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ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~
ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~
養老 孟司/山と溪谷社
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総合評価

4件)
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    養老孟司のこういうところが好きだなーと改めて思った。彼の思考も言動も共感できるし尊敬する一方で、子供みたいで微笑ましくもあるところがなんとも言えず人間として魅力的な方だと思う。 いわゆる科学者である先生が、理屈ではないんだ、と言っていることに安心感を覚える。コスパやタイパを追い求める世の中への違和感や嫌悪感を抱えている自分のような人は多分大勢いると思うが、そういう人々に養老先生のような姿勢や思考は支持され歓迎されるだろう。

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    投稿日: 2024.10.06
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    アシナガバチに刺された養老先生の横で、アシナガバチの巣から、ハチノコを食べるラオスの人。日本人から見ると奇異に映るが、ラオスの人にとっては、それが日常なのだろう。

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    投稿日: 2024.04.04
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    虫好きで有名な養老さんのエッセイ。語り口から人柄が伝わってくる。そもそも虫に対峙したいのに、その時間を奪って執筆させることへの反感が微笑ましい。豊富な写真が収められていて、虫の不思議さやイメージを補ってくれる。虫好きの同好の士とのラオスでの採集の旅は現場を彷彿とさせる。藪から棒、ではないが、虫探しで藪をたたき、アシナガバチに刺された事件も、災難ではあるが、現地の人が巣の中にいる子を食べてしまうくだりには呆気に取られ、驚かされてしまう。現代は、何事にも理由を求めがちだが、理由がないものやその行為に価値観を与える考え方に、養老さんらしさがよく出ている。

    7
    投稿日: 2024.01.15
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    養老先生の本の中でも、だいぶ気楽に読みやすい本だった。 前半は養老先生の頭の中の考えが書き出されている感じで、良くも悪くも他の既刊本と似ている。 後半のラオス虫採り編は、虫採りでテンションが上がってしまってるのが読み手にも伝わってきて楽しい。ゾウムシの好き過ぎる感じが溢れている。 虫を捕まえて観察しているのに、他分野の知識がありすぎて、植物学や地質学や化学や地球の歴史にまで話が飛んでしまうのが、改めて養老先生のすごいところ。

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    投稿日: 2023.09.04