豪華客船内で起きた殺人事件。それほどグロテスクな描写ではなく、怖くもない。次作が刊行されたら、読むと思う。

面白くてさくさく読めた。連続小児殺人事件の陪審員を務めたマリアが主人公。評決の結果で糾弾された彼女が家族と旅行するクルーズ船で、全く同様の連続殺人事件が発生する。無罪判決で釈放された元容疑者か、模倣犯か。子供を守るべくマリアが犯人探しを、、、と言うサスペンス。ご都合主義が至る箇所に見えて☆3個。

連続殺人犯の裁判で無罪票を投じたマリア。それを公表し世間の非難を浴び、職場からも休職の指示。家族との時間を過ごすため乗ったクルーズ船で、同じ手口の事件が起こる。真犯人か、模倣犯か。あれは本当に無罪だったのか。様々な疑問のなかマリアは船上で犯人を見つけようとする。緊迫感があって引き込まれていく展開がラストまで続いていて面白かった。