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ウィンダム図書館の奇妙な事件
ウィンダム図書館の奇妙な事件
ジル・ペイトン・ウォルシュ、猪俣美江子/東京創元社
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総合評価

26件)
3.6
2
11
10
1
0
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    大学のカレッジ寮内の図書館の事件。大学が舞台ということもあり、学生、教授、事務院などなど、それぞれの怪しいキャラが続出。中盤まで淡々と進むが、しっかり最後は裏切りもあった。 タイトルの通り、図書館が舞台である必要性がしっかり描かれている。

    4
    投稿日: 2025.11.09
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    イギリスのケンブリッジにある大学図書館で、血だらけで亡くなっている学生が見つかる。夜に施錠された図書館に入り込み、何らかの理由で机の角に頭をぶつけたとみられる。いったい何が起こったのか? 大学の寮付き保健師のイモージュは、学生たちに寄り添いながらも、事故と思われた事件の真相を探ることになる。 裕福な学生と、貧しいながらも奨学金を得て進学した学生との摩擦。学者の浮世離れした振る舞い。ありがちな設定ともいえるが、その成り行きが気になり読み進んだ。最後の終わり方が著者の優しさを感じさせる。 解説を読んで、「夏の終りに」などのYAを書いた人だと知り、その作品の幅の広さに感動した。

    5
    投稿日: 2025.09.22
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    大学でのミステリー。保健師という立ち位置のクワイ。その地に足がついた 平等さ、良識や プロフェッショナル としての振る舞いは人を信用させ 人の口を開かせる。 推理はもとより 誰に何を告げようか 自分の及ぼす影響や 結果を慎重に 吟味しそれでも 堅実を 良識に基づいて前に進める姿勢。それはとても安心してストレスに満ちた ストーリーを読み進めていける。

    2
    投稿日: 2025.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大学の図書館で起こった事件から、古書の行方の謎と、新たな事件まで起こるミステリー小説。 学寮付き保健師が主人公であり、通常業務の他に、大学の他職員、学生たちに頼られたり、振り回されたりする、知性的だが思いやりも忘れていない優しい主人公と、癖のある登場人物たちによって話が進んでいく。 英国ミステリーらしい会話の応酬にハラハラしつつも、主人公含めた登場人物たちは魅力的で人間らしくて楽しく読めた。 最初のうちに触れられる監査の件が巡り巡ってこうなるとは思わず、普通に驚いてしまった…ミステリーなのだからそうだろうに…

    3
    投稿日: 2025.05.16
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    1992年、ケンブリッジ大学のキャンパス内にあるウィンダム図書館で、テーブルの角に頭をぶつけた学生の死体が発見される… この事件を警察顔負けの推理で解決するのが、ケンブリッジ大学の学寮の一つセント・アガサ・カレッジで学寮付き保健師として働く主人公のイモージェン・クワイ… なんといっても学寮付き保健師が活躍するという設定がおもしろい ケンブリッジ大学などにまるで縁がなく、私は全く知らなかったのだが… オックスフォード大学と同じくこのケンブリッジ大学も修道院が発祥で、コレッジ(学寮)制をとっている ケンブリッジ大学には現在も31のコレッジがあり、各コレッジが独立して運営されており、教員も学生も寝食を共にしているのだ! 保健師であるイモージェン・クワイは親が残したテラスハウスから通っているゆうだが、学生の体と心の健康を支える頼れる存在…  厄介なのは、ウィンダム図書館が本来の図書館とは別にある図書館で、17世紀に寄贈された私設図書館ということだ… そしてこのウィンダム図書館、『蔵書を一冊の増減も認めない…100年に1度不意打ちで監査が入る…館長不在時は必ず施錠する…』などという奇妙な規約があり、その条件がずっと守られている! まぁ、とにかくそんな場所で学生の死体が発見された…というのだから偶然の事故とは思えない 学生は一体誰にどうやって殺されてしまったのか? 学生は施錠されているはずのウィンダム図書館で何をしていたのか? 保健師イモージェンと学生、教員たち、友人の警察官との会話が楽しく、ページが進むにつれて引き込まれていった 貴重な古書が盗まれる…という事件とからみ合いながら最後はこんな結末が待っていたのか!とびっくり…(笑) 最後の2行には感動した! 続編も読みたい!

    13
    投稿日: 2025.03.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い英国ミステリが読みたくて衝動買いしたが、まあ普通だった。あとがき(三橋暁)に―ー自動文学を寓話の領域から現実の世界に招き寄せた書き手として、フィリバ・ピアス、K.M.ペイトン、ロバート・コーミアと並び称されていきた。—ーという一文を発見してうれしくなる。

    2
    投稿日: 2024.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ケンブリッジ大学のウィンダム図書館で見つかった死体の謎をカレッジ・ナースの主人公が解き明かす物語。 あらすじのピーター・ウィムジイ卿〜に惹かれて読み始めたけどすごく面白くてほぼ一気読みした。 主人公は探偵役なんだけど、普通の人だからこそ故人の尊厳の為に調査したりメンタルケアしつつ話を聞き出したりとすごく寄り添ってくれるキャラで良かった。 会話や出来事が流れるように進んでいくからテンポよく読めた。 ただ性根が終わってる数名が改心しなさそうなのが気になる。それもまた現実的なんだろうけど。 1人目に関しては本当に不幸が重なった末の死で悲しすぎる。 シリーズ3作目まで出てるっぽいから続きも読みたい!ウィムジィ卿のほうも読みたくなった笑

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    大学図書館をめぐる学園ミステリーですね。 ジル・ペイトン・ウォルシュさん(1937ー2020)イギリスのロンドン生まれ。作家。  初読みです。 人物の細かな心模様を実に興味深く描写されています。イングランド東部に広がる沼沢地方の自然の美しさと大学の古風な佇まい。風習やいかにもイギリスらしい伝統を守る風俗、個人主義の対人関係などがわかりやすい訳で語られています。 日本とは違いがはっきりとしたイギリスの物語は、今までに何人かの作家さんの作品を読んできましたが、ミステリーは久しぶりです。とは言え、読んだのはコナン・ドイルのみで、アガサ・クリスティもチェスタトンも読んでいません。かなり新鮮に読めました。  ケンブリッジ大学の古色蒼然とした学寮セント・アガサ・ガレッジのガレッジ・ナースのイモージェン・クワイを主人公にした、いわく付の『ウィンダム図書館』で起きた殺人事件の真相を解き明かす物語です。  日本とは風習がかなり違う所は、翻訳の猪俣美江さん(英米文学翻訳家)慣れた手腕で、綺麗に訳されていて、心地好く読み進められました。  最後のどんでん返しもですが、イモージェン・クワイのしっかりとした人物が魅力的に描かれていたのが印象的ですね。本をめぐる学園ミステリーを風土も楽しみながら愉しく読了しました。 (この本は、メメさんの本棚登録で興味を惹かれて読んでみました。メメさん、久しぶりにイギリスのミステリーを堪能しました。ありがとうございました。)

    32
    投稿日: 2024.07.07
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    著者 ジル・ペイトン・ウォルシュ(イギリス) 学寮付き保健師<イモージェン・クワイ>シリーズ  1作目「ウィンダム図書館の奇妙な事件」 序盤であまり作品に入り込めず寝かせていた本でしたが、アリ・ブランドンの「書店猫シリーズ」一作目を読み終え、本に関するタイトルのこちらも気になって久しぶりに本棚より手に取りました。 裏書きに「巨匠セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズを書き継ぐことを託された実力派作家による、英国ミステリの逸品」とあり、少し前にドロシー・L・セイヤーズの「誰の死体?」を読み終えていたので期待値も上がって今回は一気に読了でした。 作品として、面白かったです。徐々に引き込まれていき、後半は夢中になっていました。 序盤の印象はミステリの面より、学生同士の関係性や内面の部分が気に掛かりましたが、三橋曉氏の解説を読み、著者のウォルシュが児童文学の書き手ということで腑に落ちました。 話はケンブリッジ大学のもう一つの図書館(大学の図書館とは別のウィンダム氏によって遺贈された図書館)で、学生の死体が見つかるところから始まります。亡くなった学生は公立校から奨学金で入ったフィリップ・スケロー。 大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジの保健師イモージェン・クワイは、友人の警察官マイクに頼まれ、彼の死に関係すると思われる5人の学生に話を聴くことにしますが、フィリップを下げすんでいた関係性が明らかになっていきます。そして、2人目の死者が、、、。 貴重な古書が盗まれるというもう一つの事件も交錯しながら、事件は膨らんでいきます。そして畳み掛けるように全てが紐解かれていく終盤は一気に読み終えたくなります! 可哀想なフィリップの死と、そこに残った疑惑の謎を、しっかり解き明かしてくれた主人公のイモージェンと著者のウォルシュのことが好きになりました。 他の作品も読んでいきたいです。

    15
    投稿日: 2024.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんて言ったらよいのか。ヒロインのまっすぐな性格と正義感は好ましかった。でも、ちょっとした悪意と不運な出来事が重なって引き起こされた殺人事件。上手く話はまとまったが、傲慢で不遜な人達が、ろくに反省もせずにのらりくらりと生きのびる。暦のトリック?みたいなものは、後出しジャンケンみたいだが、当時そんな事があったのかとびっくり。

    2
    投稿日: 2024.05.05
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    同著者の『ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎』を書店で見て気になっていたので、前作のこちらを読んでみました。 ケンブリッジ大学の学寮、セント・アガサ・カレッジ内にある〈ウィンダム図書館〉で、学生の死体が発見されます。 カレッジ・ナース(学寮付き保健師)のイモージェンは、友人の巡査部長・マイケルの頼みで、警察に非協力的な学生たちに事件当日の話を聞いていくことに・・・。 主人公・イモージェンの“学寮付き保健師”という設定がまず興味深く、彼女と学生、大学の職員たち、そして下宿人とのやり取りが楽しいです。 イモージェン自身も良識的で好感が持てる女性なのが良いですね。 事件当日の出来事に対して妙に口を噤む学生たちに、何とか協力してもらおうと、イモージェンが奔走している内に第二の殺人が起こり、さらにイモージェンの家に間借りしている老教授の希少本が盗まれ、挙句の果てに教授自身が行方不明になってしまうという・・・これら一連の出来事が“事の発端”に繋がっていく、終盤の謎解きには惹き込まれました。 (“殺人の犯人”が判明した“その後”の謎解きの方が面白かったりして) 事件の舞台となった〈ウィンダム図書館〉というのが、寄贈者のウィンダム氏が偏屈で、蔵書はマニアックだし、風変わりな規約があるしで厄介な施設なのですが、この“独自規則”が事件の謎に関わってくるので、要注意でございます。 ただ、図書館で死んだ学生・フィリップがひたすら不憫で、彼を死に追いやった人物への処遇がヌルいのにはモヤモヤしました。 せめて、彼の恋人のトレイシーには幸せになって頂きたいです。 因みに、著者のウォルシュさんは、ドロシー・L・セイヤーズの“ウィムジイ卿シリーズ”を書き継ぐことを託された作家さんとの事。 実は大きな声では言えないのですが、私“ウィムジイ卿シリーズ”は存じてはいたものの、未読なんですよね~(恥)。いつか読んでみようと思っております。 あ、勿論当シリーズの続編も読みますよ~。

    17
    投稿日: 2023.12.04
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    古典ミステリー、いや1992年は古典なんだよ……そうだよな…30年前じゃん… とあとがき読んでひきつった。 元はYA系作家ということで1990年代のコバルトミステリーを読んで育った読者の私はすごく入り込みやすい。 コバルトミステリーの主人公ってざっくりいうと「正しい」人間。 理不尽なおとなのやりかたとかいじめがけったくそ悪いと思える人間であることが多い。弱虫だったりこずるかったりするけど読者にストレス与えないように設計されている。 この主人公イモージェン・クワイもそう。 ケンヴリッジの住人(生徒・講師・スタッフ・教授)にある特権意識を批判的に見ているし、被害者であるフィリップを思いやるちゃんとした大人だ。 事件は4/5くらいのところで真相が明らかになるが、殺人とは別の謎『被害者はなぜそこにいたのか』の真実をイモージェンは追及する。被害者を愛するひとたちや希望をもってこの大学に来た故人のために動く。 何の得にもならないが何故そうしたかというと、彼女はこの学校の住人の健康やこころを護る仕事に誇りをもっているからだと思う。すべてを知った彼女が断固として罪をゆるさない様子は読んでいて爽快だ。 30年前のイギリスの階級主義はまだまだ強固だが今だって似たようなもんだろうなと思う。ただ、こういったいじめは今発覚したら確実に退学らしいけど。 このシリーズはあと3作あるそうだけど同じように「学術的ミステリー+世俗ミステリー」の混合なのかな、楽しみだ。

    0
    投稿日: 2023.10.07
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    特別に凄いミステリーではないが、主人公が学寮の保健師って言う点が目新しい。被害者、容疑者共に寮生であり、日々の仕事をこなしつつ丹念に会話を続けていけるのも彼女の日頃のフェアな態度が信用されているとわかる。死者に対しても汚名挽回に奔走する点も好感がもてる。

    1
    投稿日: 2023.09.30
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    児童文学から、ドロシイ・L・セイヤーズの遺稿を完成するなど、業績を残しているジル・ペイトン・ウォルシュのミステリ第1作。 1992年が舞台で、1993年に発表されたものです。 イモージェン・クワイは32歳。 ケンブリッジ大学の学寮セント・アガサ・カレッジの学寮付き保健師(カレッジ・ナース)をしている、落ち着いた女性です。 ある朝、何かと苦労の多い学寮長が血相を変えて駈け込んで来る。ウィンダム図書館で、学生の死体が発見されたのだ。 その学生フィリップはテーブルの角に頭をぶつけたようで、そばには古書が一冊落ちていた。 17世紀の学者ウィンダムが遺贈した図書館は、本を増やしても減らしてもいけないという奇妙な規約があるが、管理人には地所から高額の収入が設定されている。 貧乏学寮にとっては邪魔なような有難いような存在だった。 思わぬ死に学生たちは動揺、警官にも教師にも何も話そうとしない。巡査部長のマイクはイモージェンの友人で、協力を求めてくる。 フィリップはいじめに遭っていた可能性が高く、ルームメイトのジャックが行方をくらましていた。 イモージェンはケンブリッジで育ち、両親の遺した広い家に学生やワイリー教授を下宿させている。 ケンブリッジの美しい町を愛し、個性的な教授たち、手に負えないところもある学生たちを見守ってきた。 これは1作目ですが、過去にも事件に関わったことがあるようで、後の作品に出てくるのかしら? いかにも英国らしいモチーフが多く、黄金時代のミステリを思わせます。 観察眼の鋭さと不当な評価を覆す正義感、悲しむ人に寄り添う心の温かさ。 読後感がいい小説でした。

    23
    投稿日: 2023.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっとしたイタズラ,軽いいじめの連鎖と親切心から何が引き起こされたか.事故かもしれないが死んだ者にとっては殺されたようなもの.イモージェンの粘りで名誉が回復されて本当に良かった.

    0
    投稿日: 2023.07.08
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    奇妙な事件とあるが、むしろ奇妙なのはこの図書館じゃないの?! イギリスはケンブリッジ大学、セント・アガサ・カレッジにウィンダム図書館はある。 ニュートンを激しくライバル視したクリストファー・ウィンダムによって遺贈された。 図書館と蔵書と・・・・・・いろいろな条件をである。 蔵書を増やしてもいかんし、減らしてもいかんとか、そのために鍵をかけるとか、100年に一度、不意に監査が来るとか、奇妙な、ええい面倒な! である。  その図書館に、死体があった。 主人公はイモージェン・クワイ、32才、カレッジの保健師である。 このイモージェンがいい! 立場的にも性格的にも学生とカレッジの間に立っている。 事件にしゃしゃり出てくるような、厚かましいところがない。 華やかさや華々しさはなく、むしろ地味だが、あなたかもしれない、あなたのまわりかもしれない、ごく当たり前にいるような様子がある。 作者ジル・ぺイトン・ウォルシュのミステリーが翻訳出版されるのは初めてらしい。 多作の実力派なのに、あのピーター・ウィムジイ卿の公式続編を書いているのに、日本では絵本の作家としてのみ知られているという。 もったいない。 私はこの主人公が好きだ。 また会いたい。 彼女には幸せになってもらいたい。 よいパートナーが見つかるだろうか? 候補者はこの本にも出てくるのだが。  そして、また奇妙な事件があるのだろうか? そう、事件もまた奇妙なのだ。 通常、探偵が「あなたが犯人です!」というまでが面白いのだが、これは、わかってからのほうがより面白いのである。   イモージェン・クワイ主人公の作品は、あと3作あるのだが、それらも事件は奇妙なのだろうか? 翻訳出版はされるのだろうか?  楽しみにしている。  

    1
    投稿日: 2023.04.09
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    英国っぽさ満載(寄付金ネタをはじめ)。結果的にヒトを殺しても全く痛みを感じない(ダメージゼロ)の階級にうんざり。

    1
    投稿日: 2023.04.06
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    懐かしく温かみがあるミステリ。最後の2行でなんとも満ち足りた気分にさせてもらったが、ああそういえば殺人事件だった…と、良い読後感を持ったことがちょっと後ろめたかった^^; 主人公がとても好ましく、やたらに背伸びしたり出しゃばったりしない。常識がありきちんと世間に向き合っている。皆に信頼されている様が良い。 なんといっても、イモージェンという名前が素敵。ジェーンでもケイトでもメアリーでもなく、イモージェン!個性的で覚えやすく、こんなに主人公の名前に注目したのは初めてかも。

    3
    投稿日: 2023.03.04
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    上品な英国ミステリ!という感じで、とても好みでした。主人公にも共感出来ます。 ケンブリッジ、図書館、稀覯本、大学生の死…と、クラシックな雰囲気で楽しめます。続編も読みたい。

    0
    投稿日: 2023.02.26
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    ジル・ペイトン・ウォルシュは、児童文学界では著名な作家なのだが、ミステリーまで書いていたとは知らなんだ。 これは1993年の作品で、もう30年も前の作品です。 もっと早く翻訳してくれよ、おい、と思ったが、まあ、訳してもらえてありがたいので、文句はいいません。 安定の筆致、なので楽しく読んでます。 学校図書館には関係ないけどね。 2023/03/02 更新

    1
    投稿日: 2023.02.23
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    どんでん返しというよりは何層にも重なった謎を一枚ずつめくって真実を探していく感じ。ヒントは至る所に散らばっていたが、最後繋がるところは綺麗だった。それはそれとして基本淡々と進むため、短いのに読むのが苦痛なパートが多かった

    0
    投稿日: 2023.02.13
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    今年読みたい3選に選んだタイトルだったけど、実際読んでみたらストーリーが頭に入ってこなくて序盤からダラダラ。淡々としたストーリーのテンポによるものなのか、なんなのか。40ページまで読み進めたけど断念。私には合わなかった。本には相性があるのだなぁと改めて思わせてくれた一冊。

    0
    投稿日: 2023.02.01
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    あっという間に読めちゃった。あまりに幼稚なケンブリッジ大学生にため息、、そして大人たちもそこそこ幼稚、、、。亡くなった方が気の毒になるレベル。ラストの顛末はよかったです。

    0
    投稿日: 2023.01.25
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    何人かのほんのちょっとの弱さ、ほんのちょっとのイタズラ心が絡み合って事件になってしまった。2人の若者が亡くなってしまう。そしてラスト。正解かどうかわからないけど、未来のために正しい選択をしようとする何人かの人。人間の弱さと美しさ、社会には両方あって、、、面白かった。

    0
    投稿日: 2023.01.23
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    長い話でもないのに、今ひとつ波に乗れなかったか。こんなんで殺すの等。初の作家だったので、YA物を試してみるか。

    0
    投稿日: 2023.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ケンブリッジ大学セント・アガサ・カレッジの施設図書館で男子学生の死体が見つかり……。友人の警察官に協力する学寮付きの保健師イモージェン・クワイと、彼女が好感を抱く女性陣が、賢さと優しさを兼ね備えていて素敵。犯人逮捕で終わらず、故人の名誉回復まで描かれているところが好ましい。そして鎮静剤を服用しながらも奮闘する学寮長が終盤に見せた教育者としての英断。残された者たちに希望のある終わり方が好き。

    1
    投稿日: 2023.01.09