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映画みたいな、この恋を
映画みたいな、この恋を
いぬじゅん、飴村/集英社
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総合評価

5件)
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    「イレギュラーな四月」 映画の撮影がくる。 せっかく聖地になれるのであれば印象に残したいと思っても、それらが全て成功するかは別の話だもんな。 「五月とエキストラ」 役作りは大切だが。 偶然が重なった結果だったというのに、心配の言葉もかけずに嫌味ばかり口にするのはさすがに酷いだろう。 「六月のディスティニー (前編)」 次にバズった動画。 どれだけ注目される可能性があったとしても、プロでないのだから本人に無許可で出すのは間違ってるだろ。 「六月のディスティニー (後編)」 二人で話し合って。 こんな風に腹を割って想いを語る機会がなければ、気分が悪く互いに誤解したまま終演へと向かってただろ。 「エンドロールは七月に」 最後のシーンの前。 どれだけ打ち合わせをしていたとしても、その場に居合わせた人たちのことまで考えての脚本なのだろうな。

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    投稿日: 2024.12.15
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    映画のエキストラをきっかけに 色々物事が動き始めてワクワクした。 友情と恋、夢と現実、将来への不安......。 沢山の気持ちの変化とか 思うように行かない苛立ちとか 中高生ぐらいの子供と大人の間の 何となく宙ぶらりんな頃の気持ちが 懐かしいなぁと思いながら読んでました。 今でもこれからのこととか 考えないといけないことが沢山あって 何となく青春の心境と似てるような気がしてて まだ青春から抜けきれてないのか? って思うことはあるけどね。 映画の撮影地になってエキストラもするって まぁまぁ大きな出来事だと思ってるけど この出来事をきっかけに 将来のことを真剣に考えられるって 本当に良いきっかけになったんだろうなぁ。 今読んでるいぬじゅんさんの本でも 『おっ!!』って思うことが起きてて この本のある人が登場してるんだよね。 それについて追々語りたいから楽しみ。

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    投稿日: 2024.07.30
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    2人が最後の最後で結ばれてくれて良かった!ずっと拗らせてる2人の恋がザ・青春ってかんじがしてすごく読むのが楽しかった♪

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    投稿日: 2024.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高2の主人公実緒は田舎町に住む女の子。両親は離婚し、おばあちゃんと父と三人暮らし。 ある日、地元出身の監督が映画を撮るために街に撮影隊がやってくる。 地元を何とか盛り上げたい幼なじみの翔太、女優志望の親友果菜と、地元の人や撮影スタッフとのふれあいを通じて成長していく物語。 地元の田舎町が舞台で、ちょっと気になっていたから読んでみた。 若い子達が読むのには、子どもから大人に向かって成長していく姿や恋愛もあって、さらに読みやすくてよいと思う。 余談ですが、確かに方言はだら、だにだけど、案外ちゃんと言わなくて、他県から「ら族」って言われる程~ら?、~にって、ダを抜く事が多いので、ちょっとそこが違和感(笑)

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    投稿日: 2024.03.05
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    静岡県西部が舞台、ロマンチックな恋愛小説かと思ったらちゃんと映画の話だった。 2人が好き合ってるけど、一定の距離を保ってて、それでもお互いに相手を大切にしている所がよかった。

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    投稿日: 2024.03.01