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方形の円 偽説・都市生成論
方形の円 偽説・都市生成論
ギョルゲ・ササルマン、住谷春也/東京創元社
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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    36個の架空の都市、その成り立ちとその消滅について書かれた最高すぎる本。都市の盛衰が必要最小限の文章で、無限の広がりを持って目の前に現れてくる驚きといったら、それはもうすごかった。文章だからこそ成り立つ視覚的な表現に脳がやられて、一つ一つの都市を読み終えるごとに休憩を挟まないと読んでられないくらい。 酉島伝法の解説もまた一つの愛に溢れた都市で、最後の最後で思わず涙ぐんでしまった。

    1
    投稿日: 2024.12.01
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    36の架空の都市の記録。面白かった。 現実でも本当は見つかってないだけで、あったら面白そうと思う都市もありました。 そのほとんどが滅んでいるけれど、廃墟だけでも。。 バラエティー豊かで、各々の都市を舞台に長編も書けそうでした。 高度な技術だな…と思う都市もあれば、都市だけど人が生活を営めないなと思う都市もありました。 人を辞めて住むのか。。 月の都の方向性が特殊で良かったです。 作者のあとがきも面白かったです。検閲の末、何十年も経てようやく完全版が出たのか。出版されてよかった…読める。。

    3
    投稿日: 2024.08.27
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    架空の都市を主題・主役に紹介・記述した掌編集。短篇とも呼びづらい短さであり、まるで辞書と小説の中間のようで、中には「これは小説ではない!」と受け入れられない人がいるだろうことも想像がつく。だがその知的好奇心を刺激して止まない内容は私にとって紛う事なき幻想文学であった。こういうの好き(笑)。

    0
    投稿日: 2024.07.30
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    作者が建築を勉強してる人なので、建物や都市の構造の説明が多く、僕には理解出来ない。 読んでも、イメージしずらい内容で入り込めなかった。

    0
    投稿日: 2024.07.06
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    ルーマニア出身の作家、ギョルゲ・ササルマンによる、空想都市をテーマにした36の掌編集。表紙と表題に惹かれ、手にすることに。 「多種多様な36の架空都市・建築・国家に関する短いエピソード集」といった内容。それぞれの題材1つで大作が出来そうなアイディアの宝庫で、フィクションの世界へ思いを馳せるには良かったが、一作品として物語を楽しむには少々物足りなかった。(掌編集なので仕方がないのだが。)また、本作が発表されるまでの紆余曲折が、本書に収録されている まえがき や あとがき に書かれているのだが、本編の内容に負けず劣らずなかなかに興味深いものであった。

    0
    投稿日: 2024.02.24
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    ほぼ1ヶ月かけて読んだ。毎夜寝る前、電車の中、休憩中、現れては立ち消える奇想の都市の様子を楽しんだ。掌編の長さでありながら緻密な文章が都市を気楽に通り過ぎることを許さない。それぞれ特徴は異なるものの、そこに住む人を苛む都市の厳しさや恐ろしさを描いていたような気がする。

    0
    投稿日: 2024.02.01