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お梅は次こそ呪いたい
お梅は次こそ呪いたい
藤崎翔/祥伝社
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総合評価

75件)
4.2
23
38
7
0
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもろ。ミステリー要素も散りばめられていたり、過去から来たお梅の視点から、現代の歪みをうがったり。ストーカーやら、宗教やら、自殺やら、現代の普通も異常だと浮かび上がらせるのは、秀逸。 序章と最終章で、不倫を描いていて、不倫を批判して飯の種にしてるのに自身も不倫しているものには罰が当たり、個人的な関係として不倫しているものには、バチが当たってなかったり。不倫なんざ個人的なものでと、著者の考えも見えてくる。 その意味では今回、お梅ちゃんは、沖原、水戸、不良兄弟、ストーカー、宗教にハマった人間をきちんと呪っているのでは? お梅ちゃん、形を変えて、あなたの呪いは、成功してますよ 何なんだ、受験って。もしかして現代人も存在理由がよく分かってないんじゃないのか。実はなくてもいいとかぉっているんじゃないのか。 世の中の残酷な格差をしっかりみるの。  そして将来、その暗部に光を当てられる大人になりなさい。

    11
    投稿日: 2025.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お梅は今回は更にパワーアップしてました! だけど、やっぱり呪うことはできなくて… 悪いことしてる人には裁きが下ることになってたりして…。笑 やっぱり笑わせてくれるお梅なのでした。

    7
    投稿日: 2025.10.10
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    呪いの人形・お梅が呪いと笑いと幸せを振りまいてしまう物語。まさかの続編は、なんとお梅がパワーアップしちゃいます! が、パワーアップしても効かないのか瘴気……なんだか切ない。新たな能力を手にしたお梅がまたしても人間を呪いまくるものの、やっぱりそうなっちゃうのか、という安定の安心感で実に楽しく読めました。お梅頑張れ、と言いたくなっちゃうけれど、そうしたら楽しい話にならないか。あ、でもひそかに呪いに成功してる部分もあるよね。グッジョブ! 今回、前作よりもミステリ的な部分もパワーアップしています。伏線回収やある意味トリックな部分にしっかりと騙されてしまいました。まさかそんな真相だったなんて……! さて、これはさらなる続編もあるのでしょうか。本当にお梅ちゃん、へこたれないでほしいです。うちにおいで、と言いたい気分かも(笑)。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    続編の方がより軽め目で楽しい♪ お梅ちゃんは、浮遊術まで会得してパワーアップしているのに、呪いは決まらず、相変わらず、みんなハッピーになって、空回りしまくり。ライバルは猫に加えてカラスまで参戦して、お梅ちゃんは安心して街も歩けません。なんなら、パート3が出ても、読ませていただきます。

    3
    投稿日: 2025.09.25
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    あまりにも(主人公にとっては)負のご都合主義が続く展開に「そうはならんやろ」と突っ込みたくなるが、なぜかお梅ちゃんを応援したくなる

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    おすすめ度 ★★★★☆ お梅シリーズ第2段 お梅が可愛らしく思えてくる 第二段もどんでん返しが面白い お梅は故意に呪うより、自然に生きた方がいい

    3
    投稿日: 2025.09.18
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    能力をアップデートして、いざ! と言ったものの意気込むのは本人ばかりで、読んでいる私たちはほぼ顛末が見えている。 なのに、これだけ楽しいのは一重にメタ的に時々登場される作者さんの努力の賜物なんでしょう。 あ、あとお梅さんのご苦労もね!(呪わないでね) このシリーズ、続編あれば必ず読みます! 好き!

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    せっかくぱわーあっぷしたのに… それでも現代では呪えないお梅人形。前作より、さらに笑わせてくれます。 え、みいらまで?!お梅がかすみます。

    0
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    呪いの人形お梅が「呪いたいけど呪えない」というストーリーを中心としたコメディ。各章の展開は似ているが、ミステリーの要素もあり、同じ名前の2人がいたり、死体を介護していたり、姉が幼く描写されていたり、そこに裏切りがあり楽しめた。最後の「えぴろおぐ」で全てがつながるのもおもしろい!きっと続編もあるかなー

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    パワーはアップグレードしたのかもしれないけど、結果は前回同様の展開に近く、おもしろい。 さらっと読めた。 121冊目読了。

    0
    投稿日: 2025.07.27
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    シリーズ第2弾のお梅は、首と胴体を離しそれぞれ自由に動け空中に浮遊できるようになりパワーアップ、したのだけどやっぱりどうしても人間を幸福にしてしまう。今回はどの話にも事件などが絡みちょっと不穏な内容が多いけどお梅自体が不穏なのでそこは問題なし。むしろこんなに好条件なのにどうやっても呪い切れず幸福へと導くお梅はもはや本物の幸運の人形なんじゃないかとすら思えてくる。カラスや猫から必死で逃げながら悪態をつき人間を罵倒するお梅がかわいく思えてならない。ゑぴろをぐで人間たちの繋がりやその後が描かれてるのも楽しい。

    18
    投稿日: 2025.07.23
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    お梅ちゃん第2弾。お梅ちゃんぱわああっぷして、できることも増え、行動範囲も広がり面白さも倍増(笑)クセになる面白さなので第3弾待ってます。

    0
    投稿日: 2025.06.30
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    500年ぶりに現代に解き放たれた呪いの人形お梅。人々を恐怖に陥れようとするも、なぜかみんな幸せになってしまう!新しい呪いの力を手に入れたお梅は今度こそ人間を不幸に出来るのか。 正直、前作の方が勢いと目新しさもあり面白かった。今回は人間の癖が強くてお梅若干引いてない…? 「二世帯住宅」の話は人間の方が怖かった。そういうのもあってある意味ホラー色も強かったのかなと思う。 「なぜだあああ」と苦悩するお梅がカワイイので、次こそ、今度こそ、頑張ってもらいたい。

    1
    投稿日: 2025.06.24
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    今回もお梅ちゃんは可愛かった!! 前作に比べると、どんでん返しが多く、さすが藤崎翔さん!という感じで最後までとても楽しく読めました。

    11
    投稿日: 2025.06.21
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    500年の眠りから覚めた日本人形のお梅ちゃん。前作同様、いやちょっとぱわぁーあっぷして、現代人を呪い殺そう!とあれやこれやのバタバタ劇。エンタメとして最高のシリーズです。 (ちょっと、うるってしちゃうとこもあったり) しかも今回も『ぷろろをぐ、ゑぴろをぐ』を含むと7話の連作短編なんですが、毎話登場人物の視点から描く、多人数視点の叙述なもんで、ちょいちょいミスリードされて、飽きさせないストーリーは流石です。 1話目と2話目、直接は繋がらないのですが、 根底に深い問題意識があり、お梅ちゃんがコメディに仕上げていますが、読後感とても良い作品です。 『障害者じゃなくて、障がい者って書きましょう』って教える教師に、苛立ちを覚える思春期の修馬くん。障って字だって、目障りとか耳障りって意味があるだろ!しょうがい者って言葉自体を変えるべきだろ!と怒ります。とても正論。 1日で読める作品ですので是非お読みください。 オススメ作品です!

    44
    投稿日: 2025.06.18
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    続編も、期待通りの面白さで、肩を震わせて笑いながら読んだり、ジワッときたり、読み終わるのが勿体なく感じました。 浮遊したり、首が取れたり…大騒ぎになるシーンを、たまたま電車の中で読んでしまい、笑いを堪えるのに苦しかったです。 呪いを「ぱわああっぷ」したはずが、次々に幸せを導いてしまいました。お梅は可愛いなあと改めて思いました。 それぞれの話に登場した人たちが繋がっていて、心地良く終わりました。幸せな読後感を味わえて、感謝するとともに、また次を心待ちにしています。

    15
    投稿日: 2025.06.08
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    今回もすごく頑張ってるのに呪いと反対の効果になってた。自分が呪いの人形であると知らしめたいのに逆に幸運の人形と呼ばれて笑える。楽しいシリーズだ。

    0
    投稿日: 2025.06.07
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    呪いの日本人形お梅が、呪うつもりで繰り広げる次々の出来事が面白いシリーズ第2弾。事件がらみだったりとなかなか内容もあの手この手と考えられていて楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    一作目同様、お梅の呪いが思わぬ作用して結果的に幸せをもたらせてしまう…マイナスが働いてるはずなのに、それがプラスに転じる場面は毎話ともにクセになる楽しみ。 時々、読者に対して直接的なアプローチがあるので、(深さはまちまちだけど)作品の中に入り込む形で読書するタイプの私には、長くなった前髪が時々目にかかるような、「少しじゃまだな」と思ってしまう感覚。 ただし、深く考えず読める娯楽要素が強い作品だと思います。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    どうしよう。二つの図書館で予約してあった本が、続々と順番が来てしまい、それに加えて、ゴールデンウィーク。自分の予定のみならず、普段いない家族まで来てしまい、読書どころではなくなった。普段は静かではかどる読書も、テレビつけっぱなしで、集中できない! そんな中でやっと、お梅読みました。 頭と胴体が分離してぱわああっぷしたのはいいのだが、ちょっと無理がある気がした。私は、シンプルな一冊目の方が好きだったかな?もちろん、今回も笑わせてもらったけど。 「母子家庭を呪いたい」の結末が良かった。 とりあえず、続編が出たらまた読むと思う。

    17
    投稿日: 2025.05.10
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    前回に続き、なかなか人を呪えない呪いの人形・お梅の話し 前作同様に空回るお梅の姿がコミカルで好き やっぱり人を幸せにしちゃいますからね笑 テンポ良く読めて、難しいこと考えず楽しめる作品でした

    12
    投稿日: 2025.05.10
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    「お梅は呪いたい」の続編も面白かったです!ぱわああっぷしたはずのお梅ちゃんだったけど、やっぱり‥‥でしたねー それにしても足袋を何度も洗ってもらって良かったね! まだまだ続きがあるのかなぁ〜

    1
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻を読んでいないので(すみません)、2巻からでも大丈夫かな?と思いながら読み始めました。 しかしぷろろをぐでお梅の存在がどんなものなのかよくわかり、すんなり物語の世界に入ることができました。 呪いの人形といったらやっぱり怖い恐ろしいイメージがあるはずなのに、読み進めるとあれ…?なんだかおっちょこちょいな可愛い女の子が見えてきました。 お梅は人を呪いたいはずなのに、お梅のそばにいる人はお梅によって心のモヤモヤが発散されていく。そしてぱーっと明るくなったり救われたり。 呪いの人形どころか幸福の人形ですね。 ただし自分が幸せになったら他の人に渡すのが幸せでいるコツ、な気もしますが…。 たいへん面白くて1巻も気になってきました。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    コミカルでハッピー、とても読みやすかった。 呪えば呪うほど人を幸せにしてしまう呪いの人形。 まだ読んでない人はなんで?って思うかもしれないけど、読めば納得。とにかくお梅が可愛いのなんの。 全ての話が繋がって、結末にも納得。 面白いです、おすすめです。

    1
    投稿日: 2025.04.25
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    戦国時代以来の封印が解け現代に蘇った呪いの人形お梅シリーズ第二弾 ひょんなことでぱわぁあっぷしたお梅、 次こそ人間を呪えるのか? 五百年も眠ってたためのブランクで間違って幸せにしちゃいがちだけど特定の人に呪いは効いてると思う笑 悪い人にはそれなりの罰がくだってる…あれ?それはお梅の呪いとは関係ない?いやいやお梅が放つ瘴気が回り回ってちゃんと人間を成敗してくれてるのか? 小説ならではの仕掛けありで、途中から 思ってた話と違う展開になったりと面白かった。 「二世帯住宅で呪いたい」は最初こそ共感してたのに…?びっくり。。 「恋煩いで呪いたい」は思わずややこしわっと叫んでしまった。なるほどの仕掛けに唸った。。 でもお梅に対して結構人間たち扱いが酷い、雑。 基本キモいだし。。 不憫で守ってあげたくなった。猫やカラスからも。 うちに安住させてあげたいです。。呪われるのは嫌だけど、、頑張って瘴気出してるのかわいいいいとか言ってしまいそう笑

    1
    投稿日: 2025.04.22
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    ドローンお梅、始動。 そう言わんばかりのコメディホラー。ちっちゃなお梅の大きな野望が、毎度毎度打ち砕かれ、人々を幸せにしてしまう。声帯と表情筋がないから、表向きは無表情なのに、内心はリアクションで冷や汗ばかりのお梅が、めちゃくちゃ可愛かった。 前作同様、各回の登場人物たちが人知れず交差する形で物語は進行していくが、前回と大きく違うのが、呪物仲間が現れること。そいつがお梅をぱわぁあっぷさせるのだが、これがまたしょーもなくて可愛い。 さらなる続編の話もちらほら聞こえるので、楽しみです。

    55
    投稿日: 2025.04.20
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    前作に続き、終始楽しく読めました。最後もなるほどな!おもしろいな!ある意味ハッピーエンドだなと思えました。

    1
    投稿日: 2025.04.06
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    500年の時を経て復活した呪いの人形お梅。時代のギャップに翻弄され、呪うどころか意に反して持ち主に幸運をもたらしてしまう。呪いの人形としての誇りのためにひたむきに頑張るお梅の奮闘がただただ微笑ましくて相変わらずのホラー感ゼロw 第二弾の本作はどんでん返し的な要素がさらに強化されてより伏線回収が楽しめました。ドキドキ感もぱわああっぷしてます。 ふつうお梅みたいな日本人形が道端に落ちていたら不気味で拾わないと思うけど今ならお迎えしてしまうかも(笑) できれば本作が映像化なんかされちゃって、ちゃっきゐ並みに有名なお人形さんになってほしいです!

    9
    投稿日: 2025.03.30
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     お梅がパワーアップしたことに物語のハラハラ度も絶賛急上昇。前回以上に標的になった人間パートに兆しが見えずにドキドキしてしまう。だからこそ先の展開がより予測不能で面白い。  相変わらずお梅の頑張る姿も微笑ましい。これが過去に伝説を刻んだ呪いの人形の姿か? と突っ込みたくなる気持ちに蓋をしておこう。才に胡坐をかかずに努力する姿勢は見習うべきものだし。  また、今回は思わず目が飛び出そうな顛末の回が目立った印象。まるで現実は小説よりも奇なりを体現したような話だった。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    お梅ちゃんがパワーアップして帰ってきた!首と胴体を切り離して空中浮遊し、瘴気の力も倍増させ、さあ今度こそ現代人を呪いまくるぞと… でもやっぱりみんなを幸せにしてしまう。 「二世帯住宅で呪いたい」と「恋患いで呪いたい」は完全にミスリードされた。このどんでん返しもおもしろかった。 お梅ちゃん、気づいてないと思うけど最後にちょこっとだけあの二人を呪えたよ(笑)

    23
    投稿日: 2025.03.24
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    呪われし日本人形お梅が、思うように不幸を撒き散らせない大好評シリーズ第二弾、今回も相変わらずの空回り具合が良かったです。 「ぷろろをぐ」で瘴気の「ぱわああっぷ」と浮遊能力をゲット(自分の中ではメトロイドのアイテム取得ジングルが鳴りました)、挨拶がわりの「間者童〜」からそれぞれ違う趣向を凝らした作品が並んで面白かったです。 お梅が猫やカラスに追われず、ちゃんと人を不幸に出来る日を心待ちにしておりますが、こっちには来ないで、、、いや来てくれた方が良いかも!

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    面白い! 前作にも増して面白い! そして、良くも悪くも作者が調子に乗っている(褒め言葉) ハッピーエンドになるのが分っているけど、そんなに嫌味な造りじゃないのがいい。

    1
    投稿日: 2025.03.15
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    ただただお梅の努力を褒めてあげたい。 最後は読み終えて拍手を心の中でしました。 楽しい読書時間でした。

    3
    投稿日: 2025.03.09
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    呪いの日本人形 お梅シリーズ 第2弾! 今回もお梅が可愛い♪ もう完全に幸せの日本人形になっちゃったけど。 前作よりも、話にヒネリが効いている気がします。 「母子家庭を呪いたい」の女の子の純真さがいいですし、 「二世帯住宅を呪いたい」ではまさかの展開だし、 「恋患いで呪いたい」では叙述ミステリみたいだし。 面白かったです。 次もあるのかな?

    3
    投稿日: 2025.03.06
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    お梅は相変わらずお梅だった。 すっごく本気で人を呪い殺したいと思っている、正真正銘の悪なのに キュートで嫌いになれないのは どういう事なのか… 結局は、皆を幸せにしてしまう。 続編だったけど、とても面白かった。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    呪いの日本人形、お梅がぱわああっぷして帰ってきた!空中浮遊という術を会得し、行動範囲がますます広がったお梅。さらに人間のマイナスの感情を増幅させる効果もアップしている模様。なのに、なのに、今回も呪いが幸運に転換してしまうのであった。前作よりもミステリー仕立ての構成は面白かったが、良くも悪くもお梅が現代にだいぶ慣れてしまったのが個人的にぱわあだうんの原因かな。お梅の独特表記が大好きだったのでそれが減ってしまった印象。でも「やんきゐ」には笑った。とはいえ第三弾も期待してます。

    0
    投稿日: 2025.02.16
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    面白かったです。今回はいろいろ予想を裏切られ、驚きがたくさんありました。母子家庭を呪いたい、のエピソードが良かったです。

    1
    投稿日: 2025.02.15
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    不本意ながら結果としてささやかなな幸せを振り撒くお梅を中心とした群像劇で微笑ましい。 個人的には伊藤沙莉さんがお梅の声でアニメ化かドラマ化してほしい。

    5
    投稿日: 2025.02.15
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    お梅ふたたび。戦国以来の封印が溶けたものの長いブランクで前作では呪いがまったく効かなかったお梅。今作では能力がぱわああっぷしたお梅の呪いが次々と降りかかる。…そして皆さんはっぴゐゑんどに。お梅のぽんこつぶりが可愛らしくて楽しかった。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    早くも呪いの人形が帰ってきた。 今回も相変わらず何もかも裏目に出てしまうお梅。 伏線の解説までしてしまう親切心も備えてしまったようだ。 意外な結末だったりと凝った作りにはなっているけれど、何にも考えずに読んだ方がこの本は楽しめる気がする。 続編がもし出れば何にも考えずに楽しみたい作品。

    32
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こちらもあっという間に読了。 前回よりも、呪いが複雑に絡んで面白さが『ぱわああっぷ』しています。 ぷろろをぐも意外な脇役が出てきて、 ゑぴろをぐも今作の全員が出てきて手が込んできたなと思います。 次回をより楽しみに。

    17
    投稿日: 2025.02.09
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    現代日本文化を吸収し、新たな技(?)を習得し、おっちょこちょいな所までも全てがぱわああっぷ!した呪いの人形お梅のは呪いの珍道中アゲイン!笑 笑いあり、感動あり、本格ミステリーもあり。今度こそお梅の呪いは叶うのか!?お梅可愛いな〜。

    1
    投稿日: 2025.02.09
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    文句なしの面白さ。 お梅がパワーアップして帰って来た! シリーズ第二弾にして面白さも加速している。 戦国大名を滅亡させ、500年の時を経て令和に蘇った呪いの日本人形・お梅ちゃん。 文明の利器に戸惑いながらも、必死に現代人を呪い殺そうとするお梅。 しかし行く先々で皆をハッピーにしてしまう。 新たに習得した空中浮遊・胴体分離の能力が素晴らしい働きをするのだが、それをもってしてもお梅の狙いとは真逆な方向へ着地する。 呪いの人形どころか福の神。 チャーミングなお梅への愛おしさが止まらない。 笑えて時にジンとする最高のエンタメ小説。

    5
    投稿日: 2025.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    呪いの人形のお梅が、同じ呪いの人形から浮遊能力を貰いパワーアップ。だけど、さほど浮遊出来ないのがまた、お梅らしかったです。 お気に入りは「恋煩い〜」 裕太にはやられました。読んでて違和感がありましたが、まさかの展開にビックリしました。

    4
    投稿日: 2025.02.08
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    藤崎さんの作品はどれも「ザ・エンターテイメント」という感じですが、前作に引き続きこの作品も至る所に仕掛けが散りばめられていて、お梅ちゃんを応援しながら楽しく読みました。 「オカルトハートフルコメディ」ってこの本くらいじゃないでしょうか?笑

    1
    投稿日: 2025.02.05
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    お梅第2弾は、呪われる対象が深い闇を抱え、ぱわああっぷしたお梅のおかげで幸福になるというパターン。そして、著者が仕掛けたミスリードが本作のキモになるだろう。また、連作の共通項が多くなり、帯の「伏線回収」という言葉につながったのだと思われる。「間者童」での夫婦はその後うまくやっていけるのだろうか? 「二世帯住宅」では新興宗教と妄想、「恋患い」はストーカーを登場させた、どちらもサイコサスペンス仕立て。「しんがあそん某」は言葉だけでも面白い。無理に漢字を当てたら「しんが朝臣」かな。

    3
    投稿日: 2025.02.03
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    前作も読んで面白かったので今回も購入しました。 各登場人物にこんな繋がりがあるのかと感心しました。 こんな都合よく行く訳ないよなと思いつつも面白いからまぁいいかと楽しく読めました。 お梅の呪いが成就する日は来るのか? 続編があったらまた楽しみにしたいです。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お梅は首から上と下、別々に動くことができるようになりました(笑)。拾い手一家の鞄の中に潜り込み、行く先々で瘴気をばらまくチャンスに恵まれたというのに、それでも呪い殺せない。もうどうにも憎めません。 第1弾で読者からあったとおぼしきツッコミに対する言い訳にはふきだしてしまい、電車の中で私はとっても怪しい人に。恋患いの章では頁を書き出しての解説に笑う。 あと数頁残して映画館へ行ったら、6月に公開の矢口史靖監督作品『ドールハウス』の予告編が流れて、これはきっと私にお梅の呪いがかけられていると思いました。でも幸運の人形だもの、君に私は殺せない(笑)。

    0
    投稿日: 2025.01.30
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    今回もおもしろかった。 まさか、別の呪いの人形がいたとは! みんな幸せになるんだろうなとは思いながら読んでるけど、やっぱり幸せになるよね。 お梅、もうそっちの路線でいこう!笑 また読みたいな。 またお梅にあいたいな。

    7
    投稿日: 2025.01.26
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    深夜に一気読みしてしまった… ぱわああっぷして新たな力を得たお梅ちゃん、今度こそ現代人を呪い殺す…はずが、またもや上手くいかないw もうここまでくると愛おしい♡ ラスト、細部までの伏線回収もお見事でした!

    12
    投稿日: 2025.01.26
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    シリーズ第二弾 同じ境遇?の仲間から技をもらい「ぱわああっぷ!!!!」したお梅ちゃん。今、感想書きながら振り返って思ったのは「なんだろうこのドリフ感w」だった! それでいて?というかお話は相変わらずお梅ちゃんの意に反してハートフルで可愛いんだよねー。可愛いとか言われたくない!って言われそうだけど。 第三弾も!って期待できそうな感じのpostを拝見したので楽しみに待ちます!あ、初版の例のアレを見つけられなかったなぁ

    4
    投稿日: 2025.01.25
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    シリーズ第2弾 今回もお梅の思いとは裏腹に、呪うどころか幸せになってしまう しまいには歌にまで(笑) 呪おうとする相手以外が不幸になるというお梅の力だろうか。お梅は気づかないけど… 「ゑぴろをぐ」の結果が秀逸

    3
    投稿日: 2025.01.21
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    今回も面白かった! 1話1話楽しめるのももちろん、ちゃんと繋がっててオチも良かった 日本人形って不気味なイメージあったけどイメージ変わりそう笑

    37
    投稿日: 2025.01.19
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    呪いの日本人形「お梅」のシリーズ第2弾。 お梅は今回も現代人を呪殺しようと悪戦苦闘するが、やはり今回もターゲットを幸せにしてしまったり、ターゲットが犯罪者だった場合にはその悪事を明るみにして警察に逮捕させてしまう(結果として周囲の人が幸せになる)。 お梅は今作の冒頭で、空中浮遊能力と頭部離脱能力を身に付け、瘴気も「ぱわああっぷ」したが、現代人の呪殺には役立っていない模様。 次作以降はどんな新能力を獲得するのか…あまり能力が増え過ぎると興醒めではあるが。 ますます目が離せない。

    1
    投稿日: 2025.01.17
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    2025年3冊目 続編がすぐに読めるこの幸せ…!!! 待っていました、お梅ちゃん。 「ぱわああっぷ」したお梅ちゃん。 「あたっく」されるお梅ちゃん。 べらぼうな日本人形なのに「ゑるさ」 や「ばあびゐ」と名付けらるお梅ちゃん…もうとにかくすべてが面白い!!! あー、早く続編が読みたい。

    2
    投稿日: 2025.01.12
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    ぱわああっぷしたにも拘らず、前作同様に意に反して行く先々で持ち主やその周囲の人々を幸せにしてしまう呪いの人形お梅さん。 そのあまりの報われなさ不憫さに笑ってしまった。 最終章でそれ迄の章で登場した人物のその後を記してくれていてほっこり。

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    めちゃくちゃ面白い! 読んでくうちに色んなことが繋がっていったり、え?!どういうこと?!と2ページ前に戻ってもう1回読み返して理解してめちゃくちゃ面白いってなったり!!!! 最高な本だった!

    2
    投稿日: 2025.01.11
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    お梅ちゃんにまた会えた! 個人的には前作の方が好みだったけど、今作もやっぱり人を呪いたいのに上手くいかないお梅ちゃんがなんともシュールで可愛くて、面白おかしく楽しめた! シリーズこれからも続いてほしい!

    8
    投稿日: 2025.01.11
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    呪いのお梅さん第2弾! とゆうことで続編も手に取ってしまいました。 やることなすこと裏目にでてしまうキュートでエキセントリックな日本人形、新技は空中浮遊に生首分離。 なかなか思い通りに呪えないジレンマをかかえながらもキレキレにめげずに頑張る姿には愛おしさを感じてしまう。 お梅さんが負の感情を暴走させればさせるほど、取りつかれた人は幸せになってゆくとか。逆シャーデンフロイデ状態に悶え苦しむパターンが癖になりそうです。 1作目のユーチューバとの件が強烈だったので、2作目ともなるとこのパターンも色あせてみえてくるのでそろそろ成仏させてほしいかな。

    92
    投稿日: 2025.01.09
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    前回ほどの伏線回収は少ないものの、 能力的にはほんの少しパワーアップした お梅ちゃん。 しかし呪おうとしてる人間の方がかなりの上手というか…危ない人で お梅ちゃんには荷が重いだろー。 頑張れお梅ちゃん!次回に期待!

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    500年間封印されていた呪いの人形お梅ちゃんが現代に蘇り、出会った人間を呪い殺そうとするも次々と失敗し逆に人を幸せにしてしまうシリーズ第2弾。今回は空中浮遊と胴体分離術を習得してパワーアップ。 物語的にもミステリー要素が濃くなってパワーアップしてました。お梅ちゃん自身は一生懸命がんばっているのに、狙った人間を不幸に出来ず思うように行かない…本人は悔しいけど、でも、その一方で人間として裁きを受ける人がちゃんと然るべき報いを受けているのでOKなのでは?と思うのですが、ダメなんですかね?人の世にも思い通りに行かないことって沢山ありますが、それがどこかで吉に繋がって行くかもしれないですよね。そんなことを悟らせてくれるお梅ちゃんの存在が愛おしい。猫やカラスに負けずに生き延びて。ガンバレ!

    6
    投稿日: 2025.01.05
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    前作から続けて読みました。 前作と比較して呪い力、ホラー色、コメディ感全てが一段階上がっており面白く読めました。

    2
    投稿日: 2025.01.04
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    呪いの人形「お梅」再び! 現代人を殺い殺すため、今度は空中浮遊&胴体分離! #お梅は次こそ呪いたい ■あらすじ 戦国時代には呪術の力で大名たちを殺戮していた呪いの人形「お梅」 令和の時代に復活し、現代人も呪い殺そうと意気込んでいた。しかも今回は空中浮遊、胴体分離するという特技を手に入れることに! お梅は現代人を呪い殺すことができるのか? ■きっと読みたくなるレビュー みんな大好き『お梅は呪いたい』の続編が登場、相変わらずハチャメチャです。もうドラマ化してもらっていいと思うんすよ、ぜひ映像で見てみたい。ただアニメじゃダメだと思うんすよ、あくまで実写を希望します。 なにせ主役が人形ですからね、画力があります。お梅ちゃんが睨み利かせたり、首ちょんぱになってる姿だったり、猫から逃げまどう姿を見てみたい。現代の映像技術ならめっちゃ面白くなるはず! さて本作、第二弾ということでミステリー作家の先生らしい工夫をされてます。これまで簡単には移動ができなかったんですが、首だけ浮遊でコンパクトな移動が可能になりました。さらに色んな変化球でストーリーを楽しませてくれるし、終盤にはしっかりと全体をまとめる構成になっているのは流石です。 ストーリーとしては今回はより人間ドラマにフォーカスが当たってますね。小学生受験に挑む家庭、母子家庭、障がい者を持つ家庭、二世帯住宅、ストーカー、不倫など。人間の弱いところ、もろいところをツツくのがお上手、切なくもコミカルに描かれています。 例によってやたら細かい描写が面白い、元お笑い芸人のセンスが光ってます。かつての芸能人だったり、商品だったり、あるあるネタをぶち込んでくれる。このあたりも藤崎翔先生でないと楽しめない強みだと思います。 特に好き作品は「母子家庭を呪いたい」ですね。家族に障がい者をもち、いじめっ子に付きまとわれている主人公。友人と交流を深めることによって、人生で本当に大切なことや新しい価値観を学んでいく。呪い殺されるという恐ろしいお話のはずが、めっちゃハートフルで心が温まるお話。 ミステリーとしては「二世帯住宅を呪いたい」「恋患いで呪いたい」の二作品セットで好き。細かい部分までしっかり楽しませていただきました。 生きてると辛いことも多くて、つい他人を恨んじゃうこともある。そんな時はお梅ちゃんを読んで、笑い飛ばすのが吉ですよ。元気をくれる作品をありがとう! ■ぜっさん推しポイント 我が国日本では、自ら死を選ぶ人が年間二万人もいるそうです。確かに他人を呪い殺すなんてよくないですが、そうかといって自分を追い込む必要なんてねーだろと思ってしまいますね… 本人にとっては難しい問題なんでしょう。 他人に迷惑かけず、思いやるということができれば、ひとりひとりが明るく楽しい生活を送れるようになるんですけどね。もっとお梅ちゃんに活躍してもらいたいと思いました。

    105
    投稿日: 2025.01.03
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    新年初読了です! 戦国時代以来、封印されてきた呪いの人形・お梅。現代でも人を呪い殺そうと奮闘するが、逆に幸せにしてしまい……。テンポが良くて飽きる暇が一切なく、濃い読書体験でした。 お梅さん、可愛くて賢くて最高。私のところにも来てくれないかな〜。藤崎さんの新刊が今から待ち遠しいです。

    3
    投稿日: 2025.01.02
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    今年最後の1冊です!!!!!今年もたくさん読んだ!!!!来年もいっぱい読むぞ〜〜!!! お梅はもちろん、登場人物の「クセ」もぱわああっぷしているような……??? 前作はただ単純に面白いなあと思うことが多かったですが 今作は「奥深くて面白いなあ」と思いました。 前作からの面白さに加え、メッセージ性を強く感じ、お梅ちゃんの虜になってしまいました。これも呪いか? 中盤2作で、見事に罠に引っかかってしまい、 楽しく読んでたはずなのに、悔しささえ覚えました(笑) くそ〜〜〜!!また読みてえ〜〜!! 次はお梅ちゃんのライバルとか出てくるんかな。空中戦とか繰り広げられたりしない?

    3
    投稿日: 2024.12.31
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    お梅ちゃんが関わった人達を幸せにしていく。呪いたいのに!登場人物が別の人が主人公の時にでも現れるのが面白いね。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    お梅ちゃんシリーズの2作目 相変わらず、上手くいかず 幸せの人形扱いにされてしまう 今回も、登場人物が 少しだけ繋がっていて あーあの人だぁと 嬉しくなってしまいます

    11
    投稿日: 2024.12.28
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    シリーズ2巻目。 今巻も、読みやすくて面白かったです! 普通に読むと重たくなりがちな類の話も、お梅がいる事によってギャグテイストになり楽しくスラスラ読めました。 猫に続いて新たな天敵?との攻防も良き(笑) 続刊が出ればポチります。

    2
    投稿日: 2024.12.27
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    お梅ちゃんが『ぱわああっぷ』してました。 前作に続いて楽しく読ませていただきました。 前作はお梅ちゃんの力ってそこまで効いてるイメージがなかったんだけど、今回はちゃんと力を発揮してるし、浮かぶこともできるし、効いてる!。。。効いてはいるんだけどっ(笑) もう、色々と惜しいよね。 でも、そこがお梅ちゃんらしくて楽しかった!

    3
    投稿日: 2024.12.24
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    『お梅は呪いたい 』の続編。 戦国時代以来の封印が解けて復活し、現代人を呪い殺すつもりが、何故か人々を幸せにしてしまう呪いの人形・お梅。 偶然出会った、首だけの呪い人形・次郎丸から空中浮遊の能力と次郎丸の分も瘴気を受け継ぎ、今度こそ人間を呪おうと意気込みますが・・。 お梅が「ぱわああっぷ」してリベンジに臨む、連作五話(+ぷろろをぐ&ゑぴろをぐ)が収録されております。 まず「ぷろろをぐ」の、首だけの武士の呪い人形・次郎丸との"呪い人形トーク"が楽しいですね。 因みに次郎丸は江戸時代の人形なので、戦国時代からのお梅からすれば"後輩"になる為、それに途中で気付いた次郎丸が急に言葉遣いを改めるのも笑えます。 さて、今度こそ呪いまくるぞ!と意気込むお梅。 前作より進化(?)しているのは、新たに習得した能力で、"首だけ浮遊"させて人間の鞄の中に入り込み、ターゲットたちの外出先までついていくことができるようになったことで、つまり行動範囲が広くなっているんですよね。 それで、色々情報収集や小細工などして健闘するものの、結局は今回もお梅にとって"思ってたんと違う"展開になってしまうわけでして(お約束)。 (ちょっと想像してみると、自分の鞄の中に"人形の首"が知らん間に入っていたら、マジで怖いんですけど・・汗) そして、今回はお梅だけではなく読者(私だけか?)にとっても"想定外"な結果に至る話があって、「二世帯住宅で呪いたい」の真相も意外でしたし(てか、怖すぎ)、「恋患いで呪いたい」でもミスリードされたりと、叙述トリック的な"一捻り"が見受けられましたね。 あと、何気に考えさせられたのが、お梅が現代人について、 「現代人は、戦国時代の人間と比べて、病気や怪我では死にづらくなったが、精神的苦痛を受けた時は、むしろ簡単に自害を選ぶ傾向があるようなのだ」 と、考察する場面は、年々増加傾向にある自殺者問題の本質をついているな・・と思いました。 てなわけで、この度も人々を"幸せ"にしてしまったお梅なのですが、終盤でのお梅の"妥協の願い"は実は叶っていたことに気づかないのもご愛敬ってとこですかね~。 ともあれ 、お梅の"呪いが成功"する日はやってくるのでしょうか?(いっそ"幸せを呼ぶ人形"にシフトするってのはどう?)是非さらなる続編を期待しております~。

    33
    投稿日: 2024.12.22
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    私の大好きなお梅ちゃん、シリーズ第2弾です。 一生懸命、呪いたいのです、不幸にしたいのです。でも、空回りしてしまう。そこが可愛くて好きです。本人?本人形?、本気で良心の欠片もない呪いの人形なのに、上手く不幸に出来ない。 ずっと続いて欲しいシリーズの1つです。

    9
    投稿日: 2024.12.20
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     『お梅は呪いたい』の続編。  日本人形のお梅さんがぱわああっぷして帰ってきた。  タイトルが既に前作のネタバレ感はあるというこのぱわーを感じるタイトル。  現代人強すぎるだろと嘆くお梅さんは今度こそ人間を呪い殺すために奔走する。  呪い殺したい不気味な日本人形のはずのお梅さん。  でも、なぜだか呪い殺そうとするお梅さんが物凄く可愛らしく思える本作品。  今回も必死で呪い殺そうとする姿は愛らしい、いや、キモくなったはずなのに可愛さ倍増という謎の人形になって帰ってきました。  また、前作と違った不幸感を漂わせるお梅さんを拾った登場人物たち。  これがまた前回と違って、  あれ?本当に成功するんじゃね?  くらいに思う内容なんですよね。  本当にぱわああっぷしてるはこの人形と思うほどに。  そして、ここまで書いて気がつきました。  やべぇ、私ネタバレしてるわ(笑)と。  果たしてお梅は今度こそ、呪い殺せるのか?  ただ、前作同様に今の日本人、そう簡単には呪い殺せないわと思う程に意外と頑丈だなと思いました。  とはいえ、誰かが呪い死んでも不思議ではないシチュエーションであることは間違いなく、本当に一歩間違えればというくらいの際どさもありました。  しかし、このシリーズの続編なので、読者は「どうせ誰も死なないんだろうなぁ」と頭の片隅で思っている。  この心理をうまくついてる作品だと思いました。  間違いなくお梅さん、ぱわああっぷしております。  そして、どうせ誰も死なないんでしょ?という先入観こそ、本作のお梅の呪いなのかもしれない。

    3
    投稿日: 2024.12.20
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    お梅シリーズ2冊目 ぱわああっぷ‼︎‼︎の帯だけで口角を持っていかれる 購入不可避 毎話の内容はワンパターンで結末も察しがつく だが手に取る人が求めているものがある わかっていても読まずにはいられない 昭和おじさんは「ドラマ水戸黄門パターン」と呼ぶことにしている ミステリー好きであれば、仕掛けられた軽めのトリック要素も容易に看破できてしまうだろう 今回も大いに笑って、また最終話で不覚にも涙が出た 山のような積読があるのに購入不可避シリーズが増えて悲しいです

    1
    投稿日: 2024.12.19
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     お梅シリーズの続編で前回呪うはずの人間たちを全員幸せにしてしまうという失態を挽回するために新機能もゲットしリベンジを果たそうとするも、戦国時代と現代の価値観の違いや生活の変化によってまたしても上手くいかない(対象を幸せにしてしまう)連作短編集で、新機能がついても失敗するお梅がかわいそうだけど悩める人間たちが幸せになっていくストーリーは読んでいてほっこりした。また前作よりもミステリー要素が強いのも良かった。お梅に呪われるんじゃないかって?大丈夫、「どうせ失敗する!」

    7
    投稿日: 2024.12.16
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     500年前に作られ、戦国の世に呪いの人形となったお梅ちゃん。 令和の世に、古い屋敷の解体工事で発見され、木箱をハンマーで壊されて甦ったお梅ちゃん。 呪っても呪っても、呪った相手を幸せにしてしまう、令和の社会に翻弄されるお梅ちゃん。  はい。続巻で帰ってきました~! 祝、お梅ちゃん、再来♡  お梅ちゃんは、首だけになってしまった武士の呪い人形、次郎丸と出逢います。 彼らのやりとりが、とてもキュートです。世の中がいろいろと変化すると、呪いの人形さんも生きづらいようです。  次郎丸に教えられて、お梅ちゃんは、宙に浮く技を会得します。首と胴体を離して、首だけ浮くこともできます。双方で通信できるのですw ふたりは、「とゐすとをりゐ」とか「ちゃゐるどぷれゐ」とかの人形映画談義もします。そして、次郎丸の瘴気(しょうき:人間が吸うと病にかかり、やがて死に至る気体)も授け受けて、お梅ちゃんは「ぱわああっぷ」したのです!  お梅ちゃんの呪いが始まりますよ~♪ 有名私立小学校のお受験をする未央ちゃんを、母姉弟の三人家族の修馬くんを、二世帯住宅に住む良絵さんを、天秤座の裕太さんを、シンガーの恭也さんを、次々と呪っていきます。そして、今回も伏線回収。。。 詳しくは、本書でお楽しみください。  だんだん、お梅ちゃんへの愛着が深まってきました。どらま化・映画化されないかしら? ぐっずは販売されないかしら? ますこっとをばっぐに付けて、ちゃあむをすまほけゐすに付けて、あくりるすたんどをですくに置きたいわ♡  人を呪わば穴ふたつと申しますが、結果的に人を幸せにしてしまった場合はどうなるのでしょうか? 既遂? 未遂? そもそも呪いって、犯罪でしたっけ?  あなたは、お梅ちゃんに呪われたいですか? 続々巻がありそうな気もしながら、なぜかクリスマスを前に呪いなどという物騒な言葉がタイトルの本を購入してしまったのでした。  みのりは お梅ちゃんになら呪われたいw

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    投稿日: 2024.12.14