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powered by ブクログ魔法が使えないから。それだけの理由で家族から否定され続けていたネヴィレッタ。エルドと出会ったとき、ネヴィレッタが「自分なんて…」と心から思ってしまっていたのが悲しく、ネヴィレッタの家族に腹が立って仕方がなかった。自分に与えられた役目を果たすため。エルドに会いに行ったのはそんな責任感からだったけれど、少しずつ明るい顔が見られるようになっていくのが嬉しくなる。人と関わることを避けていたエルドが、ネヴィレッタのことを考えるようになっていくのも。今後は2人が戦争に関わることなく、自分がしたいことをしていけるといいな。と思った。
0投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マンガでは最近よく読んでる展開だけど、小説では意外と読んでいないパターンで、新鮮。 なんだかんだ、かわいらしくて好き。
1投稿日: 2024.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魔法を使えないと蔑まれたネヴィレッタに取っても、英雄と持て囃されたエルドに取っても何と生き辛い世界だろうかとしみじみ思った。 しかも終盤になると、その生き辛さがある意味真逆に働くという。 ただ人を殺さず、唯一無二の人と一緒に土を耕し穏やかに暮らしたいだけなのに、世界が状況がそれを許してくれない。 それでも何とか足掻いて立ち向かって働いて、穏やかな生活を掴むまでの二人の物語だった。 末恐ろしかったのは国境に壁を築いた魔力無尽蔵のエルドではなく、レナート王子だった。 結局全て彼の思惑通りになったのだろうな。
0投稿日: 2023.11.05
powered by ブクログ私の居場所は、陽だまりでたたずむあなたの隣――。 由緒ある魔法使いの一族に生まれながら、魔法の才を持たないネヴィレッタ。世間から存在を隠して生きてきた彼女に転機が訪れる。先の戦勝の功労者である魔法使い・エルドを辺境から呼び戻せという王子からの命令が下ったのだ。 ≪魂喰らい≫の異名を持ち、残虐な噂の絶えないエルド。決死の覚悟で臨んだネヴィレッタが出会ったのは、高潔な美しい青年だった。彼との逢瀬の中で、ネヴィレッタは初めての愛を知り――。見捨てられた令嬢の、大逆転シンデレラファンタジー。 魔法のiらんど大賞2022小説大賞・恋愛ファンタジー部門《特別賞》受賞作
0投稿日: 2023.10.24
