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ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES
養老 孟司、C.W.ニコル、青山 聖子/山と溪谷社
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総合評価

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    自然と触れ合うことの大切さはなんとなく体感でわかっていたが、養老さんとニコルさんの対談にハッと気づかされ、納得と反省が・・・ そうそう森と川、そして海までつながっているのよ! 日本でスギ花粉が多いのは、杉が苦しがっているなんて「死に花を咲かせる」状態なんて〜切ない 日本人はひたすら日本の自然を壊している 日本の社会は短期的で長期にわたることが必要なことは考えない、長期の見通しをなくした戦後 都合の悪いことは、見ない、聞かない、言わない、そして考えない 都会の人は家畜化している、何をやってもきれいごとになっている、泥臭さがなくなってスマートな人ばかり、役人みたいな顔つきか・・・ 「これは貴方達のためだから」という言葉で奴隷化が行われるようになるかもなんて〜 放射能より人間の方が怖い、危ないのは人間の自分かぁ さて、自然に触れて免疫系をちゃんとコントロールできるようにしよう!

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    投稿日: 2025.05.05
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    対談形式で、日本の森林利用や子供の遊びについて意見が交わされていた。どんなことを考えている方々なのかを理解するのにいい一冊だった。里山保全に関する話題の中で、実用性のない活動は続かないという話が興味深かった。

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    投稿日: 2024.08.28
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    旅先の有隣堂にて本棚で見かけて手に取った本。 出会えて良かった。 裏山を駆けたり木に登ったりして育ったミレニアル世代として、日頃モヤモヤしていた気持ちが何なのか、何故そう思っていたのかを代弁してくれたかのような一冊。 故ニコルさんと養老先生の対談形式なので、とても読みやすい。

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    投稿日: 2024.03.01
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    「なんでも食べれるのは貴族だけ」という話が、自分が以前から感じていたことが言語されていて驚いた。前々から、身の回りで日本食以外の食べ物が食べられないという人に共通する「何か」を感じていた。そういう人は食べるものを限定されているのだという話だった。確かに、毎日スーパーのお惣菜や、割引された揚げ物、ポテトチップスを食べていれば、異国の料理を受け付けなくなるのも分かる。自分は基本何でも食べられる。異国の料理も抵抗なくトライできる。それが食において特権的であることに気が付いた。

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    投稿日: 2024.01.13