
新訳 平和の経済的帰結
ジョンメイナードケインズ、山形浩生/東洋経済新報社
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総合評価
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powered by ブクログ知らない事ばかりで自分が恥ずかしくなる。 ヴェルサイユ条約に関わるドイツ代表の回顧録を読んでみたくなった。 本書の見立てが正しかったと仮定するのであれば。 ケインズのように先を見通せる賢人がある程度の地位にいたとしても、どうしようもない事がある、ということが恐ろしい(まあ当たり前だが‥‥)。 正しい解決方法でも、握り潰され無視された事例は、これまでもこれからも、それこそ山のようにあるのであろう。 私が1919年当時にフランス人としてこの本を読んだとしたら、どのような感想を抱いたのであろうか。私は、自分が感情を超えて理性で判断できる存在でありたいと願っているが、非常に難しいであろう。
0投稿日: 2024.03.06
