軍生活に嫌気が差していた主人公が戦闘で死亡したことにして、聖女として新たな暮らしを満喫する目論見でスタートする本書だけれど、なかなかこれがわちゃわちゃしていて楽しかった。聖女降臨時に発したありがたい御言葉が「肉と酒」というのがいかれていて最高だと思いました(褒めてますよ)。主人公のアリシアも友人のマリーヌも、御付きのローズもそれぞれが尖った個性を持っていて、何をしでかすか分からないところがワクワクして読めて二重丸。続編出たらいいなー。