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考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)
考えるとはどういうことか(集英社インターナショナル)
外山滋比古/集英社
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総合評価

27件)
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    地動説が受け入れられているのに、「日は昇る」と表現されている。 地球は丸いが、我々は世界を平面的に捉えることしかできない。 人間の認知と客観的事実は異なっている……と。 ことわざの力。構造主義的な普遍の事実、構造というのが見いだせる、かな 自由思考 目的思考

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    投稿日: 2025.11.06
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    著者の思想思考がキーワードに沿って整理されているエッセイ。文学者らしく言葉による切り口が多いが、歴史的な背景も含め納得感のある論調で、人に思考を伝える言葉の使い方が非常に上手い。 著者の意見に同調するしないというより、自分の思考を整理して言語化する理想的な形を見せてくれる一冊。

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    投稿日: 2024.11.03
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    エッセイ集。自分で色々考えている考え方をツラツラ書き綴った感じ。考えることにについて考えた本ではない。

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    投稿日: 2020.02.02
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     考えることには、目的思考と自由思考がある。目的思考は問題解決のために、自由思考は新しい発見や発明のために。考える時には、どちらかはっきり決めて考えてるわけではない。少し意識して考えるのもいいかもしれない。

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    投稿日: 2019.11.19
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    タイトルに惹かれて読んでみた。本は薄く、文章は易しいけれど、内容は色々考えさせられることが多かった。至って真面目に書かれていて、言いたいことがよく伝わる。各章のタイトルも著者の造語だが、内容を踏まえた適切な言葉で判りやすい。 自分の考え方を見直すヒントや事例が色々紹介されていて、勉強になった。

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    投稿日: 2019.06.30
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    【要約】 ・外山版「考えるヒント」。書き下ろしではなく、話した内容を文章にした「語り下ろし」とでもいうべき体裁。 【ノート】 ・外山さんの本は、前に読んだ「自分の頭で考える」でも感じた通り、読みやすい。読みやすいから、注意して読んでないと、そのままスルスルっと読み終わってしまって「あぁ、そうですか」という程度の読後感で終わってしまう。 ・もちろん、本人がこの作品の中でも書いている(語っている)通り、難しそうな理屈をこねくり回せばよいってものではないけど。 ・この本は「考えるとはどういうことか」ということについてではなく、外山さんの「考える」軌跡を幾つかのお題に沿って展開してみせる、というもので、その意味で、小林秀雄さんの「考えるヒント」に近いと感じた。 ・「語り下ろし」という体裁については、本人があとがきで「考えそのものにより近い」と感想を述べている。

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    投稿日: 2018.10.28
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     今回取り上げる著者は、「思考の整理学」、「忘却の整理学」などの著書を出している。考えることについていろいろな側面から取り上げている。考えることがないと頭の中身がふやけてねじが緩んで取れてしまうからなあ。  触媒思考では、「知識と経験の化合が新しい価値を生む」として、経験を軽く見るのは良くないとしている。近代以前は経験を積むことが重要とされていたが、知識に重きを置いた社会になってしまった。著者は、知識と経験をつなぐ役割を思考力に求めている。  選択の判断力では、「人はなぜよく考えずに選択するのか?」として、選択力について取り上げている。選択と言えば、今月の前半に話題になっていたアメリカ大統領選挙が浮かんでくる。どちらの候補者も欠点がありどちらがよりましかとうレベルの選挙になってしまった。よく考えて選んだ人もいれば、事実とは違う情報がネットやメディアであふれていて、その情報に知らず知らずのうちにマインドコントロールされて投票した人もいるだろう。これから4年間でどういう結果になるか見えてくるかな。  ものを考えるという行為は、程度の差があっても何かしらあるものだ。今日のランチメニューから引っ越し、家や車を買うといったことまで。頭の中身と身体を鍛えて健康な状態にしておくのが一番だ。

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    投稿日: 2016.12.03
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    触媒思考(インプットではなくアウトプット) 選択力(判断力)は日常の生活で困難を強いられてきたえるものだが、現代は選択をするうえで表面だけを見て決めてしまいがちなこと 日本人の曖昧さ 二次的創造、二次的活動(服を作る、という一次的創造から、デザインという形の創造へ) などなど、この世の中の大きな流れを著者の観点で描いた本。

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    投稿日: 2016.11.23
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    球面思考 触媒思考 曖昧の美学 言葉の数だけ論理がある 二次的創造 目次を見てほとんどすべてを思い出せるところがいい。

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    投稿日: 2016.01.17
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    コンセプトは「思考の整理学」とほぼ同様。それよりも少し新しいので、若干の具体的な例が入っていたりする感じ。(触媒やセレンディピティや二次創作) ただ「曖昧の美学」と「民族論理学」の章は面白かった。欧米文化と比較した、ハイコンテクストな文化ならではの、洗練された曖昧性の価値を見直すエッセイや、民族・言語それぞれの論理性などの切り口。 全体的にさらっと読める。

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    投稿日: 2015.05.29
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    社会全体が貧しかった時代、この国の人は、まず自分たちがよって立つ共同体そのものを作り上げなければならないことを皆が自覚していた。自分の不利益を脇に置いてでも国や地域など全体の公益を考えて有権者は投票をしていた。政治家も私財を擲って公益に没頭していた。ところが昨今は大くの有権者が私益を最優先し、政策もみることなく投票している。有権者の判断力が低くなれば、多数決の民主主義である以上、政治はバラマキに堕する。多数派の利益追求が国力を衰退させてしまっているのだ。多くの民主主義国家が経済的には窮地に陥っている。民主主義の欠点については有識者であれば誰もが気付いているはず。だけど見て見ぬふりをしている。そんな中にあって、一人本書は怖いものなしの直言を吐く。挟雑を排し純然たる論考を貫く著者なればこそである。

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    投稿日: 2014.05.25
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    不用意に知識は増やさない方がよい、というのは納得し難いが思考の妨げになるという論は頷ける。思考のために適度な知識は必要であろう。

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    投稿日: 2014.05.06
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    人間の思考において大切なことー多面的な視点、経験、選択の見極めー納得しながら読み進めました。また、日本語の曖昧な表現方法から説いた民俗論も興味深いところ。海外文学が建築的表現に対し、日本の俳句、短歌は彫刻的表現という指摘も面白かったです。

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    投稿日: 2014.03.11
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    読了。ローマ神話に登場する恋愛の神様キューピットは実は目が見えない。放つ恋の矢は闇雲に飛んでくる。ゆえに恋は盲目であり恋愛に理性的な判断は行われない。これは一例だけどそんな感じの話が続く。。。

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    投稿日: 2014.03.09
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    不用意に知識を増やしていけば、知識メタボになる。増え過ぎた知識は捨てなければならない。知識はありすぎて、あふれるようになればゴミ同然。 人間は知識だけで生きているわけではない。生活を通して得る経験や技術がなければまっとうな人間にならない。 イギリスでは寄宿舎で育ったパブリックスクールを出た人以外はジェントルマンではない。 日本ではいまだに知識偏重の教育が続いているのは、ドイツの影響。ドイツはイギリスに反抗して知識偏重教育に注力したのに、第一次大戦も第二次大戦も負けた。 創造的な思考とは無から有を生み出すものではなく新しいものを考え出すには、何等かのタネが必要。 平和な世界を築くためには、どの民族の論理にもそれぞれに価値があることを知り、お互いの文化を尊敬する姿勢を持たなければならない。

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    投稿日: 2013.06.29
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    「日本語は彫刻的、ヨーロッパ言語は建築的」という説明が面白かった。 ブログで記載 http://blog.livedoor.jp/saizyu/archives/20382706.html

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    投稿日: 2012.11.25
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     目からウロコとはまさにこのことで、こんなに頭のいい人がいたのかと衝撃を受けてしまいました。  「第四人称」想像もつかなかったけど、わかりやすく説明してくれてたし、知識と思考との反比例関係などなるほどと感心させられてしまいました。  私の周りにも知識ばかり持っている人がいますが、知識は「過去」のもの。「思考」が大切なのはよくわかりました。いくら知識を持っていても思考ができなくては意味もありません。  私もいろいろと本を読んでみましたが、こういうものの考え方をされている方がいたのには驚き、興味を持ちました。他の著書も読んでみたいと思いました。

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    投稿日: 2012.08.17
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    球面思考のすすめ、演劇やテレビニュースのように 1-3人称の世界から離れた観客型(第4人称)の提唱をしていて面白い。演劇を見に行きたくなる。そのほか 知識と思考(知恵)の相反することや、知識を知恵に昇華する触媒があることだとか 筆者の感ずるところをさらりと書きすすめている。 イギリスの全寮制教育のすばらしさと 日本語のあいまいさの美学に注目している点も面白い。

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    投稿日: 2012.06.25
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    知識と思考は反比例の関係。知識が増えるほど思考は弱体化し、知識の乏しいものは思考力をつよく発揮できる。 今やインターネットにより情報反乱している。つまり知識は簡単に手に入る。その結果我々の思考能力は弱体化してはいまいか? 私も本を110冊読む、と宣言して多読しているが、反省をさせられた。手に入れた知識は思考して使わないと。 物事は一つの側面からだけ見ていると間違う。たとえば「A rolling stone gathers no moss(転がる石は苔をつけない)」はアメリカとイギリスでは全く逆の意味になる。これを著者は第四人称的な立場から物事を見る事を提唱する。 ちなみにこの2つの別な意味をうまく活用して成功したのがロックバンドの「ローリングストーンズ」だ、という説明は膝を打った。 「知識と経験が新しい価値を生み出す」と著者は書いているが、私のブログが(恥ずかしながら)「知と経験のオープンエンド」。勉強してチャレンジして失敗するのが成長だと思っています。(しかし思考が足りません(笑)。 日本語の曖昧さがむしろ想像力を強くして俳句が生まれた。イギリスの詩人のワーズワースは逆に長い詩で表現をしている。この結果「日本人と日本語はわかりにくい文化」と解釈をされているらしいが、今は世界で俳句がブームになっている時代。 曖昧な表現(主語を省くとか)が分かりにくいが、日本人はそれを想像力で補って来た、いやむしろ想像力を高めたのだ。つまり高度なコミュニケーション力を持つ国民である。 考え、創造(想像)しよう。

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    投稿日: 2012.06.11
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    良いキーワードがありました。「じっくり時間をかけて正しい選択をするためには、いったん判断を停止すべき」「一時的な感情による衝動的な判断は、合理性に欠けることが多い」仕事で研修にいってきたばかりの私なので、「その場その場でころころと変わるメンバの指摘にいちいち耳を傾けていたのでは、浅薄な判断しかできない」と本書の言葉を置き換えてみて、熟考のために思考を停止する期間をつくろうと思います。

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    投稿日: 2012.05.26
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    編集部の数人を相手に語った内容をまとめたらしい。 平易な語り口なので、読みやすい。 グローバル化(欧米化)バリバリ本とは一線を画した、生き方、物の見方の指南。 第4章曖昧の美学-日本語は悪魔の言語か 第5章民族論理学‐言葉の数だけ論理がある は特に面白かった。

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    投稿日: 2012.05.14
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    外山氏の本は久しぶりに読んだと思いますが、この本ではエッセイストの彼が「考える」ということについて本を書いています。前書きに書いてあった「知識と自由な思考は両立どころか反比例するのでは」という内容には「なるほど」と思いました。 また日本語の曖昧さを解説している部分において、人の出入りが少ない関西では「曖昧さ」が強く、関東ではそれを理解する能力が低くなる(p90)とは、両方に住んだ経験のある私にとっては合点がいくものでした。 以下は気になったポイントです。 ・例えば911テロをテレビで見ていた感覚は不思議であった、それ以前はどんな大事件も過去の出来事としてしか見ることができなかったが、昼と夜とが同時に存在する球面上の出来事は把握できないのではないか(p12) ・第一人称から第三人称までは球面を捉えられない、文法では認められない第四人称をとりいれることが球面思考への第一歩(p17) ・一般的な道徳から離れた価値観を持つことができる立場が、第四人称である(p18) ・平面世界の論理や価値観にとらわれずに別の考え方ができるのが球面思考、そのため同じ出来事や言葉でも平面と球面思考では意味合いが異なる(p23) ・カーライルの言葉:知識、経験、思考の3つが融合されないと大きなことはできない(p36) ・イギリス人は中流以上の過程では子供を甘やかすので、家庭から離れて厳しい環境の中で生活する方が成長する上で良い経験になると考える(p44) ・人材登用には、ギリシア式(推薦による推薦状を重視)、中国式(ペーパーテスト)、縁故があり、どの国もどれかを採用するか併 せて使っている(p65) ・歴史的に見れば、恋愛結婚を例外とする社会のようが家庭は安定する(p69) ・閣下や殿下は「その建物の下」、陛下は「宮殿の階段の下」であり、当人から離れたものを指して呼びかけるほど、相手への尊敬が高まる(p92) ・「いらっしゃる」と敬語にすることで自分ではなく相手が主語だとわかり、あなたはという二人称は不要、参りますの謙譲語の場合も同様(p92) ・コカコーラは「飲め」という代わりに「スカッとさわやか」と感覚的な印象を伝えて日本で成功した(p105) ・東洋で最初に自国語を使って大学の講義ができるようになったのが日本、19世紀終わり頃から外国人教師を減らした結果(p106) ・もともと日本語の文章には句読点はなく、センテンスという概念がない。句読点は江戸時代までなかった習慣(p112) ・料理とは、「理:ことわり、を「料」はかる、考える」で、「事をはかり、おさめる」が原義である、調理も「理をととのえしらべる」の意味(p124) ・和裁は着る人を問わず同じ大きさのものを仕立てる、小柄な人はそれをたくしあげてきつける、なので代々着ることが可能(p130) ・映画では監督が俳優より大きな力を持っている点は、舞台演劇と大きく異なる(p137) ・選手は一次的な動きをするのに対して、監督は二次的活動、どちらが優れているのではなく、両者は相反関係かもしれない(p141) 2012年4月28日作成

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    投稿日: 2012.04.28
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    『思考の整理学』の外山 滋比古の最新エッセイ。生涯現役を地でいっておられる。 「知識と思考は反比例する」をはじめとした、考え方の根本になる複数の小編からなる。こういう抽象的なことを、シンプルにわかりやすく書くのはかなり難しい。その点、とても読みやすく書かれている。もちろん、賛同し得ない論もあるが、作品としての奥深さには脱帽。

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    投稿日: 2012.03.29
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    20120325 二次的創造、日本のこれからのヒントになるのではないだろうか。考える事の楽しさ、繰り返し読みたい本。

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    投稿日: 2012.03.25
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    かつて、アメリカに留学した日本人が、現地の学生に「見合い結婚」というシステムをうらやましがられた、という話が印象に残っています。 恋愛結婚のアメリカでは、週末にデートしなくてはいけないので、平日しか勉強ができない、ということらしい!?

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    投稿日: 2012.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが『思考の整理学』の外山滋比古先生、思索に耽る愉しさを再び想起させてくれる一冊。これが編集者を前に口頭でなされた”語りおろし”だというのだから驚き。恐らく活字になる段階で幾ばくかの編集は入ってはいるだろうけど、各章ごとにテーマにブレがなく示唆に富む言葉が並ぶ(若干、最終章は散漫になってる気がするけど)。ちょいと前に読んだ「下山の」なんとかより、よほどしっかりした内容。松岡正剛氏とはまた異なる切り口で、日本固有の文化や習慣にも、自信と誇りを持つよう訴えかける部分も力をもらえる。好著です。

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    投稿日: 2012.02.27
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    知識の重要性に偏りすぎの社会に、疑問を投げかける本。第一章の平面思考から球面思考への考え方は、面白い。情報に日々埋れて大変な人には、自らの思考法を再考するのに、参考になるのでは。

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    投稿日: 2012.02.26