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総合評価

9件)
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    第44回小説推理新人賞受賞作。 これまた新聞のいちおしミステリーとして紹介され積読していたので、お盆休みの間に読了。 人間の歩き方で個人を特定する技術、歩容解析システム『ラミダス』を開発した能勢恵。鉄道会社、警察と協力して防犯カメラの解析から未解決凶悪事件を次々と解決していく。しかし、『ラミダス』を開発した能勢恵にはある目的があった… 歩容認証や顔認証って、今どこまで進んでいるのか分からないけど、近い将来実用化されるんだろうな〜。別に悪いことをしているわけじゃないけど、やっぱり監視されているようで気持ち悪い。いろいろ便利なこともあるんだろうけど。でも、そんなに便利にする必要があるのか? 能勢恵の壮絶な人生。他に結末は無かったのだろうか? それはやっぱり綺麗事なのか…

    69
    投稿日: 2025.08.16
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    幼少の頃に母親を殺され自らを陵辱したコウタを探すため、能瀬はシステム工学を学び歩行解析から目的の人間を見つけるラミダスを作り上げた。 執拗なまでの執念から、自らの顔にコウタへの怨念を刻む能瀬の思いは鬼気迫るものがあり、この能瀬の周到な復讐にいつしか読者も加担していく気持ちになっていく。 余韻を持たせたエンディングも良かった。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    苦戦した。読みにくかった。登場人物たちの話し言葉が非現実的で、とっつきにくかった。 小説の軸の部分よりも、骨のことなど人体について書かれた箇所が良かった。

    3
    投稿日: 2024.07.06
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    こちらの本のあらすじは ひまわりめろんさんのレビューに 詳しく書かれておりますm(*_ _)m 読みずらかったんす。 セリフなんす。 女性の言葉遣いも変だし、 年配の刑事の言葉遣いも変だし、 特に石倉くんっていう ちょっと変わった青年の言葉遣いは礼儀知らずの今どきの子を演出したかったのか?めっちゃくちゃ変な喋り方。 もうこれがイライラ笑 どう克服しようかと考えて 「そうだ!この子は『科捜研の女』でいうところのロタくんなんだ」と思うことにしたけどダメだった笑

    37
    投稿日: 2024.03.20
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    はい、まだあまり世間に知られていない作家さんをいち早く読んで後々売れっ子になったときまぁ俺はだいぶ早いうちから目を付けてたけどね!って言うための企画「発掘王への道」#9です お久しぶーりねー(by小柳ルミ子) 今回は第四十四回小説推理新人賞受賞作品『人探し』です まずは作者遠藤秀紀さんのプロフィールから 1965年、東京都生まれ。東京大総合研究博物館教授。動物の死体を解剖しつつ現代の生命観を問い続け、自身の研究分野を「遺体科学」と呼ぶ。(読売新聞オンラインより) な、なんと現役東大教授です 解剖学者でありジャイアントパンダの7本目の指を発見した方なんですって! てかジャイアントパンダって指7本あったんかーい!っていうね 人の体が動く仕組みに詳しいのはもちろんだけど、同時に人の心の動きにも向き合いたいと考えてこの小説の執筆に至ったということだそうです なんかすげーっすね ストーリーは驚異の個人同定率を誇る歩容解析システム”ラミダス”の開発者能勢恵、彼女が”ラミダス”を開発したのはある男に復讐するための『人探し』のためだった で、感想としては…「うん、頑張ったね」って感じよね ちょっと突飛なこと書いてみました〜っていう つまり肝心な「人の心の動き」に納得感がなかったんよな〜 この小説の最大のテーマって人の「体の動き」と「心の動き」の対比にあるべきだと思うんだけど、なんかそこんところがぼやっとしてるんよな 人の歩き方は全員違うように人の心も全員違う!とでも言ってくれれば分かりやすいんだけど、そういうことでもなさそうなんよね なんで結局あなた何が言いたかったの?で終わってしまったんよね まぁ、この先続けて小説を書くつもりもないとのことなんで、後々売れっ子になるということもなさそうです 発掘失敗?!

    57
    投稿日: 2024.03.19
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    読み進めるのに時間がかかった。 『歩容解析』という切り口は斬新で興味をそそったが、ストーリーが単調だったかな。 歩容解析システム『ラミダス』は2、3歩 歩くだけで個人を特定できるというもので、鉄道会社が保有する駅の防犯カメラの映像を元に警察と協力し街に紛れ込む犯人や、鉄道会社へ来るいわゆる『尋ね人』 を探しだしている。 が、『ラミダス』は幼少期に母を殺害した男へ復讐するために、主人公、能勢が1人で完成させたものであった。 結末や伏線回収が中途半端だったという印象。 専門的な説明はさすが獣医学博士だなと感じたが、こんなすごいシステムなら、もっと厚みのあるストーリーにもなり得る気がする。

    5
    投稿日: 2024.03.02
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    悪いことはできないものだ。先端技術を盛り込んだ小説を書きたかったのでしょうけど、小説としては、つまらなかった。設定がすごく陳腐。復習劇としても中途半端。

    2
    投稿日: 2024.02.29
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    名前で調べたら骨とかの学者さんみたいだったけど、小説家には向いてないかな。文章がイマイチ…。 と言うか女の事理解してないのに、女の心情書こうとするのに無理があるよね。 女は心の中で、だわだよ調で喋らない。価値観昔で止まってる?って思ってしまった。 化粧も5分で終わるわけないだろ笑。 大学教授の本だから、中の説明とかは説得力あるし、成程って感じなのが勿体無い。

    2
    投稿日: 2024.02.27
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    東大教授、遺体解剖学を専門にしている作者ならではの視点が良かった。 ただ、ツッコミどころ満載です。 WHO WHY HOW の伏線がないから、読み終えても、余韻が残らない。

    1
    投稿日: 2024.01.24