
吉村昭と津村節子―波瀾万丈おしどり夫婦―
谷口桂子/新潮社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(3件)3.5
| 0 | ||
| 1 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館福袋「夫婦で作家」3冊目。 吉村昭さんは本当に津村節子さんを愛していたのだなあと、そんなに想われていて幸せだろうなと思いました。 そうは言っても作家としてやっていけるようになるまでは苦労続きでしたけど、夫婦で作家として名を残せたのだからいい人生なのではないでしょうか。
0投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ月刊文藝春秋で読んだ「『お別れの会挨拶』全文」の衝撃はいまも覚えている。吉村昭と津村節子については、そのきびしい印象を引きずって、書き手としても緊張感をもって対峙していた夫婦ととらえていたが、もちろんそればかりではなかった。有名なエピソードも多いのだと思うが、津村節子本人と長男のコメントも折々にはさみながら立体的に描かれていて、微笑ましいエピソードが多かった。
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ「結婚したら小説が書けなくなる」。プロポーズをいなす津村を吉村は何度もかき口説いた。「書けなくなるかどうか、試しにしてみてはどうか」。そして始まった二人の人生は、予想外の行路を辿っていく。生活のための行商旅。茶碗が飛ぶ食卓。それでも妥協せず日々を積み重ねる二人に、やがて脚光が……。互いを信じ抜いた夫婦の物語。(アマゾン紹介文)
0投稿日: 2024.01.26
