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冬の日誌/内面からの報告書(新潮文庫)
冬の日誌/内面からの報告書(新潮文庫)
ポール・オースター、柴田元幸/新潮社
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総合評価

5件)
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    自分の身体的な記憶と内面の記憶、二つの面から人生を振り返るという構成がユニークで面白かった。必ずしも時系列順ではなかったり、自分の住んだ土地を順番に片っ端から挙げていったりしていたのも、過去へのアプローチの仕方がとにかく新鮮だった。 自分が何を思って、どんなことを大切にして生きていたのか、ものすごく事細かに綴られていて引き込まれる。 こうして振り返れる材料がここまで残っているのは、さすが文章を書くことを生業にしている人だと半分の人生も送っていないのに偉そうに思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    オースターの訃報に悲しみながらじっくりと。 主語?を「君」にして幼い頃からを振り返るのと、もっと混乱に満ちた青春の日々を語る2篇の自伝。瑞々しく、ロマンチックで、かえすがえすももうほぼ新作が読めないのが寂しい。

    0
    投稿日: 2024.11.09
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    自分の人生を肉体と精神のそれぞれの側面から振り返った本。 ただの自叙伝ではなく、構成がかなりユニークで面白いと思った。時系列順に並んでなかったり、各章でアプローチ方法が全然違ったりなど。あんまり詳しく書くとネタバレになってしまうけど、私は本を書く人間ではないのに思わずこういう書き方もあるんだって感嘆するようなものだった。 全く違う国と時代と性別に生まれた人だから、情景を上手くイメージできないこともあったけど、それでも筆者の人生を一緒に辿るのが楽しかった。 恥ずかしながらポール・オースターのことは知らなくてこの本をたまたま書店で目についたからなんとなく買っただけなんだけど、文章がとにかく面白くて買ってよかったと思ったし他の作品を読んだりこの本をまたじっくりと読み直したくなった。

    2
    投稿日: 2024.02.13
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    読むのに時間がかかった。面白いのだけど全てが時系列順に書かれているわけではないので途中少し混乱した。 第二次世界大戦後のアメリカで育ったアメリカ人少年としてのオースター、ユダヤ人としての自身と家族の心情を垣間見ることができたのは面白かったし、泣けるエピソードもいくつかあった。この当時のアメリカの文化や雰囲気をオースターの目を通して知ることができたとともに、オースターの良くも悪くも普通と違う面も知ることができてとても興味深く読んだ。 やはり自分はポール・オースターが好きだ。

    8
    投稿日: 2024.02.11
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    書いている作者は63歳くらい。読んでいる僕は62歳。なんだか懐かしいようで、長く生きて来た。まだ、ヨボヨボではいが、若くはない。

    5
    投稿日: 2023.12.26