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わすれていいから
わすれていいから
大森裕子/KADOKAWA
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総合評価

50件)
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    オススメで知った本です。 猫目線のお話。犬や猫を飼っている方には、グッとくるのではないかなと思います。 我が子の成長 ペットの成長と老い が重なってしまいました。 実家の犬も そういう思いで しっぽ振ったり 寄り添ってくれているのかな~と思いました。 「わすれていいから って忘れないよぉ~」 と つぶやいていました。

    36
    投稿日: 2025.11.14
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    ブクログの感想読んで図書館に予約。 絵本だと思ってなかったので、受け取った時ちょっと戸惑いましたw 絵本なのであまり期待しないで読みましたが、いい絵本でした。猫と少年の時間の流れの違い、距離感の変化が絵と最小限の文字で表現されていて素晴らしかったです。絵も上手で温かみがあって良かったです。 この絵本、子供の頃猫を飼っていた方が読んだらより感情移入できるのでは?絵本なので子供でも読めますけど、これ大人向けじゃないかなあ。ある程度年齢を重ねないと、この読後の感慨深さは得れないような気がします。 最後亡くなってしまったのだろうか?だから「わすれていいから」なのだろうか?なんとも切ない…。 読了に10分かからなかったけど、読後にじわじわと寂寥感や無常感が湧き出てきて、絵本凄いな!ってなりました。本当にいい絵本。オススメです。

    27
    投稿日: 2025.11.06
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    少年の成長を見守る猫ちゃん目線の物語。 もう少年と猫ちゃんのお互い大好きな気持ちが絵に表れていて、思わず微笑んでしまいました。 そして、成長すれば、やって来る別れの時。 猫ちゃんの少年へのはなむけの言葉、泣けました。 自分も子供たちの旅立ちは、格好良くいたいと思いました。

    35
    投稿日: 2025.10.04
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    猫だけでなく、親にとっても共通する部分があるなと感じました。4歳の子供はウインナーをくわえてる姿で大笑いをして、星5と言っていました。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    少年と猫の物語。 子猫だったおれと、生まれたばかりの少年。 猫のおれ目線で、一緒に過ごした時間を振り返っていく。 絵本『わたしのげぼく』を思い出した。 うぅ~、こちらの絵本も泣いちゃうなぁ。 子どもの成長なんて、あっという間なのだろう。 振り返ると、子どもから大人になるまで、とても長い年月をかけてきたような気がするのに、大人になってから今まではあっという間だったもの。 「わすれていいから」なんて言われても、忘れられないよ。 当たり前に過ごしている日々も、かけがえない時間だったと思う日々が来る。 今を大切に生きたいね。

    52
    投稿日: 2025.10.02
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    猫が可愛い、と思って思わず手に取った。 すさまじい。たった20ページ弱でこんなに切なく、温かい気持ちになれるなんて夢にも思わなかった。 子どもに読み聞かせたら思わずほろっときてしまう名作。

    4
    投稿日: 2025.09.17
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    そんなのずるい。泣くよ。新しいなわばりを見つけ家を出るおまえへのはなむけの言葉なのに、わすれていいからなんて。なんて深い愛情なんだろう。先に寿命がきてしまうのがわかってるおれが、前だけ向いて新しい場所で全力で生きてこいよって背中押してるように感じる。おれ(猫)はおまえと過ごした歳月が楽しかったし大好きだったんだよな。感謝と愛情が伝わりすぎるわすれていいから。泣ける。

    8
    投稿日: 2025.09.09
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    これは、もう心が震えました。 この絆、言葉にならない感動と、人と人だけでは作れない世界が、ほんとうにしびれた。

    6
    投稿日: 2025.09.07
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    そうきたかー。っていう絵本。 なんかうすうすそんな気はしながら読み進めるんだけど、そっちの結末ねーって感じ。さみしい方の結末です。

    3
    投稿日: 2025.09.04
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    もうね、泣けてしまいます 猫好きにはたまらない 猫の絵の描き方も可愛すぎず、だけどやっぱり可愛くて、ふわふわした質感やしぐさもリアル 好きなタイプの描き方です 最後はほろり

    24
    投稿日: 2025.09.01
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    猫の目線からの物語で、とても良い絵本ですね。 猫と男の子の成長の話。 男の子が成長して家を出ていきます。 最後は寂しい気持ちになり泣けます。

    71
    投稿日: 2025.08.23
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    トイストーリーのおもちゃたちと同じ。 子供の成長は嬉しいんだけど、離れていくさみしさが切ない。 絵も凄く素敵で、尚更切ない。 でも、絶対に忘れないよ...

    3
    投稿日: 2025.08.13
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    な、泣ける。。 泣けましたよ。 とめどなく涙がでました。。 文章が簡潔なのが余計心に刺さりました。 19歳の愛猫♂が虹の橋を渡り… まだ間もないので自分の事の様に感情移入しました。 わすれるわけない!!! 是非、読んで貰いたい1冊です。

    3
    投稿日: 2025.08.12
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    (普段絵本は登録しないのですが、大人向きなので) これは…ネコ好きは涙なしには読めないのでは。 特にネコに思い入れのない私でもうるっときた。 ーーー以下、蛇足ーーー 著者は『おかしのずかん』『おすしのずかん』『ねこのずかん』などずかんシリーズの方。 めちゃくちゃ絵が上手くて、食べ物がめっちゃおいしそうなんですよね。 『はたらくくるまのずかん』は息子がボロボロになるまで読んで書い直した思い出の一冊です。 リアルな絵の印象が強くて、同じ方と気づかなかった。絵もお話も魅力的だとは一気にとても気になる作家さんになりました。

    2
    投稿日: 2025.07.24
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    こちらも『この本読んで』でオススメされていたので借りてきました 可愛らしさと切なさが込み上げる作品 あるひ いえにやってきた おれ(猫) そこには うまれたばかりの おまえがいた(赤ちゃん) 一緒に成長していくふたりの様子は とても微笑ましいです(*´꒳`*) おまえはだんだんいないことがおおくなったよな 子供の成長は嬉しいけど 寂しさを感じてしまう自分と 猫の気持ちがシンクロして。゚(゚´Д`゚)゚。 『わすれていいから』に 泣きそうでした。゚(゚´Д`゚)゚。 子供たちの感想(ネタバレあります) 5歳息子 最近物語の絵本は全然集中してよめませんʅ(◞‿◟)ʃ いい話なのに( ̄∇ ̄) 小3娘 今までずっと仲良くしてたから 忘れたらダメだと思う、、、 もっとすきな猫ができるから忘れていいからって言ったのかな? 猫よりももっと仲のいい友達の方がいいんかな?

    85
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫と子どもが同じ頃に家に来て、猫の方が成長が早いから、”あにき”。 そんな猫と一緒に暮らす子ども。やがて大きくなって家を出る。 ”あたらしいなわばりをみつけたんだな”、と理解して、”わすれていいから”と思う。 別れてしまうのは悲しいけれど、とてもあたたかい。

    13
    投稿日: 2025.06.05
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    絵の本だなと思いました。 大人も子どももじーんとするし、とにかく絵からいろんなことが伝わってくるような、素晴らしい絵本でした。

    3
    投稿日: 2025.05.16
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    今年の春に息子が巣立ちました。 何度読んでも泣けます。 あと描写が細かいのが好きです。 猫飼いのおうちあるある、男の子いる家あるあるなところもニンマリ。 わすれていいもんか。わすれないよ!

    3
    投稿日: 2025.05.14
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    少年と猫が過ごした家という小さな世界。 成長とともに時間は変わり、やがて少年の世界は広がり二人の関係も変わる。 そばにいることが少なくなった少年に猫は「おれのことは わすれていいから」と言う。 少し突き放した様な潔さも感じるこの言葉の裏側には寂しさより勝る優しさと、次のステージへ行く青年となった少年へ贈る最高の言葉なのだなと思う。 人やペットとの別れは、形は違えど誰の人生にも訪れるもの。 私はこれまで、別れのときは「わすれないでいてほしい」と願う気持ちばかりだったけれど、この絵本に出会って、「わすれていいから」という真逆の言葉が、相手への花向けとしてどれほどあたたかく、力強いかに気づかされた。 一時的な別れ、永遠の別れ、あらゆる別れと あらゆる関係に当てはまるお話だなと思う。 絵本ながら大人が心を深く揺さぶられ、「わすれていいから」と言う言葉を何日も考えてしまう一冊でもありました。

    8
    投稿日: 2025.05.12
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    再読。成長していく男の子と猫との日常が猫目線で描かれている。読む前は、最後に飼い猫が死んでしまう物語かなと思っていたが...。 先月末、元気だった愛犬が脳腫瘍のために急死した...。病気がわかってからあっという間に歩けなくなり、入院してあっという間に虹の橋のたもとへと旅立っていってしまった...。 たとえ亡くなった愛犬が私の悲しむ様子を見て「わすれていいから」と心にもないことを言ったとしても、忘れることができるわけはない。それだけの絆とたくさんの思い出があるんだから。 この猫も男の子の成長をずっと優しく見守ってきたのだから、「わすれないでほしい」という気持ちは強いと思う。その言葉の代わりに「わすれていいから」という言葉をはなむけの言葉として男の子に送っているのがとても切なく思えた。私がこの猫だったら「わすれていいから」という言葉は怖くてなかなか言えないんじゃないかな。この猫がとても大人に思える。 最後のページの  げんきでな。  おれのことは わすれていいから。 という猫の言葉がいつまでも心に残る...。

    30
    投稿日: 2025.04.02
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    どこかで読んだことのあるような。 自身が幼児を育てているからか、親目線で子の成長の丁寧なタッチの絵を見てジーンときました

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    なんだかちょっとトイストーリーのアンディとウッディを思い出す 突き放すというよりお互いに元気でやろうという旅立ちを見守る感じ 一緒に成長しお互い縄張りが変わってくる 親から子が離れていく感じで少し切なさもあるけど、寂しく感じないのは猫のこの 「元気でな、わすれていいから」があるから?!

    1
    投稿日: 2025.03.26
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    泣くよ〜 泣いたよー 静かに大泣きだよ〜 この手の動物ものはダメだねー いや、わすれられないから。

    23
    投稿日: 2025.03.17
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    大森裕子さんの優しい絵と語り ねこと「おまえ」の成長が 一気にだけど丁寧に描かれていて 表紙から泣ける私 親もこんな気持ちだな わすれていいからな でもわすれないよ 猫の絵も抜群 この猫になりたいな

    1
    投稿日: 2025.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    泣けます(;_;)ペットがいる人もそうでない人も共感できると思う。特に最後の「あたらしいなわばりを見つけたんだな。」の言葉。自分の学生時代を振り返ると、親元を離れて新しい世界で充実した日々を送っていたけれど、親には今でいう既読スルー状態で一向に連絡すらしなかったあの頃。親はこんな寂しい気持ちだったんだろうか。親となった今なら分かる気がする。新生活の始まる春に読みたいお話。

    2
    投稿日: 2025.03.15
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    犬猫などのペットの成長は人間の何倍も早い。 ウチの長男も4月から社会人となり、家を出る。10年も共に過ごしている我が家の愛犬は長男のことが1番好き。likeというよりlove。 長男がいなくなったら彼女はどう思うのだろう。いつものように長男のベッドの上で待っているのだろうか。 ペットと過ごしたことがある人全員涙腺崩壊。

    44
    投稿日: 2025.02.28
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    感涙。 忘れるわけないよ、忘れられるわけがないよ、と思うのは旅立つ側の気持ちであって、残される側は多少不貞腐れないと、寂しくて、泣いちゃうんじゃないかな。

    2
    投稿日: 2025.02.27
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    ここは おれの なわばり。という書き出して始まるこの絵本は、おれと言うねこがこの家にやってきたときには、おまえいたよな。とねことおまえと呼ぶ赤ちゃんが大きくなり少年になり成長して、家を出ていくまでを描いている。 おれは、どんどん大きくなるのにおまえの成長はゆっくりで、だけど少年になるといないことが多くなって、やがてこの家を出て行くという…。 なんともねこ目線だからか切ない…。 おれのことはわすれていいから。なんて言うともっと悲しくなってしまう。

    69
    投稿日: 2025.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    猫にしては聞き分けが良い気がして、猫の気持ちというよりは、猫に仮託して親の気持ちを描いた絵本かなと思う。ウインナーに食らいつく表情が可愛い。

    3
    投稿日: 2025.01.18
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    ▼実は立ち読みで読んでしまった本。ですが立ち読みで泣きそうになりました。 ▼とある家庭の飼い猫の一人称で、その家の息子との歳月が淡々と語られます。それがある季節を迎えて別れ、巣立ちになる。言ってみればそれだけなんですが、小津安二郎映画的な「家族の時間の終わり」というドラマがすごく豊かに語られていると思いました。 ▼絵も好きでした。まあ、絵が好きぢゃないと絵本は楽しめないので当たり前ですが。

    8
    投稿日: 2024.12.27
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    これは泣ける…ペットを飼っている人は是非。 一緒に生まれ、成長し、色んな日常を共に体験し、そして別れる。 ネコ視点だとこんな風に思ってるかも知れないのかぁ。

    11
    投稿日: 2024.12.26
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    猫から見た赤ちゃんだった男の子との暮らし。 男の子の絵があまり好きではないけど、猫はよい。特にソファやカーテンの場面。

    1
    投稿日: 2024.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普通に泣きましたわ。 タイトルと表紙から「え、これ絶対最後猫死ぬでしょ…」と怯えながら読み始めたので「最後まで猫生きてた良かった!」という気持ちを持ちながらも結局泣きましたわ(笑) 生きる速度が違う生き物同士のお話というのはもうね、涙は避けて通れないよね…!

    3
    投稿日: 2024.11.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やづきみちこさんの「ペーとぼく」と同テーマを猫の視点で語ります。「おれ」はある家の猫、「おまえ」はその家に生まれた男の子。「おまえ」が猫の「おれ」よりゆっくり育つのを、温かく見つめ、淡々と語り、静かに年老いていきます。「あたらしい なわばりを みつけ」て、荷作りをして去った「おまえ」に「わすれていいから」と言うのは、「おれ」の別れの言葉に違いないので、胸が締め付けられます。

    13
    投稿日: 2024.11.19
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    同時期にやってきた子猫と男の子(赤ちゃん)。二人は一緒に成長する。猫は早く大人になり、男の子はゆっくり大きくなり、やがて猫を追い越してゆく。猫の目線で語られる成長記。そして、男の子は大人になって家を出ていく。猫は言う「おれのことは わすれていいからな」…忘れないよ、きっと。

    4
    投稿日: 2024.11.17
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    いや、泣いちゃう。。。 最後の2ページあたりで、もうダメでした。 我が家も子供が小さい頃から動物を飼っていて、いつかこんな風景を見ることを想像するとグッとくるものがあります。 動物がいないおうちでも、猫目線を親目線に置き換えても。。。これまた切ないっ。

    4
    投稿日: 2024.11.06
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    カーテンが良い。しんみりしてしまうけど、前向きに終わって良かった。また帰って来てくれて会えるよ。決して忘れたりしない。

    1
    投稿日: 2024.10.17
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    ねこちゃんが亡くなってしまうのかと思いきや、去っていくのは赤ちゃんの頃から一緒に大きくなった少年の方。猫推定18歳くらいかな?男の子が去った後に静かになくなってしまうのかも。

    0
    投稿日: 2024.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「おまえ」が赤ちゃんから大学生へと成長していくのを見守る猫のお話。 言葉遊びがあったり、奇想天外なストーリーとかはない。 しんみり系。お子さんより大人に刺さる感じ。 タイトルからして別れを想像し、もしかして猫が亡くなって終わるのかな?と思っていたが、それはなかった。 カーテンの中に潜った猫で始まり、だんだん成長する「おまえ」と一緒に潜り、また1匹で潜る姿で終わる。 子猫のケバケバして片目がうまく開かない感じがリアルでかわいい。 ごはんを取られる、箱に入られる、いつもはツンツンしてるのに落ち込んだら側に来る、宿題の邪魔をされる。 いわゆる猫あるあるの詰め合わせ。 同じ窓際、「おまえ」はどんどん大きくなっていく。 最後、窓の外を見ながらの「あぁ そうか。おまえ、あたらしいなわばりをみつけたんだな。」でしんみりMAX。 「おれのことは わすれていいから。」と言いつつ窓の外を見るのをやめないのは、なわばりの監視かもしれないけれど、本当は「おまえ」とまた会いたい、帰って来ないかなと思ってるんじゃないかな?と推察。 おすすめ年齢3・4・5歳〜。 しんみり系なのでつまんなーいとなるお子さんもいると思うが、猫を飼っているご家庭/方にはおすすめできる。 自分がもし猫を飼っている家に生まれたとして、子供のときにこれ読んでもらって、大人になってまた読んだら絶対泣くと思う。

    0
    投稿日: 2024.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やわらかでリアルな絵で、人間の男の子の成長過程が描かれている。 猫だけでなく、人間の男の子の成長過程その時々の部屋の様子がリアルで、子育てをしたことのある人なら必ず何かを思い出すであろう絵(ほんとうに、いろいろと小技が効いている)。 猫目線の一人称、しかも、登場時はほんの子猫なのに、偉そうなしゃべりなのもいい。なわばりという言葉が特に良い。 タイトルから、この猫はこの本の最後にどうなるんだろうと思ったが、生きていてよかった。男の子が大学進学で家を出ていったのだとすると、相当な長生きでは。そうなると、このタイトルが後からボディーブローのように効いてくる。1回目の音読は普通に読めたが、後日2回目に子どもに音読した際は、最後の1文で言葉につまり、しばらく読めなかった。

    1
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少年が小さいときから一緒にいたのに大きくなるにつれて一緒にいる時間が短くなり家を離れてしまうまでを猫の視点で描いた作品 切なくてほろりときた 忘れちゃだめだよ

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    見返りを求めない、温かなエール。 人間の男の子の成長を見守る猫の姿で描かれてはいるけど、親目線の子供の巣立ちのようにも見える。 最後のページ。 「またな。」ではなく、「げんきでな。」なんだよね。 「あたらしい なわばり」での生活に集中して、過去は振り向かず、前へ進め、という送り出しなのか。 相手にも自分にも信頼がないと出ない言葉かなあ、と思った。

    1
    投稿日: 2024.06.26
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    猫が好きな人、猫を飼っている人にはたまらなく猫が愛おしくなる本。文字少なめ。 〇未就学児~ 大人にも良い

    0
    投稿日: 2024.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題名がせつなすぎる。おれのことはわすれていいから。そんなんいわれても忘れるわけないやん。何年一緒におったとおもってん。一緒に住まなくなっても心の中ではいつも一緒やん。偉そうにゆうても、さびしいんやろ、わかってんねんで。という気持ちになった。

    2
    投稿日: 2024.06.06
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    切ない。 でも相手を慮ることのできる優しい猫さん。 自分には自分の世界があって、相手にも相手の世界がある。 でも、忘れていいなんて切なすぎるよ。 相手の幸せを思ってのことだとしてもさー。 忘れないよ。 忘れるはずがないよ。 だって家族だもん。

    40
    投稿日: 2024.06.04
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    9歳0ヶ月の娘 6歳0ヶ月の息子に読み聞かせ 赤ちゃん×犬の成長絵本は 何冊か読んだけれど 赤ちゃん×猫バージョンは 新鮮。 絵のタッチが好みで すごく良い 赤ちゃんの成長描写も我が子と重なって 懐かしいせつない愛おしい 猫ちゃんが語りかけるの いいなー ふたりの絆 関係がとってもいい。 私も子どもたちの巣立ちを こんな風に構えていられるかなあ 行かないでーー 忘れないでーーー って泣き叫んじゃうかもw

    2
    投稿日: 2024.05.30
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    猫が赤ちゃんだった子供の成長を見守って,そして旅立つ姿を見送る.共に過ごした時間の輝き,柔らかいタッチの絵とともにしみじみと心に響きます.

    0
    投稿日: 2024.05.24
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    本屋で立ち読みして、いい話だったので購入しました。よくあるような気もするけど、自分はこういうストレートなのに感動してしまいます。 ねこって本当にこういうこと思っているかもと思うと泣けました。長生きしてほしい。

    3
    投稿日: 2024.04.27
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    一緒に大きくなって、いつでもそばにいて、ずっと一緒にいたいけれど、ぼくのほうが追い越して、 ある程度まで、追い越したら、「ゆっくり待っていてくれたらいいのに」と願ってしまう、せつなくて、ギュッと抱きしめたくなる絵本でした。

    4
    投稿日: 2024.04.27
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    猫の「おれ」と男の子の「おまえ」 赤ちゃんの頃から一緒に大きくなった「おまえ」。いろんな思い出を振り返りながら猫は思います。 「さいきん おまえ いないな」 別れの春 旅立つ側ではなく、旅立たれる側の気持ちに寄り添う絵本。 遠くから「わすれていいから」と「おまえ」を想う猫の気持ちに感動しました。

    2
    投稿日: 2024.03.04