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呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ
呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ
知念実希人/実業之日本社
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総合評価

58件)
4.1
14
28
10
0
0
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    天久鷹央の事件カルテシリーズ 安定の面白さ! 本作は3編からなる短編連作ミステリー ■水神の祟り 水神様の祟りにおびえる母娘。 精神科両腕に浮き上がる手形。 娘に起きている現象は何か? 3人がそれを突き止めようとします。 これ、読んでて既視感がありました。 ドラマかアニメで見てしまったのかもしれません。 ■闇に光る 化け猫に憑依されたといわれる少年。 その少年に何が起きていたのか? 結末はちょっと暖かい物語。 ■透過する弾丸 頭蓋骨から消えた銃弾。 銃創がなかったにもかかわらず、弾丸の形跡が火葬後の頭蓋骨から発見。 何が起きたのか? 3作の中では、これが一番好きです。 そして、真相を明らかにしたのは、小鳥遊。 鷹央は「正解のない問題」として、この謎から手を引きます。 小鳥遊が導き出したその真相と結果が切ない。 確かに、何が正解なのか.. 今回もとても楽しめました。 お勧めです。

    77
    投稿日: 2025.12.14
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    “怪異×医学”の面白さをそのままにしながら、 今回はとくに小鳥遊先生に強く光が当たる巻だと感じた。 天久鷹央との距離感に加えて、外科医時代の恩師の存在が重なり、 小鳥遊が抱えてきた迷いや責任感、そして成長の瞬間がやさしく浮かび上がってくる。 シリーズの中でも“師弟関係”の味わいが特に濃い一冊で、 事件の謎だけでなく、人とのつながりや心の揺れが読後に静かに残る。 短編集なので未読でも入りやすいけれど、 二人の関係の積み重ねを知っていると、小鳥遊の変化がより深く響くつくり。 怪異めいた現象を医学で読み解く爽快さと、 人間ドラマの温度がちょうどいいバランスで溶け合っていて、 “気軽さ”と“余韻”のどちらも味わえる巻になっている。

    2
    投稿日: 2025.12.11
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    どれも相変わらずユニークな事件で面白い。推理カルテシリーズの話は小粒だがきっちり当たるジャブのような威力だが、ラストにドカンと持ってくるところが良い。連作短編集の強みを最大限に活かしているわけだ。 Karte.03の「透過する弾丸」、これは推理が見ものなのはもちろんだが、事件に関わった者たちのドラマ。これがいい。切なさとひと握りの暖かさが残った。

    0
    投稿日: 2025.10.23
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    「呪い」のように見える現象を鷹央先生が解決していく短編3話。 水神の祟りはドラマで見た内容だったな。 どれもテンポ良く3人の楽しい雰囲気がいい感じ。みんな成長してますね。医療ミステリとしても面白い。 「正解のない問題」は…本当に正解がないね。 水神の祟り 闇に光る目 透過する弾丸

    10
    投稿日: 2025.10.04
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    天久鷹央シリーズ。 今作は水神の祟り、光るめを持つ少年の謎、皮膚を透過する弾丸の謎などを、統括診断部の部長鷹央とその部下小鳥遊が解き明かす。  特に恩師である外科医が末期の癌でその死を看取ることになった小鳥遊の、死因をめぐる謎が全作を通して語られる。 いつも通り傍若無人な鷹央と、振り回される小鳥遊、それを楽しむ鴻ノ池のトリオのやり取りが楽しい。  ミステリーとしても医療ものとしても面白く読める一冊。

    1
    投稿日: 2025.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    正解のない問題 そもそも 問題を出した人がいるから正解がある 問題として出されていないからこそ 問題として思っている人が 何を問題としているのか 何が起きたか 何が起きていたかを 診断することの先 医者であると同時に 一人の人間として 矛盾する世の中で 一つの納得とは言い難いけど 決意を持って 結論を伝える

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    水神の祟り。化け猫に取り憑かれた少年。頭蓋骨から消えた銃弾。 『呪い』のような謎に、今回も天久鷹央が『診断』を下していく。 そして鷹央が小鳥遊に託した『正解のない問題』とは─── ラスト、ちょっと感動しちゃいましたo̴̶̷̤ ̫ o̴̶̷̤

    13
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天久鷹央シリーズ、推理カルテのほう。 「水上の祟り」はアニメかドラマでやってたような…。 「透過する弾丸」は、どうすれば良かったのか…。 たしかに捕まってしまえば、無実、正当防衛が認めらてるまで拘束されるだろうし。でも死亡診断書をもらい火葬した今の状態で自分が死んだあと、残された妻はどうするのだろうか。最愛の夫の亡骸を放置するわけにもいかないし。 その後の妻のことを、考えてしまった。

    6
    投稿日: 2025.09.20
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    タイトル通りの『シンプトム(兆し、病状)』を元にした短編がみっつ、というか、一、二話目は最後の三話につながるので、全体としてひとつの話になるのかな……こういう構成は個人的にとても好きなのだが、お話自体はちょっと好みからズレている感じがしたので、評価は★3にしました。 『羅針盤~』で主人公のひとりの恩師が、この話でもうひとりの主人公の恩師が出てくる。対比として面白いとおもう反面、やはり不憫さが際立つのがちょっと悲しい。 報われてほしい。

    9
    投稿日: 2025.09.18
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    水神の祟、化け猫に取り憑かれた少年、弾痕が残る病死のはずの遺骨。これらの不可思議な謎を天久鷹央が解き明かす。謎がどんどんエスカレートしている気がしなくもないが、一旦鷹央に食いつかれたらおしまいである。当然小鳥や舞も巻き込まれることになる。ただ、最後の謎はあまりにもやるせない。法的には正しいとは言えないだろうが、たぶんこれが考え得る最良の方法だったのだろう。

    1
    投稿日: 2025.09.16
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    鷹央先生が成長してるのももちろんですけど小鳥遊先生も着実に診断医として成長しててすごいなと思います。そして鷹央先生にはできないピリオドの打ち方をできるのも小鳥遊先生だからこそ。短編構成だから軽く読めつつ今回もおもしろかったです。メタ的な話だけどミステリの宿命かもしれませんが、自分の身近な人がなにかしら事件に巻き込まれててそれはそれで大変だなと思う。あと、この巻収録の3本全部の事件に「がん」がかかわってて、それくらいありきたりの病気なんだなーとちょっと思うなどしました。

    2
    投稿日: 2025.08.30
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    個人的には最初の「水神の祟り」が面白かった。やはり鷹央が誰かを論破するところは爽快だし、それによって謎が明らかになっていくのは気持ちいい。特に、謎が不思議であればあるほど、爽快感が増していくのがこの作品の魅力だと思う また、今回は小鳥先生が自分の思いを持って、最後の謎を解きほぐしていくのがよかった。そのため、全体を通して読みごたえがありつつ、面白さもあった。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天久鷹央シリーズ第十六弾。 小鳥遊先生が恩人と思う元外科医、 水神の祟りだという患者とその母、 カッパ事件を持ち込んできた小学生再びと、 なかなか役者がそろっていて面白かった。 ただ、鷹央が事件の解決を途中で投げ出し、 小鳥遊に任せるパターンは前にも見たような…。 それを暗示する冒頭の部分はデジャヴかと思った。 鷹央をそそのかして、小鳥遊のボーナスを奪おうとする鴻ノ池は、 身軽さを生かして住居侵入もこなして、 確かに使える部下っぷりを発揮。 対する小鳥遊も、鴻ノ池をホラー映画の「リング」を鑑賞させて、 怖がる姿を肴に赤ワインを飲むとは、趣味が悪い。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    水神のなぞはテレビで見て知っていたのもあり、思ったより楽しめなかった。 化け猫で、もう一つの生命が存在している、とか、通過する弾丸のトリックも、やや無理を感じた、ということもあり★3つ

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    ドラマかアニメで見た話もあった。さすがに皮膚を通るアレはないだろと思うが、日頃奇抜な症例を見すぎた弊害か。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    啓光図書室の貸出状況が確認できます 図書館OPACへ⇒https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB50379148 他校地の本の取り寄せも可能です

    0
    投稿日: 2025.07.07
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     「闇に光る」の捜査の時など人に対する物言いが鷹央はまだまだだなと思ったりしたけど、「透過する弾丸」で解いた謎を小鳥遊に教えず、自分で解いてどうするか自分で判断するように言った鷹央は、普通の人以上に大人になったなと思う。  相変わらず薬や病気や症例がへー!と感心させられる。  この本の中では透過する弾丸が好き。

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    今回は短編。 ドラマでやってた水神様の祟り、その他に化け猫、そして小鳥先生の恩師の事件。盛りだくさんでした。 小鳥先生が空手以外で活躍する回すきだから今回良かった。

    6
    投稿日: 2025.06.15
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    火葬後の頭蓋骨に鉄の塊が・・・しかも、死亡診断では頭に銃傷がなかった・・・ 皮膚を貫通せずに人を銃殺できるのか・・・ そして、「正解のない問題とは」・・・ 今回も非常に面白くワクワクしながら読めました。 推理カルテなので短編ですが、やはり「透過する弾丸」がよかった。 最後は本当に泣きそうになるぐらいいい話でした。 このシリーズを通して自分なりに推理する癖がつくとなぜそうしたのか。 本質を考えながら読む癖がついてきた気がします。 非常に近い答えまで導くことができました。 自分の成長を感じます。すごく個人的ですが・・・ 個人的にもこの章はかなり好きです。

    38
    投稿日: 2025.06.15
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    大好きな天久シリーズ。 今回も面白かった。 小鳥先生の恩師が癌になり、お亡くなりに。 火葬後に頭蓋骨に銃弾の後が。 癌で死亡したはずなのに。 眉間を貫通する銃とは? 小鳥先生の恩師からの指導に愛情を感じ、 尊敬して、育っていったことがよくわかる。 こんな恩師に出会えるとうれしいけど、 そういう立派な人はなかなかいないよな。 天久先生も内科の恩師だけど、酒豪でアルハラか(笑) 笑いあり、真剣なサスペンス。 おすすめです。

    1
    投稿日: 2025.06.09
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    呪い、超常現象を医療から解決していくのだろうけど、プロローグにある布石がどう展開していくのかも興味深い作品だ。私もリングを読んだ時はこれまでのホラーとは一線を画す作品であった。シリーズが進むに連れ恐怖感は薄らいだ記憶がある。 3つの呪い、水神の祟り、化け猫の憑依、皮膚を通過する弾丸、いずれも医療とどう繋げていくのか楽しめる。最後の皮膚を通過する弾丸は、小鳥の恩師のご遺体に弾丸が何故あるのか?単純に手法を紐解くだけでなく、背景の人間関係に切なさを感じる。 プロローグでの鷹央の「正解のない問題」の意味、小鳥がひと皮むけるのはよかったが・・・。鷹央、小鳥、舞のトリオが益々息があってくる。軽快な医療ミステリーで楽しめるが・・・。

    14
    投稿日: 2025.05.30
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    「透過する弾丸」がとっても面白く、シリーズの中でも上位に入るくらい気に入りました! シリーズを重ねるごとに鷹央先生と小鳥先生の信頼がどんどん深まっていっているのですが、鷹央先生の成長にも毎回驚かされております。 今作でも鷹央先生の成長した姿をたくさん見ることが出来て嬉しかったです❁⃘*.゚ まだドラマの方を見れていないので、見てみなくては!!

    47
    投稿日: 2025.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推理カルテの方は短編集なのでテンポよく読めて好きです。水神様の祟りのラストと皮膚を透過する弾丸のラストは鷹央とことりのこれまで積み重ねてきた関係性が見えて、ちょっと目頭が熱くなった。面白かった!

    9
    投稿日: 2025.05.02
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    水神の祟り、化け猫の憑依、といったオカルトめいた呪いのような事件。もちろんその陰にはとある病気が隠されているんだよね、とは思うけれど。それでもあまりに不可解な状況に、本当に呪いなんじゃないかという思いがぬぐい切れません。謎の解明にはわくわくします。 どれも魅力的な謎ばかりですが、「透過する弾丸」の謎が一番かな。小鳥遊の恩師の死に関わって起こったとんでもない事件。奇想天外な謎に翻弄され、絶句させられます。「正解のない問題」と判断した鷹央が最後まで解決しないというところも読みどころ。そしてこの事件に関しては、医療の知識がそれほどなくても謎を解けたのではないかと思いますが……解けませんでした。考え付かないよあんな真相。そして小鳥遊の選んだ結末も良いし、それを認めて寄り添う鷹央も素敵。

    1
    投稿日: 2025.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    オーディブルにて。 今回は小鳥先生の尊敬する上司も出てくる話。 普段は情より法律などの正しさが重視されてる天久鷹央シリーズだが、今回は最後を小鳥先生に託し、このような終わり方に…! ASDの鷹央先生の成長とも言えるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ 著者:知念実希人 **あらすじ** 水神の祟り、化け猫の憑依、頭蓋骨から消えた銃弾――。 まるで「呪い」によって引き起こされたかのような不可解な事件に、天才女医・天久鷹央が挑む。 果たして、それらの現象は本当に超常的なものなのか? 冷静かつ論理的な視点で真相を解き明かす鷹央は、小鳥遊の恩師の死にまつわる事件について「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引く決断をする。 重ねられた伏線と意外な展開が読者を惹きつける、本格医療ミステリーの最新作。 **感想** アニメ化やドラマ化で話題の天久鷹央シリーズですが、今作も安定した面白さが光っていました。医療ミステリーというジャンルならではのリアリティがあります。謎解きの内容が専門的知識なのでトリック見破ることは難しいですが「こんな病気があるのか」と驚かされることが多く、読むたびに学びがあります。 一方で、シリーズ作品が数多く刊行されているにもかかわらず、物語内の時間軸があまり進んでおらず、新たな展開やキャラクターの増加が少ない点では、少々マンネリ感も感じてしまいました。それでも、キャラクターたちの魅力と、医療と推理が絶妙に絡み合うストーリーの面白さは健在で、次回作にも期待しています。今後どのような事件が鷹央たちを待ち受けているのか、引き続きシリーズを追いかけていきたいと思います。

    16
    投稿日: 2025.04.21
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    18作目も面白いわ~。短編3つだが、よくこう医療トリック(?)を思いつくものだと感心する。説得力あるわ、知らんけど。最後の話の結末には賛否分かれるんやろうなあ。でも、浅見さんもよくそういうことしてたしね。アニメが大詰めが近づいてそうだが、まもなく朝ドラ女優の実写版がスタート。どんなにんやろう。イメージ壊さんといてね

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    今回は水神の祟り、化け猫の憑依、透過する弾丸といった3遍のお話だった。 呪いのような現象をいつものように統括診断部のメンバーが解き明かしていく。 最後の話の『正解のない問題』の結論に迫られた小鳥遊の判断は、少し意外だったけど個人的に良かったと思う。

    29
    投稿日: 2025.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小鳥遊が外科医を辞め、内科医になった動機がこの巻で初めて明かされる。小鳥遊の恩師である外科医の不審な死、一度は癌による死亡と小鳥遊本人が死亡診断書を書いたが火葬後の骨上げの最中に頭蓋骨の中から発見された弾丸の痕跡から事件の影が見え隠れする。鷹央から、この「正解のない問題」を解く資格があるのはお前だけだと言われ、一人でこの事件の真相に向かい合う小鳥遊。この事件の結末が決断が本当に正解なのかどうかは解らないが、小鳥遊には辛い結果になったと思う。もし自分だったらどうしたのか考えさせられる内容だった。

    2
    投稿日: 2025.03.25
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    水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。 まるで「呪い」が引き起こしたかのような数々の謎を前にして、天才医師・天久鷹央が下した「診断」とは!? ……そして推理の結果、小鳥遊の恩師が死んだ事件を「正解のない問題」と言い放ち、自ら手を引くと語った真意は? 二重三重に仕掛けられた伏線と驚きの展開、その結末や如何に! 現役医師が描く、本格医療ミステリー!

    0
    投稿日: 2025.03.24
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    3つのカルテ(短編のような編成)が最後プロローグで提示された謎につながっていく巻でした。 一つ目の謎は水神様にたたられるという女性。母もそれを信じており、その家が代々使っていた井戸には気味の悪い絵がある。女性はもともと精神科外来で天医会総合病院を受診しており、抗精神病薬はすでに処方されていた。 2つ目は闇に光る目の謎。カッパの目撃情報を寄せた少年が再登場。学童で会う少年が様子がおかしい。きっと化け猫に乗っ取られたんだ! 3つめがこの巻の一番の謎、小鳥の外科の恩師で癌に侵された浮雲が亡くなり、小鳥が死亡診断書を書くが、焼いた後の眉間には弾丸で撃たれたような穴があった。 いつ軽犯罪でしょっぴかれてもおかしくない探偵チームになってしまった3人組ですが、ネタがいつも素人だと知りもしない症状がもとになっていたりするので、面白く勉強しながら読んでいます。私は浮雲先生の結末は受け入れがたい方です。小説だから、とりあえず、よし。だけど、共感する面白さは減。

    2
    投稿日: 2025.03.21
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    アニメでやったような昔の話などに少し触れたりするので懐かしい気持ちになりつつ、謎に対する姿勢を改めて感じた巻だった。

    1
    投稿日: 2025.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は、小鳥遊が鷹央が解決まであと一歩の所で手を引いた事件が印象的でした。 いつもなら最後まで解明する鷹央が、真相まで辿り着いたにも関わらず手を引いた理由に納得でした。 小鳥遊らしい結論の出し方にホッとした反面、ちょっと切なかったです。 小鳥遊が外科、内科と共に才能ある上司に恵まれたのは本当に奇跡だったと思います。

    6
    投稿日: 2025.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ18 小鳥遊が赴任して1年2ヶ月以上経過した頃の短編3つ。 ①水神様の呪いに怯える母娘 ②化け猫に憑依された少年 ③消える銃弾 の3つの謎にタカノイケトリオが挑む! ③は鷹央から小鳥遊へ推理の主導権が移り、小鳥遊がどのように解明していくのかが読みどころです。 名前が出てきただけで鷹央が怯える真鶴の折檻は一体どれほど恐ろしいのでしょう…((((;゚Д゚)))

    8
    投稿日: 2025.03.04
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    3編の短編集とそれらを通底する小鳥先生の恩師にまつわる物語.過去の知識を網羅しつつ,常に最新情報もインプットし続けなければならない,そしてロバストにそれらをアウトプットして即診断を下さなければならない診断医に畏敬の念を抱く.

    0
    投稿日: 2025.02.26
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    前に鷹央ちゃんの恩師が絡んだ 事件がありましたが 今度は小鳥先生の恩師の話。 でも、それと並行していつものように 謎の症例を解明し、治療。 最初の『水神の祟り』怖かった〜。 病院のベッドで溺れるって。 人間の身体には水が詰まっている ということを再認識。 『闇に光る』では乱暴な鷹央ちゃんでしたが 「家」から出かけて 患者を自分の眼で確認したり 行動的でちょっと頼もしい。 そして、恩師がらみのエピソード。 うーん…確かに難しい決断。 自分だったらどうするかなと考えたわ。

    0
    投稿日: 2025.02.20
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    少し間を置いて出ました❗天久鷹央シリーズの新作。今回は3編の短編集です。 最初の2つはまあ軽く読ませますが、最後の「透過する弾丸」がよかったです。小鳥くんの活躍?が存分に楽しめました。

    1
    投稿日: 2025.02.20
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    今回も相変わらず面白かった。次のエピソードも楽しみ。 気になった誤表記・誤字・表記揺れ: P. 90 キュロットスカートに着いた汚れ P. 313 二日後の金曜日←前後の文章を読むと「次の日の金曜日」の方が正しいかと。 P. 317 そう考えているははずだ。

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    天久先生シリーズ 推理カルテという事で、 今回は短編です 1編目、2編目に その編では直接関係ない 小鳥先生の恩師の浮雲先生の話が挟まれ それが3編目に繋がります。 プロローグでも書かれているように 最後は小鳥先生が真相にたどり着き 事件を解決させます 成長してますねー あと、2編目は、 どこかで読んだことがあると思っていたら 以前購入したシリーズに挟まっていた 小冊子をまとめたもの。 小冊子と比べたら、 少し冗長表現などの 手直しがあった程度でした。

    7
    投稿日: 2025.02.16
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    面白かったです 最後の飲み会のシーン、切ないような、でもこれが統括診断部なんだろうな、と思い、ステキなエンディングでした ストーリーは短編(なのかな?)が繋がりを持って最後の話へ。 小鳥遊先生の成長ぶりがステキでした。 今回は空手や合気道のシーンが少なかったのはちょっと残念。楽しみなので。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    全てのKarteで伏線が繋がる感じがものすごく気持ちが良い。 鷹央が自分自身の苦手な事を理解してる且つある程度実力を認めている所がいいなって思った。

    0
    投稿日: 2025.02.04
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    知念 実希人さんの作品、シリーズもので、アニメ化もされるようです。 本作は、水神の祟り、化け猫の憑依、頭蓋骨から消えた銃弾。 天才診断医・天久鷹雄先生の診断結果は? 二重三重に仕掛けられた伏線と驚きの展開。 最後は、いつものメンバーによる大団円ですね(笑)。

    12
    投稿日: 2025.02.02
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    あえて目をつぶるにしても どうしても目をつぶらざるをえないとしても 問われるのは 当人の人間性そのものだということ

    1
    投稿日: 2025.02.01
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    相変わらずの三人にニマニマのニマニエル夫人(誰だそれ!?) そして読後まず来るのは相変わらず「ほへー世の中には色んな病気があるんだねー」だ 平凡過ぎる感想でなんかすまん というかあれなのよこれは(どれなのよ) 医学がめちゃ進歩してるってことなんよな つまり医学の進歩とともに人間の体のいろんなことが判明して、病名が増えたってことを言いたいわけね 大昔だったらただの腹痛(はらいた)って呼ばれていたものが、現在では八百万(やおよろず)の病名に細分化されてるってことなわけ(そんなに多くはないだろ) うーん、でもね いやとっても素晴らしいことなんだが、ちょっとこう自然の摂理に逆らいまくってるんじゃね?なんてことも思うんよね 色んな病気を発見して病名を付けて治療法を見つけること とっても素晴らしいことなんだけど、ほんのちょっぴり恐い気もするんよなー なんてことを思った天久鷹央シリーズ最新刊なのでした

    56
    投稿日: 2025.01.25
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    呪いや幽霊かと思われる事象に対し、あらゆる病気を知り尽くしている鷹央が診断を下していくといういつもの流れだった。最後の「透過する弾丸」は、そんな偽装ができるとは知らなかった!相変わらず医師じゃないと真相には辿り着けない。 患者の症状や問診といった限られた情報から病名を導き出すという点で、医者というのは探偵の要素があるよなとつくづく思う。なので医療とミステリは親和性が高く、ここまで長くシリーズ化できているのだろうな。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    2025年1月からテレビアニメ版も放送中の人気シリーズの新刊。それぞれ独立した事件からなる中編3本構成だが、3本目の『透過する弾丸』をクライマックスに持ってくるように前半から伏線が張られている。語り手である小鳥遊の師匠が関わる事件ということで読む側も熱が入るが、結末は鷹央の成長が描かれている一方で倫理的にどうなんだという疑問はやはりある。でも事件解決に至るまでのミステリーの過程は3本とも面白かった。

    1
    投稿日: 2025.01.18
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    水神様の呪い、化け猫に入れ替わった同級生、透過する弾丸の3話からなる本であり、これでこのシリーズもかなり読んだ。透過する弾丸の話は上手く小鳥遊が納めたが、まあ、小説であるからこんなことでも良いのだろう。今回もなかなか面白かった。

    1
    投稿日: 2025.01.15
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    話読む前からずっと「シンプトムってどういう意味なんだろう?」とおもっていたんですけど、これ調べたら天久鷹央シリーズにピッタリな名前だと思いました。 こういう言葉もあるんだなぁ、勉強になる。 という訳で天久鷹央シリーズ、今のところ発売されている最新刊になりますね……あーとうとう追いついてしまった。 話としてはちょっと原点回帰な感じではありました。 そうそう、最近長編ばっかり読んでたからすっかり忘れてたけど天久鷹央シリーズって最初の頃は「河童が出た」とか「呪いの動画で人が電車に飛び込んだ」とかそんな感じの話多かったよなー、オカルトな症例を医学で解き明かすみたいな感じだったよなー。 今回も色々な症例が出てくるんですが、「水神の祟り」は夜中に読んでたりしたこともあってちょっと怖かったですね……日本のホラー系話と水って相性が良すぎでは? そして鷹央先生が解決を小鳥先生に委ねる話はビターエンドが多いなぁと再認識。 そこでしんみり終わらないのが天久鷹央シリーズでもあるのですけど。 という訳で天久鷹央シリーズ、(今のところ)コンプリートです! 次はどんな話を解決するのか楽しみに待つことにしまーす!

    12
    投稿日: 2025.01.14
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    「水神の祟り」 祀る事を辞め。 伝承として伝えられてきているだけでなく、実際に亡くなったという事実も知っているからこそ恐れてしまったのだろう。 今まで誰も気付かれなかったのは、摂取していたのが極僅かだったうえ別の病気を発症してしまっていたからだろうな。 「闇に光る」 取り憑かれた。 自分自身も疲労で限界を迎えそうな状態で日々頑張っているというのに、子供の些細な違いに気付けなんて難しいだろうな。 思い違いをしたままではあるが、偶然相談にやってくることがなければ誰も知らぬまま身体を蝕んでいってただろうな。 「透過する弾丸」 頭に空いた穴。 こんなことを思いついたのは互いに医療を知っているからであり、それを解き明かされる覚悟を持って行ったのであろう。 全ての謎が解けた時に普段と同じように得意げに話さなかったのは、正解がないからこそ答えを自分で見つけたのだろ。

    0
    投稿日: 2025.01.11
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    統括診断部、3人のことを改めて強く好きだと思えました。 小鳥の活躍を親心のように見ていました。 相変わらずとても好きなシリーズです。

    2
    投稿日: 2025.01.11
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    面白かったです。 水神の祟り。化け猫の憑依。頭蓋骨から消えた銃弾。 二重三重に仕掛けられた伏線と驚きの展開でした。 読んだら面白さがよくわかります。 知念先生の天久鷹央シリーズ最高です!

    21
    投稿日: 2025.01.10
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    水神、化け猫、そして消える銃弾と、それが存在する病として立証されていくストーリー展開が面白い。あまりにもかけ離れていると現実味がなくなり、面白く無くなってしまうけど、なぜかいつも引き込まれていってしまう。実際には天久鷹央先生のような医師はいないけど。でもいたらいいなぁ。いつもその彼女に振り回されつつ、放っておけない小鳥遊先生と本当はしっかり者の研修医の舞ちゃん先生もそれぞれ魅力的。 今回の、透過する弾丸のストーリーでは、天久先生が『正解のない問題』と言ったその問題に向き合て小鳥遊先生の出した答え。私はよかったと思う。

    2
    投稿日: 2025.01.10
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    『天久シリーズ』最新巻。2025年からアニメ放送も始まり、ますます人気が上昇しているところ。知念実希人の作品の中でも、私が最も好きなシリーズである。本巻は短編をつないで一つのシリーズになっており、解決も独特のものであった。凄いスピードで書く著者の次回作も待ち遠しい。

    1
    投稿日: 2025.01.07
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    あっという間に読み終わるほどテンポが良かったです。シリーズがたくさんあり、いきなり最終巻から読みましたが、それでも楽しめました。どうやって2人の関係が作られてきたのか遡っていく楽しさがあるので、継続して読みたいです。

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     わずか2ヵ月のインターバルで刊行された、知念実希人さんの天久鷹央シリーズ最新刊。このところ毛色の異なる路線が続いていたが、従来の路線に戻ったか?  長編ではなく中編3編構成というのも久しぶりか。裏表紙によると、水神の祟り、化け猫の憑依、頭蓋骨から消えた銃弾の3本です。シリーズの固定ファンならお馴染みの、ワクワクしそうなネタばかり。あっという間に読み終えた。  Karte.01「水神の祟り」。天医会総合病院救急部に搬送されてきたのは、精神科外来で受診歴がある患者だった。そのまま閉鎖病棟に入院となったが、鷹央はあっさりと精神科に引き渡した小鳥遊を責める。いかにも食いつきそうな謎だけに…。  精神科には鷹央の天敵の墨田部長がいるが、強引に切り込むのはお約束。先祖代々の謎はともかく、患者の症状は、またまた初めて聞く疾患でした。謎の数々が、現実の疾患の諸症状で説明できてしまう、シリーズ初期を彷彿とさせる1編だった。  Karte.02「闇に光る」。かつて、カッパ事件の目撃者として登場した少年が、今度は友人が妖怪に攫われたと訴える。大喜びの鷹央だが、逆に人攫いと疑われ…。結果的に色々丸く収まった、こちらも短いながらもシリーズの王道的な1編。  Karte.03「透過する弾丸」。小鳥遊が尊敬する先輩医師・浮雲が、自宅療養中に亡くなった。連絡してきた浮雲の妻は、小鳥遊に死亡確認をしてほしいという。小鳥遊は死亡診断書を書いた。ところが、小鳥遊が強く希望して火葬に立ち会うと…。  本作中、この1編だけは毛色が異なる。小鳥遊も一読者の自分も、その可能性に思い至らなかったのは迂闊だった。鷹央が解決を放棄したのも当然だ。これは医師の仕事ではないのだから。鷹央がそっち方面にも詳しいとは知らなかったが。  シリーズものの宿命として、どうしてもマンネリは避けられないが、本シリーズには医師としての使命感が貫かれていたように思う。心情としては理解できるものの、知念作品のファンとして戸惑う幕引きだったことは、告白しなければならない。

    0
    投稿日: 2024.12.28
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    鷹央の人間味がだんだん増してきている! 事件に遭遇した時の暴走っぷりは相変わらずだけど、ここぞという時の立ち振舞に成長が感じられた。小鳥遊と鴻ノ池とのチームワークもばっちり。 今回も知らない病気が隠されていて、読み応えがあった。 一つ引っかかっているのは、第3話「通過する弾丸」でのご遺体は、どうやって火葬するのかということ。わかる方がいたら教えてほしいです。

    47
    投稿日: 2024.12.28
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    もはや毎回書いていることの繰り返しになるが、安定したおもしろさと読みやすさがある。毎回新作を楽しみにしており、シリーズが続くのは嬉しいのだが、ここまで続いてくると、どこかで着地点を考えているのかなぁなどと余計な心配をしてしまう。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

     『水神の祟り』『化け猫の憑依』『頭蓋骨から消えた銃弾』といった、まるで呪いとしか考えられないような事件の数々と小鳥遊の、自分の恩師が関わる「正解のない問題」に対峙する姿が見所だった。本作は特に小鳥遊にフィーチャーされているのが印象的で、彼が下した決断も「正解に最も近い答え」と言うべきものできれいな落とし所だと思えた。アニメがますます楽しみになった。

    2
    投稿日: 2024.12.22