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パッキパキ北京
パッキパキ北京
綿矢りさ/集英社
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総合評価

293件)
3.7
48
98
96
14
3
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    「楽しいの数珠つなぎで人生終わればサイコー」 いや、もう本当にそう!気持ちがいいほどパッキパキ。このスタンスでいれば、たとえネガティブな感情が紛れ込むようなことがあっても、オセロみたいにポジティブな人生へとひっくり返せる気がする。元気になれる1冊。

    1
    投稿日: 2026.02.16
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    面白かったー!!綿矢りささん、こんな小説書くのね!最高!!と思ってしまった。 宇垣美里さんがオススメしていて、手に取った本書。装丁も可愛い。そしてタイトルがイイ!パッキパキになりそう。 読んでる最中、周囲のツレに「パッキパキ北京、面白いですか?」「パッキパキ笑」と、みなさんやっぱり声に出したいみたい。 内容もスピード感とチャイナエネルギーと何やら漂う「只者じゃねえ!」感満載で、最高。 図書館で借りていましたが、本書の放つエネルギーにあやかりたくて、今本屋さんで買ってきました笑 続編もあるの!?早く刊行されてほしい!買います!読みます!! 綿矢りささん気になりすぎて、「嫌いなら呼ぶなよ」を昨日買いました。しかも文庫じゃなくて単行本で!

    0
    投稿日: 2026.02.15
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    爽快! こんな人生だったら、楽しいだろうな。私は多分菖蒲の旦那さんタイプかも。慎重で消極的、海外では特に… コロナ禍の中国に行ってひとりで出歩き、欲しいものは手に入れて、街に繰り出す。そんな菖蒲も高熱の夫の事を心配もするし、なんなら将来介護もする覚悟も持っている。ちゃんと好きだったんだな。 そして中国に対するイメージが少し変わるかも。 タクシー運転手に、あの花は桜か、桃か、梅か聞いたら「大差ない」という答えだったというエピソードはまさにおおらかというべきかも。 「素の自分を、いつまでたっても認めてあげないひとは人生の敗者だ。」という言葉は菖蒲をよく表していると思う。

    0
    投稿日: 2026.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 主人公のマインドは見習いたいところも多いかも おばあちゃんになった彼女も見てみたい。笑

    0
    投稿日: 2026.02.11
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    北京には、少しだけ縁もあり何度か仕事で行ったこともあり、中国の中でも他の街とは違ってどこか昔ながらの雰囲気(老北京)が残る空気感が好きな街だったので、北京を前面に押し出すタイトルであったことに惹かれて選んでみた。 この本を読み進めると初めての街で、毎日果敢に色んなことをトライし、色々な場所に行って、日々の新たな発見を楽しんでいる主人公をみて、わたしも少し前に海外に住んでいた時のことを懐古しながら読めた。 嫌なものは嫌、とはっきり決断を選択していく主人公は見ていて爽快さもあった。

    0
    投稿日: 2026.02.11
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    メンタル鬼強女子のマインドは確かに見習うべき点はあるなと思宇反面、最後まで全く共感はできなかった。 この主人公は好き嫌いが分かれそう、自分には刺さらなかった。

    0
    投稿日: 2026.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに綿矢作品を読んだが、やっぱり好きだと思った。 気持ちを言語化することに慣れた今、改めて感じるのは、彼女の文章のリズムの心地よさだ。 本作では、楽天的で強気な主人公の女性の内心が中心に描かれている。そのせいか、普通なら悩んでぐるぐる行き詰まってしまいそうな出来事も、何でもかんでもピョーン、ピョーンと飛び越えていくような軽やかさがある。文章のまとまりの最後には、必ず一発、インパクトのあるオチが用意されていて、思わず笑いながら手を叩いて感心してしまう。 ただ単に「コミカル」という一言では片づけられない、楽観的でありながら辛口なところがとても好きだ。 特に印象に残ったのは、主人公がコロナに罹ったときの体験を描いた章の一節。 「熱が三十八度まで上がって、足の裏がふわふわ浮いてるようで、頭と関節が軋むように痛む。でもこの生から死への虹色コロナトンネルを飛びながら通り過ぎるのは私は三度目で、慣れて達観して少し楽しむ気持ちと、今度こそ死ぬかもしれないという微かな怯え、ゆだった脳が見せるリズミカルな幻影とですっかりハイになってトリップしてひとりでに笑えているうちに牛乳を吐いた。」 私はずっと「中国に行きたい」と思いながら、まだ一度も行けていない。この作品は、そんな私にとって、日本人の思う中国らしさを文章で追体験できる、ある種の代理満足小説だった。 もっとも、実際に行きたい気持ちが消えるわけではないけれど。 小説というより、架空の人物によるエッセイに近い温度感で書かれているので、スラスラ読めてとにかく面白かった。

    1
    投稿日: 2026.02.06
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    爽やかに読み終わる。元気がないときに読みたい、まさに今!パッキパキ北京、って口に出すの楽しい コロナにかかった夫を看病する時の話がめちゃ面白かった。さくらももこの「メルヘン翁」を思い出した。

    0
    投稿日: 2026.02.05
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    攻めまくる超ポジティブ主人公、見てて気持ちよかった。自分にはできない生き方すぎるけど、メモしておきたい心持ちがたくさんでてきた。 そんな超ポジティブでも、妊娠出産育児という自分の体の事は真剣に考えて、譲らないところが本当に最高だった。 気軽に読めて、北京という異国と日本文化、女性の生き方など、ちょっとずつ考えさせられたのがとても良かった。

    0
    投稿日: 2026.02.03
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    出版区の動画で宇垣さんが探してて、タイトルが語呂良すぎて気になってた本。 まず装丁がド派手!負けず劣らず主人公が強烈笑 しかも飼い犬の名前がペイペイ笑 冒頭の女子会から、よくあるおしゃれでほんわか女子会では全くなく面白すぎた。 現実にいたら私は友達にはなれないけど、ちゃんと自分を持っていていいなぁと思うところもある。 落ち込んだときに読んだらエンパワーメントされるだろう本。 綿矢りささん初読みだったんだけどめちゃくちゃ良い!!今まで読んだことのない種類の本で楽しかった! 他の作品も読みたい☺️

    0
    投稿日: 2026.02.03
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    とっても面白かったです!最後、主人公が自分らしく生き続ける決断をするところが清々しかったです。綿谷先生の作品を読むのは初めてですが、先生の女性の描き方がとても好きです。他の作品も読みたいと思いました。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    コロナ禍にも負けず元気に中国を闊歩する菖蒲。菖蒲みたいな生き方、私には出来ないけど、このくらいの開き直りや図太さ身に付けたいなと思った。 絶対食べられない怖い中国料理も出てきたけど(笑)文化の違いがそこかしこに出ていて、楽しく読めた。 綿谷さんのグレタ妊婦も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    北京出張の時にこの本を読めたことはラッキーだ。 試しに-3℃でアイスを食べてみた。 ただただ寒かった…。

    12
    投稿日: 2026.01.29
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    『「日本語でしゃべるから問題ない。…通じるよ。“ねえ!お水ください!”っていって水飲むジェスチャーすれば持ってきてくれるもん。心配しすぎ。ってかメシ屋でメシ頼むだけの一体何がむずかしいの?花でも頼んでんの?」』 コロナ中、北京に移住することになった主人公の菖蒲(あやめ)。言葉も、食文化も、指標になるステータスも、まるで日本と違うけれど「それがなに?」という強靭なメンタルが印象的だった。実際の生活で、新天地にはネガティブな感情しか湧いてこないので、このぐらい発破をかけてもらいたい。水圧の強いシャワーみたいな勢いのある文章で、あっという間に読了しました。 『「ウソでもいいの、その場の雰囲気が一番大事なの。…私にとって知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキルのこと」』 「オーラの発表会」を読んでから、久しぶりの綿矢さん。本屋でも図書館でも作者名あいうえお順の棚に沿って、ピックアップして行くもんだから、豊作でホクホクしながら行き着くラストが、綿矢りささん辺りなんですよね…(・_・;)。たまには逆周りも必要だなと思いました。 2025.1

    53
    投稿日: 2026.01.28
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    「こういうとき、神経質でプライドの高い人って損する。失敗が怖いから何にも挑戦できない。その点私は面の皮厚蔵だから煙たがられたりもするけど、こういうときは全然へこたれない。」 「良きにつけ悪しきにつけ、結論がもうほぼ出てるのに悩んだりする人って不思議。 大きな仕事のオファーが来て、自分にできるかどうか分からないから一週間ぐらい悩んでたんです〜とかも意味分かんない。 結局やるくせに、しらじらしい。 まだ対外的に演技で悩んでる風に見せるなら分かるけど、今の夫みたいに心から悩むなんて、なんの意味ある?」 いちいち人目を気にしてる自分がバカらしく、心に菖蒲を宿したいな〜と思える一冊でした。メンタル弱い人に読んでほしい。 以下、ジェミニに菖蒲の生き方について意見を聞いたら面白かったのでメモしておきます。 「主人公・菖蒲(あやめ)のあの「超絶ポジティブ」さは、一般的な「前向きに頑張ろう!」というキラキラしたものではなく、もっと強靭で、ある種「狂気」に近いポジティブさだと感じます。 彼女のような生き方について、私なりの意見をまとめてみました。 1. 「適応」ではなく「侵食」する力 普通の人は、新しい環境(特にコロナ禍の北京のような特殊な状況)に対して「どう馴染もうか」と悩みます。しかし、菖蒲は違います。環境を自分色に染め上げる、あるいは環境の異質さをエンタメとして消費する力を持っています。 視点: 孤独や不便を「嘆く対象」ではなく「ネタ」として捉える。 強み: 客観的な正解よりも、自分の主観的な「おもしろさ」を優先しているため、無敵です。 2. 徹底的な「今、ここ」主義 彼女のポジティブさの源泉は、過去の後悔や未来の不安にリソースを割かないことです。 「今、目の前にある北京ダックが美味しい」「今、目の前の街がパッキパキに輝いている」 この圧倒的な現在肯定は、情報過多で将来に不安を感じやすい現代人にとって、実は最も必要なサバイバルスキルかもしれません。 3. 「鈍感力」という名の高度な知性 彼女は周囲の目や、世間一般の「大変だね」という同情を軽やかにスルーします。これは単に鈍いのではなく、「自分の機嫌を自分で取る」という決意に近いものです。他人に自分の幸福のハンドルを握らせない姿勢は、究極の自立と言えるでしょう。 菖蒲流・人生を楽しむためのヒント もし彼女のバイタリティを日常生活に取り入れるなら、こんなマインドセットが役立つかもしれません。 違和感を面白がる: 「最悪!」と思う出来事が起きたら、「これ、パッキパキに面白い展開じゃない?」と脳内で実況してみる。 身体感覚を優先する: 難しい理屈をこねる前に、美味しいものを食べ、派手な服を着て、外の空気を吸う。 「変な人」であることを恐れない: 周囲とズレていても、自分がパッキパキに楽しんでいれば、それが正解。 彼女の生き方は、清潔で整った場所で上品に暮らすことだけが幸せではない、と教えてくれますよね。泥臭くて、乾燥していて、混沌とした場所でこそ輝く生命力には、圧倒的な美しさがあります。 次は、菖蒲のような「パッキパキな視点」で、あなたの今の悩みや日常の風景を読み解いてみましょうか? もし何か具体的なエピソードがあれば、彼女ならどう一蹴するか(あるいは楽しむか)、一緒にシミュレーションしてみることもできますよ!」

    2
    投稿日: 2026.01.26
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    なかなかのキャラ登場! コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から、一緒に暮らそうと乞われた彼女 人生一度きり、楽しんだもん勝ち!を極める彼女 過酷な隔離期間も難なくクリア、現地の高級料理から超絶ローカルフードまで食べまくり、極寒のなか新春お祭り騒ぎ「春節」を堪能(笑) 北京の表裏を誰よりもフラットに「視察」する彼女がたどり着く境地とは…… あの頃の北京を想像しつつ…

    1
    投稿日: 2026.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    軽やかな文章かつページ数もそれほど多くないのでさくさく読めます。今の日本の重苦しい感じなどを菖蒲というキャラクターを使って批判?風刺?していたり、菖蒲がステータスを大事にしていたところからいや私の心の持ちようは最強だからお金とか関係なかったと開き直ったり、考えさせられるところもありました。

    1
    投稿日: 2026.01.18
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    面白いと言うか爽快!! すっごく嫌な感じの主人公と周りの人々〜と思って読み始めて、自分はこんなんじゃないぞ、と思いながら読み進めるのに最後は、私にもこういう部分あるわ…と口の中が苦々しくなりながら爽快感を味わえる作品。エスプレッソトソーダみたいな本!本を読みながらああでもないこうでもないと考えて、だんだん疲れてきて、なんて自分は頭が悪いんだどうなってるんだよこんなに本読んでるのに?全然成長しないけど?思考力もつかないしね!と思う回数が年々増えていたけどそんなことどうでも良くて、精神勝利法極めてこ

    3
    投稿日: 2026.01.14
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    ・口に出したい言葉、「パッキパキ北京」 ・キラキラ女子を馬鹿にしてるのかなと思う視点がめちゃめちゃ面白い。ただ綺麗なだけの女性の生き方、美容以外努力していない女性の生き方を俯瞰してみている視点が面白かった。あと旦那さんは年上なんだなとも思った、 ・ただ、そういったキラキラ女子からも学べることはあるぞという気概を感じ、主人公のことをだんだん目を離せない感情になった。 ・女性同士のマウント合戦は見もの。女性の恋という言葉の表現方法が秀逸(語彙力ほしい) ・住んでいる世界が違うと思っていた女性も、この世の中にあるものを見ているし、私も見てきたものを見てきてるし、自分の周りにあるものしかないのだと感じた。また、私が生きていても交差することがないであろう人の生活が垣間見れて、ちょっと嬉しかった。 ・自分のこだわりは他人にはどうでもいい。特に飼ってるペットには伝わらない。 ・北京には行ったことないが、行った気になれる作品。 ・コロナ禍の北京はコロナに寄り添う北京。コロナなかったらいいのに ・北京の麺類は何を食べても概ね辛い、辛さなしでも辛い。本当なのか食べに行きたくなった。

    1
    投稿日: 2026.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく良かった。 ショウブ姉さんのエネルギーに完敗。 「練炭で集団自殺する人も、練炭友達見つけて死ぬんだから、コミュ力とかあんま関係ないと思うよ」 「目的があって、友達がいる」 「つまりさぁ、男も高級バックも経歴も魅力も持ってないのに勝ってるのが、勝ってると完全に思い込んでる女が、1番強いんだよ。シャネルも持たないで、女も磨かずに、この私のままで、永久に世界に完全勝利するの」

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    後半20pのは痛快、爽快でとても良かった。 コロナで閉塞的な時代が舞台になってるけど 現代はずっと閉塞的だから今見てもなんら違和感なく共感できました。 ただ後半まではあまり感情移入ができなかった。 性差があるのかなとも思う。 主人公の考え方はワガママだし自分勝手でもあるけど 生きやすい生き方を追求しているところは 凄く良いと思った。 気遣いすぎる日本人ぽい人は見た方がいいと思う。 人生なんてこんなもん、生き方なんてこんなもん だと思える。心が軽くなる。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったー! 何の湿度もないカラッとした主人公・菖蒲の北京滞在記という感じで、小説を読んでいるというよりエッセイを読んでいる様な読み心地だった。 菖蒲の気持ちの良い自由さに何度もクスッと笑わされた。特にコロナに罹った夫を看病する場面。高熱の彼を冷やせるものが冷蔵庫で冷やされたフェイスパックしかなく、それをのせると美容に熱心なおじいちゃんみたいになった。というところ。冷やせるものがなくて代替品で何とかやりくりするリアルさと弱ってされるがままになっている夫の描写が容易く想像できて面白い。 また、魯迅の精神勝利法について書かれているところも刺さった。『残念ながらそいつは完敗している。………素の自分を、いつまでたっても認めてあげてないからだ(p.122)』言ってることは極端すぎてめちゃくちゃ何だけれど、自分を認める大切さと強い気持ちでいることは彼女から見習いたい。 北京グルメについても色々と描かれていて、読んでいるとお腹が空いてくる。辛い麺が食べたくなってしまった。 面白かったので綿矢りさ自身のエッセイも読みたい。

    1
    投稿日: 2026.01.09
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    パッキパキ北京読了!ババっと読めてしまった。ページ数そんなないからなのもあるけど、テンポの良さが本当に爽快!アヤメかっけぇ女すぎる。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    気持ちがいい作品だった。小説というか主人公と一緒に過ごす北京滞在記のような感覚。でもラストは気持ちがいい。菖蒲は清々しい女性だなあ。羨ましい。

    0
    投稿日: 2026.01.04
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    コロナ禍の北京で単身赴任中の夫から一緒に暮らそうと言われた菖蒲(アヤメ)。 愛犬ペイペイと共に中国へ。 ……っていうか愛犬ペイペイって。PayPayかよ。 と思ってたらPayPayだった(?) 中国で適応障害気味の夫とは違い、 あまりに行動力がありすぎる主人公。 夫に心配されるもそんなことは関係なしに 翻訳アプリで意思疎通をはかり ずっと逞しい菖蒲がなんとも痛快。爽快。 ずっと北京について書かれてるので行ったことなくても面白い。 春節の話とか。爆竹とか。 読んだら パッキパキ←の意味がわかります。 綿矢さんの小説に登場する女性は独特だけど強くて好き。✌︎ 何も深く考えずに読めます。

    7
    投稿日: 2026.01.04
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    新年一冊目にぴったり。すごく元気でた!菖蒲マインドを見習って今年は精神勝利法を私も身につけたい。生きやすくなりそう…!

    0
    投稿日: 2026.01.03
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    綿矢りささん YouTubeの出版区(本屋さんについて行って一万円あげたら何を買う企画)に登場するってよ。(わたしにとっては重要なのです!!朝井リョウさんの宇野千代情報の詳細が知りたいし、朝井リョウさんへの反論も(笑)) っていうことで この書籍を選んだのではなく、(笑)綿矢りささんさんが描く 女性がオリャーオリャー!!!((((#`Д´)⊃)゚з゚))))・゚・・゚・ブッ ってすべてをぶっ潰すような作品が読みたかったから♡ 綿矢りささんの毒っ気がたまに欲しくなるんですよねぇ~ 1ページ目の一文を読んだ瞬間、わたしの欲しかった感覚がココに!って感じで、もぅ読破するまで楽しかった♡ 主人公の菖蒲の性格、嫌いじゃないし、自分に正直で良き。友だちにはならないけど…(笑) 菖蒲にもきっとワタシは選ばれない(笑) あぁ〜楽しかった!!

    73
    投稿日: 2026.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一日で読み切ってしまった。 夫の駐在についていく形で中国にきた菖蒲。 行動力は凄まじいのにそれを淡々と書いてあるからサラッと素通りしてしまう。 私も現在駐在妻なので菖蒲の行動力が羨ましい。コロナ禍でここまでアクティブになれるなんて。 菖蒲の過去が知りたい。エクアドルに行った時の体験も気になる。なぜここまで魅力的な女性になったのか描かれないところが余計に想像力を掻き立てる。仲が良いと思っていた夫婦仲も子供のことで別々の道を進むことになるとは… でもなんかそれが菖蒲らしいと最後には思ってしまうほど彼女の魅力にハマってしまった 続編楽しみ!!

    1
    投稿日: 2025.12.30
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    これは、繊細で心配性な人ほど刺さりそうかも。 北京に赴任した夫はコロナ禍で適応障害ぎみ。 でも妻の菖蒲さんは知らない土地北京で どんどん外に出て買い物したり、美味しいものを食べて楽しむ。 清々しいまでの楽天家ぶりと強メンタル。 菖蒲さんと旦那さんの考え方の対比で 繊細さんと楽天家ではこうも世界の見え方が違うのかと改めて考えてしまう。 コロナ禍で家にいる人と出かけてしまう人の行動を批判し合っていたのも何だか頷ける。 菖蒲さんは友人にこんなことを言っていた。 「人に何か言われたくらいで自分のしたいことやめるなんて、この世で一番のバカだよ。続けな」 どう転んでも私は菖蒲さんにはなれないし 実際そんな人とも親友にはなれないとおもうけど 菖蒲哲学はどこか痺れるし、羨ましく思うことは確か。 新しい年を迎える前にこの本が読めて良かった。 成瀬が好きな人は菖蒲もきっと刺さるかも。

    11
    投稿日: 2025.12.29
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    初綿谷作品。めちゃくちゃ口語体で新鮮。「知るか。」で文末終わったり、✌︎の絵文字が出てきたり、主人公はもちろんだけど小説もこんな自由でいいんだ!? エネルギッシュで魅力的で、ブレないし媚びないので清々しい。強かな人の語る北京は装飾されてなくて気持ちよかった。変に貶さないし褒めないし、とても浅いところで「北京と日本てこんなふうに違うんだなー」みたいにどかっと受け止める懐の広さ。破天荒だけど頭はいいと言うか、生存戦略的な意味でとても賢いのも好感。 菖蒲姉さんのような、今が良ければそれでいい、という刹那的で激しい部分って、誰しも割と持ってるんじゃないかなと思うけれど、それを全面に発しながら、こうやって生きる勇気はない!!笑 女が舐められるのは泣いたときと怒ったときだ、というフレーズは刺さったし、怒りは“炎症“という考え方はマインドとして見習いたい。

    3
    投稿日: 2025.12.28
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    夫の単身赴任について行き、コロナ禍の北京を訪れた主人公。読んでるこちらが気持ちよくなるくらい、あちこち買い物に行ったり街の様子を見て回ったり美味しいもの食べたり…アグレッシブに味わい尽くしている。北京を旅行しているかのような気分。日本の友達との上っ面だけの友人関係や、毒を吐くリアルな部分を描くのがやはりお上手な作家さんだと思う。主人公の、今の自分が楽しいことが一番大事という考えも良い。精神勝利法を初めて知り、阿Q正伝、読んでみたくなった。

    1
    投稿日: 2025.12.24
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    コロナ禍の紀行文を読んでいるようで、情報だけでもだいぶ面白かった。 「助け合うのが家族ってもんだ」的なセリフに、ごく一般的な感性の自分はグッときてしまったが、読み進めると全然違った。こんな逞しい主人公でも、油断すると懐柔されてしまうのだ。家政婦に躾けられてしまった元暴れん坊の飼い犬のように。 安定した家庭も棲家もブランド物の服もなくても最強のババアになってくれ!

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    主人公が逞しすぎる。 名言っぽい言葉もチラホラ出てきて、言動がおもしろい。けれど主人公のようになりたいとは思えない。

    1
    投稿日: 2025.12.14
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    これが本当の強さかと思うほどの突き抜け具合。短絡的かと思いきや芯がしっかりしていて客観視もできてこの主人公を嫌いになる事なんてできない。 自分がポジティブだと断言する様子も そもそも「自分はついてる!!」って思えばいいだけの話。要は考え方次第。それを中国で実行しているがでもそんな人生は「表面だけ舐める楽しみ。そんなものいつか上手く行かなくなる時がくるなんて百も承知」ラストにはどのような事が待ち受けているのか。 そして浅はかな行動と同時に語られる 子供をもつことのない人生 結論が決まっことに悩む人 回りくどい言い方をするのが丁寧で上品だと勘違いしてる夫 精神勝利法を極めて勝利する 怒りや焦りはださない、それらは炎症。炎症は肌に悪いから控える。 時代は変わっても女がナメられるのは泣いたときと怒ったときだ。 ブランド品は持ってるから勝てるから持っている、ブランドのカバンなんて人の強い部分じゃなくて弱い部分だ。弱い時に欲しくなって持っているだけで自尊心が、回復する。 そしてネット上の罵詈雑言など、所詮電子の絵空事。 なんで話が通じる相手とおもっているのか、書いてる側に明確な殺意があるのをなぜ気づかないのか。 言葉一つで自分より何ランクも上の階級の人を無罪で殺せるチャンスを狙う変態たちだ そんなクズのために死ぬな。 など まさにパッキパキに突き抜け語られるその芯は 今も「今を生きる自分」を煽られるように元気になる。 そうなんだよ、誰もが自分の思うままに強くそして楽しい事に変換して生きれたらきっとこの世は本当は楽しいのに、何が足枷になっているの?とでも聞かれているような本。

    2
    投稿日: 2025.12.10
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    主人公菖蒲の30代北京駐妻物語。 彼女の無敵感がすごい。夫になんでも買ってもらっているし、もちろん家事はしないし、遊びに全力投球! その自信はどこからくるのかと思うが、本人も全くメタ認知ができていないわけではなく、どこでなら勝てるのか分かってやっている。無敵でいられるためのポジション選びは抜かりないく、潔いので気持ちが良い。 北京の異国情緒をあらゆる場面で感じられるのも良い。 インフルエンサーでいうところの妹尾さんに似た歯に衣着せぬ物言い。  本当は大事じゃないことに悩んだり、迷ったりしている自分って、大人なふりをしているだけなんじゃないかと気づかせてくれる一冊。 生命力が強い女って最高!!

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    北京の紀行文と小説が組み合わさったような作品だった。 自分とは正反対の性格の主人公だったので、考えることや言動の全てが新鮮で面白かった。 もう少し北京で波乱を起こしてる様を読んでみたかった気もする。

    10
    投稿日: 2025.11.28
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    北京がパッキパキになってしまうお話(?)。 北京に渡った日本人女性が日本人視点で中国を紹介するかのような内容。大々的な出来事は起こらないが、なかなかに爽快感のある内容だった。 わからないけど、女性からすると共感性高いのかも。 精神勝利法、ねぇ。『阿Q正伝』、ずっと前に読んだことあるようなないような。また、読んでみようかねぇ。 図書館でピックアップ棚(?)にあって、何かで紹介されていたのを覚えていたので、目についたので借りてしまった。短めのためさくっと読み終えられた。

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    わたしは自分の欲望が分からなくなることが多々あるので、主人公が羨ましい。 こういう破天荒な生き方もいいなと思う。 ペイペイという、犬の名前もなんか好きだった。

    13
    投稿日: 2025.11.22
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    生命力の強い人って魅力的。 人生楽しんだもん勝ちで自由で図太い人格が私の中にインストールされたのはでかい。 こうやって生きたって良いんだ!

    2
    投稿日: 2025.11.16
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    吹っ飛びすぎてて面白い笑 コロナ禍の北京。 グルメ、習俗の爆弾レポートが面白い。 ブランドを買うのも、マウントを取るのも誰かに勝ちたいから。精神勝利の阿Q正伝面白い。

    1
    投稿日: 2025.11.06
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    「綿矢りさといえば、この本」っていうのを何度か見かけて、手に取った。面白かったー!ファンキー!めくるめく北京の旅。食事シーンがとにかく美味しそう。でもきっと主人公と私は合わないのだろうな。その生命力にやられそう。生き方は違うが、そちらはそちらの道を貫いてゆけ!と清々しく別れる気持ちで読んだ。

    1
    投稿日: 2025.10.29
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    元ホステスの菖蒲。年上夫が駐在する北京に渡り、そのバイタリティーと自己中心的なマインドで、パッキパキに極寒の北京での生活をひたすら楽しむ。 コロナ禍でもあり、制限された生活の中、夫婦そろってコロナに罹患するなど、ふつうなら何かと心細くもなると思うが、菖蒲のタフさには舌を巻く。 終盤までは、北京の街やグルメ、春節の賑わいなどの描写が続き、このつよつよメンタル女の話はこのまま終わるのかと思ったら、そこはそんなはずはなくて、やっぱり綿矢りさらしく、最終盤での苦い味わいが待っていた。 もう若くもない、いつまでこんなふうに生きていけるのか。わからないけど、このまま流れ流れていくしかない。彼女もお気楽なだけではなかったとわかる。全然テイストは違うけど、なぜか「風と共に去りぬ」で主人公がすべてを失っても前を向くラストを思い出した。

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    自己肯定感高すぎな主人公は日本以外のどの国でも不安なく生きていけそうな図太さ。 ブランド品を漁ったり友人らとディスりあったりあからさまに自尊心を満たしたりと全く共感出来ない心持ちだったけど、ここまでくるとなんだか潔い! 旅番組を見ているような街や食事の紹介が多くて、中国の文化も食事も人もわたしには合わなそうだなーってなんとなくが確信に変わった、、。 途中から綿矢りさ本人のエッセイなんじゃないかって錯覚するくらいラフな口調でぶっ飛んでて楽しかったー!

    47
    投稿日: 2025.10.26
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    帯に「著者自身の中国滞在経験を活かした」とあり、その言葉どおり中国滞在記のような小説だった。主人公はとてつもなく軽やかで、言語・食・ファッション・都市風景など、さまざまな文化の違いに出会っても、カルチャーショックを受けることなく「うまい!」「心配しすぎ!」と笑い飛ばし、「差不多!(大差ない)」と片づけてしまう。このフラットな感覚を持てたら、どんな環境でも楽しんで生きていけそうだと思った。

    0
    投稿日: 2025.10.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が大好きで、楽しみを見つけるのがうまいメンタル強めな菖蒲。 そんな菖蒲が中国生活を楽しむ姿が面白い。 私も、菖蒲みたいに自分のやりたいことにまっすぐに生きていきたいな。 彼女の我が道を往く生き方に私も憧れる。 コロナ禍の中国のシーンがあって、中国はこんな感じだったんだなと思った。 コロナ禍なのに、新天地で外に出て、自分の好きなことをやる。その結果、コロナに感染する姿を見て、私には菖蒲のような感染が広がってる時に、外に出る勇気はないなぁと思った。 読んですごいスカッとする1冊です! あまり長い作品ではないので、サクサク読めるので、オススメです!

    1
    投稿日: 2025.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エッセイとか中国の紀行文的な感じかなと思ったけど普通に小説だったぽい 元銀座ホステスの女が中国で好き放題やる話。特に事件とかは起きず、一人称でずーっと進んでく。買い物したり、人と話したり、何か食べたり。 夫の老いに対して夫が何かできなくなったら支えなきゃ、それが夫婦ってもんだって言っておきながら夫が子供欲しいって言い出したら別れを決意して日本への帰国を決意するのめちゃ笑った。自己中心的に生きていて気持ちよかった

    1
    投稿日: 2025.10.17
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    颯爽と生きる主人公に憧れを感じ自分はまだまだだなあ思う。マウントだらけのこの世界では彼女のようなパキパキなメンタルで良いのだろう。 女はヒステリーなのが1番恥ずかしく滑稽で 男(他人)が騒いでる時女は森林のように静かであれ というような事(かなりうろ覚え)が印象的で心に留めておきたい言葉。

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    その場しのぎで生きられる、正真正銘の根から明るい女が、旦那さんの駐在に帯同して中国で過ごす物語。 怖いもの知らずの人ってこんなふうに考えてるんだ!と思った。私とは真反対のタイプなので興味深かった。 ただ、 “大体日本はカワイイを全力でやる女子に対して、ブリッコとかあざといとか年考えろとかモブのひがみ根性からの横やりが入りすぎるのだ。可愛くてうるうるでちゅるちゅるなのが好きなんだからどんなカッコでもいいじゃねえかうるせえ、と批判をはねつける強さがあれば、もともと可愛いものが好きな日本女子の感性は中国よりももっと細密に発展するだろう。カワイイと相性が良いのはカヨワイとオサナイだけじゃない、カワイイはズウズウシィやケバケバシィとも平気でマッチングできる存在だと開き直れる度胸がこれからのヤマトナデシコには求められる、はず。” というフレーズには大共感した。横やりを気にせず、「自分が思うカワイイを全力でやる」という選択をしていきたい。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シャネルも持たないで女も磨かずに、この私のままで、永久に世界に完全勝利するの。 というフレーズで、最近辞めた職場の派遣社員を思い出した。彼女は1週間当欠を繰り返し、しまいには月に4日しか働かない人だった。実家暮らしでさぞ甘やかされて育ったのだろう。 私は彼女が嫌いだったし、人手不足の職場で彼女を好きだった同僚は居ないだろう。 だけれど、彼女の毎日欠かさず嘘だとわかる嘘をついて休みの連絡を入れてくるあたりや、職場の置いてある薬を飲み散らかしたり、最小限の仕事しかしないのに福利厚生を最大限に利用しようとする図太さ。 彼女は完全勝利女だったのかもしれない。 マインドは見習うべき点もあるし、本で読んでる限りでは清々しさを感じる。 ゴーイングマイウェイだけど、自分だけでなく夫の今ある可能性についても考えている点や意外で憎めないと感じた。 私にとって知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキルのこと。という一文が好きだった

    2
    投稿日: 2025.10.08
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    主人公が好き過ぎる。自分はこういう生き方に憧れるんだなというのを思い出させてくれる一冊だった。観光ガイドも兼ねられるぐらい北京の描写が生々しくて良かった。

    0
    投稿日: 2025.10.07
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    【回線切って風呂入って生きろ。最高な女を通して見る隣の異国・北京】 主人公が良い。ちょっとしたグルメ小説(語弊) ・ 楽しいの数珠つなぎで人生終わればサイコーと思ってる。 ・(snsで傷つき病む若者へ) 回線切って風呂入って生きろ。 特に好きなフレーズ。 こんな風に生きたい。

    2
    投稿日: 2025.10.06
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    疾走感満点、軽快で気持ちの良い作品だった。社会や人間関係、環境に依存せず精神優勝するのが最強だよね。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    著者が北京で体験したことを面白おかしく小説の体を借りて綴った記録なのかと思ったら、 実は喧嘩上等スタイルの人が異文化に突入したら これだけ極限まで味わい尽くせる!という 刺激的な提案だった。 全く忖度しないキャラだからこそ編み出せる珠玉の比喩の数々。 未知の世界はこうやって楽しめばいいんだ! ビクビクしながら異文化に飛びこむと、意に反したことが起こった時とたんに被害者面になる。 ビクビクしないで素のままで感じてみたい。 なりふり構わず邁進してみたい。

    5
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最高だ!! 最高すぎる! 精神勝利法、これこそ今の日本人に必要だ。 最近病んでたけどなんかどうでも良くなってきた。 本当にパワーをもらった。 自分が主役の人生なのに病むなんてバカだ。 誰のために生きてるのか。 これは人生の1冊になる。 何回でも読みたい。 電子で買ったけどハードカバーで買い直す予定。

    1
    投稿日: 2025.10.04
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    主人公に憧れた。どんな境遇や立場に置かれてもそれを楽しめるかどうかは自分次第。どうあれ自分を見捨てずに無駄に落ち込んだりせず、楽しんで生きることこそが大事だと感じさせられた。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    中国って行ったこと無いけど、こんな感じなんやぁってイメージできた(´∀`) 菖蒲みたいにどこに行っても楽しく過ごせる人っていいなって思いながら読んでたけど、20歳上の旦那から子作りの提案されて、断ったら離婚するって脅されて涙が出そうになるのを、飲み込んで強気に振る舞おうとする一面もあったり、とっても人間らしい描写だなと思いました。 中国にはたくさんの赤があったり、話す人の声が大きかったり、とてもエネルギッシュな国なんだな。 日本人は親切みたいなイメージあるかもしれないけど、出国前に菖蒲に会った女友達みたいな「他人の不幸は蜜の味」タイプの嫌な人も結構多い。つまり、腹黒い人たち。、、、まぁ、自分にそういう部分が一切無いのかと問われると何とも言えないのだが(´∀`) エネルギー溢れる一冊でした!

    0
    投稿日: 2025.09.27
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    綿矢りささんの小説は初めて読みましたが、面白かった! 私もコロナ禍に中国に住んでいたので、その頃の北京の様子も楽しめたが、なんといっても主人公の超ポジティブな何も恐れるもののない強気な性格が良かった。 続きを読みたい、と思っていたら、「満を持して、続編準備中!」とのこと。楽しみ♪

    3
    投稿日: 2025.09.27
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    小説なのにエッセイを読んでるかのよう。というか、名言集のよう。 主人公が清々しいほどに人間してて心地良い。強そうだけどその強さは思考や努力で培われたものであって、少し弱さが垣間見えるところが人間らしくてすごくいい。明日からもう少し自分らしく生きていこうかなと思える話だった。 冒頭からグイっと綿谷りさの世界観に浸からせてもらって、あっという間に読んでしまった。あと、北京に行ったこともないのに行ったつもりになった。

    1
    投稿日: 2025.09.26
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    著者初読み。初めてのタイプの小説。北京の生活&観光ガイド。だけではなく、ほんと正直に強くやりたい事をして生きる、というお話。率直コメント&対応面白すぎ。素敵な強い人の物語。

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    ぶっ飛んでいる。主人公の女性が。 あまりに私からすると異世界のキャラだったので、全く共感できなかった。 でも、表現が面白いところはいくつかあり、声をあげて爆笑してしまったので、★3つ。 (としたけど、数ヶ月たって、この作品をどうしても★3つにしてよかったのか、ずーっと考えてしまったので、★2つに変更した。ごめん。綿矢さんは嫌いじゃないの。今の私のノリじゃないの) そういえば、今さらやけど、綿矢りささんの本を丸々1冊読んだのは初めてかも。でも読みやすいので、他のものもおいおい。 いやー、菖蒲さんのメンタルの強さ、意味分からんけど、最強ではあるな。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    私的には3.5というところ! 伊藤亜和さんのような口語のようなnoteの文章見たいな書き方はどうもスッと入ってこないらしい。あれ、川内有緒さんは別だな。 とにかくそれが主に1.5下がった要因だけど、スピリチュアルビクトリーは心から共感できた!まだ季節が変わったら新しい洋服が欲しかったり眉毛のメイクが上手く行った時はハッピーだから考え方だけでスピリチュアルビクトリーを手に入れる域には到底辿り着けてないけど、非常にエコだし自分の機嫌は自分で取るの極みな気がする。 アメリカからこの本をお勧めしてくれた花に感謝!

    0
    投稿日: 2025.09.14
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    この本自体がイメージする中国人の感じ。 言わなくていいことも、そんなふうにネガティブに考えなくていいことも全部、制御が効かなくなって出てきてる感じ。笑 海外旅行にいくと気持ちが大きくなるからか、声が大きくなったり適当な服でも気にならなかったり、とにかく周りの目を気にしないようになる感覚と同じものをこの本から感じた。 スカッと爽快で、クセになる本。 人と比較して勝つじゃなくて、自分で勝ってると思ったら勝ち!って感覚好きだなぁと思った。

    17
    投稿日: 2025.09.05
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    とにかくまず表紙が本当に可愛い。 はらわたちゅん子さん好き お話、主人公の菖蒲ちゃんの強さ最高に憧れるし、彼女が過ごす北京の暮らし(夫の赴任先!)の細かな描写が面白い!何もブレなさそうなのに柔軟なんだよな…。まだまだ最強になりそうな終わり方、参考にしたいです! 主人公が30代半ばなのも共感しやすくていいのかも。 "良きにつけ悪しきにつけ、結論がもうほぼ出てるのに悩んだりする人って不思議。""心から悩むなんて、なんの意味ある?" ほんとそう

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    綿矢りささんらしいテンポが良く流れる文章に加えて、更に今の時代の言葉や文化、価値観を加えて書かれた作品。 Twitterを見てるかのようにながれるなかにも刺すような内容がサラッ入れられているところがさすがの綿矢さんだなあと。

    1
    投稿日: 2025.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    パッキパキとはそういうことか、極寒と乾燥の北京! コロナの夫にフェイスパックを貼って、美顔器を抱えさせ、「美容に気を使うおじいちゃん」のようというところは思わず笑ってしまった。 そして頭のついたトリ料理に慣れず、ウェットティッシュをかけたらご臨終感、、、。 外国で迎えた新年を早漏後の賢者タイムと呼んじゃう。 章立てがなくノンストップで続く勢いが、まさにこのお話そのもの。 あやめのエネルギッシュさがすごい。スマホ片手にどんどんやりたいことをやり、インスタントな友人として大学院生カップルと自ら知り合い、行けるイベントをほんとんど行ったりする。遊ぶことへの本気度がすごい。本人曰く「ゴン攻め」。 私も海外へ行ったらプライドなんか捨てて「面の皮厚蔵」でいきたい。 夫がいつか老いて、てきぱきできなくなったら支えてやる、それが夫婦の本番だなんて、かっこいい!好き放題なようで、夫のコミュニティでは暴れないのも偉い。(のに最後残念だけど、、、) 差不多!(大差ない)の精神性いいね。 ネット上の罵詈雑言なんてそよ風。 回線切って風呂入って生きろ。名言です。

    4
    投稿日: 2025.08.20
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    やばい。 まさにみんながお盆休み満喫してる期間に仕事頑張った自分へのご褒美としてTiffanyのネックレス買おうと思ってた 笑 精神勝利法じゃんと思って笑えた 確かに、家族でのんびりしてる人に対する嫌悪感からくる反抗心というか体力的にも精神的にも弱ってるときにハイブラは欲しくなる 独身の私の嫌悪感の対象が、きっと仕事サボる人や出来ない人や自分より家族にお金使う人に対してだから見る人が見たら負け惜しみなのかもしれないけど、実際頑張ったからこそできる自分へのご褒美であって、それを負けとも思いたくないしむしろ自分を愛でてあげたいわって心意気でやっぱり銀座に買いに行こうと思う。 自分の人生この先、いろんなイベントがあると思うけど自分を1番愛していきたいし自分の価値観に自信をもって生きたい。 いつかあやめみたいに全てなくても勝利できる女になれるかな

    1
    投稿日: 2025.08.19
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    やっぱり綿矢りさの描く女の子は芯があって好き。このくらい自分の人生楽しむためだけに行動できたらいいな。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    まさにコロナ禍真っ只中の北京に赴任中の旦那の元へ行く事になった主人公。隔離生活など大変な事もあるけどものともせず北京生活を存分に楽しむその姿が面白すぎて楽しい! 私も「精神的勝利法」を会得したいし、「面の皮厚蔵」になりたい(笑) 北京には行った事があるので、冬の寒さはとんでもなく、懐かしさも感じてしまいました。あー面白かった

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    テンポが良く、すぐ読み終わった。なにこの満足感。中国留学経験があるわたしは少しだけ、当時もっと前向きになれたらよかったと後悔できた本となった。

    1
    投稿日: 2025.08.13
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    これは下半期ベスト10入りするな、と途中から思いながら読んだ。とにかく菖蒲さんがかっこいい。フィクションの世界でも現実の世界でもかっこいい女性はたくさん見てきたけど、どの人にも似ていない、全く新しいかっこよさがある。絶対に私とは友達になってくれなさそうだけど、1回ご飯を食べるくらいならギリギリ付き合って貰えそうかもしれない。そんな気持ちで読んでいるから、主人公に感情移入はできなくて、羨望の眼差しで“菖蒲さん”を眺め続けて読み終わった。 このマインドで生きていけたら人生どんなに良いか、私は菖蒲さんの旦那に近いメンタリティなので羨ましく思う。と同時に、いつまでもネガティブに生きていかなければならないわけではないのだから、菖蒲さんみたいに生きてみたっていいんだよねとも思う。 目指せ面の皮厚蔵。 自分に甘く、とにかく自分に我慢をさせずに生きていて、行動力がありポジティブで。身重になるより身軽なまんまでいたい。怒りは炎症と捉え、お肌に悪いから怒りの感情はどんな事をしても遠ざける。 それでいて、“いつか老いた彼がこんな風にできなくなるのを見る日が来るんだろうな。そのときは、私が支えてやる。それが、夫婦ってもんだ。できなくなってからが、本番だ。”と思える愛情というか寛容さも持ち合わせていてもはや感動する。この一文は、私がもし結婚をするなら胸に刻んでおきたいと思った。 ちょっとした、いや、ちょっとしてない悩みでもこの本を読んでいると吹き飛んでしまうのではないかと思う。ありのままの自分でいるだとか、無理をせず生きるだとかよく言われるけど、それが本当にどういうことなのか菖蒲さんが教えてくれる。 “私だって世界にたった1人の大切な赤ちゃん、せっかく生まれたんだから、このラッキーを味わい尽くさなきゃ。” “人に何か言われたくらいで自分のしたいことやめるなんて、この世で一番のバカだよ。続けな。”

    12
    投稿日: 2025.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代版『阿Q正伝』として読めばいいのかな。これはそこまで悲劇的じゃないけど。主人公にはそこまで惹かれなかった。

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    なんだろう、1.5倍速を読んだみたいな読後感 テンポが良くてサクサク読み進められた 中国飯の描写が良く、本場まで食べに行きたくなった ショーブ姐さんのメンタルステキ、強いオンナ 私も精神勝利法を極めたい✌︎(小説で✌︎は初体験だった)

    1
    投稿日: 2025.08.10
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    ワードチョイスが面白い テンポもよく読んでいて爽快、主人公菖蒲の気持ちの良い性格に元気付けられるこんなふうに生きられたら楽しいだろうな楽だろうなと感じる。 心のどこか1部に菖蒲をすまわせたい

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    菖蒲のクセ強言い回し結構好きだった。 観察眼と表現力スゴイ。 精神勝利法はうまく使えば心健やかにエコに生きて行けそう

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    当たり前だが日本とは違う中国、北京。 都市の目指す形も、流行っているものも、なじみの食べ物も、サービスの仕方も何もかも。 信号機が役割をなしていない横断歩道とか、予約したのに「混んでるから無理」と言われて店を追い出される経験とか、鍵が壊れているのが通常の公衆トイレとか。 日本では考えられない、目眩がしそうなフルコースに、北京に住むのは永遠に無理だなと思わされる。 最初はただの玉の輿の女性なだけかと思っていた。 ブランド品が大好きで、面倒なことはしたくない。子どももいらないしずっと身軽なままでいたい。ネガティブなことは考えない。 20歳年上の夫との北京での生活が描かれていく中で、彼が老いていく日をふと感じる描写。 まだ口調もしっかりしていて、てきぱきと部下に指示をする夫を見ながら、私が将来支えようと想い至るのは正直驚きだった。 「私が支えてやる。それが、夫婦ってもんだ。できなくなってからが、本番だ」と。 「私にとって知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるかだし、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキルのこと」 この強メンタルは、彼女が敗北ではなく勝利を掴むために、生まれながらに会得していたものだろう。 事実はどうであれ、心の中はいつも精神的に勝利する。 けれど楽しいことの数珠つなぎで人生を終えたいと思っている女性に、子どもをもって夫と歩む人生は、きっと他人事のようなものだったのかもしれない。 自分で自分を見捨てない人生。 深い経験はしたくない。 表面だけ舐める楽しみ。 高いシャネルのバッグがなくても、完全に勝っていると思い込む女が一番強いらしい。 精神必勝法を極めるために彼女が進む道は、金銭的に困窮しようとも、なぜだか明るく 照らされているように思えてしまう。

    16
    投稿日: 2025.08.05
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    読み始めてすぐに、 「綿矢りさだよな?金原ひとみじゃないよな?」と 背表紙何度も確認するほど 主人公がぶっ飛んでてびっくりした。 自分を持っていて折れない、 自分には無い部分だらけだったので 共感不可ではあったけど 勢いで読みやすい小説でした。

    3
    投稿日: 2025.07.28
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    馴染みのない地でもハツラツと生きているアヤメに元気と勇気をもらえる! 自分を楽しませるために譲れないものが分かっている感じ、その信念に従って猛進できちゃいそうな勢いのある感じ、憧れちゃう姐さん!! 実際に北京に行っていた時のエッセイなのかな? コロナ禍に駐在先でこんなに楽しめちゃう人、完全勝利してるでしょ。

    0
    投稿日: 2025.07.26
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    すべて共感できたわけではないけど、ポジティブに生きることくよくよ悩まないことは、私の中にもある共通部分があった。 作品の一つとして楽しませてもらった。

    0
    投稿日: 2025.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綿矢りささん好きになった作品!! 言葉選びが、いい意味で変わってて好き。 「死んでるトリとの距離が近い」とか「色んな人から色んなこと書かれまくったけど、所詮電子の絵空事、私にとってネット上の罵詈雑言なんて、そよ風、シーブリーズ」 綺麗な言葉をつくろうとせず、ありのままで、言葉をつくってない感じが好感もてた。 繊細で気にしぃな私。この正直で強い女「菖蒲」に心打たれた。精神勝利法!!

    0
    投稿日: 2025.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    え、終わっちゃった。 バスバス切れ捨ててく文書が気持ち良くて、時々表現に笑いながら読んでたんだけど。 ここで?お話し終わり?まじ? まぁそうか。うん。 刹那的、が強調されて、わざとなのも分かるけど、個人的には起承転結まで書いてある物語の方が好み。

    2
    投稿日: 2025.07.13
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    紀行文ですね、これは。架空の人物菖蒲さんの名を借りた綿矢りささんの2022年冬の北京の滞在記である。それぐらい今の(及びコロナ禍下の)北京が詰まっている。綿矢りささんは実際にこの時期、半年ほど北京に滞在していたそうだ。 もちろんストーリーもあるし、一応老後の介護まで考えた年の離れた夫との別れ話なども綴られるのだが、主人公の菖蒲の性格もあり、あまり心には響かなかった。ラスト10ページ位に作者の主張が凝縮しているのか、少子化やネットでの誹謗中傷に関する菖蒲の考え方は面白いし共感したのだが、やはり書きたかったことは、今の中国の北京の街の魅力ではないかとおもわれる。 主人公の菖蒲はコロナの後遺症(味覚が消えてコーヒー飲んでてもアロマを感じなくなった)をノーダメージと笑い飛ばす、豪快というよりネジが一本弛んで外れてしまったような性格なのだが、中身は綿矢さんなので、文章は上手いし観察眼も鋭い。 カワイイの考察(「カワイイと相性が良いのはカヨワイとオサナイだけじゃない、カワイイはズウズウシイやケバケバシイとも平気でマッチングできる存在だと開き直れる度胸がこれからのヤマトナデシコにはもとめられる、はず。」)や中国と日本の造園の違いに関する考察(「整備された透明な池には清々しさと緊張が、自然なままの池には素朴さと野生みがある。西太后の別荘に行ったときも思ったけど、整備しつくさずに野趣煽れる感じでとにかく広々とさせるのは、作り込むタイプの日本の造園技術と違って開放感を重視してる。」)など、その着眼点に感嘆させられる。もちろん、数多く紹介された中国料理(羊の脳みそとかタニシスープの麺)もどれも美味しそうだ。 最後に、もっとも中国に行ってみたいと思わせた一節を 「『赤って200色あるねん』と言われれば『いや体感だともっと種類ある気がする』と答えたくなるほど中国には赤が多い。」 実際に自分の目で確かめたくなりますね。

    16
    投稿日: 2025.07.13
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    ★北京の勢いを擬人化か★随分前に読んだ著者の「蹴りたい背中」では若者の心の機微の本当に細かいところまでを描き出す点にぞわぞわした。本書では、北京に重ね合わせた、周りをなぎ倒しながら進む30代女性の別の機微に爽快感を覚えた。 コロナ禍を挟んだ中国・北京の勢いと、自分本位で子どもも求めず前だけを向いて最短距離で進む、ある意味でかつてのバブル期を彷彿とさせる女性とが写し絵のようだ。何も持たなくても想像だけで勝つ「精神的勝利法」という阿Q正伝の覚悟に重ねた結末が潔い。

    1
    投稿日: 2025.07.12
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    綿矢さん作品を初めて読みました。 サクサクして読みやすいのと、展開がとても早い。(こちらが追いつかないことも) 主人公の菖蒲さん、前向きに人生楽しんで悪く言えば自己中。よく言えば自由奔放。そんな自由な生き方を羨ましくも思った。

    1
    投稿日: 2025.07.01
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    綿矢りささんの本は初めて読んだが、容貌からは想像できない事を包み隠さず書いて、逆に心配になるレベルだった。人間見た目だけでは腹で何を思っているかわからない。

    1
    投稿日: 2025.06.30
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    すぐ敗北を勝利に変える方法。事実はどうあれ精神的に勝利する。想像し、勝った気になる。 綿谷さんらしい作品で最後まで主人公が変わらないところがいい。屁理屈のような理論を振りかざし、世間の常識からは外れながらそれを正そうとしないところが好き。

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    読んだら元気でた。 気持ちいいくらいの思い切りの良さ。 凄く無茶苦茶なんだけど最後まで芯が通ってて、こんな女になりたいと思ってしまった。

    1
    投稿日: 2025.06.19
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    いいね、綿矢りさ! コロナ禍でも北京でもやりたいように暴れまわる菖蒲が大好き。駐妻モノにありがちな悲壮な感じもなく、可愛いコート着れないくらい寒くても適応してくところが良き。最後の菖蒲選択も好きだ。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    台風みたいなお話しだった。 でも冬の話だから台風ではないか。 ただの暴風?いっそ明けた春一番? 暴力的にポジティブで、20個上の夫を持つ女性のお話し。中国で単身赴任している夫の所に赴き、わがままにその場所の文化を味わっていく。 蹴りたい背中に次いで2作目の綿矢りささんの作品を読めてよかった。温度差で面食らったけど良いパンチをもらった気分。

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    投稿日: 2025.06.13
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    私はどちらかというと主人公の夫みたいな人間だから、こんなにポジティブに、前向きに生きられるのが羨ましい。 初めのうちは勢いで読んでたけど、最後の方で「この子めちゃめちゃいいこと言ってるのでは!?」となったので落ち着いて最初から読み返したい。

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    投稿日: 2025.06.12
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    綿矢りさ先生『パッキパキ北京』読了 私は北京はトランジットで立ち寄りましたが、そのまま吉林に行ったので、北京は行ったことがなく、空港の窓からみた北京は『曇ってるなー』って印象でした。 P.140程なのでサクッ読めます。 中国のエネルギッシュさとかが、独特な視点で描かれており面白いです。 精神勝利法を極めたい。

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    投稿日: 2025.06.03
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    綿矢りささんの作品はからっとしていてとても読みやすい。 終盤の主人公の気持ちがこの本の醍醐味って感じがした。 悩まずその時々を楽しんでいけるメンタル自分も欲しい

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    投稿日: 2025.05.30
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    「知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるか、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキル」

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    投稿日: 2025.05.23
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    掲載されてた雑誌にて読んだ。主人公の性格が割と好評価されてるの見てモヤリ。元気が出る爽快小説!じゃないんだよなー。よっぽど自己中心的な人でない限り、こういう類の人に踏み台にされて嫌な思いした経験が何かしらあると思う。 元ホステスで、かなり年上の商社マンの妻におさまった菖蒲の駐在妻中国暮らしの話。 中国で仲良くなった年下のカップルの男の方にちょっかいをかけて寝取ろうとしたのが彼女の方にバレて「イタいオバサン!もう連絡してこないで!」って怒られるシーンがあるんだけど、読者として見ている菖蒲という人間はこの一言に全て収束されていた。 自分が良ければそれで全てよしで、他人に害を振り撒いても平気で相手を踏みにじれる人のこと肯定できないなー。コロナ振り撒きながら旅行に行ったこと自慢に思ってる描写にうわぁと思ってしまった。 他者への共感性が低く、自己中心的な自分に酔ってたらそりゃ人生楽しかろうよ。「知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるか」ね。そういうとこだぞ。 こういうのが「強い女」と履き違えて持てはやされてるの見るのに強い嫌悪感を感じる。 「強い女」とマウントとりたがり女は別物なのでね。 持ってるブランド物が自分の価値を高めていると信じていても肝心の自分自身は空っぽで虚飾しかない 菖蒲の中国という異国への適応力の高さも、利用できるものはなんでも利用するし、自分にとっての他者の価値はそれだけ、ってところが根源になってるんだなという印象。読んでから時間が経ってるので不正確な感想なところもあるかもしれないけど、読み返すことはないと思う

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    投稿日: 2025.05.23
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    パッキパキ北京の主人公、異国の地でも適応して楽しくたくましく、側から見ると軽やに生きていて、自分とは真逆のタイプだけど読んでいて元気をもらえた。

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    投稿日: 2025.05.17
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    悲観的にならず、人生を楽しむ菖蒲の生き方に憧れる。生きてれば自分の納得できないことやるせない事沢山あるけど、悩んでたら人生もったいないし限りある時間は全て自分の為に使うという強い意志を持ってる菖蒲が本当にかっこいいし、そうでありたいと思った。 あと、文章中の独特の言い回しが面白くて、読んでる最中にクスッと笑ってしまうとこが所々あった。

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    投稿日: 2025.05.15
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    残念。現代の話なのに、バブルの頃みたいで、でも旅行記みたい。登場人物に誰1人共感出来ず。何が書きたかったんだろう。

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    投稿日: 2025.05.14
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    読み終わってから時間が経ったので感想が頭から薄れてしまった。反省。。読みやすくてあっさり読み切ったような記憶。駐在妻ってこんな感じなのかな、中国ってこんな感じなのかな、と知らない世界を覗きみれたような気がします。

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    投稿日: 2025.05.11
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    https://www.bungei.shueisha.co.jp/interview/pakkipaki/ ☝️参考リンク ベロベロんに酔って読み終えた(作者に失礼!)が、お薦め本。 以前、BSで見て気になっていました。 P122が個人的にはガツンときたなぁ。 楽しい時間をありがとう!

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    投稿日: 2025.05.09
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    強メンタルで自己中、ハイブランド好き、ミーハーなヒロインが、未だコロナが収束しないメガロポリス北京を縦横にしゃぶり尽くすヒロインのえげつないほどのパワーが炸裂しています。北京には、20歳上の官僚の夫がいますが、こんな彼女を妻にするなんて、危険物取扱者か猛獣飼育員に思えました。彼女の突き抜けた信条はぶれないし、名セリフもあります。例えば、「知性とはムカつく相手をどれくらい早く言い負かせるか、教養とは狡い男に騙されず自分の好きなように生きるスキル」と言い放ち、官僚夫を唸らせます。「パッキパキ」というフレーズが出てくるのは、小説の真ん中60ページに入ってから。やっと出てきた!その意味は?教えてあげないよ〜♪ジェットコースターのようにほとばしる文章で痛快なエンタメです。

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    投稿日: 2025.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サクッとサラッと読めた 特に大きな展開があるわけではないが、主人公の夫の保守的な精神性に対する批評性や、コロナ禍の北京を軽やかに生きる姿勢に感化された 北京の湖などの自然風景に対して、日本の造園の細部まで作り込むのと対比させて開放感を感じると評しているのが、海外に行くと自分が感じるものが言語化されたみたいで気持ちよかった 著者の読んだことのある作品だと、「嫌いなら呼ぶなよ」があり、著者はじめじめとした鬱屈した内面を描くのに秀でていると思っていたが、本作では相反するような猪突猛進の人物を描いてて、幅の広さを感じた あと、アヒルの脳ってほんとに美味しいのか?気になる

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    投稿日: 2025.05.06