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統合の終焉 EUの実像と論理
統合の終焉 EUの実像と論理
遠藤乾/岩波書店
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総合評価

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  • あいちゅうのアイコン
    あいちゅう
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    EU内部のダイナミズムに触れることができるという意味で、稀有な和書。 政治的プロセスは大変おもしろかった。

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    投稿日: 2020.04.03
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    おおきに!(smoneyb)
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    よく知っているけれど、よくわからない統治機構 EUについて、その成立から現在の状況までの詳細な経緯、歴史と思想についての解説書。膨大な資料に、お腹いっぱい。

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    投稿日: 2014.07.16
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    鯉のぼり
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    EUの統合は終わりつつあり、中では不協和音が生じつつあるが、それでもEUは機能している、何故か?というところから書かれた研究本。 EUの統合史がよくまとまっており、素人にもわかりやすかった。

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    投稿日: 2014.06.24
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    midorikko
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    出るのを心待ちにしていた本でした。読んでみて、改めて著者の力量に感じ入っています。 第1章が素晴らしい。EUの意味がここまで豊穣に語られるのも珍しい。第2-4章は、ストーリーテラーの才能を感じます。第5章はちょっと難しいけど、これがあるから6-7章がわかりやすい。8-10章は名論文で、読んでいて小気味よい。11-12章も考えさせられました。 EUについて考え抜かれた決定版というだけでなく、国際関係や政治を考察するうえでも避けて通れない本に仕上がっていると思いました。

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    投稿日: 2013.05.13
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    ちくい
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    欧州統合の研究書。歴史的、国際関係、政治体制、思想などの側面から多面的な欧州理解を試みており、これまでの欧州研究と一線を画している。 最終章の一節「日本におけるEU研究の隘路(①EU性善説、②統合現象叙述型、③米国理論直輸入型)」は、実務家としても思い当たる指摘も。 注釈や索引も充実(全体500ページ弱の約四分の一)しており、欧州債務問題をより深く理解する上で多くの示唆を与えてくれる。

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    投稿日: 2013.05.12