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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
■Z世代の特徴 総論としては、いつの時代も上の世代から見た若者は「分からない・理解するのが難しい」存在であるという点です。著者はデータを基にZ世代の二極化を指摘していますが、昔ながらの上昇志向を持つ層・中間層・変化を嫌う層は2:6:2の割合で分布しています。 その中で、若手は「キャリア安全性」を強く意識しており、業務の質的負荷を上げることを有効な打ち手として見出しています。 例えば、育成対象者は一年前または半年前の自分と比較したとき、新しい知識・経験が積み上げられていないと感じる場合、「自分はこのままこの会社に在籍し続けた場合、同世代と比較して差がつけられているのではないか?」という不安です。SNSが当たり前に存在する彼ら彼女らは、他人からの評価を他の世代よりも「重視する」結果がデータで示されています。 キャリア安全性(将来のキャリア選択権を持つ)を保つためには、業務の質的負荷を上げる、またはこの会社は相対的(他の会社と比較して)に良いと自身が判断できる・納得できる必要があります。このキャリア安全性に対する施策が “上昇志向を持つ層” のリテンションに強く影響します。 自社と他者を比較するには、外に出る(社外の人と交流する、社外の人と一緒に仕事する)経験が打ち手として考えられます。上司や先輩から社外の勉強会に出席を促す方法もあれば、学生時代の同級生とコミュニケーションを促す方法もあると思います。 また、労働環境の変化は重要なファクターとして存在します。下記法律改正や施行に伴い、残業時間・有給取得率の変化があります。労働時間減少やキャリアの早期化により、昔ながらのOJTで全てを教えるやり方は通用しないのが実情です。 ・2015年:若者雇用促進法 ・2019年:働き方改革関連法 ・2020年:パワハラ防止法 ■マネージャーと若手の関わり方 マネージャーと若手の関わり方にいくつかの傾向が見られています。基本、マネージャーは褒めるスタイルを採用していますが、褒めるだけでは当人の知識や経験が伸びることは少ないと報告されています。フィードバックする目的を明確にして伝え、ポジティブな表現でフィードバックする方法が効果的です。 また、マネージャーと部下でコミュニケーションの頻度が双方の育成満足度の向上に寄与しています。一回の時間を長くする(ex: 月次1on1 30分)よりも、1日5分で複数回実施した方が効果の高いデータが示されています。この点は指導する立場にある人は基本姿勢として持つべき点だと思います。 日々の業務に即した技能・スキルのフィードバックから始めて、最終的にキャリアづくりに関するアドバイスまでできれば、一般的に育成力上級のマネージャーであると言えそうです。 若手は昔よりもキャリアを判断する機会が多いかつ早期化しているため、マネージャーは若手に対して、2か月程度で目標を設定し、評価するような施策も有効であると示されています。例えば、「今のルーティーン業務の改善策を週一2時間考える時間にして、2か月後に提案して」などです。半年や1年間は超長期の評価期間に受け止められ、若手はより近い目標設定で成長実感を得たい傾向が強いです。
0投稿日: 2026.04.15
powered by ブクログかつてほとんど考えなくてよかった『この仕事をして将来、自分は社外で通用する社会人になれるのか?』という根源の問題に現代の若者はまず取組まなくてはならない。 終身雇用なんてあてにできない。 環境の変化が激しい現代では、かつてのような見て覚えろ!のような機会がそもそも激減している。 根性で乗り切るというようなことが起こり得なくなってるわけだ。 若手は合意的に失敗回避をしているだけなのに上司からの指示がうまく伝わらないというミスマッチが起きる。 若手は成長実感が欲しい。意味のある仕事をしたい。フィードバックを求める。 上司は仕事を通じて意味を説明する必要がある。(きっかけを与える) だが、いくらきっかけを与えたところで当の本人(若手)に自主的改善がなければ若手は育たない。 その辺のノウハウを試すより、接する若手を見るしか改善の余地はないと思う。
0投稿日: 2026.04.11
powered by ブクログなぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか 解決策かなと理解したのは以下です。 ・量的負荷ではなく質的負荷を増やす ・職場外での学びを増やす 若いうちから積極的に負荷を高める企業姿勢が必要なことと、後者は転職のリスクを抱えますが社員のレベルアップに繋がり成長します。
0投稿日: 2026.03.31
powered by ブクログ新しい年度になる前に読んでおきたかった一冊。ここ数年、若手の育成を取り巻く現状が大きく変わってきていることを実感しているものの、本書を読むことで、客観的に再認識することができました。 自分が社会人になった時に先輩から教えてもらったときのように、新人を育成していくことが困難になっている今、正直、どうしていったら良いか悩んでいます。若手への指導の仕方もさることながら、自分自身のキャリアを磨いていく姿勢だったり、社外間交流を職場に還元していく姿勢であったり、プロボノ的な活動の一端を自己開示したり、自分も若手と一緒に成長しようとする姿を見せていくことはポイントかと思いました。 若手を「ほめる」ことを心掛けてきましたが、ただ褒めるだけではだめ。褒めながら、業務上のフィードバックや、将来的なキャリアに関するフィードバックもできるように心がけないといけないと思いました。 プレイングマネージャーとして日々の業務に没頭してしまいがちですが、きちんと客観的に仕事の現場の状況をみていくこと。新人と先輩との関係であったり、若手同士のつながり、中堅社員のポジショニングなど、俯瞰してみていく必要はあります。 そして、マネージャー職がしっかりと認識しなければいけないことは「ゆるい職場」が不可逆であるということ。だからこそ、自分自身の働き方も見直さないといけないですし、育て方改革も意識しないといけないことをしっかり認識しておくが大切。 頭を整理して、新しい年度を迎えます。
1投稿日: 2026.03.29
powered by ブクログ「若手」の正しい理解と育て方について、どの会社でも使いやすい一般的なアドバイス、基本方針を整理して、示してくれている。いわゆる中間管理職を欠乏させてきた日本の会社には、それでも難しいところはあるものと思うが、今行動を起こさないと、人材からジリ貧になることは必至と思えるので、何とか育成プランをスタートさせたいと感じた。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログここ数年、「転職」や「早期退職」という言葉をよく耳にするようになった。企業側が何を考え、若手をどのように育てようとしているのか知るために、本書を手に取った。 特に印象に残ったのは、会社には若手を育てる機会が少なくなっており、つまり「会社は私を育ててくれない」という現実だ。若手は、自分が掲げる目標やキャリアのために、現在地と目標との間にある機会しか成長の場として認識できず、会社側はそれを提案して最短で導く。しかし、その方法では、自分が予想もしなかった未来には出会えない。 転職意識についても、会社で終身雇用として活躍するのではなく、市場価値を高めるために業界で通用するスキルを身につける手段として、転職を繰り返す若手もいる(もちろん一部ではあるが)。 さらに、Z世代はまだ特徴が一括りにできるほど明確ではなく、多様な価値観を持つ世代が集まっている。そのため、団塊の世代など自分たちが受けてきた育成方法を若手に当てはめることが難しく、企業は育成に困難を抱えている。 私は、本書を通して、来年から社会人として働くにあたり、目標ややりたいことを働く前から十字架のように背負う必要はないのではないかと思った。未来を見据えたキャリア形成も大切かもしれないが、自分が描く通りの未来でなくても、たどり着いた場所で一生懸命に努力していきたいと感じた。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログこの本を読んで、若手育成が直面している困難は、文化人類学や民俗誌研究が抱えてきた課題と構造的に似ていると感じた。 かつて民俗誌研究は、前近代社会を近代的な枠組みの中で語ろうとした。その結果、対象社会を正しく理解できていないのではないかという批判が生まれた。前近代を「近代の発展段階」とみなす進化論的な見方と、文化ごとの価値観を相対的にとらえる見方が対立し、研究の方向性そのものが問われた。 同じ構図が、現代の職場における若手育成にも見られる。選択回数の増える職業人生や法改正による「ゆるい職場」の登場、「成長しなければいけないのではないか」という機運の高まりにより、もはや世代で括れる共通の価値観は存在しない。上司が自身の経験や枠組みを前提に若手を導こうとしても、それが若手の価値観や動機とずれることが多い。つまり、上司を「発展段階の先」に置く進化論的な成長モデルが、現代には適合しにくくなっている。 では、相対論的に考えればよいのか。たしかに心理的安全性を重視し、個人の価値観を尊重する姿勢は不可欠である。しかしそれだけでは、負荷の少ない関係にとどまり、キャリアの方向性を見失う危険もある。本書ではそれを「キャリア安全性」という言葉で示していた。心理的安全性が「ありのまま」であることを受容し、キャリア安全性が「なにもの」かになることを促すファクターとなる。 現実的には、進化論的モデルと相対論的モデルのあいだにある「ハイブリッド」が求められているように思う。若手が自ら成長の方向を主体的に定めつつ、上司がそのベクトルを整える。上司の役割は「答えを教えること」から「問いを投げかけること」へと移行する。また、上司と若手の二者関係にとどまらず、学びを共有する多層的な育成の仕組みが必要となる。具体策は本書をヒントにしながら試行錯誤するしかない様に思った。
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログゆるい職場を作っているのは自分たちではないのか?という問題にどう向き合うかは、現代のマネージャーの共通認識だと思う。 最初に読んだ時には反発さんがあってあまり入ってきていなかったが、数ヶ月おいて再読して多くのヒントが散りばめられていることに気付かされた。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ変わったのは、若者じゃなくて職場の方。 Z世代の価値観の特徴は、 ・人から羨ましがられるか、行動する際友人にどう思われるかが重要。 ・「どちらとも言えない」みたいな中間回答が減ったこと=二極化したことで、平均値をとっても実態は見えない。 他人が幸せかいなかに関心があるかないか、地元思考かどうか、などの項目で、二極化が見られる とか。 新しい視点だったのは、 管理職は、自分のチームの若手を育成できている、と実感している人ほど、ワークエンゲージメントがたかい、という結果。へーへー。 また、この職場が変わり、育ててもらえない今、若手は自立しなければならなくなっている。育ててくれない、育たないといけない。だけど、それ、自己責任論でいいの?というのも、ハッとさせられた。 上位層の、やりたいことがあり、自分で動ける人は良い。そうじゃない中間層以下をどうするのか。 経験すること、動くことで良い経験が得られることを、知る機会を、こちらが意図的に、強制的に作ってあげないといけない。 なるほど。
6投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログタイトルにある疑問を丁寧に解き明かす一冊。 Z世代に関する様々な言説があるが、本当にそれは正しいのか?データを示しながら解説がなされています。 特に印象的だった点は、心理的安全性の高さだけでは不十分で、「キャリア安全性」の高さも求めれれるという点。そして、仕事の「質的負荷」(×量的負荷)をいかに高めるかがキーになるという点、自分の経験と照らし合わせても納得感が高かったです。
0投稿日: 2025.08.02
powered by ブクログ2年前の本ですが、ゆるい職場と言われる状況を的確に指摘していて、若手の育成に即した有益なアドバイスも多く、とても良い本だと思いました。 自分自身がそうだったように、その会社だけでなく他所でも活躍できるような人材になってもらえればと思い日々奮闘している中で、本書は大変参考になりました。 世間では人材と言う話になるとまだ「意識高い系」と言う言葉は死んでいないように思えます。 スタバでMacで仕事してます!から、副業して活躍してます!に変わって、より中身が伴うようになった点などは違うかと思いますし、教育の影響などもあるようですが、とにかく世間の人と違う何者かになりないと言う気持ちがより強くなっているようです。 その点が若手の転職の一つの理由になっているようですが、それが本当に大事な事なのかは、教える側の自分の中でまだうまく消化できておらず、自分の中の課題です。 つまり、わざわざ何者かにならなくても誰もがすでに何者かだよ。と思うのですが、それは色々と選択して選択されてきた経験から言えるだけかも知れませんが。 また個人的な興味ですが、例えば本書では、行動ー情報モデルを2:6:2の法則で説明していますが、ある特定の組織などではそうかも知れませんが、本書の調査対象のグループは2:3:5に分かれているように見えます。 なので実際の世間は、意識高い系の2、行動を促してあげればどうにかなる3、すでにしがみつき状態や能力的にどうにもならない5になるのではないでしょうか? データからもう少し実際の社会の中のやる気・能力分布みたいなものが分かると、人材採用の際の参考になり面白いのになと思いました。
0投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ印象論的な世代論ではなく,データに基づいてZ世代の二極化を捉える。「ゆるい職場」に不満はないけど不安を覚える若手の感覚。「ゆるい職場」の原因は働き方改革に代表される「職場運営法改革」という不可逆的な構造変化であると指摘。「心理的安全性」と「キャリア安全性」。「最低必要努力投入量」までが遠い。「質的負荷」,「量的負荷」,「関係負荷」。「ハイパーメンバーシップ型組織」。
0投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ42 上の世代と、Z世代の本質的な違いは、実は環境が変わったことより行動・経験が変わったことに起因する。 68 「成長できる環境」を、仕事を選ぶ決め手として選ぶ傾向が高い。こう言うと「最近は成長を求める若者が増えた」と捉えるかもしれないが、「意識高い系が増えた」といった状況にはない。 なぜ、成長を求めるのか。 どんな大企業であっても自分の職業人生を終わりまで保証してくれない。自身のキャリアを安定させようと思ったら、自分に経験や知識、ネットワークを蓄積するしかない。 みんながみんな「成長したい」とギラギラしているわけではないが、そういった機会を求めざるを得ない。ある種、「横並びの成長希求」捉えるべき。環境に背中を押される形で、成長を求めている。 106 職場の心理的安全性認識とキャリア安全性認識(自身の現在・今後のキャリアがいまの職場でどの程度安全な状態でいられると認識しているか)には強い正の相関がなく、無相関である可能性が高い。 つまり、職場における心理的安全性とキャリア安全性は、ともに新入社員のワーク。エンゲージメントを高める性質をもつ一方、「片方を高めてももう片方がともに高くなってくれない」という、独立した要素であることが示されている。 114 【キャリア安全性】 ①時間視座…このまま所属する会社の仕事をしていても成長できないと感じる ②市場視座…自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではと感じる ➂比較視座…学生時代の友人・知人と比べて、差をつけられているように感じる の3項目の逆数を用いて把握 職場のキャリア安全性とは、「その職場で働き続けた場合に、自分がキャリア選択権を保持していられるという認識」 175 フィードバック手法全体を考察すれば、「なぜその指導・フィードバックを行うのかの明確性を高め」「肯定的だが趣旨が明確に伝わるフィードバック技法を身に着ける」というコンテンツの部分がポイント。 183 若手育成の本質は、「質的負荷の高い仕事を、いかに量的負荷や関係負荷なく与えるか」 191 かつてほとんど考えなくて良かった「この仕事をして将来、自分は社会で通用する社会人になれるのか」という根源の問題に、現代の若者はまず取り組まなければならない。
0投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ自職場でも思い当たるところが多々あり、非常に勉強になった。 職場環境の変化がこれほど人に影響を気づかないうちに及ぼしていたとは。外を知らない限りメタな視点を獲得できないのだと、本書からも得られた。人間の陥りやすい現象だとかんじる。
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ【メモ】 はじめに ・若手の定着や育成で悩むのはなぜか? ①若手の仕事・キャリアに関する考え方の多極化 ②職場環境の劇的な変化 ・職業人生のはじまりの時期に大切な質的負荷が失われつるある ・本書の目的→「ゆるい職場」時代の新しい育て方を確立するための方向性を示す ・働き方改革×育て方改革→若手が本当に活躍できる職場となる 1. 「Z世代」は存在しない ・ここ数年で「若手が変わった」以上に、「職場が変わった」 2. 「ゆるい職場」と若手の不安 ・「職場がきつくて辞めたい」という若手もいるが、同時に「職場がゆるくて辞めたい」という若手が存在している 3. 若手は会社をこう見ている ・若手と上司側では、過ごしてきた環境が違うため、わかりあえなさを生む→ロールモデルにはならず、新しい接点の可能性が浮上 4. 心理的安全性だけでは活躍できない ・就労意欲の継続には、「キャリア安全性(何者かになることを促す)」が必要 5. 若手を育成できる管理職、できない管理職 ・話す内容は何でもよい。コミュニケーション頻度が高いほうが育成成功の実感 6. 「ゆるい職場」時代の育て方改革 5つのヒント ・今の労働環境では3年でも成長に十分な経験は得られない(育て方の大きな転換が必要)→育て方改革 ・質的負荷の高い仕事を、いかに量的負荷や関係負荷なく与えるのか 7. 「優秀な人材ほど辞める」を食い止めるには ・「伴走」ではなく「ひと手間」かける→放置されていると若手が感じないよう1日5分間のコミュニケーション(1か月に1度2時間よりもよい) 8. 若手がひらく、会社と社員の新しい関係 ・辞めてしまった人材を自社で生かすような組織に変える 【感想】 著者の前著『ゆるい職場』に続き、本書を借りて読んでみた。若手を理解したいという理由である。本書は、各章ある思い込みに対してデータを基に実際はこうであると考察されていて、なるほどなと思うことができる。データがあるおかげか、前著よりも理解しながら読み進めることができたと感じる。ゆるい職場は一見働きやすそうに見えるが、それだけでなく、若手が自分の存在感を感じて自信を持って働けるようにキャリア形成(これがキャリア安全性?)していくことをサポートするのが重要なのかと思った。現在の日本の職場環境を踏まえて、若手を育てるにはどのように考えていけばよいか、学ぶことができた。
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログhttps://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/10/13/01056/
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新卒に限らないように思えるが、心理的安全性とキャリア安全性は相関しないらしいので、双方の関係性を意識しながらそれぞれを高めていく取組みを進めていかないと、育て方改革から育ち方改革への移行は難しいんでしょうね。 「育成」はいつの時代も難しいけど、これも個々人に合わせていく取組みを考えるほうが成立しやすいのだろうけど、後は負荷とのバランスかぁ。。 新卒におけるキャリア安全性という視点→①時間視座(このままの仕事では成長できないと感じる)②市場視座(別の会社・部署で通用しないのではないかと感じる)③比較視座(学生時代の友人・知人に差をつけられていると感じる) 現代の若手育成問題の本質は「質的負荷の高い仕事を、いかに量的負荷や関係負荷なく与えるのか」という点に集約される 「育て方改革」でなく「育ち方改革」。企業が育てるのではなく若手が育つのをいかに企業が支援するか かつてはほとんど考えなくてよかった「この仕事をして、将来自分は社会で通用する社会人になれるのか」という根源的な問いに若者はまず取り組まなくてはならない。 若者個人の希望に沿ったキャリアパスを用意する限り、その個人の想像する以上の機会や経験は得られない。
1投稿日: 2025.03.27
powered by ブクログ初めて聞く言葉も多く読むのに時間がかかってしまいました。しかし、最後まで読むと、今の若者に対する考えが前向きになりました。いくつになっても「働きがい」って大切だなぁと思います。
0投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログマネージャーの立場で、何となく耳にしていた事がデータを元に整理され、日頃感じてきた若手に対する??やモヤモヤがかなりスッキリした。ただ、じゃあどうすればいいのか、一番肝心な所が尻すぼみな感じがして残念。マネージャー個人のスキルでは限界があって、組織として育て方を変えないとダメなんだろうなあ…。
1投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログ若者論的な話は敬遠してきたけど、著者の別の本が面白かったので手に取ってみたら、やはり面白かった。 会社で働く中で自分が感じていたモヤモヤが明確になった。
0投稿日: 2025.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすい本でデータ多彩。目から鱗の内容もあり、一見の価値ありです。 下記ネタバレですが、メモ。 ・職場がきつくて辞めたいという若手もいるが、同時に「職場がゆるくて辞めたい」という若手も存在している ・キャリア安全性も重視 ・時間視座→このまま所属する会社をしても成長できないと感じる ・市場視座→別の会社や部署で通用しなくなるのでは、と感じる ・比較視座→学生時代の友人に比べて差を付けられているように感じる ・有効な打ち手 ・部下に自身の知り合いを紹介する ・イベントや社内外の勉強会に部下を誘う、紹介する ・本人の視界の外にある機会を提供する手立て ・社内での複数の部署の兼務 ・社内キャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントへの相談体制 ・社内旅行や社員レクリエーションなどの社員が参加するイベント ・職場を横断する社内勉強会やコミュニティ ・若手だけで行う企画・プロジェクトの実施 ・入社したての若者にも多くの社会的経験を求め、期待をしている ・かわいい子には旅をさせよ、早々に社外の体験を与え、自分の職場での仕事、キャリアの長所/短所を認識させる ・本人のやりたいことは尊重しつつ、加えて本人の視界に入っていない機会のきっかけを提供
0投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ記載されている項目のほぼ全ては「なんとなく知っていたこと」であり、実行できるかどうかは会社風土に強く依存しそう。 やりがいのない職場だと離職率は増えるし、今の日本でやりがいを達成できるような仕事を持っている会社も少ない。負のループに陥っているため、ここから抜けるのは仕組み的に難しいと感じた。
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若者の考え方や職場環境等について様々なデータを基に知ることができて良かった。横と外のつながりがキーポイントだと思いました。 データの対象が大手企業の為、参考として読んでいました。
0投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ表紙のイラストに、良い意味で裏切られた。内容はデータに基づいた客観的な視点で描かれている。 変わったのは若手だけではなく、環境そのものが変化している。その波に乗り遅れると、若手だけが変わり、理解できない世代だと、感じてしまうのでしょうね。 成長をしたい思いはみんな同じ。ただ、ストレスをかけ続ける職場環境は、今ではブラックと言われてしまう。職場選びや転職など、若年層の時から判断を強いられる環境で、いかに安心してスキルを身につけるか。その辺りの兼ね合いが難しい。 コミニケーションは大切であること。「会社のために」ではなく、その人のためになにができるかを主に育成することも大切だと思いました。
0投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ2つの安全性は会社から与えられるもので良いのだろうか? その先には、使う側と使われる側の二極化が待っている気がしてならない。
0投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログブラック企業を排除する法規制などにより、社会の仕組み、価値観が変わってきたことがベースとなり、20,30歳代の意識が、会社に頼らずとも、将来に渡り、仕事をやり続けることを求める人が多くなってきている。著者は心理的安全性に加え、キャリア安全性という言葉で表現されている。自分が今の仕事をし続けても、将来に渡り、社会から要求される人材足りうるようになるために、現在の仕事がそれに見合うか否かで判断しているという事。 2:6:2の比率でよく言われるように、このように意識を自律的に行動に結びつけるのは、ほぼ上位の人たちであり、すべてが同じ考えではないが、心にはそのようなことを思っていて、何等かのきっかけで発芽するとのこと。 若手を育ているには、結局、自社で囲むことなく、副業や退職からの出戻りなどの長期スパンで考えないとうまくいかないとの著者主張。論理的な文章でデータ示しつつ。非常に理解しやすい内容でした。難しい時代だとも思う。
0投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログZ世代の特徴を数値をもとに推測し説明しています。それをもとに、上の世代がどう考えるか、動くかの示唆を与える本の内容でした。 若者が変わったのではなく、まずは時代が変わり、法整備がされ、職場が変わり、そして若者の考え方も変わっていると上の人は感じる。この変容は不可逆で、昔の自分の成長してきた軌跡をなぞって教えることは難しい。自分の教えてもらってきたことをなぞろうとするが、それをきっぱりと諦め、自分のマインドを変えていかないといけないのだと強く思わせる本でした。
0投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ人材育成においてはZ世代という特別な世代が存在するわけではないというのは確かにその通りあと思う。最後に紹介されていた1992年の記事を読んでも、また自分が20代だったころを考えても、若者が考えていることの根本は大きく変わっているわけではないという点はとても理解できる。大きく変わったのは職場環境であり社会の方なのかもしれない。 本書で特に目から鱗だったのは「キャリア安全性」という概念。3つの視座はとてもわかりやすい。 時間視座:このまま所属する会社の仕事をしていても成長できないと感じる。 市場視座:自分は別の会社や部署で通用しなくなるのではないかと感じる。 比較視座:学生時代の友人・知人と比べて、差を付けられているように感じる。 また「ハイパーメンバーシップ型組織」という筆者が提唱する個と組織の関係性も面白い。今後、構造的な人手不足が更に深刻化する社会では、このような考え方も受け入れないといけない時代になってきているのかもしれない。
0投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ20代の若手メンバがチームに増えてきたことで興味を持った本。 若手、Z世代、と一括りにしない 会社に不満はないが、不安がある 心理的安全性とキャリア安全性が必要 キャリア安全性の3要素 時間視座 このままで成長できるのか 市場視座 転職できるのか 比較視座 友人知人と比べて大丈夫か 褒めるだけで無くフィードバックする 業務スキル 業界知識やビジネス教養 人事評価 キャリアづくりのアドバイス とにかくコミニュケーション頻度を増やす 本人の視界に入っていない機会のきっかけを提供 マネージャーだけで無く育成メンバをつくる 自分の成長経験が通じない
0投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログZ世代は二極化している。きつい仕事もいいという子はいるがゆるい仕事がしたい子もいる。 変わったのは法律。
1投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
変わったのは、若手ではなく、「法律」 →「若者雇用促進法」 : 情報開示の義務化によって、職場環境を改善するために努力するインセンティブが企業に生まれた →「パワハラ防止法」: ハラスメントへの監視が厳しくなり、居心地が良くなった 若手を育成できるマネージャーのポイント →年齢層が比較的若い →若手とのコミュニケーション頻度が一定以上ある →社員同士の職場を超えた「横断的な繋がりを生み出す」ルールを作れる →自らも転職経験がある →若手に対する「呼び方」は無関係 →入社した手の若手に多くの社会的経験を求め、また期待をしている →フィードバックの形式よりも、指導内容の明確性や内容の充実に注力している(褒めることとフィードバックは別物と心得ている) 自発的に行動できない若手の促し方 →最初の一歩を踏み出す言い訳を与える →「それはもう〜がやったことあるよ」 →「まだ社内で誰もやったことがないから、気楽にやってみて」 →「自分も分からないので調べて来てくれない?」 →「こういうイベントがあるんだけど、誕生日が3の倍数の人いたら行ってみて」 →評価シートに反映させるので、この半期で勉強していることが有れば教えてね」 →「悩みなく行動している姿勢」ではなく「自身も同じくキャリアに悩み、試行錯誤していること」を若手に開示してしまう →単なるすごい上司ではなく、職場の外でも活躍できる変な人へ
0投稿日: 2024.08.25
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ビジネス系ウェブサイトに広告が出ていたので興味を持って手に取った。キャッチーなタイトルとあおり文句から、わかりやすいハウツー本のような本を期待していたのだが、そうではない。 多くの事例やデータを出して解説しているが、結局のところ ・若者は二極化しており、「どちらともいえない」のようなあいまいなポジションをることとが少なく、すぐに行動に起こしがちである ・働き方改革に基づき職場は法律で縛られて変わってしまったので自分が育てられたように若者を育成することができない、つまりロールモデルが存在しない ・マネージャーだけで若者を育成するのは難しい ・終身雇用制度が崩れ若者は自分の身につくキャリアを求めている ・自社に優秀な若者を囲い込むのは不可能なので、社外からゆるくつながりを持ち助けてもらうのがよい ということのようだった。 いわゆるz世代に対する偏見のようなものは、最終章の「おわりに」の冒頭の新聞記事の引用を読めば吹き飛ぶだろう。しかしながら、結局どうしたらよいのか(現実的な解決法)は今のところよくわからない、というのが正直なところなのではないか。 タイトル・広告のあおり文から期待したものと内容が違っていたのでがっかりしたが、それを除けば丁寧な分析に基づいた良書だと思う。
0投稿日: 2024.08.22
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具体的なエビデンスや調査に基づいた結果・見解を示されており、「なるほど」と納得させられることが多かったです。 実際の職場の若手メンバーの顔を浮かべながら読んでいましたが、本書に書いてあるようなことを考えているのかなぁ?と自身の行動を振り返りつつ読めました。 ・現場がゆるくて辞める若手が増加している=質的負荷が失われつつある。かといって、「ふるい職場」に戻すのではなく、「ゆるい職場」での新しい育て方を見つけることが必要。 ・仕事の価値観が変わりつつある若手において、「仕事は我慢が伴うもの」という捉え方は70%強いる状況であり、世代間の差は少ない。生活を充実させるために給与を稼ぎたいと思っている若手も70%弱いる。 ・Z世代の人間関係や会社に対する価値観は2極化しており、個々の価値観を理解することが必要。環境以上に行動・経験に世代差がある状況。 ★キャリアの不安を覚える一方で、管理者側の育成の仕方は「ながら」や「放置型」になっている傾向が強い。(育成専門組織などが必要か。向き合う時はとことん向き合う) ・キャリアの安全性=職業生活上にアクシデントが発生しても安定的に職業生活を営んでいけるという気持ちがどれくらい高まるか。ゆるい職場では、キャリア安全性が低下傾向にある。 ・仕事の質的負荷が高い人ほど管理職のワークエンゲージメントは高い。年齢が近いほど育成成功実感が高い(→取るべきポジション) ・若手だけのPJは良質な質的負荷のもと、上限関係による理不尽な人間関係に煩わしい思いをさせず、超高速で成功・失敗経験を体得させていく。 (イベント系の業務なんかこれでよくね?)例えば、収益・業績的なダメージは少ないが、エンドユーザーの反応が直接見られるPJ等 ・ガクチカの経験は尊重する姿勢を保つこと。知ろうとすることが現代の育成の第一歩として重要。 ・一定のコミュニケーション頻度を保つ。自らが行動的で職場外の越境経験があることは若手とのコミュニケーションにも有用。(転職歴も武器) ・フィードバックは形式よりも内容を充実させ、ポジティブかつ具体的に行う。(経験として、管理職という立場・視点をフルに活用する。) ★質的負荷が高く、関係負荷(理不尽さなど)を与えない。自律的な環境にすることが若手の成長実感を強める。 ・若手の自主性・自律性を生み出すための支援が必要(育て方だけでなく、育「ち」方改革も必要)若手だけで考えさせない、考えをアウトプットしてもらい、共有する。のち、コーチングでフォロー。 ・育成者を育成する・支援する仕組みも今の会社に必要。人材力の底上げを図ることで、関係負荷も軽減できる体制ができるかも。 ・始める「きっかけ」と実行したことの「見返り」を提供する ・量的負荷と関係負荷によるストレスは若手とのすれ違いを起こす可能性がある。また、こちらの求める質を若手が低いと感じてしまうことでもすれ違いは生じる。(経験豊富な若手ほど質的負荷を高める) ・すれ違いを前提としたコミュニケーションを取る→コミュニケーションを通じて、徐々にずれを調整していく。 ・今の若手は、入社前の社会的な体験を充実させている傾向が強い。そうした経験を引き出し、本人の活躍できるシチュエーションを構築することが求められる。 ★短距離走的な経験量をとにかく積んでもらう。ルーティン業務と少しずれた業務をやってもらう。ゴールラインも明確に引く。 ・褒めること=フィードバックではない。今後のキャリア構築のためのアドバイスや改善のコミュニケーションの場とする。 ・キャリア自律のための最初の一歩は自律性に依拠しない言葉が必要。 (最初は「言われたからやりました」でOK)うっとおしく思われても、まずは一歩進めば大成功。自己開示して、成果を伝えるのもいいかも(武勇伝にならないような伝え方が必要。) ・放置型では若手は成長しない。まずは放置しないという姿勢を示すこと=5分間のコミュニケーションを継続して行う。
0投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若手の考え方の多様化と職場環境の変化によって、従来の常識が通用しなくなった。 世代、とはマジックワード。Z世代はいない。二極化しているだけ。中間回答が減った。 職場が緩くて辞めたい、という若者が存在している。残業が減って有休が取れて居心地が良くても辞める人が多い。=会社に不満はないけど不安はある。 人手不足でOJTの機会が減っている。放置型に。 若者雇用促進法=職場環境の開示を努力義務とした。以降、毎年職場環境の改善が行われている。 自らの成長が期待できる職場、が好まれる。 きつい職場とゆるい職場の両方で離職率が高い。 心理的安全性=ありのままを受け入れる、とキャリア安全性=何者かになれる、の両方が必要。 職場を横断するコミュニティ。社外活動が活性化している企業。認めてくれる企業。 20%ルール=20%は別の仕事をする。 褒めるだけでなくフィードバックする。 潰れそうになったら辞めればいい、と小さな会社に就職する若者がいる。 飲食チェーンで、若手だけで運営する店舗で育成する。 働き方改革だけでは不十分だった。 質的負荷の高い仕事を、プレッシャーなく与えるか。
0投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログドラマ「不適切にも程がある」なんか観て、時代の急激な変化というか、職場での最近のやりにくさを改めて感じさせられた。気分は若いつもりでもさすがに年を取ったことも自覚した近頃、若手というか若者の指導にあたる身として、最近の若者にどう接するべきか、何か参考になるかなと思って手に取ったのが本書。 本書で述べられているのは大した内容ではない。が、今何が起きているのかを明確に教えてくれている。すなわち、働き方改革に伴う法律の改正で、強制的に職場や労働環境は変わってきた、そしてそれは不可逆的なものであるということである。 その変化の中では、育て方も変わらざるを得ないのだが、変化が早すぎてなかなか変えられていない、ということのようだ。育てる世代が自分達が育てられたやり方がすでに通用しない中で、どうすればよいのか。専門家としての著者の細かなデータは詳しく読む必要はないと思うが、どのような職場がどのような若者に受け入れられるか、を考えるのに役立つだろう。Z世代とか若者と言ってひとくくりに出来ないという指摘も重要だと感じた。
10投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログ今までの育て方は通用しない、それはこれまでもこれからも変わらない本質なのではないか。 不満はなくとも不安はあるというのは心当たりはあるし、育成側としての付き合い方にも共感できる部分はある。 大人化する若者との付き合い方は狭い世界に閉じるのではなく広く開いた新しい関係性をロールモデルとしてもらうことなのだろう。 バブル期の若者の記事然りいつまでも変わらない悩みこそが育成なのだと思った。
2投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ私的な理由ではあるがあと半年、または1年早く読んでおくべきだった。最後の提案は役職を持ってないと受け入れ難いが、ここで述べられているような、先入観を取り除いて組織と自分自身が変化することが必要だろう。
2投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ30代前半、管理職手前になり気になって読んでみた。今の若手(自分もだが)が何を考えているのか、というよりもどのような環境に置かれているのかということをよく理解した。自身の反省も踏まえ、本に書いてあることで、早速やってみたいことを書いて残しておく。 1.どんなバックボーンがあるかよく聞く 2.外部講習や自己啓発は、自発性に任せきりにしないで、キッカケや言い訳を与える 3.褒める褒めないよりもフィードバックをする 4.自分が育てられてきたことと同じは通用しないと認識する。(自分も会社から成長機会を与えられていたのだから。)
1投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログ「世代」の枠で一括りにしない、データによる変化の有無を見る。多様化と二極化。 人材育成の解像度を上げる。 ・可視化された自分の情報のコントロールに関する部分は10代が高いが、他の部分は30代・40代とそれほど大きな差はない。 ・大企業とベンチャーとも就職したい人が多い。 ※ただしスナップショットでは、いつの時代もある年代による傾向の可能性あり。 ・若者雇用促進法の開示の義務により、職場環境を改善するために努力するインセンティブが企業に生まれた。 ・自身のキャリアを安定させようと思ったら、自分に経験や知識、ネットワークを蓄積するよりほかないという環境に背中を押される形で成長を求める。 ◯心理的安全性とキャリア安全性 ・キャリア安全性:以下の逆数 ①時間視座:「このまま所属する会社で仕事をしていても成長できないかも…」 ②市場視座:「このまま職場の仕事をしていると転職できないかも…」 ③比較視座:「まわりの同年代と比べて自分は大丈夫だろうか…」 ◯若手育成と管理職の成功実感率 ・若年齢管理職、転職経験ありほど高い ・Off-JTの教育訓練機会
1投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ今の若者は。それは若者だけのせいではない。様々な労働に関する法改正により管理職層が部下をしっかりと注意できないことで、部下が働くことに物足りなさを感じている。 離職率の低さ、定着率が高い職場が良い職場ではない。 どのようにモチベーションを高め働くことができるか、そんな事が書いてある本
19投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログキャリア安全性を重視する必要があることを認識した。 データを根拠にしていることから説得力があった。 また、今の若者だけではなく、昔からキャリア安全性については重視すべきであり、私自身を振り返っても成長できる企業に就職したいと考えて就職先を選択したことを思い出した。 今は、転職が容易にできる環境なので、会社としては個人の成長を考慮すると共に転職ありきの運営をする必要があると思った。
7投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昨年、OJTの担当として新人2名を教えていたが、ネガティブ退職とポジティブ退職で結果的に2人とも1年経たずに退職してしまった。 自身が厳しくした訳でもなく、周りが厳しくした訳でもない、上司も面倒見の良い方で、カリキュラムもしっかりしており、個人面談もあり、仕事も経験できていた。私自身の新人の頃、それこそ根性論の世界で、しばきまわされて育ったので、この環境で辞める若者が理解できず、この本を手に取りました。 単純に今の若い人達は心が強くないのかな?と思っていたのが、自分の思い込みだと分かりました。 また、マネジメントする側が、職場外の勉強会等、社外での経験を積んだりして、自身もキャリアに悩み試行錯誤している事を若手に開示し、一緒に悩み、行動する事が有効だという。 もう職場内だけで仕事をしているだけではロールモデルにはなれない、という事。 なるほど〜!!と納得。 そうだよね、時代は変わるよね。 昔と同じやり方では育たない訳ですね。 また、辞めてしまった人材を関係社員として自社に活かせる様な組織のあり方を考えなければならない、との事。 いやはや、納得。 私自身、せっかく教えたのに… という気持ちが強かったですが、 若手側に責任があるのではなく、 もちろん私のやり方に問題があったのも踏まえて、 会社の組織のあり方も変わっていく事が 必要とされる時代なんだなと思いました。 モヤモヤしていましたが、 この本を読んで納得する事ができました! 次のOJTで活かせるよう頑張ります!
1投稿日: 2024.04.21
powered by ブクログ自身もZ世代であること、人材育成に関わる仕事をしていることを理由に手に取りました。 ・Z世代は〇〇だ、と一括りにしてはいけない ・若手の価値観は多様化しているのだから、同一的な育成アプローチでは効果が見られないということ (一若手社員として) 様々なデータや若者の声を基にして書かれているので、自身のキャリア像や価値観がどのようなものか改めて俯瞰できました。 マネージャーになったら読み直したい本。
0投稿日: 2024.04.18
powered by ブクログ一番は、職場環境の変化ですね。自分が40年働いてきて、環境ぐ変わった事を忘れている\(//∇//)\ 若者がどうのこうのと言う前に、自分の環境の変化を見直したらより理解できた。 未来を創ってもらうのは今の若手、そのやり甲斐を最大に活かせる環境を作っていきたい。
1投稿日: 2024.04.14
powered by ブクログ若手が変わったのではない、環境が変わったというのが1番しっくり来た。育成に携わる年代ではないが、読んでおけば考える契機になる
0投稿日: 2024.04.12
powered by ブクログ様々なデータを元にしているので興味深く読めた。 本質は変わらないのかもしれないが、やり方やオプションは既存のままでは通用しないのだな。
1投稿日: 2024.04.09
powered by ブクログZ世代とは、多様性を持つ世代のことであり、一言で表すこと自体矛盾している。他の世代との違いは、緩く働きたい、厳しい環境でも、働く価値観を求める考え方が2極化しており、中間が少ないのが特徴だ。 若手の育成のポイントは、比較的年齢層が近い、自らも職場を超えて経験している上司が必要だ。 また、短距離の経験をどんどん積んで、結果が見えやすいこと。褒めるとこと、フィードバックを分けることが大事。
0投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ多様性の時代で、今は「最近の若い人はこうだ」とひとくくりにはできない 残業したくない人も多いけど、目いっぱい頑張りたいという人も多い世代 選考の段階でそう言った人を選ぶのが大事 ゆるい職場も離職率が上がる 自分の話をした方が良い、自分も迷っているという話をする
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ現代の若手育成の難点についてデータをベースにして紐解いた1冊。データに見える事実と筆者の論調がフィットしていて納得感を持って最後まで読める内容だった。人材育成という観点だけだなく、自身がキャリアを形作っていくにあたってもハッとさせられるポイントの多い本。 まず、「若者」という世代を括って捉えることが筋違いであるという前提に始まり、これだけ多様化する社会の中で個々人を括る動きの不自然さに気付かされる。 また、現代の離職の裏には職場の心理的安全性だけでなく、キャリア安全性が大きく関わっているとし、キャリア安全性を時間視座・市場視座・比較視座の3要素で捉えているのも面白い。 最後に、ハイパフォーマーほど自社を見切るタイミングが早い一方で、彼らを囲おうとするとキャリア安全性の低下につながるというジレンマを取り上げている。これに対する筆者の提案が現実的かどうかはさておき、このジレンマの構造を理解しておくことこそが、若手育成、ひいては自分のキャリア設計に有効だと感じた。
1投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログZ世代はゆるい、といった風潮に対して、アンケートベースの結果を元に考察している本であり、これが全て正しいというよりはある母集団に対するリサーチの結果からの考察、として理解した方が良い。 特に効く薬、処方箋というものは存在しないが、現代の法整備などによる企業体質の変化に伴ったマネジメントの変化も求められるというのが総論。参考にはなるが、処方箋が書かれているわけではないことに注意して読むのが良い。
0投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ若手は二極化されているらしいですが、結局のところ、一人ひとりと向き合って、若手を育てていくのがいいかなと思いました。 自分たちの経験や価値観も大事ですが、社会が速いスピードで変化しているので、目の前の人の育った背景も知る必要があることを学びました。
0投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログZ世代は二極化している。 ゆるい職場は不安の原因にはなるが、今後は社会としてゆるい職場にならざるを得ない。 心理的安全性だけでなくキャリア安全性が必要。 育て方改革が必要。 優秀な人材ほど辞めていくことを食い止めるには、二極化したそれぞれの育て方がある。 ハイパーメンバーシップ型組織という考え方の提案。 会社への不安という話はなんとなく引っかかってたところではあったけど、若手とベテランで違う不安を感じているのかもしれない。 28冊目読了。
1投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ具体的な事例に沿っての解釈なので 納得感が違います。 では、どうするか? は自分たち次第 質的負荷 とても参考になりました。
0投稿日: 2024.02.08
powered by ブクログ無気力な世代と言われた俺たちだが、人によってだったように、Zも人次第。 会社は法律改正で緩くなった。けれど時代は巡り巡るから、またバリバリ働きますが重宝される時代が来るのであろう。 むしろ、コンプライアンスとうるさいから、リスク背負いたくないよね、が本音。
0投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近の若手には一方向のこうすべき、ああすべきは伝わらない。 ゆるい職場に嫌気を刺してる者もいる。 ★就労意欲を継続させるには心理的安全性だけではなく、キャリア安全性も必要 →時間視座 将来はこんな面白いキャリアができる 市場視座 それは転職も可能にし市場性があがる 比較視座 周りと比べてどうか。 総じてその職場で働き続けた場合に、自分がキャリアの選択権を保持し続けられるという認識 →ワークエンゲージメント、組織コミットメント、キャリア満足 を高め離職意向を減少させる。 不安感とストレス実感が影響し、 年収、労働時間、職業生活志向とは関係ない。 ★★話す内容は何でも良いのでコミュニケーションの頻度を高くする 部下に自分の知り合いを紹介する イベントや社内外の勉強会などに部下を誘う、紹介する。 ★★★自身が大学院などでの学び直しやプロボの活動、副業や兼業を実施している ★自分個人のキャリアパスそのままの道はその人の考えうる範囲の物事でしか道は開けず偶発的なキャリアの方が成功確率が高まる 褒めるだけではなく、フィードバックもしっかりと行う。 業務で用いる技能やスキルについての教育、訓練 業界知識やビジネス教養といった社会人としての基礎知識の提供 人事評価に基づいた仕事で改善すべき点についてのコミュニケーション 今後のキャリアづくりに関するアドバイス
0投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログ定時退社、心理的安全性も高い、給与面も充実、その環境でなぜ若手は離職したり仕事で成長しないのか? 現代のマネージャーや管理者が気になる疑問をデータと共に解説。組織のリーダーだけでなく若手も読んで欲しい充実の内容となっています。
5投稿日: 2024.01.11
powered by ブクログタイトルで興味を惹かれ、読んでみた。 著者の前作「ゆるい職場」も読んでいたが、本書はそのアップデート&増強版といった印象を受けた。様々な調査データも交えて、どのようなことが若手育成に影響を与えるか、どうするかが提言されており読み応えがあった。 本書で出てくる「キャリア不安」というのは、中年代になった自分でも感じることがあり、社会経験の少ない若手にとってはなおのことのように感じる。会社の若い人と接する上でも、本書の内容は参考になると感じた。
0投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ現代の若者(Z世代)の育成についての様々な調査(アンケート)結果から紐解いていくのだが、Z世代特有の何かがあるわけではないのが分かる。 例えば、「自身の成長を重視し、職場が緩すぎても、辛すぎても転職していく」というのは、就職氷河期世代にもあった空気感だと思う。事実、本書にも、1992年の新聞記事が紹介されていて、現代とそう変わらない仕事観が見て取れる。 どちらかというと変わったのは職場環境の方で、様々な法的制約のなかでいかに若手を成長させるかという方が、現代的な課題になっているのがよく分かる。
0投稿日: 2024.01.03
