
総合評価
(39件)| 5 | ||
| 17 | ||
| 11 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
和風ファンタジーの名手,荻原規子によって,源氏物語を再編・現代語訳した シリーズ。 「紫の結び」は,光源氏が見いだした少女,「紫の上」を中心とした巻で構成されている。 桐壺/若紫/紅葉賀/花宴/葵/賢木/花散里/須磨/明石 光源氏を生んだ桐壺の更衣は,身分が低いにも関わらず,帝の寵愛を受けた事で恨みを買い,様々に嫌がらせを受けた挙げ句,病で若くしてこの世を去る。 成長した源氏は,帝の寵愛を受ける藤壺の宮(女御)に母の面影を見いだし,遂に隠れて関係をもってしまう。しかも,藤壺の宮は懐妊してしまい,藤壺の皇子は,それとは知られずに,帝の子供として育てられる。 ことが露見する事を怖れる藤壺は,源氏を遠ざけようとするが,源氏の思いは募るばかり。そんな中,源氏は病を治すために籠もった寺で,藤壺に面影の似た少女を見いだす。そして,その少女をもらい受け,自分好みに育て上げる事に力を注ぐ。これが後の紫の上となる。 源氏には,左大臣の娘という本妻がいたが,プライドが高く,源氏が浮気ばかりするのが気に入らず,なかなか夫婦として打ち解けない。 結局,そのまま,本妻は病を得て早逝してしまう。 そんなことに打ちひしがれつつも,色恋沙汰と縁の切れない源氏は,異母兄の新帝の女官である右大臣の娘に手を出し,それが発覚して弘徽殿の太后の逆鱗に触れ,官位剥奪のうえ,地方に蟄居の身となる。 都に残してきた紫の上のことを強く思いつつも,色恋沙汰に無縁と行かない源氏は,明石の実力者の娘と関係を持つ。その後,都を中心に不可解な天変地異が度々襲い,源氏を大事にせよという先帝の言葉に背いた事が原因だということで,源氏は罪を許され都に戻る。 光源氏は,帝の子供であり,類い稀なる美貌と,様々な才に恵まれたいわば完璧超人。ちょっと出来すぎじゃないかとも思うが,一方で色恋に弱すぎるのが唯一かつ最大の欠点。すべての災厄はそれがためにもたらされていると言っても過言ではない。平安の女性に好まれる物語たる所以なのかもしれない。
1投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ2023年に刀ステの予習として読み始めました。 与謝野晶子訳をYouTubeの朗読で聴いていたので、なんとなくあらすじは知っていました。 わかりやすくて読みやすく、初心者向けにとても良いと感じました。 難しい言葉づかいがほとんどないので、登場人物がなにをどう感じ、思い悩んでいたのかが受け取りやすい印象です。 面白く読めました。
1投稿日: 2024.10.20
powered by ブクログ登場人物をスッキリと捉えやすく、読みやすいと感じました。ああ、そういう流れだったのか、と納得しながら読み進むことができました。
8投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ源氏物語の大まかなあらすじや登場人物をちゃんと知っておきたい、でも、古典に正面から挑戦するのはハードルが高い、という人にはオススメ。私がまさにそう。現代語訳といっても、官位役職の用語は古典そのままなので、「この位ってどんなものだったっけ?」と気になりつつも、読み進める感じ。いちいち調べたり戻ったりしながら読むと面白くなくなるので、細かいことは気にしすぎず、どんどん読んでいくのがちょうどよいかと。
2投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ荻原規子さんが、徹底的に読みやすさにこだわった(最初に読む人のための導入編)を作ってくれた、と、感じる源氏物語。 すらすら読める。 でも、すらすら読めるからこその「光源氏」の身勝手さが、ぐぐっと心に刺さる。 いや、その時代の文化の中では、それが尊いってことだったんでしょうが、やはりそうは言っても、身勝手だよね……と、思ってしまう。 それだけ、余分なことに気を回さずに、登場人物たちの行動がまっすぐ入ってきたのだと思う。 今まで読んできた「源氏物語」は、そのきらびやかな世界に惑わされ、和歌をなんとか解釈しようと努力しているうちに、なんとなく世界を楽しんでいただけだったんだなあ……。と。 まったくの異世界のように見えて、そこは、私たちの祖先たちが生きていた時代のごく一部のエリート集団生きた世界。実は、自分たちとも地続きなのだ、と、今更ながら思ってしまった。 そして、思った。なんて、男の人にとって都合のよい文化が作られていたのだ……って。 そんな視点は持ったことがなかったので、荻原さんの文章力から喚起されたもの。 感謝、感謝なのである。
2投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ源氏物語の冒頭の重要エピソードだけを現代語訳してまとめてある。 与謝野晶子訳を読んであらすじは知っているけど、ちゃんと現代語で読むとわかりやすい。 和歌も訳だけが載っていて、現代人のわかりやすさを重視してくれている
0投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ来年の大河ドラマ「光る君へ」を恙無く迎え撃ちたい。ようやく重い腰を上げて、とにかく現代語訳を読み通そうと手に取りました。 光源氏の、困難な色恋が絡むと自分をもどんどん困難に追い込んでしまう様が見ていてしんどい。そしてちょっとだけ笑える。 でもこの時代の女の人たちは大変だな……。こんなクズでも光源氏は類稀な男でもあることはまあわかるだけに。 光源氏の色好みぶりって10代の頃から読んでいて腹立たしくてならなかったけど、アラフォー間近にして改めて読んでみると、藤壺がまじ大変そうで気の毒でならない。
0投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ源氏物語の主要な話をピックアップした現代語訳本です。 テンポよく進むので読みやすいです。 こんなに面白いストーリーだと思わず、外で声を出して笑ってしまいました……。 源氏物語の和歌を楽しみたい人は物足りないかもしれません(現代語訳がさらっと乗っているだけ)が、それもストーリーをさくさく読むための工夫なので、私のようにとりあえず読みたい人には有難いです。
1投稿日: 2023.05.09
powered by ブクログ読みやすい。 けど、源氏はひどい!! どうしてあっちこっちで女の人を作るのかな? 登場人物が多すぎてごちゃごちゃになる。 関係図みたいなものがあると嬉しい!
1投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログ初めての源氏物語におすすめ 高校時代の古典の授業以来の源氏物語ですが、著者(訳者)である荻原規子 氏の狙い通りとても読みやすく仕上がっています。 源氏物語を読んでみたいと思っているけど、訳すほどの気力はないと思っている方には、ぜひおすすめしたい1冊です。
0投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログ読みやすい。 現代の言葉! しかも、原文と違ってダラダラ(ゴメンナサイ!)していない。 さらに、スパンと玉鬘系の本を切り落としているのがわかりやすい。 私もあれは短編として読むと面白いけど、本筋の中に入れ込むとややこしくなると常々考えていたのです! この辺り、歴代の源氏物語現代語訳者の方たちにどう思うか聞いてみたい!
0投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログ萩原規子による源氏物語。内容は手に取りやすいように、末摘花などの枝葉の話を切り取り、各話を配置している。文章は読みやすいながらも、原典に忠実に訳そうと試みているのがわかるような文体になっている。また、和歌については意訳のみが記載されている。
0投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ源氏物語の全訳っぽいけど、紫の上に焦点を絞って割愛している巻もあり、物語を追いやすくなってる。文も短文になってるから、そっけなさもあるけれど読みやすい。私なんか的な明石の君のこじらせも、思い切りたいのに思い切れない六条御息所の恋する乙女感も、それぞれに全然違うキャラでありつつ現代にもあるあるなキャラでおもしろい。
0投稿日: 2021.03.27
powered by ブクログさくさくと読める話になっていて読みやすかったが光源氏に感情移入ができないところがありどうしても楽しめなかった。
0投稿日: 2021.01.14
powered by ブクログ非常に読みやすい。要約本のように省略しまくった現代語訳本ではなく、結構丁寧。省かれている箇所もあるが、大変分かりやすい表現でスピーディに読むことができる。続きの巻もまた時間を見つけて読んでいこうと思う。
0投稿日: 2018.05.15
powered by ブクログ源氏物語の現代語訳。楽しくさくさく読める工夫が随所に仕掛けられている。特に意訳がすごくいい。まるで小説を読むように源氏物語を楽しめた。しかし、光る君って、スペックも身分も高くてイケメンでモテモテ、って、本当にファンタジーだ。
0投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログ源氏物語はあれこれ読んでいるのだが、読む度に思うこともいろいろだ。 これは読み易さに重きを置いているようで、バッサバッサと潔く捨ててあるところもある。中高生も充分読める。 しかし、今とは恋愛文化も恋愛観も全然違う時代の話とはいえ、これって犯罪スレスレじゃないの?という源氏の行動も、光り輝くほど美しい男だから許されるのだろうか。 こんなに多くの女性と関わって、それでいて憎まれてない、って並大抵じゃないよね。
0投稿日: 2017.06.16
powered by ブクログ中高生向きの源氏物語の現代語訳。グランドホテル型でスピンオフの多い源氏物語の中からメインの女性たちにフォーカスして骨格だけでうまくまとめてあるので、源氏初心者にも良いかとおもうが、ただ、和歌もあっさりとした訳しかのせていないので興が削がれる。テンポを重要視したからなのかもしれないが、せめて和歌だけは原文と訳を合わせておいてほしかった(私比)。 一巻は若紫と出会い、藤壺の女御との逢瀬、桐壺帝崩御、朧月夜との密会と無位無冠で須磨に流れ、さらに明石へ。源氏物語の良いところというと、出て来る人物が美形すぎるということ、特に源氏の君の美形っぷりは人外といえるほどなので、そこらへんをかなりきっちりと表現してくれていて気持ちいい。
0投稿日: 2017.06.01
powered by ブクログ「あさきゆめみし」を読んでから色んな方が源氏物語を書かれるのを読むのが好きで、今回は萩原さんの源氏物語をば。 中の品の方々をさっくりと省いて、源氏の本流にのみ目を向けて書かれています。 サクサク話が進むこと!末摘花の話が好きなので省かれてしまうのは残念。 でも、余計なのを省くことで、いかに源氏が懐のでかい男だったか…(いや狭いのか?)浮き彫りになり、わかりやすいです。 枕草子、蜻蛉日記を読んでから読むと源氏がいかに女の理想が詰め込まれた男性か!その当時のね。 関係を持った女性を忘れず細々と気を回すとか当時の男性の何人ができたことなのでしょうな…
0投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ源氏物語の一番の問題は、登場人物が多過ぎて誰といつ関わりがあったのか再確認しながら読み進めなければならないこと。この本は、長い物語の中で、紫の上に焦点をあてて訳されているので、登場人物がしぼられ、比較的楽に読み進められる。初心者にも再読しようとしている方にもおすすめです。
0投稿日: 2016.12.20
powered by ブクログ源氏物語、学校の授業でさわるくらいで、一度はちゃんと読んでみたいと皆が思う作品ではないだろうか。 しかも好きな作家さんが訳するときたら読んでみたいと思った。 読んだ感想は、ひく位光源氏が女性にマメ過ぎて。。 主人公的にはあまり好きになれないタイプなので、作品的に面白いかと言われると否かと。
0投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログどうしても源氏物語の少し詳細なあらすじを読んでいる感が拭えない。改めてこのような形式で読むと、源氏のあまりにも身勝手な行動にただ呆れるばかりだ。
0投稿日: 2016.04.02
powered by ブクログ大好きな荻原先生の大好きな源氏物語。 いつものファンタジーに比べてやはり文体が固いのでなかなか読み進められなかった。 二巻以降は買っていない。 時間ができたら揃えようと思う。
0投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログ源氏物語を荻原規子の訳で! 帯には、`スピード感あふれる新訳、みずみずしい源氏物語`とあります。 全3巻で、1巻には桐壺、若紫、紅葉賀、花宴、葵、賢木、花散里、須磨、明石までの9章。 ちゃんと源氏物語を読んだことはなかったけど、和歌部分は、訳だけでなく、原文そのままと、訳を並べて読みたかったかな。 葵の上がなくなって、火葬の煙の失せた空ばかりを見上げて歌った `立ちのぼる煙を、かの人と見分けなくても、空のすべてが恋しく思える` この歌・・・いいなあ。
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ2014.10.7市立図書館 光君が亡き母の面影をもとめて藤壺を、そして紫の上を慕い、また幼いみぎりに受けた占いのとおりに子に恵まれ政の要となる人生を中心にすっきり読ませる。丸谷才一や大野晋のいう傍系の「雨夜の品定め」や「夕顔」「空蝉」「末摘花」などは割愛して、敬語抜き、和歌も意訳のみで、注釈なしでもわかるように配慮した訳文で前へ前へ読み進められる。この巻は明石まで。 それにしても光源氏はいくら見目麗しい優男であるとはいえ、勝手な男であるよ…藤壺も紫の上もとんだマザコン男の犠牲者にしか見えない。
1投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログはじめて源氏物語がわかったーーー 源氏の君、どうしようもない男…(笑) 今の世だったら、ただのチャラ男だわーーーー!(笑)
0投稿日: 2014.06.23
powered by ブクログ「源氏物語」のメインストーリーだけを抜き出した物語で、ものすごく読みやすいです。 ある意味、今まで1番読みやすかった「あさきゆめみし」よりも、読みやすいかも。 源氏物語には、作者複数説があって、特に、前半部と後半の宇治十帖の物語のことをいわれることが多いのですが、実は、前半部だけでも、「藤壺」-「葵の君」-「紫の上」-「朧月夜」-「明石の君」-「女三の宮」の貴種流離譚ラインと「空蝉」-「夕顔」-「玉鬘」の中の品の女ラインのお話で、作者が違うのではないかといわれたりしているようです。 まぁ、作者が違うかどうかはわからないのですが、多分、書かれた順番は、メインの貴種流離譚ラインが書かれてから、サブの中の品の女ラインの話が書かれたのは、確かなような気がします。 サブの話は、 「もっともっと源氏の話を聞きたい」 という声に応えて書かれた外伝みたいなものではないかと思っています。 で、これは、そのメインのラインだけを書いていて、物語としてものすごく読みやすく、ストーリーの一貫性もあるのです。 紫の上と源氏が出会うあのものすごく印象的なシーンは、たしかに、物語のこれぐらい前半部にあるべきだと思います。 というか、今回、読んでて、「若紫」が物語のはじまりだったんじゃなかろうかとすら思ったりしました。 まあでも、誰に向けて書かれているのだろうというのは、謎ではありますね。 この本を読んでもらいたいと思っている年齢層って、いくつぐらいなんだろう。 中学生以上出ないとつらいし、ほのめかしとか考えると、高校以上かなぁという気がします。 この書き方で、メインラインを書いた後、サブのラインや、宇治十帖も、荻原 規子に書いて欲しいとちょっと思った。 俵万智の「愛する源氏物語」以来、宇治十帖が好きなのです。
1投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログ源氏物語は原典を読みました!と言えたら、どんなにカッコイイか(^^;)原典はほんの少し古典の授業でしか読んでいないし、新訳も途中で挫折(T.T)全てを読んだのは大和和紀さんの「あさきゆめみし」のみ(--;)荻原さんの源氏物語は紫に縁のある主要な帖を組み換えて訳されているので完全版ではないけれど、古典の雰囲気を壊さず満足できる内容(^^)一巻は光源氏の誕生~明石滞在
1投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログ萩原規子による「源氏物語」の新訳。 読みやすくするための工夫がなされています。 光源氏の生い立ちの章の次に、幼い紫の上との出会いを持ってきて、印象を強くしてあります。 順番を入れ替え、脇筋は省き、敬語もなく、和歌は意訳のみ、注釈などもつけずに、どんどん話が進む。 停滞は確かに少ないですね。 これなら読める、という方もいらっしゃるのでは。 この後に、もう少し詳しいものを読んでみるという手もありますよね。 紫の上は、確かに重要人物。 ただ、藤壺を想ってもんもんとした年月、決められた結婚相手は冷たく、うまくいかない‥ といった光源氏の気持ちはあまり実感として迫ってこないから、いきなり父親にも知らせずに、幼女誘拐?!という感じがしないでもありません。 当時の同居しない父子の縁のはかなさや、男性が望めば事実婚になることなどを、示しているともいえますが。 その後で、六条御息所という高貴な年上の女人とまで付き合っていたことや、許されない恋の藤壺とは密会しちゃったし~朧月夜の君にも手を出すし、明石の君にももう会うの?! って、ほんとテンポ早い、手も早い‥ あの時代の結婚制度や源氏物語の成立についての説明が何もないと、初めて読む人はどうなのか‥ いつ疫病で死んじゃうかわからない寿命の短い時代。 結婚にも離婚にも制約は少なく、多くの女性を相手にしていた男性は珍しくなかった。 貴族の男にとって恋愛も仕事みたいなもの、結婚は身分制社会を生き抜く命がけの政治なのよ~ただのサイテー男じゃないのよ!とか、何だか弁明してあげたくなります。 でも飛ぶ鳥を落とすような勢いのプレイボーイ・光源氏の内心は、あんなこんなで、めめしいの‥ということを描いた作品でもあると思いますが(笑) 一体どうなるの?と宮廷の人々の興味をさぞ集めたことでしょう!
12投稿日: 2014.03.20
powered by ブクログこういった形で初めてかの有名な『源氏物語』を読みましたが…… いや~~おもしろい 光君いい男すぎてワロタこりゃ~~誰しもが好きになっちゃうよ………
0投稿日: 2014.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代語訳ではない。 古文に近い現代語??というべきか。 あの膨大な作品を3冊でまとめようというのだから仕方ないかもしれないが、光の君に影響を与えた女人のみを追う内容で確かにスピーディに進む。 ただし、これって「源氏物語」を知ってる人前提で話が訳されてるような気がする。 1巻は買ったけど、残りは気が向いたら図書館で借りようかな。。。手元に残して再読はなさそう。
0投稿日: 2014.02.21
powered by ブクログ荻原規子の源氏、ちょっと期待しすぎたか。 意外なほどに、古文に忠実なのではないだろうか。 読みやすいとは思うけれど、彼女らしい物語性は感じられなかった。 淡々と綴られていく物語は、多くを説明せず、語らない。 そこは読者側の読解力、想像力にかかっている。 試されている気がして、ちょっと息苦しい。 まさに古典の世界。 真摯に向き合うのも悪くはない。続きも読もうと思う。 しかし、女性が作り出した人物なのに、 光源氏の心理、行動は不可解だ。 式部は理解していたのだろうか。 なんで紫の上を思いながら、明石の君に会いに行けるのか。 そして、様々な女性にかけ続ける情け。 それは、優しさなんかじゃなく未練だ。 一度に多くを愛せる男と一人しか愛せない女。 全てはそこに起因するのではないだろうか。 理解は出来ても、永遠に納得は出来ない気がする。
2投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログ源氏物語を一度は読んでおきたい、と長らく思っていたものの何度も挫折していた。荻原さんが現代訳を出してくれるということだったので、この機会にと読んでみた。 想像していたよりも原典に忠実で、古典の授業のノートのようだ。和歌は原文も残してくれてても良かったかな… ともあれ、読んでみて。源氏物語に何度も挫折していた理由をありありと思い出しました。そうだった。主人公(光源氏)がどうしても好きになれないんだった。現代とは文化が違うとはいえ、…とはいえ…!どうしてもいらいらしてしまう。 亡き母親への執着とかは別にかまわないけども、それならそうでもっと一途に突き進めばいいのに。変にいろんなところに手をだしたり悲劇ぶってみせる辺りがもやもやもやもや。そしてやたらスペックが高いところもむかつくポイントである。 なんだか妙に覚えのあるイライラだ、と思ったら、いわゆるエ…ごほん、ギャルゲのだめなアニメ化を見てる気分と似てるのだ。どいつもこいつもに手を出しやがって誠〇ね。 悲恋といえば聞こえはいいけど関わって幸せになった女性が皆無じゃないか。特に若紫…紫の上を強引に浚ったくだりとか最低すぎて、早く誰かこいつをやっつけて、と思わざるを得ないのですがうぬぬ。
1投稿日: 2013.12.18
powered by ブクログ源氏物語、現代訳。 まずはなんといっても挿し絵を含む絵がすてき。 表紙には愛らしい紫の上(おそらく)と、周りの花々が やさしく鮮やかに描かれていて。。 お話は和だけど、絵は少し洋風な感じも新しい。 今後、ニ、三と出版されるようなので、 手に取るのが楽しみです。 源氏物語自体、知ってはいても読もうと思うとっかかりもなくて。 なので、こうして読みやすい現代訳はうれしいです。 光源氏。 容姿はすばらしいけれど、 中身はけっこう普通の、悩める男子なんだなぁ。 とっかえひっかえというイメージがありましたが、 一度関わりを持った女性にはわりかし手厚く、 それほど不誠実な印象がなくなりました。
3投稿日: 2013.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
源氏の君…どうしようもないやつだな…!大和和紀さんの「あさきゆめみし」を読んでいた高校生の頃よりも、源氏の君のダメ男っぷりが際だって感じられたのは、年を重ねたせいでしょうか。「あさきゆめみし」を読んでいたときから、源氏の君より、友達の頭中将とかの方が好きだったけど。 宮中で行われいていた風習や四季折々の描写が細やかで、ほんとうに美しい。原作に出来る限り忠実に読み下しているらしいのですが、美しさや人物描写が充分現代にも通じるというのが、不思議でもあり、人間である限り本質は変わらないのかなと思わされたり。 折々に詠まれる歌もすてきだなぁと思った。歌を詠むことで、四季や花鳥風月をより敏感に感じられるようになるんだろうなという気がする。
2投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ古典としては読みやすいですが、いつもの荻原さんの文章のような読みやすさを期待するとちょっと読みづらいかと思います。 もう少し意訳して、荻原さんの文章にしてしまってもよかったのではないかと思いました。
1投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログとっても読みやすい!女房たちはこんな感じで物語に触れていたのだろうなぁって思いました。 するすると頭に入ってきて、そして物語の世界に浸かれちゃう。言葉の選び方が素敵なんだと思います。
0投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログいままで何度も源氏を文章で読もうと思いながら挫折してきましたが、これならなんとか読めました。 最初に本筋を追っていくので、「あさきゆめみし」などで読んだことがありすぐイメージできました。 これならなんとか読める源氏ということなんでしょう。 二巻、三巻が楽しみ。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ敬語をはずして和歌も意味だけにして、シンプルにストーリーが追えるように再構成した新源氏。 すっきり読める。
0投稿日: 2013.09.30
