
総合評価
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powered by ブクログミステリーとして秀逸なのはもちろんなんですが、それ以上に道尾秀介さんの書く情景・人物・表現、とにかく日本語が美しいですね。 世界観に引き込まれました。
0投稿日: 2026.01.19
powered by ブクログ2026.1.18 読了 子どもが親を喜ばせようとしてやったことが悲劇に繋がるスタートでしんどそうだなと思いながら読み始めました。 道尾秀介さん相変わらず伏線回収がお見事だし結末が気になるから読ませる力は凄いのだけどこの話は好みではなかったです。 とにかく主人公にモヤモヤしっぱなしで結末もいまいちノリきれず…思わず心の中で突っ込んでました。 アンジャッシュかよ あと、最後の二行も含めお姉ちゃんがかわいそ過ぎる。
0投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ年末年始に読むのにぴったりだと思い読みました。 ストーリー展開は割と道尾さん定番の流れという印象。最後の読者に判断を委ねる書き方も好きでした。その判断によって描かれていない登場人物の心情がガラリと変わるのでもう一度読みたくなります。 「漠の檻」を読んでおくと更に楽しめる作品だと思いました。漠の檻もう一度読み直したくなりました。
0投稿日: 2026.01.17
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うぉぉい。ラストなんやねん。 どんな神様もいないって。なんたる読後感。 物語としては、全く救われないという訳ではないが、久しぶりに世の中の不条理、虚しさ、非情さを痛切に感じた作品でした。 「お日さまに当てるとおっきくなる」。ラストにもそんな伏線はってくるとは。そんなの、回収せんでもよいよ。。。 ミステリとしてはそこまで複雑でもないけど、動機や発言や行動の意図の謎が、いろんな伏線とヒントが混じりながら繋がっていくのは、爽快感あった。 一方で、母・妻・姉が、亡くなるのはそれぞれ辛いと感じるし、ただただ胸がいっぱいになる。 せめてもの救いが、主人公が殺人を犯してなかった所かなー。ミスリードさせられてたので、どう落ち着くのかとハラハラしてたけど、よかった。。。 誰がいつから何を知っていたのを考えながら再読してみたい作品。
24投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ色々なところで伏線が繋がっていた。自然という理不尽さや、たった一つでも何か変わっていたら今は違っていたかもという主人公の幸人の葛藤が印象的。
0投稿日: 2025.12.07
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3.5くらい。 面白くなりそう、面白くなりそう、がちょこちょこ続いたけど期待は超えなかったなあという感じ。 雷とキノコと祭りのミステリー。 ミスリードの嵐。 に、よる違和感いろいろ。 幸人に2本線を足して南人にしたのかと思ったら 雪に2本線を足して雷。Qサマって感じのクイズ。お父さんよく咄嗟にこんなこと思いつくな。 お父さんかと思ったらお姉ちゃんキノコ投入。 お姉ちゃん記憶なくしてないふり30年間するの強すぎ。そしてまた一気に記憶蘇って人殺しまくるの波瀾万丈すぎ。 おばあちゃん「死んじまっていいって言ってた」 しんじまっていい→しんでもいい→しなくてもよい まさかの「死んでいい」ではなく「(手をさすったりなんだりを)しなくてもよい」 アンジャッシュのコントかよ。というようなすれちがい解釈・・・。 そもそも、南人が英に対して「死んでも良い」という感情を持つのは突拍子もなさすぎるし、読者を惑わしたかったんだと思うけど、余計な、いらんおばあちゃん情報だった。 篠林がアザミのこと知ってるからな、、と言ったのはお姉ちゃんが解毒剤として入れたアザミ。夕見が落としたアザミではない。ここも結構時系列のアンジャッシュなんだけど、アンジャッシュしすぎて↓ 父(南人)が現れると思ったら若い男(幸人)が現れたもんで、それに対して「子供に話したのか」って言うのはおかしい。「親父から聞いたのか」だよね、自然にするなら。 あとは各々が村に行ったり埼玉に行ったり。埼玉にいるかと思ったら村に行ったり。 お母さんが殺される流れ、キノコ混入の流れ、雷に打たれてからの話などなどなんっっかいも同じ話が出てきた。 「ここで一回整理してみよう!」みたいな時間だったのかも知れないけど、話が進まない・くどいなーと思ってた。 思ったよりたくさん人が死んだ。
0投稿日: 2025.12.04
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娘(夕見)の育てて花の鉢がベランダから落下し、車に当たりそれが原因で妻(悦子)が死亡...というショッキング展開で引き込まれた。自分の娘のせいで妻が死んだなんて、夫(幸人)からしたら相当なショックだろうな。 幸人が落ち込む中、脅迫電話が来てからは一気にスリリングな展開になり目が離せない。「娘がしたことを知っている。バラされたくなきゃ金払え」と脅された時の幸人の緊迫感が伝わってくる。状況的に誰も知るのはほぼ不可能なはずなのに、強気で金を要求してくる謎の男にはヒヤヒヤ。男の正体が気になりページをめくる手も止まらない。 幸人が男から逃れるため故郷を訪れる中盤以降は、幸人、夕見、幸人の姉(アザミ)の3人が。過去の事件を追う真相を追うミステリーで楽しくなってくる。 元凶であるしんしょもち4人の描写がねっとりして、酒好き女好きかつ、金持ちらしい振る舞いの嫌らしい感じが不快。幸人の母を犯して自殺においやったんだから殺されて当然に思える。 彼らに復讐するために幸人の父が復讐した、と思っていたのだが、彼らを殺した犯人が実はアザミだったというのは予想できず驚いた。動機も充分だった幸人の父が、まさか結局決行までには至らなかったとは。代わりにしんしょもちたちを殺すアザミからは、メラメラと湧き上がる復讐への執念を感じた。 総評すると、ショッキングな事故から始まる導入と、脅迫電話で翻弄される緊迫感がある中盤くらいまでは特に楽しい。ただ村パートに入ってからのミステリーも最初は面白いけど、テンポが遅くややダれた。もうちょい捜査をスムーズにして欲しかった感ある。
8投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ道尾秀介の作品が好きだ。 図書館に行って、借りては返し、返しては借り……を繰り返している。 そんな感じで、いつものように何気なく手に取って借りた本だったが、あまりにも面白い。ここ2、3年で読んだ本でいちばん! さすがの心理描写と叙述仕掛け。 こんなに読書が純粋に楽しいと思えたのはいつぶりだろうか? 幼い頃からいろんな本を読んできた。 時間を忘れるほど熱中し、先を先をと急ぎ、一気に読み終えてしまった作品はひと握り。めったに出会えないものだ。 しかし、『雷神』は久しぶりにそんな感覚を覚えた作品だった。 謎が謎を呼び、最後にすべてが繋がる展開には圧倒されるばかり。ワクワクと焦燥感、漂う不穏がたまらなくてページを捲る手が止まらない。 道尾秀介を読んだことがある人はもちろん、読んだことのない人にもぜひおすすめしたい…… 本当に本当にすごい!読んで!私の拙い感想では伝えきれない!!!!
0投稿日: 2025.10.05
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とにかく切なく哀しい話。 全ては誤解と嘘と優しさが招いた事件。 皆、誰かを守ろうと口を噤む。 そして最低人間の登場。 神はいないのか?!?! 夕見には幸せになってほしいと、私も心から願う。
6投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログしょっぱなから不穏な空気を纏っており先が気になりスルスル読み進めた。 最後まで畳み掛けるようにどんでん返しがあり入り組んでおり犯人が誰なのかぜんぜん読めない。 最後の1ページまで不穏で良かった。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ読み始め。道尾秀介さんの作品は3本目。第1章(34/375P)が終わったところだが、もう面白い。道尾さんの作品は、なにかが起こる前でも、このあと良からぬことが起きるんだろう、起きてしまうんだろう、、、という不穏さがにじみ出ていて、魅了される。作中の謎に対して、すでに「これってもしかしてこういうこと?」と思わせられているが、きっと良い意味で裏切られるんだろう・・・。楽しみ。
0投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ主人公である父・幸人がポエミーすぎる! 不気味で陰鬱な雰囲気に先の展開がとにかく気になって夢中で読み進めるのだけど、心理描写がポエミーすぎて途中「こんなおじさんには付き合いきれん!」と思ったり。 集落、独自の風習、伝承、権力者、余所者など仄暗い陰りを感じる田舎特有の怖さが常に付き纏うのがとてもよかった。
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ埼玉で小料理店を営む幸人のもとに ある脅迫電話が・・・ そして 幸人は娘と姉と三人で 痛ましい過去を封じ込めた 新潟の故郷へ行くことになる 驚愕が続くミステリーで 夢中になれました。
0投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ神シリーズ3作目。話のつながりは無いのでこれから読んでも構わない。 前作は風で今回は雷。しかも直接的!(雷が人に落ちる) 道尾作品特有の登場人物達のすれ違い、ボタンのかけ違えで全体像が視えない展開。 1ページでなるほどと膝を打つ解決は見事! 結局、神とは…と考えさせられる。
3投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ作者ならではの複雑なプロット、サスペンス的な要素。丁寧に繰り返させるトリックの説明にはややめんどくささを感じるが、それでもよくこんな幾重にも重なるトリックを考えつき、それをうまくまとめ上げたなと感心します。最後にトリックを解説する迄は犯人には気がつきませんでした。作者お得意の「言葉の解釈の違い」で読者をミスリードさせているのでは、とは思いながら読んではいたのですが。 そして余韻に残る最後のページ。このシリーズは初めてでしたが、他の本も読みたいと思いました。
11投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ前半のゆったり具合に比べ、後半の物語の加速度がすごい。逆に言えば、一気に後半に詰め込みすぎ感があり。 最後2行のどんでん返しがすごい!と書かれていたが、そこは別にそんな…?っていう感じでした。衝撃的などんでん返しというにはちょっと弱すぎる。
0投稿日: 2025.07.13
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ミステリに騙されたくて本屋で選んだ。設定も話の運びもわかりやすく、飽きることなく最後まで一気に読めた。最後の展開はめちゃくちゃおもしろかった。
0投稿日: 2025.06.17
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途中から読み疲れてしまった作品 話の途中途中に説明や細かい回想が入るためだと思われる。加えて、ラストシーンに辿り着くまで解き明かされない謎が多く、その複雑さ故に疲れてしまったのかもしれない。 ただラストのどんでん返しは面白く、前半と比較しても後半はかなりのスピードで読み終えることができた。 伏線や登場人物同士が守り合おうとするすれ違いから生まれる錯覚など、驚く仕掛けが多かったのはもちろん。だが、ただ単に本作で描かれる家族が不憫で、可哀想でならなかった。 母の死→落雷の被害→犯人と疑われ村を出ていく→悦子の死/娘が要因と分かっていても言えない隠さなければならないもどかしさ→脅迫に遭う→村に帰り事件に巻き込まれる→姉の死→娘の所業が姉の一言に依るものだと知る 主人公にのしかかる悲しみ、後悔は想像以上に重いものでもし自分であれば抱えて生きることは出来ないのではと思うほど。 ラストにもあるが神様は何を見ていて何を見ていないのだろうか、いや何も見ておらず救いは無いのではと苦しくなってしまった。
0投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ物語全体の不穏な雰囲気や、丁寧な伏線回収がよかったです。個人的な好みの問題かもしれませんが、どの登場人物にもあまり感情移入できず、クライマックスもなんとなく淡々と読み進めてしまいました。ただ、ラストは虚しさのような余韻が感じられて好きです。
1投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログおもしろかったー! なに?なんで?どういうこと??って謎がどんどん増えていくので結末が気になりすぎて、 後半に向けて読むスピードがどんどん上がって、推理してみる暇もなく一気に読んだ。 ラスト1行まで驚愕~!みたいな宣伝文句で期待値が上がりすぎちゃったのはあるけど、 それでも綺麗に伏線回収されていくのに感動した。 ああしていれば、ああしていなければ… 因果が絡み合う物語でした。
22投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ全体として暗い物語。殺人者の子どもとして生きなくてはならなかった姉弟が雷と記憶に隠された真実に辿り着くまでの物語。 重いストーリーではあるが、随所に施された仕掛けが最後に的を射抜く感じはさすが。期待通りの面白さ。
2投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ独特の暗さ。 今回は読みづらく、読み疲れしてしまった。 文章中の強調する点(傍線というらしい)が、まあ良く使われていて、これいるのかいらないのかよくわからない。 彩根が何か重要な人物に化けるのではと、作者が全く意図してないミスリードに勝手に引っかかってしまった、、、そこじゃなかった、、、 この方のは、たまに読むのがいい。
1投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログちまたでは【神】三部作 とよばれる 「龍神の滝」「雷神」「風神の手」のうちの1冊。 道尾秀介さんの著書 「背の眼」 のようにその土地に残る民習や習慣・行事のようなものが深くかかわってくる話で、読み進めるたびに引き込まれていきます。 文庫本の裏のあらすじに「あの日、雷が落ちなければ、罪を犯すことはなかった……」とありますが、個人的には、本書の中で雷は2度も3度も落ちていて、どのことを言っているのかハッキリしません。が、おそらく初回のベランダから落ちたある種の「雷」なのかな…。と思いました。 だれかが誰かを強く想っている。そして、その想いを巡る旅。というのが僕の本作における解釈で、だからこそよみ進める度に深く物語に入り込めたのかなと。 本作はどんでん返しというか、納得させられるというか。とにかく道尾秀介さんの本の中でも少し角度の違う「はぁ〜」を感じられる1冊となっているので、ぜひ読んでみてほしいです。
1投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今までで読んだ中で一番好きなミステリーです。ある程度予想しながら読んでいたのですが、完全に裏切られました。ミスリードに引っかかったのがこんなに嬉しいことはありません。早く続きを読みたいと思わせられました。お気に入りの作品です。
2投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ道尾さんの作品、どれも本当に面白い。 この作品も最初から最後までドキドキしながら読むことができた。 あ、こそがそう重なるんだ、とか。 流石だな要素が本作にもあった。 私はただただ、キノコスープ飲みたくなった笑 (ネタバレではない)
1投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログさすが道尾秀介ってかんじの終わり方。 ちょっとずつ違和感あるような無いような伏線まみれで、気がついたらそーゆーことか、、に引き込まれた。 ずっと暗くて希望のない展開だけど、それでもどこか希望を探してる感じが道尾秀介の気持ち良い気持ち悪さでした
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ内容が複雑なとこらがあり、理解するのがなかなか難しかった。 でも最後に伏線が回収されてナゾが溶けていくのはスッキリした
0投稿日: 2025.03.02
powered by ブクログ所々、意図が分からなくて「?」となっていた描写が、最終章で見事に回収された様は素晴らしかった。 それにしても長かった。 物語としては暗い話でした。
0投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ私にとっては初の道尾秀介作品でした。 そういうことだったのかという、予想外の真相が次々と明らかになり、一気に読んでしまいました。 でも、読み終わったあと、私のなかを満たしたもの--それは、謎解きのおもしろさだけではなかった。 大切な人を守りたいという、必死の祈りの連鎖、それに対する深い敬意を感じずにはいられませんでした。
1投稿日: 2025.02.15
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全体的に何かもやっとしている話っだったな。きのこ事件も脅してきた男を殺したのも主人公だと思っていたのでお姉さんの方が犯人だったとは思わなかった。 娘のベランダから鉢を落としてしまったことは上手く隠せるものなんだろうか。主人公が亡くなった後に娘が真実を知ったら彼が真相を知った時のようにより強い衝撃を受けるんじゃないかな。しかも本当のことを知っているお父さんがこの世にいなかったら想像することしか出来なくなるし。 でもまさかあなたがお母さんを殺しましたとは言えないか。難しいな。
8投稿日: 2025.02.13
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あー面白かった! 伏線回収の最後の謎解きまできたきた!となってわくわくした! 父親はともかく友達が30年間口を閉ざしたのが ほんとに愛がすごいと思った。 それだけあの学生時代救われたんだと思うと2人の友情に泣けた。 最後はぬるっとしたイヤな感じで終わるのも嫌いではない
1投稿日: 2025.02.13
powered by ブクログ道尾さんの小説らしいどんでん返しが何ヵ所にもある一冊。ただ、ミステリー自体はやや強引な感じは否めないので、どんでん返しのためのミステリーという印象を私は感じました。ただ、物語の哀愁がとても出ておりミステリーとしてよりも日常や過去を思い出している描写がとてもいい感じだなと個人的には思いました。
0投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ面白かったが、なんだか全体的に頭に入ってきにくく、読むのに少し時間が掛かってしまった。 作者の作品は初めてで期待していたが、これはこの入ってきにくさはこの作品だけのものなのか、そうでないのか、、、神シリーズをもう一つ手に取ってみるか、、、
1投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ熱中できず 書き方、効き慣れない新潟弁、その辺が原因かと あくまで個人的な感想 向日葵の〜は大変大好きなのだが。。
1投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ最後の一文、確かに後味は悪いけど、向日葵の咲かない夏の最後と比べてしまうとインパクトに欠ける印象だった。 でも、間違いなく知らない方が幸せだった。道尾秀介は絶望させるのが上手すぎる。
2投稿日: 2025.01.17
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最高。 久し振りに移動時間や寝る前の時間が待ち遠しくなる本に出会えた。 30年前、心優しい姉が母親の仇を取るためにお祭りのキノコ鍋に毒を盛った。 事実を知った主人公の父は自らが罪をかぶり、娘が責められぬよう、娘の失った記憶が戻ることがないよう、一生を終える。 15年前、主人公の心優しい娘のささやかな心配りが原因で、妻が事故に遭い亡くなってしまう。 主人公もまた、その事実に娘が気付くことがないよう、秘密を胸に抱えて一生を終えると決意する。 2つの事件が絡み合い、さらなる凄惨な事件を引き起こす。 冬の雷の無慈悲さが心を打つ。
0投稿日: 2025.01.14
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おもしろかった、長篇ミステリー。 神シリーズ3作目らしい。 ラスト1行で、「神様っていないんだな」って本当に思う。読み終わって本を閉じると、タイトルが「雷神」なのが見事に皮肉ですごい。くぅーってなる。 幸人が夕見を守ったように、南人も幸人を守ったんだと思うミスリードにまんまとひっかかり、手紙は「幸人」→「南人」に書き換えたんだと、しっかりにやにや考察してました。しっかり違ってて、ええっ?!ってなりました。笑 あと脅迫電話、「アザミを育ててる」みたいなの、お姉さんの名前のことを言ってるんだ!って1人で推理してにやにやしてたけど、お姉さんの名前「アサミ」で横転した。読み仮名最初だけふられてて、最後にわざわざアザミじゃないこと説明してくれるからこへもミスリードかな?!どこまで計算されてるんだ!! 幸人が見つけた家族を喜ばせようと思って見つけたマジックマッシュルーム、娘を守りたくて間違えて捉えた脅迫電話、姉の記憶喪失と復讐、お母さんが好きだった花をベランダに置いてたこと、そして太陽が当たる場所に植物を、、 すべてが誰かのためだったり自分は悪くなかったりするのに、小さな歯車が回って回って最悪の展開になってた。不条理で悲しい。神様なんていない。のに、結果的には罪を犯していた子供たちに雷が落ちたり、村のしんしょもちたちも結局4分の3が死んだり、脅迫してた篠林ユウイイロウも死んだり、姉も最後に自ら命を落としたり、、自業自得ってやっぱりあるのかな、神様っているのかな、、と思わされる。 複雑なのに理解できて、神様についてタイトルについて人間の思考や行動の複雑さについてすごく考えさせられる、完成度の高いミステリー。道尾秀介さすがです。 おもしろかった!!! いっぱい言われてるけど、帯の「最後の1行どんでん」はちょっとニュアンス違う。最後の1行が衝撃的なのは事実。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ終始薄気味悪い道尾ワールドで楽しめたけど自分にはちょい長で凝りすぎな設定。 雷とか運命とか人間には抗いようのない存在に対する人間の無力さが一つのテーマかなと感じた。その存在でストーリーをうまくまとめた感も若干。
3投稿日: 2024.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2本の線がどこに加わったのか、手紙を注意深く読んだが、すぐには気付きませんでした… 雷と雪の字が似ていることに加え、手書き文字の妙が活かされたトリックだと感じました。 最後の1行もそうですが、最後から2行目を読んだときにハッとさせられました。
1投稿日: 2024.12.10
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一本の電話から、家族の過去の悲しい事件の真相が明かされていく。謎がわかっても、また次の謎が出てきたり、新しい事件が起こったりして、飽きることはなかった。
2投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログ悲しい!全体的に救いのない話。 誰かが誰かを守ろうとして、それが結果として悲しく辛い方向へ展開していってしまう…というテイスト。 しっかり伏線張ってしっかり回収してくれる、余計なことしてないミステリーという感じで楽しめた。 ちょっとご都合主義な展開が一部気にはなったけど、まぁまぁそこはね。 ある程度一気に読まないと、話が訳わかんなくなる可能性あり。(私の読解力がないからか) "雷神"というタイトルなのに、 神の存在を否定する終わり方、オシャレで良いなと思った。 私は最近もっぱらKindle生活なので、本の帯でこの作品がどう紹介されているのかよく分からないけど、 他の方のレビューを見るとどうやら「最後の最後にどんでん返し?!」的な帯が付けられているらしい。 そういう意味では、ちょっとニュアンスは違う。 別にどんでん返しは起きてない。
17投稿日: 2024.12.01
powered by ブクログさすがは道尾さん やっぱり面白い ゆっくり読もうと思ってたのに 気になって気になって 一気読みしちゃった あーそうだったのか すっかり騙された
1投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
手紙の加筆も、脅迫の「娘」も、ミスリードの連続だった。 手書きの手紙を見たとき、あれ?予想していた漢字がない?!ってなったのは私だけではないはず。 夕見ちゃんの秘密はこのままずっと守られてほしい。
2投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログおすすめ度 ★★☆☆☆ 伏線度 ★★★☆☆ 長編で読みやすかった。 誰かの優しさで人を殺してしまうと言う悲しいミステリー。 結局娘が真実を知ったのかは謎のままで 娘の犯罪を父親が庇う そんなストーリー
1投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ描写が上手く、村の情景や登場人物の行動が、頭の中にスッと入ってきて読みやすかった。 解説でも触れられていたが、因習的な村、怪事件、不幸の上塗りなど、横溝正史を彷彿とさせる作品だった。
16投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夕見の悪意なき罪を幸人が隠したことから、子の罪を親が被るというのが本作のテーマだと感じた。 そのため、ずっと幸人を疑っていた。 容子からの手紙に2本の線を付け足す…という描写が、幸人→南人にしているのかと考えたが、これもミスリードだった。 弟の記憶に障害があるのに、直撃を受けた姉が無事であるはずもなく…。 ヒントはいたるところにあったと思う。
2投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ生まれ故郷の山村から「殺人者の家族」と烙印を捺されて幼い頃に父・姉と逃げるように村を出た主人公が、30年後に山村を訪れて過去の殺人事件の真相を探っていくミステリ。 ストーリーの根底は、ラストの1行まで「因果応報、悪いことをするとバチが当たる」というもの。 主人公一家は娘も姉も両親も不憫な役回りで、事件の真相に救いがあるわけでもなく、「それが真相だったのか! スッキリ!」というタイプではなく陰鬱なお話でした。
0投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ帯でハードルを上げすぎた。 主人公の境遇が不遇すぎて終始重い雰囲気でした。 最近『ひぐらしのなく頃に』というサウンドノベルを見たので、ちょっと似てるかと思ったら、雰囲気は似てても方向性は違いましたね。 内容としても言葉遊びや勘違いなんかを上手く表現していてとっても面白かったです。 ですが、帯の「驚愕のラスト一行」はハードルをかなり高くしましたね。ましてや道尾秀介さんですからね。 普通のミステリーとして紹介してもらった方がまだ良い。
0投稿日: 2024.10.12
powered by ブクログ何年かぶりの道尾秀介作品。 久しぶりに道尾さんの作品が読みたくなって最近文庫化された本書を見つけました。 本の帯に「最後の1行まで驚愕が迫ってくる大どんでん返し!」と書いてあり、その期待も含めて最後まで読みました。 個人的には、その最後の1行に関しては思ったよりも衝撃は少なかったです笑 しかしながら、読む人によっては余韻が残る結末なのかなーとは思いました。
0投稿日: 2024.10.06
powered by ブクログ30年前に起きた事件と15年前に起きた事件。 それに関わる人たちが時を経て、誰が犯人なのか?何が目的だったのか?を探っていくストーリー。 情景描写が細かくその場にいるような臨場感で読み進められた。
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前、同著の風神の手を読んだことがあり似たようなタイトルでずっと気になってた作品です。 道尾さんの本は数冊しか読んだことがなかったのですが、本の内容や読みやすさに圧倒されて気がついたら没頭しながら読んでいました。 容姿端麗な女性が男性4人との場にいた後の不審死といったら、そりゃあそういうことだろうね…、となんとなく内容や面会は想像できました。 それでもトリックや言葉の言い回しでそういうことか!となった場面がいくつかもあり、ハラハラしながら楽しく読ませていただきました。 久しぶりに面白い1冊に出会えて感謝です。
3投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログ『神』シリーズ第3弾。埼玉で小料理屋を営む父の元に、娘の過去を『知っている』という男の脅迫により、30数年遠のいていた故郷に姉と娘と共に訪れる。過去から逃れてきた故郷では母の急死と村の実力者の毒殺事件があった場所。自身も記憶が一時的になくなるような事故を体験している。それぞれの事件、事故が絡まる過去には思いもよらない事実が。 シリーズに共通する兄妹(兄弟)には」、それぞれの事情でままならない生活と現実が存在している。
1投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ最後に全ての真相が明らかになり、ミスリードされていたと気づき面白かった。 ただ奇跡的なことが重なりすぎて現実味はまったくないお話。
5投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の一行でまさか冒頭で繋がるとは、、、 本当に毎回騙される。こうじゃないかと予想立てながら読み進めるけど毎回いい意味で裏切られる
1投稿日: 2024.09.06
powered by ブクログ悲しいお話だったけど、すごく良かった。 真相にびっくり。こんなに勘違いがピッタリ合うことってあるんだ… ちょっと引っかかっていたいくつかがちゃんと回収されたので満足! 「いけない」みたいなあの画像の中で、まずあれ探すよね?にくいわー。 ただ、帯に「最後の1行まで驚愕が〜」ってあったので、すごく期待して、最後は目に入らないように手で隠して読んでたのに…そこまでの衝撃はなかった。ネットに行ってみたけどいまいちしっくりきていない。 ハタ場での出来事も最初主人公が男の幻覚を見てるだけかと思って読んでしまっていたし、 今回は自分の読解力がダメだったなー
12投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ話としてはありなんだろうが、今の時代にはそぐわない気がする。地方にある奇祭を題材に、しがらみに生きる人々の苦悩を描いている。それはそれとして、充分承知なのだが、やはり不満が残る。 この作家の過去の作品と言ってしまえばそれまでか!
1投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログタイトル買いの一冊。 過去と現在が混在してるからか、なかなか人間関係の把握ができなくて、ちょっと読み進めにくかった。あれ、この人だけだっけ?って何回かなってしまった。 物語の展開はどこまでも暗くてなかなか救いがなくて、道尾さんっぽいなぁという感じ。途中で「いけない」のような1ページが出てきて、あまりの生々しさに鳥肌がたった。 大どんでん返しがあるわけではなかったけど、最後の最後にさすが道尾作品と感じる一文があり、これだけだけで星一個追加。 すぐ読み返したくなる感じではないけど、心にズーンとくる一冊でした。
13投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログまあまあ面白いんだけど いんぐりもんぐりし過ぎているところが多く もっとシンプルで良いんじゃないかと やり過ぎで、分かりづらくなっている 道尾秀介は結構読んだつもりだけど ちょっと設定とストーリーを凝り過ぎかな
2投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ【2024年151冊目】 雷が運命を狂わせたのか――。事故で妻を亡くした幸人は一人娘の夕見を育てながら、小さな居酒屋を営んでいた。そんな折り、見知らぬ男から脅迫を受けた幸人は、夕見の提案もあり、幼少期を過ごした羽田上村を訪れ、過去の事件と向き合うことになるのだが……。 良質ミステリーでした!物語が進めば進むほど、事件は真相に近づくどころかどんどん謎が深まっていって、ドキドキしっぱなしで読み終えました。いくつかの事件が交錯し、複雑さを増していきながらも、混乱することなく真実にたどり着ける建付けになっていたのが、作者さんの手腕ですね。 最後の一行までいろいろ考えちゃって、余韻を残してくるお話でもありました。
1投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ登場人物 藤原幸人 不慮の事故で妻を亡くし、父から継いだ飲食店を経営しながら娘の夕見を育てている 藤原夕見 写真を撮ることが期末試験の課題になるような大学に通う大学生、4歳の時に母を亡くしている 藤原亜沙実 幸人の姉、事故によって片耳が聞こえていない 物語 幸人の飲食店に来た一人の客が、「夕見の秘密を本人に伝えようか」と金銭目的で脅してくるところから始まる 妻を交通事故で失くす原因となったのは、夕見がマンションのベランダに置いた植木鉢が、走行中の車のフロントガラスに当たり運転を誤らせたことで引き起こされたこと、このことは知らせるわけにはいかない… 悩んでいた折、夕見が羽田上村に期末試験の写真を撮りに行きたいと言ってくる そこは、幸人と亜沙美が学生の頃まで住んでいた場所、村の有力者4人のうち2人が毒殺され、幸人の母が不審死を遂げ、亜沙美が片耳の聴力をなくし、父と逃げるように去った事件が起こった場所 30年越しに、思い出さないようにしていた羽田上村へと引き寄せられていく… 読後感 何とも心地の悪いストーリー(褒め言葉) でも続きが気になってどんどん読み進めてしまった 事件の真相とそれにまつわる人たちの思いが少しずつ明らかになってくる、お手本のようなミステリ性のあるサスペンスものであった 田舎の村ならではの、独特な風習と人間関係が物語の肝となっており、最後に作中全てのピースが繋がっていく構成は、いつもながら本当に上手い 神シリーズの3作目なので、他2作品(順に、龍神の雨、風神の手)も読みたくなる1冊だった
0投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初から最後まで面白かった。 道尾秀介さんの本は3冊くらいしか読んだことないけど「この人がきっと、」って思わせるのが上手だなぁと今回も思った。 家族や友人との絆や思いやりが伝わってくるから最後は切なかった。
1投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログライブの開演前待ち時間に読んでたけど「まだまだライブ始まらんくてもいいよ」てなるぐらい没頭して読んだ。
1投稿日: 2024.07.11
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ずっと読みたかった作品が文庫化されたので、読んだ。 道尾さんの作品はやはり伏線回収が見事で、この作品も他に漏れず素晴らしかったです。 また、この作品は今まで読んだ道尾作品の中でも指折りの悲しい物語でした。 娘がベランダから植木鉢を落としてしまい、それが原因で事故が起こり母が死んでしまうという悲劇。 その事実を隠し続けてきた父の元に、脅迫の電話が来てしまう… 登場人物は皆、悲劇の元となる要因の何かから、目を逸らし続けてしまい、それがまた次の悲劇に繋がってしまう、そんな展開がとにかくやるせなかった。 怖くて向き合えない事実や事柄のことを「神様」と表現しているのが、ある意味言い得て妙だなと。 神頼みっていうのは、問題に向き合うことから逃げていることにもなってしまうんだなと、考えされられました。 様々な悲劇はありますが、娘に母の死の真相を伝えるのか否か、父にとってはここからが正念場なんじゃないかなと思います。
15投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログすごいねこの本。ずっと面白い。 物語に関係ない文章がない。 描写説明と物語の進展のバランスがよすぎる。
5投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ小さな伏線から大きな伏線まで、最後に一気に回収されるのが道尾秀介さんらしさを感じる。 読み応え抜群です。
1投稿日: 2024.06.28
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店頭にて、最後の一行まで驚愕という帯を見て購入。 圧倒的星5の評価です。 キノコがキーになる話なので、全体的にストーリーが湿っぽさを感じる点に凄みを感じました。 直接的な表現が少なく、多くのミスリードをさせられてしまった… 最後の一行で、この悲しみの連鎖は別の原因があったことに、やるせなさを覚えた。
1投稿日: 2024.06.28
powered by ブクログ「最後の一行まで驚愕が追ってくる大どんでん返し」 の帯に釣られて買いました。 最近肩すかしなどんでん返しばかりに当たっていてもう期待するのは辞めようかと思っていた矢先に出会った一冊。 お見事でした。 まんまと騙されましたし、予告どうり最後の一行で「うわぁぁぁぁっ」ってなりました。
1投稿日: 2024.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過去の事件も、現在の事件も幸人がもっと直接的に関わっているような誘導をしつつ、結末までヒヤヒヤさせられた 最初2本線を足すというのを見て、大人→本人かなとか思ったが、タイトルを考えたら雪→雷は予想できてもよかったと反省 最後の1ページは思ったより衝撃が少なく(帯やあらすじで構えすぎていたため)少し残念 (帯などでそういう記載がなければもっと素直にやるせなさが感じられたのに)
0投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ前回読了「シャドウ」に続きまた 道尾ワールドから抜け出したくなくって 「シャドウ」に比べて読了後の余韻すごい でも、「雪おこし」がわかる田舎在住の私でも、 「ハタ場」や「雷電神社」など、羽田上村の村の景色や また、植物のことやキノコのことなど結構専門外… なところがあり、頭の中で映像化されない部分が多かったという独自の感覚で★満点はやめました それにしても 本当に、著者自ら大作だというだけあって ほんっとうにその通り この作品にどれだけの時間と手間をかけたのだろう、と思うと 『ミステリ好きはとりあえず1回でも読んでおけ』 に堂々御殿入り間違いなし 中盤でほんとにいろいろなことが入り組んでいて、 伏線回収の神と言われる道尾さんでもどうやって回収するんだよこれは と思ったけど 終盤で、めちゃくちゃきれいに回収できて気持ちよし あと!! 私はアノ部分に!! 「老眼鏡」かけたよ!!(笑) 今度は「きこえる」読みたいな~~
2投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログ平穏の終幕と脅迫/記憶の崩壊と空白/真相の解明と雷撃/ 怨嗟の文字と殺人/映像の暗示と遺体/最後の殺意と結末/ 雷神 読み始めて数ページ経ってから目次に出会い??と思いながら読み終わる。正解はわからないけれど、別にしておきたい気持ちはわかるような気がする。
4投稿日: 2024.06.18
powered by ブクログ割と都合よく物語は進む感じはありますが、それでも謎や伏線が明かされていく様は面白かったです。 帯のあおりにあった最後の一行で、主人公の今後が心配になりました笑
1投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログとても面白かったけど、帯の 最後の1行まで、、、大どんでん返し っていうのは単純に面白さを奪われた感じがする!
1投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログめーっちゃ面白いコレ!集中しすぎて降りる駅逃したし。加藤シゲアキのなれのはてに続く重厚感で読後の整った感さえもずっと浸っていたくなるほど!オススメしまくりたい
1投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごく良く出来ているし、終始、薄気味の悪さも漂っていて秀作だと思うが、いかんせん救いが無さ過ぎる…。 そこまで徹底して作者は何を伝えようとしたのだろう? いや、奇術師よろしく娯楽として、トリックそのものに魅入られてるのかな? この結びはリアルに希望が損なわれ続けている今の時勢に全くもってそぐわないと感じる。 こんなオチだったら、長々と人間ドラマ(安っ!)っぽい雰囲気出すなよ。 作中、 主人公は自らの稚戯が間接的に母を死に追いやったと考えている様だが、極論すれば『包丁』を発明した人間に世間に数多蔓延る殺人事件の責を負わせるのか? オッペンハイマーに全振りか? と考えれば馬鹿げた発想だと言わざる得ない。 能動的に関わった奴らにそ鉄槌はくだされるべきなのだ。 だからこそ、 彼らの復讐を成し遂げさせて欲しかった。 最後の一人、 ゴミは焼却されて然るべきなのに…。 敬愛する吉田秋生さんの作品にレイプは殺人と同じだ…人の心を殺すのだというシチュエーションがあり、その通りだと思ったし、今も思う。 因果応報、無駄に歳と欲を貪り自戒すら無きものにフィクションだからこその『雷撃』があって良かったのでは? ブラピの『セブン』はホラー的な意味合いで面白い作品ではあったが、当時のブラピ人気を盾に全国ロードショーされていた。 あんなもん万人に見せるもんじゃねーだろと当時から憤っていた。 これも同じだ。 人気作家が書くもんじゃねーだろと個人的には思う。 帯の言葉を受ければ、出版社も一連托生だな。 ペシミズム製造マシーン。 いや、◯◯サマ否定してるからニヒリズムか? 卓越した技巧派なのは認めるけど、私も歳が歳で余計なモノに時間かけたく無いので、この人の本はもういいや。 これまたしょーもな。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ帯にどんでん返しってデカく書いてあって、まあとても良く練られたプロットだなとは思いました。ですが、「さあすごいどんでん返しでしょう!ご覧あれ!」ってそのためにだけ作られた物語や設定って感覚が強すぎて、それだけって感じ。登場人物を小道具にしてると少しでも感じさせられると興醒めする。心を揺さぶられるような描写は見当たらなかった。途中で突然出てくる彩根って探偵役がなんか浮いてて、これは別の作品からのスターシステムなのかな?と思ったらやっぱりそうなのね。気が向いたらそれも読むか。
3投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログうん。道尾秀介先生好きだわ。 文体が綺麗で読みやすい。 物語的には終始重たい雰囲気で結構読むの疲れたけど一気に読んでしまった。 面白かった。 どんでん返しもさることながら、最後に鳥肌が立ったよね。 「この世には、どんな神様もいない」 いやー面白かったなー。 思い出しても面白い。 読んでて自分なりに色々考えてみたけど全然真相には辿り着かなくってびっくりの連続だった。 こういう後味悪い系の作品好きだからこういうのもっと読みたい。
2投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログミステリの気分じゃないんだけど今読む本これしかないなー……で読み始めて、どハマリ。 気分すら変えさせる引き込み力と、読み切った際に知る何重にも重なる構成に読後、ひと呼吸が必要だった! ひとつの事件から発生した一連の事件は区切りがついたけど、これはもしやまた続くのでは……
3投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログそれぞれの思いやる気持ちが起こした事件。 登場人物も多くなく、読みやすい内容てした。 ただ、最後の方は息切れ気味で、もっと予想外な展開も欲しかったかなとも思う。
2投稿日: 2024.05.18
powered by ブクログあの日私は何を見たのか、そして何を見てはいけなかったのか、それがこの小説の根幹だった。この物語は主人公が過去に母を事故でなくしたこと、後日主人公の姉が雷に打たれ主人公も巻き込まれたこと、同じ時に村の顔役たちが食中毒にかかり二人が死亡しその犯人が主人公の父だと疑われたこと、そして自分の娘が善意でしたことが妻が死ぬきっかけになってしまったことを引きずる日々を送るなかで見知らぬ男から「あんたの過去を知っている。」という脅迫を受け、父が何を思っていたのか、あの時本当は何が起こったのかを姉や娘と一緒に探っていく構成で、終始重苦しい雰囲気が漂うが作者の書く話の魅力や散りばめられた伏線をどのようにして回収するかが気になって頁をめくる手が止まらなかった。母が死ぬ間際に残した言葉や父が漏らした言葉の意味は勿論、作中に出てくる手紙の「二本の線」の意味が分かったとき「何て悲しい物語なんだ。」と胸を締め付けられるような感じだった。同じシリーズの作品もあるようなのでそれらも読みたいと思う。
4投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
母の「キノコを食べちゃダメ」とか父の「死んでいい」「妙な味」という絶対ここ後でなんかあるだろって思うのにいつもそういうことか!と思いながら読了しました。2本の線も目を凝らしてどこかどこかと探したけど、全くわからなくて諦めてページをめくりました。最後のひと分まで作者にやられっぱなしでとても面白かったです。
0投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ家族とのつながり。 相変わらず道尾さんの小説はごちゃごちゃして分かんない。好きな人は好きなんだろうけど大どんでん返しって帯にあるほどの衝撃はなし。
3投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログプロローグからクライマックス。まるで一本の映画を見ているような感覚になった。いくつもの謎が絡み合い、真相が明らかになった時は驚愕とともにとてつもない哀しさ、切なさが胸に沁みた。ミステリーとしてももちろん秀逸だが、それ以上に人物の心情などに心を持っていかれた。最後の一行でまさに雷を落とされたように動けなくなり、余韻が中々抜けなかった。向日葵の咲かない夏と肩を並べられるほどの作品だと思った。
6投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ最後まで緊張感と臨場感をもって読了した一冊。場面の描き方がとてもリアルで、一瞬一瞬の場面が脳裏に思い浮かぶ描写力が魅力なのだろうか。物語の展開も面白かったです。
1投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ冒頭のエピソードからぐいぐい引き込まれました。文体に力があり、先を読みたいと思わせる技術は流石だなと思います。 伏線(謎)の散りばめと回収も見事で、答えに手が届きそうで届かないものと、よく考えれば解けるもののバランスが素晴らしい(だから飽きない)。確かに最後の1行までよく練られてます。 大どんでん返しについてはあることが分かってたし、読み進めると何となくそうなるよなーみたいな空気ができてくるので、自分としては想像以上の衝撃はなかったというのが正直なところ。 わかりやすさや説得力を追求したのか、後半は繰り返される表現などが多くやや冗長な印象で、文庫本で500頁は少し長いかなと感じられました。どんでん返しの衝撃が少なかったのは、長さによるある種の感覚の麻痺(上手く表現できませんが)も要因かなと感じます。でも謎の解決を餌として読み進めさせられる力があるので決してつまらないとは思わせないところがこの作家の凄いところですね。 表現として、悲壮感、閉塞感などが横糸として一貫して流れ、そこに縦糸として親子姉弟友達の絆や思いやりや愛情、自然への畏敬などが折り合わさり重厚(重曹)な物語となっています。この辺りは単なる推理作家ではなく直木賞作家としての力量が遺憾無く発揮されているといったところではないでしょうか。 自分的には星は4〜4.5かなと思いますが、この作家の作品をもっと読みたいなと思ったので5としました。
1投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し期待しすぎた状態で読んでしまったかも。 真相が記憶喪失、最初に出てきた事故が本編には関係ないところが、物足りず。。
1投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ冬の日本海側の地域が舞台です。 雷×神社×祭×村社会 全体的に暗いです。 暗いですが文章が上手いしストーリーも面白い、これは絶対伏線だから覚えておこう!とかウキウキしながら読みました。ただ何故か終盤、種明かしが始まるあたりからは興味を失い斜め読みしてしまいました。
15投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ序盤、中盤、終盤どこをとっても飽きずに読めた。 伏線も散りばめられていて(記憶が…って所は、んーでしたが)面白かった。 出来たこと、出来なかったこと、やらない事、、、、
0投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログ道尾秀介さんの作品は初。 読み始めから嫌な予感はしていたけれど、すぐにその予感が的中。 すべては 妻の死にからむ娘の行動が発端になって起こる。 娘の秘密を知っているという強迫内容の勘違いが 故郷で体験した いたましい事件の真実を紐解いていく事になってしまう。 あまりに大きな衝撃を体験し記憶をなくしていたはずが、 真実を思い出してしまったその先で 繰り返される事…。 あの勘違いがなければ、あの時、自分が見つける事さえしなければ… 人生なんてそんなもんだ。 ちらほらと伏線を散りばめているけれど、その回収がとても秀逸。 奥行きのある 読み応えのある作品だった。
1投稿日: 2024.04.23
powered by ブクログ「最上級の驚愕が続くミステリ」の言葉に惹かれて買った。この作家さんのは初めてだったけど途中から結末が予想できて 残念ながら驚愕ではなかった。
2投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログ序盤から引き込まれる設定で一気読みした。 どんでん返しということは帯から分かっていたのでどこでどんなどんでん返しになるのかな〜と思いながら読んだ。 幸人に2本出すと南人になることは早めに気付いたので、主人公が毒キノコを入れた犯人かと思っていたが、それはミスリードで実際は姉が犯人だった(確かに分かりやすすぎるくらい丁寧に書かれていたから不自然ではあった) 全体的に引き込まれる設定だったし先が気になる展開ではあったが、記憶がないことを使った叙述トリックはなんだかなぁと思ったのと、読み返すほどじゃないなと思ったので星三つ。 30歳にもなると、小説を読み慣れすぎていて、面白い!と感動できることが減ってきたように感じる。しばらくは小説以外を読むか、古典を中心に読むかするかなぁ。
1投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神様なんてなあ、いないんだよ ずっとやり切れなかった 全員が愛する人のために行動しただけなのに 神様が彼らを救ってくれないなら 誰が救ってくれるんだよ
1投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログ読み終えて「ものすごく道尾秀介さんらしい作品だったなあ」と思いました。たぶん著者名隠して読んだとしても、「これ道尾さんの作品かな」と感づいたような気がします。 精緻な構成と伏線、どこか影のある描写、そして人が及ばぬ運命の残酷さを思わせるストーリーと、どこをとっても道尾秀介さんらしさがあふれ出ているというか。 書き出しで描かれるのはとある自動車事故。 物語の語り手である藤原幸人は、その事故のため妻を亡くすのですが、運転手がハンドル操作を誤ったのは、マンションから植木鉢が落下してきたから。 そしてその植木鉢を置いたのは幼い娘だと知った幸人は、娘に事故の真相を隠したまま15年間を過ごします。そしてある日、彼の元に過去をほのめかす脅迫電話がかかってくる。 さらにそこから物語が進むと、藤原家自身に忌まわしい過去があることが語られていきます。幸人の母の不審死、藤原家が昔住んでいた村での中毒事件、そして幸人とその姉が巻き込まれた落雷事故。 幸人と娘の夕見、そして幸人の姉である亜沙実は、夕見の言葉に導かれ、かつて住んでいた忌まわしい記憶のある故郷に戻ることになります。 物語全体に漂う仄暗さは、ストーリーのシリアスさであったり、話の舞台が封鎖的な村で、その村の伝統的な風習が事件のキーになっていることも、一因としてはあると思います。村や風習、事件の不気味さや、どこかおどろおどろしい雰囲気は、横溝正史作品をどこか彷彿とさせます。 。 一方で幸人が抱える家族への感傷的な思いも、語り口に抒情を添えます。自分の娘、父や姉、幼少期の母、それぞれにときに慈しみ、怒り、哀しみ、そして疑う。 しかし幼いころの懐かしい記憶や、幸せな時代の記憶というのも確かにあって、それらが絡み合い語り口に現れます。 それらの感情の置き所を、幸人自身が定めきれず、それが語り口に現れているような気がします。疑念と懐かしさ、苦く痛く悲しい思い出と、大切にしたい記憶。郷愁と暗い感情が時にまじりあう。なんとも言えない心情が、読んでいる間、自分も感じていたような気がする。 そして起こる新たな事件。感傷的な描写から一転しての激しい雷の描写と、ストーリーは混迷を極め、そして見えてくる真実は… 事件の真相が明らかになるごとに、やりきれなさと、運命の皮肉さ、残酷さというのをむざむざと感じてしまう。 登場人物たちそれぞれのすれ違いと、雷という人智を超えた自然現象が生んだ複雑怪奇な事件の真相。それはパズラーといえばそういう要素もあるのだけど、それ以上にすれちがいと偶然が、こんな結果を生んでしまうのか、という一種の諦観、あるいは虚脱感すら覚えさせられる。 普通のミステリとして読むと、個人的にはちょっと違う方向にいってしまった感も正直ありました。でも道尾ミステリ、あるいは道尾文学として読むと、ミステリとしての物足りなさ、それも人間の運命のままならなさ、それにあえぐ人間の哀しさみたいなものに昇華されているように感じました。
6投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログ道尾さんの神シリーズ?雷神。 哀しいスタートから惹き込まれました。 構成・展開は相変わらず巧みです。雰囲気は初期のダーク系ミステリーに近いですが、伏線等はより洗練され、中盤から一気読みでした。 過去の作品にも登場した、あるキャラが出てきますが、覚えてない・・・読み直さねば〜。 単独でも面白かったです。
0投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。面白かったんだけど、ちょっと冗長だったかな。道尾さんならではの謎解き風も面白かったし、小説家としての表現の巧さもあるし、ミステリによりすぎず人の心も感じられる良い作品だった。でももうちょっとすっきりさせられた気がする!
1投稿日: 2024.04.16
powered by ブクログ物語の序盤で2つの事件が語られどういうふうに繋がっていくのかと思いながら読んでましたが、最後まで読んで「なるほどぉ!そういうことか!」と鳥肌ものでした。
0投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログ思いも寄らない結末。この世にはどんな神様もいない...物語の最後の一行が刺さる。時として神はなんと残酷な事か。それぞれが秘密を持ち、あの時こうしておけば、そしてお互いを思い遣る気持ちがすれ違い、更に不運が重なり衝撃の結末に...
1投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ久しぶりに道尾秀介さん作品を読みました。やっぱり良い。ラットマンやシャドウ、龍神の雨あたりも読みやすくて好きです。 道尾秀介さんの本は、どんでん返しがちょうどいい塩梅なんですよね。向日葵の咲かない夏は別物ですが⋯
1投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログ「最後の一行まで最上級の驚愕が続く」と書いてありつい気になって読んでみたら、最後の一行で「あ〜なるほどね」と思ってしまった。しっかりと繋がりがあってとても面白かった。
2投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログ最初は展開がわからず、ワクワクしながら読んだ。 真相は記憶喪失だったりと思わぬ要因でこじれてて判明しなかったのは面白い要素だと思いつつ、人智ではどうにもならない所で物事が隠されるのもなんとも言えない気持ちになった。 しかも最初にでてきた痛ましい事故がただの混乱要素でしかなくて本筋には関係なかったし、親が子の事件を隠そうとするさまとかが通ずるものがあるのかなと思ったけど、現代をこれから生きていく主人公親子がこの事件を解明したことでどうするのかみたいな描写が欲しかったなあと思った。
5投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログ奇しくもこの小説を読み終わった今日、九州で落雷があり高校生2人が重体だという。 それから台湾で大きな地震もあった。 抗えない自然の恐ろしさ、それから運命の残酷さ。 現実世界と相まって、とりわけ実感することとなった。 「あの時こうしてれば…」は、誰しも想像したことがあるかもしれないが、ちょっとしたタイミングやボタンの掛け違いが積み重なっていき、取り返しがつかなくなる様子が容赦なく描かれる。 ミスリードや伏線回収も著者の得意とするところで、今回も遺憾無く発揮されていたように思う。
7投稿日: 2024.04.03
