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神田ごくら町職人ばなし 〈一〉
神田ごくら町職人ばなし 〈一〉
坂上暁仁/リイド社
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総合評価

27件)
4.2
11
9
5
1
0
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    期待値が高すぎたかな。作られる場面の絵はキレイなんだけど、蘊蓄好きとしては、もう少し作る過程の説明がほしかった。 あと、若い女性ばかり主人公になっているのも、ちょっとリアリティがない。もっと年寄りの、皴しわで、その仕事特有のものが感じられる手とかが見たかった。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    職人って、響きも字も好きでタイトル買いしました。 畳刺し以外は女性の職人さんで、特に左官の話しの時には女だからといった理由も出てきましたが、性別関係なく職人は心意気と腕があってのものなので、やっぱりカッコイイですね。 特に刀鍛冶の終わりはカッコ良かったですね。あと、左官屋の話しも好みでした。コアな内容もあって、そうゆうのを見たり聞いたりするのが好きなので、特にこの2作品が好きでしたが、続きがあるなら他の仕事も見てみたいですね。

    12
    投稿日: 2025.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやぁ〜〜〜〜〜学びたくなる!!!! 職人の技や表情、時代背景がとても繊細な描写で、 読んでいて「職人って凄いなぁ………」 とワクワクする気持ちになれる。 どれも技術あってこそで 一朝一夕ではできないからこそ、 その日々の努力を夢想すると 心が熱く踊って仕方がないッッ 他の職人さんのストーリーも 読んでみたいと感じる作品だった!

    0
    投稿日: 2025.04.26
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    江戸の桶、刀、紺屋、畳、左官の職人世界を描いた漫画。AIの発展でホワイトカラーが生きづらい時代になってきていると感じるが、こういう時代にこそ職人的な生き方が評価され、入職者が増えることが求められるのではないかと思った。

    0
    投稿日: 2025.03.22
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    淡々とした職人話。正直一巻のみでは物足りなすぎて!!!その後も気になるし、予告だけ見せられた感じで最初の数話は進んでいきます。もっとみたいもっと読みたい。次巻も出たらすぐ買うと思う。

    1
    投稿日: 2024.09.30
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    品川で晒し首 上手の雑ならまだしも下手のぞんざいは始末に負えんなあ 鏝ノリが良い上に塗ると鏝に土が残らねェ 無理くりしてみたところで道理に合うてへんぞ 手前の仕事が出来ん奴程下を見つけて虐めたがるもんや 傍目八目=第三者の方が物事の是非得失を当事者以上に判断出来るという事 腕折って二度と左官を名乗らせんようにせないかん 細部は職人の仕事でさァ

    0
    投稿日: 2024.09.04
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    いつの時代も職人ってかっこいいと思う 自分のこだわりを持ってとことん追求するところ 畳屋さんとか左岸屋さん、染め屋さんの仕事ってもしかすると江戸時代からさほど変わってないのでは?と思ってしまう 使う道具に変化はあっても技術面や仕上がり部分で変わってないように思うのは自分が職人じゃないから知らないだけか 漫画家さんもきっと職人なんだろうな

    0
    投稿日: 2024.08.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桶屋 刀自 藍屋 畳職人 花魁 左官 江戸の職人たちの仕事と迷いと成長と技術と物語 ○仕事を丁寧に取材されていて、お仕事本としても ○物語も抜群にいい

    6
    投稿日: 2024.08.08
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    最近めちゃめちゃ話題になっていて、絵もきれいそうだし、内容が江戸時代の「職人」をテーマにしているとのこと。本屋さんで何度も手に取り棚に戻しを繰り返して、結局買ってしまいました〜。 桶職人、刀鍛冶、紺屋(藍染職人)、畳刺し、左官の5つの職人さんたちの7つのお話。 予想以上の絵のうまさと描き込みで、職人さんたちの技の迫力が圧巻でした。匂いや温度、音まで感じられそうなほど。100年後を見据えた仕事にはただただ敬服するばかり。 職人さんごとのお話になっているので読みやすかったです。続きも楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    職人のお話なのに、予想外の迫力があった(暴力シーン含めて笑) 百年の品質を保証する仕事がかっこいい。この時代に生まれてたら、職人に憧れてたと思う。

    7
    投稿日: 2024.06.08
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    江戸職人の技と意地にひきこまれてしまう。 無口でただただひたすらに己の腕に全てを注ぎ込むような姿に圧倒された。 「桶職人」「刀鍛冶」「紺屋」「畳刺し」「左官」 このなかの畳刺し以外が、女であることにも驚いたのだが、そう感じさせない描写が凄いとしか言いようがない。 道具の音が聞こえてくるようで。 道具を持つ腕や手の表情に惚れ惚れする。 紺屋の手が藍色に染まっていることすら美しいとさえ感じる。 真剣な目に毎日が勝負だとすら思えてしまう。

    51
    投稿日: 2024.06.06
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    渋い…! こんなに丁寧に職人の仕事が 描かれているとは。 特に四話目の「畳刺し」の仕事。 古い畳表を剥いで 真新しいものに張り替えていく。 いぐさの匂いすら漂ってきそうな 絵の迫力がすごい! もちろん他の職人さんたち 桶職人に刀鍛冶、紺屋、左官も みな丁寧な仕事っぷりがよくわかる。 そのうえ職人たちの気持ちがうかがえる エピソードが加わってるから どの話もしっかり感情移入してしまいました。

    0
    投稿日: 2024.06.04
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    読みやすさ★★★★★ 学べる★★★★ 紹介したい★★★★★ 一気読み★★★ 読み返したい★★★★★ よくぞここまで江戸の職人の仕事を調べ上げて、コミックスとして世に出して下さいました。日本人としてお礼を言わなければならない。 まさに職人が見て学べと言わんばかり、1コマ1コマ、描写のディテールが細かいのだが、説明がほとんどない。あれは何?、並べ方にも意味があるのかな?と、なかなか読み進むことができない。 100年以上先を見据えた、職人の気質、気概、気迫が、息づかいまでが聞こえて来そうな素晴らしい作品。面白い!

    0
    投稿日: 2024.05.25
  • 日本漫画界の懐の深さ

    職人、しかも封建時代というかなりマニアックな作品ですが このような世界を伝えたい、という作者の情熱と それを後押しする出版社 まだまだ日本漫画界は大丈夫だなあと思わせられた作品です

    0
    投稿日: 2024.05.23
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     ごく稀ですが、琴線に触れビビッときた時だけコミックを登録しています。本作の内容紹介や表紙から想像し、エイッと購入したらまさにドンピシャ! 圧巻の描写に感嘆! 期待以上の傑作でした!  物語の舞台は江戸時代の「神田ごくら町」(架空の街)。著者曰く、現代でいう日本橋周辺で、町名由来は「落語」をもじったものだそう。  描かれるのは、江戸職人(桶屋、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官)による伝統の手仕事の技と意地、そしてその日常です。  一話完結の物語が、五編(七話)のオムニバス形式で収録され、堅過ぎず構えることなく読めます。  職人が魂を込め、ものづくりに向き合う姿。その様子を、江戸の街・仕事場を背景にして、虫の目・鳥の目、時に画角を変えながら詳細に描きます。  その迫力ある作画は、道具や製作過程を丁寧に描き、台詞がなくても雄弁に語り、観る者を捉えて離しません。作画の表現がこれだけ人の心を動かすものかと感心します。著者のこだわりと熱量がひしひしと伝わり、江戸の風が吹き、"粋"を感じました。  敢えての設定なのか、「畳刺し」を除けば職人が皆女性なのが意外でした。けれども、個性の書き分けがなされ、各話の味わいに変化をつけているようです。共通するのは、仕事に対するひたむきさ、生き様の美しさ・尊さでしょうか。輝いて見えます。  第28回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞  トーチwebで連載され、本作の続編(其の八「蔵人」)や「金沢職人ばなし」も読めます。それでも、紙の質感を感じながら、書籍として読みたいですねー。続編と他作品の発刊が待たれます。

    62
    投稿日: 2024.04.28
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    どのページも息を飲むほどのリアルさで、読んでいてゾクゾクが止まらなかった。 誇りを持って働く職人たちのかっこよさ、たまらない!

    8
    投稿日: 2024.04.28
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    味があって面白かった。どのストーリーも良かったけど、藍染職人の「紺屋」と「畳刺し」が特に好きです。あの、新しい畳に寝転ぶの、贅沢だよね。

    1
    投稿日: 2024.04.13
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    なんというか「お見事!」の一言! 登場してくる職人たちの素晴らしい技、それを細部まで描き切った作者さん! この日本の素晴らしい職人技が途絶えない事を強く願います。 続きが楽しみ。これはアニメ化かドラマ化かあるかもな〜。でもちゃちくはして欲しくない!

    1
    投稿日: 2024.03.16
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    江戸時代の、桶、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官それぞれの職人の短編話集 わたし自身も職人環境に身を置く立場なので、ものすごく刺さる漫画でした。 それもだけど漫画のコマのカメラアングルとか画力や丁寧さも見入ってしまう。 百年後のはなしとか出てきてましたが、わたしももしかしたら百年後にも残る仕事内容だから、万が一百年後のひとに見られることがあったら、「これいいなぁ」って思って貰える仕事をしたいなと思いました。 良い漫画……

    1
    投稿日: 2024.03.09
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    桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。5つの職人を描く。一つ一つは短いストーリーだが、道具や背景がとても細かく丁寧に描かれていて緊張感がある。職人の手元の描写に引き込まれる。どの職人も粋で格好良く、畳刺し以外は女性なのも良い。

    1
    投稿日: 2024.02.29
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    迫力におされ頁がめくれない。魂のこもった職人の世界を、魂をこめて漫画家が描く。 素晴らしい本に出会えてよかった。

    1
    投稿日: 2024.02.26
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    「2024このマンガがすごい第3位」に選ばれた漫画なのですが、江戸時代の職人を生き生きと描写しています。武士にスポットを当てる本はいくらでもありますが、江戸時代の職人、しかも事件とかではなく職人の仕事そのものを描いている作品は珍しいのではないでしょうか。絵も綺麗で匠の技がよく伝わってきます。畳職人、桶屋職人、左官職人などの仕事への拘りがかっこいいです。

    3
    投稿日: 2024.01.22
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    フリスタ漫画特集1位。このマンガ入賞で気になってたこともあり、それなら是非ってことで入手・読了。時代考証と書き込みが凄い。

    1
    投稿日: 2024.01.05
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    江戸時代の職人を主人公にしたその手仕事の技と矜恃を描いた連作短編シリーズ。 描かれる職人の手仕事の精緻さと漫画の丁寧な筆致がシンクロしてるのが良い。 初期の「コミック乱」での掲載時と現在の「トーチWeb」では微妙に絵柄変えてきてる?

    1
    投稿日: 2024.01.03
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    仕事帰りに近くの本屋にで試し読みがあったので、桶職人の段を読む。売り切れで再版中とあった。後日、入手。 先の桶職人の話から始まり、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、最後の左官の話は長め。じっくり読ませられた 女職人が主人公の話が多い。セリフが少なく、手仕事をじっくり見せる画がいい。 漫画家さんのことは知らない。ちょっと絵が粗いかなと思う。コマ割りや構図は上手いなと思う。このあと凄く上手くなるんじゃないかな。 なによりストーリーの立て方は、ある意味常道かなと思うけど、語り方が上手いと思う

    2
    投稿日: 2023.12.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    購入。 もう実店舗回ってもなくて、ネットの再入荷で購入。 (ないってわかると、なんだか欲しくなる(笑)) 江戸時代スキには堪らず。 楽しく読了。

    2
    投稿日: 2023.11.03
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    江戸時代の風俗習慣に興味がある者にとってはたまらない一冊。何と無く北斎の富嶽三十六景を思い起こす表紙につられて購入しましたが、良いものに出会えました。 淡々と進む短編も良かったけど、人の繋がりが描かれている中編は殊更好き。

    4
    投稿日: 2023.09.02