
総合評価
(3件)| 0 | ||
| 1 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログダンゴムシを用いた実験を中心に取り扱う科学書だが、「心とはなにか」「ダンゴムシに知能はあるのか」といった哲学的な要素も含まれている。 科学者としてのダンゴムシとの付き合い方から人間関係に繋がる内容まで、単なる科学書で終わらない面白さがある。
0投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ先日、垂水の駅前の公園で、さあ、何歳くらいのお子さんでしょうね、下段を覗きこんで叫んでいらっしゃいました。 「あー、ここにもいる。ここにも。」 ママも、一緒にのぞき込んで、ときどき夢中になっていらっしゃるお子さんの写真を撮っていらっしゃるようで、下段の端に座り込んで、お茶など飲みながら一服をもくろんでいたゐた老人は、いつもは平気なのですが、さすがにタバコをくわえるわけにも行かず、だからといって、「あのね、ボク、ダンゴムシには心があるらしいよ。」ともいえないのですが、でも、「あのね、ダンゴムシの心を探した学者さんがいるんだよ。」とか、こころの中で、ちょっと声をかけたくなる体験でした。 まあ、森山さんが「ある」というのが、ホントに心と呼ぶべきなのかどうか、老人にはよくわかりませんでしたが、努力は拍手!ですね。
16投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ心について。 心の評価方法が興味深かった。 心=隠れた行動部位。 心を確認することは、未知なる環境に置かれたときに発現する『隠れた行動部位』を確認すること。 動物実験で、通常心によって抑圧されている行動を発現させるためには、骨の折れる作業が必要なんだろうなと感じた。 準備段階から対象動物に対する理解、付き合いを深めていかなければならない。 様々な角度から実験結果を提示されることで、ダンゴムシにも心があるのかもなぁと同意するようになった。タコやイトヨなども。 あるいは石にも? 生き物はもちろん、モノに対しても、丁寧に扱うように心がけようかと。。
2投稿日: 2024.01.14
