で畳み掛けてきたなという感じ。このタイミングで読めて良かったと思う。

    1
    投稿日: 2024.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    衆議院議員お嬢こと浅沼の突然の死をめぐって、自殺他殺や動機の謎を解くミステリーに加えて、空いたポストの選挙戦が面白い。女であることの不利が半端無く語られ、現実の政治団体を彷彿とさせる男社会の醜さを目の前に見せてくれる。 

    1
    投稿日: 2024.06.21
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    女性と政治というテーマが全面に押し出されていて、ジェンダー問題の本としても素晴らしいと思いました。 「憤慨おばさん」的な人は多そうだか「お嬢」のような人はもっといても良いと思うのですが...どうだろう。 社会派の物語かと思ったら、きちんとミステリでしたね。 選挙の話も面白かった。こんなことあるのかと思ったら、現実の都知事選ではもっと意表をつくことが...政治の世界は闇が深いです。

    2
    投稿日: 2024.06.19
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    白百合が華やかに描かれた表紙。一緒に赤白黒混ざった鯉に、真っ黒な鯉。何故かハエとり草とウツボカズラも描かれている。 この表紙は、政界を現しているのではと思う。 各党派はこのハエとり草、ウツボカズラのように、敵を引きずり込み、引きずり下ろす! 主人公 高月馨は口癖のせいで男性議員は“憤慨オバさん”と言っている。議会中「憤慨しています!」と吠える。 高月は野党、与党にはお嬢こと 朝沼侑子議員がいた。朝沼は、 性同一性障害特例法の改正案に 力を入れていた。 ――はずだった。議会で与党のドンは裏切った!そして、朝沼は死亡する! 何故か?自殺か?他殺か? この話は、高月と秘書の沢村、新聞記者の和田山と明石、市議会議員主婦の間橋が主に働き回る。そして―ウツボカズラに落ちるのは?お嬢の死因は? さあ、選挙がやってきた! 衆議院の中庭には、色とりどりの鯉が泳ぐ。しかし、参議院の中庭の池には・・・・・黒の鯉・・・・ 政界は衆議院が要。シビアだ。 何処かの国のように、日本にも女性首相が誕生する日はやってくるのか? ――女の国会へようこそ―― 2024、6、16 読了

    51
    投稿日: 2024.06.17
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    国会のマドンナ「お嬢」と呼ばれる議員の浅沼の死に疑問を感じた敵対する「憤慨おばさん」こと高月馨は、真相を探り始める。 公開されていない遺書の存在から自殺に思われていたが…。 政治の世界に女性がいても不思議ではないが、まだまだ少数だから目立つ。 揶揄されることも多く、それが当たり前になると苛立ちすら感じる。 このなかでは、議員も秘書も記者も女性が活躍し、それぞれの覚悟を持ち、甘えのない強いところにぐいぐいと引っ張られてしまう。 個性あるキャラは、国会のなかでも通用するのが面白い。 個人的には、地方議員の間橋みゆきと家族との関係に好感が持てる。 「性同一性障害の性別取扱いの特例に関する法律」の改正案に始まった事件だとラストで強く感じた。 まさかの…。 この大逆転に確かにミステリだと。

    61
    投稿日: 2024.06.13
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    新川作品に外れはないなぁ。 軽快なテンポで飽きさせす、政界のドロドロ、あるいはミステリーの要素もしっかり入って読み応え充分。 「女は怒っていい。こんなのおかしいと言っていい。」 この言葉に尽きる。代議士、秘書、成人記者、地方議員…それぞれの場所で戦う女子たちにエールを送らざるを得ない。

    1
    投稿日: 2024.06.10
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    普段はあまりわからない政治の裏側を知ることができた。同じ名前の対抗馬を出すとか、フェアでないところが残念だ。国政を良くするために、しっかりとした人が出てきて欲しい。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    男社会の荒波を乗り越える女性たちの情熱が超クール! 政治×性差別×ミステリー×エンタメ #女の国会 ■あらすじ 庶民階級からのたたき上げで国政入りした野党の女性議員である高月。彼女は性同一性障害特例法の法案を巡り、与党の女性議員である浅沼と言い争っていた。しかし翌日、浅沼は遺体となって見つかってしまう。 一方、政治部の女性記者である和田山は、浅沼の遺書と思われる手記を入手する。高月と和田山は協力しながら浅沼の事件を調査するのだが、その背後には政界の入り組んだ内情や秘め事があって… ■きっと読みたくなるレビュー おもろい! 政治×女性×ミステリー×エンタメが見事に調和した作品。今回のテーマは政治ですか。いつも女性の視点で力強く物語をしたためてくれる新川先生。明け透けなくらいの書きっぷりで、気持ちよくて大好きです。 今回も次から次へと特徴的なキャラクター&エンタメ展開が繰り広げられ、惹きつける惹きつける。ほとんどが人との議論や交渉シーンにも関わらず、論点がシンプルでわかりやすく映像も浮かびやすい。ドエンタメなフィクションにも関わらず、実際の政治の世界でもありそうだなーって思わせてくれるところがスゴイ。 また女性差別のジェンダーに関わる切り口も今風ですね、まぁさすがですよ。最近は政界もたよりないですし、来年あたりそのままテレビドラマでやってもしっかり数字が取れそう。高月馨役は石原さとみさんでどうでしょう、力強く演じてくれそう。でも、ちょっと若すぎかなー。 本作のストーリーは、女性議員の浅沼の死から始まる。秘書、新聞記者、地方議員など、様々な立場や性格の女性を支点にしながら展開していく。それぞれが男社会の荒波どうやって泳いでいるのかというのも読みどころなんですよね。 私がイチ推しなのは、市議会議員の間橋みゆき。私は男性ですが、庶民で学歴も能力もないから気持ちはよくわかる… それでも自分なりに戦ってきたという自負はあるが、一か八かの革命を起こすような勝負からは逃げるという判断。これができる人が社会や世の中を変えていくんでしょうね。 さて事件の真相、物語の終盤ですが、正直なところ結構無茶してます。でもこれも新川先生の味といったところ。結果、主張がパワフルですし、エンタメとしても面白くしあがったと思いました。ジェンダーの問題が背景にある難しそうな政治お話ですが、ライトに楽しく読める作品。どなたにもおすすめできますね。 ■ぜっさん推しポイント この物語のほとんどは女性の苦悩や戦っているシーンを描いています。しかし唯一、市議会議員の間橋みゆきの家庭内のやりとりだけは、違った描写がされていることに気づく。 きっとこの世代が日本を引っ張るようになった時代では、この煩わしい性差別は少なくなっているのではないかと思わせてくれるんです。確かにまだまだ日本は遅れていますが、可能性ある未来が感じられました。

    84
    投稿日: 2024.06.08
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    はい、帆立ちゃんの新作!もちろん贔屓目ありで面白い!(贔屓目あるんかい!) 男社会の最高峰「国会」へのアンチテーゼです アンチテーゼよくわかってないけど多分そう 女性国会議員が置かれた理不尽な環境に負けずに戦う喧嘩屋たちの物語にミステリーを味付け あくまでミステリー風味なんでね ミステリーとしてはちょっと弱いとか言わないで下さいね 伏線も効いててなかなか良かったじゃないか! で、物語の軸になるのは「性同一性障害の性別の取り扱いの特例に関する法律」の改正なんよね ふふふ そうなのよ わい、つい先日岩波ブックレットでこの法案に関する知識を仕入れたばっかりなのよ なんで、本作のわりと深いところまで理解できて、分かってない人に比べて1.24倍くらい楽しめたんじゃないかと思うのです 偉いぞ!2024年5月6日のわい さすがや!2024年5月6日のわい それにしても国会よ、ああ国会よ マジでもう今すぐにでも強制的にでも半分女性にすべきと思うんよな なんなら今と真逆にして女性のほうが多くてもいいくらい 改革派の振りして首相になった既得権益の権化みたいな現首相はとっととクビにしてとにかく一刻も早く女性首相を誕生させるべき 馬鹿な男どもがわちゃわちゃやってこんな国にしちゃったわけだからさ もう男じゃ無理よ お姉さま方に頭下げて思いっきりいろいろ転換してもらわないともう無理よ ひまわりめろん家なんてもういち早く女性首相だからね 成功例としてマジ見習ってほしいわ まぁ選挙とかなかった気もするけど

    66
    投稿日: 2024.06.06
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    国会議員が死んだ。自殺か?調べる新聞記者。死んだ議員に前日に法案について詰め寄った議員が自殺に追い込んだと責められる。記者と議員が真相に迫る。 政治の裏側をリアルに描写する。とても面白かった。死の真相よりも選挙の方が面白いと思ったけど、ラストでそっちも面白くなった。続編希望

    1
    投稿日: 2024.06.03
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    普段知ることのできない永田町の裏側を知ることができて、面白かった。秘書や議員同士の貸し借りも興味深い。三好顕造は、完全に柄本明で再生してた。ミステリーの方は少し設定に無理があるのでは?という点もあったけど、概ね途中でヒントが出てたので、まぁ納得かなぁ。まだまだ女性の活躍には障害が多いよね。間橋議員、高月議員、応援してるぜ〜

    2
    投稿日: 2024.06.02
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    『女の国会』 新川 帆立 著  面白かったです。よく調べているな~と思ったら、この著者、『元彼の遺言状』を書いた弁護士さんですね。ミステリー仕立てとなっていて、殺人を巡る動機には「?」が残りましたが、政治家、特に第四章の選挙については相当ヒアリングされたものと思います。  男性議員に多いのが「アレオレ詐欺」とか。「アレオレ詐欺」とは、「アレは、オレがやった!」と手柄を吹聴するものだそうで、自分の周辺にも多く、(何人かの顔を思い浮かべて)思わず笑ってしまいました。   「性同一性障害」が底流に流れていますが、政界における女性の立場や政治家・選挙の実態が垣間見られる一冊です。

    2
    投稿日: 2024.05.31
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    政治かぁ〜、と思ったけど、面白くて一気読み! さすが、帆立さんだわ♪ そうそう、女ってだけで理不尽に傷つけられたり、怖い思いをしたり、虐げられたりしてストレスになることって山程あるのよねー。。。 私には気の好い異性の飲み友さんが何人かいるけど、性的な目で見たり、女性を軽視したりするヤツとは絶対に一緒に呑みたくない!!

    1
    投稿日: 2024.05.27
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    男性社会といわれる職業はいろいろあるけれど、政治などはそれが顕著だと思う。「性同一性障害特例法」の改正案が土壇場で潰された。その後、与党の「お嬢」と呼ばれている女性代議士が自殺した。政治界隈の思惑や死の真相を議員、秘書、記者それぞれの立場での女性視点で展開していく。ミステリの部分より、政治の水面下での動きが面白かった。選挙での当選、議員になることがゴールではなく、その先にある「健康な日本」を目指すスタートだと思ってほしい。

    2
    投稿日: 2024.05.26
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    マドンナと呼ばれた与党議員が自殺した。 その自殺に疑念を抱いた野党の高月は、秘書や新聞記者、司会議員などと事件の真相を追う。 とある法案が物語の根底で重要な要素となり、その法案が最も必要とされる人々の苦悩の話に読み応えがあった。 国会、政治記者、地方議員、選挙と、物語がこの順番で焦点を当てて語られるので、大変読みやすく構成されていた。 装丁の絵柄も読後に納得できる伏線になっていた。 面白かった。

    2
    投稿日: 2024.05.23
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    このミステリーがすごい大賞の『元彼の遺言状』で初めて新川帆立さんの作品を読み、『ワンナイト推理』以来この作品が僕にとっては3冊目。 若干の無理があるものの、こちらの作品は前作を上回ったと感じました。 女性議員の難しさは日常報道を見ていても感じますし、男性上位の政治社会でどのように地位を向上し、どうしたら対等になるのか考えさせられました。 秘書、政治部記者、地方議員それぞれの苦悩と苦労を、高月が絡んで…是非読んで欲しいです。

    2
    投稿日: 2024.05.22
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    たまたま2作続けて女性差別がテーマ。医師の世界に続き政治やマスコミの世界でも。朝ドラでは法曹界。なぜ、この国は欧米のようにいかないのだろう。「結果がすべて。何もできない善人と政策を実現する悪人。国民はどちらに国を託したいと思うだろうか」面白かったが、殺人の動機、しっくりこない。鞍替えも…、そりゃないでしょう、痛快だけど。当選した後輩どうするの。政治の話だけで十分、ちょっと盛り込みすぎて、消化不良。

    5
    投稿日: 2024.05.22
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    国会や議員など、馴染みのない世界で100ページ目くらいまでとにかく読みづらかった。 だんだん、どんどん面白くなる。あとは一気読みでした。最後の謎解きに驚き‼️

    1
    投稿日: 2024.05.22
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    ただでさえ封建的な政治の世界にジェンダーの発想を持ち込むと・・・ いろいろな職種の女性の視点から政治家を見つめる小説。 最近話題のネタあり、実在する政治家がモチーフになっていると思われ、想像しながら読み進めていくのも面白い。 一気読みできる!

    2
    投稿日: 2024.05.20
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    4人の戦う女性の話。 どの人もカッコよかった。自分も頑張ろうと思ったし、何より選挙にもちゃんと行って政治に関心持とうと思った。 この人たちみたいに本気で国民が生きやすくなるように問題と向き合ってくれる政治家が増えてくれたらいいな。

    2
    投稿日: 2024.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    政治家と新聞記者って大変…。 高月、沢村、和田山、間橋、朝沼、三好顕太郎。 立場も境遇も違う女性が政治の世界に揉まれ悩み苦しみ奮闘する姿に元気を貰えた。

    1
    投稿日: 2024.05.15
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    多作の新川帆立さんの中でも、代表作になるのではないかという一冊。ミステリーでありつつも、ジェンダーや政治参画、格差社会といった様々なテーマが内包されている。 物語は主に4人の女性の視点から進められていく。野党国会議員の高月、その新米秘書の沢村、新聞記者の和田山、地方議員の間橋という、立場も住む場所も違う女性たちが緩やかに連帯していく。そのきっかけとなるのは、「お嬢」と呼ばれる与党マドンナ議員の不可解な死からだ。 国会議員、政策秘書、新聞記者、地方議員、、と、政治を取り巻く職業はすべからく男性中心社会である。とくに高齢男性による年功序列が徹底されているため、現状維持や異分子排除といったバイアスが働き、結果として衆議院では女性議員が10%以下、地方議会でも15%程度とマイノリティになっている。 出色なのは間橋が国会議員への出馬を決意するシーン。それまでは地方議員で目の届く範囲でゆったり暮らしながら身近な地域を良くしていきたいと考えていたが、お嬢の遺志を知ってそれを自分事として捉えはじめ、選挙に挑んでいく姿は圧巻である。そういえば裏垢の伏線は回収されなかったな。

    10
    投稿日: 2024.05.14
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    永田町では本当にこのような世界が繰り広げられているのではないかと思うほどリアルであった。法案なんて国民というよりも自分のため、本音なんか言ったら負け、自分には勤まらないだろうなと思いながら読んだ。テンポの良さ、先が気になる感は新川さんのいつも通りの作風で楽しく読めた。まさかのラストには、いつも以上にびっくりした。

    3
    投稿日: 2024.05.12
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    政治家や新聞記者といった男社会で働く女性が主役の話し 女性視点の様々な奮闘があるが何より男性女性に関わりなく仕事に向かう姿勢に共感でき自分も頑張ろうと思える本だった。 結末の意外性もあってかなり楽しめた。

    9
    投稿日: 2024.05.12
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    ミステリーなのだが、謎解きよりも女政治家というテーマで心に突き刺さるお話だった。この国が一番先に変わらなければならないのは、こういうところなのでは。

    9
    投稿日: 2024.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    政治にかかわる女性たちの奮闘の物語。 女性議員や大臣はともかく、総理大臣がいないのは日本特有の問題ではなく、アメリカだって女性の大統領がいないのだから候補者や世論も成熟度がまだ低いのだと思います。 ただ、ガラスの壁といわれるような障壁はあってはいけないし、そのような言い訳ができる雰囲気はなくさないといけないです。 で、物語はミステリー部分は面白いもののどんでん返しもないのが残念ですし、女性陣の奮闘も気持ちがよいけど、ラストの党の鞍替えは、もう一人の新人国会議員に対しても道義的に問題有と思いました。

    3
    投稿日: 2024.05.03
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    まあまあ面白かった。 ミステリーのどんでん返しも中々。 途中で読むのが面倒になる中弛みはあったが、総じて面白かった。

    1
    投稿日: 2024.05.01
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    今回の新川帆立は池井戸潤を思わせるような展開。市会議員・間橋みゆきが国政への出馬を決意する場面は名シーン。

    2
    投稿日: 2024.04.25
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    ブクログピックアップで「統合失調症の一族」という題名に目が留まり、その流れでこちらの本にも。 前者は海外のノンフィクションの話らしく大体のあらましは理解したものの、細かい内容と最後に少し読み取れるという救いを感じる結末というのが気になって読もうかどうかと迷い中。でも直訳調&暗い内容で読むのが大変そう、、、、実際興味本位で読みだしたことを途中後悔したという人の感想もある(笑) 迷いの中で目にしたこちらは、エッセイか揶揄した小説かと思いきや、まさかのミステリ×政治モノらしい。そういう意味では多少重かったとしてもこちらの方が気兼ねなく楽しめるのかな、、、 そう迷う中で目に留まった「同志少女よ敵を撃て」は大分前にその存在を知って一旦は借りたものの時間のなさから読めずに返した本だったな。 とりあえず三冊くらい候補があれば、一冊くらいは実際に読破する、、、かも?

    6
    投稿日: 2024.04.19
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    男と女。同じ土俵に上がれなくても、同じ舞台に立とうとする意地と根性と気迫に満ちた作品でした。かと思いきや同じ土俵なんてまっぴらごめんとばかりにしなやかさとしたたかさで突き進んでゆく軽やかさもあり、グイグイ読めます。 男だからとか女だからとかいうものを取り払えない忸怩たる思いを引きずって、それでも這い進んでいこうとするどうしようもなさがしんどくもあります。でも根底にある誰かのためでなく自分が知りたい、納得したい、変えたいという情熱、「憤慨して」いるのだ、怒っているのだと声を上げるエネルギーに元気をもらいました。高月さんにバシッと背中を叩いてもらいたい! 国会のマドンナ"お嬢"の死の真相を軸に謎に迫っていくミステリ要素にもあぁっ、というラストが待っており大満足の一冊でした。

    10
    投稿日: 2024.04.11