
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルどおり磯田さんがホストとなって著名人・専門家のみなさんと歴史を語り合うという、私好みの一冊でとても楽しく読ませていただきました。 とくに印象に残ったのは、養老孟司さんとの対談の中で、自然史と人間の歴史を結びつけるとさらに面白いという話。 昆虫の話から始まり、日本人が均質的に見えるのは客観的な事実かも…と結論づけるあたりは、なるほどなぁと頷きながら読みました。 とくに「思わぬ自然変化が歴史に影響する」という説が面白かったです。 大災害が一度に起こると、その後、被害に対して感覚が鈍くなる。太平洋戦争のような乱暴な戦争をしたのはそのせいではないか、そうでなければ、モダンな大正時代からなぜ軍国主義が突然発生するのかわからない…というもの。 そう考えると、いま日本は、幾度も大きな震災を経験し、気象は様変わりし、夏がくるたびにどこがで豪雨や土砂崩れの災害に見舞われています。 養老孟司さんの言われる「無意識の影響」がどんな風に表れてくるのか、少し怖い気がしています。
1投稿日: 2025.06.11
powered by ブクログ少年の頃から古文書を読むことが趣味だったという変わり者の著者だが、NHKの歴史ドキュメンタリー番組ではゲストの話をちゃんと聞きながら、自分の意見もしっかり伝える如才ない司会っぷりに感心していた。 この対談本も、期待通りの内容。 しかし養老孟司は、この傑物たちの中でも抜けてる感があるなあ。
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログいろいろな方の歴史感がわかるから、面白い。 特に、現在の徳川家の当主の家広さん。 すごく親しみやすい方ですね。
1投稿日: 2025.04.25
powered by ブクログ日本史のリーダー史を考える。 →今のところ、歴史という結果から主観的に想像した、ただの歴史好きたちの感想文にしか見えない。 室町、戦国期の農民がなぜ刀を持ち、武装しなければいけなかったのか、その根本原因を見ていないように思える。 オタク同士が憶測に憶測を重ねるだけの無意味なもの。本は居酒屋の会話を載せてはいけない。実にくだらない一冊。(今のところ。) 養老孟司さんの部分だけはとても面白かった。 あとは特になし。
0投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ信長と龍馬の話が多いですね。 信長の異質性ってのはいろんな分野の人が思うんですね。 また、大局で捉えると日本の歴史は東と西のシステムの交代なんですね。東の上位下達システムと、西の合議で自由なシステム。頼朝と家康の東のスタイルか。東京に住む自分は東のシステムで生きているのだろうか。少し行っただけでこんなにも文化圏が違うというのは奥深いし、現代も地続き。面白すぎる。 また、戦後の人がモノに執着した理由、関東大震災の影響などが面白い
0投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ恥ずかしながら磯田さんの事をまったく存じあげなかったのだけど、友人に勧められて読んでみた。各界の知識人のひととの対談の形式をとっていてとても読みやすい。縄文人と弥生人の対比、東と西の対比、信長の革新性の話、家康が作った江戸社会の特徴、鎖国と開国の対比、幕末から昭和の戦争へのマインドセットは決まっていた話などなど。 ---- ソウルの新世界デパートで家族達が買い物している間に読了。
1投稿日: 2025.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歴女で最初に知ったのは「杏」さんだったな 幕末史という飛びつきやすいトコロだな、と 生温かい目で見ていたが、自分の考えも有り 様々な書籍を読んでいるのが分かり、失礼な 自分だったな・・・と反省
0投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ自分一人ではどうしてもわからない日本史の謎があるとき、その道の専門家と対談すると思ってもみない方向から光が当てられ謎を解決する一助になるかもしれない。日本史上の謎とは例えば…日本列島人はどこから来たのか?古代以前にどのように混血したのか?戦国武将の身長、体重、血圧などは現在の定説で本当に正しいのか?江戸幕府が長く続いた理由は家康の長寿にも遠因があるといわれるが、家康個人の健康の秘訣(家康は自ら薬を調合するほど医療に詳しい)は現在の医学に照らしあわせてどのように論評できるか?坂本龍馬を暗殺したのは結局誰だったのか?などなど。著者は「『対話本は中身が薄い』は嘘である」とはっきり書いている。なぜなら専門家が一人で自著を書くと答えたくない問いや答えにくい裏話を避けることができるが、対話本ではそれができないからだという。聞かれたら答えざるを得ないのである。またその人本来の地が出てしまうのも特徴である。まぁそういった穿った見方をしないでも本書は日本史に興味がある子供から日本史マニアの大人までが楽しめる面白エピソードに満ちているので気負うことなく、肩の力を抜いて読むことができる。また半藤一利氏や堺屋太一氏といったもうこの世にはいない超絶した記憶力と論理力のレジェンドの、今となっては聞けない貴重な語りが収録されている。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou26603.html
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ磯田氏と様々な専門家等の歴史対談集。 オムニバスで読みやすいが、テーマがやや偏っている。面白かったのは、次のとおり。 ・阿川佐和子さんとの対談では磯田氏の少年時代の凝り性の話が面白かった。探究型の子供と古文書を具に研究する磯田氏の今の姿が重なる ・篠田氏・斉藤氏とのDNA研究の話で、縄文ルーツを多く持つのが日本人の特徴、かつ歴史的に侵略が少ないからこその多様性というのも面白かった。 ・中村氏との龍馬斬殺の謎における分析も面白かった。 ・珠玉は出口氏との鎖国・開国論。出口氏が、何故鎖国したのか、その背景・原因を磯田氏から吸い上げ、磯田氏は鎖国あって人に投資せざるを得なかったことが開国後の発展要因と説明。自分が疑問に思っていたことを出口氏が問い、磯田氏がわかりやすくて解説するやりとりがとても面白かった。 ・最後の半藤氏との幕末の延長としての昭和史も良かった。突然昭和があったのではなく幕末には既にその萌芽があったと。 ということで、個人的には最初の方と最後の方に面白いテーマが集中していた結果、真ん中で挫折しそうになったが読み通して良かった。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ磯田氏と各界著名人との歴史対談集。やはり違う視点から 読み解く歴史は面白い。DNAから日本人のルーツを探る観点や、医療面から戦国大名を探る観点は非常に面白いし、やはり浅田次郎や養老孟司の項は非常に興味深かった。
0投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ本書は成田空港の改造社書店で購入した。 国際線の機内で読もうと思ったからだ。 しかし、機内で読むのは少々無理がある。 時差対応の為に照明を落としたり、食事や飲み物が来たりで本を読むには落ち着かない。 で帰国後本書を取り出して読み始めた。 NHKの アカデミアに出演していた著者の話は 楽しく興味深かった。 本書も読んでいて楽しそう。
1投稿日: 2024.09.02
powered by ブクログ磯田がホストとなり、相当に多方面の「歴史の達人」を迎えた座談きじのオムニバス。だいぶ前のやつもあるし、ん、この人は?と思うゲストもある。それでも磯田は、あくまでにこやかに、相手の顔もつぶさずに、うまく話を回し、誘導しているというのが面白い。
6投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良い。 著名な知識人の方々とのコラボ。磯田道史さんの知識、見解の確かさは誰とでも対等に渡り合える。 今までの常識を打ち破りリーダーとして歴史を変えた、織田信長、源頼朝など。現代に生かせる手がかりがありそう。
0投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ題名のとおり、歴史家磯田道史の対談集。 著者が「武士の家計簿」で世に出た直後のものから最近のものまでが載っている。 初期の対談は先達の高説を拝聴する雰囲気で、昨今の切れ味はさほど感じられない。 謳い文句のとおり、日本史の奥深さ、歴史を掘り下げる楽しさは十分に伝わってくるが、巻頭と巻末の相手が半籐一利ではなく司馬遼
0投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ幅広い見識者との対談。 読んでると「日本の歴史は面白い、だからもっと知りたい」気分になっきた。歴史は、暗記だと学生時代は理解していたが、その時々の背景を垣間見ると興味が湧いてくる。 磯田さんは、心底この背景を知り、意見を交わしたいんだろなぁ、、と感じさせてくれた一冊でした。 もちろん私も、この対談での登場人物で一番興味いだいた「源頼朝」の歴史本を数冊購入いたしました(笑)
1投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログ磯田さんが様々な分野の人と対話し、多岐に渡る話を展開されている。半藤一利さんとのリーダー論、篠田謙一さん・斎藤成也さんとの日本人のルーツ、酒井シヅさんとの戦国武将の養成訓など、鋭い視点、思わぬ方向性の話、また色々な人に触れ、対話本の面白さを知った。
1投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ歴史学者の磯田道史さんと各界著名人の対談集。12の対談がおさめられているが、雑誌掲載の古いものは2008年。最新のものは2023年。堺屋太一や半藤一利といった故人となった人との対談は、今となっては貴重。 2013年掲載の『日本人の起源』についての遺伝学者たちとの対談は、その後の技術革新のスピードがとてつもなく速く、脚注で最新情報が付されているのがありがたい。 掲載雑誌の持つカラーや対談相手の選定、対談テーマの設定なども様々なので、内容は玉石混交。相手の立場•立ち位置もあるだろうし。 どれも面白かったが、半藤一利はやはり別格。双方の言説が本当に深い。女優の杏はこの時24歳。歴史好き•読書好きらしくて対談自体が楽しそう。そんな中、出口治明というビジネス畑出身の人だけはちょっと毛色が違う…というより人選ミスでは?の感が否めなかった。歴史関係の著作もたくさん出しているらしいけど。え?それ聞くの?という対話場面が何箇所かあって…知らんけど。 久しぶりに読んだ歴史エッセイ。"ながら読書"に最適です。
26投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログ私一人ではわからない日本史のその奥へ 堺屋太一:信長は銭で集めた流れ者の集団をひきいて、信行陣営に戦いを仕掛けていくのです 浅田次郎:結局新選組と言うのは、コンプレックスの塊なんですよ 養老孟司:都会の人間は、全員、田舎に参勤交代しろと主張しています
0投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログとても面白かった。冒頭から磯田道史氏の魅力に惹かれ、歴史に興味を持ち始めた良いきっかけとなった一冊。
0投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ阿川佐和子、半藤一利、堺屋太一、杏など学者や俳優と磯田道史さんとの対談 戦国武将たちの健康状態、地域性から見た日本のリーダー像、新選組、竜馬暗殺の謎、戦中の日本の話など楽しく会談を読ませてもらいました。 歴史は事実の積み重ねかもしれませんが、資料や本を通じて、それを解釈するのは後の時代の人たち。歴史の解釈は時代に合わせて変わるのが面白い。 また西と東でリーダー像が異なるという話は面白かったです。 堺屋太一さんなど既に亡くなられた方もいますが、考えてみるとなかなか、豪華な対談
2投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ近年の日本史ブームの間違いなく立役者の一人の磯田直史。 主に文藝春秋を舞台とした対談をまとめた一冊。 他の専門的分野からの視点と融合した新しい日本史はさらに魅力的。
0投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ日本史を語らせたら今は、この人!目からウロコの歴史談議。阿川佐和子さんとの語り、堺屋太一さん、本郷和人さんとの信長論等もイイが、やはり、半藤一利氏とのからみが一番。勉強になりました。
0投稿日: 2024.04.04
powered by ブクログ磯田先生は菜の花忌で初めて生でお話を伺ったばかり、浅田次郎さんとの対談部分をサイト記事で読んで面白かったので図書館本。どの識者との対談も興味深くもっともっと聞きたい。 2024-011
0投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ磯田さんと著名人たちが色んな視点で歴史について語られており、私にとって刺激的な一冊だった。 また対話内容からも学べることが多く、再読したいと思えた。 読みやすい一冊。
0投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ<目次> 阿川佐和子 半藤一利 篠田謙一 堺屋太一・小和田哲男・本郷和人 酒井シヅ 徳川家広 浅田次郎 杏 中村彰彦 養老孟司 出口治明 半藤一利 <内容> 大変多くの人との対談。けっこう新しい情報も入ってくるが、浅田次郎と中村彰彦と、いずれも坂本龍馬暗殺の話が出てくるが、2人が違う下手人をあげる中、話を合わせすぎかな…。半藤さんはもちろん、出口さんや養老さんとの対談は面白い。
1投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ久しぶりに内容の濃い新書に出会いました。磯田先生が対談されるそれぞれの方が専門分野をお話されて勉強になりました
0投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログ【日本史の達人が語り尽くす】日本史を語らせたら当代一の磯田氏が、各界の達人と繰り広げる歴史談義。日本人の起源から昭和の戦争まで、目からウロコの連続です。
2投稿日: 2023.12.18
