
ヒューマンケアブックス 専門家が親に教える 子どものネット・ゲーム依存問題解決ガイド
森山沙耶/学研
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログあらゆる依存症は、心理的、環境的要因が主で、本人の性格や意志の強さは関係ない。環境がそろえば誰でもなるとも言える。 学術的な研究では、1日4時間以上の利用をネット依存と定義している。 ゲームや動画、SNSは脳の報酬系に働きかけ、ドーパミン(快楽物質)が分泌される。 そして、脳の前頭前野(行動をコントロールするはたらき)は未成年のうちはまだ完成されておらず未熟。報酬を得るため、歯止めがきかなくなり、あっという間に依存症に陥ってしまう。 そのため、様子を見る、飽きるのを待つという、のんびりした対処法は危険。 親が一方的に決めたルールは、子供は従わず、隠れてスマホをやることも。大切なことはとことん話し合って、お互い納得できる落とし所を探ること。 ルールを破ったときに、一方的に取り上げるのは、信頼関係を損ねる。ルールを破った時どうするかを事前に決めておくこと。 また、子供自身の意思よりも環境がそうさせている可能性もある。子供がネット以外で夢中になれるものはないか親も子供の様子をちゃんと見ること。 子供に何かを伝えるときは、「youあなたは」ではなく、「I私は」を主語にして伝えること。
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ子どもが成長していくに連れて環境も変わり、今までやり方(ルール)では上手くいかなくなってきました。 子が時間を守れなくなり、注意の仕方やルールの再確認など、この本と一緒にみんなで話し合いました。 今までしっかりできていたのに魔が刺したのか、一度逸脱したら続くようになりました。早期の対応がよいとありますがその通りで、こちらが考えていたよりすんなり受け入れてくれましたと思います。
0投稿日: 2024.08.24
