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食べると死ぬ花
食べると死ぬ花
芦花公園/新潮社
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総合評価

51件)
3.4
9
13
17
9
2
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    とある家族にまつわる連絡短編集。問題を抱えたそれぞれの前に久根ニコライという美青年が現れ、不思議な贈り物をする。それは使いようでその人を救ったり地獄に叩き落したりするが、大体が地獄行きで不幸になる何とも救いようのない話。 久根ニコライは綺麗な喪黒福造みたいで、途中までは面白かったんだけど最後が意味わからなくて残念だった。久根は死神みたいな存在なのかなと思ったけど、なるほどサンタクロースかぁ。個人的には書き下ろしの最後の章は蛇足に感じた。 雄三の三つの選択肢の話が面白かった。最後の選択がそこだとは。これが笑ゥせぇるすまんだったらここで喪黒福造の「ドーン」が来るなとか思いつつ読んでた。 美しい久根に破滅へと導かれた馬場一家。なんでこの一家は久根に魅入られてしまったんだろうか。

    10
    投稿日: 2025.10.09
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    難しかった 読んでいる時は、世にも奇妙な物語を見ているような不思議な世界観を楽しめているのだけれど、この話を理解しようとすると???がたくさん浮かんでくる。 この本は雰囲気楽しみながら読み進めると面白かったと気持ちよく読了できると思う。

    3
    投稿日: 2025.10.05
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    ある家族の破滅を描くホラー連続短編集。章が、目線が変わる毎に前の章の印象が変わる上薄気味悪さが増長する。そして全部に関わるニコライの存在…まじでこれ何なんだ。宗教的な教養あればもっと分かったのかな悔しい。一花の言葉にも意味があんのかな…解説ほしい。

    2
    投稿日: 2025.09.12
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    食べると死ぬ花 芦花公園 読了。初めは、これどうなのって感じで読んでましたが、ショートストーリーを読むにつれ、段々と引き込まれていき、最後はおおそうなるかと。ホラーにしてはライトですけど、(自分はホラーはあまり読まないので)まずまずな感じです。まあまあ普通な感じでしたね。リーダビリティいいですよ。

    1
    投稿日: 2025.08.29
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    どっかの生臭坊主さんは、公園のヤバい花一覧みたいって勘違いしてたなぁ… 確かに、名前がね。 まぁ、中山七里さんも、そんな感じやけど。 ある一家が、ボロボロにされてるやん。 しかも、お父ちゃんが、星一徹みたいなのが、原因やと思ってたら… そこから、始まる悲劇というか、生まれた子供4人全員とも箱の中か、国外逃亡。 みんな人殺しみたいな事して… なんか、あんまり自覚ないし。 みんなの前に現れるイケメンの兄ちゃん。 コイツが、諸悪の根源か… コイツ、人やないんやな。 ここでは、ニコラスとか言ってたから、サンタクロース、それもブラックサンタってヤツか… 西洋版なまはげ… 悪い子にはお仕置きよ〜! のはずやねんけど… どうもコイツは、悪いヤツへと誘導してるような… 一家に取り憑いてる何か… この連鎖はいつまで続くんやろ… イケメンの兄ちゃん… 私がイメージしたのは、  「ジョー・ブラックをよろしく」 の死神(ブラピ主演) まぁ、ブラピなら、言う事きくか… イケメン強し!

    88
    投稿日: 2025.08.28
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    図書館にて 聖書のフレーズがモチーフでこういう話になるの!?って驚いたとともにフレーズにツッコミ入れたくなってしまった。 最後の章が分かりにくいのでもう一度ちゃんと読みたい気がする。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    なかなかよかった このあたりあまり深く知識ないけど、そういう未知のものってのもあり 2025/5/11

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    最初は読み味が悪すぎて、受け付けず 「大歳の棺」の後半で放置してたけど ふと読み出すと止まらなくなった。 途中から物語の構造が分かってくると 不思議な吸引力で惹き付ける。 なんだかんだ、面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.29
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    登場人物が多すぎてどれが誰だったかすぐこんがらがります。短編同士は繋がっているので最後にオチがあるのかなと思ったのですがそれほどスッキリまとまるようなオチもなく。最後の方はキリスト教の基礎知識あればみんなわかるよね?と言わんばかりで置いてけぼりを食らった感じになりました。比べると『異端の祝祭』の方が良かった。

    0
    投稿日: 2025.04.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    25/3/25〜3/26 ここ数年でホラー大好きになった まさにこちらは『気持ち悪い系』だ 全話通して義父が最低な男尊女卑DV家庭の各メンバーの不幸を一話ずつ描く ニコライは葬儀屋➡︎古物商➡︎カウンセラー➡︎英語教師➡︎神?➡︎美術商 変幻自在 ものすごい美男子らしい ①長男の嫁 義母が毒、同居、浪費家、モラハラ酷 娘に知的障害あり 向き合わない 義父にレイプされて産んだ子だった しょっぱなから限界度が高い 『棺』(スーツケース)をもらう➡︎義母死 ②三男 出来の悪いほう 人生を変えたくて胡散臭い自己啓発セミナーに通い詰める 妻と子供大嫌い 『箱』をもらう 人生の選択をやり直して学歴や美人妻、財力を手に入れるが 選択を間違えたらしく元の世界に強制シャットダウン やっぱり騙されて飲食店オープン しかし①で末路が借金まみれなのは既出 ③長女 優秀だったが父親のせいで高卒就職 最愛の子どもを交通事故(殺人)で喪う 心を病む 現実を認められない 『壺』をもらう 肉と塩と水詰め込む 顔のパーツが出てきたらしい 壺の中で育つ子、取り出してはいけなかったらしい 夫も壊れかけ、田舎に引っ込むが、 義理の甥っ子が妬ましく手をかけてしまう …彼女は完全なる精神異常者かと判明し、ニコライの存在自体怪しくなってくる ④①の義母 実質この家庭の妻、母 双子の妹が毒 実家を出ても寄生される 夫を寝取られブチ切れ、 もらった『石』で殴って殺す ちょっと月並みすぎてこれはつまらんかった それで①に辛く当たってたんですね知らんがな ⑤次男  優秀、要領が良い 人間に対して興味がない。冷めている いい子を演じ続け、人のためになることをする 三兄弟のステレオタイプ、身近にいるのでわかる 外資系勤務、レズビアン女性と結婚 海にトラウマあり 幼い頃母に海際に捨てられた ニコライは『神』?海の上を歩く 逆に『黄金の盃』を献上し、『海』を切望する 妻のパートナーを殺害、隠蔽、海外渡航 ⑥他人の芸術家 ①の障がいをもつ娘が出てくる 才能に惚れ込み弟子にする 最終的に16歳で性的蹂躙、、 ニコライが美術商としてプロデュース、手を引く 救いを与えておきながら更なる悪の道に引き摺り込む感じ 芸術家のコンプレックスも含めおぞましかった さらに限界度を上げてくる作者の手腕 ⑦最終章 週刊誌の記事 精神鑑定医の講演 収監中の長男の独白 彼によるとニコライはサンタクロースだったらしい(えー…)作者さんはカトリックとのことで、かなり攻めた作風だなと。宗教って童話と同じで原本はグロかったりエグかったり現代の感覚で理解できないことが多いから、『現代版』なのかなと でも敬虔な信者さんが読んだら激怒されそう… 人に何かを『与える』点ではサンタというのもまあ 聖ニコラウス、忘れてたな… 新興宗教の教祖らしさもあり 読みごたえ◎

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館より。 ウ~ン、、、、怖いかも知れないけど、正直よくわからない。よく分からないのがいいのかも知れない(笑)

    1
    投稿日: 2025.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    7年経ってないだろ出すな出すな出すな出すな!!! 中華で笑った ミエルは天使名で喋ってるのはラテン語かなー ニコはキリストかサンタかなーニコライならサンタかー 死んじゃった息子くんはクリスマス生まれだしそっちがキリストかな復活するし みたいなことを考えながら読んで楽しかった 公子のバックボーンが明かされたときが一番おもしろかった 関西弁カワイイ でもこれに出てくる神は旧約のYHWHというには目指す大義が無いしちゃんとルールを設定してくれる(YHWHの悪口)のでどっちかというと和製の触れたらアカン神っぽいなーと思った というかオリジナルの神なのかな? サンタとまれびとを交錯させてるあたりもすき 雄一がなんで怒ってたのかよくわかんなかった 普通に世知辛い話+自分はキリスト教が好きじゃないので信者の思考を読まされてキッツぅ…ってなった

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    面白かった、イヤミスっぽさもあった。 短編だけど、彼を通して繋がる関係。 だけど最後がわからない… この作者さんの本、めちゃくちゃ美青年出てくるんだけど 一体どんな感じなんだろう…

    1
    投稿日: 2025.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスマスにぴったりらしいのでクリスマスまでシュトーレンのように少しずつ読もう。と思っていたのに続きが気になりすぎて一気に半分ぐらい読んでしまい「よくない!!」となった。 途中から帳尻を合わせ残りを1話ずつ読み進める。地獄アドベントカレンダー。 久根ニコライ、顔がいい喪黒福造、、、 収録話の中では警報アナウンスが流れる海の情景が好きすぎたので「黄金の盃」がよかった。私も海が欲しい、、、 収録話が7話なのは七つの大罪と関連があるのかと思いながら読んでいたが、最後の話で七つの大罪について出てきたのと、読み終わったあとで聖ニコラウスが肉屋に殺され塩漬けにされた子供を蘇らせたというエピソードを知り「あぁ~」になった。多分、私が知らないだけで他にも様々なネタが隠されているんだろうなと思うので読書には教養が必要だと思った。 勿論知らなくても面白いが知ったら尚のこと面白いというレベルの話だが。 カクヨムで公開されていた「眼下は昏い京王線です」の後日談みたいなエピソードでは「食べると死ぬ花」を読んでいたらわかる「あの場面」で琴葉ちゃんが久根ニコライに会い贈り物を貰うわけだが、「食べると死ぬ花」では特定の一族の関係者が贈り物を貰って破滅していくのが描かれていることを考えると、琴葉ちゃんもこの一族の何らかの関係者だったらめっちゃ嫌だな。と思った(妊婦助けたからだけの縁で「関係者」になってたとしたら嫌だが、久根ニコライ出現に他に何らかの法則性があるなら、というだけの妄言に過ぎない)。

    1
    投稿日: 2024.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読んだ芦花公園作品の中で一番好きだった。 読み終わって、もう一度頭から読もうかな?と思ったくらい。「無欠の人」で振り返ってくれたので助かった。 そもそも群像劇でオチに向かって集結する話が好き。 「大歳の棺」の姑をシンプルに嫌なババだと思っていたので「瞋恚の石」のオチで震えた。 好きな話は……選べないな。 序盤はいつもだらだら読んでしまうのだけど。 「瞋恚の石」で双子の話って好き〜……あれ?と引っ掛かり 「黄金の盃」のホラーらしい仄暗さと雄二の人間みのなさ(読めばわかると思うけど、間違いなく人間味はなかったんだなぁ)が好きで、  「天賦の才」の小塚を哀れに思って 「無欠の人」でこれは最初から読み直すべきでは…?と思った。先生、書き下ろしありがとうございます。 人物名が混乱する。私が名前を覚えるのが苦手だからかな。 「瞋恚の石」を読みながら、萩沼(「選択の箱」で社長になって成功した男)と義之を混同していたので混乱した。この二人少し雰囲気が似てない? あと兄弟がどれがどれでどれした奴だっけ?となる。 作中印象的な描写のニコちゃんの瞳。 私はトナカイの夜になると瞳の色が変わり、青色になる、そのイメージで読みました。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    花が好きか聞いてみよう。 もしいやらしい女だったら、また潰さなくてはいけない。 あの、美しい、大きな石で。 (大歳の棺/選択の箱/帰還の局/瞋恚の石/黄金の盃/天賦の才/無欠の人)

    7
    投稿日: 2024.11.29
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    嫌な話なんですけど、何故か読むのを止められないっ! こんな嫌な話なのに、文章が凄く読みやすくて(最後以外)スラスラと最後まで読み切ってしまいました ただの短編集ではなく、一つひとつがちゃんと繋がってるのがいいですね……! それが読む手を止まらなくさせるのと同時に、物語の悲惨さを増長させている気がします

    0
    投稿日: 2024.09.30
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    全7話の連作短編。 主人公たち(とあるひと家族)が久根ニコライという美青年と出会い物語が進んでいく。 救いがあったり、なかったり。 この家族たち、どいつもこいつも残念な人間ばっかり・・・ ーーーーーーー 絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。 最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。3つの約束さえ守れば、息子が帰ってくるというが……。「もう本当に最悪でした、もちろん褒め言葉」「吐きそうなくらい嫌な話」連載時から話題沸騰! デビュー作でネット民を震撼させたホラー界の気鋭が描く、血と涙で彩られる美しき地獄。

    0
    投稿日: 2024.07.28
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    ニラとスイセンを間違えて食べて食中毒になった、というニュースを先日見た。食べると死ぬ花(葉)は意外と身近なもののようだ。スズランも可愛い花だが猛毒らしい。本書ははじめは『笑ぅせぇるすまん』みたいで面白いなぁと思っていたのだが、4話目くらいから「??」となり、最終話に至っては「読まなきゃよかった」と本を投げたくなる始末。文章や醸し出す黒い雰囲気は良いが、全体的なストーリーやキャラクターが支離滅裂。そして読めば読むほど不愉快になるしこの手のジャンルが苦手なのもあってやっぱり「読まなきゃよかった」。

    0
    投稿日: 2024.07.19
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    後味がめちゃくちゃ悪い短編がずらり。イヤミスにしても、どうなの?という感じ。 ある一家を起点とした連作になっているが、辻褄があっているのかいないのか。そこを求めてはいけないのか。 タイトルの意味もいまひとつ。 雰囲気ミステリという感じでしょうか…

    8
    投稿日: 2024.06.24
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    聖書に関連した内容ですごく歪曲された解釈だったけど家族が振り回されて破滅の道に進み、長男だけが信奉者という感じ。 なんだけど死ぬ花の意味がよく分からず読み終わる。どれも心が萎える話だった。

    2
    投稿日: 2024.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    キリスト系喪黒福造。 SF×ホラー×短編集…と思いきや、ひとつの家族を軸に話は繋がっていたりする。 個人的には《帰還の壺》が一番しんどかった。 全体的な雰囲気は好き。読んだ後もジワジワと背筋が冷たくなるような感じ。 因みに一花語はラテン語らしい。 ざっと調べた感じでは こいとす=結合 びるぼなす=戦争(喧嘩?) ぷえれ=望む ふぇりくす=幸せ らなんきゅらす=蛙 ラテン語は詳しくないから全く分からない。 これを機にラテン語勉強してみるのもいいかも思ったけど、外国語が大の苦手な私には当分先の話になりそうである。

    1
    投稿日: 2024.05.28
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    全体的に、 笑う◯ールスマン、銭◯堂、的な話 最後に出てくるやつもお前かよって感じ 他に語り部はいると思うんだが

    1
    投稿日: 2024.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一つの家族が深く関わる、それぞれの暗く歪んだ短編集。 絶望に包まれる最中、美しい男との出会いが彼らの人生を変える。 なぜがその男に魅せられ、心を許し、心の内を吐露してしまう。 そして、ある時期に贈られる謎のプレゼント。 はたして彼は何者なのか? 絶望に沈む人々に、更に追い打ちをかけて突き落とす物語。 嫌い…ではないが、気持ちが落ちている時に読んだため、ちょっと沈んだ。 きっと毎年この時期になったら思い出してしまう…

    2
    投稿日: 2024.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この著者の書籍化された小説はほぼ読んでいます。 著者はクリスチャンで以前の著作にもキリスト教に絡めた作品がありました。 『食べると死ぬ花』はその集大成と言っても過言ではないのでしょうか? 私は聖書を読んだことはありませんが、久根ニコライの話す言葉は聖書の内容を一般人にも分かりやすく伝えようとしているのでは?? そんな気がしてなりません。

    0
    投稿日: 2024.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つべの紹介に惹かれて買ったが鬱要素が薄く物語も中途半端だった。ただ統合失調と神話の組み合わせは好みだった。

    0
    投稿日: 2024.03.16
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    芦花公園(ろかこうえん) 朝宮運河氏によるツイッター読者投票企画「ベストホラー2022」〈国内部門〉で1位2位を独占した、いま最も注目を集めるホラー作家 らしいです… 恥ずかしながらこの方知りませんでした…(^.^; で、今からチョー恥ずかしいことをカミングアウトしますね!w タイトルは『食べると死ぬ花』 著者は芦花公園なので…、 どこかの県に実在する芦花公園っていう公園が園内にある危険な花を紹介している本だとずっと思ってました… で、実際借りてみたら小説じゃん!ってw 恥ずかしい…(*ノェノ)キャー けど、このタイトルで著者の名前がコレってそう思いませんか!? 私だけ…?? やっぱり私だけ…_| ̄|○ il||li まぁ、それはさておき、本のレビューは評価でお察しくださいませw

    40
    投稿日: 2024.03.12
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    気味悪い謎の男が関わって不幸になっていく一族?の連作短編。不穏な空気は続くしニコちゃんの正体と花にはへーと思ったけど『とらすの子』ほどの衝撃はなかった。面白すぎる作品あるとハードル上がる……

    1
    投稿日: 2024.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2023/11/26予約 7 久根ニコライ、一花、ミエル、何がなんだか理解できず残念。 それほど目を惹く容貌のニコライ、ぜひ見てみたいな。

    1
    投稿日: 2024.03.03
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    ある一家の人々を一人一話で描い短編集。 キリスト教でいう父と子とと、日本の家父長制が重なり合ってまあどれも嫌な話。 誰もが生きていくことに絶望し、差し出されたものを間違って使い地獄への道を進む。渡す方も間違えるってわかってんだろうに、苦しむことが信仰であり素晴らしいことだということかと思ったが、それは日本での家族にも使われる言い回しだなと思い更に嫌になる。 元凶の父はどちらにも罰はない。

    1
    投稿日: 2024.02.22
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    好き。 後半の無欠の人が本当に本当に素晴らしかった。 悪趣味で気持ち悪い。久しぶりにすごく不愉快になれる本が読めた。 ハマる人は本当にハマると思う ニコライに会ってみたい

    1
    投稿日: 2024.02.06
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    意味がよくわからず 自分の感想よりもっと奥があるのかとネットで検索したけど、それ以上はなかった。 気持ち悪い話だった。 父親が元凶なのだろう。 でも本当によくわからなかった。 ただ、よく犯罪者が裁判で心神耗弱で無罪や刑が軽くなるのを求めるのがムカつくんだけど 精神科の先生の話で 詐病の類は見抜けると書いてあって そこは知れて良かった。

    4
    投稿日: 2024.02.02
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    一章ずつ短編っぽいけど、全てが繋がってます。 理不尽さが面白かったけど 選択の箱に関しては「あ、そこなんだ。もうちょっと色々あったやろ」って思ってしまいました。 そして全てが解き明かされるであろう最終章 読むのめっちゃ疲れた。 息継ぎさせてくれよって思うギュウギュウ感。 聖書読んでんのかと思う。読んだことないけど。 最後まで読んだらモヤモヤが増えた。 一花ちゃんの話がもっと読みたかった。

    1
    投稿日: 2024.02.01
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    人生に行き詰まった人間の前に現れる謎の美青年と彼に翻弄される家族の物語。 ただただ悍ましい物語。のっけから丁寧に胸糞描写をやってくれるから度々休憩を挟まないと読み続けられない。真相はまあ、芦花公園さんだよねーというオチだけどほねがらみよりは好きかな。

    1
    投稿日: 2024.01.31
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    生きることに絶望してしまった人たちへ 今そのとき必要としているだろう不思議な物を すっと差し出し 病んでいるその心の隙間に入り込み さらに惑わせ、苦しめ、地獄へと突き落とす そんな美青年のニコちゃんとはいったい 何者なんだろうとページがどんどんすすむ。 そして、その正体が明かされたとき うわー、なるほどーと妙に納得してしまった。 呪われたような一族の因果については 難しすぎてちょっとわからなかったけど…

    1
    投稿日: 2024.01.27
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    ニコは喪黒福造みたいだなと思っていたが暗黒サンタだったのか… 優しいのか怖いのか分からん存在、本当に天使みたいなもんなのか、この一族に巣食う呪いの具現化なのか…。 芦花公園先生の作品は多分全て読んでいるが、この難解さ、ジメジメさが面白い時とハマらない時があって、今作は好みで嬉しかった。これがホラーなのかは疑問だけど。個人的に「ほねがらみ」以外は怖くない。 連作短編なので今回はどんな秘密道具を出してくるの?的な楽しさと、しっかり一話一殺なのでどういう風に悲惨に突っ込んでいくのかという醍醐味。 一花語(ラテン語?)の意味、分かる方いるのだろうか…。

    1
    投稿日: 2024.01.25
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    短編集なのだけど、それぞれの話が繋がってると思わずに飛び飛びに読んでしまった。一気に読んだ方がゾクゾクきただろうなと後悔。 ホラーなのだけど、ホラーというより「嫌な話」。人間の嫌なところを煮詰めたものを飲んでしまったような気持ち。 どの話にも共通している美しい青年ニコライって何者なんだ。あと少しというところで、自分の理解が追いつかない。 一花の話している言葉の意味も知りたいし、理解できてない宗教的なところも知りたい。 公式で解説サイト出してくれないかな。

    2
    投稿日: 2024.01.17
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    実写化するなら…… おもしろかったけど、意味がわかないところも多々あり…結局、ニコライはなんだったのか…いろんな謎が残るのもまたおもしろかったです。 とりあえず、もし実写化するならニコライはSnow Manのラウール(身長大きすぎちゃうけど)しかない!と息子と娘と話して決定しました(笑)

    2
    投稿日: 2024.01.11
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    面白かった。なんでこの一家が標的?なのかは分からないけど。 けど最後のとこは長いし、よく分からなかった。 一花はどうなったんだろ?世界的アーティストになったのなら、師匠はどうなったん?

    1
    投稿日: 2024.01.10
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    家族がある人物に会いその後様々な不幸が訪れる。ある人物は善なのか悪なのか?なかなか無いストーリーで楽しめた。

    1
    投稿日: 2024.01.03
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    人間の厭な部分をこれでもかと描きながら、とある一族の目の前に現れる美しき謎の青年ニコにより、3つの約束を守れば死者が還ってくる壺をはじめとした不思議な物を贈られた人間たちによるホラー短編集。世界観がドロドロとしていながらも美しさのような、美しいと感じてはいけないような、そんな気持ちにさせる作品

    1
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話自体はとれも関連しあってて、彼にまつわる一家の悲惨な話。続きが気になるし、設定もなかなか面白い。黒いサンタクロース。

    0
    投稿日: 2023.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     久根ニコライが不幸を引き起こしているように見えるが、どう足掻いていてもこの一族は犯罪に走っていたし、崩壊していたんだろうな、と思った。呪いとかはあまり信じないけど、この一族は禍々しい何かにとらわれているような気がした。

    1
    投稿日: 2023.12.29
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    一見ニコちゃんがみんなを不幸にしてるように見えるけど、ニコちゃんがいなくてもこの一族は決して幸せにはなれないんだろうなと。 こういう、SNSで垣間見られそうなリアルな質感の「嫌」に超人的な存在が関わってねじ曲げていく展開、芦花公園先生の持ち味がめっちゃ出てる。

    2
    投稿日: 2023.12.26
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    まったく中身が分からない タイトルの意味も分からないし、ニコライも一花もミエルも何一つ、何のことか分からない 解説してくれ

    1
    投稿日: 2023.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「そうきたか」と思いました。 1つ1つの短編も内容が濃く、最後の方までよくわからないけど瞳の美しい青年が共通しています。どんな存在なのか、最後の章を読んで少しだけわかった気になっています。作者さんは明示はしませんが、いろんなところにこの青年に関するヒントが書かれていて、伏線の回収も素敵だなと思いました。読んでよかった。

    0
    投稿日: 2023.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    芦花公園さんの連作短編集。 大満足のホラー。 小説新潮とyomyomで連載していた6つの短編と、書き下ろしの一作。最後の書き下ろし部分はまさに文字と知識の壁。圧巻のラストだった。 ———あらすじ(公式より)——— 絶対に、それを■■■はいけない――。ページをめくるごとに後悔が増す戦慄ホラー。 最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。3つの約束さえ守れば、息子が帰ってくるというが……。 「もう本当に最悪でした、もちろん褒め言葉」「吐きそうなくらい嫌な話」連載時から話題沸騰!デビュー作でネット民を震撼させたホラー界の気鋭が描く、血と涙で彩られる美しき地獄。 ———感想——— めちゃくちゃ面白くて嫌な気持ちになった。大満足。 書き下ろし部分がなかったら、全く別の作品になっていたと思う。どこまで計算して書き始めたのかわからないが、本当に圧巻だった。筒井康隆の『虚航船団』を彷彿とさせるような文字の壁は、まさに読破への挑戦。私は2回読んだが半分も理解できていないと思う。本当に博識で、末恐ろしい作家。次回作にもかなり期待。 連載部分で特に面白かったのは『選択の箱』『帰還の壺』。 『帰還の壺』は大きな壺と生肉のビジュアルが想像できてゾクゾクした。気持ち悪すぎるけれど、桜子がそうしてしまう気持ちもわかる。好奇心でちょっと見てみたい気持ちになるのも不思議。 『選択の箱』はコントや漫才でやったらめちゃくちゃウケると思う。世界観を構築した後の、え、そこ、って展開が絶妙すぎた。主人公からしたら堪らないと思うが、楽しませてもらった。 そして何と言っても久根のキャラクター設定と最終章で明かされる正体がすごい。読み進めていくうちに時間の経過を無視していることがわかり、そこから何者か気になってしかたなかった。 良い読書体験でした。

    0
    投稿日: 2023.12.05
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    宗教絡みの部分が私にはちょっと難解で消化不良気味。 ストーリー自体は嫌〜な話で好みの感じだっただけに残念。

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    投稿日: 2023.12.01
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    芦花公園さんの【食べると死ぬ花】読了。 ホラーの扉→ほねがらみ→異端の祝祭とすっかりハマってしまった作家さん。 綺麗な喪黒福造【ニコ】が人々の心の隙間を埋めてくれます。 最初から最後まで最高に嫌な話が詰まっていて、これからの季節、クリスマスにピッタリです。

    1
    投稿日: 2023.11.30
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    うわぁ〜…なんか…… やたら抉ってくるホラーだぁ……。 とても胸糞悪い話です…(-_-;) 人間の腹の内とエゴと欲と…いやーな部分をまぜこぜにしたような。 頭の片隅から離れない。 すごい。 (褒めてます) これって、ただホラーが読みたいだけと思って油断して読むと勿体無いのでは? ある一家族がメインの、7話の連作短編。 どの話にも久根ニコライという超美青年が各主人公の元に現れます。 彼は、ある人には試練を、ある人には選択を、ある人には罪を…それぞれの苦悩を和らげる為の助言をします。 その結果、主人公達の行動が変化し、それぞれの結末を迎えるのですが…。 そもそもこのご家族が胸糞悪い。 ここまでくると、逆に気持ちが良いとまで言える(^▽^;) 帯に紹介されている 『クリスマス・イブにWEBで公開され大反響を呼んだ【帰還の壺】』の話。 確かに、凄かった…。 何が凄かったって、結末も衝撃だったのですが、旦那の対応がキツい。 理解してあげようとするのは良いのですが、限度がある。どんな対応が最善なのかは分かりませんがね。 私が1番心に残ったのが【黄金の盃】 次男である雄二にスポットを当てた話。 彼は何事も『正解』を求めて、波風立てないよう生きている。 この場合は、こう言えば正解。 本人は幼い頃からそう生きているので疑問はないだろうが、この生き方は辛い。 良いと思っている事が必ずしも正解ではない。 そして、何にも興味がない。 比較的身近で感じられる話なのかなと思ったが、まぁ、それで終わるわけはなく…。 ニコが彼に与えたものとは…。 色々と考えてしまいますが、正解なんてないだろうし、それでもその人生で納得して死んでいく人もあるのだろうし。 私、このような気持ちは朝井リョウさんや辻村深月さんの作品を読むと感じるのですが、人間関係としてのもやもやや葛藤や欲みたいな…そんな、本来なら目を背けたい部分にズバリと切り込んで、しかもホラーと仕立てる…芦花公園さんすごい。 【天賦の才】大好き。とても良い。 この中のニコは、応太郎に特別優しい気がした。 【無欠の人】でのラストもめちゃ好き。 あまり書けないけれどもこの視点でこの角度から雄一のことが描かれている…非常に興味深く、凄くおもしろい。 読み返しました。 なんにせよ、ニコが私の前に現れてこない事を祈りながら生活していきたい。笑 私は言葉足らずで本当に言いたい事を言葉にし切れないけれど、私が1番嫌だと感じる系統のホラーでした。(ベタ褒め) ホラーではないのでは?とも、思ったり。

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    投稿日: 2023.11.14
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    投稿日: 2023.11.06