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あいにくあんたのためじゃない
あいにくあんたのためじゃない
柚木麻子/新潮社
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総合評価

254件)
3.3
17
70
116
31
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルにて。コロナ禍での少し変わった人間関係が面白かった。ラーメン評論家への復讐の話が特に印象的だった。影響力がある人のSNSへの投稿は本当に怖いと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.18
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    (2026/01/16 2h) ネット社会、コロナ禍などの時勢に焦点を当てて、いずれも楽しい短編だった。 現代を生きるみんなにとって、どれか刺さる作品が必ずある。 「めんや評論家おことわり」は新潮掲載時に読んだことがあり、当時衝撃だった。 こうやって、ネットに感想を載せている自分にとって、耳の痛い自戒になる話でもあった。 登場人物が多い割にごちゃごちゃせず、掘り下げもほどよい塩梅でそれぞれのキャラクターに感情移入できる著者の筆致がすごい。 自分は特に「BAKESHOP MIREY'S」が刺さりすぎて、頭がグラグラ、胸から血が出るかと思った。 未怜の姿が自分と重なり(環境因子など含むとわたしの怠惰さはよりひどい)、何もできない、けどどうしたら良いのか分からない、努力しないことでどんどん周りが離れていくどうしようもなさにめまいがした。 年齢もほとんど同じだから、より共振度強く響いた。(これが歳下なら読んでいてもっと傷ついたし、歳上なら自分の将来を重ねていた) これ、秀実さんにも安西さんにも、その他にも、読者がいずれかの登場人物には気持ちが重ねられるようにできていてすごい。 三人称(神の視点)だし、年齢層も気持ちもバランスよく配置されている印象。 短編によって、現実にも起こりうるようなことと、ファンタジー色の強いことと、ばらつきがあって、その勢いも読み進めやすかった。 めんや 評論家おことわり 「小説新潮」2023年3月号 ★★★★★ BAKESHOP MIREY'S 「小説新潮」2019年7月号 ★★★★★ トリアージ2020 「小説新潮」2020年11月号 ★★★☆☆ パティオ8 「文藝」2020年秋季号 ★★★☆☆ 商店街マダムショップはなぜ潰れないのか? ★★★☆☆ スター誕生 ★★★☆☆

    1
    投稿日: 2026.01.16
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    他人から見えてる自分と 自分で思ってる自分と 本当の自分は 違うよねー 逆も然り 帯からスカッと爽快!を想像していたけど ちょっともやっとしたかな トリアージュが面白かった

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    どの話も過度にドラマチックではあるが、タイトルに反して良い意味で毒がない。 シニカル好きな私としては 『BAKESHOP MIREY’S』が一番しっくりきた。 「助けてあげたい」という特権階級側の独りよがりな万能感。それを、未怜がするりとかわし、心の中で嘲笑っているような強かさ。歩み寄っているようでいて、決定的に断絶している二人の温度差が、かえって滑稽で可笑しい。 感動するのではなく、その「噛み合わなさ」を眺めながら、少しだけ口角を上げて楽しむのがこの短編集の正しい作法な気がする。

    21
    投稿日: 2026.01.09
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    2026.1.9 読了 短編集でした。 日常のあるあるを コミカルに 描かれていて 読んでて楽しかった!

    5
    投稿日: 2026.01.09
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    何となくモヤモヤ感のする短編集。 面白く読んだものもあったが、人の温かさや良いところ、見方を変えると怖いと思うところが対照的だった。

    27
    投稿日: 2025.12.28
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    タイトルや表紙の感じから、もう少しパンチの効いた刺激強めを想像していたけれど、そういう作風ではなかった。ちょっと残念。 あえて選ぶなら『商店街マダムショップは何故潰れないのか?』はおもしろかったかな。 日頃から私も気になっていたから 笑 まぁ結局なんで潰れないのかはわからなかったけれど、今度から見る目が変わりそう。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    コロナ全盛期の軽やかな短編集。SNS自体も絡めた話は身の回りにありそうなものが多く、さっと楽しめる。料理の描写が美味しそうだった。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    大好きな作家柚月あさこの本、今回もとてもよかった。全てのエピソードで伝えたいこと、それは、連帯することは人を奮い立たせ、人を救い、人に生きる希望を与えるということ。 あくまで個人的な感想だけれど、柚木作品にはいつも分断への抵抗として「連帯」が描かれている。読後はいつも身近な人への感謝、そして世界への希望的観測が生まれる。 今回の小説でも全てのエピソードに「連帯」が登場する。年齢も職業も性別も異なる他人同士が繋がり、協働し、心を通わせ、誰かのために自分のために前へ進む。1番好きなエピソードはBAKERSHOP MIREYS。詳細はネタバレなので省くけれど、甘いお菓子の香りを通じて、不器用だけど確かな愛情が相手へ運ばれる、エンパワメントされる内容だった。 女友達みんなへおすすめしたい小説

    1
    投稿日: 2025.12.13
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    面白かったけれど、どこがどうとは言えないがなんだか気持ちがモヤモヤっとする話もあったり… 『トリアージ2020』『パティオ8』はとても好き 協力して悩みを解決してスッキリ終わりがくるからかな 『スター誕生』は知り合うきっかけ(動機)にはダメおじさんたちじゃない…と思うものの、最後はかっこ悪いのもとても素敵に見えた

    0
    投稿日: 2025.12.12
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    好きな話とそうでなくて少しもやっとする話がある短編集だった。トリアージ2020はとても好きだった。 もっと読みたいこの先どうなるのっていう話もあったけど、ちょっと読んでて不快に感じるポイントも多かった。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    フラッシュモブから個別の物語へ。 スカッとジャパン的な気分になりつつ、自分の価値観だけで判断することの危うさを感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.26
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    2025.11 オーディオブック めんやは割と好き。でも、あんまり解決になってないところがまあ、そういうもんなんだろうけど。

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『あいにくあんたのためじゃない』の「あんた」は誰? 「あんた」は、理不尽な社会の抑圧や、女性に対して勝手にレッテルを貼る「権威的な存在」の象徴かな。 (以外、ネタバレあります) 【BAKESHOP MIREY'S】 これが1番お気に入り。 良かれと思って行動した秀実の善意が、未怜の無気力に繋がるなんてね。誰の得にもならない善意は悲しい。 「ノブレス・オブリージュ」(社会的責任)は、技術が必要。本物の成功者以外が、身銭を切ってやるもんじゃない。まずは自分の余裕を目指そう。 【パティオ8】 近所の人たちとこんなに仲良くできない。 恐怖。 急にオンラインで海外向けに商売するってムリ。 恐怖。 急に離婚。 恐怖。 【商店街マダムショップは何故潰れないのか?】 タイトルは、1番面白そう。 期待と裏腹に、展開も結末もやや雑な気がする...。 途中まで面白くなりそうな展開が、思った方向にいかなかったな。 短編集なので、サクサク読めた。 短編集は、評価をつけるの難しいなー。

    34
    投稿日: 2025.11.15
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    「めんや 評論家おことわり」 無許可で写真を撮られて、自分の知らないところで勝手にSNSにアップされていることって本当に怖い。復讐の計画が念入りすぎて凄まじかった。 「BAKESHOP MIREY'S」 オーブンをもらったことで夢見ている時間さえ奪われたのだ。という部分で、美怜が無気力になった理由がわかったけど、秀実さんの気持ちも可哀想だし、やるせないよなぁと思った。2人とも、親子として求めていたことを相手に映していた点が少し切なかった。 「トリアージ2020」 よこちんと横山さんは同一人物なんじゃないかなぁと思いながら読んでいたら、半分当たって半分外れてた。ほっこりするお話だった。 「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」 フランスかぶれマダムの趣味で営んでるショップの解像度が高くて面白かった。途中でよくわからない場面があって、軽く読んでたから理解できてないのかもしれない…。 全6編あったが、4編のみ読了。

    7
    投稿日: 2025.11.11
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    食べ物がおいしそうな短編集、ですがテーマはそれじゃないと思う。柚木さんはとある俳優のスキャンダルを機にXをやめてしまってその後心配していましたが、元気そうで何より。作品より作家個人の方が面白そう。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は漫画から一話目の作品を知る(最後まで読んでないけど)。 一つの話かと思っていたら、オムニバスだったようだ。 どれもほぼコロナ下に起きた話だったようです。 それにしても、うまく縁がつながり、解決していくな~。 こういうミラクルがいつも起こればいいけど…。 めんや 評論家おことわり らーめん評論家がいろいろなラーメン屋でいろいろやらかす。無断でお客さんの動画や写真をアップしたり、セクハラ発言したり等。それを被害にあった人たちで復讐していく。それぞれ加害者にやり切ってすっきりしていた。 BAKESHOP MIREY'S 秀実の会社近くの居酒屋で働く未怜が、秀実ははがゆくて仕方がない。ベーカリーショップの夢を実現するならば、語るだけではなく、行動あるのみ!なのに…。いてもたってもいられず、秀実は未怜のためにオーブンを買ってしまうが、それは未怜にとっても居酒屋の店主にとっても大きなお世話だった。秀実はそのオーブンがかわいそうでお菓子を焼くことに…。 トリアージ2020 医療ドラマを同じ趣味としてネット上で交流がある妊婦の升麻梨子(ポッカレモンさん)とよこちんさん。あるとき、よこちんさんのお母さんと家が近くということでパンデミック下での対面交流が始まる。でも、あのネット上のよこちんさんはひょっとしてお母さんなのでは?という疑惑が沸くのだが…。 パティオ8 低層階の集合住宅には中庭がある。そこはパンデミック下での子供たちの遊び場であり、親たちにとっての救いの場だった。身元がしっかりしているし、交代で子供たちの面倒を見られるし、在宅の親は仕事をしながら子供を見れられる。 その時、子供の声がうるさいと、子供がいない101号室の住人が子供の声がうるさくてリモートワークができないと文句を言ってきた。 仕方なく親たちは子供を遊ばせるのを控えたのだけれど、親たちのほうがまいってしまう。腹いせに101号室の仕事をうばってやろう!と、画策し、住民たちが一致団結する。しかし、どうしても一瞬101号室の住人の目をそらさなくてはいけない事案が発生。そこで手助けしてくれたのは、なんと!…。 商店街マダムショップは何故潰れないのか? その近辺の店はどんどん閉まっていくのに、商店街マダムショップはいまだに健在。どうやら町のパトロールをしているこの町のガーディアン的な存在だったらしい。その黒幕はだれなのだろう?誰かは書かれていなかったけれど、きっとフィクサーだ。 スター誕生 あるユーチューバーが撮影しているときにたまたま映り込んだ親子。その文句を言ったらカリスマラッパーと化した主婦(MCワンオペと名付けられてしまう)。その主婦を探し出そうと、ユーチューバーや昔アイドル今キャスターのニュースMC、今やお腹の出た中年有名ミュージシャンがタッグを組み、迷惑をかけてしまったMCワンオペが通っていた幼稚園の七夕祭りに出演する。 ーーーーーーーーーーー 自分の機嫌を自分でとれない方にたのしんでいただけたらありがたいです。めんや 評論家おことわり→ラーメンを実際に作ってみて気づいたことを全てかきました。BAKESHOP MIREY’S→若い方に相談をもちかけられると、ついつい力技で一瞬で解決してしまいたくなる、私の悪いところから生まれた話です。トリアージ2020→これは実際に私の身の回りで起きたことがもとになっていて、私の鎖骨の間にも抜糸の跡があります。パティオ8→これも私の友達から聞いた話がもとになっています。zoomで吐いたのは私の話です。商店街マダムショップは何故潰れないのか?→昔から商店街マダムショップがきになっていて、ようやく最近、中に入ったり、購入することができるようになりました。その度に、女主人たちがなぜか驚いた顔をすることから、生まれた話です。スター誕生→どうして、この話を書こうと思ったか、理由は伏せますが、強いて言うならば、MCワンオペがうっかり言ったことは、私が本当にたまたま口にしたことです。(新潮社:本人談) 過去のブログ記事が炎上中のラーメン評論家、夢を語るだけで行動には移せないフリーター、もどり悪阻とコロナ禍で孤独に苦しむ妊婦、番組の降板がささやかれている落ち目の元アイドル……いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある。この世を生き抜く勇気がむくむくと湧いてくる、全6篇。(新潮社さんより)

    2
    投稿日: 2025.10.23
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    少し前の話題(コロナ禍など)をまとめた短編集で、みんなが普段少し気になっているようなこと集という感じ。 読み易いけど、それ以上でも以下でもないかな。 「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」は、みんなが気になってるいいとこ突いていて、展開も結構面白かった。 「誰が買うかわからないマダムショップの商品を買うと、世界の秩序にバグが起きたりして」はオモロかった。 確かに‼︎ それはバグ起きるかも‼︎

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    スカッ。としたり、イライラしたり、ホッ。としたり「ざまぁ。」って思ったり、ゾワッ。ってなったり、、、。 とにかく感情の忙しい一冊。 何話か「あれっ?知ってる?」って思ったら漫画アプリのお試しで読んでたwww 小説も漫画も好き。 どっちもお勧め。 美味しそうな食べ物がイッパイ出てくるから夜中に読むのん危険www ☆めんや 評論家おことわり ☆BEKESHOP MIREY’S ☆トリアージ2020 ☆パティオ8 ☆商店街マダムショップは何故潰れないのか? ☆スター誕生

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    宇垣さんがお勧めされていて読みました。 私は、「めんや 評論家おことわり」、「トリアージ2020」、「パティオ8」が好きで、1番は「トリアージ2020」!。 よこちんが存在していた事にホッとした反面、コロナ禍の最前戦で戦っている事を知って、あの頃の自分のことを重ねながら思い出した。あの時は、コロナについてまだまだ分からない事が多い時期。よこちんは大変な中でやり取りしてたんだなって思うと、グッときた。麻梨子が少しずつ元気になっていくところも好き。横山さんによって、少しずつ食を楽しめるようになっていくところも、穏やかで幸せな気持ちになった。

    2
    投稿日: 2025.10.20
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    一作目の「めんや 評論家おことわり」と、4作目の「パティオ8」が個人的にはおもしろかった。 6話からなる短編集だが、全編通じてコロナ渦を少々扱っている。柚木先生も相変わらずおもしろい。

    9
    投稿日: 2025.10.09
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    まじめぶった文章に潜むユーモア、今作も柚木節が全開。 笑わせながらも、今の時代にもまったく解消する気配がないジェンダーギャップや社会格差に真っ向から立ち向かう姿勢には、こちらも背筋が伸びる。 どの作品も好きだけど、一番は「BAKESHOP MIREY'S」。 社会格差がどんどん大きくなるなか、分断された人と人が歩み寄ろうとすれば、お互いにもやもやしたり傷ついたりするのかもしれない。 でも、痛みを伴ってもお互いに解ろうとしていかないと、未来はないんじゃないかと思った。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めんや 評論家おことわり ネットに勝手に上げられて生活を壊された人たちの復讐劇 今の時代色々なところで発生してそうだし、こういう傲慢な考え方のおじさんたくさんいそう。 BAKESHOP MIREY'S 口だけは達者だけど努力をしない家庭環境の悪い子と、恵まれて結果を出して来たOLとの話 んー同じ言葉でも言う人の立場によって解釈も異なるし、善意は時に迷惑にもなるし、難しい。 トリアージ2020 一人での出産を決めた孤独な中年女性と、共通の趣味で出会ったネットでの友達との繋がり。誰かがいるって大切だなぁ。 パティオ8 協力しながら子育て世帯が暮らす住宅地に、文句をつけてきた男性にみんなで協力して復讐する話。 みんなのそれぞれの能力を掛け合わせていく感じが面白かった。 商店街マダムショップは何故潰れないのか? 年の離れた幼なじみと地元でも生活の話。確かにこの店やっていけてるのかな?ってお店ってたくさんある。最後までミステリアス。 スター誕生 落ち目のアイドルと発信で炎上した中年男性が、再浮上するために力を合わせる話。 恥を捨てたところから、人気って出てくるのかも? 全体を通して、人間関係もSNSも難しいなーと思った。私も安易な発言で誰かを不快にさせたりしちゃってるのかもなーと。考えさせられるけど、読みやすくて面白かった。

    3
    投稿日: 2025.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目がすごくすきだった。マイノリティをなめるな、みんなが団結したときの強さを感じた。 2作目は、「ときめきをお金で買う必要がない人生こそ、最高に恵まれているのだ、と。ケチというのは、特権なのだ。」にハッとした、好きだった。秀実の「お茶を淹れて図書館の本を読む」休日の過ごし方がどれだけ贅沢か、豊かか。今日図書館に行って、ここで本を借り続ければ、わたしをこうしてタダでentertain してくれるものを絶やさなければ、わたしは生きてける気がする!!と、2ヶ月間の休職を経て新天地への引っ越しを決めた今の私が言えるのは、やっぱり健やかなことだけど贅沢なことなんだな、と感じる。 柚木さんの作品、すかっとさせてくれてきもちがよい〜〜最高〜〜そしてどの作品もお腹が空く、料理下手だけど作ってみたくなる! 3作目もすごく好きだった。くそ家父長制の中で生きてきた男を、子育ても仕事も頑張っている女性たち(レズビアンカップルも)が協力して、ぶっつぶす話。気持ちがよかった。 4作目:年が結構離れた仲のいい幼馴染っていう設定がすごくすき。ありえない関係性とかないって見せてもらえてる気分。でもちょっとストーリーが掴みきれなかったかも。。私の理解力よ、、 最後のはなし、インザメがチャーチ読んだからか壮年期の男性の友情、自己開示などについて、気になる。人の、推しへの執着すげえというのも思った。 あいにくあんたのためじゃないっていうタイトルはどこから来てるんだろう?キレキレですごく好きです。

    2
    投稿日: 2025.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    SNSと言えば、インスタかFBばかりで、tiktokやツイッター(X)はあんまりよく知らないし、ほとんど観てない。 そういやインスタを見ていると気がつけばスレッズのページなっていることが最近良くある。 で、スレッズってなんか雰囲気良くないねんなぁ。例えば阪神ファンは藤川監督の采配とか梅ちゃんのリードを叩いている投稿、その叩いてるヤツを叩いている投稿。 トレイルランナーを叩く登山愛好者、ミニマリストを叩くコレクター、タレントを叩く批評家を叩くファン…まず、誰かを叩く投稿の多いこと。 それから、不器用にポジティブな投稿。「今日〇〇できただけですけど、一生懸命です誉めて」的なヤツ。 俺もここには結構批判的な読書レビューを書くこともあるので、目くそ鼻くそなのかも知れないけど、言いたいことを言える場とはいえ、それを言うと自分の人格すら損なってしまわへんか?と心配になるような不快な内容の投稿が目立って、イヤになる。 閑話休題 で、この本だけど、そういったSNSやコミュニケーションツール(LINEやメッセンジャー、ZOOMなど)で交流する人々に起こりえそうなトラブルを描いた短編6本を収録。 問題を提議しっぱなしにするんではなく、着地点を一ひねりするテクニックが上手い。小説なんだから問題を解決させることよりも物語を面白く展開していく方がメイン。その辺、柚木麻子は読者の予想は裏切っても、期待は裏切らない。 スレッズの毒は食えたもんじゃないものが多いが、柚木麻子の毒は食らいに行って損はない、ただし中毒性があるので要注意、いや注意してもしゃーないか。

    3
    投稿日: 2025.09.28
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    何より表紙が面白くて、中身もとても面白かった。 あっという間に読めて、スカッとしました。 タイトルの意味はちょっと取りかねたけど、誰かのためじゃなくて、自分が思うように生きよってことなのかな?

    0
    投稿日: 2025.09.19
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    多くの情報に惑わされ、コロナ禍でダメ出しされる社会現象。 それでも、もがき、苦しんだ先には、何かが見出せる。 力強く、かつ、辛味たっぷりで描かれた短編集。 めんや 評論家おことわり・・・あのブロガーからの迷惑を   被ったのは自分だけではない。偶然に集った彼らの   復讐は、10年以上の皆のスキルアップの成果。 BAKESHOP MIREY'S・・・ベイクショップへの夢。持ってるものの   中で叶えたい。そんな彼女に感じ入った秀実は   後押しするのだが・・・すれ違う本心の悲しさ。 トリアージ2020・・・TVドラマシリーズのTwitterでの交流は、   思わぬ出会いとなった。匿名の相手からの気遣い。   それは出産を控える身への“トリアージ”。 パティオ8・・・入居条件は「中庭で子どもが騒いでも気にしない   こと」なのに、横やりをいれた男性の存在。在宅の   女性たちのスキルを侮るなよ!奴の商談を奪ってやる! 商店街マダムショップは何故潰れないのか?・・・その店の謎。   遥か昔からの存在。変わらぬマダムと品揃え。カエルの   置物。スワロフスキーのベンツ。そして視線。 スター誕生・・・落ち目のスターは市井に埋もれていたスターに   注目する。共に活動することが再起の道と行動するが、   同様に落ち目なYoutuberたちも同様。そして彼は悟る。 ブロガー、SNS、デジタルタトゥー、Youtuber、炎上、 そしてコロナ禍。そんな社会事情の中で、惑わされ、困惑し、 暴走したり、悔悟したり・・・何はともあれ、人間だから。 情報過多の中で如何に生き抜くのかを、熱く描いています。 自分で、自分たちで人生を取り戻し、その先を歩もうとする 姿は勇気凛凛な逞しさをも感じられました。 パティオ8のズーム飲み会には驚き。 ズームをやっていない自分としてはびっくりの交流でした。 かつてのコロナ禍の前後を思い出させてくれる話が多いけど、 ネット関連の負の不条理が現在もあるのはやるせないです。 で、それぞれの物語、その後が気になったりします。 マダムショップはこれからも存在し続けるのかな?たぶん。

    17
    投稿日: 2025.09.12
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    面白いのであっという間に読めた。 本当に軽い、ドキドキも感動も軽くあるし、予想外の展開も軽くある。 読後感もサッパリ。 そうめんみたいな短編集だね。嫌いじゃないけどすぐ忘れちゃいそう 面白かったのはめんやとパティオ8かな

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    いまは手詰まりに思えても、自分を取り戻した先につながる道はきっとある…。相手が悪いように感じても、相手は別にそんなこと考えてないし?みたいな。作品紹介とタイトルに妙に納得。 “Butter“の時もそうだったけど、食べ物の描写が魅力的。ラーメンが無性に食べたくなった。

    12
    投稿日: 2025.09.05
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    「Butter」で衝撃を受け、それまで知らなかった作者の作品を読みたいと購入。 うーん、短編集だったのね。 それぞれコロナ禍やネット社会の問題点を描いてますが、個人的にはハッとするような展開ではなくて余韻は残らず。 多分自分は柚木さんのシリアスな感じが好きなのかなぁと思います。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    めんや 登場人物の気持ち、分かるなー。 《心底腹が立って、仕返ししないと気が済まない》   そんな気にさせた人。 仕返しは長期計画で確実に!だね。 ちょっと毒のある、ブラックユーモアの短編集だけど、 《あいにくあんたのためじゃない》(表題の作品はない。短編集1冊のタイトルだった。) まさに あんた(誰か)のためじゃないよ。 あんたも私もその人もあの子も みんな自分のためにやってる 自分ファーストで生きてる そんな作品集だった。 そんな中でもお互いを思い合える《トリアージ2020》はよかった。

    25
    投稿日: 2025.08.30
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    コロナ禍の閉塞した世相を柚木麻子らしい切り口で描いた作品という感想。 ラーメン評論家の話は、現実にも起こり得るのではないかと思った。 もし自分が被害者の立場になったら、あれほどの執念を見せられたかは分からないが。 テンポ良く読んでいけるので、重い本の後に読むといいかもしれない。

    2
    投稿日: 2025.08.30
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    短編集でしたが全作違った切り口から現代日本の日常生活から生まれる問題を照らしつつも、しっかり映える物語になっていて、一作読み終えるたび素直に「凄い!」と唸ってしまいました。 様々な意味で抑圧されている人たちがいて、その抑圧も抑圧された結果の現れだったりする。自分の事だけで大変だろうけど、ほんの少しでも良いから周りを見て労りや心配していると言葉を掛けたりするだけでも救われる人がいたりする。 このご時世掛ける言葉の精度には慎重にならないといけなかったりするけれども、相手への配慮を怠らなければ多少の誤解はあっても気持ちは伝わるんでないかな、なんて思いました。 どの話もとても良かったですが、主人公視点と他の人物視点の違いが凄まじい「めんや 評論家おことわり」、怪談めいた「商店街マダムショップは何故潰れないか?」は特に良いと思いました。

    3
    投稿日: 2025.08.25
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    悪意に当てられて読了後は胸焼け気味 その中で「トリアージ2020」、新旧シングルマザーの友情が一服の清涼剤

    3
    投稿日: 2025.08.19
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    何かの番組で紹介されてたので手に取りました。最初の「めんや」のお話はそれなりに面白かったですが、他は自分的にはちょっと期待とは違いました。

    2
    投稿日: 2025.08.18
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    短編集 「めんや 評論家おことわり」のパンチが一番良かった。 他作品も、そっちに向かうかフツー⁈ と、ツッコミたくなる内容ばかり ただ、やられるばかりじゃ無いスタンスが面白い

    12
    投稿日: 2025.08.11
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    1話で読むのを止めた。1話は、ラーメン評論家が勝手に写真撮ってネットにアップしたことで傷ついた人、評価が落ちた評論家自身、の話だった。 好きじゃないかな。

    1
    投稿日: 2025.08.09
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    最初はラーメンブロガーの佐橋が誹謗中傷に合う話かと思いきや、佐橋にネットに晒されて人生が大きく変わってしまった人たちの話へと変わっていった。 佐橋の酷さと、被害の大きさに腹が立つのと同時に怖さを感じた本だった

    113
    投稿日: 2025.08.08
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    0803それぞれ背景がちゃんとあって登場人物全員嫌いになれない。もっとスカッとするお話かと思ってたけどそうでもなかったかな

    2
    投稿日: 2025.08.05
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    めんや評論家おことわり BAKESHOP MIREYs トリアージ2020 パティオ8 商店街マダムショップは何故潰れないのか? スター誕生 イギリス

    1
    投稿日: 2025.08.04
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    内容共感できないストーリーもあり、あまり入り込めなかった。 いい意味でミスリードが気持ちよかった作品もあるので作品によるが、すごく心に残ったものはなかった。

    2
    投稿日: 2025.08.04
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    『めんや 評論家お断り』『パティオ8』現代版さるかに合戦といったところか。 『BAKESHOP MIREY’S』 が興味深かった。 「ときめきをお金で買う必要がない人生こそ、最高に恵まれているのだ、と。」 私は貧乏性でケチなので、消費に癒されるどころか、過度の消費は罪悪感さえ抱く。だからこの未怜のセリフは、新鮮な驚きであった。それなのに読み進めるうちに、なぜだか理解できる気がした。消費行動は理想の生活を味わえる夢の時間をもたらすのだ。しかし、オーブンは違う。 「オーブンをもらったことで、夢見ている時間さえ奪われたのだ。」うっとりと夢想していたら、たたき起こされて現実を見せられたのだ。こんな残酷なことってあるだろうかと。 共感したわけではない。自分の考え方や生活習慣とは全く違う。でも、異なる考え方であっても、思考回路をトレースするうちにすとんと腑に落ちた。 これだから読書は面白いと思うのだ。

    6
    投稿日: 2025.08.03
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    6篇の短編集。 一つ一つ独立した話 コロナ禍でとじ込もって 自分への正義が他人への迷惑。 居場所を見つけようとあがいて 最後にちょっと光があったりして 少しずつ変化して 先に進みましょう。 出てくる食べ物はどれも美味しそうでした。

    2
    投稿日: 2025.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この世界を回すのは誰だ。 悪気はなかった。でもあなたの言動に傷ついた。そんなことが多い世の中になっている。どうして、と振り上げた拳をほどいて、手を差し伸べるためには。日常の中でもがく人たちを描いた短編集。シスターフッドの物語ともいえるし、今までの世の中を牛耳ってきた価値観に対抗する人たちの強かさを描いているとも。 「トリアージ2020」母娘がちゃんと存在するオチでよかった! 「パティオ8」多分文藝で一度読んでる。動き出した女性たちが強すぎて脱帽。 「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」タイトルに全面的同意。決してマダムが何かしているわけではないだろうが魔女っぽさがあるの、わかる。主人公の強かさも琴美の強さもよい。

    2
    投稿日: 2025.08.01
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    二編目まで読んだ。 が、そこはかとなく嫌ーな感じがあって、なんかどんどん読みたい!ってならない。。。 まっすぐ幸せな小説が読みたいんだなー今。。。 疲れてんのかな。 つまんないわけじゃない。

    2
    投稿日: 2025.07.26
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    鋭い切れ味の短編が6作収められている。 かなりインパクトの強い作品、そこそこインパクトの強い作品、評価は人それぞれだと思うが、わりとサクッと読めて、面白い作品が多かった。

    4
    投稿日: 2025.07.24
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    クスッと笑える。 うちの近所にもマダムショップ、あるなぁ〜 お客様、見たことないわ⋯ 目の付け所がいいな♫

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    悪気のない一言が、考え方が、他者を深く傷つけたり、人生を変えてしまうかもしれない恐ろしさ。 多様性って難しい

    2
    投稿日: 2025.07.21
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    柚木さんの本は初めて読んだけど、すごく女性に焦点を当てるのが上手な作家さんだ…! 視点の切り替えが秀逸なだけに感情移入を間違うとこちらまでグサッとくる、痛快さ

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    復讐したい時に。 いや、あの、復讐を目的として実行したっていう話ではないですけどね。 日常の中にある不満、理不尽、イライラ。 えぐるように描き、一ひねりし、爆発させる、そういう感覚。 辛口の短編が並んでます。激辛注意(笑) ラーメン評論家の男性・佐橋ラー油。 かっては辛口の批評が面白がられていたが、しだいに風向きが変わる。 過去のブログ記事が原因で、炎上中。それはそもそも‥ ? コロナ禍で、学校は休みが増え、外で遊ぶことも出来ず、子供たちが家にいる。 母親にとっては、子供たちをどう過ごさせるかは大変な問題になっていた頃。 共有する中庭を囲む構造で、数軒の家が並んでいる建売住宅。そこで遊ばせることが出来るのが取り得だったのに、リモートワークをしている住民に国際的な商談の邪魔だと言われてしまい‥? 地方へ赴任した独身女性。 店で働く若い女の子と親しくなり、夢をかなえようとプレゼントをするが、裏目に‥? 行き違いや上手くいかないこと、いろいろある。いくらでもある。 でも、それもね‥ 空気を変えることぐらい、出来るのさ! 読みようによってはグサッと来るかもしれないけど。 パワーをもらっちゃいましょう。 「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」が、おかしい(笑) 「きみのお金は誰のため」を登録した次に、たまたまこの本だったので、「あんたのためじゃなかったのか‥」と、妙にはまって、個人的に受けておりました。 で、続けてレビュー。

    33
    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろーい分がうまーい さすが柚木麻子さん ただ、ユーチューバーとかネットのゴタゴタとかそのへんの話はちょっとおばはんには難しかったです でも、カラオケマイク売っておっさん黙らせたところはほんとーに面白かったなぁあ

    0
    投稿日: 2025.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    世間の逆風の中で一筋の希望が見えるヒューマン短編集。 「めんや 評論家おことわり」 「BAKESHOP MIREY’S」 「トリアージ2020」 「パティオ8」 「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」 「スター誕生」 の6編収録。 弱者救済ものと思えるが、そもそもの設定や構成がちょっとデフォルメっされていて、漫画を読んでいるような気分になりました。 そのためかアッコさんシリーズのようなメリハリやキレがなかったのが中途半端な気がしました。 ただ、ギャグともいえるユーモアや人間のだらしなさや優しさは著者らしい暖かい文体で気持ちよかったです。

    0
    投稿日: 2025.07.19
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    このタイトル、つまり男のためには書いてないからという意味なのかもな、と思いました。 短編のそれぞれに、常に男性の勝手さ横暴さ無自覚さへの不満が通底してて、女性にとってはそれが世の中なんだよ!男のお前はわからんだろうがな!という痛快な気持ちになるのかなと思いながらと読んではいたけど、そうはいっても恣意的にダメなキャラ(最初の話なんか男でもこんなにだめなやつそういない)を繰り出しては男はみんなこう、というように見せられる感じは、男の私にとってはそれなりに不愉快ではありました。 私のほうがお門違いなのでもう読まないけど、それでもなお内容自体は面白い事もあっての星3つかな。

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    BUTTERが面白かったので手に取りました。相変わらず食事の表現が生々しくて、ダイエット中に読むんじゃなかったと思いました笑。内容は、いやそんな都合のいいこと…の連発で、正直手放しに好きとは言えない内容でした。一方で、SNSや生活の変化がで人が意図せず傷ついたり、傷つけたりも、これくらいのご都合がないと対応しきれないんだろうなと思ったのも事実。もちろんそんなご都合は(滅多に)起きないけど、とにかく自分の人生は誰でもいい誰かのために使われていいもんじゃないですわな。

    11
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強炭酸エナドリ短編集という帯がパワーワードすぎて惹かれた。言葉のセンスが強い。 最初の復讐のために最高のラーメン屋を数年がかりで作っちゃう話がガツンと1番面白かったかな。次点でパティオ8かスター誕生。コロナ禍が舞台装置として働く話が増えてきたなぁという印象。 フェミニズムが強めで、エネルギッシュよりも自分を大切にというメッセージを受け取った気がする。そして子育て中なわたしには刺さる話が多かった。

    0
    投稿日: 2025.07.11
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    柚木麻子さんは好きな作家で、久々に読んだ。 コロナ禍の内容が多かったので、今の気分とはマッチしないところもあったが、さらっと読みたかったので良かった。

    0
    投稿日: 2025.07.05
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    コロナ禍は大変だったなあ、と当時のことを思い出す…、ってだけで、さらっと読めた感じ。あまり印象に残らなかったので残念。

    10
    投稿日: 2025.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    特に1話目、4話目、6話目は「スカッとJAPAN」のノベライズというか、Twitterの創作実話というか、とにかく悪と決めた対象をとことん追い込んでやっつけて、さらに結末で悪役の改悛を匂わせることでさらなる快感を貪ろうという貪欲さ。読んでいて胃がもたれてしまう。 SNSやYoutube、コロナ禍等の現代性溢れるテーマを選んでいても、根底のところで現実の世相より著者の「あるべき」が前に出るので図式的なご都合主義が鼻につき、「お話」としても説得力を失ってしまっている。 エンパワーメントってこういうことなんでしょうか‥

    3
    投稿日: 2025.06.29
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    「BAKESHOP MIREY'S」に出て来る未怜は若い時の自分に似ていると思った。やりたいことはあるけれど、それも一時のこと。すぐに別のものに興味が移る。それでもその時の熱意は本物で、つい周りの大人は応援したくなったりお節介を焼いたりしたくなるもの。心は一瞬つながるものの、熱意が冷めるとうざくなる。誰もが成長過程で通る道なのだろう。 何者にもなれず大人になった自分はそんな若者が何者かに向って脱皮することでささやかな満足を味わいたいのだろうな。読んでいるうちに未怜ではなく秀実目線になっていた。

    2
    投稿日: 2025.06.27
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    Audibleで。 コロナ期の妊婦さんのお話し。 アパートの住人のお話し。 田舎に帰ってきた田舎を守る女人たちを守るお店等お話し。 この三篇は 面白かったなあ。 絶対フィクションなんだけど、あるあるが多すぎてちょっと笑えたりゾクッとしたり。 コロナ期の話と思い読んでみた。 なんか、ツンデミックみたいなお話しかと思えばツンデミックより尖ってなくて。 で、さっきツンデミックと同じ時の直木賞候補と知る。直木賞も時代を反映してるんだな。 それぞれのお話しの最後がちょっとなあと言う感じでしたが、妄想しろってことよね

    23
    投稿日: 2025.06.24
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    直木賞候補だったと知り読んでみたが、多分初めての作家さん。がっつりではないが、コロナ禍のアレコレを描いていて、この回の受賞作「ツミデミック」と似た作品。 となるなら軍配はやはり、圧倒的にツミデミックだった

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    最初と最後の話はあんまりだったけど全体的に面白かった。 短編なのに面白くなるまでにとても時間がかかる気がしたし本のタイトルを期待して読んだらちょっと違うかも。 この作者さんこんな作風だった??綿矢りささんみを感じた。

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと今までの柚木麻子作品とは違う…勢いと言うか何かに対する怒りみたいなものが、巡り巡ってスカッとする短編集だった そういえば装丁もプンスカ怒ってる(笑) 直木賞の候補作だったことを読了後に知る どれも時代を上手く切り取った疾走感のある物語で、続きやスピンオフが読みたくなった

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    こういうきしょい男、いる!! 商店街マダムショップの話は、 マダムが街のきしょい男を闇に葬ってるってこと? それに気付いてしまった琴美とあっちゃんがマダムに追われてたってこと?

    0
    投稿日: 2025.05.29
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    6編からなる短編集。 ストーリーはドラマ仕立てでいかにも作り話っぽいが、細部にリアリティがあり、「これよくわかる」「こんな人いるいる」と思いながら楽しめる。 絶対に相容れないと思われる同士が、なんとか収まりそうだったり、色々事情や思いを抱えながらも頑張る人を応援するようなトーンなのが好ましい。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    タイトルのインパクトと帯の推薦コメントが良すぎた分期待値が高すぎたのもあり、少々拍子抜けした、というのが正直な感想。柚木さんにしては全体的に思ったよりパンチが無かったかなという印象。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    6作品を収録した短編集。単純に面白い。一方で、恐怖も感じる。特に「めんや評論家おことわり」は、自分にとっては他人事なので、スカッとする話しとして読めたが、ちょっとした行為が他人を不幸に陥れることもあり、しかも現実にありそうな展開だっただけに、恐怖も感じた。「スター誕生」もそんな感じ。「BAKESHOP MIREY'S」も良かれと思ってやったことが裏目に出るという自分によくあるパターンだけに、身につまされる思いだった。

    7
    投稿日: 2025.05.21
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    啖呵を切ってスカッとする短編集なのかと思っていたら、そんな感じでもなかった。コロナ禍の影響大。 まともに仕事をせず、漠然と焼き菓子の店をやりたいと語るだけのバイトに翻弄される話‥かと思ったら、何か共依存?かわいそうなオーブン(BAKESHOP MIREY’S) 身勝手でダメな見苦しいオジサンが、なりふり構わず行動したら、何だかコントみたいになりつつもいくらか前向きになる話(スター誕生) 全6編 トリアージ2022は、この中で唯一のとても良いお話だった。

    3
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毒舌ラーメンブロガー佐橋は、業界の人気店「中華そば のぞみ」を出禁になって以来落ちぶれた。若手ラーメンYoutuber替え玉太郎の仲介で「のぞみ」に謝罪に訪れるが、そこに集まっていたのはかつて佐橋の心無いブログによって人生を変えられた人々ばかりで。。。(めんや 評論家おことわり) 東北の田舎町の留学斡旋業支社に赴任した秀実は地元のうどん店アルバイト未怜と親しくなる。お菓子ひとつ焼いたことがないのにカフェを開く夢を語る未怜との時間は不思議と心地よいが、秀実がオーブンをプレゼントしたことで関係性が変わってしまう(BAKESHOP MIREY'S) コロナ禍の妊婦麻梨子は人気医療ドラマを愛するTwitter仲間よこちんの母と差し入れを通して親しくなる(トリアージ2020) 共同住宅(パティオ)では子育て世帯が集まり子供を庭で遊ばせるなど助け合いながコロナ禍を乗り越えていたが、あらたに引っ越してきた新婚家庭がリモートワークに邪魔になると中庭での遊びを禁止してしまう(パティオ8) 他、商店街マダムショップは何故潰れないのか?、スター誕生の全6篇の短編集。ブログ、インスタ、Twitterなどデジタルツールを駆使しコロナ禍を生きる個性的な人々をコミカルに描く。一歩間違えばリベラルフェミで説教臭くなってしまいそうなところをユーモアがあるのでサラッと読める。 ブログに一般人の悪口書きまくったり、お菓子も焼いたことないのに将来の開業のために食べ歩きをしたり、子どもはいないのにパティオに引っ越してきて周囲を黙らせたり、そんな人いるのかいなとツッコミたくなるところも多少あるが、傷つけられた人がブロガーに復讐したり(めんや 評論家おことわり)、推しと結婚した主婦(スター誕生)が面白かった。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本の帯の「差別、偏見、思い込み。他人に貼られたラベルはもういらない、自分で自分を取り返せ!」という強めの紹介文に惹かれて読んだ本。 が、直近でもう少しパンチの強い逆襲系小説を読んでいたせいか、思ってたほどスッキリ・最強エンパワーメント小説って感じではなかったかも? 面白かったのは、「パティオ8」と「商店街マダムショップはなぜ潰れないのか?」。 「パティオ8」は、アパートの住人それぞれが得意を生かして悪者を倒す感じがアベンジャーズみたいでかっこよかった。 「商店街マダムショップはなぜ潰れないのか?」は、見守ってくれているのがマダムというギャップがいい。全体的に不思議な雰囲気のお話で、不思議と怖いの中間くらいな感じの絶妙さがたまらなかった。 以下、お話ごとの雑記・感想。 めんや 評論家おことわり ラーメンたべたすぎる。 BAKESHOP MIREY'S スコーン最近ハマってるからスコーンのいいにおいが漂ってくるようだった。 オーブン買いたくなるのわかる。 今回焼いても、結局なんにもならないんだけどね。 トリアージ2020 横山さん親子がちゃんと存在して嬉しかった! パティオ8 わりと好きよりの話。 みんなが得意を生かして悪者を倒す感じがアベンジャーズみたいでいい。 商店街マダムショップは何故潰れないのか? 見守ってるのがマダムっていうのが面白い。 不思議なお話。 スター誕生 MCワンオペかっこいい

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    ランチのアッコちゃんシリーズが好きで、直木賞候補ということで読んでみましたが、期待していたのとはちょっと違いました。 もやもやが残ってスッキリしない…

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    トリアージ2020が良かった。 昨今らしいSNSが繋いだご縁。 好きなドラマが共通点でそれがきっかけで仲良くなった親子とSNSで出会う。 好きなことって世代なんか関係ないんだなと改めて思う。

    1
    投稿日: 2025.05.11
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    振り返ってみると、「コロナ禍」の影響ってすごく大きかったなぁって。 在宅勤務が一般化したり、いいこともあったけど、総合的にはやはり「禍」であったわけで。そんなコロナという感染症の流行がもたらした禍が生み出した、様々な物語でした。一推しはフレーズも引用した『BAKESHOP MIREY'S』。不遇だけど不幸じゃない、そういってはならないような境遇のみれい(字を忘れた)に共感度MAX。 「あいにくあんたのためじゃない」

    1
    投稿日: 2025.05.09
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    六篇の短編集 全てコロナ禍前後のの出来事です。 タイトルが気になって手に取ったのだけど (絶対に自分の口では言えない言葉なので) あまり思ったような話ではなく、、。 誰かも書かれてましたが ラーメン屋の話と パティオの話は 構造が一緒でした。 また別の短編集にでも載せれば良かったのに。 どうして同じ本に収めちゃったのかしら。

    25
    投稿日: 2025.05.07
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    漫画になってるのを少し読んで面白かったので。 短編だけど全てテンポが良くて面白いよね、個人的にはパティオ8(中庭を取り巻く住民たちのお話)とトリアージ2020(シングルマザーになる方と好きなドラマで繋がってるフォロワーさんの親御さんとの出会い)のお話がすき。 めんや 評論家おことわりとスター誕生は漫画で読んでた、また漫画の方も読みたくなるよね

    2
    投稿日: 2025.05.05
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    25/05/04読了 エンパワメントな短編集ではないような…? ひとつめのラーメン評論家、ふたつめのイギリス憧れ女子、よっつめの中庭話あたり、スカッとしてもいいけどモヤモヤが勝ってしまった。 トリアージとマダムショップは好きな風味だったかなー

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    短編集にて各編サラッと。ラーメン屋の女性店主は確かに珍しい。我が街では「うの花」くらいか。「美香蘭」閉めちゃったし。味も盛りも心遣いもよいです。将来の自分を夢見て語り、その実いざとなると尻込みする。言い訳して前に進めない。未怜さん、分かります。私も来春の再就職について思いはあれど、さて、どう踏み出しているのやら。オンライン診療のドラマあったなら面白そう。もう遅いけど。101号室のご主人は、商談をパティオ6の住人に委託なさればよかったね。皆さん凄い才能の持ち主。マダムショップ、何十年も続いてる店は知らないけど、人気ないのになんでつぶれないんだろうって店はある。MCワンオペの抗議が美しい韻を踏んでるのかどうなのか。ただ、訴えてる内容は頷ける。しげるが間違ってる。

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    BUTTERを読んだことを友達に話したら、この本の話題になったので、珍しく同じ作者の2作品目を読んで深めてみる。 これには少しがっかり。 5編の短編が入っているけれど、BUTTERを読んだ時にも思った、読後感。ここで終わりなの?そして5編中の2編はとても似ている構造だと思った。(パティオとラーメン屋さん)

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    アッコちゃんシリーズやダイアナなどが良かったので読んで見たが、何かダークな内容が多い短編集。各編の終わりでは、多少の良い話しに持って行こうとするのだがスッキリしない。タイトルの「あいにく あんたのためじゃない」の通りの終わり方。 1、めんや 評論家おことわり  有名なラーメン評論家にブログでぶった斬られて、人生を台無しにされたラーメン屋店主やお客達が復讐で団結する。復讐にかける情熱が凄い。ある日、見事に復活したラーメン屋に謝罪に訪れた評論家は多勢の復讐者に取り囲まれる、、、? 2、パティオ8 パティオ(中庭)を持つ集合住宅に住む住人達は、コロナ禍で子供達を中庭で遊ばせて息抜きをしている。ある日、うるさいと怒る住人が現れる。リモートワークで外国との商談中の男性。理解を示しつつ、遊ばせることを自粛する住人達。皆んな子供達のストレスで爆発寸前。毎晩のズーム飲み会で住人達は反撃を思いつく。色々な才能を駆使して、商談先を乗っ取る。商談に失敗した男性は、、? 全部で6編だが、上記のような内容。モヤモヤが治らない。

    65
    投稿日: 2025.05.01
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    タイトルからモーニング娘。’23の「Wake-up Call~目覚めるとき~」を連想して。コロナ真っ最中に雑誌に書いてたものを集めた短編集。娘にも負けないパワーが良い。どれも娘曲に合いそう。お気に入りは推しと結婚したオタクの「スター誕生」。

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    食べ物が、美味しそうなものからそうでもないものまでの描写がすごい。 五感が刺激された。 夏になったら横山さんの差し入れを自分に差し入れたいと思った。 人物描写も、その人が思い浮かぶような丁寧さ。 短編なのに「めんや 評論家おことわり」と「パティオ8」は登場人物が豊富で、どうかなりそうだった。 「BAKERYSHOP MIREY'S」は好きな話ではなかったが、角度が変わると見えてくるものに興味を引かれた。 夢を語る人の全てが、夢を実現させたいわけではないのかもしれない。 ただ夢を見ている時間が欲しかった人にとって、物理的な支援はとんでもないこと。 距離感と本心の見極めは大事だなと思った。

    15
    投稿日: 2025.04.29
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    この勢い、すごいです。 SNSなどさまざまな便利ツールのおかげで便利になったけど、その反面生きにくさも増している昨今にズバズバーとメスを入れどんどん切り込んでくる短編集です。 それぞれに味があって面白かったです。 トリアージ2020とパティオ8は特に好きです。

    1
    投稿日: 2025.04.18
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    SNSの問題をあげながら独特の感性で 柚木麻子さんの本はストーリーがすごく面白いとかではないけれど、なんだかスイスイ読めてしまって、心にポトンとインクのシミを落とされたような不思議な読後感がいつもあり、これもそんな印象だった。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    2025/04/14 想像していた話と少し違ったけど、面白かった。 コロナ禍懐かしいな、、 マダムショップの話は知らない世界線だった。 BAKESHOP MIREY’S はきつかった。どっちの立場も分かる。

    9
    投稿日: 2025.04.14
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    コロナ禍ごろの色んな人達の短編集。どれも最後にはスッキリする感じのお話で、日常のどこかにいそうなひとたちの話だった。

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見下されていた人々が、それぞれの得意分野を伸ばして団結して共通の敵を打ち倒す!というわかりやすい構造でスカッと面白く感じたのは麺屋とパティオの話。 BAKESHOP MIREY’Sはフリーターのどうしようもない考え方がリアルで、自分を見ているようで自己嫌悪してしまいあんまり好きになれなかったです。笑 トリアージ2020はコロナ禍の妊婦の不安感などが伝わってきて改めて大変な時期だったなあと。 商店街マダムショップは〜は私も思っていたことなので、面白い観点と展開で笑えました。 スター誕生は男二人に嫌悪感が強すぎてちょっと…一度「何者か」になってしまった人間の承認欲求ってこうなっちゃうのかな…

    1
    投稿日: 2025.04.13
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    なんか、えーって思う話が多々ある。報われないといか、どうしようもないというか、誰もあんま幸せにならないというか

    0
    投稿日: 2025.04.11
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    痛快!コテンパンにされつつ、された方もぼんやりと現在地を受け入れていく感じの終わりで良き。短編6つで読みやすい。ラーメン批評家に晒された人たちが団結する話と、アパートの住人で団結して営業先を奪う話が、御伽話感あって楽しかった。 そんなとこまで詳細に炙り出さなくても(;_;)と思うような、人に対する観察力。 わざわざ言わないにしても思ってることって、結構あるよな、、と思う。 すごくタイムリーな題材が多いので、何年かしたらすごく懐かしくなるのかも。価値観もどんどんアップデートされてくから、「当時はこんな考え方だったんだ…」てこともあり得そう。

    1
    投稿日: 2025.04.11
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    生きづらさを抱えた市井の人たちの短編集。BAKESHOP MIREY'Sが特に好きだ。不完全燃焼で不満たらたらな人間たちの、弱さ情けなさ無力さが充満していて全然前向きな内容でもないのに、苦しい大義名分掲げた言い訳だらけの毎日で、時には凹んだり絶望したりするけれど、とりあえずなんとか生きていこう、というなんだか前向きな気分にさせられる物語だった。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    コロナの渦中では面白かったかもしれないけれど、今読むとどこか薄っぺらく感じてしまう。当時のTwitterで見聞きした話を麺棒でぺたーとのばしたかのような。 方向性(社会的弱者のエンパワーメント)がすべての短編まったく一緒なので、物語としての面白さに欠けるように感じ、6つ一気に読むと胸焼けしてしまった。 柚木さん、ずっと楽しく読み続けてきたけど個人的にはもう卒業かなあ。柚木さん作品が面白くなくなったのではなく、単にノットフォーミーになったということだろう(今気づいたけど、タイトルで既にそう言いわたされていた)。 そういう意味では、伊藤くんや本屋さんのダイアナの頃から同じ場所、同じ熱量で若い女子を勇気づけて続けている作家性は尊敬に値する。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    読みたかった本。ポップな装丁、内容はなかなかシビアです。 短編6作品。なので、サクサク読めます。 めんや 評論家おことわり BAKESHOP MIREY'S トリアージ2020 パティオ8 商店街マダムショップは何故潰れないのか? スター誕生 印象に残ったのは、めんや おもしろかったのは、商店街マダムショップ、かな。

    0
    投稿日: 2025.04.07
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    思ってたのと 違った。帯の誘い文句に騙された気分。きっと 好きな人は好き、それでいいんだろうな。柚木麻子さんも こういう感じを書くんだなぁ。100歩譲って 「めんや 評論家お断り」 に 共感した〜いや、こういうこと きっとありだろうなと思った。なんか 読み切ったけど なんか 違うなぁ〜とモヤモヤ。未怜みたいな子 いる。だから モヤモヤかー笑

    9
    投稿日: 2025.04.07
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    個人的にはいまいち理解しにくかった。 最初のラーメン屋の話は 現実でもありそうな話だと思った 何でもかんでもネットにさらされその後の 人がどんな気持ちなのかが、垣間見れた 気がして怖かった あとは不思議な話だなーと思ってそのまま読み終えてしまった

    38
    投稿日: 2025.04.03
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    コロナ禍に感じたモヤモヤだったり、イライラだったりを思い出した。 あんなに騒いで、大変だったのに、既に過去のことになっているのが怖いなぁ…とか、コロナに限らず、自らが理由ではなく振り回されるって嫌だよね…とか、思いながら読んだ。 後味悪く、なんだかスッキリしない思いで読まされる作品多し。 (「パティオ8」は共感を持って読めた。) 著者の「アッコちゃんシリーズ」で読後スカッとできる感じが好きな私には今ひとつな1冊だった。

    5
    投稿日: 2025.04.02
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    アッコちゃんや、butterとも違う作風だが、これも面白かった。 アメリカの分断の本を読んで、相手のことを理解するって難しいと思ったとともに、自分自身を認めてアイデンティティを保つことも難しいと思った。 が、柚木麻子さんが、自分も認められたら、相手も認められるよって言ってる気がした。 読後考える本かも。

    2
    投稿日: 2025.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    朝井リョウさんのお友達、柚木麻子さん初読み。 朝井さんのエッセイで度々登場しており気になっていたのと、直木賞ノミネート作ということで図書館で予約入れようやく回ってきた。 コロナ禍だったり、多様性だったりの最近の世情を取り入れた短編小説達。 う〜ん、言いたいことはわかるのだが、テーマに対してさもありなんな登場人物や展開をゴテゴテと飾り立てたような印象を受けた。 それぞれの立場の人がそれぞれの事情を直球で訴えたり嘆いたりしているだけなのが。。 その主張や立場を軽んじる訳ではないのだが、小説なのでもっと周辺事情や巧みな言葉捌き、間、空気感を絡めて浮き上がらせるようにその主張が立ってくるとぐっと胸にくるのだが。 その辺、同じ回の受賞作の『ツミデミック』の方は同じような背景を据えつつも、流石だわぁと思うような編ばかりだったので、そこに軍配が上がったのでしょう。 「トリアージ2020」、「商店街マダムショップは何故潰れないのか?」は比較的面白かった。 「パティオ8」は"パティオ6"に住んでいるのに何で8なのかが気になって仕方がなかった(「オーシャンズ8」へのオマージュではという説もあるようだが分かりにくい。。。)。

    49
    投稿日: 2025.03.29
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    直木賞候補で読んでなかったから手にしたが、わからない。SNSが怖いことはわかったが、なぜ、候補?「この世を生き抜く勇気がむくむくとわいてくる」こともなかった。

    2
    投稿日: 2025.03.25
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    短編6作品。 帯に最強最高のエンパワーメント小説と書かれていて、期待値が高くなりすぎたのか、自分の評価は平均でした。 コロナ禍の毎日停滞感や排他感が続いたときの話。 トリアージ2020が一番いいと思った。 しばらくしてから、別作品にも挑戦してみようかな。

    25
    投稿日: 2025.03.21
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    どこかに「生きる勇気がむくむく湧いてくる本」とあったけれど、とてもそんな印象はなく、疲れる本だった。短編というか中編というか、6つの話が載っている。タイトルの「あいにくあんたのためじゃない」というのはなくて、全編を貫くテーマなのだろう。「BAKESHOP MIREY’S」なんてのは、気持ちが悪くなりそうになり、読むのをやめようかと思ったくらい。仲間として認める共同体のなかはともかく、社会に対しては、自分のことで精いっぱい、いたわりなんて言葉は、持ち合わせていませんって的世界観に思えた。

    2
    投稿日: 2025.03.17
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    面白かった、痛快。 コロナ禍のモヤモヤや大変だったことも思い出した。でもあれがあってから面倒くさい付き合いが減ったのは良かったと思うし、本当に大切な人が誰なのかを確認できた気がする。 マダムショップのマダムが最強なのかも、憧れる。

    4
    投稿日: 2025.03.11