Reader Store
「こころ」がわかる哲学
「こころ」がわかる哲学
岡本裕一朗/日経BP
作品詳細ページへ戻る

総合評価

3件)
3.0
0
1
0
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    古今の哲学者が心というものをどう捉えて来たかを俯瞰出来て面白かった。読みやすいです。 知、情、意の働きが心として、情がベースになっているというアリストテレスの説には同意出来る。情というのはセンサーのような役割があると思う。知は判断、意は行動の原動力。 最後のルネ・ジラールの説、個々の欲望と暴力の連鎖はスケープゴートを作ることで収束するは残念な事実なのだろうか。

    0
    投稿日: 2024.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こころがわかる、のではなく、わかるための長く難解な入口に入ったような印象 明快な著者の見解を期待して読んだため、期待とのギャップがあった 巻末に著者も、よりわからなくなったのではないでしょうか、ということを書かれていて、であれば書籍名は変えるべきではと思う

    0
    投稿日: 2024.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    装丁や表題などの出版社側の売りたい形は中身とそれほど結びついているのか、図解部分をセールスポイントとして紹介されていたが必要性のあまり感じられないページ埋めみたようなものもそれなりにあるのではないか、と第三者的には疑問点があるものの、 ある種ペダンティックな興趣を満たす手頃な読書体験として、同著者の著作は、「ほとんど焼き直しだから読む必要がない」といった感覚もなく、とりあえず読んでみてよかったかなと思う事が多い。 この半年くらいは一定のテーマを哲学的な説明で扱う著作が増えている印象。

    1
    投稿日: 2024.01.26