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女の国会
女の国会
新川帆立/幻冬舎
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総合評価

291件)
4.1
88
127
53
0
1
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    面白かった!国会や選挙の実態がわかりやすく描かれている。パワハラ・セクハラが日常茶飯事で、ある意味どんなブラック企業より過酷だと思った。社会派ミステリのような面白さもあり、多くの人に勧めたい作品。理不尽と闘う女性議員、秘書、記者たちを応援したいし、頑張っている人は、男女関係なく応援したい。そして、男女どちらでも良いから、国民や住民の代表として相応しい資質や能力を持つ人に議員になってもらいたい。

    9
    投稿日: 2025.07.07
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    「お嬢」と呼ばれる与党女性国会議員の淺沼侑子が遺書を残して自殺する その直前に「性同一性障害特例法」の委員会採決を巡って口論となった野党女性議員の高月馨はその真相を探る 「第一章 国会」が高月の政策秘書の沢村明美の視点 「第二章 政治記者」が政治部記者和田山怜奈の視点 「第三章 地方議員」が女性市議会議員の間橋みゆきの視点 そして最終章「第四章 選挙」が高月馨の視点 淺沼侑子自殺を縦軸、国政・地方政治・新聞社における女性の視点を横軸に政治小説・推理小説として物語は進む ジェンダーや性同一性障害も含めて興味深く読み進めることができた 良作

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    政治の世界は、遠くからと近くからとでは見え方が違うのだろうな 政界の力学はもっと興味を持ってみてみると意外と面白いかもなと思った

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    本のタイトルの勝利です。 ガラスの天井とも言われる女性首相を目指すまでの波乱のストーリーかと思い きや、さらにその上を行く結末です。 タイトルにしてやられました。 遺書を残して自殺した敵対政党の女性議員の死の真相を探る主人公には、多く のガラスの天井が存在します。 その天井を突破するため、多くの仲間と奮闘することにより現代の政治がいか に「男の世界」であることを読書は知ることになります。 そしてその天井の突破というゴールこそが、最高のカタルシスを呼ぶと思って いたのですが、それが間違いであることを読書は最後に知ることになります。 次の選挙には、もうちょっと各候補者の主張に耳を傾けてみようかな、と思わ せる一冊です。

    0
    投稿日: 2025.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤は政界の裏側、特に女性蔑視が強く残る点を批判する正統派政界モノとして受け止め、面白く読み進めていたが、次第に単なる女性蔑視ではなくLBGTQ+の方にに寄っていってしまって焦点がボケたというか、横にそれたというか、やや残念。 LBGTQ+がカミングアウトして政治家になっている欧米からは遥かに遅れている日本では、その事自体まだまだ困難と思われる。 なので先ずは本作にも度々登場する現実の政界や選挙における女性政治家の置かれる差別的立場、暗に求められる差別的立ち振る舞い等を踏まえた上での女性が総理大臣に挑む物語が読みたい。

    0
    投稿日: 2025.07.03
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    フィクションだとわかっていても、くっそ〜!といいたくなるような女性を軽視、蔑視した言動がたくさん出てきます、腹立つけどその分没入感がすごくてスラスラ読めちゃいます。最後はスッとしますよ、女性は特に。一読の価値ありです◎もっともっと女性議員が増えますように‥!

    0
    投稿日: 2025.07.02
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    第38回山本周五郎賞に輝いた作品(とは言え、最終選考に残った作品は横並びで、本作は僅差で受賞となった)。 テーマは「ジェンダー・ギャップ」、それが著しい政治の世界を舞台にしたミステリー仕立ての作品。最後のツイストが、テーマと深く関わっており、上手いと思う。また、政界についてたいへん良く取材しており、臨場感がある。 ミステリー要素については、red herringが弱いので、ミステリー・ファンなら最後のツイストはだいたい想像がつくと思う。ただ、そこがこの作品のポイントではなく、最後のツイストを作者のメッセージにつなげているところを高く評価したい。 ところどころに、「ムネアツ」描写もあり、政治エンタメ小説としての完成度は高い。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    国会議員や議員秘書、記者、地方議員の目線で1人の女性議員の死を絡めながら政治の世界を描いている 政治家ってこんな感じなのかと思うと 気持ち悪くて胸糞悪くなった、

    0
    投稿日: 2025.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p34 長く生き残る政治家には2種類いる。政策通か喧嘩屋だ。療法の資質を持っている人が多いが、やはりそれぞれに軸足がある。 p301 違いを超えてつながる。 つながるのが上手い人が、最後に勝つんだよ。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先が気になって一気に読んだ。虎に翼っぽくて,共感できるところもたくさんあった。 ただ,中心の事件がどうしても腑に落ちないというか,殺すまでするか?という感想が最後まで拭えなかった。最後,え,そっちに行っちゃうの?という感想もあり。ここ伏線なのね,とすぐに分かってしまうところも気になり(後から読んだ『罪名,一万年愛す』の巧さに触れて一層そう思う)。 とはいえ山本周五郎賞なので,良い本なのでしょう。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    今の政治の問題をうまくまとめていました。 ドロドロした 男優先の場所に 女性達が切り込んでいくのは 本当に大変な事なのですね。 ラストのように、大きな変化がこの日本でもくる事を祈ります。 個人的にはミステリーになってなくても面白かったと思うけど 展開的にはミステリーふぁあった方がいいのでしょうねーー

    11
    投稿日: 2025.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まさに旬のテーマが、国会という汚濁に塗れた世界を通して描いている。民主主義の見本だと思い込んでいた国では、語ることすら許されなくなっていることを思うと、悲しくなる。読後感はとてもよい。

    1
    投稿日: 2025.06.20
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    国会議員、秘書、記者、市議会議員などいずれも女性の視点で古い体質の男性社会での奮闘を描いている舞台設定に、国会議員の死と言うミステリー的要素とジェンダー問題の要素をうまく取り入れて面白く読めました。

    1
    投稿日: 2025.06.19
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    #女の国会 #読了 国会議員、新聞記者、地方議員。男性社会で闘う3人の女性それぞれに焦点を当て物語は進む。 女を武器にして闘う者、女を捨てて闘う者、そして…。 皆まっすぐな想いで闘っていて、やっぱり新川作品、読んでいてスカッとする。山本周五郎賞も納得の力作だったよ。 #読書好きな人と繋がりたい

    2
    投稿日: 2025.06.13
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    はじめのうちは新川帆立がこの本で何を書きたいのかわからなかった。政治の世界のとらえ方もステレオタイプで浅いなあ、どんな展開になるか知らんがハズレだなと思ったが図書館の次の予約が入っていることもあってさっさと片づけてしまおうと読み続けた。 ところがいつのまにか本気読みモードに入ってしまった。登場人物が面白いことと何が何だかわからないうちにミステリー気味になってきたこと。 なるほど「女の国会」か。面白かった。 現実の政治や社会がこんな漫画みたいな手法でよくなればいいね。

    9
    投稿日: 2025.06.11
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    お嬢と呼ばれる国会議員の突然死から小説がスタート。ミステリーの要素が強いのかと思いきや、読了後は、男性優位社会に対して、思いが巡った。 私は、男性優位社会に違和感を持たず、当たり前に受け入れている。完全に刷り込まれていると言えるかもしれない。こんな私にも、この社会って変えなくて良いのだろうかと、そんな思いを芽生えさせてくれる本だった。

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    ミステリーと男性社会に生きる働く女性たちの姿、そしてジェンダー問題を絡めていて、大変興味深い作品だった。 また、どんな議員が好かれるのかも分かった。ただ頭脳明晰なだけでは人はついてこない。 選挙を見ていて、なぜこの人は当選できたのかと考えたことがあるが、恐らく我々には見えていない人柄があって議員になっているのだろう。 他にも権力争いの駆け引きが見れて、読み応えのある作品だった。

    5
    投稿日: 2025.06.07
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    いきなり二世の女性の国会議員が「自殺」して、 その原因が「性同一性障害」の法律が廃案になりそうで、 一緒に成立を目指した野党の女性議員に叱責されたから、ということになりそうで、 と思ったら今度はその婚約者の父親(大物政治家 婚約者も議員)が 殺されそうになって、それを助けた新聞記者が入院中の大物政治家から特ダネを 聴き、、 わずかの間に二人の国会議員が暗殺されるという荒唐無稽な話なのだが、 これがなんとも面白かった。 登場人物の多くが女性。議員も秘書も記者も。 このあと市会議員の女性が、その二世の女性の補欠選挙に出て、、 ほんとに女性ばっかり。 国会を舞台にした推理小説になってるってわけだ。 最後までそうとは知らずに読んでいた。 ちょっと複雑でついていけなくなりそうだったけど、 最後にすべては明かされる。 これはネタバレしたらつまらないのでここまで!

    1
    投稿日: 2025.06.06
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    政治の世界を素材として、ジェンダーギャップを描く。 ミステリー仕立てなので、殺害方法の細かいテクニックについてとか、政界のリアルについての瑕疵はきっとあるのだろうが、そんなことがまったく気にならないぐらい、話の幹が太い。展開も早く鮮やかなので、ぐいぐいと引き込まれた。 現職国会議員、大手新聞社の政治部女性記者、国会議員を目指す地方議員の3人の視点で描かれる(もちろん全員女性)。 20人ぐらいの政治関係者に取材したそうで、政治や選挙の内幕ネタが興味深い。 さすが新川さん。エンタメには腕力がいるが、腕力と、書きたい志を備えたスターだと感じた(本作で2025年の山本周五郎賞を受賞)。 ぜひ、これからも野心作の豪速球を投げて、エンタメ界を引っ張って、直木賞も受賞して欲しい。

    1
    投稿日: 2025.06.06
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    このタイトルにしたセンスが素晴らしい。 政治に全く詳しくなくても面白い&理解できます。 少しずつ真相が明らかになっていく面白さと、政治の世界での男女の差がより詳しく書かれていて、興味深い。 結構女ってドロドロしてるって言われるけど、あっさりしてる面も書かれていて、そうそう意外と現実はこんな感じって思った。

    2
    投稿日: 2025.06.01
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    うまい、、、 唸らせられた。 日本の政治によく切り込んである、、、すごい。これを書く上でどれだけの知識を溜め込んだのか気になる。 性的マイノリティーを前に出しすぎるとちょっと危ないけど、女性を前に出さない風潮が根深い日本の政治体制に関しては、危機感を促す話としてはピカイチ。 最後の真相が明るみになる感じもすっごくいいし、めっちゃスッキリした。なおかつ、高月先生のいいキャラで、最後は女性初の総理を目指して行くかっこいい締めでとてもよきだった、、、

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    痛快、一気読みエンタテインメントです。いやぁ〜、舌を巻くほどの上手さ!性差別や性マイノリティの置かれている現状、忿懣が誇張なく伝わりました。しかも、大上段ではなく、あくまでエンタメ、軽快なテンポでミステリ作品にしてしまうなんて!エピソードの描写がそれぞれリアルですが、例えば、老大物政治家が若い女性記者に「おっぱい触らせて」とセクハラの言動をしても、男性記者は誰も庇わない、とか生々しい。フジの事件を思い出しました。

    5
    投稿日: 2025.05.26
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    小さいときから男性中心の社会と戦ってきた女性にとっては、この本に登場する女性たちの行動は、今までの自分の行動を認めてもらったような肯定感を得たし、同時に爽快感も感じさせてもらった。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    女性たちのお仕事小説。ミステリーというスパイスを加えて、面白みが加わった。政策秘書、政治記者、市議会議員、そして国会議員。仕事の特殊性もあり、それぞれの立場で働く彼女たちの描写そのものが興味深い。また、女性として働くことの苦悩を抱えながら、たくましく乗り越えようとする彼女たちのがんばりは、読んでいて気持ちがよかった。ミステリー部分の真相に多少疑問も残るが、それを差し引いても楽しい一冊だった。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    政治×ミステリーな一冊。終始どうなるかわからない展開ではらはらしながら読んだ! 前の職場がまさに国会のミニバージョンみたいなところだったから、そうだよなぁこういう性差やら長年やってる人とかのパワーが強過ぎて歪な形になっててさぁ、とか思ったり、実際に議員会館とか行った時のこととか、選挙手伝ったりしたことを思い出したりしながら読みました。 終わり方は結構好き!きれいにまとめられたなぁと感じました。

    6
    投稿日: 2025.05.17
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    追いかけている作家さんの一人、新川帆立さんの著書。 女というだけで足を引っ張られる。政治の世界では「女」というだけでハンデになる。それは簡単に想像できるが、その凄まじさ、どれほどしんどいハンデかは想像を絶するだろう。あの高月が選挙時に血尿が出る異常な状態を「またか」とするんだから。 出てくる女の人、みんなかっこよかった。 男なんかに潰されるな!と応援しながら読んだ。 やっぱり、新川帆立、最高!!

    11
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おすすめされた『元彼の遺言状』を書いた新川帆立のミステリー小説。 最初は20代の若手議員秘書の沢村目線で始まり、違う党の女性議員が突然亡くなったことが記者の和田山と元フリーアナウンサー出身の地方議員の間橋を通しで事件の真相が少しずつ明らかになっていくお話。 議員や記者の駆け引きが細かく描かれていて色々な政治にかられて脅したり、取引があったり面白かった。 ギブアンドテイクの世界で到底私には出来ないなと感じた。 そしてセクハラや性的マイノリティと意外と社会派の内容が含まれていたのが驚きだったが、個人的にそこが高評価ポイントだった。 政治に女性がいないのはなりたい人が少なすぎるわけではなく基盤が出来上がっていないからというのが本当かどうかは分からないが、なるほどと思った。 いかに男性社会の中でやりくりしていかなければならないのが読んでいてもどかしかった。 最後の展開が映画『教皇選挙』ととても似ていてちょっとデジャヴ。 海外で生まれて東大にも入ってプロ雀士だったという面白い経歴の作者なのでこれからも他の本を読みたいなと思っている。 やっぱGWはゆっくり読めて嬉しい☺︎

    2
    投稿日: 2025.05.06
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    20250504 政治ミステリー エネルギッシュな女性政治家達のやりとり、根回し、男社会、LGBTなど、一気に読める小説!

    1
    投稿日: 2025.05.04
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     鮮やかな物語の展開と最後のどんでん返しによって、読者に深い印象を与える作品である。先入観にとらわれて読むことの危うさを改めて実感させられる。  物語は、「女に生まれてごめんなさい。お父さん、お母さん、迷惑をかけました。私は男に生まれたかった」と始まる遺書から幕を開ける。この遺書は、物語の核となるテーマを示唆し、女性として生きることの葛藤を浮き彫りにしている。  登場人物の一人、野党第一党・民政党所属の衆議院議員高月馨は、46歳である。彼女は「憤慨おばさん」と呼ばれることも多い。彼女の口癖は「私は、憤慨しています」であり、攻撃的で積極的な性格を持つ。一見攻撃的に映る彼女だが、実際には性同一性障害に関わる「性同一性障害特例法」の改正を必死で推進している。これを支援する政策担当秘書の沢村明美29歳も重要な役割を果たす。彼女は司法試験に三度落ちた経験を持ち、それ故に政策担当秘書となっている。  性同一性障害特例法の改正には、戸籍の性別を変更するために五つの厳しい条件が課せられている。すなわち、①18歳以上、②未婚、③未成年の子供がおらず、④生殖機能喪失、⑤性器の性別移行手術を受けていること、である。特に③の条件は、日本だけの独自条件であり、未成年の子供がいる場合は、その子どもが成人するまで性別変更が認められない仕組みになっている。また、結婚している場合には離婚しなければならず、性器の手術も必要である。これらの条件は、人権侵害とみなされ、欧州人権裁判所や日本の最高裁判所においても違憲判決が出されている。人口の約1%がトランスジェンダーといわれ、これを対象とした改正案が高月馨によって提出されている。  この政策推進にあたって、彼女は与党・国民党の朝沼侑子議員(46歳)と協力している。朝沼は「お嬢様」と呼ばれ、国民党の重鎮である三好顕造議員(83歳)の息子、三好顕太郎議員(42歳)と婚約している。彼女はチカラも持ち、性同一性障害特例法の改正案についても、国民党のドンの三好顕造の了承を得ていた。  しかし、物語は、そこから波乱の展開へと進む。お嬢と呼ばれた朝沼が自殺とみられる死を遂げるのである。なぜ死に至ったのか、その真相を解明すべく、高月馨は秘書の沢村明美の協力を得て調査を開始する。さらに、遺書を郵送された記者の和田山怜奈の協力を得て、三好顕太郎議員に接近し、事件の真相に迫っていく。  本作において、日本社会における女性の置かれた状況も重要なテーマとして描かれている。国会議員や新聞記者、市会議員の視点から、女性が社会の中で必死にもがく様子が生き生きと描写されている。剣持麗子シリーズとは異なるタイプの女性キャラクターが創造されており、国会議員高月馨、政策秘書沢村明美、新聞記者和田山怜奈、市会議員の間橋みゆきといった女性たちの、それぞれの背景と葛藤が浮き彫りになる。彼女たちの必死に生きる姿は、読む者に健気さと共感を呼び起こす。  この作品は、日本社会の遅れや、女性を取り巻く制度や偏見の現状に鋭く切り込んでいるとともに、複雑な人間関係と社会的テーマを巧みに描き出している点において、高い評価に値する。

    0
    投稿日: 2025.05.04
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    おもしろかった。 怒るのもエネルギーが必要だし、違和感にいちいち気づくのも面倒って感じていた。それも「おじさん」に加担してるんだなって、そういうとこからなんだなって思えた。

    1
    投稿日: 2025.04.27
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    国会のマドンナこと「お嬢」が自殺した。 野党第一党の高月馨は、ある法案を通すため、彼女と共闘関係を結んでいた。 彼女の自殺の原因が、死の前日に叱責していた高月にあるのでは?と批判され、謝罪と国対副委員長のポストを外された高月は、納得がいかず、彼女の死の真相を追うことに…。 秘書、新聞記者、地方市議らと協力し、権謀術数めぐらされる国会の闇と戦う!

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    a great entertainment! 政界の男女差別や選挙のこと、LGBTQに関する課題を取り上げ、はたまた自殺者も出てきて、とても面白かった!

    60
    投稿日: 2025.04.20
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    アメリカ出身、東大卒の弁護士で、本を書けばベストセラー、ドラマ化され主役は綾瀬はるか! キラキラした人なんだろうなーと思ってたので、めっちゃ怒ってるやんという印象が強く残った。 本のストーリー自体はどういうことなんだろうと読み進められて、最後のオチも驚いたし面白かったんだけど、日本の女性の地位やジェンダーロール、扱われ方にここまで真正面から取り扱ってるのは最近では珍しい気がした。 もちろんまだまだ声を挙げていくべきことではあるけど、真っ当なことを言っても十把一絡げに“フェミ”と揶揄されたり、逆に悪用する女がいたりでもう手垢がついてしまって混沌とした状況になってる気がして、作家さん方も取り扱いにくいのかもしれない。 でも繰り返すがまだまだ声を挙げていくべきことで、特に国会議員の女性比率の低さはその筆頭だと思う。 人気作家が改めて疑問を呈したことは意味があると思った。

    4
    投稿日: 2025.04.19
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    はじめて読んだ新川帆立さんの作品。 テンポが良くてとても面白いので、途中から頁をめくる手が止まらなかった。 「お嬢」と呼ばれる名門政治家家系出身の国会議員が亡くなる所から物語は始まるのだけど、その死の真相をひょんな事から調べ始める4人の女性達がそれぞれ皆、旧態依然の男性優位な社会で皆真剣に仕事に取り組みながら感じている怒りには、非常に納得した。 人口の約半分は女性の筈なのに、ジェンダーギャップ指数が先進国最低のこの国で、女性の国会議員数がとても少なく、まだガラスの天井を打ち破る人物がなかなか出て来なさそうな理由もよく分かった。 時代が進み、高月さんや間橋さんみたいな真っ当な感覚を持った政治家がこの国を動かす様になった時に、女性だけじゃなくて男性も生きやすく働きやすい世の中になるんじゃないかな。 謎解きもかなり壮大で良かった。 このお話、シリーズで続かないかな? それからの4人の女性達の奮闘振りをもっと読みたいな。

    2
    投稿日: 2025.04.17
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    図書館本。 最初読みづらくなかなか進まなかったが途中からは先が気になり読み進めることができた。 政治にはなかなか疎いのだがこれからは興味持ってみられそうだ。 みんな選挙終わると言ってたことと違うからな〜。高月のような政治家いたらいいなと思いました。憤慨します!って言って欲しい。

    5
    投稿日: 2025.04.13
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    前半は政治の世界のやり取りでやや読みにくかったが、どんなに叩かれてもそれを上回る高月馨のエネルギー、強さに引き込まれた。議員の目のまわる忙しさ、タフで計算高くないとやっていけない。 フィクションという形だけれど、女性政治家が少ない理由や男社会で働く女性たちの不遇さは、その通りだろうと思った。 仕掛けられた罠やハラスメントに傷つきながらも、憤慨し、闘う女性たちの姿に希望を感じずにはいられない作品だった。

    19
    投稿日: 2025.04.13
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    面白かったー!読後感も爽快。 これは映像でも見てみたい。 さまざまな思いを抱えながら、自分の道を貫こうと奮闘する国会議員、議員秘書、記者の3人の女性たち。 男性社会で生きる女性の複雑な心境を描きながら、各視点で物語は進んでいきます。 見え隠れする思惑。亡くなった女性議員の謎も絡まって、ますます目が離せない展開へ。 いったい真実はどこにあるのか── 前のめりでの読書でした。 作中で知った「性同一性障害特例法」の実態には、ガツンと衝撃を受けました。 これは救うための法ではない。 中島京子著「やさしい猫 」を読んで日本の入国管理制度について知ったときも、やっぱり衝撃を受けた。 読書をしていると、普段は意識しない現実に愕然とすることがある。 日本のジェンダーギャップ指数は先進国最低レベル。日本の初の「女性首相」が誕生するのはいつになることか……。 図書館で借りたけど、文庫化したら買う! 逆転ミステリー、面白かったです。 女性が活躍する作品が読みたい人は是非。 個人的には、原田マハさんの「総理の夫」「本日は、お日柄もよく」と3点セットでおすすめしたい。

    17
    投稿日: 2025.04.11
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    とても面白かった。人口の半分は女性なのに、国会は男ばかり。そもそもそこがおかしい。女性が増えることで、男性も過ごしやすくなる面もたくさんあるのにほんとバカだよ。ばーかばーか。なかなか未来は遠いんだな。

    2
    投稿日: 2025.04.09
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    新川さんの著書はデビューから2冊読んでストップしてた。 この本が面白いっていうのでどれどれと。 そしたら弁護士さんシリーズとは違う感じになっていた。市政と国政の違いにふんわりと踏み込みつつ。ザ男社会の政界にブスリと長刀を刺す感じ?でそこにシュワワ、、、とミステリー要素が入ってる、うまい。 最初から最後までジェンダーバイアスについて書かれてると思う。スゴいなー新川さん。元は弁護士さんだし、まっこと男社会にいたハズだからこの手のところは怒りと共に情熱持って熱く書いてそう(妄想)

    9
    投稿日: 2025.04.08
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    めっちゃ面白かった!! お嬢の秘密はジェンダーにまつわるものなんだろうな、と匂わせてミスリードを誘い、まんまとそれに乗っかってたら、真相は! 伏線の見せ方も程よく、心地よく読めた。 女性の生きづらさも描かれているが、それ以上に政治の世界の魑魅魍魎具合が面白く、現実にもありそうな選挙の様子も引き込まれた。(s党の妨害とかタイムリーだし) 実際の永田町の権力闘争はこんなもんじゃないんだろうけど、一端を覗き見たような気になり、楽しめた。

    8
    投稿日: 2025.04.05
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    ミステリーを読みながら政治家の仕事内容について知ることができる小説。なぜ政治家に中高年男性が多いのかということを理解することができた。高いお給料がもらえる仕事に楽なものはなくストレスと戦いながら女性たちが頑張っている。最後は現代ならではの理由が隠されていたとわかり当事者にとって切実なことなのだと気づかされました。

    3
    投稿日: 2025.03.24
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    新川さん、と言えばリーガル小説(そんなジャンルがあるのかは不明ですが)というイメージが強いのですが、本作は国会を舞台にしたお話で、国会の権力闘争にジェンダーの問題をうまく絡めて展開しています。 最近性的マイノリティを題材に取り上げた作品によく遭遇するのですが、以前と比べてそれだけ性的マイノリティを取り扱うことに対してのハードルが下がってきた、とも言えるのでしょうしまたなかなか理解され難い部分も残されている、とも言えるのかなと思います。 いずれにせよ、最後の大どんでん返しには驚きました。

    19
    投稿日: 2025.03.21
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    25/03/20読了 扱うテーマ、描き方、4人の女性たちの振る舞いが好ましくてよかった。 新川さんの文章が好みでない分、★ひとつ減ってしまうのですが…これなんで本屋大賞ノミネートしてないのかなー

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    政界に関する女性達の活躍が描かれた作品。代議士、代議士の政策秘書、新聞社の女性記者、市会議員等の女性達の男社会での不遇な立場がリアルだった。相当メンタルが強く無いとやって行けない世界。 女性代議士同士が口論し、片方が翌日自殺の模様。残された遺書のようなメモを巡って、当該代議士や新聞記者達が原因を探って行く。自殺なのか他殺なのか、メモを巡って二転三転して行く。また、亡くなった代議士の後任を巡っての醜い主導権争い。 真相は意外な原因だった。だが真相を暴くより政治解決を選んだのは、最後のスッキリ感が削がれてしまったように思う。やはり政治の世界は伏魔殿だった。

    63
    投稿日: 2025.03.12
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    1人の女性議員の謎の死、から始まるミステリー。 どんどん面白くなるし、政治家という仕事にも興味が持てたので読んでよかった。 女ってこんなに生きづらい!の訴え要素が多くて少し気が滅入ったけど、私が普段気にしていないだけで、モヤモヤしている人がたくさんいるんだろうな、と思いました。こんな目にあっても頑張ってる女性の政治家って、すごい!

    1
    投稿日: 2025.03.09
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    帆立さんの新たな一面を見た! イギリスから大西洋を渡ってアメリカに行っても、こんな小説を、、、 あっという間に読み終わりましたー

    0
    投稿日: 2025.03.05
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    最初はとっつきにくいと思っていたのに、いつの間にか夢中で読み、ほぼ一気読み。 あー面白かった。 これだから乱読はやめられない。 朝沼さんと間橋さんの間に何があるのかと思っていたら、全然そんな事はなかった… 女性が沢山出てきますが、どの人も自分がやるべき事をやっていて頑張っている姿が素敵でした。

    8
    投稿日: 2025.03.04
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    面白すぎてすぐ読破した。政治の世界で奮闘する女性達の物語。彼女らが受ける逆風やセクハラに、あるある〜っと思ってしまうのが悲しいけど、それらを乗り越えてパワフルに進んでいく姿が痛快。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    政治物×女性。途中から展開が見えてしまったが、面白かった。女性秘書、女性議員、女性記者という知らない世界が新鮮だった。随所に女としての受ける扱いや、求められる立ち振舞に辟易したが、立ち向かっていく彼女たちは逞しかった。 個人的には、結婚して子もいる間橋さんに励まされた。子育てをしている最中でも自分の気持ちに素直に活動していく。本当に素敵な旦那さんで、泣いてしまった場面もあった。 段々といい方向へ変わって、対等に立てる時が来ると信じたい。 加賀美はもっと成敗されてほしかった。気持ち悪いほんとに。 女性であるだけでこれだけの差別が存在すれば、さらにマイノリティとなれば当然何倍も生きづらいだろう。もちろん男性の中でも、さまざまな立場でマイノリティとなり得る。うまく共生できる社会になってほしい。

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    ブクログで面白いとのレビューをたくさん目にして手に取ったが、ほんとうに面白かった。次が気になり一気読み。 政治家の世界はたぶん男ですら理不尽に満ちているだろうが、女性議員となるとなおさら。現実でも、与党などには女性国会議員などもいることにはいるが、名前だけ売れていて頭が空っぽなタレント議員とか、与党の重鎮受けする右寄り議員とか、極端な人が多い。作中でも、地元で支援者などに媚びへつらう様が描かれているが、あながち虚構でもないのだろうな。 日頃、政治には全然興味がなかったが、この小説を読んで、選挙のこと、国会のこと、地方議会のことなど、いろいろなことを教わった。 追記 山本周五郎賞受賞

    27
    投稿日: 2025.02.25
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    政界を舞台に女性やトランスジェンダー問題をテーマにした社会派ミステリー。 女性の活躍の場を、とは云いながら職業によってはまだまだ女性差別があるんだなということがリアルに感じられた。 ただ、設定には少し無理があるように感じた。話としては面白かったが⋯⋯。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    謎解きものとしても面白いし物語としても面白い。 政治家は大変だ。本の中だかさもありなん。 自分も建設業という男社会で生きている女として、女の苦しみが刺さりすぎて死ぬ。そしてこんな思いは後輩には絶対させたくないと思った。

    1
    投稿日: 2025.02.19
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    大変面白かった。 政治の世界の一面を覗いたかのような。 高月先生パワフルだな 物事を多角的に見るのは難しいな メディアリテラシーは大事だな 接する情報は限定的であると理解しているつもり 受ける印象や解釈は人により様々で、表出されないものの方が多いだろう 本の内容から逸れたけど…とにかく面白かった! 読後がスッキリというか、気持ちよく終わる

    9
    投稿日: 2025.02.19
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    政治に興味が無いと言ってはいけないと思うけど、あまり興味が無く詳しくも無い私が面白く読めました。 本当に志を持った人が政治家になって欲しい。 男だから女だからと言ってはいけない時代だけどやっぱり差別はあるし、女が損してるなと感じることもある、自分が生きている間に女性の総理大臣が見てみたい。

    1
    投稿日: 2025.02.16
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    新川さん初読み。とても面白かった。憤懣やるかたない女性への待遇が目白押しなのにどれも「あーあるよねー(棒読み)」って分かってしまう悲しさ。早く過去の遺物になるといい。 そんな中でもひらりひらりと躱したり刺したりしながらブレずに進んでいく高月先生はかっこよかった。 徐々に明らかになっていく真相に引き込まれながらあっという間に最後のページまで辿り着いたけど、彼女たちの戦いはこれからも続いていくんだなぁと思ったら、続きをのぞいてみたくなった。

    5
    投稿日: 2025.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    章ごとの前半は、結構読むのがしんどい。主に女性の、ジェンダーによる生きづらさが表現力豊かに描かれている。 次が気になって早く読み進めたいものの、政治の世界の話なので役職名が難しかったり、誰が誰の秘書だっけ…と思ったり、難しい部分もあり。だが、最初の方に人物相関図が載っているので有難い。 話について、そこ、殺そうとする必要あったかなあ…?と思う部分と、それとそれがそんなに上手い事ピースがはまりますか!という部分があったので、ちょっと流れが強引かな?と、ついていけなかった感覚はあった。でも最後怒涛の展開、エンタメ性たっぷりだと思う。 この話の中では、女性やジェンダーマイノリティの人の生きづらさが描かれているが、場面を変えれば、男性も生きづらさを感じる事はあるだろう。知らないうちに誰かを傷つけるような言動はしたくないし、されたくないものだと思う。

    4
    投稿日: 2025.02.11
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    三宅香帆さんが「爆売れして欲しい!」とおっしゃっていて気になったので読んだ。 登場人物がどの人もドラマみたいで、ギブアンドテイクのやりとりや選挙妨害の工作も現実にあるのか?と思いつつ、実際の政治の現場はこんなものなのかもしれないと思った。 「逃げないやつは偉い」。この一言に尽きる。 後半は選挙に勝てるかどうか?とハラハラさせながら一気に読ませる。最後にしっかり一連の真相も明らかになって溜飲が下がる。

    0
    投稿日: 2025.02.09
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    国会議員、市議会議員、新聞記者。それぞれの立場の女性がガチガチの男社会永田町で1人の女性議員の死亡の謎解きと共に奮闘する。 結末も意外で新川さんの出世作元彼の遺言状より個人的には好きな作品だった。

    1
    投稿日: 2025.02.08
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    政治、報道などそれぞれの業界で女性が孤軍奮闘し、また彼女たちが連帯して、とくに男性的価値観が根強く支配する業界に立ち向かってゆく小説。 ミステリー要素もあり、どんでん返し的要素もあり。 ただ、女性が女性のままで男性に勝つことは、まだまだ難しいのだなぁという結末。 現実と、まったく一緒なのだけれど。

    26
    投稿日: 2025.02.08
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    人間の名前を人物相関図で 何回も見ながら読みました。 最初は 女が政治家になるのは 大変だなあ! セクハラもあるし 血尿も出る。 この本読んで 女の政治家が減っちゃうよ! なんて思って読んでいました。 ふたつの殺人事件が起こります。朝沼侑子というお嬢様の議員 同じ会派の 三好顕造 誰が殺したのか ふたりの議員が亡くなってポストがふたつ空きました。 さあ 選挙の始まり 選挙って大変なんですね! 敵方から 悪い噂や変な写真流されたり ほんとにこんなこと やってるのかも しれません。 父親の空いたポストを狙う息子の 顕太郎 間橋みゆきも参戦する 民政党の高月馨(女性)の応援と 亡くなった朝沼侑子の推しで このふたりは当選 このあと 高月馨が顕太郎のところへ乗り込み 殺人事件の解明となる。 ここまできて あ、この本はミステリーだった! と思い出しました。 すごく読みでのある本で 最後の種明かしで うーん!となりました。 女の国会ね! 意味深なタイトルです。

    10
    投稿日: 2025.02.03
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     元々政治に関する用語に疎い、登場人物が多いので派閥や対立構図がなかなか覚えられないなどで、最初はやや読みにくさを感じていた。しかし2章から急に読みやすくなり、この本全体に流れる男性社会への、女性(と性的マイノリティ)の生きにくさへの“憤慨”を、各業界の色んなバックグラウンドをもつ女同士が共鳴し分かち合い、協力し合っていくところに、私も大いに共感しながら読んだ。  二転三転するミステリの展開と、目的に向かって血を吐きながら泥臭く進んでいくキャラクターたちの姿は読後感も良く、最終的にはとても面白かった。

    1
    投稿日: 2025.02.02
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    めちゃくちゃ面白い!国会議員の内情が見えて新鮮で、知見が増えた。 先が気になり最後までページをめくる手が止まらない。 議員が生き残るためにはドス黒いこともたくさんしてのし上がっていかなければならないようだ。ニュースで取り沙汰されている議員の不祥事って、実はこんな裏があるのかもなぁとか思った。

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    政治がらみの話なので少し個人的に話に入って行きにくかった それでも最後まで読めたので 読みやすかったと思いました ジェンダー法案と言う現実でもデリケートな問題が出てきていて、注目しているので きっかけになった

    35
    投稿日: 2025.01.31
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    中々面白かったです。 主人公の女性政治家は最初は田島先生とか 辻元清美とかのイメージかなとか思いましたが 途中から中々したたかに男社会を渡り歩いて いて現実的にはいない方でしたね。 ミステリー部分は小説だからわからなかった 所がありましたがドラマや映画だとしたら 違和感出るかもしれません。

    1
    投稿日: 2025.01.28
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    政治絡みのお話はかなり苦手で、この本も読了できるのかとても心配したけれど、新川さんの筆力にはホント脱帽。政治だけではなく、選挙のことも興味をもって最後まで読み進めることができた。ミステリー色も程よくあって、女性が奮闘する姿にただただ賞賛。様々な立場の登場人物たちが一致団結していく過程は素晴らしく、ラストのどんでん返しにはびっくりしてしまった。 前作のひまわりといい、新川さんの作品はブラッシュアップしているような気がする。

    14
    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジェンダー関係法の改正法案が流れた直後、与党のマドンナ議員が自殺した。ライバル関係にあった野党第一党の女性議員は、その自殺に疑念を持ち、真相を探り始めるが・・・ 女性がテーマですが、内容はミステリです。 ただ、最後に明かされる秘密はかなり早い段階でわかってしまうことと、殺人の動機と方法がいまいち弱い感じもします。 女性が活躍するこの小説は、少し池井戸フレーバーを感じて、テーマとしてもいいのかなとは思います。 古い体質の組織に女性が進出してゆくのは大変。制度は簡単に変えられるけれども、文化が変わってゆくのは時間がかかるのかもしれません。

    15
    投稿日: 2025.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに集中して読書しました。女性議員たちが様々な困難に立ち向かいながら、自らの信念を持って政治活動を行う。女性の議員数が少ない理由が分かったような気がする。議員になろうとする人は尖った信念を持っている。その世界に子育て/家事をしながら政治活動はやっぱりできない。しかし苦しむ女性を守る政治を行うためには女性目線は絶対に必要。アホな男性政治家にアホだ!というのも女性目線が必要。議員数が男女等しくなるのはあと50年くらい必要かも?ジェンダー、政治倫理、メディア、仕事と家事の両立、色んなテーマを感じ取った。⑤

    55
    投稿日: 2025.01.25
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    「女に生まれてごめんなさい」 お嬢と呼ばれる国会議員が、性同一性障害を苦にしたと思われる遺書を残して死んだ。彼女はなぜ死んだのか 最後まで真相が分からず、最後に驚かされた。全く予想してなかった 女性が直面するセクハラや偏見、差別。男性からではなくて同じ女性からも受ける 「女性」国会議員、「女性」総理大臣、この女性という枕言葉がなくなる時代が早くくればいいのに

    181
    投稿日: 2025.01.24
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    最後の幕引きの仕方に天晴れで、新川さんの作品好きだなと思い知らされた。あと自分を恥じた。私は政治家に、メディアに踊らされる国民そっくりだ 女の苦労は見に覚えがありすぎて、自分が知らなかった政治家の苦労の方に目が行き感情が動いてしまった。だとしたら、男性はどっちに感情が動くか

    2
    投稿日: 2025.01.22
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    そうだとわかっていても、女性が政治の中でこんなにも平等ではないところにいて、活躍しているということに凄さを感じる。読んでみて、より政治に興味をもっておこうと思った。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    政治とか選挙とか恥ずかしながら全然分かってないのでちょっと勉強になりながらで良かった。 完全男社会の政治の世界で生きる女の人たち。議員、秘書、記者、それぞれの苦労があり、それでもその仕事をやりたい理由もあり。 そこに殺人事件も起きて、選挙の行方も気になりながらの事件も解決しながらのなかなかすごい話だった気がする

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    図書館で半年以上予約待ちしてようやく順番が回ってきた話題作。私にとっては初の新川作品です。 順番待ちしている間に「あの本、読みました?」にご出演された新川さんのお話も聞いていたので楽しみにしていました。 なるほど面白かったです。 女性が社会で感じるモヤモヤをすっきり言語化してくれていました。そのため共感しやすく、ストーリーの面白さも相まってより読みやすく感じるのでしょう。 しかも舞台は政治の場。おそらく日本で五本の指に入る男性社会です。ここで奮闘する女性国会議員とその秘書(女性)、新聞社の女性記者、地方都市の女性市議会議員たちがある議員の死をきっかけに交錯し、それぞれの力を発揮して死の真相にもたどり着くわけですが、その過程で女性が社会で受ける理不尽なあれこれを浮き彫りにしています。 他の方のレビューを読むと、映像化を期待する声が多いようです。個人的にはキラキラした女性応援ドラマではなく、問題提起をしっかりする社会派映画になって海外で上映されてほしいなと思います。そして外国人の感想が多く日本に届いてほしい。ただ女性が共感して「よし頑張ろう」と思うだけに留まってはもったいない気がします。 さて、ミステリーとしての側面も持つ本作ですが、そちらについてはちょっと詰めが甘い印象です。真相を知った時には驚きもありましたし、胸に迫るものもありましたが、無理があるかなという思いが払拭しきれなかった分、星マイナスになりました。

    26
    投稿日: 2025.01.16
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    面白かった! タイトルから、男社会の中でもがいている女性議員、あるいは女同士で蹴落とし合っている議員、そんなものを想像していました。いずれにしてもドロドロした感じです。 しかし!とても爽やかな読後感(о´∀`о) 確かにドロドロしたものはたくさんありました。章ごとに視点が変わるのですが、その女性たち(議員秘書、新聞記者、市議会議員、国会議員)は皆、女性であるために、どれだけ虐げられているか、軽く扱われているか、が描かれています。だいぶ酷いことをされている気がしたのですが、実際はもっとすごいのでは?と思ったりします。 その問題とはまた別に、高い志を持って始めた仕事も年を重ね権力を持つと、目を向ける物がまったく違ってきてしまうというのは、なんとも悲しいですよね‥‥本文にもあったけれど、そういう人達の目は思いっきり濁っているんだろうなぁ。 今作はある国会議員が死ぬところから始まり、自殺なのか他殺なのか、というミステリー要素も絡んでいてとても面白く読めました。 登場人物のキャラ立ちもしっかりとしていて、ぜひ映像化してほしい作品です。

    120
    投稿日: 2025.01.16
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    政治が舞台になる話は今まで読んできたものだと勧善懲悪色が強いもの、権力を持ってる悪を権力のない善が倒す!みたいな話が多かった気がしますが(それはそれで爽快で面白い)、この作品は善意や綺麗事だけでは政治の舞台で戦っていけないというのがベースとしてあって、そのおかげでより話がスッと入ってきたし、登場人物にも自然に感情移入できた気がします。 フィクションの作品を読んでいると途中の段階で、この人は良い人そう、悪い人そうなどと決めつけてしまうことがありますが、登場人物の印象も読み進めていくうちに少しずつ変わっていって、そこもこの作品の良いところだなと感じました。

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    「女」だから。 ということに屈せず戦う姿がとてもかっこよかった。 世の中を変えたい。 最初はみんな同じ志なのかもしれないけど、権力を持つと変わってしまうものなのかな。 今回も読後感スッキリで気持ちよかった。 新年に相応しく、前を向いて頑張ろうという気になれる内容でした。

    4
    投稿日: 2025.01.03
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    国会議員、秘書、政治部記者、地方議員と、政治に関わる女性たちの連帯が描かれていてよかった。女ってだけで連帯「できる」うちは「女の国会」の戦いがあるよな。未来への希望が爽やかかつパワフルに示されていて好き。日曜ドラマとかになってほしい。

    2
    投稿日: 2024.12.31
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    三宅香帆さんがおすすめされていて購入。身近な存在ではない政治が舞台とあって入り込めるか不安だったが一気に通読!登場人物全員魅力的で、最後のどんでん返しまで引き込まれた。

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    面白かった!読後感がかなり良い! 政治関連の小説読むのはほぼ初な気がする このジェンダーギャップ大国で女政治家をやることがどれだけ大変かね… この小説に出てくる女政治家は皆いいやつだけど、クソ女がいたっていいわけさ、男政治家には腐るほどいるんだから

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    政治家についてよくわかったし、ミステリもさすが帆立さん!という感じで面白かった。 出てくる女性がみんなパワフルで、読んでいて元気が出る。 最高のエンターテインメント小説。

    2
    投稿日: 2024.12.28
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    新川帆立さんの作品、初!!!登場人物たちが複雑に絡んでいて、これどんなふうに終わるの!?と思っていたが、さすがの展開だった。どんでん返しとはこのことか…リアルで、面白かった。

    1
    投稿日: 2024.12.25
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    初新川帆立 「あの本読みました?」に出演している新川帆立さんが、余計なケレン味が無くて、いい感じだったので、この人の本を読んでみたい!と思った。 最初に読むのは、これだろう!と思って読んでアタリだった。 小説の中で起きている事件や真相はさておき、女性で政治家であることの困難さがリアルだし、それに立ち向かっていく主人公たちの心意気がとてもいい。 自分の近くの人を助けることができる人が政治家になっていくのは、当たり前のことだよねと、再認識。当たり前だ!そういった基本がブレてなくて、まっすぐなのがいい。 ドラマ化されるのではないかな?されるといいな。

    32
    投稿日: 2024.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新川先生の小説は法曹の世界を描くイメージがあったけど、今回国会…というよりかは議員の人間模様、世界っていうのを覗ける作品で、興味深い内容だった。政治の世界を全く知らない私にとっては、議員やその取り巻きの方の生活を少し垣間見ることは今後、こう言った政治関連の作品を読む、良いきっかけになったのではないかなと思っている。 そこに加えて、今話題の“ジェンダー”を入れている。 何かと耳にすることが多くなった性同一性障害がもろに組み込まれていて、まさかの最後はどんでん返し。いつもはこの類の本は、途中で展開が読めちゃうんだけど、今回は矛盾に気づかずに最後の最後まで読み進めてしまった。 またまた新川先生にぞっこんです。 【備忘録】 “憤慨おばさん”高月馨 “お嬢”朝沼侑子 三好顕太郎 政策担当秘書 沢村明美 新聞記者和田山怜奈 三好謙造 市議会議員 間橋みゆき 女に生まれてごめんなさい。

    4
    投稿日: 2024.12.05
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    帆立さんお見事! 複数人の視点からの記述があって、それがギュッと繋がって、更にその後に意表を衝くどんでん返し!とても綺麗に纏まっているから読み終わった後に爽快感がある。 現状の政治家の世界を痛烈に皮肉ってますね。

    10
    投稿日: 2024.12.02
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    新川帆立さんの作品、初読みでした。 ストーリーは、面白くスピーディに読めました。 女性議員や秘書、新聞記者色々な立場や大変さがリアルで伝わってきて勉強になりました。 女性総理いつ誕生するのかな… 女性達の視点でストーリーが進んでいくから仕方ないのかもですが、男性側の心理描写がないので真相とか違和感残りました。

    21
    投稿日: 2024.12.01
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    おもしろくて一気読み。主要人物のシスターフッドはもちろん、例えば場に居合わせたホステスやお嬢のお母さんなどのアシストが戦局を大きく変える描写がエモい。 ただ、現実の日本はこんな展開どころか、政権交代可能な複数政党制すら健全に機能していないわけで…。選挙権を得て以来、個人的にはただその一点を最重要視して投票しているんだけど、そろそろ次の段階に進ませてくれ〜!

    4
    投稿日: 2024.11.30
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    女性同士が団結するシスターフッドの物語としても、政局を読みつつ選挙に勝つ政治モノとしても、ものすごく面白かった! 政策秘書の沢村、記者の和田山、国会議員の高月、市会議員の間橋、全員キャラが立っていてそれぞれの苦しさ、強さが伝わってきた。彼女たちの強さに励まされ、したたかさに勇気をもらった気がする。

    8
    投稿日: 2024.11.23
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    女性としてうまれた私自身も感じたことのある感情をのりこえていく女性たちのお話!時々目頭が熱くなりしした!おもしろかった!

    4
    投稿日: 2024.11.22
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    非常に面白かった。題名から政界で生きる女性の辛さ等がどう描かれ、どんな物語が展開するのかと思い、手に取った本。文字通り女性の生きづらさあり、サスペンスあり、ドンデン返しなど、楽しめる内容であった。 女性議員の朝沼は何故亡くなったのか、同じ女性議員の高月とその女性秘書、女性記者の和田山が調べる。性的マイノリティの問題も絡んでくる。 読み応えありです。

    9
    投稿日: 2024.11.15
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    政治の世界で大逆転⁉︎ 二転三転当たり前、政治の世界は切った八田の駆け引きばかり、女というだけでガラスの天井があり、それ以上は、登れないのか… ある法案が廃案に…共闘を組んでいた彼女が自殺 どうしても腑に落ちない、長年ライバル関係を築いてきた彼女は、真相を調べ始める リズムのよい展開で、どんどん読み進めると…

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    最初は、事実なのでしょうが、ジェンダーの話(男女差別的な話)が続くと読み物としてはシンドイかなと思ってましたが、第二章からは推理モノとしての面白さも出てきて、最後はナルホドそういうことだったのかと納得の終わり方でした。 政治に限らず、理念を持って働いている人は格好良いですね。

    6
    投稿日: 2024.11.10
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    4人の女性(政策担当秘書、新聞記者、市議会議員、国会議員)が、日々女性差別に苦しみながらも我慢強く活動していく姿が描かれて、複雑な気持ちを抱きつつ応援したい気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2024.11.08
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    性同一性障害と政治が複雑に絡みあっていますね。 少し無理があるように思います。 殺人事件が二つあったけどラストはハッピーエンドみたいに終わりました。 自分はこれからの展開がみたいですね。

    13
    投稿日: 2024.11.06
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    珍しく法律系ではない本作。国会議員と秘書、記者、地方議員が各章の主眼となりどんどん合流して挑んでゆく。痛快で、でも政界の暗部もしっかり描かれる。細かい違和感も伏線としてスッキリ解決してくれるし、いつつぼしとかなり迷った面白さでした

    4
    投稿日: 2024.10.27
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    何かの巡り合わせなのか、明日は衆議院選挙投票日。 架空の話のはずなのに、つい現実とリンクさせながら読んでいた。 政治の世界も社会の仕組みも根っこはみな同じだ。 私が日々感じていること、悔しく思うことが小説の中で繰り広げられている。 なぜ、もっと単純な仕組みにならないのか。 力関係は必要ない。 権力を持つと人は麻痺してしまうのか。 当たり前の事が正しく評価される世の中になりますように、と願う私は、理想だけで青臭いのかしら。

    2
    投稿日: 2024.10.26
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    ミステリーものとしては勿論だけど、堅苦しくなりそうな政治という題材をうまくエンタメ化していて、最後まですらすら読めた。彼女たちのような女性が今日も永田町で闘っていることを忘れたくないし、私も出来ることをしたい。選挙に行こう。

    3
    投稿日: 2024.10.23
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     なかなか先に進まず、このまま積読になるかと思ったところに、衆議院議員選挙がはじまり、俄然気合を入れて読み始めた。 古株の女性議員と政策秘書、そしてお嬢様議員が中心のストーリー。物語は、いきなり女性議員の自殺から始まる。 当選するためには、党の公認がなければ難しい、そのためプライドをかなぐり捨てて奔走する高月議員の姿に圧倒される。今度の選挙、どれくらいの女性議員が誕生するのだろうか。

    21
    投稿日: 2024.10.21
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    さすがのベストセラー作家の作品。女性であることだけを理由に苦闘する政治家。ミステリー仕立ての中に選挙や党内の抗争など、政治のウラに触れた至高のエンタメ小説。

    3
    投稿日: 2024.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性の国会議員に秘書、政治記者、 地方議員等々が国政や地方行政等を 真剣に取り組もうと思っても女性だからって だけでものすごく遠回りな事を やらされてる感がすごく伝わってきた。 性別問わず能力のある人が政治をすればいいと 思ってもなかなか難しいもんだなと読んでみて 思ったし、たまたま「女性総理」誕生か! って時に読んだので少し感情移入しつつ、 あぁ~やっぱり政治は男社会なのか? なんて思ってしまった。まぁ性別問わず ダメな国会議員はいるのでそこは結局 有権者の私達にかかってるってことですよね。 作品自体の死の真相は作品終盤で えぇ~そんな展開なん!ちょっと強引じゃない なんて思いつつも面白く読めました。

    3
    投稿日: 2024.10.16
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    2024年58冊目 「身近な人を助ける。その範囲を少しずつ広げる。うんと広げる。日本中の人を助ける。それが国会議員だ。」 そんな志しの国会議員が1人でも増えてくれれば…と思わずにはいられなかった。 現実世界でもしかしたら女性初の総理大臣が誕生するかも?!のタイミングで読み始める。政治でこんなにワクワクした事がなくて見事に物語とリンクして夢中になって読んだ。 最後の大逆転はそれはもうビックリ。 これは続編希望の1冊だ!!!

    3
    投稿日: 2024.10.14
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    書評家の三宅香帆さんがSNSでおすすめしてたので初新川さんです。 憤慨おばさん達を最後まで応援してました。 本当HOTで私もおすすめです。

    5
    投稿日: 2024.10.14